JP2007329095A - 放電点灯装置および照明器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】気密容器1内に封入されている放電ガスに電界を印加して放電プラズマを生成させるための一対の放電用電極2,2と、気密容器1内に配置され放電ガス中へ電子を供給可能な電子源10と、電子源駆動用電源6から電子源10へ駆動電圧を印加させるタイミングを制御するマイクロコンピュータなどからなる制御手段20とを備える。制御手段20は、主電源5から放電用電極2,2間に印加される周期波電圧(図1(b)参照)に同期する所定期間に電子源10へ駆動電圧を印加させて電子を放出させる(図1(c)参照)。気密容器1、一対の放電用電極2,2、電子源10などにより、照明器具用の放電ランプLaを構成する。
【選択図】図1
Description
本実施形態の放電点灯装置は、図1(a)に示すように、気密容器1内に封入されている放電ガス(例えば、Xeガスなど)に電界を印加して放電プラズマを生成させるための一対の放電用電極2,2と、気密容器1内に配置され放電プラズマ生成空間3へ電子を供給可能な電子源10と、電子源駆動用電源6から電子源10へ駆動電圧を印加させるタイミングを制御するマイクロコンピュータなどからなる制御手段20とを備えている。
本実施形態の放電点灯装置の基本構成は実施形態1と略同じであり、図7に示すように、電子源10の表面電極17が一方の放電用電極2を兼ねている点が相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の放電点灯装置の基本構成は実施形態1と略同じであり、図8に示すように、気密容器1内において当該気密容器1の長手方向に離間して対向配置される2つの電子源10を備え、各電子源10それぞれの表面電極17が放電用電極2を兼ねている点が相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の放電点灯装置の基本構成は実施形態1と略同じであり、図9(a),(b)に示すように、放電用電極2が、環状(図示例では、矩形環状)の形状に形成され、電子源10を囲むように配置されている点に特徴があり、他の構成は実施形態1と同じなので、図示および説明を省略する。
本実施形態の放電点灯装置の基本構成は実施形態1と略同じであり、図10に示すように、2つの電子源10が、対をなす放電用電極2,2間において各放電用電極2,2との距離が互いに異なる位置で放電用電極2,2の並設方向とは直交する方向(図10における上方向であり、気密容器1の径方向)へ電子を放出するように配置され、制御手段20(図1(a)参照)が、主電源5(図1(a)参照)から放電用電極2,2間に、電子源10に近い側の放電用電極2から遠い側の放電用電極2に向かって電子を加速する極性の電圧が印加される加速可能期間内に上記所定期間を設定するように構成されている点に特徴がある。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の放電点灯装置の基本構成は実施形態5と略同じであり、図11に示すように、各電子源10それぞれと対をなし放電プラズマ生成空間3を挟んで各電子源10と対向配置された2つの補助電極40を備え、制御手段20(図8(a)参照)が、補助電極40と電子源10との各対の間に電子源10の表面電極17に対して補助電極40を高電位側とする電圧を印加させる点に特徴がある。ここで、制御手段20は、上記加速可能期間内に、電子源10の表面電極17に対して補助電極40を高電位側とする電圧を補助電源(図示せず)から印加させる。なお、実施形態5と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
なお、補助電極40と電子源10との間に電圧を印加させるタイミングについては、対をなす電子源10へ駆動電圧が印加されるタイミングと同期させることにより、放電点灯装置全体としての低消費電力化を図れる。なお、電子源10と補助電極40との対は2対に限らず、1対でもよいし、3対以上でもよい。
本実施形態の放電点灯装置の基本構成は実施形態1と略同じであり、図12に示すように、放電プラズマのイオンから電子源10を保護し且つ電子源10から放出された電子が通過可能な複数の開口部31を有する保護カバー30を設けてある点に特徴があり、電子源10が放電プラズマのイオンの衝突によってダメージを受けるのを防止することができる。なお、他の構成は実施形態1と同じなので図示および説明を省略する。
2 放電用電極
3 放電プラズマ生成空間
5 主電源
6 電子源駆動用電源
10 電子源(弾道電子面放出型電子源)
15 下部電極
16 強電界ドリフト層
17 表面電極
20 制御手段
40 補助電極
63 シリコン微結晶(半導体微結晶)
64 シリコン酸化膜(絶縁膜)
La 放電ランプ
Claims (13)
- 気密容器内に封入されている放電ガスに電界を印加して放電プラズマを生成させるための少なくとも一対の放電用電極と、気密容器内に配置され放電ガス中へ電子を供給可能な電子源と、電子源駆動用電源から電子源へ駆動電圧を印加させるタイミングを制御する制御手段とを備え、制御手段は、対をなす放電用電極間に印加される周期波電圧に同期する所定期間に電子源へ駆動電圧を印加させることを特徴とする放電点灯装置。
- 制御手段は、放電用電極間に所定極性の電圧の印加が開始される時点よりも、電子源から放出された電子が放電ガスの分子あるいは原子と衝突するまでの平均衝突時間だけ前の基準時点の後の第1の時点から、所定極性の電圧の印加が終了する第2の時点までの基準期間内に所定期間を設定することを特徴とする請求項1記載の放電点灯装置。
- 制御手段は、放電用電極間に所定極性の電圧の印加が開始される時点よりも、電子源から放出された電子が放電ガスの分子あるいは原子と衝突するまでの平均衝突時間だけ前の基準時点の後の第1の時点から、所定極性の電圧がピーク値となる第2の時点までの基準期間内に所定期間を設定することを特徴とする請求項1記載の放電点灯装置。
- 制御手段は、放電用電極間に所定極性の電圧の印加が開始される基準時点よりも後の第1の時点から、所定極性の電圧がピーク値となる第2の時点までの期間を所定期間として設定するようにし、第1の時点を、電子源から放出された電子が放電ガスの分子あるいは原子と衝突するまでの平均衝突時間だけ第2の時点よりも前に設定することを特徴とする請求項1記載の放電点灯装置。
- 周期波電圧が直流電圧であり、電子源が一対の放電用電極のうち周期波電圧の印加時に低電位側となる放電用電極の近傍に配置され、制御手段は、放電用電極間に電子源からの電子を加速する極性の電圧が印加される加速可能期間内に所定期間を設定することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の放電点灯装置。
- 周期波電圧が交流電圧であり、電子源が一対の放電用電極の少なくとも一方側に配置され、制御手段は、放電用電極間に電子源からの電子を加速する極性の電圧が印加される加速可能期間内に所定期間を設定することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の放電点灯装置。
- 電子源が放電用電極を兼ねていることを特徴とする請求項5または請求項6記載の放電点灯装置。
- 放電用電極のうち電子源の近傍に配置するものは、環状の形状に形成され電子源を囲むように配置されてなることを特徴とする請求項5または請求項6記載の放電点灯装置。
- 電子源は、対をなす放電用電極間において各放電用電極との距離が互いに異なる位置で放電用電極の並設方向とは直交する方向へ電子を放出するように配置され、制御手段は、電子源に近い側の放電用電極から遠い側の放電用電極に向かって電子を加速する極性の電圧が印加される加速可能期間内に所定期間を設定することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の放電点灯装置。
- 対をなす放電用電極間の放電プラズマ生成空間を挟んで電子源と対向配置された補助電極を備え、制御手段は、補助電極と電子源との間に電子源に対して補助電極を高電位側とする電圧を印加させることを特徴とする請求項9記載の放電点灯装置。
- 制御手段は、加速可能期間内に、補助電極と電子源との間に補助電極を高電位側とする電圧を印加させることを特徴とする請求項10記載の放電点灯装置。
- 前記電子源は、下部電極と、下部電極に対向した表面電極と、下部電極と表面電極との間に介在しナノメータオーダの多数の半導体微結晶および各半導体微結晶それぞれの表面に形成され半導体微結晶の結晶粒径よりも小さな膜厚の多数の絶縁膜を有する強電界ドリフト層とを備えた弾道電子面放出型電子源からなることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の放電点灯装置。
- 請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載の放電点灯装置を備えてなることを特徴とする照明器具。
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2006
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