JP2007323953A - 有機led素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、電極間の短絡を生じ難い有機LED素子を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る有機LED素子は、陰極105となる導電膜121の形成領域において、開口部115が設けられた表示領域117の外側に、陰極105の両側に設けられている第1の隔壁111間をつなぐように形成された第2の隔壁112を備える。また、基板上に形成された複数の陽極102と、複数の陽極102と交差する複数の陰極105とを備える。そして、陽極102と陰極105との間に形成され、陽極102と陰極105との交差部に開口部115を有する絶縁層103と、開口部115において、陽極102と陰極105との間に配置される有機層104とを有する。さらに、隣接する陰極105間に、陰極105に沿って形成された第1の隔壁111を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は隔壁を有する有機LED素子に関する。
有機LED素子は有機EL素子とも呼ばれ、陽極と陰極とで有機発光材を含む有機層を挟持する構成を備え、両電極間に通電することにより発光する。具体的には、対向する電極から注入された正孔および電子が発光層内で結合し、そのエネルギーで発光層中の蛍光物質を励起させ、蛍光物質に応じた色の発光を行う。このような有機LED素子を有する有機LED表示装置は自己発光表示装置であるため、視野角が広く、応答速度が速い。また、バックライトが不要であるため、薄型軽量化が可能である。これらの理由から、近年、有機LED表示装置は、液晶表示装置に代わる表示装置として注目されている。
しかし、有機LED素子では、陽極と陰極との間などで短絡が生じることがある。これにより、特定の画素が発光しなくなったり、電流のほとんどすべてが短絡している部分を流れることによって素子全体が発光しなくなることがある。このような問題を解決するために、特許文献1の技術が開示されている。これは、画素を小画素に分割することによって、画素全体への短絡による影響を防いでいる。
このような短絡は、隣接する陰極間でも生じる。その原因としては、陰極を分断する隔壁の欠損等が挙げられる。有機LED素子は、隔壁を形成した後、隔壁の上から陰極を蒸着することによって、陰極を分離形成する。そして、陰極を分離する隔壁に欠損等の不良が生じると、隣接する陰極間、すなわちコモンライン間が短絡するという問題がある。つまり、隔壁に欠損が生じたり、隣接するコモンライン間をまたぐ異物が生じると、コモンラインが短絡してつながる。このように、隔壁欠損や異物によってラインがつながることをコモンリークと言う。また、いくらマスクを通して陰極の蒸着を行っても、陰極が必要な領域、つまり表示領域及びコンタクトホールのみに陰極を形成するのは難しい。つまり、陰極が不要な領域にも陰極が形成されてしまい、コモンリークは表示領域の外側でも生じる。
また、陰極補助配線が隔壁を交差して延設されている場合には、隔壁の不良以外の原因により、表示領域の外側でコモンリークが生じる。陰極補助配線が設けられた引き出し部を表示領域の両側に設ける場合、つまり両側引き出しの場合は、陰極補助配線が隔壁を交差して延設されていることが多い。このような場合、陰極補助配線は、他のラインの陰極を上層に有する。これは、前述のように、陰極が表示領域の外側にも形成されているためである。そして、陰極補助配線と他のラインの陰極とは、接続されないように絶縁層が設けられている。つまり、陰極補助配線と他のラインの陰極とが絶縁層を介して重なる。このため、絶縁層にピンホールが生じると、陰極補助配線と他の陰極とが短絡して、コモンリークになる。このように、絶縁層の不良によってもコモンリークは生じる。そして、コモンリークが生じると、陽極と陰極に電圧を印加したとき、有機層による発光が正しく行われず、画像に欠陥が生じることになる。
特開2001−319778号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、電極間の短絡が生じ難い有機LED素子を提供することを目的とする。
本発明に係る有機LED素子は、基板上に形成された複数の第1の電極と、前記複数の第1の電極と交差する複数の第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に形成され、前記第1の電極と前記第2の電極との交差部に開口部を有する絶縁層と、前記開口部において、前記第1の電極と前記第2の電極との間に配置される有機層と、隣接する前記第2の電極間に、前記第2の電極に沿って形成された第1の隔壁とを備える有機LED素子であって、前記第2の電極となる導電膜の形成領域において、前記開口部が設けられた表示領域の外側に、前記第2の電極の両側に設けられている前記第1の隔壁間をつなぐように形成された第2の隔壁を備えるものである。このような構成により、前記第2の電極が分離されるため、電極間の短絡を生じ難くすることができる。
また、前記表示領域の外側の前記絶縁層にコンタクトホールを有し、前記第2の隔壁が前記コンタクトホールの外側近傍に設けられてもよい。このような構成により、コンタクトホール近傍の電極間の短絡を生じ難くすることができる。
さらに、前記第2の隔壁が前記第2の電極に信号を供給する補助配線と反対側で前記表示領域の外側に設けてもよい。このような構成により、前記補助配線と反対側における電極間の短絡を生じ難くすることができる。
そして、前記補助配線が、前記第1の隔壁と交差し、前記導電膜を上層に有してもよい。このような構成でも、電極間の短絡を生じ難くすることができる。
また、前記第2の隔壁が前記第2の電極の1ライン置きに設けてもよい。これにより、より確実に第2の電極間の短絡を抑えることができる。
本発明によれば、電極間の短絡が生じ難い有機LED素子を提供することができる。
実施の形態1.
本実施の形態に係る有機LED素子を有する有機LED表示装置の構成について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、有機LED素子の構成を示す断面図である。図2は、有機LED表示装置の有機LED素子が形成されている素子基板を示す平面図である。図1及び図2において、同一の要素には同一の符号を付している。
図1に示すように、有機LED表示パネル100は、素子基板101、陽極102、絶縁層103、有機層104、陰極105、封止基板106、陽極補助配線107、陽極接続端子108、陰極補助配線109、陰極接続端子110、第1の隔壁111、第2の隔壁112、捕水材113、接着材114、開口部115、有機LED素子116、表示領域117、カラーフィルタ層118、TCP119、ACF120、導電膜121を有している。なお、図1における断面図は、図2の素子基板101に封止基板106を貼り合わせた後のA−A断面図である。
素子基板101は、ガラスなどからなる透明な矩形状の平板部材である。第1の電極である陽極102は、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明性導電材料からなり、素子基板101上に形成されている。図2に示すように、複数の陽極102は、一定間隔を隔ててそれぞれ平行に形成される。これが、データラインである。また、素子基板101上には、それぞれの陽極102に延設された陽極補助配線107及び陽極補助配線107の端部に配置される陽極接続端子108が設けられる。
また、素子基板101上には、後述するそれぞれの陰極105に接続された陰極補助配線109及び陰極補助配線109の端部に配置された陰極接続端子110が設けられる。陰極105は陽極102に対し垂直方向に設けられ、それぞれは平行に形成される。そして、陰極105は複数設けられ、複数の陽極102と交差する。ここでは、それぞれの陰極105の両側に形成される第1の隔壁111によって分割された領域をコモンラインとする。陰極補助配線109は陰極105に対応して形成される。ここで、陰極105の陰極補助配線109が設けられた側、すなわち図2中の左側を引き出し部とする。陰極105の陰極補助配線109が設けられていない側、すなわち図2中の右側を反引き出し部とする。陽極補助配線107、陽極接続端子108、陰極補助配線109、陰極接続端子110は、接続部の低抵抗化のために金属材料から形成される。
陽極102、陰極補助配線109、陰極接続端子110が形成された素子基板101上には、絶縁層103が形成される。絶縁層103は、陽極102と後述する陰極105との絶縁を確保するために設けられる。絶縁層103は、ポリイミドなどの絶縁材料からなる。絶縁層103には、陽極102と陰極105との交差位置、すなわち画素となる位置に対応して開口部115が設けられている。つまり、絶縁層103は、有機層104と陽極102とが接触する開口部115を固定する役割を果たしている。この開口部115に対応する位置が画素となる。また、絶縁層103には、陰極105と陰極補助配線109とを電気的に接続するためのコンタクトホールが設けられている。なお、絶縁層103は、後述する導電膜121よりも広い範囲に形成される。
絶縁層103上には、第1の隔壁111が形成される。第1の隔壁111は、分離された陰極105を形成するため、陰極105を蒸着などにより形成する前に所望のパターンに形成される。陽極102に対し垂直に、陰極105に対して平行に設けられる。陰極105の分離をより確実なものとするため、第1の隔壁111は逆テーパ構造を有している。すなわち、素子基板101から離れるにつれて、断面が広がるように形成される。
さらに、絶縁層103上には、第2の隔壁112も形成される。陰極105を形成する導電膜121は、陰極105の領域外にも形成される。つまり、表示領域117の外側にも形成される。さらに、導電膜121は、第1の隔壁111と第2の隔壁112の上にも形成される。そのため、陰極105と表示領域117の外側にある電極として不要な導電膜121とを電気的に分断するために第2の隔壁112が形成される。つまり、第2の隔壁112は第1の隔壁111をつなげるように、導電膜121の形成領域に設けられ、コモンラインを複数の領域に分割する。
第2の隔壁112も第1の隔壁111と同様、陰極105と電極として不要な導電膜121の分離をより確実なものとするため、逆テーパ構造を有している。そして、第2の隔壁112は、コンタクトホールの外側に設けられる。さらに、第2の隔壁112は反引き出し部の表示領域117の外側にも設けられる。つまり、本実施の形態ではコモンラインの左右の両側に第2の隔壁112が設けられる。また、第2の隔壁112は、1ライン置きにコモンラインの左右の両側に形成される。これにより、導電膜121は第1の隔壁111のみならず、第2の隔壁112によっても分離形成され、陰極105とその外側部分とが分割される。よって、第2の電極である陰極105は2つの第1の隔壁111と2つの第2の隔壁112との中に形成される。また、コモンライン上に第2の隔壁112が形成されていない場合、第1の隔壁111によって分割された領域が陰極105である。
有機層104は、一般的な、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層などを順次積層した構成を有している。有機層104は、前述した陽極102、絶縁層103、第1の隔壁111の上に、所定の大きさで配置される。
陰極105は、光反射性を有するアルミニウム(Al)などの導電性材料からなり、有機層104上に設けられる。陰極105は、第1の隔壁111によって分離されるため、第1の隔壁111の間に配設される。また、コモンライン上に第2の隔壁112がある場合は、陰極105は、第2の隔壁112によっても分離されるため、2つの第1の隔壁111と2つの第2の隔壁112との中に配設される。また、陽極102と陰極105とが交差する位置が画素となる。有機LED素子116は、素子基板101上に順次積層された陽極102、有機層104、陰極105を備える。複数の画素から構成される領域が、表示領域117となる。
カラーフィルタ層118は、陽極102と視認側の素子基板101との間に形成される。カラーフィルタ層118は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色に着色された着色層と、着色層の間に配置される遮光層とを有している。各画素は、順次積層されたカラーフィルタ層118、陽極102、有機層104及び陰極105を備えている。
封止基板106は、パネル中に水分や酸素が入らないように設けられる。封止基板106としては、ステンレス鋼、Al又はその合金などの金属類のほか、ガラス、アクリル系樹脂などの1種類又は、2種類以上からなるものを使用することができる。封止基板106の画素に対向する面上には、捕水材113を配置するための凹部が形成されている。
封止基板106と素子基板101とは、光硬化型の接着材114を介して固着されている。接着材114としては、水分などの透過性の低い紫外線硬化型のエポキシ系接着材などを用いることができる。接着材114は、表示領域117を囲むように形成されている。すなわち、接着材114は、封止基板106に形成されている凹部を囲む凸部に配置される。接着材114は、封止基板106と素子基板101とを固着し、表示領域117を含む空間を封止する。すなわち、有機LED素子116は、素子基板101、封止基板106、接着材114とで形成される気密空間に配置される。
気密空間内には、画素のほか、画素への水分や酸素の影響を抑制し、安定した発光特性を維持するための捕水材113が設けられている。捕水材113は、封止基板106上の、有機LED素子116と対向する面に形成された凹部に設けられている。また、捕水材113は、封止基板106に形成された凹部の内部側面と接触しないように、一定の間隔を設けて配設されている。
捕水材113としては、無機系の乾燥剤や、水分と反応性の高い有機金属化合物を膜状にしたもの、さらに、フッ素系オイルからなる不活性液体中に固体の吸湿剤を混合したものなどを用いることができる。
陽極補助配線107が設けられた引き出し部及び陰極補助配線109が設けられた引き出し部を素子基板101、封止基板106、接着材114とで形成される気密空間から露出するために、素子基板101よりも大きさが小さくなっている。すなわち、陽極補助配線107に接続された陽極接続端子108及び陰極補助配線109に接続された陰極接続端子110は、接着材114の外側に配置される。
また、図1に示すように、駆動回路は、陰極接続端子110、陰極補助配線109を介して陰極105と電気的に接続されている。駆動回路が設けられたTCP(Tape Carrier Package)119と陽極接続端子108又は陰極接続端子110とは、ACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)120を介して接続される。図1に示すように、陰極接続端子110とTCP119との間にACF120が配置される。ACF120が、陰極接続端子110とTCP119とを物理的に固定し、さらに、ACF120に含まれる導電粒子により陰極接続端子110とTCP119の接続配線を電気的に接続する。なお、陽極102も同様に駆動回路が接続される。
本実施の形態に係る有機LED表示装置は以上のように構成されている。また、本実施の形態では、引き出し部を片側のみに設けた片側引き出しの構成である。
そして、画素の陽極102と陰極105との間に電流を供給することによって、陽極102からは正孔が、陰極105からは電子がそれぞれ有機層104に注入されて再結合する。その際に生ずるエネルギーにより有機層104内の有機発光性化合物の分子が励起される。励起された分子は基底状態に失活し、その過程において有機層104が発光する。また、カラーフィルタ層118は、有機層104からの光を選択的に透過し、所望の色の透過光が視認側に出射する。各画素が駆動回路からの信号に従って有機層の発光量を制御することによって、表示領域117は画像表示を行う。
本発明に係る有機LED表示装置の製造方法について図3を用いて説明する。図3は有機LED表示装置の製造工程を示すフローチャートである。有機LED表示装置は画素となる有機LED素子116を複数配置した有機LED表示パネル100を備えている。有機LED表示パネル100は通常、有機LED素子116である画素が形成された素子基板101と画素を封止するため素子基板101と対向配置された封止基板106とを備えている。
まず、有機LED素子116を備える素子基板101の製造方法について説明する。素子基板101には、例えば0.7mm〜1.1mmのガラス基板を用いる。ガラス基板には無アルカリガラスあるいはアルカリガラスを用いることができる。このガラス基板の上に陽極電極材料であるITOを成膜する(ステップS101)。ITOはスパッタや蒸着によって、ガラス基板全面に均一性よく成膜することができる。フォトリソグラフィー及びエッチングによりITOパターンを形成する(ステップS102)。このITOパターンが陽極102となる。レジストとしてはフェノールノボラック樹脂などを使用し、露光現像を行う。エッチングはウェットエッチングあるいはドライエッチングのいずれでもよい。レジスト剥離材としてはモノエタノールアミンなどを使用する。
ITOパターンの上から補助配線材料を成膜する(ステップS103)。補助配線材料はAlあるいはAl合金などの低抵抗な金属材料が用いられ、スパッタ、蒸着によって成膜することができる。さらに下地との密着性を向上させるため、あるいは腐食を防止するために、Al膜の下層又は上層にTiNやCr等のバリア層を形成して補助配線を積層構造としても良い。このバリア層も蒸着あるいはスパッタにより形成できる。この補助配線材料をフォトリソグラフィー及びエッチングによりパターニングして、補助配線パターンを形成する(ステップS104)。これにより、陽極補助配線107及び陰極補助配線109が形成される。エッチングには燐酸、酢酸、硝酸等の混合水溶液よりなるエッチング液を使用することができる。なお、陽極材料と補助配線材料とを順に成膜し、その後に補助配線材料と陽極材料を順番にパターニングすることも可能である。この補助配線パターンにより、陽極102又は陰極105に信号が供給される。
次に、開口部115を有した絶縁層103を形成する(ステップS105)。絶縁層103としては感光性のポリイミドなどをスピンコーティングして、フォトリソグラフィー工程でパターニングした後、キュアし、画素に対応する位置に開口部115を有する絶縁層103を形成する。同時に陰極105と補助配線とのコンタクトホールを形成する。
次に、第1の隔壁111及び第2の隔壁112を形成する(ステップS106)。第1の隔壁111及び第2の隔壁112には、例えば、ノボラック樹脂を用いる。これをスピンコートして、フォトリソグラフィー工程でパターニングした後、光反応させて第1の隔壁111及び第2の隔壁112を形成する。また、第2の隔壁112は陰極105の両側に形成された第1の隔壁111の間をつなぐように形成される。このように、第1の隔壁111及び第2の隔壁112は一体的にパターン形成されている。
第1の隔壁111及び第2の隔壁112が逆テーパ構造を有するようネガタイプの感光性樹脂を用いることが望ましい。ネガタイプの感光性樹脂を用いると、上から光を照射した場合、深い場所ほど光反応が不十分となる。その結果、上から見た場合、硬化部分の断面積が上の方より下の方が狭い構造を有する。これが逆テーパ構造を有するという意味である。このような構造にすると、その後、陰極105の蒸着時に蒸着源から見て陰になる部分は蒸着が及ばないため、陰極105を分離することが可能になる。つまり、第1の隔壁111は、隣接する陰極105を分離するために用いている。また、第2の隔壁112は、コンタクトホールの外側、及び表示領域117の外側の電極として不要な導電膜121を分離するために用いている。さらに、開口部115のITO層の表面改質を行うために、酸素プラズマ又は紫外線を照射してもよい。
次に、開口部115の上に有機層104を形成する(ステップS107)。有機層104は正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層などを構成要素とすることが多い。ただし、これとは異なる層構成を有する場合もある。このそれぞれの層をスプレー塗布法、蒸着法などを用いて順次積層する。例えば、スプレー塗布法の場合、まず、ポリマーバッファ層を形成する。そして、ポリマーバッファ層を形成する溶液をマスクの上からスプレー塗布を行う。この溶液が塗布された素子基板101を、仮焼成し、その後本焼成することによって、ポリマーバッファ層を形成する。
そして、ポリマーバッファ層の上に、正孔注入層、正孔輸送層を形成する。さらにその上に、発光層を形成する。続いて、電子輸送層、電子注入層を形成する。これにより、有機層104を形成することができる。もちろん、上述の構成は一例であり、これ以外の構成でもよい。
その後、蒸着装置を用い陰極105を蒸着する(ステップS108)。陰極105には、Alを使用することが多いが、Li等のアルカリ金属、Ag、Ca、Mg、Y、Inやそれらを含む合金を用いることも可能である。このように、金属層を所定の領域に蒸着すると、第1の隔壁111によって金属層が分離される。これにより、複数の陰極105が形成される。また、コモンライン上に第2の隔壁112が形成されている場合は、2つの第1の隔壁111と2つの第2の隔壁112との中が陰極105となる。さらに、第1の隔壁111、第2の隔壁112の上、及び陰極105の外側に導電膜121が形成される。陰極105はこの他、スパッタリング、イオンプレーティングなどの物理的気相成長法(PVD)で形成することができる。これにより、画素となる有機LED素子116が形成される。
これらの工程により有機LED素子116が複数形成された素子基板101が製造される。通常1枚の素子基板101には複数の有機LED素子116を有する有機LED表示パネル100が複数形成される。そして、後述する工程(ステップS110)で各有機LED表示パネル100を切断分離することにより、1枚のマザーガラスから複数の有機LED表示パネル100が得られる。この工程については後述する。上述の有機LED素子基板の製造工程は典型的な有機LED表示装置に用いられる有機LED素子基板の製造工程の一例であり、上述の製造工程に限られるものではない。
次に、有機LED素子116を封止するための封止基板106の製造工程について説明する。有機LED素子116は空気中の水分等により劣化するので、封止基板106を用いて封止する。封止基板106としては、例えばガラス基板が使用され、素子基板101と同様のものを用いることができる。そして、封止基板106となるガラス基板を加工して、凹部を形成する(ステップS201)。具体的にはエッチングにより、捕水材113を設けるため、また、エージングのためのOを封入するため、封止基板106の一部に掘り込み凹部を形成する。
次に、捕水材113を形成する(ステップS202)。捕水材113には、例えばゼオライトが用いられる。ゼオライトは元が粉末で成形が容易、低コストであり、捕水力が高い。そして、表示領域117に対応する位置に、封止基板106の表面に捕水材113を配置する。すなわち、捕水材113は少なくとも、後述する接着材114が形成される位置の内側に設けられる。なお、捕水材113には、ゼオライトの他、酸化カルシウムや酸化バリウムなどを用いることができる。
また、粘性捕水材を用いることもできる。具体的には、まず水分を極力取り除いた不活性ガス(例えば、ドライ窒素)やドライエアによるドライ雰囲気において、封止基板106上に捕水材113を塗布する。粘性捕水材は、吸着剤が流動しない程度の粘性を有し、クリーム状あるいはゲル状で塗布面に粘着するものである。吸着剤としては、活性アルミナ、モレキュラシーブス、酸化カルシウム及び酸化バリウムなどの物理的あるいは化学的に水分を吸着するものが使用される。粘性捕水材は、例えば、フッ素系オイルからなる不活性液体中に所定量の吸着剤を混合して構成する。あるいは、フッ素系ゲルなどの不活性のゲル状部材に所定量の吸着剤を混合することで得られる。捕水材113は、封止基板106に形成された凹部の内部側面と接触しないように、一定の間隔を設けて配設する。
次に、捕水材113の外側にディスペンサを用いて接着材114を塗布する(ステップS203)。接着材114は捕水材113の外側に設けられる。接着材114としては感光性エポキシ樹脂が望ましく、例えば、光カチオン重合型エポキシ樹脂を用いることができ、素子基板101と封止基板106を貼り合わせる機能を果たす。
次に、素子基板101と封止基板106を貼り合わせて、有機LED素子116を封止する(ステップS109)。両基板を加圧して、UV光を接着材114に照射する。これにより、接着材114が押し潰された状態で感光性樹脂が硬化され、素子基板101と封止基板106とを貼り合わせることができる。上述の工程により、素子基板101と封止基板106との間の空間は、接着材114により封止される。
上述の工程により貼り合わされた基板を切断する(ステップS110)。これにより、それぞれの有機LED表示パネル100に分割される。次に、駆動回路などを実装する(ステップS111)。具体的には、接着材114で囲まれた領域から外に延設された陽極補助配線107及び陰極補助配線109の端部に形成されている陽極接続端子108及び陰極接続端子110にACF120を貼付ける。そして、駆動回路が設けられたTCP119を接続する。まず、陽極接続端子108及び陰極接続端子110にACF120を仮圧着する。ついで、駆動回路が内蔵されたTCP119を陽極接続端子108及び陰極接続端子110にそれぞれ本圧着する。これにより駆動回路が実装される。この有機LED表示パネル100が筐体に取り付けられ、有機LED表示装置が完成する(ステップS112)。
このように、製造された有機LED表示装置は、第2の隔壁112が設けられている。これにより、第2の隔壁112で分割された領域の外側で、異物などによって第1の隔壁111のコモンライン間が繋がっても、表示には影響がない。これは、第2の隔壁112によって陰極105から分断されているからである。従って、第2の隔壁112の外側で第1の隔壁111に欠損等がある場合でも、コモンリークにならないため、コモンリーク不良が減少する。このように、表示領域117の外側の導電膜121が蒸着されている部分で発生するコモンリーク不良を低減することができる。また、第2の隔壁112はコンタクトホール及び表示領域117の外側に設けられるが、コンタクトホール及び表示領域117のできるだけ近くに設けられるのが好ましい。つまり、コンタクトホール及び表示領域117の外側近傍に設けられるのがよい。また、第2の隔壁112はコモンラインの両側に設ける必要はないが、コモンラインの両側に設ける方が好ましい。このようにすることにより、コモンリーク不良をさらに低減することができる。
ここで、第2の隔壁112を全コモンラインに形成しないのは、陰極105と、電極として不要な導電膜121とを分断する第1の隔壁111及び第2の隔壁112がすべて繋がってしまうからである。第1の隔壁111及び第2の隔壁112の上にはAlが蒸着されている。このため、隔壁不良によるコモンリークが起こりやすくなる。また、第2の隔壁112が全コモンラインに形成されると、隔壁の片側に不良があったときでも遠隔コモンリークが起きてしまう。ここで、遠隔コモンリークとは、隣接するコモンライン間ではなく、遠隔のコモンライン間でリークが起こることである。隔壁片側不良があるときは、第1の隔壁111上の導電膜121と、隣接する1ラインのコモンラインとが電気的につながる。しかし、隣接するコモンライン間は短絡せず、つながらない。つまり、隣接するコモンライン間ではコモンリークが起こらない。一方、第2の隔壁112を全コモンラインに形成すると、前述のように第1の隔壁111及び第2の隔壁112がすべて繋がり、隔壁片側不良が別ラインで複数箇所ある場合には、コモンリークが起きてしまう。このコモンリークは、隣接するコモンライン間に限らず、遠隔のコモンラインでも起こる。
また、コモンラインの両側で互い違いに第2の隔壁112を形成した場合でも、第1の隔壁111及び第2の隔壁112の上の導電膜121がすべて繋がってしまい、前述のような現象が起こる。具体的には、1ライン目及び3ライン目では、図2中の陰極105の左側に第2の隔壁112が形成され、2ライン目では図2中の陰極105の右側に第2の隔壁112が形成される場合、コモンリークが起こりやすくなる。このため、本実施の形態では、第2の隔壁112を1ライン置きにコモンラインの両側に形成する。
本実施の形態のように、第2の隔壁112をコモンラインの両側に1ライン置きに形成する場合、隣接するコモンライン間は導電膜121によってつながらない。この場合、第2の隔壁112が設けられたコモンラインと、このコモンラインに隣接する2つの第1の隔壁111上の導電膜121とがつながるだけである。また、コモンリークからの影響を防ぐ効果は、全コモンラインの両側に第2の隔壁112を設ける場合と同じなので、コモンラインの両側に1ライン置きに第2の隔壁112を設けるほうがよい。このような構成が好ましいが、引き出し部近傍のコモンリークのみを防ぐために、コンタクトホール近傍のみに第2の隔壁112を設けてもよい。また、反引き出し部近傍のコモンリークのみを防ぐために、表示領域117の外側のみに第2の隔壁112を設けてもよい。そして、遠隔コモンリーク以外のコモンリークのみを防ぐために、全コモンラインに第2の隔壁112を形成しても、互い違いに第2の隔壁112を形成してもよい。いずれも効果の程度が異なるが、コモンリークを防ぐことができる。
実施の形態2.
本実施の形態に係る有機LED素子116を有する有機LED表示装置の構成について図4を用いて説明する。図4は、有機LED表示装置の有機LED素子116が形成されている素子基板101を示す平面図である。また、有機LED素子116の構成及び製造方法については、実施の形態1と同様なので説明を省略する。
本実施の形態では、陰極補助配線109が設けられた引き出し部を両側に設ける。つまり、引き出し部がコモンラインの左右交互に形成される。従って、1ライン目及び3ライン目では、図4中の陰極105の左側に陰極補助配線109が形成され、2ライン目では図4中の陰極105の右側に陰極補助配線109が形成される。このような構成の場合でも第2の隔壁112は、コンタクトホールの外側に設けられる。さらに、第2の隔壁112は反引き出し部の表示領域117の外側にも設けられる。このように、第2の隔壁112はコンタクトホール及び表示領域117の外側に設けられるが、コンタクトホール及び表示領域117のできるだけ近くに設けられるのが好ましい。つまり、コンタクトホール及び表示領域117の外側近傍に設けられるのがよい。なお、第2の隔壁112は第1の隔壁111をつなげるように形成され、コモンラインを複数の領域に分割する。そして、1ライン置きにコモンラインの両側に形成される。ここで、第2の隔壁112をコモンラインの1ライン置きに形成した理由は、実施の形態1の通りである。
このような構成の場合でも第2の隔壁112を設けることで、第1の隔壁111の欠損あるいは異物により、隣接したコモンライン間の短絡を防ぐことができる。つまり、コモンリークを防ぐことができる。さらに、実施の形態1と同様に第2の隔壁112を1ライン置きに形成することで遠隔コモンリークも起こらない。
また、陰極補助配線109と陰極105との間に形成された絶縁層103のピンホールによる影響を防ぐこともできる。つまり、陰極補助配線109と陰極105との間の短絡を防ぎ、コモンリークを防止することができる。本実施の形態のように、両側引き出しの場合、陰極補助配線109が第1の隔壁111を交差して延設されている。そして、陰極補助配線109が絶縁層103を介して他のコモンラインと重なる。つまり、絶縁層103は、陰極補助配線109と、他のコモンライン上の導電膜121あるいは陰極105とを分離している。第2の隔壁112が設けられていない場合、絶縁層103にピンホールが生じると、陰極補助配線109と他のコモンラインの陰極105とが電気的に接続し、コモンリークが起こる。
ここで、本実施の形態のように第2の隔壁112が設けられる場合、表示に関与する陰極105へのコモンリークによる影響を防ぐことが可能となる。例えば、絶縁層103のピンホールが第2の隔壁112が設けられているコモンラインの第2の隔壁112の外で生じたとする。さらに、ピンホールの下に、他のコモンラインの陰極105に接続された陰極補助配線109があったとする。この場合、ピンホールによって導電膜121と陰極補助配線109とが接続されても、第2の隔壁112によって、ピンホールが生じたコモンラインの陰極105とは分離されているので、陰極105には影響がない。このように、第2の隔壁112を用いることによって、第1の隔壁111の不良及び絶縁層103のピンホールによるコモンリークを防ぐことができる。つまり、良好な表示特性を得ることができる。
また、ピンホールによる影響を防ぐ効果は、本実施の形態のように、両側引き出しに限られることはない。陰極補助配線109が第1の隔壁111を交差して延設されている場合だったら、片側引き出しであっても第2の隔壁112を設けることによって、ピンホールによる影響を防ぐことができる。また、コモンラインの両側に1ライン置きに第2の隔壁112を形成するのが好ましいが、実施の形態1と同様、どちらか一方のみに形成してもよい。また、1ライン置きでなくてもよい。いずれも効果の程度が異なるが、コモンリークを防ぐことができる。
実施の形態1に係る有機LED素子の構成を示す断面図である。 実施の形態1に係る有機LED素子が形成されている素子基板を示す平面図である。 実施の形態1に係る有機LED表示装置の製造工程を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る有機LED素子が形成されている素子基板を示す平面図である。
符号の説明
100 有機LED表示パネル、101 素子基板、102 陽極、
103 絶縁層、104 有機層、105 陰極、106 封止基板、
107 陽極補助配線、108 陽極接続端子、109 陰極補助配線、
110 陰極接続端子、111 第1の隔壁、112 第2の隔壁、
113 捕水材、114 接着材、115 開口部、116 有機LED素子、
117 表示領域、118 カラーフィルタ層、119 TCP、
120 ACF、121 導電膜

Claims (5)

  1. 基板上に形成された複数の第1の電極と、
    前記複数の第1の電極と交差する複数の第2の電極と、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に形成され、前記第1の電極と前記第2の電極との交差部に開口部を有する絶縁層と、
    前記開口部において、前記第1の電極と前記第2の電極との間に配置される有機層と、
    隣接する前記第2の電極間に、前記第2の電極に沿って形成された第1の隔壁とを備える有機LED素子であって、
    前記第2の電極となる導電膜の形成領域において、
    前記開口部が設けられた表示領域の外側に、前記第2の電極の両側に設けられている前記第1の隔壁間をつなぐように形成された第2の隔壁を備える有機LED素子。
  2. 前記表示領域の外側の前記絶縁層にコンタクトホールを有し、
    前記第2の隔壁が前記コンタクトホールの外側近傍に設けられる請求項1に記載の有機LED素子。
  3. 前記第2の隔壁が前記第2の電極に信号を供給する補助配線と反対側で前記表示領域の外側に設けられる請求項1又は2に記載の有機LED素子。
  4. 前記補助配線が、前記第1の隔壁と交差し、前記導電膜を上層に有する請求項3に記載の有機LED素子。
  5. 前記第2の隔壁が前記第2の電極の1ライン置きに設けられている請求項1乃至4のいずれかに記載の有機LED素子。
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