JP2007323259A - 配送物管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、届けられる配送物を事前に認識することができ、配送物が届けられる前に、受け取り拒否の意志表示や、転送先の指示や、受け取り日時の指定等の対応方法を講ずることができる配送物管理システムを提供することを課題とする。
【解決手段】読み取り装置2は、配送物に添付されたRFIDに記憶された配送先情報および配送元情報を読み取り情報として読み取り、配送物管理装置3は、登録者情報記憶部31に登録者の配送先情報および登録者が指定した登録者端末4のメールアドレスで構成された登録者情報を記憶しておき、配送先比較部32によって読み取り情報と登録者情報とを比較することにより、読み取り情報と配送先情報が一致する登録者情報が存在するか否かを判断し、配送先情報が一致する登録者情報のメールアドレス宛に読み取り情報の配送元情報が記載された配送物通知メールを送受信部36によって送信する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、郵便物等の配送物の配送を管理する配送物管理システムに関し、特にRFID(Radio Frequency Identification)が添付された配送物を管理する管理システムに関する。
近年、非接触で検出することができるRFIDは、小型化しやすく小さな取り付けスペースにも対応でき、記憶データ容量が大きいという特徴から、物流の分野で用いられることが多くなってきている。
RFIDを郵便物等の配送物に用いた例としては、配送物を特定するためのID情報が記憶されたRFIDと、RFIDが添付された配送物を受け付けると、RFIDに記憶されたID情報を読み出す読み出し手段と、読み出し手段と通信回線で接続され、RFIDに記憶されたID情報を登録して管理する郵便局管理サーバとを備えることで、配送物をID情報に基づいて特定することを可能し、途中で配達状況を確認したり、配達記録の証明を取得したりすることができるようにした記録扱い郵便システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術は、配送物を出荷する配送元に対してサービスを提供するものであり、配送物が無許可で出荷されたダイレクトメールやカタログ等である場合には、配送物を受け取る配送先は、配送物が届けられるまで存在を認識することができないため、受け取る意志がない場合には、配送物が届けられた後に受け取り拒否の手続きを行わなければならず、手続きが煩雑なものとなってしまうと共に、受け取る意志がある場合にも、配送物が長期不在時に届けられてしまうと、配送物の受け取りができなくなってしまうという問題点があった。
特開2002−236726号公報
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、届けられる配送物を事前に認識することができ、配送物が届けられる前に、受け取り拒否の意思表示や、転送先の指示や、受け取り日時の指定等の対応方法を講ずることができる配送物管理システムを提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、配送元から出荷された配送物が配送業者から出荷されるまでのルートに設置され、前記配送物に添付されたRFIDに記憶された情報を読み取る読み取り装置と、当該読み取り装置によって読み取られた情報を管理する配送物管理装置とを有する配送物管理システムであって、前記配送物に添付された前記RFIDには、前記配送物を届ける配送先を特定する配送先情報および前記配送元を特定する配送元情報が記憶されており、前記読み取り装置は、前記配送物に添付された前記RFIDに記憶された配送先情報および配送元情報を読み取り情報として読み取って、前記配送物管理装置に送信し、前記配送物管理装置は、登録者の配送先情報および前記登録者が指定した登録者端末のメールアドレスで構成された登録者情報を記憶する登録者情報記憶手段と、前記読み取り装置から前記読み取り情報を受信する読み取り情報受信手段と、前記読み取り情報の配送先情報と前記登録者情報の登録者の配送先情報とを比較することにより、前記読み取り情報の配送先情報と前記登録者情報の配送先情報が一致する前記登録者情報が存在するか否かを判断する配送先比較手段と、前記読み取り情報の配送先情報と前記登録者情報の配送先情報が一致する前記登録者情報が存在する場合には、配送先情報が一致する前記登録者情報のメールアドレス宛に前記読み取り情報の配送元情報が記載された配送物通知メールを送信する配送物通知メール送信手段とを具備することを特徴とする配送物管理システムに存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記配送物に添付された前記RFIDには、前記配送物の種類や内容を示す内容物情報が記憶されており、前記読み取り装置は、前記配送物に添付された前記RFIDに記憶された配送先情報、配送元情報および内容物情報を読み取り情報として読み取って、前記配送物管理装置に送信し、前記配送物管理装置の前記配送物通知メール送信手段は、配送先情報が一致する前記登録者情報のメールアドレス宛に前記読み取り情報の配送元情報および内容物情報が記載された前記配送物通知メールを送信することを特徴とする請求項1記載の配送物管理システムに存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記配送物通知メールには、前記配送物への対応方法を複数の候補の中から選択する対応方法選択欄が設けられており、前記配送物管理装置は、前記配送物通知メールに対する返信メールを受信する返信メール受信手段と、前記返信メールを解析して前記配送物に対する選択された前記対応方法を特定するメール解析手段と、特定された前記対応方法を出力する対応方法出力手段とを具備することを特徴とする請求項1又は2記載の配送物管理システムに存する。
本発明の配送物管理システムは、配送物に添付されたRFIDに配送先を特定する配送先情報および配送元を特定する配送元情報を記憶しておき、読み取り装置は、配送物に添付されたRFIDに記憶された配送先情報および配送元情報を読み取り情報として読み取って配送物管理装置に送信し、配送物管理装置は、登録者の配送先情報および登録者が指定した登録者端末のメールアドレスで構成された登録者情報を記憶しておき、読み取り装置から読み取り情報を受信し、読み取り情報の配送先情報と登録者情報の登録者の配送先情報とを比較することにより、読み取り情報の配送先情報と登録者情報の配送先情報が一致する登録者情報が存在するか否かを判断し、読み取り情報の配送先情報と登録者情報の配送先情報が一致する登録者情報が存在する場合には、配送先情報が一致する登録者情報のメールアドレス宛に読み取り情報の配送元情報が記載された配送物通知メールを送信するように構成することにより、登録者は、登録者端末によって受信した配送物通知メールを読むことによって、登録者宛に届けられる配送物の配送元を事前に認識することができ、配送物が届けられる前に、受け取り拒否の意志表示や、転送先の指示や、受け取り日時の指定等の対応方法を講ずることができるという効果を奏する。
さらに、本発明の配送物管理システムは、配送物に添付されたRFIDに配送物の種類や内容を示す内容物情報を記憶しておき、読み取り装置は、配送物に添付されたRFIDに記憶された配送先情報、配送元情報および内容物情報を読み取り情報として読み取って配送物管理装置に送信し、配送物管理装置は、配送先情報が一致する登録者情報のメールアドレス宛に読み取り情報の配送元情報および内容物情報が記載された配送物通知メールを送信するように構成することにより、登録者は、登録者宛に届けられる配送物の種類や内容を事前に認識することができ、適切な対応方法を判断することができるという効果を奏する。
さらに、本発明の配送物管理システムは、配送物通知メールに配送物への対応方法を複数の候補の中から選択する対応方法選択欄を設け、配送物管理装置は、配送物通知メールに対する返信メールを受信し、返信メールを解析して配送物に対する選択された対応方法を特定し、特定した対応方法を出力するように構成することにより、登録者は、配送物通知メールに設けられた対応方法選択欄に選択入力して、配送物通知メールを返信するという簡便な作業のみで、配送物が届けられる前に、受け取り拒否の意志表示や、転送先の指示や、受け取り日時の指定等の対応方法を講ずることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る配送物管理システムの実施の形態の構成を示すシステム構成図であり、図2は、本発明に係る配送物管理システムの実施の形態に用いられる配送物の構成を示す図であり、図3は、図1に示す配送物管理装置の構成を示すブロック図であり、図4は、図3に示す登録者情報記憶部に記憶されている登録者情報例を示す図であり、図5は、図1に示す読み取り装置によって読み取られた読み取り情報例を示す図であり、図6は、図3に示すメール作成部で作成される通知メール例を示す図であり、図7は、図3に示す登録者端末で受信した配送物通知メールに対する返信メール例を示す図である。
本実施の形態の配送物管理システムは、配送先に対して配送物1の配送を事前に通知する配送物管理サービスを提供するためのシステムであり、図1を参照すると、配送元から出荷された配送物1が配送業者から出荷されるまでのルート、例えば、配送物1が投函されるポスト等に設置された読み取り装置2と、配送業者によって管理されている配送物管理装置3と、配送物管理サービスに登録した登録者が指定した登録者端末4とが、インターネット等のネットワーク5によって接続されている。なお、配送元とは、配送物1を出荷する差出人のことであり、例えば、カタログをユーザに出荷する通信販売業者等が該当する。また、配送業者とは、配送元から受け取った配送物1の配送先への配送を業として行うものであり、郵便局や宅配業者等が該当する。
配送元から出荷される配送物1には、図2を参照すると、配送物1を届ける配送先を特定するための郵便番号、住所、氏名等からなる配送先情報と、配送元を特定するための郵便番号、住所、氏名等からなる配送元情報とが表示されていると共に、ICチップ11および当該ICチップ11に接続されたアンテナ12からなるRFID13が添付されており、RFID13のICチップ11には、配送先情報と、配送元情報と、配送物1の種類や内容を示す内容物情報とが配送元によって記憶されている。なお、RFID13とは、電波を用いて無線(非接触)で情報通信が可能な手段であり、非接触IC回路、無線IC回路等の他の呼称で表される場合もあるが、本発明では、代表してRFID13と表現する。
読み取り装置2は、RFID13のICチップ11に記憶されている情報を非接触で読み出す機能を有し、配送物管理装置3と情報通信可能なネットワーク5に接続され、配送物1に添付されたRFID13のICチップ11に記憶されている配送先情報、配送元情報および内容物情報を読み取り情報として読み出し、読み出した読み取り情報をネットワーク5経由で配送物管理装置3に送信する。
配送物管理装置3は、ネットワーク5経由で登録者端末4とメールの送受信を行うメールサーバとしての機能を有するプログラム制御によって動作する情報処理装置であり、図3を参照すると、登録者情報記憶部31と、配送先比較部32と、メール作成部33と、メール解析部34と、対応方法出力部35と、送受信部36とからなる。
登録者情報記憶部31は、配送物管理サービスを受けるために登録された登録者情報を記憶するHDD等の記憶手段である。登録者情報は、図4を参照すると、登録者毎に割り当てられる固有の登録場号と、登録者の郵便番号、住所、氏名からなる配送先情報と、登録者が指定した登録者端末4のメールアドレスとで構成されている。なお、登録者情報の登録は、ネットワーク5経由で受け付けて登録者情報記憶部31に記憶させるようにしても良く、電話等で受け付けたものを配送業者が登録者情報記憶部31に記憶させるようにしても良い。
配送先比較部32は、図5に示すように、読み取り装置2から受信した読み取り情報に対して固有の管理番号を付与して管理すると共に、読み取り装置2から受信した読み取り情報と、登録者情報記憶部31に記憶されている登録者情報とを比較することにより、読み取り情報と配送先情報が一致する登録者情報が存在するか否かを判断し、配送先情報が一致した場合には、配送先情報が一致した登録者情報のメールアドレスと、読み取り情報とをメール作成部33に出力する。なお、読み取り情報と登録者情報との配送先情報が一致するか否かの判断は、完全一致によって判断するのではなく、所定のルールに基づくあいまいな一致(部分一致等)で判断するようにすると良い。すなわち、配送物1が読み取り情報の配送先情報によって、登録者情報の配送先情報で指定された配送先に届くか否かを判断する必要があるため、例えば、マンション名の省略や、丁番地の記載方法の差異等を考慮して配送先情報が一致すると良い。
メール作成部33は、登録者情報のメールアドレスと、読み取り情報とが入力されると、配送物1の配送を事前に通知する配送物通知メール6を作成し、送受信部36を用いて作成した配送物通知メールをネットワーク5経由で登録者端末4に送信する。メール作成部33で作成される配送物通知メール6は、図6を参照すると、登録者情報のメールアドレスに対して送信されるものであり、配送物1を特定するために、読み取り情報の管理番号、配送元情報および内容物情報が記載されると共に、配送物1への対応方法として「受け取り拒否」、「転送指定」もしくは「受け取り日時指定」のいずれかを選択する対応方法選択欄61と、「転送指定」が選択された場合に、転送先を入力する転送先入力欄62と、「受け取り日時指定」が選択された場合に、受け取り日時を入力する受け取り日時入力欄63とが設けられている。
メール解析部34は、登録者端末4から受信した返信メールを解析することで、「受け取り拒否」、「転送指定」もしくは「受け取り日時指定」のいずれが選択されているかを判断し、返信メールで選択されている配送物1への対応方法と、読み取り情報の管理番号とを対応方法出力部35に出力する。
対応方法出力部35は、返信メールで選択されている配送物1への対応方法と、配送物1を特定するための管理番号とを配送業者に通知する手段であり、配送物1を特定するための管理番号と配送物1への対応方法とを、印字媒体に出力する印字手段や、ディスプレイに表示する表示手段が用いられる。
送受信部36は、ネットワーク5を介して読み取り装置2および登録者端末4と情報通信を行う機能を有し、ネットワーク5経由で読み取り装置2から受信した読み取り情報を配送先比較部32に出力し、メール作成部33によって作成された配送物通知メールをネットワーク5経由で登録者端末4に送信し、ネットワーク5経由で登録者端末4から受信した返信メールをメール解析部34に出力する。
登録者端末4は、ネットワーク5を介して読み取り装置2および登録者端末4と情報通信を行う機能を有する携帯電話やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、配送物管理装置3からの配送物通知メール6をネットワーク5経由で受信して表示する機能と、図7に示すような、配送物通知メール6に対する返信メール7において、対応方法選択欄61への選択入力、転送先入力欄62への入力、受け取り日時入力欄63への入力を受け付け、対応方法選択欄61、転送先入力欄62、受け取り日時入力欄63に入力、すなわち対応方法が入力された返信メール7をネットワーク5経由で配送物管理装置3に送信する機能を有する。なお、図7に示す返信メール7では、対応方法選択欄61において、「受け取り拒否」、が選択入力されている例が示されている。
次に、本実施の形態の動作について図8および図9を参照して詳細に説明する。
図8は、本発明に係る配送物管理システムの実施の形態における配送物通知メール送信動作を説明するためのフローチャートであり、図9は、本発明に係る配送物管理システムの実施の形態における返信メール受信動作を説明するためのフローチャートである。
配送元は、配送先情報と配送元情報とを表示させると共に、RFID13のICチップ11に、配送先情報と配送元情報と内容物情報とを記憶させた配送物1を、読み取り装置2が設置されているポストに投函する。
読み取り装置2は、ポストに投函された配送物1に添付されたRFID13のICチップ11に記憶されている配送先情報、配送元情報および内容物情報を読み取り情報として読み出し、読み出した読み取り情報をネットワーク5経由で配送物管理装置3に送信する。
配送物管理装置3の送受信部36は、ネットワーク5経由で読み取り装置2から読み取り情報を受信し(ステップA1)、受信した読み取り情報を配送先比較部32に出力する。配送先比較部32は、入力された読み取り情報に対して固有の管理番号を付与して管理すると共に、読み取り装置2から受信した読み取り情報(配送先情報)と、登録者情報記録部31に記録されている登録者情報(配送先情報)とを比較し(ステップA2)、この読み取り情報の配送先情報が一致(または部分一致)する登録者情報が存在するか否かを判断する(ステップA3)。
配送先比較部32は、読み取り情報の配送先情報と登録情報の配送先情報が一致する登録者情報が存在しない場合には、そのまま処理を終了し、読み取り情報の配送先情報と登録情報の配送先情報が一致する登録者情報が存在する場合には、配送先情報が一致した登録者情報のメールアドレスと、読み取り情報とをメール作成部33を出力する。
メール作成部33は、登録者情報のメールアドレスと、読み取り情報とが入力されると、図6に示すような、配送物1の配送を事前に通知する配送物通知メール6を作成し(ステップA4)、送受信部36を用いて作成した配送物通知メール6をネットワーク5経由で登録者端末4に送信する(ステップA5)。
これにより、登録者は、登録者端末4によってネットワーク5経由で受信した配送物通知メール6を読むことによって、登録者宛に届けられる配送物1の配送元と内容物とを事前に確認することができる。
次に、登録者が配送物通知メール6によって事前に確認することができた配送物1への対応方法として、「受け取り拒否」、「転送指定」もしくは「受け取り日時指定」の対応を行う場合には、配送物通知メール6に対する返信メール7において対応方法選択欄61に選択入力を行うことにより、「受け取り拒否」、「転送指定」もしくは「受け取り日時指定」のいずれかを選択すると共に、「転送指定」を選択した場合には、転送先入力欄62に転送先を入力し、「受け取り日時指定」を選択した場合には、受け取り日時入力欄63に受け取り日時を入力して、返信メール7をネットワーク5経由で配送物管理装置3に送信する。
配送物管理装置3の送受信部36は、ネットワーク5経由で読み取り装置2から返信メール7を受信し(ステップB1)、受信した返信メール7をメール解析部34に出力する。メール解析部34は、入力された返信メール7を解析し(ステップB2)、「受け取り拒否」が選択されているか否かを判断し(ステップB3)、「受け取り拒否」が選択されている場合には、配送物1に対する対応方法が「受け取り拒否」であることを示す情報と、「受け取り拒否」を行う配送物1の管理番号を対応方法出力部35に出力する。
対応方法出力部35は、返信メール7で選択されている配送物1への対応方法と、配送物1を特定するための管理番号とを印字した受け取り拒否ラベルを発行すると共に(ステップB4)、「受け取り拒否」を行う配送物1の管理番号を印字媒体に印字したり、ディスプレイに表示したりして「受け取り拒否」を配送業者に通知する(ステップB5)。これにより、管理番号によって特定した配送物1に受け取り拒否ラベルを貼付して配送元に返送することができ、登録者は、配送物が届けられる以前に、「受け取り拒否」の対応を行うことが可能になる。
ステップB3で「受け取り拒否」が選択されていない場合には、メール解析部34は、「転送指定」が選択されているか否かを判断し(ステップB6)、「転送指定」が選択されている場合には、配送物1に対する対応方法が「転送指定」であることを示す情報と、「転送指定」を行う配送物1の管理番号と、転送先情報とを対応方法出力部35に出力する。
対応方法出力部35は、配送物1を特定するための管理番号と、転送情報とを印字した転送ラベルを発行すると共に(ステップB7)、「転送指定」を行う配送物1の管理番号を印字媒体に印字したり、ディスプレイに表示したりして「転送指定」を配送業者に通知する(ステップB8)。これにより、管理番号によって特定した配送物1に転送ラベルを貼付して転送先に配送することができ、登録者は、配送物が届けられる以前に、「転送指定」の対応を行うことが可能になる。
ステップB6で「転送指定」が選択されていない場合には、メール解析部34は、「受け取り日時指定」が選択されているか否かを判断し(ステップB9)、「受け取り日時指定」が選択されている場合には、配送物1に対する対応方法が「受け取り日時指定」であることを示す情報と、「受け取り日時指定」を行う配送物1の管理番号と、日時指定情報とを対応方法出力部35に出力する。
対応方法出力部35は、配送物1を特定するための管理番号と、日時指定情報とを印字した日時指定ラベルを発行すると共に(ステップB10)、「受け取り日時指定」を行う配送物1の管理番号を印字媒体に印字したり、ディスプレイに表示したりして「受け取り日時指定」を配送業者に通知する(ステップB11)。これにより、管理番号によって特定した配送物1に日時指定ラベルを貼付して指定の日時に配送することができ、登録者は、配送物が届けられる以前に、「受け取り日時指定」の対応を行うことが可能になる。
ステップB6で「受け取り日時指定」が選択されていない場合、すなわち「受け取り拒否」、「転送指定」および「受け取り日時指定」のいずれもが選択されていない場合には、メール解析部34は、「受け取り拒否」、「転送指定」および「受け取り日時指定」のいずれもが選択されていなかったことを通知するエラーメールを作成し(ステップB12)、
送受信部36を用いて作成したエラーメールをネットワーク5経由で登録者端末4に送信する(ステップA13)。これにより、登録者が「受け取り拒否」、「転送指定」および「受け取り日時指定」のいずれも選択することなく誤って返信メール7を送信してしまった場合でも、選択ミスに気づくことができ、配送物1に対する対応方法を再度指定することができる。また、配送物管理装置3にて登録者からの返信メール7が所定時間内に受信されなかった場合には配送先情報の配送先に配送され、図7に示す本実施の形態の例ではメール受信からの返信期限を6時間以内としている。
なお、本実施の形態では、配送物1の特定方法と、受け取り拒否ラベル、転送ラベルおよび日時指定ラベルの配送物1への貼付方法には、言及しなかったが、配送物1を仕分け機によって配送物を仕分けする際には、仕分けライン上に配送物1のRFID13を読み取る読み取り手段を設けることで、管理番号によって簡単に配送物1を特定することができると共に、選択された対応方法に応じた仕分けを行うことができる。また、発行された受け取り拒否ラベル、転送ラベル、日時指定ラベルを仕分けライン上で自動貼付するようにしても良い。また、返信メール7において「そのまま配送先へ配送する」という対応方法選択欄61をさらに設けても良い。
なお、本実施の形態では、返信メール7によって配送物7への対応方法を指示するように構成したが、配送物通知メール6にURLを記載し、当該URLとリンクするホームページで配送物7への対応方法を指示できるようにしても良い。
以上説明したように、本実施の形態によれば、配送物1に添付されたRFID13に配送先を特定する配送先情報および配送元を特定する配送元情報を記憶しておき、読み取り装置2は、配送物1に添付されたRFID13に記憶された配送先情報および配送元情報を読み取り情報として読み取って配送物管理装置3に送信し、配送物管理装置3は、登録者情報記憶部31に登録者の配送先情報および登録者が指定した登録者端末4のメールアドレスで構成された登録者情報を記憶しておき、送受信部36によって読み取り装置2から読み取り情報を受信し、配送先比較部32によって読み取り情報の配送先情報と登録者情報の登録者の配送先情報とを比較することにより、読み取り情報の配送先情報と登録者情報の配送先情報が一致する登録者情報が存在するか否かを判断し、読み取り情報の配送先情報と登録者情報の配送先情報が一致する登録者情報が存在する場合には、配送先情報が一致する登録者情報のメールアドレス宛に読み取り情報の配送元情報が記載された配送物通知メール6を送受信部36によって送信するように構成することにより、登録者は、登録者端末4によって受信した配送物通知メール6を読むことによって、登録者宛に届けられる配送物1の配送元を事前に認識することができ、配送物1が届けられる前に、受け取り拒否の意志表示や、転送先の指示や、受け取り日時の指定等の対応方法を講ずることができるという効果を奏する。
また、登録者が受け取り拒否の意志表示や、転送先の指示や、受け取り日時の指定等の対応方法を配送物1が届けられる前に講ずることで、配送業者にとっては、不在や受取拒否等に起因する再配達を減らすことが可能になり、配送の手間を省くことができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、配送物1に添付されたRFID13に配送物1の種類や内容を示す内容物情報を記憶しておき、読み取り装置2は、配送物1に添付されたRFID13に記憶された配送先情報、配送元情報および内容物情報を読み取り情報として読み取って配送物管理装置3に送信し、配送物管理装置3は、配送先情報が一致する登録者情報のメールアドレス宛に読み取り情報の配送元情報および内容物情報が記載された配送物通知メール6を送受信部36によって送信するように構成することにより、登録者は、登録者端末4によって受信した配送物通知メール6を読むことによって、登録者宛に届けられる配送物1の種類や内容を事前に認識することができ、適切な対応方法を判断することができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、配送物通知メール6に配送物への対応方法を複数の候補の中から選択する対応方法選択欄61を設け、配送物管理装置3は、配送物通知メール6に対する返信メール7を受信し、メール解析部34によって返信メール7を解析して配送物1に対する選択された対応方法を特定し、特定した対応方法を対応方法出力部35によって出力するように構成することにより、登録者は、配送物通知メール6に設けられた対応方法選択欄61に選択入力して、配送物通知メール6を返信するという簡便な作業のみで、配送物1が届けられる前に、受け取り拒否の意志表示や、転送先の指示や、受け取り日時の指定等の対応方法を講ずることができるという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係る配送物管理システムの実施の形態の構成を示すシステム構成図である。 本発明に係る配送物管理システムの実施の形態に用いられる配送物の構成を示す図である。 図1に示す配送物管理装置の構成を示すブロック図である。 図3に示す登録者情報記憶部に記憶されている登録者情報例を示す図である。 図1に示す読み取り装置によって読み取られた読み取り情報例を示す図である。 図3に示すメール作成部で作成される配送物通知メール例を示す図である。 図3に示す登録者端末で受信した配送物通知メールに対する返信メール例を示す図である。 本発明に係る配送物管理システムの実施の形態における配送物通知メール送信動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る配送物管理システムの実施の形態における返信メール受信動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 配送物
2 読み取り装置
3 配送物管理装置
4 登録者端末
5 ネットワーク
6 配送物通知メール
7 返信メール
11 ICチップ
12 アンテナ
13 RFID
31 登録者情報記憶部
32 配送先比較部
33 メール作成部
34 メール解析部
35 対応方法出力部
36 送受信部
61 対応方法選択欄
62 転送先入力欄
63 受け取り日時入力欄

Claims (3)

  1. 配送元から出荷された配送物が配送業者から出荷されるまでのルートに設置され、前記配送物に添付されたRFIDに記憶された情報を読み取る読み取り装置と、当該読み取り装置によって読み取られた情報を管理する配送物管理装置とを有する配送物管理システムであって、
    前記配送物に添付された前記RFIDには、前記配送物を届ける配送先を特定する配送先情報および前記配送元を特定する配送元情報が記憶されており、
    前記読み取り装置は、前記配送物に添付された前記RFIDに記憶された配送先情報および配送元情報を読み取り情報として読み取って、前記配送物管理装置に送信し、
    前記配送物管理装置は、登録者の配送先情報および前記登録者が指定した登録者端末のメールアドレスで構成された登録者情報を記憶する登録者情報記憶手段と、
    前記読み取り装置から前記読み取り情報を受信する読み取り情報受信手段と、
    前記読み取り情報の配送先情報と前記登録者情報の登録者の配送先情報とを比較することにより、前記読み取り情報の配送先情報と前記登録者情報の配送先情報が一致する前記登録者情報が存在するか否かを判断する配送先比較手段と、
    前記読み取り情報の配送先情報と前記登録者情報の配送先情報が一致する前記登録者情報が存在する場合には、配送先情報が一致する前記登録者情報のメールアドレス宛に前記読み取り情報の配送元情報が記載された配送物通知メールを送信する配送物通知メール送信手段とを具備することを特徴とする配送物管理システム。
  2. 前記配送物に添付された前記RFIDには、前記配送物の種類や内容を示す内容物情報が記憶されており、
    前記読み取り装置は、前記配送物に添付された前記RFIDに記憶された配送先情報、配送元情報および内容物情報を読み取り情報として読み取って、前記配送物管理装置に送信し、
    前記配送物管理装置の前記配送物通知メール送信手段は、配送先情報が一致する前記登録者情報のメールアドレス宛に前記読み取り情報の配送元情報および内容物情報が記載された前記配送物通知メールを送信することを特徴とする請求項1記載の配送物管理システム。
  3. 前記配送物通知メールには、前記配送物への対応方法を複数の候補の中から選択する対応方法選択欄が設けられており、
    前記配送物管理装置は、前記配送物通知メールに対する返信メールを受信する返信メール受信手段と、
    前記返信メールを解析して前記配送物に対する選択された前記対応方法を特定するメール解析手段と、
    特定された前記対応方法を出力する対応方法出力手段とを具備することを特徴とする請求項1又は2記載の配送物管理システム。
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