JP2007330610A - 照明システム - Google Patents
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Abstract
【課題】小型で操作性のよい照明システムを提供する。
【解決手段】この照明システムは、第1のNAを有する第1の照明光を供給された場合に最適に作動する第1の照明装置20aと、第1のNAよりも高い第2のNAを有する第2の照明光を供給された場合に最適に作動する第2の照明装置20bと、光源装置36に第1及び第2の照明装置20a,20bのいずれの照明装置が接続されたかを判別する判別部33と、光源装置36に設けられ、判別部33の判別結果に基いて、光源装置36から照明装置に供給される照明光を、光源装置36に第1の照明装置20aが接続された場合には第1の照明光に、光源装置36に第2の照明装置20bが接続された場合には第2の照明光に切り替える切替部49と、を有する。
【選択図】図3
【解決手段】この照明システムは、第1のNAを有する第1の照明光を供給された場合に最適に作動する第1の照明装置20aと、第1のNAよりも高い第2のNAを有する第2の照明光を供給された場合に最適に作動する第2の照明装置20bと、光源装置36に第1及び第2の照明装置20a,20bのいずれの照明装置が接続されたかを判別する判別部33と、光源装置36に設けられ、判別部33の判別結果に基いて、光源装置36から照明装置に供給される照明光を、光源装置36に第1の照明装置20aが接続された場合には第1の照明光に、光源装置36に第2の照明装置20bが接続された場合には第2の照明光に切り替える切替部49と、を有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、照明光を供給する光源装置と、光源装置から供給された照明光によって照明を行う照明装置と、を有する照明システムに関する。
内視鏡によって体腔内の観察を行う際には、光源装置からの照明光を内視鏡に挿通されているライトガイドによって内視鏡の基端側から先端側へと伝達し、内視鏡の先端部から観察対象へと照明光を照射して観察を行っている。
例えば、特許文献1の内視鏡では、体腔内に挿入される挿入部の基端部に操作部が連結されており、この操作部から、光源装置に接続される導光ケーブルが延出されている。導光ケーブルは操作部に対して着脱自在であり、導光ケーブルと操作部との接続部においてライトガイドが分割されることとなる。ここで、光源装置から供給される照明光のNA(開口数)が高いほど、観察対象に照射される照明光の配光性能は向上されるが、ライトガイドを伝達される際の損失率が増大して、観察対象に照射される照明光の光量が減少する。このため、特許文献1の内視鏡では、光源装置から導光ケーブルへとNAの低い照明光を供給して、導光ケーブルにおける照明光の損失率を低減させると共に、導光ケーブルと操作部との間のライトガイドの分割部にNA上昇用の光学部材を介設して、照明光のNAを上昇させて配光性能を確保している。
米国特許第4953937号明細書
特許文献1のような内視鏡に対しては、低NA照明光を生成する光源装置を用いることとなる。一方、NA上昇用の光学部材を有さない内視鏡には、高NA照明光を生成する光源装置を用いることとなる。このように、内視鏡毎に、当該内視鏡にとって最適な照明光を生成する光源装置を用いる必要があり、照明システムが大型化し、操作性も低下してしまう。
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、小型で操作性のよい照明システムを提供することである。
本発明の第1実施態様の照明システムは、供給された照明光によって照明を行い、第1のNAを有する第1の照明光を供給された場合に最適に作動する第1の照明装置と、供給された照明光によって照明を行い、前記第1のNAよりも高い第2のNAを有する第2の照明光を供給された場合に最適に作動する第2の照明装置と、前記第1及び第2の照明装置が選択的に接続され、接続された前記照明装置に照明光を供給する光源装置と、前記光源装置に前記第1及び第2の照明装置のいずれの照明装置が接続されたかを判別する判別部と、前記光源装置に設けられ、前記判別部の判別結果に基いて、前記光源装置から前記照明装置に供給される照明光を、前記光源装置に前記第1の照明装置が接続された場合には前記第1の照明光に、前記光源装置に前記第2の照明装置が接続された場合には前記第2の照明光に切り替える切替部と、を具備することを特徴とする。
本発明の第2実施態様の照明システムは、第1実施態様の照明システムにおいて、前記第1の照明装置は、前記第1の照明光を伝達する細長い第1の伝達部材を有し、前記第2の照明装置は、前記第1の伝達部材よりも短く、前記第2の照明光を伝達する細長い第2の伝達部材を有する、ことを特徴とする。
本発明の第3実施態様の照明システムは、第1実施態様の照明システムにおいて、前記第1の照明装置は、前記第1の照明光を伝達する細長い第1の伝達部材を有し、前記第2の照明装置は、前記第1の伝達部材よりも径が細く、前記第2の照明光を伝達する細長い第2の伝達部材を有する、ことを特徴とする。
本発明の第4実施態様の照明システムは、第1実施態様の照明システムにおいて、前記第1の照明装置は、入射された前記第1の照明光を伝達して出射する入射側伝達部材と、前記入射側伝達部材から出射された前記第1の照明光が入射され、入射された前記第1の照明光のNAを上昇させて第3のNAを有する第3の照明光として出射するNA上昇部と、前記NA上昇部から出射された第3の照明光が入射され、入射された前記第3の照明光を伝達して出射する出射側伝達部材と、を有する、ことを特徴とする。
本発明の第5実施態様の照明システムは、第1実施態様の照明システムにおいて、前記判別部は、前記第1及び第2の照明装置に夫々設けられ識別情報が記憶されている第1及び第2の記憶部と、前記光源装置に設けられ前記第1及び第2の記憶部の識別情報を読み取って識別を行うソフト的識別部と、を有する、ことを特徴とする。
本発明の第6実施態様の照明システムは、第1実施態様の照明システムにおいて、前記判別部は、前記第1及び第2の照明装置に夫々設けられ互いに異なる形状を有する第1及び第2の駆動部材と、前記光源装置に設けられ前記駆動部材によって作動され前記第1及び第2の駆動部材のいずれの駆動部材によって作動されるかに応じて互いに異なるモードで作動する応動部材と、前記光源装置に設けられ前記応動部材の作動モードに基いて識別を行う機械的識別部と、を有する、ことを特徴とする。
本発明の第7実施態様の照明システムは、第1実施態様の照明システムにおいて、前記判別部は、前記第1の照明装置に設けられている第1の電気回路と、前記第2の照明装置に設けられ前記第1の電気回路と異なる電気的性質を有する第2の電気回路と、前記光源装置に設けられ前記第1及び第2の電気回路の電気的性質を検知して識別を行う電気的識別部と、を有する、ことを特徴とする。
本発明の第1実施態様の照明システムでは、第1の照明装置が光源装置に接続された場合には、光源装置から第1の照明装置へと第1の照明光が供給され、第1の照明装置が最適に作動されると共に、第2の照明装置が光源装置に接続された場合には、光源装置から第2の照明装置へと第2の照明光が供給され、第2の照明装置が最適に作動される。このように、小型で操作性のよい照明システムが実現されている。
本発明の第2実施態様の照明システムでは、長い第1の伝達部材には、NAが低く損失率が低い第1の照明光を供給している。このため、第1の伝達部材が長いことによる光量の損失の増大が、第1の伝達部材における損失率が小さいことによる光量の損失の減少によって相殺されており、第1の照明装置から観察対象に照射される照明光について、充分な光量が確保されている。
本発明の第3実施態様の照明システムでは、径が細い第2の伝達部材には、NAが高く、第2の伝達部材の一端部に入射する際のスポット径が小さい第2の照明光を供給している。ここで、径が細い第2の伝達部材に、NAが低く、第2の伝達部材の一端部に入射する際のスポット径が大きい照明光が供給される場合には、第2の伝達部材の径よりもスポット径が大きくなって、第2の伝達部材の一端部に入射する際に照明光が損失される場合があるが、本実施態様では、かかる事態が防止されている。
本発明の第4実施態様の照明システムでは、入射側伝達部材ではNAが低く損失率の小さな第1の照明光が伝達されると共に、入射側伝達部材から出射側伝達部材へと伝達される際に照明光のNAが上昇されている。このため、第1の照明装置から観察対象に照射される照明光について、充分な光量と適切な配光特性が確保されている。
本発明の第5実施態様の照明システムでは、光源装置に第1及び第2の照明装置のいずれの照明装置が接続されたかを、識別情報を記憶する記憶部を用いてソフト的に判別している。このため、第1及び第2の記憶部として、ハード的には同一のものを用いることができ、製造コストを低減することが可能となっている。
本発明の第6実施態様の照明システムでは、光源装置に第1及び第2の照明装置のいずれの照明装置が接続されたかを、劣化しにくい駆動部材及び応動部材を用いて機械的に判別している。このため、本実施態様の照明システムでは判別機能の劣化が生じにくく、照明システムの耐性が向上されている。
本発明の第7実施態様の照明システムでは、光源装置に第1及び第2の照明装置のいずれの照明装置が接続されたかを、電気回路を用いて電気的に判別している。ここで、電気回路は、例えばソフト的な判別に用いられる記憶部と比較して劣化しにくく、本実施態様の照明システムでは判別機能の劣化が比較的生じにくくなっている。また、異なった電気的性質を有するように電気回路を製造することは、例えば機械的な判別において応動部材が異なったモードで作動するように駆動部材を製造することと比較して低コストで実現可能であり、本実施態様の照明システムでは製造コストが比較的低減されている。
以下、本発明の第1実施形態を図1乃至図4を参照して説明する。
図1及び図2を参照し、本実施形態の照明システムは、長短二種類の内視鏡20a,20bを有する内視鏡システムである。即ち、この内視鏡システムは、第1及び第2の照明装置としての長尺内視鏡20a及び短尺内視鏡20bを有する。これら長尺内視鏡20a及び短尺内視鏡20bは、夫々、体腔内に挿入される挿入部22a,22bを有しており、長尺内視鏡20aの長尺挿入部22aの全長は、短尺内視鏡20bの短尺挿入部22bの全長よりも長くなっている。このような、挿入部の比較的長い内視鏡としては、例えば、小腸用内視鏡がある。
長尺内視鏡20aの長尺挿入部22aは、先端構成部24、湾曲作動される湾曲部26、長尺な可撓管部28を先端側から順に連結することにより形成されている。長尺挿入部22aの基端部には、操作者に把持操作される操作部30が連結されている。この操作部30の基端部からユニバーサルケーブル32が延出されており、ユニバーサルケーブル32の基端部の長尺用光源コネクタ34aが光源装置36のレセプタクル38に着脱自在に接続されている。さらに、長尺用光源コネクタ34aから電気ケーブル40が延出されており、電気ケーブル40の延出端部の電気コネクタ42がビデオプロセッサ44に着脱自在に接続されている。ここで、光源装置36から長尺用光源コネクタ34aに供給された照明光は、長尺用光源コネクタ34aから先端構成部24まで延設されている第1の伝達部材としての長尺ライトガイド46aを介して、先端構成部24内の照明光学系に供給され、照明光学系から観察対象へと照射される。そして、観察象が先端構成部24内の撮像ユニットによって撮像され、画像信号が、撮像ユニットから電気コネクタ42まで延設されている伝送ケーブルを介して、ビデオプロセッサ44へと出力される。ビデオプロセッサ44は、入力された画像信号を処理して、モニター47に観察画像を表示させる。
短尺内視鏡20bの構成は、長尺内視鏡20aの構成と略同一である。但し、短尺内視鏡20bの短尺挿入部22bは、長尺内視鏡20aの長尺挿入部22aよりも短くなっており、短尺内視鏡20bの第2の伝達部材としての短尺ライトガイド46bは、長尺内視鏡20aの長尺ライトガイド46aよりも短くなっている。
ここで、一般に、照明光の伝達距離が長くなるほど、照明光の総伝達損失が増大することとなり、また、照明光のNAが高くなるほど、照明光の損失率が増大することとなる。このため、観察対象に照射される照明光について充分な光量を確保するためには、照明光の伝達距離が長い場合には、光源装置から照明装置に供給される照明光のNAを比較的低くして、損失率を抑えることが好ましい。
本実施形態では、長尺内視鏡20aにおける照明光の伝達距離は、短尺内視鏡20bにおける照明光の伝達距離よりも長くなっており、長尺内視鏡20aは、NAの比較的低い低NA照明光で最適に作動し、短尺内視鏡20bは、NAの比較的高い高NA照明光で最適に作動する。
図3を参照し、本実施形態の内視鏡システムは、光源装置36に長尺内視鏡20aと短尺内視鏡20bとのいずれの内視鏡が接続されたかを判別する判別部33を有する。
即ち、長尺内視鏡20aの長尺用光源コネクタ34aには、長尺内視鏡20aを識別するための識別情報が記録されている第1の記憶部としての長尺用IDチップ48aが内蔵されている。同様に、短尺内視鏡20bの短尺用光源コネクタ34bには、短尺内視鏡20bを識別するための識別情報が記録されている第2の記憶部としての短尺用IDチップ48bが内蔵されている。ここで、長尺内視鏡20aの長尺用IDチップ48aと短尺内視鏡20bの短尺用IDチップ48bとのハード的な構成は互いに同一である。長尺内視鏡20aの長尺用光源コネクタ34aあるいは短尺内視鏡20bの短尺用光源コネクタ34bが光源装置36のレセプタクル38に接続された場合には、長尺用IDチップ48aあるいは短尺用IDチップ48bの識別情報が光源装置36の識別部50によって読み取られる。識別部50は、読み取った識別情報から、接続された内視鏡が長尺内視鏡20aであるか短尺内視鏡20bであるかを識別する。
このように、本実施形態では、長尺用IDチップ48a、短尺用IDチップ48b、及び、識別部50によって、判別部33が形成されている。
また、光源装置36は、判別部33の判別結果に基いて、内視鏡に供給される照明光を低NA照明光と高NA照明光との間で切り替える切替部49を有する。
即ち、識別部50から制御部52へと識別信号が入力され、制御部52は入力された識別信号に基いて制御信号を駆動部54に出力する。ここで、光源装置36の光源ランプ56から出射された照明光は、レセプタクル38に接続された長尺用光源コネクタ34aあるいは短尺用光源コネクタ34bへと入射されるようになっており、照明光の光路軸W上には、駆動部54によって駆動されて照明光のNAを変化させる光学要素58が介設されている。
このように、本実施形態では、制御部52、駆動部54、光源ランプ56、光学要素58によって切替部49が形成されている。
図3及び図4を参照し、光学要素58及び駆動部54の具体的構成を説明する。
駆動部54は、自身の中心軸の軸周り方向に回転駆動自在に支持されている円筒状の鏡筒60を有する。この鏡筒60には環状のレンズ枠62が共軸に内挿されており、このレンズ枠62は鏡筒60に対して自身の中心軸方向に摺動自在である。レンズ枠62の内腔には、光学要素58として機能するレンズ64が組み付けられており、レンズ64の光軸は、鏡筒60及びレンズ枠62の中心軸と一致し、照明光の光路軸Wと一致している。そして、鏡筒60が回転駆動されることにより(図4中矢印B1参照)、鏡筒60のカム溝66とレンズ枠62のカムピン68とが相互作用して、レンズ枠62即ちレンズ64が照明光の光軸方向に進退され(図4中矢印B2参照)、照明光のNAが変化される。本実施形態では、レンズ64は、照明光を低NA照明光とする低NA位置と、高NA照明光とする高NA位置との間で切り替えられる。
次に、本実施形態の内視鏡システムの作用について説明する。
本実施形態の内視鏡システムでは、長尺内視鏡20a及び短尺内視鏡20bに対して共通の光源装置36を用いる。
長尺内視鏡20aを用いて体腔内の観察を行う場合には、長尺内視鏡20aの長尺用光源コネクタ34aを光源装置36に接続する。この結果、光源装置36の識別部50によって、長尺用光源コネクタ34aの長尺用IDチップ48aに記憶されている識別情報が読み取られ、光源装置36に接続されたのが長尺内視鏡20aであると識別される。識別部50の識別結果に基いて、制御部52によって駆動部54が制御され、レンズ64が低NA位置に位置決めされる。光源ランプ56から出射された照明光は、レンズ64によって低NA照明光となり、レセプタクル38に接続されている長尺用光源コネクタ34aの長尺ライトガイド46aの端部に入射される。長尺ライトガイド46aの端部に入射された低NA照明光は、長尺ライトガイド46aを介して、先端構成部24内の照明光学系まで伝達され、照明光学系から観察対象へと照射される。ここで、長尺内視鏡20aでは照明光の伝達距離が長くなっているが、損失率の低い低NA照明光が用いられるため、照明光が長尺ライトガイド46aを伝達される際の総伝達損失は小さくなっており、照明光学系から観察対象へと照射される照明光について充分な光量が確保される。このようにして、長尺内視鏡20aが最適に作動される。
一方、短尺内視鏡20bを用いて体腔内の観察を行う場合には、短尺内視鏡20bの短尺用光源コネクタ34bを光源装置36に接続する。長尺内視鏡20aの場合と同様に、光源装置36に接続されたのが短尺内視鏡20bであると識別され、レンズ64が高NA位置に位置決めされる。光源ランプ56から出射された照明光は、レンズ64によって高NA照明光となり、短尺ライトガイド46bの端部に入射される。そして、高NA照明光は、短尺ライトガイド46bを介して、先端構成部24内の照明光学系まで伝達され、照明光学系から観察対象へと照射される。ここで、短尺内視鏡20bでは損失率の高い高NA照明光が用いられているが、照明光の伝達距離が短くなっているため、照明光が短尺ライトガイド46bを伝達される際の総伝達損失は小さくなっており、長尺内視鏡20aと同様に充分な光量が確保される。このようにして、短尺内視鏡20bが最適に作動される。
従って、本実施形態の内視鏡システムは次の効果を奏する。
本実施形態の内視鏡システムでは、長尺内視鏡20aが光源装置36に接続された場合には、光源装置36から長尺内視鏡20aへと低NA照明光が供給され、長尺内視鏡20aが最適に作動されている。一方、短尺内視鏡20bが光源装置36に接続された場合には、光源装置36から短尺内視鏡20bへと高NA照明光が供給され、短尺内視鏡20bが最適に作動されている。このように、小型で操作性のよい内視鏡システムが実現されている。
特に、長尺内視鏡20aの比較的長い長尺ライトガイド46aには、NAが低く損失率が低い低NA照明光を供給している。このため、長尺ライトガイド46aが長いことによる光量の損失の増大が、長尺ライトガイド46aにおける損失率が小さいことによる光量の損失の減少によって相殺されており、長尺内視鏡20aから観察対象に照射される照明光について、充分な光量が確保されている。
また、光源装置36に長尺内視鏡20aと短尺内視鏡20bとのいずれの内視鏡が接続されたかを、識別情報を記憶する長尺用IDチップ48aと短尺用IDチップ48bとを用いてソフト的に判別している。このため、長尺用IDチップ48aと短尺用IDチップ48bとして、ハード的に同一のIDチップを用いることができ、製造コストを低減することが可能となっている。
なお、このようなソフト的判別では、識別すべき内視鏡が多数になった場合であっても、単にIDチップに異なる識別情報を書き込むことで対応することが可能であり、共通のIDチップを用いることができる。このため、製造コストを増大することなく、製品のラインナップの増大に対応することが可能である。
図5乃至6は、本発明の第2実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図5を参照し、本実施形態の照明システムは、太細二種類の内視鏡20c,20dを有する内視鏡システムである。即ち、この内視鏡システムは、第1及び第2の照明装置としての太径内視鏡20c及び細径内視鏡20dを有する。細径内視鏡20dの細径ライトガイド46dの径は太径内視鏡20cの太径ライトガイド46cの径よりも細くなっており、細径内視鏡20dの細径挿入部22dの径は太径内視鏡20cの太径挿入部22cの径よりも細くなっている。このような、挿入部の比較的細い内視鏡としては、例えば、気管、胆道、泌尿器、子宮、鼻咽喉用の内視鏡がある。
ここで、一般に、照明光のNAが低くなるほど、照明光がライトガイドの端部に入射する際のスポット径が増大し、ライトガイドの径よりもスポット径が大きい場合には、入射の際の照明光の損失が増大されることとなる。図6に、径φcのライトガイドに、NAの低い照明光Rlを入射する場合(スポット径φrl)と、NAの高い照明光Rhを入射する場合(スポット径φrh)と、を示す。観察対象に照射される照明光について充分な光量を確保するためには、ライトガイドの径が細い場合には、光源装置から照明装置に供給される照明光のNAを比較的高くして、照射の際の損失を抑えることが好ましい。
本実施形態では、細径内視鏡20dにおける細径ライトガイド46dの径は、太径内視鏡20cにおける太径ライトガイド46cの径よりも細くなっており、細径内視鏡20dは、NAの比較的高い高NA照明光で最適に作動し、太径内視鏡20cは、NAの比較的低い低NA照明光で最適に作動する。
図7を参照し、光源装置36に細径内視鏡20dと太径内視鏡20cとのいずれの内視鏡が接続されたかを判別する判別部33を説明する。
細径内視鏡20dの細径用光源コネクタ34dは、光源装置36に装着される略円筒状の細径用装着部70dを有する。この細径用装着部70dの基端部では、外径が増大されており、駆動部材としての突起部72が形成されている。一方、太径内視鏡20cの太径用光源コネクタ34cは、細径内視鏡20dの細径用装着部70dと同外径の略円筒状の太径用装着部70cを有し、太径内視鏡20cの太径用装着部70cには突起部72は形成されていない。光源装置36には、応動部材74が細径用光源コネクタ34d及び太径用光源コネクタ34cの挿入方向に移動自在に配設されており、応動部材74は、待機位置と挿入位置との間で切り替え可能である。なお、応動部材74は、図示しない弾性部材によって、待機位置に常時付勢されている。細径内視鏡20dの細径用光源コネクタ34dが光源装置36に接続された場合には、細径用装着部70dの突起部72によって応動部材74が待機位置から挿入方向に移動され(図7中L参照)、挿入位置に位置決めされる。一方、太径内視鏡20cの太径用光源コネクタ34cが光源装置36に接続された場合には、太径用装着部70cによっては応動部材74は移動されず、待機位置に位置決めされたままである。
そして、応動部材74には光センサ76の遮光板78が固定されており、応動部材74が挿入位置に位置決めされた場合には、光センサ76はONとなる。一方、応動部材74が待機位置に位置決めされている場合には、光センサ76はOFFである。光センサ76のON/OFF信号が識別部50に出力され、識別部50は、入力されたON/OFF信号に基いて、接続された内視鏡が細径内視鏡20dであるか太径内視鏡20cであるかを識別する。
このように、本実施形態では、太径用装着部70c、細径用装着部70d、及び、識別部50によって、判別部33が形成されている。
図8を参照し、本実施形態の切替部49を説明する。
駆動部54は、照明光の光路軸W上に介設されているターレット板80を有する。このターレット板80には、開口82と、照明光のNAを上昇させる光学要素として機能する透過膜83とが配設されている。そして、ターレット板80は、開口82が照明光の光路軸W上に配置される低NA位置と、透過膜83が照明光の光路軸W上に配置される高NA位置との間で切替可能である(図8中矢印D参照)。ターレット板80が低NA位置にある場合には、照明光は開口82を通過し、光源装置36から低NA照明光が供給されることとなる。一方、ターレット板80が高NA位置にある場合には、照明光は透過膜83を透過してNAを増大され、光源装置36から高NA照明光が供給されることとなる。
次に、本実施形態の内視鏡システムの作用について説明する。
太径内視鏡20cを用いて体腔内の観察を行う場合には、太径内視鏡20cの太径用光源コネクタ34cを光源装置36に接続する。光源装置36の応動部材74は待機位置に位置決めされたままであって、光学センサはOFFのままであり、識別部50によって、光源装置36に接続されたのが太径内視鏡20cであると識別される。識別部50の識別結果に基いて、ターレット板80が低NA位置に位置決めされ、低NA照明光が、光源装置36のレセプタクル38に接続されている太径用光源コネクタ34cの太径ライトガイド46cの端部に入射される。ここで、低NA照明光のスポット系は比較的大きくなっているが、太径ライトガイド46cの径は比較的太いので、照明光が太径ライトガイド46cの端部に入射する際の損失が比較的小さくなっており、照明光学系から観察対象へと照射される照明光について充分な光量が確保される。このようにして、太径内視鏡20cが最適に作動される。
一方、細径内視鏡20dを用いて体腔内の観察を行う場合には、細径内視鏡20dの細径用光源コネクタ34dを光源装置36に接続する。光源装置36の応動部材74は待機位置から移動されて挿入位置に位置決めされ、光学センサがONとなり、識別部50によって、光源装置36に接続されたのが細径内視鏡20dであると識別される。識別部50の識別結果に基いて、ターレット板80が高NA位置に位置決めされ、高NA照明光が、光源装置36のレセプタクル38に接続されている細径用光源コネクタ34dの細径ライトガイド46dの端部に入射される。ここで、細径ライトガイド46dの径は比較的細くなっているが、高NA照明光のスポット径は比較的小さいため、照明光が細径ライトガイド46dの端部に入射する際の損失が比較的小さくなっており、照明光学系から観察対象へと照射される照明光について充分な光量が確保される。このようにして、細径内視鏡20dが最適に作動される。
従って、本実施形態の内視鏡システムは次の効果を奏する。
本実施形態の内視鏡システムでは、細径内視鏡20dの比較的径が細い細径ライトガイド46dには、NAが大きく、細径ライトガイド46dの端部に入射する際のスポット径が小さい高NA照明光を供給している。ここで、比較的径が細い細径ライトガイド46dに、NAが低く、細径ライトガイド46dの端部に入射する際のスポット径が大きい照明光を供給する場合には、細径ライトガイド46dの径よりもスポット径が大きくなって、細径ライトガイド46dの端部に入射する際に照明光が損失される場合があるが、本実施形態では、かかる事態が防止されている。
また、光源装置36に太径内視鏡20cと細径内視鏡20dとのいずれの内視鏡が接続されたかを、劣化しにくい、太径用光源コネクタ34cの太径用装着部70c、細径用光源コネクタ34dの細径用装着部70d及び光源装置36の応動部材74を用いて機械的に判別している。このため、判別機能の劣化が生じにくく、内視鏡システムの耐性が向上されている。
図9乃至図14は、本発明の第3実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図9及び図10を参照し、本実施形態の照明システムは、第1及び第2の照明装置として、着脱自在な着脱挿入部22eを備える分割型内視鏡20eと、着脱不能な固定挿入部22fを備える一体型内視鏡20fと、を有する内視鏡システムである。
分割型内視鏡20eの分割型ライトガイド46eは、分割型用光源コネクタ34eから操作部30の先端部まで延びている入射側伝達部材としての入射側ライトガイド46gと、着脱挿入部22eの基端部から先端部まで延びている出射側伝達部材としての出射側ライトガイド46hとに分割されている。着脱挿入部22eの基端部には、入射側ライトガイド46gと出射側ライトガイド46hとの間に配置され、照明光のNAを上昇させるNA上昇部としての光学部材86が配設されている。このような光学部材86として、コニカルレンズ、コンジットレンズ、コンデンサレンズ等が用いられる。
ここで、分割型内視鏡20eは、NAの比較的低い低NA照明光で最適に作動する。即ち、上述したように、低NA照明光はライトガイドを伝達される際の損失率が低いため、分割型内視鏡20eに低NA照明光を供給した場合には、入射側ライトガイド46gで照明光の損失が小さくなり、観察対象に照射される照明光について充分な光量が確保される。加えて、光学部材86によって照明光のNAが増大されるため、観察対象に照射される照明光について良好な配光性能が確保される。一方、一体型内視鏡20fは、比較的NAの高い高NA照明光で最適に作動する。
図11乃至図13Bを参照して、光源装置36に分割型内視鏡20eと一体型内視鏡20fとのいずれの内視鏡が接続されたかを判別する判別部33を説明する。
図11及び図12Aを参照し、分割型内視鏡20eの分割型用光源コネクタ34eには、分割型用の一対の接点ピン88eが突設されている。分割型用の一対の接点ピン88eは、分割型用光源コネクタ34e内に埋設されている導線を介して互いに電気的に接続されており、分割型内視鏡20eの分割型用光源コネクタ34eには、通電可能な第1の電気回路としての導電回路90eが形成されている。
一方、図11及び図13Aを参照し、一体型内視鏡20fの一体型用光源コネクタ34fにも、一体型用の一対の接点ピン88fが突設されている。一体型用の一対の接点ピン88fは、互いに絶縁されており、一体型用光源コネクタ34fには、通電不能な第2の電気回路としての絶縁回路90fが形成されている。
そして、図12B及び図13Bを参照し、光源装置36に分割型用光源コネクタ34eあるいは一体型用光源コネクタ34fが接続された際には、光源装置36の識別部50は、一対の接点ピン88e,88f間が通電可能であるか通電不能であるかを検知して、光源装置36に接続されたのが分割型内視鏡20eであるか一体型内視鏡20fであるかを識別する。
このように、本実施形態では、導電回路90e、絶縁回路90f、識別部50によって、判別部33が形成されている。
図14を参照し、本実施形態の切替部49を説明する。本実施形態の切替部49では、光学要素及び光源ランプに代わって、高NA照明光及び低NA照明光を夫々生成する一対の光源ランプ56e,56fが用いられる。
切替部49の駆動部54のボールネジ92では、モータ94の出力軸に連結されているネジ軸96に、動力伝達部材98を介してランプ取付部材100が接続されている。このランプ取付部材100には、高NA照明光を生成する高NA光源ランプ56eと、低NA照明光を生成する低NA光源ランプ56fとが並設されており、ランプ取付部材100は、一対の位置決め部材102a,102bの一方の位置決め部材102aに当接された高NA位置と、他方の位置決め部材102bに当接された低NA位置との間で移動可能である(図14中矢印E参照)。即ち、ランプ取付部材100が高NA位置に位置決めされた場合には、高NA光源ランプ56eが光路軸W上に配置され、高NA光源ランプ56eからの高NA照明光が光源装置36から供給されることとなる。一方、ランプ取付部材100が低NA位置に位置決めされた場合には、低NA光源ランプ56fが光路軸W上に配置され、低NA光源ランプ56fからの低NA照明光が光源装置36から供給されることとなる。
次に、本実施形態の内視鏡システムの作用について説明する。
一体型内視鏡20fを用いて体腔内の観察を行う場合には、一体型内視鏡20fの一体型用光源コネクタ34fを光源装置36に接続する。この結果、識別部50によって、一対の接点ピン88f間が通電不能であることが検知され、光源装置36に接続されたのが一体型内視鏡20fであると識別される。識別部50の識別結果に基いて、ランプ取付部材100が高NA位置に位置決めされ、高NA照明光が、光源装置36のレセプタクル38に接続されている一体型用光源コネクタ34fの一体型ライトガイド46fの端部に入射される。ここで、一体型内視鏡20fには、照明光のNAを上昇させる光学部材86は配設されていないが、そもそも高NA照明光が光源装置36から一体型内視鏡20fへと供給されるため、照明光学系から観察対象へと照射される照明光について良好な配光特性が確保される。このようにして、一体型内視鏡20fが最適に作動される。
一方、分割型内視鏡20eを用いて体腔内の観察を行う場合には、分割型内視鏡20eの分割型用光源コネクタ34eを光源装置36に接続する。この結果、識別部50によって、一対の接点ピン88e間が通電可能であることが検知され、光源装置36に接続されたのが分割型内視鏡20eであると識別される。識別部50の識別結果に基いて、ランプ取付部材100が低NA位置に位置決めされ、低NA照明光が、光源装置36のレセプタクル38に接続されている分割型用光源コネクタ34eの入射側ライトガイド46gの端部に入射される。ここで、入射側ライトガイド46gでは低NA照明光が伝達されるため、照明光の損失が小さくなり、また、光学部材86によって照明光のNAが増大されて出射側ライトガイド46hへと入射されるため、観察対象に照射される照明光について、充分な光量と良好な配光性能とが確保される。このようにして、分割型内視鏡20eが最適に作動される。
従って、本実施形態の内視鏡システムは次の効果を奏する。
本実施形態の内視鏡システムでは、入射側ライトガイド46gではNAが小さく損失率の小さな低NA照明光が伝達されていると共に、入射側ライトガイド46gから出射側ライトガイド46hへと伝達される際に照明光のNAが増大されている。このため、分割型内視鏡20eから観察対象に照射される照明光について、充分な光量と適切な配光特性が確保されている。
また、光源装置36に分割型内視鏡20eと一体型内視鏡20fとのいずれの内視鏡が接続されたかを、導電回路90eと絶縁回路90fとを用いて電気的に判別している。ここで、導電回路90eと絶縁回路90fとは、例えばソフト的判別に用いられるIDチップと比較して劣化しにくく、この内視鏡システムでは判別機能の劣化が比較的生じにくくなっている。また、導電回路90eと絶縁回路90fとは、単に導線を配設するかしないかにより形成することができ、例えば機械的な判別において、応動部材74が異なったモードで作動するように各装着部70c,70dを異なった形状に形成することと比較して、低コストで形成可能である。このため、この内視鏡システムでは製造コストが比較的低減されている。
なお、このような電気的な判別では、識別すべき内視鏡が多数になった場合には、多数の内視鏡について、一対の接点ピン間の電気的特性、例えば抵抗値を夫々異なったものとし、これら電気的特性を検知することで識別を行うことが可能である。このようにして、製品のラインナップの増大に対応可能である。
20a;20c;20e…第1の照明装置、20b;20d;20f…第2の照明装置、36…光源装置、33…判別部、49…切替部。
Claims (10)
- 供給された照明光によって照明を行い、第1のNAを有する第1の照明光を供給された場合に最適に作動する第1の照明装置と、
供給された照明光によって照明を行い、前記第1のNAよりも高い第2のNAを有する第2の照明光を供給された場合に最適に作動する第2の照明装置と、
前記第1及び第2の照明装置が選択的に接続され、接続された前記照明装置に照明光を供給する光源装置と、
前記第1若しくは第2の照明装置又は前記光源装置に設けられ、前記光源装置に前記第1及び第2の照明装置のいずれの照明装置が接続されたかを判別する判別部と、
前記光源装置に設けられ、前記判別部の判別結果に基いて、前記光源装置から前記照明装置に供給される照明光を、前記光源装置に前記第1の照明装置が接続された場合には前記第1の照明光に、前記光源装置に前記第2の照明装置が接続された場合には前記第2の照明光に切り替える切替部と、
を具備することを特徴とする照明システム。 - 前記第1の照明装置は、前記第1の照明光を伝達する細長い第1の伝達部材を有し、
前記第2の照明装置は、前記第1の伝達部材よりも短く、前記第2の照明光を伝達する細長い第2の伝達部材を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。 - 前記第1の照明装置は、前記第1の照明光を伝達する細長い第1の伝達部材を有し、
前記第2の照明装置は、前記第1の伝達部材よりも径が細く、前記第2の照明光を伝達する細長い第2の伝達部材を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。 - 前記第1の照明装置は、入射された前記第1の照明光を伝達して出射する入射側伝達部材と、前記入射側伝達部材から出射された前記第1の照明光が入射され、入射された前記第1の照明光のNAを上昇させて第3のNAを有する第3の照明光として出射するNA上昇部と、前記NA上昇部から出射された第3の照明光が入射され、入射された前記第3の照明光を伝達して出射する出射側伝達部材と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。 - 前記判別部は、前記第1及び第2の照明装置に夫々設けられ識別情報が記憶されている第1及び第2の記憶部と、前記光源装置に設けられ前記第1及び第2の記憶部の識別情報を読み取って識別を行うソフト的識別部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。 - 前記判別部は、前記第1及び第2の照明装置に夫々設けられ互いに異なる形状を有する第1及び第2の駆動部材と、前記光源装置に設けられ前記駆動部材によって作動され前記第1及び第2の駆動部材のいずれの駆動部材によって作動されるかに応じて互いに異なるモードで作動する応動部材と、前記光源装置に設けられ前記応動部材の作動モードに基いて識別を行う機械的識別部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。 - 前記判別部は、前記第1の照明装置に設けられている第1の電気回路と、前記第2の照明装置に設けられ前記第1の電気回路と異なる電気的性質を有する第2の電気回路と、前記光源装置に設けられ前記第1及び第2の電気回路の電気的性質を検知して識別を行う電気的識別部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明システムの第1の照明装置。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明システムの第2の照明装置。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明システムの光源装置。
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2006
- 2006-06-16 JP JP2006167717A patent/JP2007330610A/ja active Pending
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