JP2007323264A - 顧客カード管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、所定のサービスに対して発行される顧客カードを同一人が複数枚所持する場合の情報管理を行う顧客カード管理システムに関し、同一対象の複数の顧客カードに所定情報を共有させて使用に際しての利便性を向上させ、当該複数の顧客カードの情報管理を容易に共有化させることを目的とする。
【解決手段】顧客カード48に付与されているカードIDに関連させて属性情報を顧客カードDBに格納させ、顧客が提供される同一サービス対象に対して複数の顧客カード48を所持する場合に、カード紐付手段42が当該顧客の所持する複数の顧客カード48より各カードIDをカード情報読取部37で読み取らせて関連付け、関連付けられた各カードIDに関連する各属性情報を、対応の各カードIDの総ての該当顧客カード48で共有化させる構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、所定のサービスに対して発行される顧客カードを同一人が複数枚所持する場合に当該複数の顧客カードを関連付けて情報管理する顧客カード管理システムに関する。
近年、例えば商品購入の際に与えられる還元ポイントやカラオケ利用による利用者情報の情報記憶のような顧客利益のためにポイントカードや会員カード等の顧客カードを発行することが急増している。このような顧客カードは、原則的には一人に対して一枚が割り当てられるものであるが、諸事情により同一人が複数枚所持する場合もある。そのため、顧客側にとっては所持するカードの共用化若しくは一括化の要請があり、サービス提供側にとっては複数のカード所持であっても各カードIDに付随する属性情報の共有管理化の要請がある。
従来、例えば商品購入で還元ポイントが付与される顧客カードは、メーカや商店(チェーン店を含む)で氏名、住所等を登録することで発行され、メーカや商店が異なればそれぞれの顧客カードを複数枚所有し、商品購入時に対応の顧客カードを提示することで使用される。そこで、異なるメーカや商店であっても一枚の顧客カードでポイント管理するシステムが下記の特許文献で提案されている。
特開平11−250353号公報
上記特許文献は、ポイント管理システムに関して1枚のカードにより複数対象で付与されるポイントを管理するために、ポイントを商店等毎に格納するメモリとポイント管理アプリケーションを内蔵するICカードと、システム全体を管理するポイントシステム管理手段とメーカや商店などに設けたICカード読み書き手段とからシステムを構成し、管理手段がメーカの登録・管理を行い、登録する時点でメーカごとに固有のポイント管理アプリケーションをアクセスするための暗号鍵を発行し、ポイント管理アプリケーションが暗号鍵等の情報を使って読み書き手段から利用可能とすることが提案されている。
一方、例えばカラオケ店で発行される顧客カードに関して、カラオケ店側では、カードIDに関連付けて利用者の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、ニックネーム等の属性情報や、利用者が登録した持ち歌、歌唱時の音階キー、ランキング、顔写真等の個別情報の利用者情報をホスト装置(サーバ)に格納しているのが一般的となっている。
ところで、上記顧客カード(ICカード)は、商品購入時やサービス利用時に提示することでその機能が発揮されるものであるが、所持忘れによって新たに発行される場合があり、また、クレジットカード機能付き顧客カード(ICカード)では有効期限があるために期限切れの場合に新たに発行されることとなって、同一人で同じ対象の顧客カード(ICカード)を複数枚所持することが多々ある。
しかしながら、複数の同一対象の顧客カード(ICカード)を使い分けることは顧客側にとって煩わしく、また、一括化して一枚の顧客カード(ICカード)とすることはサービス提供側にとって手続処理が煩雑になるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、同一対象の複数の顧客カードに還元ポイントや利用者情報等の所定情報を共有させて顧客カードの使用に際しての利便性を向上させ、当該複数の顧客カードの情報管理を容易に共有化させる顧客カード管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、顧客に対して所定のサービスを提供する媒体として発行される顧客カードを管理する顧客カード管理システムであって、前記顧客カードに付与されているカードIDに関連させて、当該顧客カードを所持する顧客の個人情報及び関連情報を属性情報として格納する顧客カード情報格納手段と、少なくとも、前記顧客カードより前記カードIDを読み取るカード情報読取部と、前記顧客が提供される同一サービス対象に対して複数の前記顧客カードを所持する場合に、前記カード情報読取部で当該顧客の所持する複数の顧客カードより前記各カードIDを読み取らせて互いに関連付けるカードID取得手段と、前記関連付けられたカードIDに基づいて前記顧客カード情報格納手段より対応の総ての属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記取得された各属性情報を、対応の各カードIDの総ての前記顧客カードで共有化させるデータ共有化手段と、を有する構成とする。
請求項2〜4の発明では、「前記データ共有化手段は、前記カードID取得手段で関連付けされた前記各カードIDに基づいて取得されたそれぞれの属性情報を和集合若しくは一部加算で和集合させた一括属性情報として上記それぞれのカードIDに関連付けて当該顧客カード情報格納手段を更新させるデータ更新手段を備える」構成であり、
「前記データ共有化手段は、前記カードID取得手段で関連付けされた前記各カードIDをそれぞれ紐付けしたテーブルを作成して記憶しておくテーブル作成処理手段と、一のカードIDに基づいて当該カードID及び上記テーブルで特定される紐付けされた他の所定数のカードIDにおけるそれぞれの属性情報を和集合若しくは一部加算で和集させたものとして特定するデータ特定手段と、を備える」構成であり、
「前記カード情報読取部で読み取った各カードIDに基づいて取得した属性情報のうち、前記個人情報を比較して各カードIDのそれぞれの顧客カードが同一の顧客に帰属するか否かを判定して、同一顧客に帰属する場合にのみ読み取った各カードIDの当該属性情報を前記データ共有化手段で共有化させる紐付真贋判定手段を備える」構成である。
本発明によれば、顧客カードに付与されているカードIDに関連させて属性情報を顧客カード情報格納手段に格納させ、顧客が提供される同一サービス対象に対して複数の顧客カードを所持する場合に、当該顧客の所持する複数の顧客カードより各カードIDを読み取って関連付け、関連付けられた各カードIDに関連する各属性情報を、対応の各カードIDの総ての該当顧客カードで共有化させる構成とすることにより、同一対象の複数の顧客カードに所定情報を共有させることで顧客カードの使用に際しての利便性を向上させることができ、当該複数の顧客カードの情報管理を容易に共有化させることができるものである。
以下、本発明の最良の実施形態を図により説明する。本実施形態では、複数の顧客カードに付随する属性情報を、個人情報及びカラオケシステム利用の際の持ち歌等の関連情報として説明するが、当該属性情報が商品購入の際に付与される還元ポイント等の場合であっても適用することができるものである。
図1及び図2に、本発明に係る顧客カード管理システムの第1実施形態の構成図を示す。図1(A)は通信ネットワークを使用して本システムを構成させた場合のネットワーク模式図、図1(B)はホスト装置の概要ブロック構成図、図2は端末の概要ブロック構成図である。図1(A)において、ホスト装置11は顧客カード管理システムの一部を構成するものとして、通信ネットワーク12を介して所定数の端末13(13A〜13N)を管理するもので、相互にデータ授受自在に接続されたものである。上記通信ネットワーク12としては一般公衆電話回線やこれを用いたADSLや光通信回線あるいはインターネット、さらには、LANなどがある。
ホスト装置11は、図1(B)に示すように、少なくとも中央制御部21、送受信部22及び格納部23を備え、当該格納部23にはDB(データベース)管理手段24及び顧客カード情報格納手段である顧客カードDB25を備える。顧客カードDB25については図3で説明する。上記中央制御部21は、当該ホスト装置11を統括的に制御するもので、例えば物理的なCPUであり、図示しないROMに格納されているプログラムのアルゴリズム処理を行う。
上記送受信部22は、各端末13(13A〜13N)との通信(データ授受)を行うために、通信ネットワーク12の通信方式と整合性をとるための例えば物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成される。格納部23に格納されている上記DB管理手段24は、顧客カードDB25を統括的に管理するプログラムであり、当該顧客カードDB25よりカードIDに基づいて該当の属性情報を抽出し、また、属性情報に関してデータ更新の要求があれば当該データ更新を行う。ここでは、顧客カード48の利用履歴の他に、所定の端末13からの所定数のカードIDについて属性情報を共有化させたデータ更新(後述する)に応じて顧客カードDB25を更新する。
続いて、端末13(13A〜13N)は顧客カード管理システムの一部を構成するものとして、顧客の所持する同一対象の顧客カードが複数ある場合に各顧客カードに付随する属性情報を当該各顧客カードで共有化させるためのものであって、図2に示すように、主要装置として端末本体31を備える。当該端末本体31は、バス32、中央制御部33、ROM34、RAM35、処理プログラム格納部36、カード情報読取部37及び送受信部38を適宜備える。また、当該端末本体31に対して有線又は無線でデータ授受可能な表示部39及び入力部40が接続される。ここでは、表示部39及び入力部40を一体のものとして説明する。
また、端末本体31において、中央制御部33は表示ファイル作成手段41を備え、処理プログラム格納部36にはカード紐付手段42及び属性情報取得手段47が格納され、当該カード紐付手段42に読取時間判別手段43、カードID取得手段44及びデータ共有化手段45(データ更新手段46)が備えられる。
上記中央制御部33は、このシステムを統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM34に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。当該ROM34に記憶されているプログラムには当該端末本体31の端末IDが設定されており、ホスト装置11に対してデータ授受を行う際に当該端末本体31を特定するために端末IDが所定データと共に送信される。また、中央制御部33の備える表示ファイル作成手段31は、実行するためのプログラムがRAM35に展開されるもので、表示部39に表示させるための表示ファイルを作成する。
上記RAM35は、種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割や、ここでは端末本体31にログオンした顧客カード48に付与されたカードIDを一時記憶するものであり、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。
上記処理プログラム格納部36は、所定の処理プログラムを格納(記憶)するためのもので、例えば半導体メモリやハードディスクである。格納される処理プログラムについては後述する。上記カード情報読取部37は、顧客が所持するカードIDが付与された顧客カード48から当該カードIDを読み取るもので、読み取ったカードIDを一旦RAM35に記憶させる。上記送受信部38は、通信ネットワーク12を介してホスト装置11とデータ授受を行うためのもので、通信方式と整合性をとるための例えば物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成されるものである。
上記表示部39及び入力部40は、少なくとも、複数の顧客カード48の付随する属性情報を共有化させる処理を表示し、顧客からの所定内容の信号を入力するためのもので、例えば一体として液晶ディスプレイ(LCD)とタッチセンサとを積層した入出力用を可能とし、表示されるアイコン等に対応して当該タッチセンサによりデータを入力することができるGUIであるユーザインタフェース機能を備える。また、これらが無線式の場合には、例えばIR方式やブルートゥース機構のピコネット接続方式とする電子回路等を備えるものである。
上記処理プログラム格納部36には、上述のように、カード紐付手段42及び属性情報取得手段47が格納される。上記カード紐付手段42は、概略的には、顧客が提供される同一サービス対象に対して複数の顧客カード48を所持する場合に、当該顧客カード48に付随するカードIDを互いに関連付け、顧客カードDB25に格納されている各属性情報を紐付けして対応の各カードIDの総ての顧客カードで共有化させるプログラムであり、上述のように、そのための読取時間判別手段43、カードID取得手段44及びデータ共有化手段45を備え、当該データ共有化手段45はデータ更新手段46を備える。
上記カード紐付手段42の備える読取時間判別手段43は、必ずしも本発明の必須要件ではないが、カード情報読取部37でカードIDを複数読み取る場合の制限時間(例えば1時間等)を予め設定させておき、1枚目の顧客カード48から最後の顧客カード48の読み取りまでの時間が上記設定された制限時間内か否かを判別する機能のプログラムである。当該制限時間で判別させることで異なる端末13(端末本体31)に跨った関連付けを防止することができるものである。また、当該カード紐付手段42の備えるカードID取得手段44は、顧客が提供される同一サービス対象に対して複数の顧客カード48を所持する場合に、カード情報読取部37で当該顧客の所持する複数の顧客カード48より各カードIDを読み取らせて互いに関連付けるプログラムであり、RAM35に展開されて実行されるものである。
上記データ共有化手段45は、後述の属性情報取得手段47で取得された各属性情報を、対応の各カードIDの総ての顧客カード48で共有化させるプログラムであり、備えるデータ更新手段46がカードID取得手段44で関連付けされた各カードIDに基づいて属性情報取得手段47がホスト装置11の顧客カードDB25より取得されたそれぞれの属性情報を和集合させた一括属性情報として上記それぞれのカードIDに関連付けて共有化させてデータ更新し、当該顧客カードDB25を更新させるものである。
そして、上記処理プログラム格納部36に格納される属性情報取得手段47は、顧客が顧客カード48により当該端末13よりホスト装置11にログインしたときに当該顧客カード48の上記カード情報読取部37で読み取ったカードIDに基づいてホスト装置11の顧客カードDB25より該当の属性情報を取得してRAM35に記憶させておくプログラムであり、ここでは、カード紐付手段42におけるカードID取得手段44で取得した複数のカードIDに基づいて該当の総ての属性情報をホスト装置11の顧客カードDB25より取得してRAM35に記憶させる。
ここで、図3に、図1(B)における顧客DBデータ内容の一例の説明図を示す。図3(A)は情報共有化前のデータベース内容の一例、図3(B)は情報共有化によるデータ更新後のデータベース内容の一例を示している。図3(A)に示す顧客カードDB25は、顧客カードの発行毎に登録される情報の一例であり、発行された顧客カード48に固有に付与されているカードIDに関連付けて、例えば氏名、セカンドネーム、住所、電話、年齢、性別、職種の個人情報と、持ち歌、音階キー、ランキング、イメージ(例えば顔写真)との関連情報とで構成される属性情報が格納されたものである。すなわち、顧客カードDB25は、顧客カード48の発行毎にカードIDで管理することから、同一人(図3(A)の「特許太郎」)が複数(図3(A)では3枚)の顧客カード48を所持する場合であってもカードID毎に当該顧客の属性情報が格納されることとなる。
そこで、本発明の本システムで属性情報を共有化してデータ更新すると、図3(B)に示すように、同一人が所持する各カードIDに対して属性情報が単一とされた一括属性情報として共有化される。属性情報の共有化は、例えば、和集合で行われる。和集合とは、同一のデータは一のデータとし、異なるデータは付加させるという数学的な集合のことである。図3(B)では、異なる持ち歌(GHI)及びイメージ(顔写真)を付加し、その他は同一のデータとして統一させている。
続いて、図4及び図5に、本発明の第1実施形態におけるカード紐付処理のフローチャートを示す。図4において、まず、端末本体31が起動されると(ステップ(S)1)、表示ファイル作成手段41で作成されている顧客カード48の紐付けを行うか否かの選択画面が表示部39に表示される(S2)。
当該顧客がカード紐付けを選択することで紐付け要求を入力すると(S3)、処理プログラム格納部36に格納されているカード紐付手段42が起動される(S4)。なお、カード紐付手段42の備える読取時間判別手段43には、予め読取制限時間(例えば1時間)が設定される。当該カード紐付手段42の起動によって表示部39にはカード紐付手順画面が表示され(S5)、当該手順に従って顧客の所持する各顧客カード48の最初の1枚がカード情報読取部37にかざされることにより当該顧客カード48に付与されているカードIDが読み取られ、これをカードID取得手段44が取得してRAM35に一旦記憶される(S6)。
当該顧客の所持する複数の顧客カード48の2枚目以降が手順画面にしたがって順次対応のカードIDが読み取られてRAM35に記憶されるが(S7)、読み取り時に上記読取時間判別手段43に設定された読取制限時間内か否かが判別され(S8)、読取制限時間を過ぎていればエラー表示して終了する(S9)。また、読取制限時間内に紐付け対象の顧客カード48のカードIDの総てが読み取られてRAM35に記憶されることで関連付けされると(S10)、属性情報取得手段47がRAM35に記憶された紐付け対象の各カードIDを当該端末13の端末IDと共にホスト装置11に送信することにより対応のそれぞれの属性情報を要求する(S11)。
ホスト装置11では、当該端末13からの要求に応じて上記DB管理手段24が関連付けられたカードIDの総ての属性情報を抽出して当該端末IDの端末13に送信する。当該端末では、図5に示すように、各カードIDの総ての属性情報を取得すると(S12)、データ共有化手段45のデータ更新手段46が総てのカードIDの属性情報について上記和集合処理を行い、各カードIDに関連付けた単一の一括属性情報として紐付するデータ更新をRAM35上で行う(S13)。そして、各カードIDに紐付けられた一括属性情報を、ホスト装置11の顧客カードDB25を更新させるべく送信する(S14)。
ホスト装置11では、DB管理手段24が当該端末13より送信されてきた更新データを、図3(B)に示すように更新する。これによって、上記一括属性情報が各カードIDで共有化されることとなり、当該顧客は何れの顧客カード48を使用してもそれまでの総ての属性情報が過不足なく閲覧、若しくは使用することができるものである。
なお、上記端末13側でのカード紐付処理を、図4に示すように顧客(利用者)からの選択によって行わせる場合を示したが、当該端末13が起動された時点でカード紐付手段42を自動起動させて行うこととしてもよい。また、端末13の起動後に一人の顧客若しくは他の顧客を含めた各所持する総ての顧客カード48よりそれぞれのカードIDを読み取らせ、読み取ったこれらのカードIDうち、一の顧客が自分のものとして複数のカードIDを選択して紐付け要求したときにカード紐付手段42を起動させることとしてもよい(この場合には、図4のS5より紐付け処理が始まる)。
このように、同一対象の複数の顧客カード48にそれまでの総ての属性情報を共有させることで顧客カード48の使用に際しての利便性を向上させることができると共に、サービス提供側の本システムで同一人による複数の顧客カードの情報管理を容易に共有化させることができるものである。また、複数の顧客カード48に対するカードIDの読み取りに際して読取制限時間を設けることにより、異なる端末13からの跨るカード紐付けを防止することができるものである。
ところで、上記実施形態では、カラオケシステム利用に関するカード紐付けを示したが、還元ポイントをサービス対象とする顧客カードについても適用することができる。この場合、ホスト装置11のデータ更新手段25は、一部加算で和集合処理として、取得した総ての還元ポイント情報を加算処理し、他の情報については上述の和集合処理を行って顧客カードDB25を更新するものである。このことは、以下の第2及び第3実施形態においても同様である。
次に、図6に、本発明に係る顧客カード管理システムの第2実施形態の主要構成図を示す。図6(A)〜(C)に示す第2実施形態は、上記属性情報の共有化としてテーブルを作成する場合を示したもので、図6(A)に示すように、端末13の処理プログラム格納部36に格納されるデータ共有化手段51は、テーブル作成手段52及びデータ特定手段53を備える。また、図6(B)に示すように、ホスト装置11の格納部23には、上記顧客カードDB25の他に、テーブル記憶部54が格納される。当該テーブル作成手段53及びテーブル記憶部54によりテーブル作成処理手段を構成する。
上記データ共有化手段51の備える上記テーブル作成手段52は、カードID取得手段44で取得されて関連付けされた各カードIDをそれぞれ紐付けしたテーブルを作成するプログラムであり、作成されたテーブルはホスト装置11に送信されて上記テーブル記憶部54に記憶される。そして、データ特定手段53は、一のカードIDに基づいて当該カードID及び上記テーブル記憶部54のテーブルで特定される紐付けされた他の所定数のカードIDにおけるそれぞれの属性情報が属性情報取得手段47によりホスト装置11に要求して顧客カードDB25より取得したときに、これら属性情報を和集合(還元ポイントの場合には一部加算で和集合)させたものとして特定して、顧客に供するためのプログラムである。
上記作成されてホスト装置11のテーブル記憶部54に記憶されるテーブルは、例えば図6(C)に示すように、カードID取得手段44で関連付けられた各カードIDに基づいて、当該カードIDのそれぞれに他のカードIDを紐付けしたものである。図では、関連付けられた3つのカードID(*******A、*******N、*******T)として、それぞれに他のカードIDを紐付けしている。
例えば、顧客カード48(カードID:*******A)が提示されて端末13よりホスト装置11にログインされた場合、上記テーブル記憶部54のテーブルが参照されて紐付けられた他のカードID(*******N、*******T)が特定され、これら総てのカードIDの属性情報が顧客カードDB25より抽出されて当該端末13に送信されることで属性情報取得手段47が取得する。そして、取得した総ての属性情報を当該顧客に供するときに、データ特定手段53が各カードID(*******A、*******N、*******T)の総ての属性情報の和集合処理(又は一部加算の和集合処理)した後に表示部39に表示させるものである。
なお、使用された顧客カード48(カードID:*******A)自体の属性情報は属性情報取得手段47で取得されていることから、当該顧客カード48(カードID:*******A)の使用履歴は、図示しない履歴更新手段等により更新させてホスト装置11の顧客カードDB25に反映させることができるものである。
これによって、上記同様に、同一対象の複数の顧客カード48にそれまでの総ての属性情報を共有させることで顧客カード48の使用に際しての利便性を向上させることができると共に、サービス提供側の本システムで同一人による複数の顧客カードの情報管理を容易に共有化させることができるものである。なお、上記テーブル作成手段52をホスト装置11側に備える構成としてもよく、また、テーブル記憶部54を端末13側に備える構成としてもよい。
次に、図7に、本発明に係る顧客カード管理システムの第3実施形態の主要説明図を示す。第3実施形態は、顧客カードの紐付けを行う際に、各顧客カードが正規の顧客に帰属するか否かの真贋判定を行うものであり、図7(A)は端末13の処理プログラム格納部の構成ブロック図、図7(B)は真贋判定の処理フローチャートである。なお、第3実施形態は第1実施形態に対応させたものであるが、第2実施形態においても適用することができるものである。
図7(A)において、端末13の処理プログラム格納部36には、上記カード紐付手段42の他に、紐付真贋判定手段61が格納される。当該紐付真贋判定手段61は、取得した属性情報のうち、例えば個人情報(氏名、セカンドネーム、住所、電話、年齢、性別)を比較して各カードIDのそれぞれの顧客カードが同一の顧客に帰属するか否かを判定して、同一顧客に帰属する場合にのみ読み取った各カードIDをカード紐付手段42で属性情報を紐付けさせるプログラムである。
そこで、図7(B)において、まず、属性情報取得手段47が、カードID取得手段44で読み取った紐付け対象のカードIDに基づいてホスト装置11に対して端末IDと共に送信して、当該各カードIDに関連する属性情報(個人情報のみでもよい)を要求する(S21)。ホスト装置11では、データ管理手段24により関連の属性情報(又は個人情報)を抽出させて端末IDで特定される該当の端末13に送信する。
端末13では、紐付け真贋判定手段61がホスト装置11より取得した各カードIDに関連する属性情報(又は個人情報)に基づいて、各カードIDが同一の顧客に帰属するか否かを判定する(S22)。判定の結果、同一の顧客に帰属する場合には(S23)、データ共有化手段45のデータ更新手段46が総てのカードIDの属性情報の上記和集合処理を行い、各カードIDに関連付けた単一の一括属性情報として紐付けして共有化するデータ更新をRAM35上で行う(S24)。そして、各カードIDに紐付けられた一括属性情報を、ホスト装置11の顧客カードDB25を更新させるべく送信する(S25)。一方、同一の顧客に帰属しない場合には(S23)、NG表示を表示部39に表示させて終了するものである(S26)。
このように、複数の顧客カード48を紐付けする際に、真贋判定をすることにより、例えば拾得した他人の顧客カードの紐付けを防止することができるもので、例えばクレジットカード機能を備える顧客カードの場合や、属性情報が還元ポイントに関するものである場合に有効である。
本発明の顧客カード管理システムは、還元ポイントやカラオケ利用者情報等の情報記憶のような顧客利益のために発行される顧客カードの重複所持に対してカード関連情報を管理するシステムに適する。
本発明に係る顧客カード管理システムの第1実施形態の構成図(1)である。 本発明に係る顧客カード管理システムの第1実施形態の構成図(2)である。 図1(B)における顧客DBデータ内容の一例の説明図である。 本発明の第1実施形態におけるカード紐付処理のフローチャート(1)である。 本発明の第1実施形態におけるカード紐付処理のフローチャート(2)である。 本発明に係る顧客カード管理システムの第2実施形態の主要構成図である。 本発明に係る顧客カード管理システムの第3実施形態の主要説明図である。
符号の説明
11 ホスト装置
12 通信ネットワーク
13 端末
21,33 中央制御部
23 格納部
24 DB管理手段
25 顧客DB
31 端末本体
36 処理プログラム格納部
37 カード情報読取部
42 カード紐付手段
43 読取時間判別手段
44 カードID取得手段
45,51 データ共有化手段
46 データ更新手段
47 属性情報取得手段
48 顧客カード
52 テーブル作成手段
53 データ特定手段
54 テーブル記憶部
61 紐付真贋判定手段

Claims (4)

  1. 顧客に対して所定のサービスを提供する媒体として発行される顧客カードを管理する顧客カード管理システムであって、
    前記顧客カードに付与されているカードIDに関連させて、当該顧客カードを所持する顧客の個人情報及び関連情報を属性情報として格納する顧客カード情報格納手段と、
    少なくとも、前記顧客カードより前記カードIDを読み取るカード情報読取部と、
    前記顧客が提供される同一サービス対象に対して複数の前記顧客カードを所持する場合に、前記カード情報読取部で当該顧客の所持する複数の顧客カードより前記各カードIDを読み取らせて互いに関連付けるカードID取得手段と、
    前記関連付けられたカードIDに基づいて前記顧客カード情報格納手段より対応の総ての属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記取得された各属性情報を、対応の各カードIDの総ての前記顧客カードで共有化させるデータ共有化手段と、
    を有することを特徴とする顧客カード管理システム。
  2. 請求項1記載の顧客カード管理システムであって、前記データ共有化手段は、前記カードID取得手段で関連付けされた前記各カードIDに基づいて取得されたそれぞれの属性情報を和集合若しくは一部加算で和集合させた一括属性情報として上記それぞれのカードIDに関連付けて当該顧客カード情報格納手段を更新させるデータ更新手段を備えることを特徴とする顧客カード管理システム。
  3. 請求項1記載の顧客カード管理システムであって、前記データ共有化手段は、前記カードID取得手段で関連付けされた前記各カードIDをそれぞれ紐付けしたテーブルを作成して記憶しておくテーブル作成処理手段と、一のカードIDに基づいて当該カードID及び上記テーブルで特定される紐付けされた他の所定数のカードIDにおけるそれぞれの属性情報を和集合若しくは一部加算で和集させたものとして特定するデータ特定手段と、を備えることを特徴とする顧客カード管理システム。
  4. 請求項1〜3の少なくとも何れかに記載の顧客カード管理システムであって、前記カード情報読取部で読み取った各カードIDに基づいて取得した属性情報のうち、前記個人情報を比較して各カードIDのそれぞれの顧客カードが同一の顧客に帰属するか否かを判定して、同一顧客に帰属する場合にのみ読み取った各カードIDの当該属性情報を前記データ共有化手段で共有化させる紐付真贋判定手段を備えることを特徴とする顧客カード管理システム。
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