JP2007325908A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 複数の遊技機の制御装置には識別情報が記憶された識別手段を備え、各識別情報を収集することで各遊技機に対する不正を監視する不正監視システムであって、
   非接触状態で前記識別情報を読み取る情報読取手段を複数備えるとともに、それら各情報読取手段を対応する遊技機の識別情報の読み取りが可能な位置に設置し、
   さらに、前記識別情報の読み取りを開始するよう前記各情報読取手段を制御する開始制御手段と、
   前記情報読取手段が読み取った識別情報、又はそれに対応した対応情報を収集する情報収集手段と、
   前記開始制御が実行されてから所定期間内に、その開始制御が実行された情報読取手段から前記情報収集手段が前記情報を収集したか否かを判定する判定手段と、
   当該判定手段により前記情報が収集されていないと判定された場合に、異常処理を実行する異常処理実行手段と
   を備えたことを特徴とする不正監視システム。
2. 前記遊技機は、前記識別手段として、前記制御装置に設けられた第１識別手段と、当該制御装置とは別の制御装置、又は遊技媒体の付与に関連した媒体付与関連装置に設けられた第２識別手段とを備え、
   前記情報読取手段は、対応する遊技機から前記第１識別手段及び前記第２識別手段の両方の識別情報を読み取ることを特徴とする請求項１に記載の不正監視システム。
3. 前記第１識別手段に記憶された第１識別情報と、前記第２識別手段に記憶された第２識別情報とを、同一の特定情報を有するように設定し、
   前記判定手段は、前記情報収集手段が各遊技機に関して前記特定情報を有する２つの識別情報、又はそれに対応した情報を収集したか否かを判定することを特徴とする請求項２に記載の不正監視システム。
4. 前記遊技機は、遊技領域に向けて遊技球を発射する遊技球発射装置と、当該遊技球発射装置による遊技球の発射を実行させるべく操作される発射操作手段とを備え、
   前記各情報読取手段は、前記識別情報を呼び出す呼出波を出力するとともに、前記識別手段からの応答波を入力する構成であり、
   前記開始制御手段は、前記発射操作手段が操作されている遊技機に対応した情報読取手段に対して前記開始制御を行わないようにする手段を備えたことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１に記載の不正監視システム。
5. 前記遊技機は、遊技領域に、絵柄を可変表示する絵柄表示装置と、流下する遊技球が入球可能な始動入球部とを備え、当該始動入球部への入球に基づいて前記絵柄の可変表示を開始する構成とし、
   前記各情報読取手段は、前記識別情報を呼び出す呼出波を出力するとともに、前記識別手段からの応答波を入力する構成であり、
   前記開始制御手段は、前記絵柄の可変表示が行われている遊技機に対応した情報読取手段に対して前記開始制御を行わないようにする手段を備えたことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１に記載の不正監視システム。
6. 前記遊技機は、遊技領域に設けられた賞球入球部への入球に基づいて所定数の遊技球を払い出す払出装置を備え、
   前記各情報読取手段は、前記識別情報を呼び出す呼出波を出力するとともに、前記識別手段からの応答波を入力する構成であり、
   前記開始制御手段は、前記払出装置により遊技球が払い出されている遊技機に対応した情報読取手段に対して前記開始制御を行わないようにする手段を備えたことを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１に記載の不正監視システム。
7. 前記遊技機は、絵柄を可変表示する絵柄表示装置と、前記絵柄の可変表示を開始させるべく操作される始動操作手段と、前記絵柄の可変表示を停止させるべく操作される停止操作手段とを備え、
   前記各情報読取手段は、前記識別情報を呼び出す呼出波を出力するとともに、前記識別手段からの応答波を入力する構成であり、
   前記開始制御手段は、前記始動操作手段が操作され前記絵柄の可変表示が行われている遊技機に対応した情報読取手段に対して前記開始制御を行わないようにする開始規制手段を備えたことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１に記載の不正監視システム。
8. 前記遊技機は、前記停止操作手段の操作後における停止絵柄に応じて遊技媒体を払い出す払出装置を備え、
   前記開始規制手段は、前記払出装置により遊技媒体が払い出されている遊技機に対応した情報読取手段に対して前記開始制御を行わないようにすることを特徴とする請求項７に記載の不正監視システム。
9. 遊技機への電力供給が遮断されている場合であっても、前記情報読取手段に動作電力を供給する動作電力供給手段を備えたことを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１に記載の不正監視システム。