JP2007331701A - 車両ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーキ制御用電子制御ユニットを構成するハウジングの外観形状を簡素なものとして製造性を向上する。
【解決手段】
ブレーキ制御用電子制御ユニット102は、電子回路が形成された回路基板103と、電磁切換弁2a〜2hに用いられるコイル5a〜5hを保持するコイルキャリア104がハウジング本体部4a内に収納されてなり、コイルキャリア104の一面が油圧ユニット101に接合されるよう、油圧ユニット101に挿通された取付ねじ18がコイルキャリア104に設けられたねじ止め用リブ15に螺合せしめられて、油圧ユニット101とブレーキ制御用電子制御ユニット102とが一体化されるものとなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両ブレーキ装置に係り、特に、構造の簡素化等を図ったものに関する。
従来、この種のブレーキ装置としては、油圧式のマスタシリンダとホイールシリンダを油圧配管などで接続し、複数の電磁切換弁を適宜設けると共に、ホイールシリンダからのブレーキ液をマスタシリンダへ戻すためのポンプ手段等を設け、先の電磁切換弁の動作を制御してブレーキ圧の制御等を行えるよう構成された油圧式のものが一般によく知られている。
かかるブレーキ装置においては、上述した電磁切換弁や油圧配管などは、油圧ブロックなどと称されるブロック状のハウジング部材に配設される一方、その油圧ブロックの一面上にマイクロコンピュータなどを中心として構成されるブレーキ制御用電子制御ユニットが搭載され、油圧ブロックに配設された電磁切換弁の駆動制御などが行われるような構成としたものが良く知られている(例えば、特許文献1等参照)。
ところで、上述の特許文献1に開示されたような車両ブレーキ装置において、ブレーキ制御用電子制御ユニットは、樹脂部材等の絶縁性部材からなるケーシング内に、回路基板や、電磁切換弁の電磁コイルを収納する複数のボビンなどが収納されて構成されたものとなっている。
そして、かかるブレーキ制御用電子制御ユニットと油圧ブロックは、ケーシングの外周部分の適宜な位置に突設されたねじ止め用のフランジ部分で、両者をねじ止めすることで、相互に組み付けられるものとなっている。
特表2002−508276号公報(第7−10頁、図1−図8)
しかしながら、上述の車両ブレーキ装置においては、ブレーキ制御用電子制御ユニットを構成するハウジングの外周部分にねじ止め用のフランジを突設する構造であるため、例えば、ハウジングを射出成形により製造する場合などにおいては、型抜きの容易性等の面で決して好ましいものではなく、製造性が十分ではなかった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、製造性の良好な車両ブレーキ装置を提供するものである。
本発明の他の目的は、ブレーキ制御用電子制御ユニットを構成するハウジングの外観形状を簡素なものとして製造性を向上することのできる車両ブレーキ装置を提供することにある。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係る車両ブレーキ装置は、
マスタシリンダとホイールシリンダ間におけるブレーキ液が流通せしめられる通路と、当該ブレーキ液の流通を切り換える少なくとも1つの電磁切換弁とを有してなる油圧ユニットと、前記油圧ユニットの電磁切換弁を駆動制御するブレーキ制御用電子制御ユニットとを具備してなる車両ブレーキ装置であって、
前記ブレーキ制御用電子制御ユニットは、電子回路が形成された回路基板と、前記電磁切換弁に用いられるコイルを保持するコイルキャリアがハウジング内に収納されてなり、
前記コイルキャリアの一面が前記油圧ユニットに接合されて、前記ブレーキ制御用電子制御ユニットと前記油圧ユニットが一体化されてなるものである。
かかる構成において、油圧ユニットには、コイルキャリアをねじ止めするためのねじが挿通されるねじ挿通孔が、コイルキャリアとの接合面にその一端が開口するように穿設され、
前記ねじは、前記油圧ユニットの前記コイルキャリアとの接合面側と反対側の面に開口する前記ねじ挿通孔の開口部側から挿通され、前記油圧ユニットの前記コイルキャリアとの接合面から突出した部位が、前記コイルキャリアに形成された螺合孔に螺合せしめられるようにすると好適である。
また、コイルキャリアは、磁性部材を用いてなり、電磁切換弁に用いられるコイルのヨークとしての機能を果たすようにしても好適である。
本発明によれば、ブレーキ制御用電子制御ユニット内に配設されたコイルキャリアに、油圧ユニット側からねじを螺合せしめられるような構成としたので、従来と異なり、ブレーキ制御用電子制御ユニットのハウジングの外周部部に油圧ユニットとのねじ止めのための部位を設ける必要がなくなるので、ハウジングの外面が形状が簡素になり、製造性を向上することができ、ひいては廉価な装置を提供することができるという効果を奏するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図3を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態における車両ブレーキ装置の構成例について、図1を参照しつつ説明する。
図1には、車両ブレーキ装置の主要部を構成する油圧ユニット101と、この油圧ユニット101の一面側に取着されるブレーキ制御用電子制御ユニット102の分解状態における全体斜視図が示されている。
本発明の実施の形態における車両ブレーキ装置は、図示は省略するが、マスタシリンダとホイールシリンダとが油圧配管により接続され、ブレーキ操作子、例えばブレーキハンドル、の操作に応じてマスタシリンダに生ずる油圧をホイールシリンダへ伝達せしめて、ホイールシリンダにおけるブレーキ力を得るよう構成された公知・周知の構成を有してなるいわゆる油圧式のブレーキ装置である。
油圧ユニット101は、上述のようなマスタシリンダとホイールシリンダを接続する油圧配管(図示せず)や、ブレーキ液の流れを制御するためにその配管途中に適宜設けられる複数の電磁切換弁2a〜2hなどが配設されたものである。
本発明の実施の形態における油圧ユニット101は、外観形状がほぼ直方体状に形成された油圧ハウジング1を有したものとなっている。かかる油圧ハウジング1には、その内部にブレーキ液を流通せしめるための油圧配管としての通路(図示せず)が形成されると共に、一部が油圧ハウジング1から突出するようにして電磁切換弁2a〜2hが配設されて油圧回路が構成されたものとなっている。
なお、この電磁切換弁2a〜2hの油圧ハウジング1から外部へ突出する部位は、良く知られているように後述するコイル5〜5hの中空部分に位置し、コイル5〜5hの励磁に応じてその軸方向で変位するものとなっている。
また、電磁切換弁2a〜2hが突出する面と反対側の面へは、モータ式の油圧ポンプ(図示せず)に用いられるモータ3が、その回転軸3aや接続端子3b,3cが油圧ハウジング1内へ挿入されるようにして組み付けられるものとなっている。
かかる油圧ユニット101には、電磁切換弁2a〜2hが突出する面側において、ブレーキ制御用電子制御ユニット102が後述するようにして取着されて、ブレーキ制御用電子制御ユニット102と油圧ユニット101は一体化されるものとなっている。
ブレーキ制御用電子制御ユニット102は、上述の電磁切換弁2a〜2hやモータ3等の動作制御を行い、いわゆる通常のブレーキ制御を実行する他、アンチロックブレーキ制御機能などを果たすものである。
本発明の実施の形態におけるブレーキ制御用電子制御ユニット102は、制御ユニット用ハウジング4を有し、その制御ユニット用ハウジング4内に、上述したような通常のブレーキ制御やアンチロックブレーキ制御などの動作制御のためのマイクロコンピュータ(図示せず)やインターフェイス回路(図示せず)、また、電磁切換弁2a〜2hの駆動のための回路などが設けられた回路基板103が設けられたものとなっている。
さらに、本発明の実施の形態における制御ユニット用ハウジング4内には、電磁切換弁2a〜2hのコイル5〜5hが収納、保持されるコイルキャリア104が先の回路基板103と共に収納されたものとなっている(詳細は後述)。
本発明の実施の形態における制御ユニット用ハウジング4は、ハウジング本体部4aと蓋体部4bとから構成されたものとなっており、ハウジング本体部4aは、その内部に先に述べた回路基板103やコイルキャリア104が配設可能に形成される一方、蓋体部4bは、ハウジング本体部4aの一方の開口部分を覆うように取着されるものとなっている。なお、このハウジング本体部4aと蓋体部4bのより詳細な構成については、次述するコイルキャリア104の構成と共に説明することとする。
図2には、本発明の実施の形態におけるコイルキャリア104を中心とした油圧ユニット101とブレーキ制御用電子制御ユニット102との相互の取付構造を示す縦断面図が、また、図3には、コイルキャリア104の全体斜視図が、それぞれ示されており、以下、これらの図を参照しつつ油圧ユニット101とブレーキ制御用電子制御ユニット102との取り付け構造等について詳述する。
まず、本発明の実施の形態における制御ユニット用ハウジング4を構成するハウジング本体部4aは、その全体の外観形状がほぼ直方体状をなし、対向する2つの面に開口部が形成されると共に、内部は後述するコイルキャリア104などが収納可能な収納空間として収納部6が形成されたものとなっている。この収納部6は、後述するコイルキャリア104が収納された際に、その内周壁との間に適宜な空間が確保される程度の大きさとなっている(図2参照)。
なお、上述したハウジング本体部4aの対向する2つの開口部には、後述するように回路基板103と、コイルキャリア104がそれぞれ開口部を閉鎖するように設けられたものとなっているため、図2においては、それぞれの開口部には符号の表記を省略している。
また、本発明の実施の形態におけるハウジング本体部4aは、その長手軸方向の一側部側にはコネクタ部7が延設されており、回路基板103と図示されない外部の装置との電気的接続に用いられるものとなっている(図1参照)。
また、蓋体部4bは、一つの開口を有した底浅の有底筒状に形成された全体外嵌形状が直方体状のものとなっており、その開口側の周縁部分8が、ハウジング本体部4aの一方の開口部分の周端面9に凹設された嵌合溝9aに嵌挿されてハウジング本体部4aの開口を覆うように構成されたものとなっている(図2参照)。なお、図1においては、図面を簡潔にし見易くするため、嵌合溝9aの図示は省略したものとなっている。
一方、本発明の実施の形態におけるコイルキャリア104は、その全体外観形状が大凡直方体状に形成される一方、その内部は、中空状態に形成されてコイル収納部11が設けられたものとなっている(図2及び図3参照)。このコイル収納部11には、電磁切換弁2a〜2hのそれぞれのコイル5〜5hが適宜な間隔で収納可能に構成されたものとなっており、特に、本発明の実施の形態においては、コイル5〜5hが、4づつ2列に収納、保持されるものとなっている(図2及び図3参照)。そして、コイル収納部11の高さ(図2において紙面上下方向)は、コイル5〜5hの軸方向の長さにほぼ一致したものとなっている。
かかるコイルキャリア104には、熱伝導率が良好で、且つ、透磁率の良好な磁性部材を用いるのが好適である。
本発明の実施の形態におけるコイルキャリア104は、上述のように熱伝導率が良好な部材を用いているため、コイル5〜5hへの通電により発生した熱の放熱促進を図ることができるものとなっている。その上、このコイルキャリア104は、上述のように良好な熱伝導率を有すると共に、透磁率の良好な磁性部材を用いているため、ヨークとして機能し、コイル5〜5hのインダクタンスを高めるものとなっている。すなわち、従来は、例えば、先に背景技術の説明において示した特許文献1に開示されているように、コイル毎に磁性部材からなる円環筒状のヨーク内に巻線を配した構造であったが、本発明の実施の形態におけるコイルキャリア104は、全体として、そのような従来のコイル毎のヨークを兼ねるものとなっている。
また、かかるコイルキャリア104の油圧ユニット101に接合されるユニット接合面12aと、回路基板103に対向する基板対向面12bには、コイル5〜5hの端面が臨まれる適宜な大きさの通孔13がそれぞれ穿設されている(図3参照)。なお、ユニット接合面12a側の通孔13は図示が省略されている。
本発明の実施の形態におけるコイル5〜5hは、磁性部材を用いて中空円筒状に形成されたボビン14を有してなるものであるが、通孔13は、それぞれのボビン14の中空部分(図示せず)に対応したものとなっている。
さらに、コイルキャリア104のユニット接合面12a側においては、後述するように油圧ユニット101とのねじ止めのためのねじ止め用リブ15が適宜な位置に外方へ突設されており、このねじ止め用リブ15には後述する取付ねじ18が螺合せしめられる螺子螺合孔15aが穿設されている(図3参照)。
またさらに、コイルキャリア104の側面の一つ、又は、必要に応じて複数の側面には、回路基板103の電子回路に用いられる放熱を必要とする電子部品、すなわち、具体的には、例えば、トランジスタ16が、その取付部16aでねじ止めされて接合されるものとなっている(図2参照)。なお、トランジスタ16とコイルキャリア104との間には、絶縁部材22が介在せしめられている。
すなわち、トランジスタ16は、その接続ピン16bがハウジング本体部4aの基板対向面12bの位置から回路基板103側へ突出して、回路基板103に接続できるようにコイルキャリア104にねじ止めされるものとなっている。このようなトランジスタ16は、従来、回路基板103に専用の放熱器(図示せず)と共に取り付けられるものであった。
そのため、従来は、回路基板103における他の電子部品の配置スペースを圧迫し、回路基板103における他の部品の配置を非常に余裕の無いものとしていたが、本発明の実施の形態のようにハウジング本体部4aを放熱器(又は放熱板)としてトランジスタ16を取り付けることで、回路基板103におけるこれまでの放熱器(又は放熱板)の配置スペースを他の電子部品の配置スペースに振り向けることが可能となり、余裕のある部品配置が実現できるものとなっている。
そして、コイルキャリア104は、トランジスタ16の放熱に通常用いられる放熱器(又は放熱板)などに比して、その放熱面積が大であり、しかも、本発明の実施の形態におけるコイルキャリア104は、熱伝導率の良好な部材を用いているため、従来に比して効率の良い放熱がなされるものとなっている。
一方、コイル5〜5hは、その軸方向の一方の端面側に外部の回路との電気的接続のための接続端子17が、それぞれ2本づつコイル5〜5hの軸方向に突出して設けられている。そして、コイル5〜5hがコイルキャリア104内に配設される際には、基板対向面12b側に各接続端子17が突出するように配設されるものとなっている。なお、コイルキャリア104と接続端子17の電気的絶縁のため、接続端子17が基板対向面12bを貫く部位には、絶縁部材17aが外嵌されている(図3参照)。
そして、上述したコイルキャリア104は、そのユニット接合面12aがハウジング本体部4aの一方の開口部側、すなわち、蓋体部4bが取着される側と反対側の開口部分に臨むようにハウジング本体部4aに収納されるものとなっている。
一方、本発明の実施の形態における油圧ユニット101の油圧ハウジング1には、取付ねじ18が挿通されるねじ挿通孔21が、コイルキャリア104との接合面側にその一端が開口するようにして、コイルキャリア104に形成されたねじ止め用リブ15に対応して複数穿設されて設けられている(図1及び図2参照)。このねじ挿通孔21の位置は、次述するようにコイルキャリア104を油圧ハウジング1に載置させた際に、コイルキャリア104に設けられているねじ止め用リブ15に対応する位置となるように設けられたものとなっている。
ハウジング本体部4aにコイルキャリア104が先に述べたように収納された際には、ハウジング本体部4aの一方の開口部は、コイルキャリア104のユニット接合面12aで覆われる状態となる(図2参照)。そして、かかる状態でハウジング本体部4aを、コイルキャリア104のユニット接合面12aが、油圧ユニット101の電磁切換弁2a〜2hが突出する側の面に接合するようにして油圧ユニット101に載置する。一方、取付ねじ18を、油圧ハウジング1のモータ3取着面側のねじ挿通孔21の開口部分からその内部へ挿通させ、その先端部分をコイルキャリア104に設けられたねじ止めリブ15の螺合孔15aに螺合せしめることによって、油圧ユニット101とブレーキ制御用電子制御ユニット102とが一体に組み付けられることとなる(図2参照)。
なお、ハウジング本体部4aとコイルキャリア104が油圧ユニット101に載置される際には、電磁切換弁2a〜2hの油圧ユニット101から突出した部位は、先に述べたように対応するボビン14の中空部分(図示せず)に遊嵌せしめられるものとなっている。
本発明の実施の形態における油圧ハウジング1には、上述のように、コイルキャリア104のユニット接合面12aが接合されるため、熱伝導率の良好な部材を用いると好適である。これによって、コイル5〜5hやトランジスタ16からコイルキャリア104に伝導した熱をコイルキャリア104のみならず、油圧ハウジング1によっても放熱せしめることが可能となる。
一方、回路基板103は、少なくともコイルキャリア104がハウジング本体部4a内に上述のようにして収納された後に、ハウジング本体部4aの他方の開口部分を覆うように、ハウジング本体部4aの開口部の周縁に形成された段部19に、回路基板103の対向する2つの端部が嵌め込まれてハウジング本体部4aに取着されるものとなっている(図2参照)。本発明の実施の形態においては、この状態において、コイルキャリア104と回路基板103との間には、適宜な空間が生ずるようにハウジング本体部4aの深さ方向(図2において紙面上下方向)の大きさが予め設定されたものとなっている。
なお、上述のように回路基板103をハウジング本体部4aに取着する際には、コイル5〜5hの各接続端子17やトランジスタ16の接続ピン16bが、回路基板103に形成された対応するスルホール(図示せず)に挿通され、その後、半田付けされて固着されるものとなっている。
なお、コイルキャリア104と油圧ユニット101との固定は、ねじに限定されるものではなく、リベット等の別の手段で接合するようにしても良い。また、コイルキャリア104の形状、構造は、上述した形状、構造に限定されるものではないことは勿論である。
本発明の実施の形態における車両ブレーキ装置の主要部をなす油圧ユニットとブレーキ制御用電子制御ユニットの分解状態における全体斜視図である。 油圧ユニットとブレーキ制御用電子制御ユニットとが相互に組み付けられた状態を示す縦断面図である。 ブレーキ制御用電子制御ユニット内に配設されるコイルキャリアの全体斜視図である。
符号の説明
1…油圧ハウジング
2a〜2h…電磁切換弁
4…制御ユニット用ハウジング
5a〜5h…コイル
18…取付ねじ
21…ねじ螺合孔
101…油圧ユニット
102…ブレーキ制御用電子制御ユニット
103…回路基板
104…コイルキャリア

Claims (3)

  1. マスタシリンダとホイールシリンダ間におけるブレーキ液が流通せしめられる通路と、当該ブレーキ液の流通を切り換える少なくとも1つの電磁切換弁とを有してなる油圧ユニットと、前記油圧ユニットの電磁切換弁を駆動制御するブレーキ制御用電子制御ユニットとを具備してなる車両ブレーキ装置であって、
    前記ブレーキ制御用電子制御ユニットは、電子回路が形成された回路基板と、前記電磁切換弁に用いられるコイルを保持するコイルキャリアがハウジング内に収納されてなり、
    前記コイルキャリアの一面が前記油圧ユニットに接合されて、前記ブレーキ制御用電子制御ユニットと前記油圧ユニットが一体化されてなることを特徴とする車両ブレーキ装置。
  2. 油圧ユニットには、コイルキャリアをねじ止めするためのねじが挿通されるねじ挿通孔が、コイルキャリアとの接合面にその一端が開口するように穿設され、
    前記ねじは、前記油圧ユニットの前記コイルキャリアとの接合面側と反対側の面に開口する前記ねじ挿通孔の開口部側から挿通され、前記油圧ユニットの前記コイルキャリアとの接合面から突出した部位が、前記コイルキャリアに形成された螺合孔に螺合せしめられてなることを特徴とする請求項1記載の車両ブレーキ装置。
  3. コイルキャリアは、磁性部材を用いてなり、電磁切換弁に用いられるコイルのヨークとしての機能を果たすことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両ブレーキ装置。
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