JP2007327423A - 燃料油改良装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃焼効率の更なる向上が図れる燃料油改良装置を提供する。
【解決手段】黒体放射体14と、複数個の電磁波通過穴17が形成され黒体放射体14より放射される電磁波を一定の波長に収束させる電磁波収束体15とからなる電磁波発生体12の複数個をケース11に直線状に配置して樹脂13で一体化させて電磁波発生体ユニット10を形成し、電磁波発生体ユニット10を燃料油パイプ1を挟んで両側に電磁波収束体15が燃料油パイプ1側になるように2個一対を複数組固定し、電磁波発生体ユニット10が取付けられた燃料油パイプ1を円筒21内に配置し、円筒21内に樹脂22を充填して一体化させてなる。
【選択図】 図1
【解決手段】黒体放射体14と、複数個の電磁波通過穴17が形成され黒体放射体14より放射される電磁波を一定の波長に収束させる電磁波収束体15とからなる電磁波発生体12の複数個をケース11に直線状に配置して樹脂13で一体化させて電磁波発生体ユニット10を形成し、電磁波発生体ユニット10を燃料油パイプ1を挟んで両側に電磁波収束体15が燃料油パイプ1側になるように2個一対を複数組固定し、電磁波発生体ユニット10が取付けられた燃料油パイプ1を円筒21内に配置し、円筒21内に樹脂22を充填して一体化させてなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、軽油や重油等の燃焼効率の向上を図るための燃料油改良装置に関する。
液体の炭化水素燃料の燃焼は、炭化水素燃料の炭素に酸素が反応(発熱反応)することにより行われる。酸素が炭素と反応する時、炭素間の結合の隙間が狭く酸素が入れないため、酸素は両端の炭素としか反応できなく、炭素数の多い軽油や重油等は両端から酸素が反応するステップを10回以上繰り返さないと全部が燃焼しないということになる。そこで、非常に短時間内に燃焼が完了する内燃機関では、炭素数が多い燃料ほど燃え残りの炭化水素部分が多くなる。これが排気ガス中に混入し、大気汚染の原因となっている。
従来、燃料の燃焼効率の向上を図った燃料油改良装置として、例えば特許文献1のように燃料油パイプの両側に磁石を配設したものがある。この構造は、燃料油パイプを挟んで両側に互いに極性が逆になるように配置した永久磁石と、この永久磁石及び燃料油パイプを囲むように配置された磁気回路形成用強磁性材製の第一筒体と、マイナスイオン発生セラミック及び/又はその他のマイナスイオン発生固体を含み、燃料油がその中を直接通過する第二筒体を備えている。このように、外部への磁気漏洩のないクローズドシステムの磁気回路、マイナスイオン発生セラミック及び/又は金属類を組合せにより、燃料油内のクラスターが効率良く細分化され、軽油やガソリンの分子と空気とが混ざり合って効率良く燃焼するため、燃焼効率が向上する。
特開2003−206816号公報
上記従来技術は、磁気回路の磁場を効果的に燃料に作用させるので、それ相応の効果がえられる。しかし、その効果には限界があり、更なる効率の向上が望まれていた。
本発明の課題は、燃焼効率の更なる向上が図れる燃料油改良装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の請求項1は、黒体放射体と、複数個の電磁波通過穴が形成され前記黒体放射体より放射される電磁波を一定の波長に収束させる電磁波収束体とからなる電磁波発生体の複数個をケースに直線状に配置して樹脂で一体化させて電磁波発生体ユニットを形成し、この電磁波発生体ユニットを燃料油パイプを挟んで両側に電磁波収束体が燃料油パイプ側になるように2個一対を複数組固定し、この電磁波発生体ユニットが取付けられた燃料油パイプを円筒内に配置し、円筒内に樹脂を充填して一体化させてなることを特徴とする。
黒体放射体より放射された電磁波は、N極とS極を互いに交互に配置した磁石の電磁波通過穴を通過することにより、波長の位相が揃えられて特定のレーザー的マイクロ波が得られる。このレーザー的マイクロ波は燃料油パイプを透過して燃料に照射される。レーザー的マイクロ波が燃料に照射されると、炭化水素燃料中の水素核に対して常磁性共鳴の条件下で電子及び核共鳴を起こす。この結果、炭素間の結合距離を少し長くし、その間に酸素の分子が入れるようになる。これにより、炭素数の多い軽油や重油等の炭化水素が、より炭素数の少ない燃料のように瞬間的に燃焼できるようになる。
本発明の燃料油改良装置の一実施の形態を図1乃至図5により説明する。図1に示すように、燃料油パイプ1を挟んで両側には、2個一対の電磁波発生体ユニット10A、10Bが3組が配設されている。電磁波発生体ユニット10Aと10Bは同じ構造よりなるので、同じ部材又は部分には同一番号を付し、かつ符号A、Bは省略し、必要に応じて番号の後に符号A、Bを付して説明する。
電磁波発生体ユニット10は図2に示すように、ケース11内に電磁波発生体12が3個一列に直線状に配置され、ケース11と電磁波発生体12間にはエポキシ樹脂13が充填されて一体化されている。電磁波発生体12は、図3に示すように、黒体放射体14と、この黒体放射体14より発生した電磁波を特定の波長に収束させる電磁波収束体15とからなっている。
黒体放射体14は、複種類の金属酸化物を粉体化し、1000〜1400°Cで焼結処理して形成されている。前記金属酸化物の原料としては、次の7種の原料であるコバルト(Cobalt)、ニッケル(Nickel)、マンガン(Manganese)、銅(Copper)、鉄(Iron)、ボロン(Boron)、アルミニウム(Aluminium)を主成分としている。そして、これらに次のネオジウム(Neodymium)、プラセオジウム(Praseodymium)、イットリウム(Yttrium)、ランサニウム(Lanthanum)、セリウム(Cerium)、サマリウム(Samarium)、ユウロピウム(Europium)、ガドリニウム(Gadolinium)、テルビウム(Terbium)、ディスプロシウム(Dysprosium)、ホルミウム(Holmium)、エルビウム(Erbium)、ツリウム(Thulium)、イッテルビウム(Ytterbium)、ルテチウム(Lutetium)、クロミウム(Chromium)の内の5種の金属酸化物を混合、即ち計12種の金属酸化物を混合して形成する。
電磁波収束体15は、リング状の磁石16を多層(実施の形態は5層)に積層して形成されており、磁石16は、N極とS極を互いに交互に配置されている。電磁波収束体15には、直径1mm以下の微細な電磁波通過穴17が多数形成されている。
前記した電磁波発生体ユニット10(10A、10B)は、図4に示すように、燃料油パイプ1を挟んで両側に電磁波収束体15側が燃料油パイプ1側になるように配置し、紐20で一体に固定してなる。図4には、燃料油パイプ1に相対向して配置された2個一対の電磁波発生体ユニット10A、10Bが3組設けられている。
電磁波発生体ユニット10A、10Bが固定された燃料油パイプ1は、図5に示すように、円筒21内に配置し、円筒21内にエポキシ樹脂22を充填して、燃料油パイプ1、電磁波発生体ユニット10A、10Bは円筒21に一体化されている。このように形成された燃料油改良装置の円筒21の両側には、図1に示すように、キャップ23、24が嵌め込まれている。
次に作用について説明する。図1に示す燃料油パイプ1を燃料経路に組み込んで使用する。黒体放射体14より放射された電磁波は、N極とS極を互いに交互に配置した磁石16の電磁波通過穴17を通過することにより、波長の位相が揃えられて特定のレーザー的マイクロ波が得られる。このレーザー的マイクロ波は燃料油パイプ1を透過して燃料油パイプ1内を流れる燃料に照射される。レーザー的マイクロ波が燃料に照射されると、炭化水素燃料中の水素核に対して常磁性共鳴の条件下で電子及び核共鳴を起こす。この結果、炭素間の結合距離を少し長くし、その間に酸素の分子が入れるようになる。これにより、炭素数の多い軽油や重油等の炭化水素が、より炭素数の少ない燃料のように瞬間的に燃焼できるようになる。
このため、燃え残りが減少し、その分燃費は削減できる。また排気ガス中の白煙、黒煙及び粒子状物は減少し、大気汚染が改善される。また炭素数の少ない燃料のように低い温度で燃焼するので、その結果、窒素酸化物の発生も減少する。
なお、上記各実施の形態においては、5個の磁石23を積層させた場合について説明したが、4個又は6個以上を積層してもよい。また2個一対の電磁波発生体ユニット10A、10Bを3組設けたが、2組以上でもよい。またケース11内に電磁波発生体12を3個一列に直線状に配置したが、2個以上でもよい。
1 燃料油パイプ
10、10A、10B 電磁波発生体ユニット
11 ケース
12 電磁波発生体
13 エポキシ樹脂
14 黒体放射体
15 電磁波収束体
16 磁石
17 電磁波通過穴
20 紐
21 円筒
22 エポキシ樹脂
10、10A、10B 電磁波発生体ユニット
11 ケース
12 電磁波発生体
13 エポキシ樹脂
14 黒体放射体
15 電磁波収束体
16 磁石
17 電磁波通過穴
20 紐
21 円筒
22 エポキシ樹脂
Claims (1)
- 黒体放射体と、複数個の電磁波通過穴が形成され前記黒体放射体より放射される電磁波を一定の波長に収束させる電磁波収束体とからなる電磁波発生体の複数個をケースに直線状に配置して樹脂で一体化させて電磁波発生体ユニットを形成し、この電磁波発生体ユニットを燃料油パイプを挟んで両側に電磁波収束体が燃料油パイプ側になるように2個一対を複数組固定し、この電磁波発生体ユニットが取付けられた燃料油パイプを円筒内に配置し、円筒内に樹脂を充填して一体化させてなることを特徴とする燃料油改良装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006159620A JP2007327423A (ja) | 2006-06-08 | 2006-06-08 | 燃料油改良装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006159620A JP2007327423A (ja) | 2006-06-08 | 2006-06-08 | 燃料油改良装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007327423A true JP2007327423A (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=38928043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006159620A Pending JP2007327423A (ja) | 2006-06-08 | 2006-06-08 | 燃料油改良装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007327423A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100928051B1 (ko) | 2008-12-29 | 2009-11-30 | 백일석 | 네오디뮴자석을 이용한 내연기관의 연료효율증가장치 |
-
2006
- 2006-06-08 JP JP2006159620A patent/JP2007327423A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100928051B1 (ko) | 2008-12-29 | 2009-11-30 | 백일석 | 네오디뮴자석을 이용한 내연기관의 연료효율증가장치 |
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