JP2007328282A - 印刷部品、光学機器、及び電子機器 - Google Patents

印刷部品、光学機器、及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007328282A
JP2007328282A JP2006161259A JP2006161259A JP2007328282A JP 2007328282 A JP2007328282 A JP 2007328282A JP 2006161259 A JP2006161259 A JP 2006161259A JP 2006161259 A JP2006161259 A JP 2006161259A JP 2007328282 A JP2007328282 A JP 2007328282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
printed
printing surface
ink
boundary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006161259A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007328282A5 (ja
Inventor
Atsushi Nishioka
淳 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2006161259A priority Critical patent/JP2007328282A/ja
Publication of JP2007328282A publication Critical patent/JP2007328282A/ja
Publication of JP2007328282A5 publication Critical patent/JP2007328282A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)

Abstract

【課題】製造コストの高騰を招来することなく、必要範囲に印刷を確実に行え、高級感のある自由な意匠を得ること。
【解決手段】印刷面2bの外周囲と、斜面に形成してある非印刷面2cとの境界に、境界面4が形成してある。この境界面4は、インクがかかってもよく且つあまり目立たない緩衝領域である。境界面4は、小さく且つ微小な凸部状に形成した面、段差状に形成した面、又は、印刷面2bに対して略90°に形成した面である。印刷面2bには、タンポ印刷によって、インクが乗せられて印刷される。境界面4には、インク層5のインクが途中までかかっている。これにより、印刷面2bでは、印刷ズレによる印刷無し部分を残すことなく、また、非印刷面2cには、不要なインクが付着することがない。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷外観面を有する操作部材や外観装飾部材を作製する場合に於ける印刷部品に関し、当該印刷部品を備えた光学機器及び電子機器に関する。
従来、印刷外観面を有する操作部材や外観装飾部材を作製する場合、金属やプラスチックで成形加工された部材に、タンポ印刷やスクリーン印刷を用いて、文字や表示マーク等を印刷する方法が一般的である。
特許文献1では、操作釦を透明樹脂で成形し、その裏面に文字等の印刷を行い表示部としたものがある。
特開平11−219120号公報
従来からの印刷方式は、平坦面上に文字等ポジを印刷することを主目的としている。一方、被印刷物に対して、印刷版の位置ずれは、ある程度許容しなくてはならない。
例えば、面全体印刷で白抜き文字等のネガ意匠では、印刷面端面と被印刷物の外形とのずれにより、本来印刷したい面にインクが乗らず、側面などの印刷不要な面にインクがはみ出す等の不具合が起きる。
位置ずれの問題を解決する為には、印刷治工具の位置決め精度を上げ、印刷版との位置関係も高精度に保つ高価な設備が必要である。精度を確保する為に一度に多数の印刷を同時に出来ないこと、マスキングを行い必要面のみに印刷するなど、コスト的にも不利となっていた。印刷ずれを目立たなくする手段のーつとして、印刷版を被印刷部材の印刷範囲より小さくすることが必要となるので、被印刷部材端面までをカバーした意匠が得られない。また、はみ出しを許容して、側面にインクが付くと、著しく高級感を損ねる為、側面を別部材で隠す、マスキングを行う、など自由なデザインが得られないとともに、コスト高になる、という不都合があった。
また、操作部材の裏面に全面印刷を行ったものでは、その裏面印刷面の周辺部は、印刷範囲を外径より小さくするか、又は、大きい印刷版を使用して側面までインクのかかりを許容するか、といった印刷範囲のデザイン的な制約がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、製造コストの高騰を招来することなく、必要範囲に印刷を確実に行え、高級感のある自由な意匠を得ることができる、印刷部品、光学機器、及び電子機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、
印刷が施されていない第1の部分と、前記第1の部分の一面上において前記一面と交差する方向に備えられた側面と、外縁が前記側面に囲まれている印刷面とを含む本体部と、
前記印刷面に備えられた塗料とを含むことを特徴とする印刷部品を提供する。
本発明はまた、上記印刷部品を備えた光学機器および電子機器をも提供する。
本発明によれば、製造コストの高騰を招来することなく、必要範囲に印刷を確実に行え、高級感のある自由な意匠を得ることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るカメラの正面図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。
図1に示すように、カメラ本体1には、銘板2が装着してある。図2に示すように、銘板2は、部品として完成した後、両面テープ3により、カメラ本体1の凹部1aに貼着してある。
銘板2は、材料にプラスチックを使用して、射出成形によって作製してある。銘板2は、その正面側に、凹状の文字を掘削した文字凹部2aが形成してあり、抜き勾配を持ち、正面から見て文字に見えるように構成してある。文字凹部2aの周囲に、略円形状の印刷面2bが形成してある。印刷面2bは、略単一面の平面又は曲面であればよい。
文字凹部2aと、印刷面2bとの両方の面には、印刷前の工程において、メッキ、蒸着塗装、又は、着色塗装が予め施してある。
本実施の形態では、印刷面2bの外周囲と、斜面に形成してある非印刷面2cとの境界に、境界面4が形成してある。
この境界面4は、後述するように、インクがかかってもよく且つあまり目立たない、いわば緩衝領域である。境界面4は、小さく且つ微小な凸部状に形成した面、段差状に形成した面、又は、印刷面2bに対して略90°に形成した面であり、非印刷面2cにつながっている。
境界面4の幅又は高さは、カメラ等においては、0.1〜0.3mmに設定してあり、好適には、0.2mmである。別言すれば、境界面4の長さをaとしたとき、0.1mm≦a≦0.3mmである。
境界面4に隣接する非印刷面2cは、鏡面の意匠が施してあり、斜面だけでなく、円弧状面、又は、直線状に形成した面であってもよい。
本実施の形態では、略円形状の印刷面2b(図1で多数の点を付した部分)には、タンポ印刷によって、インクが乗せられて印刷される。図2で、符号5は、印刷されたインク層である。なお、タンポ印刷に代えて、スクリーン印刷であってもよい。
このように、境界面4には、インク層5のインクが途中までかかっている。これにより、印刷面2bでは、印刷ズレによる印刷無し部分を残すことなく、また、非印刷面2cには、不要なインクが付着することがない。
従って、製造コストの高騰を招来することなく、印刷面2bの必要範囲に印刷を確実に行え、高級感のある自由な意匠を得ることができる。
図3は、図1に示した操作部材の断面図である。カメラの情報設定を行う操作部材10は、カメラ本体1に回転可能に設けてある。
操作部材10は、外側面にローレット加工を施したローレット部11と、このローレット部11に両面テープ13により貼着した透明の表示部12と、からなる。
透明の表示部12は、材料に透明プラスチックを使用し、射出成形によって作製してある。裏面の印刷面12bに先に文字印刷を施し、透明プラスチックを通して文字が見え、面印刷によって固定部材である両面テープ13を隠す役割も果たしている。他にも、非図示の貼付け工程位置決め指標などを隠す役割を持たせることも可能である。平面で構成される印刷面12bは、表示部12の外径よりも小さくしてある。
表示部12の外周囲は、階段状に形成してあり、境界面14と、非印刷面12cとが略90°に形成してある。
境界面14は、小さく且つ微小な凸部状に形成した面、段差状に形成した面、又は、印刷面12bに対して略90°に形成した面であり、非印刷面12cにつながっている。境界面14の幅(凸部状の面の高さ)は、カメラ等においては、0.1〜0.3mmに設定してあり、好適には、0.2mmである。
本実施の形態では、印刷面12bには、タンポ印刷によって、インクが乗せられて印刷される。図3で、符号15は、印刷されたインク層である。
このように、境界面14には、インク層15のインクが途中までかかっている。これにより、印刷面12bでは、印刷ズレによる印刷無し部分を残すことなく、また、非印刷面12cには、不要なインクが付着することがない。
従って、製造コストの高騰を招来することなく、印刷面12bの必要範囲に印刷を確実に行え、高級感のある自由な意匠を得ることができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。例えば、実施の形態では、カメラの銘板と表示部を印刷部品としているが、これに限定されず、携帯電話、固定電話、オーディオ機器等の光学機器や電子機器であってもよく、印刷部品としては、押しボタンや表示窓等であってもよい。
本発明の実施の形態に係るカメラの正面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図1に示した操作部材の断面図である。
符号の説明
2b,12b…印刷面、2c,12c…非印刷面(第1の部分)、4,14…境界面(側面)

Claims (9)

  1. 印刷が施されていない第1の部分と、前記第1の部分の一面上において前記一面と交差する方向に備えられた側面と、外縁が前記側面に囲まれている印刷面とを含む本体部と、
    前記印刷面に備えられた塗料とを含むことを特徴とする印刷部品。
  2. 請求項1に記載された印刷部品であって、
    前記印刷面の前記外縁の少なくとも一部には、前記塗料が備えられていることを特徴とする印刷部品。
  3. 請求項1又は2に記載された印刷部品であって、
    前記印刷面は、平面又は曲面であることを特徴とする印刷部品。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載された印刷部品であって、
    前記印刷面と前記側面とは、略直交していることを特徴とする印刷部品。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1項に記載された印刷部品であって、
    前記印刷面には、凹溝が形成されていることを特徴とする印刷部品。
  6. 請求項1から請求項5までの何れか1項に記載された印刷部品であって、
    前記一面から前記印刷面に至る前記側面の長さをaとしたとき、
    0.1mm≦ a ≦0.3mm
    であることを特徴とする印刷部品。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか1項に記載された印刷部品であって、
    前記第1の部分には、メッキが施されていることを特徴とする印刷部品。
  8. 請求項1から請求項7までの何れか1項に記載された印刷部品を備えたことを特徴とする光学機器。
  9. 請求項1から請求項7までの何れか1項に記載された印刷部品を備えたことを特徴とする電子機器。
JP2006161259A 2006-06-09 2006-06-09 印刷部品、光学機器、及び電子機器 Pending JP2007328282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006161259A JP2007328282A (ja) 2006-06-09 2006-06-09 印刷部品、光学機器、及び電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006161259A JP2007328282A (ja) 2006-06-09 2006-06-09 印刷部品、光学機器、及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007328282A true JP2007328282A (ja) 2007-12-20
JP2007328282A5 JP2007328282A5 (ja) 2009-07-23

Family

ID=38928767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006161259A Pending JP2007328282A (ja) 2006-06-09 2006-06-09 印刷部品、光学機器、及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007328282A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS594574U (ja) * 1982-06-29 1984-01-12 松下電器産業株式会社 裏面ベタ印刷透明板
JPS6272507U (ja) * 1985-10-25 1987-05-09
JPH0234384A (ja) * 1988-07-26 1990-02-05 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 印刷された発泡樹脂成形品およびその製造方法
JPH02217282A (ja) * 1988-09-16 1990-08-30 Tokyo Tokushu Insatsu Kogyo Kk 波板の凸部への塗膜形成方法
JPH11352893A (ja) * 1998-06-03 1999-12-24 Jetto Kk 銘板の製造方法及び銘板

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS594574U (ja) * 1982-06-29 1984-01-12 松下電器産業株式会社 裏面ベタ印刷透明板
JPS6272507U (ja) * 1985-10-25 1987-05-09
JPH0234384A (ja) * 1988-07-26 1990-02-05 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 印刷された発泡樹脂成形品およびその製造方法
JPH02217282A (ja) * 1988-09-16 1990-08-30 Tokyo Tokushu Insatsu Kogyo Kk 波板の凸部への塗膜形成方法
JPH11352893A (ja) * 1998-06-03 1999-12-24 Jetto Kk 銘板の製造方法及び銘板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101236850B (zh) 薄形键盘制作方法及其结构
WO2006057198A1 (ja) 加飾成形品とその製造方法
JP3204951B2 (ja) キーシート及びその製造方法
JP2008134164A (ja) パネル
US20070019395A1 (en) Electronic device
JP2004087844A (ja) 外観保護ケース及び外観保護ケース組立体
JP4306371B2 (ja) モバイル機器用キーユニット
US7347619B2 (en) Watch assembly having a dial integrally formed in the watch-glass
CN101832627A (zh) 一种空调室内机的面板及其生产方法
JP2012182108A (ja) キーパッド構造およびキーパッド構造の製造方法
JP2003260924A (ja) インジケータ構造
JP2001146096A (ja) フィルム付着体およびそのフィルム付着体の製造方法
JP2007328282A (ja) 印刷部品、光学機器、及び電子機器
WO2011101933A1 (ja) 表示画面保護シート用立体印刷画像の制作方法およびそのシート
CN1325281C (zh) 生产模制组件的方法
KR101511524B1 (ko) 로고 라벨 제조 방법
JP4964276B2 (ja) 装飾体、装飾体の製造方法
KR100502845B1 (ko) 키패드 제조방법 및 이 제조방법을 통해 제조된 키패드
TWI355671B (en) Method for manufacturing thin keyboard assembly an
JP4685440B2 (ja) キートップ、キーシート、及び押釦装置
JP2011156847A (ja) ワーク表面装飾方法及びワーク表面装飾システム
CN101246654B (zh) 形成立体效果的标志的方法
JP4867237B2 (ja) エレベータの操作表示装置
JP4805535B2 (ja) 印刷ずれ補償方法
KR200245790Y1 (ko) 폴더형 휴대폰의 커버

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090513

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120514

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120605