JP2007325188A - 画像記録方法および画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】監視上重要な画像を間引き或いは高圧縮処理してしまうことなく保存するとともに、重要度の低い画像については、動きが大きな画像も含めて、間引き或いは圧縮等して効率化を図ることができる画像記録方法および画像記録装置を提供せんとする。
【解決手段】基準平均レベルとの差が「3.0」を超える場合は非日常的であり、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの高画質のままの状態で保存する。超えない場合は、日常的と判断できる範囲内の画像に対して、間引き処理または圧縮処理を行なう。この日常的な範囲内の画像については、さらに画像の変化レベルについて、第1の基準値「レベル2」に満たない場合は、まったく保存不要として間引き処理し、第1の基準値以上でかつ第2の基準値「レベル3」に満たない画像は、動きが小さく重要度が低いが保存する必要はある画像として、高圧縮処理する。
【選択図】図5
【解決手段】基準平均レベルとの差が「3.0」を超える場合は非日常的であり、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの高画質のままの状態で保存する。超えない場合は、日常的と判断できる範囲内の画像に対して、間引き処理または圧縮処理を行なう。この日常的な範囲内の画像については、さらに画像の変化レベルについて、第1の基準値「レベル2」に満たない場合は、まったく保存不要として間引き処理し、第1の基準値以上でかつ第2の基準値「レベル3」に満たない画像は、動きが小さく重要度が低いが保存する必要はある画像として、高圧縮処理する。
【選択図】図5
Description
本発明は、取得画像を効率良く記録して長時間録画を可能とし、監視カメラシステムに好適な画像記録方法および画像記録装置に関する。
この種の画像記録方法としては、監視カメラから入力された画像データを所定のフレームレートで記録した後、所定時間経過した画像のうち動きの少ない冗長部分を画像差分判定手段により判定し、冗長画像は消去して、削除された画像部分の再生に対して時間的な違和感を感じることがなく、且つ見かけ上の記録時間を長くした監視カメラ信号記録再生装置を実現するための監視画像の記録方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、記録部に記録済みのストリームデータに対して、より新しいデータほどフレーム間引き率が低く、より古いデータほどフレーム間引き率が高くなるように間引き処理が行い、映像を録画する際のフレームレートを低下させることなく、記録装置の限られた容量を有効に活用して長時間録画を可能とすることが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかし、これら従来技術のように、動きの少ないものや古いデータを一律に間引き或いは圧縮することとすると、動きが小さいが注目すべき映像や古い映像であるが重要なものまでも間引き或いは圧縮してしまい、本来監視すべき映像が把握できない、或いは品質が低下してしまうといった不都合が生じる。また、朝/夕方の通勤・通学時のように動きが大きくても重要度の低い日常的な映像も多くある。
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、監視上重要な画像を間引き或いは高圧縮処理してしまうことなく保存するとともに、重要度の低い画像については、動きが大きな画像も含めて、間引き或いは圧縮等して効率化を図ることができる画像記録方法および画像記録装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、撮像手段により取得される画像の動きについて、日常的と判断できる変化量の範囲を日時または時間帯に応じて設定し、前記撮像手段により取得された録画画像のうち、変化量が前記日常的なものとして設定された範囲内の画像に対して、間引き処理または圧縮処理を行ない、変化量が前記範囲の上限を越える画像を、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存してなることを特徴とする画像記録方法を提供する。尚、変化量の算出については、従来からと同様の画像差分判定技術を用いることができる。
また、本発明は、撮像手段により取得される画像を記憶する画像記憶手段と、取得画像の動きについて、日常的と判断できる変化量の範囲を日時または時間帯に応じて設定する範囲設定手段と、前記記憶手段に記憶されている録画画像を取り出し、前記日常的なものとして設定された範囲内の画像に対して、間引き処理または圧縮処理を行ない、変化量が前記範囲の上限を越える画像を、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存する画像処理手段と、より構成してなることを特徴とする画像記録装置をも提供する。
ここで、前記撮像手段により取得された録画画像のうち、変化量が所定の基準値以上で、かつ前記範囲の下限に満たない画像を、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存することが好ましい。
また、前記範囲内の日時または時間帯に応じた平均的基準値を設定し、該範囲内の画像について、その変化量と前記平均的基準値との差が大きいものほど圧縮率を小さく設定することが好ましい。
さらに、前記所定の基準値として、動きがあると判断される第1の基準値と、動きが小さいと判断される前記第1の基準値よりも大きい第2の基準値とよりなり、第1の基準値に満たない画像を間引き処理し、第1の基準値以上でかつ第2の基準値に満たない画像を高圧縮することが好ましい。
とくに、第1の基準値以上でかつ第2の基準値に満たない画像について、その変化量が小さいものほど圧縮率を大きく設定することが好ましい。
また、撮像手段により取得される画像を録画するときに、同時に各画像の変化量を日時または時間の情報とともに記録し、該記録に基づき前記日常的と判断できる変化量の範囲を設定または更新することが好ましい。
また、撮像手段により取得される画像の動きについて、日常的と判断できる変化方向を更に設定し、変化量が前記範囲内の画像であって、変化方向が前記設定された方向と略一致しない画像を低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存することが好ましい。
また、撮像手段により取得される画像の動きについて、日常的と判断できる変化物体の大きさを更に設定し、変化量が前記範囲内の画像であって、変化する物体の大きさが前記設定された大きさと略一致しない画像を低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存することが好ましい。
以上にしてなる本願発明に係る画像記録方法および画像記録装置は、日常的と判断できる変化量の範囲を日時または時間帯に応じて設定しておき、変化量が範囲内に収まる日常的な画像に対しては間引き処理または圧縮処理を行ない、変化量が前記範囲の上限を越える画像を、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存するので、動きが小さくなくても日常的な重要度の低い画像、たとえば朝や夕方の人通りの多い特定の時間帯などにおいて、日常どおり変化量が大きな画像については、間引き又は圧縮処理することにより効率化を図ることができ、その結果として長時間録画が可能となる。また、日常的範囲を越えるものについては高品質で保存するので、監視の観点から重要となる「人通りが少ない時間帯」において、変化がある画像については、精度の高い状態で確実に保存できることとなる。
また、変化量が所定の基準値以上で、かつ前記範囲の下限に満たない画像を、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存するので、動きが比較的小さくても非日常的な重要度の高い画像については高品質で保存でき、変化量の絶対値から一律に削除されてしまうといった問題を回避できる。
また、前記範囲内の日時または時間帯に応じた平均的基準値を設定し、該範囲内の画像について、その変化量と前記平均的基準値との差が大きいものほど圧縮率を小さく設定するので、日常的な画像であっても重要度に応じて圧縮率を変化させ、重要なものはより品質良く保存でき、重要度の低いものは効率化できるといった合理的な処理が可能となる。
また、所定の基準値として、動きがあると判断される第1の基準値と、動きが小さいと判断される前記第1の基準値よりも大きい第2の基準値とよりなり、第1の基準値に満たない画像を間引き処理するとともに、第1の基準値以上でかつ第2の基準値に満たない画像を高圧縮し、とくに、第1の基準値以上でかつ第2の基準値に満たない画像について、その変化量が小さいものほど圧縮率を大きく設定するので、重要度に応じて合理的な処理が可能となる。
また、撮像手段により取得される画像を録画するときに、同時に各画像の変化量を日時または時間の情報とともに記録し、該記録に基づき前記日常的と判断できる変化量の範囲を設定または更新するので、各画像を取り出して前記情報を取り出すことにより、効率よく前記変化量範囲を設定することができる。
また、撮像手段により取得される画像の動きについて、日常的と判断できる変化方向を更に設定し、変化量が前記範囲内の画像であって、変化方向が前記設定された方向と略一致しない画像を低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存するので、変化レベルが同じ程度であっても、通常と異なる方向に動きがあった場合にその画像を高画質で保存でき、重要な画像を間引いたり高圧縮してしまうことがより確実に防止できる。たとえば、出社/退社時刻のように人の移動が一定方向である場合に、逆方向に向かって動作する場合は異常行動として監視の必要性が高く、このような画像を間引き等することなく高画質で保存できる。
また、撮像手段により取得される画像の動きについて、日常的と判断できる変化物体の大きさを更に設定し、変化量が前記範囲内の画像であって、変化する物体の大きさが前記設定された大きさと略一致しない画像を低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存するので、変化レベルが同じ程度であっても、通常と異なる大きな物体の移動があった場合などに高画質で保存でき、重要な画像を間引いたり高圧縮してしまうことがより確実に防止できる。たとえば、普段人が通る場所を大きな荷物を運んでいたりするような場合は、異常行動として監視の必要性が高く、このような画像を間引き等することなく高画質で保存できる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係る画像記憶装置の構成を示す説明図であり、図1〜5は代表的実施形態を示し、図中符号1は画像記録装置、2は監視カメラをそれぞれ示している。
本発明の画像記録装置1は、図1に示すように、処理装置10を中心に、記憶装置11、単または複数の監視カメラ2,・・・からの毎秒所定数フレームの撮影画像信号入力を受け付ける入力インタフェース12、および再生画像を表示する画像表示装置13が接続されたコンピュータであり、前記処理装置10は、マイクロプロセッサを主体に構成され、図示しないRAM、ROMからなる記憶部を有して各種処理動作の手順を規定するプログラムや処理データが記憶される。
処理装置10は、機能的には、監視カメラ2から入力された画像を、その変化量を解析して日時の情報とともに記憶装置11に記録する画像記憶処理部10aと、取得画像の変化量についての基準平均レベルを算出する平均レベル算出部10bと、取得画像を取り出し、間引き処理や圧縮処理を行う画像処理部10cと、画像記憶部11aから読み出した画像を伸長等して再生する画像再生処理部10dとを少なくとも備えており、これら各機能は上記プログラムにより実現される。
記憶装置11は、監視カメラ2から入力された画像を前記変化量や日時、時間の情報とともに記憶する画像記憶部11aと、算出された基準平均レベルを記憶する基準平均レベル記憶部11bとを少なくとも備えたハードディスク等から構成される。図2は基準平均レベル記憶部11bの内容を示し、これらは各カメラごとに設定される。
画像記憶処理部10aは、必要に応じて入力画像をJPEG等の方式で圧縮し、上記解析をした上で記憶装置11の画像記憶部11aに記録する。
平均レベル算出部10bは、画像処理部10cによりピクセル単位の変化量から20分の1に換算された変化レベルを用いて、基準平均レベルを算出する。本例では、各時間帯の複数日の変化レベルを用いて下記(式1)、(式2)の計算式より求められる。Fnはn日目の変化レベルLnを反映させた基準平均レベルとする。
F1=L1 (式1)
Fn=Fn-1+(Ln−Fn-1)×k (式2)
n=2、3、4・・・
kは適宜な所定パーセントの反映比率であり、一定パーセントとしてもよいし、日時や時間帯に応じて異なる値に設定してもよい。図4はn日目の変化レベルを用いて計算した新基準平均レベルFnを示している。ここでは単純化するため1時間あたりの基準平均レベルを設定することとし、画像も一時間あたり1枚として計算しているが、1時間あたり複数の画像が取得される場合はこれらの平均値をLnとして計算すればよい。
Fn=Fn-1+(Ln−Fn-1)×k (式2)
n=2、3、4・・・
kは適宜な所定パーセントの反映比率であり、一定パーセントとしてもよいし、日時や時間帯に応じて異なる値に設定してもよい。図4はn日目の変化レベルを用いて計算した新基準平均レベルFnを示している。ここでは単純化するため1時間あたりの基準平均レベルを設定することとし、画像も一時間あたり1枚として計算しているが、1時間あたり複数の画像が取得される場合はこれらの平均値をLnとして計算すればよい。
そして、日常的な変化量の範囲として、この日時または時間帯に応じて変動する平均的な各基準平均レベルから上下所定の幅を日常的な変化レベルとみなす範囲として設定される。この上下幅は、日時または時間帯にかかわらず一定値としてもよいが、絶対的な変化量が少ない日時や時間帯で小さな値とし、僅かな変化を非日常として捕らえることができるように設定することが好ましく、また、変化量が大きい日時や時間帯では逆に大きな値として多少の変動を日常的であると許容して効率化を図ることが好ましい。たとえば基準平均レベルの所定割合の値としても良い。
図3に示すように、n日目の変化レベルと基準平均レベルFn-1との差を算出し、この差が予め設定された変動幅の範囲内に入るか否かで日常的か非日常的かが判断されることとなる。本例では基準平均レベルからの上下の変動幅がレベル単位で「3.0」と設定されている。したがって、たとえば3日目の8時の画像は、8時の基準平均レベル「12.0」に対して変化レベル「1」であり、その差「11.0」が「3.0」を超えていることから「非日常」として処理され、同じく3日目の9時の画像についても、9時の基準平均レベル「8.0」に対して変化レベルが「1」であり、その差「7.0」が「3.0」を超えているため「非日常」として処理される。なお、本例のように変化レベルに換算することなく、変化量に基づいて判断してもよいことは勿論である。また、1時間あたり複数の画像を取得する場合は、各画像ごとに同じく時間帯の基準平均レベルを用いてそれぞれ差を計算して処理すればよい。
本実施形態では、日時や時間帯ごとに設定される基準平均レベル以外に、第1の基準値として変化レベル「2」、第2の基準値として変化レベル「3」が設定されており、画像処理部10cは、画像記憶部11aにおける記憶容量を効率よく使用し、録画できる時間を延長するために、該画像記憶部11aに記憶された取得画像を取り出し、その変化量を変化レベルに換算した上で、その日時又は時間帯における前記の基準平均レベルや第1、第2の基準値と比較した結果に応じて変動レベルを用いて圧縮や間引き処理を行う。
具体的には、図5に示すように、まず基準平均レベルとの差が「3.0」を超えるか否か判定し(S101)、超える場合は非日常的であり、保存の必要性が高い画像であることから、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの高画質のままの状態で保存する(S102)。この場合、差が大きいものほど圧縮率を小さく設定し、より高画質のまま保存することが好ましい。本例のn日目の画像では、図3に示すように、8時と9時の画像が「3.0」を超えており、非日常的として低圧縮または圧縮せずに高画質のまま保存されることとなる。
差が「3.0」を超えない場合は、日常的と判断できる範囲内の画像に対して、間引き処理または圧縮処理を行なう。この場合の圧縮処理も、差が大きいものほど圧縮率を小さく設定することが好ましい。
この日常的な範囲内の画像については、さらに画像の変化レベルについて、S103において第1の基準値「レベル2」に満たない場合は、まったく保存不要として間引き処理し(S104)、第1の基準値「レベル2」以上でかつS105において第2の基準値「レベル3」に満たない画像は、動きが小さく重要度が低いが保存する必要はある画像として、高圧縮、とくに変化レベルが小さいものほど大きな圧縮率で処理する(S106)。本例のn日目の画像においては、図3に示すように、0時、2時〜5時、21時〜24時がレベル2に満たない日常画像として間引き処理され、6時、13時、19時、20時がレベル3に満たない日常画像として高圧縮で処理される。第2の基準を超える場合は、通常の圧縮処理を行い保存する(S107)。
なお、本例では日常的な範囲内の画像についてのみ、上記第1の基準値、第2の基準値を用いた判定を行ったが、これになんら限定されず、非日常の画像についても一方又は双方の判定が行われるようにしてもよい。たとえば、第1の基準値、第2の基準値の判定を先に行い、第2の基準値を超える画像についてのみ、日常的範囲内か否かの判定を行うようにしてもよい。また、これら第1の基準値、第2の基準値についても変化レベルに換算することなく変化量そのものを基準値としてもよい。
次に、取得画像の動きについて、日常的と判断できる変化方向を設定する方向設定手段を更に設けた変形例を説明する。
監視カメラ2から入力された画像について、画像記憶処理部10aが、その変化量とともに変化方向を加味したベクトルを解析して日時の情報とともに記憶装置11に記録する。
平均レベル算出部10bは、日時または時間帯ごとの変化方向に関する基準となる平均的な方向を算出し、画像処理部10cは、取り出した画像の変化量が差が「3.0」を超えないとき、さらにその変化方向が、その日時における平均的な方向と略一致しない場合は、非日常的であり、保存の必要性が高い画像であることから、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの高画質のままの状態で保存する。
そして、略一致する場合は、日常的な範囲として、上記実施形態と同様の処理が行われる。このように変化の方向を加味することで、変化レベルが同じ程度であっても通常と異なる動きがあった場合に高画質で保存でき、重要な画像を間引いたり高圧縮してしまうことが防止できる。
次に、取得画像の動きについて、日常的と判断できる変化物体の大きさを設定する大きさ設定手段を設けた変形例を説明する。
平均レベル算出部10bは、日時または時間帯ごとの変化物体の大きさに関する基準となる平均的な移動体面積を算出し、画像処理部10cは、取り出した画像の変化量が差が「3.0」を超えないとき、さらにその移動体の面積が、その日時における平均的な移動体面積と略一致しない場合は、非日常的であり、保存の必要性が高い画像であることから、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの高画質のままの状態で保存する。
そして、略一致する場合は、日常的な範囲として、上記実施形態と同様の処理が行われる。このように移動体の大きさを加味することで、変化レベルが同じ程度であっても通常と異なる大きな物体の移動があった場合などに高画質で保存でき、重要な画像を間引いたり高圧縮してしまうことが防止できる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
1 画像記録装置
2 監視カメラ
10 処理装置
10a 画像記憶処理部
10b 平均レベル算出部
10c 画像処理部
10d 画像再生処理部
11 記憶装置
11a 画像記憶部
11b 基準平均レベル記憶部
12 入力インタフェース
13 画像表示装置
2 監視カメラ
10 処理装置
10a 画像記憶処理部
10b 平均レベル算出部
10c 画像処理部
10d 画像再生処理部
11 記憶装置
11a 画像記憶部
11b 基準平均レベル記憶部
12 入力インタフェース
13 画像表示装置
Claims (16)
- 撮像手段により取得される画像の動きについて、日常的と判断できる変化量の範囲を日時または時間帯に応じて設定し、
前記撮像手段により取得された録画画像のうち、
変化量が前記日常的なものとして設定された範囲内の画像に対して、間引き処理または圧縮処理を行ない、
変化量が前記範囲の上限を越える画像を、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存してなることを特徴とする画像記録方法。 - 前記撮像手段により取得された録画画像のうち、変化量が所定の基準値以上で、かつ前記範囲の下限に満たない画像を、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存してなる請求項1記載の画像記録方法。
- 前記範囲内の日時または時間帯に応じた平均的基準値を設定し、該範囲内の画像について、その変化量と前記平均的基準値との差が大きいものほど圧縮率を小さく設定してなる請求項1又は2記載の画像記録方法。
- 前記所定の基準値として、動きがあると判断される第1の基準値と、動きが小さいと判断される前記第1の基準値よりも大きい第2の基準値とよりなり、第1の基準値に満たない画像を間引き処理し、第1の基準値以上でかつ第2の基準値に満たない画像を高圧縮してなる請求項2又は3記載の画像記録方法。
- 第1の基準値以上でかつ第2の基準値に満たない画像について、その変化量が小さいものほど圧縮率を大きく設定してなる請求項4記載の画像記録方法。
- 撮像手段により取得される画像を録画するときに、同時に各画像の変化量を日時または時間の情報とともに記録し、該記録に基づき前記日常的と判断できる変化量の範囲を設定または更新してなる請求項1〜5の何れか1項に記載の画像記録方法。
- 撮像手段により取得される画像の動きについて、日常的と判断できる変化方向を更に設定し、変化量が前記範囲内の画像であって、変化方向が前記設定された方向と略一致しない画像を低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存してなる請求項1〜6の何れか1項に記載の画像記録方法。
- 撮像手段により取得される画像の動きについて、日常的と判断できる変化物体の大きさを更に設定し、変化量が前記範囲内の画像であって、変化する物体の大きさが前記設定された大きさと略一致しない画像を低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存してなる請求項1〜7の何れか1項に記載の画像記録方法。
- 撮像手段により取得される画像を記憶する画像記憶手段と、
取得画像の動きについて、日常的と判断できる変化量の範囲を日時または時間帯に応じて設定する範囲設定手段と、
前記記憶手段に記憶されている録画画像を取り出し、前記日常的なものとして設定された範囲内の画像に対して、間引き処理または圧縮処理を行ない、変化量が前記範囲の上限を越える画像を、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存する画像処理手段と、
より構成してなることを特徴とする画像記録装置。 - 前記画像処理手段が、取り出した録画画像のうち、変化量が所定の基準値以上で、かつ前記範囲の下限に満たない画像を、低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存する請求項9記載の画像記録装置。
- 前記範囲設定手段が、前記範囲内の日時または時間帯に応じた平均的基準値を設定してなり、前記画像処理手段が、該範囲内の画像について、その変化量と前記平均的基準値との差が大きいものほど圧縮率を小さく設定する請求項9又は10記載の画像記録装置。
- 前記所定の基準値として、動きがあると判断される第1の基準値と、動きが小さいと判断される前記第1の基準値よりも大きい第2の基準値とよりなり、前記画像処理手段が、第1の基準値に満たない画像を間引き処理し、第1の基準値以上でかつ第2の基準値に満たない画像を高圧縮してなる請求項10又は11記載の画像記録装置。
- 前記画像処理手段が、第1の基準値以上でかつ第2の基準値に満たない画像について、その変化量が小さいものほど圧縮率を大きく設定してなる請求項12記載の画像記録装置。
- 前記範囲設定手段が、撮像手段により取得される画像を録画するときに、同時に各画像の変化量を日時または時間の情報とともに記録し、該記録に基づき前記日常的と判断できる変化量の範囲を設定または更新してなる請求項9〜13の何れか1項に記載の画像記録装置。
- 取得画像の動きについて、日常的と判断できる変化方向を設定する方向設定手段を更に設け、前記画像処理手段が、取り出した録画画像のうち、変化量が前記範囲内の画像であって、変化方向が前記設定された方向と略一致しない画像を低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存してなる請求項9〜14の何れか1項に記載の画像記録装置。
- 取得画像の動きについて、日常的と判断できる変化物体の大きさを設定する大きさ設定手段を更に設け、前記画像処理手段が、取り出した録画画像のうち、変化量が前記範囲内の画像であって、変化する物体の大きさが前記設定された大きさと略一致しない画像を低圧縮で又は圧縮せずにそのままの状態で保存してなる請求項9〜15の何れか1項に記載の画像記録装置。
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