JP2007327149A - 毛玉取り器 - Google Patents

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考五 中川
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Abstract

【課題】 生地を傷めず、モーターや電池などを必要とせず、広範囲の毛玉取りも短時間で可能で、製作コストも割安に出来る毛玉取り器を提供する。
【解決手段】 毛玉を間隔の異なる櫛目構造の外刃3で誘導・保持し、剃刀用替刃を利用した内刃7との組み合わせで毛玉の茎部を切断する。一つ一つの櫛目は、毛玉を本体内側に誘導するための毛玉の直径よりやや広めの間隔の誘導櫛目1と、本体内側に導入した毛玉を本体外側に逃さないための狭い間隔の保持櫛目2で構成される。また、櫛歯には先端部がなく、切断作用部の櫛目がセーター等の繊維より狭いため、生地を傷めず解れた繊維なども引っ掛けることがない。さらに内刃7の数を増やすことにより、広範囲の作業が短時間で可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、セーター等の衣類や毛布・カーペットに生じる毛玉を除去する毛玉取り器に関するものである。
従来の毛玉取り器としては、主に電気かみそりと似た構造を持ち、内刃が回転することで毛玉を切断するものが市販されている。
特開平5−195420
従来の電気かみそり型の毛玉取り器では、毛玉を通過させる孔と毛玉を切断する孔が同一であるため、孔が小さ過ぎると毛玉が通過せず、効果が期待できない。また孔が大き過ぎると、毛玉を取ると同時に必要以上に生地に作用し、風合い・毛足なども除去してしまったり、生地の一部が通過した場合は、衣類等を傷つけてしまうこともある。
また、従来の毛玉取り器で使用する切断刃は回転運動であるため、作業出来る幅が回転運動の直径幅に限られ狭いため、毛玉取りに要する時間が長くなるという問題がある。
また、従来の毛玉取り器では切断刃が摺動するため、摩損・鈍化しやすく、刃を交換するにも特殊刃であり、特殊構造であるため交換困難である。
さらに刃の回転運動により毛玉を切断するため、切断された毛玉くずが回転軸部に絡み、回転運動にトラブルを生じることがある。
本発明はこの様な問題点を解決するもので、生地・毛足を保護し、効率よく毛玉を切除することを可能にするものである。
本発明の毛玉取り器は、図1に示されるように、本体上部9と外刃3を有する本体下部13と、この本体内に設けられた内刃7からなる。この外刃3により毛玉頭部16a(図10)を本体内側に誘導・保持し、内刃7により毛玉茎部16b(図10)切断する。
外刃3は、図2および図3に示されるように櫛目状のスリット構造を持ち、一つ一つの櫛目には、毛玉頭部16a(図10)が通過出来る間隔の誘導櫛目1(概ね2〜3mm)と、本体内側に誘い込んだ毛玉頭部16aを本体外側に逃さずに保持できる間隔の保持櫛目2(概ね0.1〜0.2mm)の異なる間隔の櫛目が設けられている。
また内刃7は、図1に示されるように、横断面がアーチ状の内刃固定台4と内刃固定板5で挟まれ、螺子6により固定される。なお、内刃7には交換可能な剃刀用替刃を使用する。
毛玉の切断は櫛目方向の往復作業により行なう。
櫛目間隔は使用対象により、適宜変更することもある。
なお、図3に示される外刃3に設けた櫛歯8の断面は、誘導櫛目(A−A)においては図4に、また保持櫛目(B−B)においては図5に示される。櫛歯8の上面を平坦にして、生地と接触する下面を曲面にすることで、毛玉を誘い込み保持し易くする。また、図1に示されるように、櫛歯8は生地の解れ部などに引っ掛からないように先端部を持たない構造を特徴とする。
また、図3に示されるように、櫛歯8の誘導櫛目1より保持櫛目2への移行部は、段差のないなだらかなテーパー構造でなる。
本発明では誘導櫛目1および保持櫛目2により、毛玉が本体内側に導入保持され、毛玉茎部のみを内刃7で切断する。このとき生地やボタン・刺繍などの付属物は、櫛目を通過出来ずに保護される。また毛足は、誘導櫛目1を通過するが保持櫛目2も通過し、本体外側に逃げるため、内刃7が作用せず保護される。
さらに長い毛足を残す必要がある場合は、内刃固定台4の螺子6を緩めることと内刃7の弾性による復元力とで、図7のように内刃7を外刃3から完全に離間させるか、内刃7を固定台4から完全に取り除き、図3に示す保持櫛目梳用端部2bで毛玉を梳き取ることにより、長い毛足を保護することが出来る。
切断に使用する内刃7が鈍化した場合は、内刃7が剃刀用替刃のため、本体上部9を本体下部13から分離し、簡単に交換できる構造を特徴とする。なお本体上部9と本体下部13は、両者の固定つめ(図示せず)と開閉用樹脂バネ部(図示せず)の係合により結合される。
また、図8のような先端部のない櫛歯構造のアタッチメント14を、嵌合用突起15により本体下部13に嵌合する(図示せず)ことで、生地と本体下面の距離を調整し、さらに毛足を長く残すことを可能にする。なおアタッチメント14の櫛目は、本体下部13の外刃3に設けたような細かい櫛目は必要としない。
本発明はモーターや電池を必要としないため、製作コストが割安で、動力の低下も起こらない。
従来の電気かみそり型の毛玉取り器は、生地を押さえつけるため、台の上など作業場所が限られるが、本発明では生地を吸引して作業するため、衣類を着用したままや、ハンガーに掛けたまま作業が可能である。
切断された毛玉は吸引装置に吸引されるが、切断した毛玉が櫛目に引っ掛かった場合でも、往復運動で作業するため、生地との摩擦により毛玉が移動しはずれ易くなる。
図1に示されるように、本体上部9には、吸引装置に接続できる手に持ち易い形状の接続管10を設ける。吸引装置には例えば電気掃除機を利用することで、毛玉切断時に毛玉を生地より起き上がらせ、毛玉頭部16aおよび毛玉茎部16bを誘導櫛目1および保持櫛目2に誘い込むことを容易にする。なお、吸引力の調整は、吸引装置の強・弱以外に吸引力調整リング11で空気吸入口12の面積を変化させ調整する。
図9は別の実施例で、内刃7の枚数および誘導櫛目1と保持櫛目2の数を増やし、本体上部9の接続管10の形状を、電気掃除機の延長管に接続し易い向きにすることで、カーペットや毛布など広範囲の毛玉取りも手軽にしかも短時間で行える。
図9に示された実施例にあっては内刃7が3枚の場合を示しているが、これに限定されるものではなく、3枚以上または3枚以下であっても良い。
本体の一部破断した斜視図 本体内部構造の底面図 櫛目および内刃拡大図 櫛歯の図3におけるA−A断面図 櫛歯の図3におけるB−B断面図 図2におけるC−C断面図 内刃と外刃が接触した状態 図2におけるC−C断面図 内刃と外刃が離間した状態 アタッチメント斜視図 替刃を増やした実施例 一部破断した斜視図 毛玉
符号の説明
1 誘導櫛目
2 保持櫛目
2a 保持櫛目切断作用部
2b 保持櫛目梳用端部
3 外刃
4 内刃固定台
4a 内刃固定補助突起
5 内刃固定板
6 螺子
7 内刃
8 櫛歯
9 本体上部
10 接続管
11 吸引力調整リング
12 空気吸入口
13 本体下部
14 アタッチメント
15 嵌合用突起
16a 毛玉頭部
16b 毛玉茎部

Claims (5)

  1. 本体は毛玉頭部を誘導・保持するための外刃を有し、該本体内にあり毛玉茎部を切断するための内刃を有する毛玉取り器であって、
    この外刃は櫛目状のスリット構造を持ち、一つ一つの櫛目は、毛玉頭部を本体内側に通過・誘導できる誘導櫛目と、本体内側に誘い込んだ毛玉頭部を、本体外側に逃さないための保持櫛目よりなる、
    また内刃は外刃の内側に配置され、保持櫛目の末端の一部を覆うように設置されていることを特徴とする毛玉取り器。
  2. 外刃の生地接触面(以下、本体下面)は平坦で誘導櫛目と保持櫛目を併せ持ち、本体下面にほぼ垂直の側面は誘導櫛目のみを有し、また本体下面と側面との移行部は、曲面状であることを特徴とする請求項1記載の毛玉取り器。
  3. 内刃は、横断面がアーチ状の内刃固定台と内刃固定版で挟まれ、螺子により固定され、この螺子の締緩操作と内刃の持つ弾性により、内刃の先端を外刃に接触させたり離間させたり出来る構造を特徴とする請求項1または2記載の毛玉取り器。
  4. 本体の上部には、吸引装置に接続可能な管が設けてあることを特徴とする請求項1、2または3記載の毛玉取り器。
  5. 外刃を覆うように着脱自在なアタッチメントを設ける、このアタッチメントは櫛目状のスリット構造を持ち、またその下面は平坦で、側面移行部は曲面状であることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の毛玉取り器。

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