JP2007323198A - 保守出動管理プログラム、保守出動管理装置および保守出動管理方法 - Google Patents

保守出動管理プログラム、保守出動管理装置および保守出動管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】障害の発生頻度に応じて迅速に保守出動を要請する。
【解決手段】ATM100で障害が発生する度に、保守管理サーバ200の障害履歴取得部261は、その障害に係る情報を障害情報としてATM100から取得し、保守出動判定部263は、その障害情報に係る時間間隔に基づいて保守出動を要するか否かを判定し、出動要請送信部264は、保守出動対象となるATM100の保守を管轄する所轄の保守センタクライアント300に対して保守出動を要請する旨の情報を送信する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、装置で検知された障害に基づいて該装置の保守点検を管轄する保守センタ内に設けられた保守出動要請受信装置に対して該装置への保守出動を要請する情報を送信する保守出動管理プログラム、保守出動管理装置および保守出動管理方法に関し、特に、障害の発生頻度に適合した迅速な保守出動を可能とし、保守点検の効率化を図ることができる保守出動管理プログラム、保守出動管理装置および保守出動管理方法に関するものである。
銀行の店舗などに設置されたATM(Automatic Teller Machine)に障害が発生した場合、その障害が紙幣詰まりなどの軽微なものであれば店舗の事務員が対処する。しかし、軽微な障害であってもその障害が頻発し事務員の手には負えないようであれば、ATMの管理を担当する担当店員は、ベンダのコールセンタへ電話をかけ、電話を受けたコールセンタスタッフはその際の応答具合に基づいて保守点検員(カスタマーエンジニア)へ出動を要請するか否かを判断している。
また、特許文献1には、ATMがリモート保守装置に対して保守点検の要求を送信すると、リモート保守装置がそのATMと同じ店舗に設置されている他のATMに点検情報の送信を要求してそれらのATMから点検情報を送信させることで、店舗内にある全てのATMの状況を事前に把握することができ、かつ保守点検が必要なATMのみに限定して動作を停止させて点検作業を行うことでATMの稼働率を上昇させることができるリモート保守システムが開示されている。
特開2004−78900号公報
しかしながら、電話による問い合わせだけでは、発生した障害に対する緊急度などの判断は担当店員やコールセンタスタッフの主観に依る部分が大きく、コールセンタに問い合わせられてから実際に保守出動が要請されるまでに多大な時間を要し非効率であるばかりでなく、判断結果にも個人差が生じてしまうという問題があった。
このため、緊急を要する障害であるにもかかわらずコールセンタからの保守出動要請に遅延が生じたり、また逆に、店舗の事務員だけでも対処可能な軽微な障害であるにもかかわらず保守出動を要請したりする事態を招いてしまう。ここで、保守センタで待機する保守点検員はコールセンタからの保守出動要請を受諾した時点で出動することから、場合によっては緊急を要する際の対処が遅れるばかりでなく、必要な人員が割けなくなる事態も発生しかねない。
また、特許文献1に記載の手法では、ATMで発生した障害の種別などをリモート保守装置が自動的に取得することができるものの、障害が発生したか否の判定はATM側で行っているため、ATM側での設定によってはその判断基準にばらつきが生じてしまう。
そこで、管理対象となる全てのATMに対して一律に適用される判断基準を設ける手法も考えられるが、この手法ではATMを管理する担当店員の性格(性急さ)を反映することができず、対応が遅いと一方的に思い込み不満を抱く担当店員が現れることにもなりかねない。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、障害の発生頻度に適合した迅速な保守出動を可能とし、保守点検の効率化を図ることができる保守出動管理プログラム、保守出動管理装置および保守出動管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、装置で検知された障害に基づいて該装置の保守点検を管轄する保守センタ内に設けられた保守出動要請受信装置に対して該装置への保守出動を要請する情報を送信する保守出動管理プログラムであって、コンピュータを、前記装置から送信された障害情報を履歴として記憶する障害履歴記憶手段、前記障害履歴記憶手段により記憶された障害情報に係る時間間隔に基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行う保守出動判定手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、コンピュータを、前記装置を管理する担当者を識別する担当者識別手段としてさらに機能させ、前記保守出動判定手段は、前記時間間隔が前記担当者識別手順により識別された担当者ごとに設定される閾値未満であるときに前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、コンピュータを、担当者が管理対象とする装置における障害の発生間隔に基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段としてさらに機能させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、コンピュータを、担当者が管理対象とする装置における障害復旧から障害再発生までの時間間隔に基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段としてさらに機能させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、コンピュータを、前記装置を管理する担当者から受け付けた保守出動依頼を履歴として記憶する保守出動依頼履歴記憶手段としてさらに機能させ、前記閾値決定手段は、前記障害履歴記憶手段により記憶された障害情報のうち、前記障害履歴記憶手段により記憶された保守出動依頼に係る日時から所定の期間内に記憶された障害情報に基づいて前記閾値を決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、コンピュータを、障害発生開始日時と保守要求受付日時との間隔に基づいて、保守出動における緊急度を設定する緊急度設定手段としてさらに機能させ、前記保守出動判定手段は、前記緊急度設定手段により設定された緊急度に応じて設定された閾値と前記障害情報に係る時間間隔とに基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、代替可能な装置が存在しない設置所における装置において発生した障害に対する緊急度を代替可能な装置が存在する設置所における装置において発生した障害に対する緊急度よりも高く設定する緊急度設定手段としてさらに機能させ、前記保守出動判定手段は、前記緊急度設定手段により設定された緊急度に応じて設定された閾値と前記障害情報に係る時間間隔とに基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、コンピュータに、前記装置で発生した障害のうち繁忙期に発生した障害に対する緊急度を繁忙期以外に発生した障害に対する緊急度よりも高く設定する緊急度設定手段としてさらに機能させ、前記保守出動判定手段は、前記緊急度設定手段により設定された緊急度に応じて設定された閾値と前記障害情報に係る時間間隔とに基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行うことを特徴とする。
また、本発明は、装置で検知された障害に基づいて該装置の保守点検を管轄する保守センタ内に設けられた保守出動要請受信装置に対して該装置への保守出動を要請する情報を送信する保守出動管理装置であって、前記装置から送信された障害情報を履歴として記憶する障害履歴記憶手段と、前記障害履歴記憶手段により記憶された障害情報に係る時間間隔に基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行う保守出動判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、装置で検知された障害に基づいて該装置の保守点検を管轄する保守センタ内に設けられた保守出動要請受信装置に対して該装置への保守出動を要請する情報を送信する保守出動管理方法であって、前記装置から送信された障害情報を履歴として記憶する障害履歴記憶工程と、前記障害履歴記憶工程により記憶された障害情報に係る時間間隔に基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行う保守出動判定工程と、を含んだことを特徴とする。
本発明によれば、装置から送信された障害情報を履歴として記憶し、記憶した障害情報に係る時間間隔に基づいて装置への保守出動を要請する情報を保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行うこととしたので、障害の発生頻度に適合した迅速な保守出動を可能とし、保守点検の効率化を図ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、装置を管理する担当者を識別し、時間間隔が識別した担当者ごとに設定される閾値未満であるときに装置への保守出動を要請する情報を保守出動要請受信装置に送信することとしたので、保守出動を要請するか否かの判断基準を担当者ごとに設定することができ、担当者に合わせてフレキシブルに対応することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、担当者が管理対象とする装置における障害の発生間隔に基づいて閾値を決定することとしたので、担当者の性格などの要因により担当者ごとに異なる保守出動要請の判断基準を加味して保守点検を要するか否かを判定することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、担当者が管理対象とする装置における障害復旧から障害再発生までの時間間隔に基づいて閾値を決定することとしたので、担当者の性格などの要因により担当者ごとに異なる保守出動要請の判断基準を加味して保守点検を要するか否かを判定することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、装置を管理する担当者から受け付けた保守出動依頼を履歴として記憶し、記憶した障害情報のうち、記憶した保守出動依頼に係る日時から所定の期間内に記憶された障害情報に基づいて閾値を決定することとしたので、保守出動を要請するか否かを判定する際に、担当者が出動要請を依頼する状況の傾向を反映させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、障害発生開始日時と保守要求受付日時との間隔に基づいて、保守出動における緊急度を設定し、緊急度に応じて設定された閾値と障害情報に係る時間間隔とに基づいて装置への保守出動を要請する情報を保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行うこととしたので、障害発生開始日時と保守要求受付日時との間隔が短く切羽詰った状況下に置かれた担当者からの保守出動の依頼に対して優先的に保守出動を行わせることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、代替可能な装置が存在しない設置所における装置において発生した障害に対する緊急度を代替可能な装置が存在する設置所における装置において発生した障害に対する緊急度よりも高く設定し、緊急度に応じて設定された閾値と障害情報に係る時間間隔とに基づいて装置への保守出動を要請する情報を保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行うこととしたので、代替可能な装置が存在せず障害発生により業務に重大な支障をきたすような場合には優先的に保守出動を行わせることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、装置で発生した障害のうち繁忙期に発生した障害に対する緊急度を繁忙期以外に発生した障害に対する緊急度よりも高く設定し、緊急度に応じて設定された閾値と障害情報に係る時間間隔とに基づいて装置への保守出動を要請する情報を保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行うこととしたので、繁忙日など装置の稼働率が高い時期に発生した障害に対して優先的に保守出動を行わせることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る保守出動管理プログラム、保守出動管理装置および保守出動管理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本発明に係る保守出動管理処理の概念について説明する。この保守出動管理処理では、ATMなどの装置で紙幣詰まりなどの障害が検知される度に、その装置は保守点検のための保守出動が必要であるか否かの判定処理を行う保守管理サーバに障害に係る情報を送信し、その情報を受信した保守管理サーバは、受信した情報に係る障害発生間隔などの時間間隔に基づいて、障害が検知された装置に対する保守点検のための保守出動が必要であるか否かを判定している。
これにより、ATMなどの装置で発生した障害の発生頻度に適合した迅速な保守出動を可能とし、その装置に対する保守点検の効率化を図ることができる。
つぎに、本実施例に係る保守出動管理システムの構成について説明する。図1は、本実施例に係る保守出動管理システムの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この保守出動管理システム1は、ATM100と、保守管理サーバ200と、保守センタクライアント300とが、ネットワーク50により相互に接続されて構成されている。
なお、ここでは説明の便宜上、同図においては1台のATM100、および1台の保守センタクライアント300のみを示したが、ATM100および保守センタクライアント300は多数存在する。
ATM100は、銀行の店舗などに設置された現金自動預け払い機であり、記憶部110と、通信I/F部120と、制御部130とを有する。なお、図1においては、ATM100の主たる機能である現金の預け払いに係る各処理部、すなわち入金、出金、通帳記入、レシート発行、各種情報の入出力などの処理を行う処理部については図示を省略している。
記憶部110は、ハードディスク装置や不揮発性メモリなどの記憶デバイスであり、障害種別テーブル111を記憶する。障害種別テーブル111は、ATM100で発生しうる障害の種別を記憶するテーブルである。
図2は、障害種別テーブル111の一例を示す図である。同図に示すように、この障害種別テーブル111は、ATM100で発生しうる障害の種別と、エラーコードとを対応付けて記憶する。
通信I/F部120は、保守管理サーバ200との間で通信を行う通信インタフェースであり、この通信I/F部120を介して後述する障害情報が保守管理サーバ200に送信される。
制御部130は、ATM100の全体制御を行う制御部であり、障害検知部131と、障害情報送信部132とを有する。
障害検知部131は、ATM100で発生した障害をリアルタイムに検知し、障害の発生を検知したときにはさらにその障害の種別を特定する処理部である。
障害情報送信部132は、障害検知部131が障害の発生を検知すると、通信I/F部120を介して障害情報を保守管理サーバ200に送信する処理部である。ここで、障害情報とは、ATM100で発生した障害に関する情報のことであり、具体的には、各ATM100に固有のIDと、障害検知部131が特定した障害の種別に対応するエラーコードと、その障害が発生した日時とを対応付けた情報である。
また、この障害情報送信部132は、ATM100が障害発生により停止していた状態から復旧しATM100の再起動が行われた際にも、その再起動が行われた時間などの情報を障害情報として保守管理サーバ200に送信する。この場合、障害情報送信部132は、障害情報に含まれるエラーコードについては、障害種別テーブル111に対応するエラーコードに代えて、再起動を示すコード「R」を対応付ける。
保守管理サーバ200は、コールセンタに設置されたサーバ装置であり、各ATM100から送信された障害情報を取得するとともに、ATM100の管理を担当する担当店員から電話で保守出動要請を受け付けたときには、その障害情報に基づいてATM100の保守を管轄する所轄の保守センタに設置された保守センタクライアント300に対して保守出動を要請する旨の情報を出力する。この保守管理サーバ200は、操作入力部210と、表示部220と、電話入力部230と、通信I/F部240と、記憶部250と、制御部260とを有する。
操作入力部210は、マウスやキーボードなどの入力デバイスであり、コールセンタスタッフからの操作を受け付ける。表示部220は、モニタなどの表示装置であり、保守出動対象となるATM100に関する各種情報や、後述する保守出動要請画面などを表示する。
電話入力部230は、図示しない一般電話回線と接続され、コールセンタに掛けられた電話の発信元に係る情報などを受け付ける入力デバイスである。通信I/F部240は、ATM100および保守センタクライアント300との間で通信を行う通信インタフェースである。
記憶部250は、ハードディスク装置や不揮発性メモリなどの記憶デバイスであり、障害履歴テーブル251と、障害緊急度テーブル252と、担当店員情報テーブル253と、所轄保守センタテーブル254と、出動要請履歴テーブル255とを記憶する。
障害履歴テーブル251は、通信I/F部240を介して各ATM100から取得した障害情報をATM100ごとに記憶するテーブルである。図3は、障害履歴テーブル251の一例を示す図である。同図に示すように、この障害履歴テーブル251は、エラーコードと、障害または再起動が発生した日時とを対応付けて、ATM100ごとに記憶する。
同図においては、IDが「ATM001」であるATM100において、次のように障害または再起動が相次いで発生していることを示している。
(1)2006年4月4日9時50分に、エラーコード「E001」の障害が発生
(2)2006年4月4日10時0分に再起動
(3)2006年4月4日10時15分に、エラーコード「E001」の障害が発生
(4)2006年4月4日10時35分に再起動
(5)2006年4月4日10時48分に、エラーコード「E001」の障害が発生
障害緊急度テーブル252は、ATM100で発生しうる障害に応じた緊急度に関する情報を記憶するテーブルである。図4は、障害緊急度テーブル252の一例を示す図である。同図に示すように、この障害緊急度テーブル252は、エラーコードと、障害の緊急度と、その障害の緊急度に対応する障害発生間隔閾値とを対応付けて記憶する。
ここで、緊急度は高い方から順に「A」、「B」、「C」の3段階に分類されており、このうち最も低い緊急度「C」については、例えば紙幣詰まりなど、店舗の事務員でも充分に対処可能な軽微な障害が対応付けられている。
また、障害発生間隔閾値は、ATM100で発生した障害に対して保守出動を要請するか否かの判定を、その障害の発生間隔に基づいて行うときに用いる閾値である。同図においては、この障害発生間隔閾値は、緊急度「A」の障害にはTAが、緊急度「B」の障害にはTBが対応する。
なお、緊急度「C」の障害については、この障害発生間隔閾値に代えて、後述する出動要請時障害発生間隔TM(図5参照)の値を用いて保守出動の可否が判定されるため、同図においては緊急度「C」に対応する障害発生間隔閾値の値は「なし」となっている。
担当店員情報テーブル253は、ATM100の管理を担当する担当店員に関する情報や、その担当店員が管理対象とする各ATM100に関する情報を記憶するテーブルである。図5は、担当店員情報テーブル253の一例を示す図である。同図に示すように、この担当店員情報テーブル253は、担当店員IDと、氏名と、電話番号と、出動要請時障害発生間隔と、管理対象とする全てのATMのIDとを対応付けて記憶する。
出動要請時障害発生間隔は、ATM100で発生した障害の緊急度が「C」である場合に、この障害に対して保守出動を要請するか否かの判定を、その障害の発生間隔に基づいて行うときに用いる閾値である。この出動要請時障害発生間隔は、ATM100の管理を担当し、出動要請を行う担当店員ごとに設定される値であり、出動要請時障害発生間隔算出部265により算出される。なお、この出動要請時障害発生間隔の算出方法については後述する。
ここで、電話番号については、担当店員が待機する店舗の事務局、または担当店員が所持する携帯電話のいずれの番号であってもよい。また、店舗によっては、ATM100を管理する担当店員が曜日によって異なる場合もあることから、担当する曜日に関する情報を上述した担当店員情報テーブル253にさらに対応付けて記憶させてもよい。
所轄保守センタテーブル254は、ATM100に対する保守点検を管轄する保守センタに関する情報を記憶するテーブルである。図6は、所轄保守センタテーブル254の一例を示す図である。同図に示すように、この所轄保守センタテーブル254は、ATM100のIDと、そのATM100に対する保守点検を管轄する保守センタを識別する所轄保守センタIDとを対応付けて記憶する。
出動要請履歴テーブル255は、コールセンタに対して保守出動が要請された日時に関する情報を記憶するテーブルである。図7は、出動要請履歴テーブル255の一例を示す図である。同図に示すように、この出動要請履歴テーブル255は、担当店員IDと、保守出動要請を受け付けた日時とを対応付けて記憶する。
制御部260は、保守管理サーバ200の全体制御を行う制御部であり、障害履歴取得部261と、担当店員識別部262と、保守出動判定部263と、出動要請送信部264と、出動要請時障害発生間隔算出部265とを有する。
障害履歴取得部261は、通信I/F部240を介してATM100から障害情報を受信し、その障害情報に基づいて送信元のATM100に対応する障害履歴テーブル251を更新する処理部である。
担当店員識別部262は、担当店員情報テーブル253に基づいてコールセンタに対して保守出動を要請した担当店員を識別する処理部であり、例えば電話入力部230により取得された発信元の電話番号などにより担当店員を識別する。
保守出動判定部263は、担当店員がコールセンタへ保守出動を要請する要因となった障害について、その障害の発生間隔に基づいてそのATM100への保守出動の可否を判定する処理部である。
具体的には、この保守出動判定部263は、まず担当店員識別部262が識別した担当店員が管理対象とする全てのATMを担当店員情報テーブル253から抽出し、それらのATMに対応する障害履歴テーブル251を参照する。そして、保守出動判定部263は、そのうち障害が発生したATM100に対し、一定時間内(例えば24時間以内)において、障害発生が検知され始めてからのその障害発生間隔の平均値(算術平均)ΔTaveが所定の閾値未満であるか否かを判定する。
例えば、図3に示したような障害が発生した場合は、この保守出動判定部263は、障害発生間隔の平均値ΔTaveを、以下の手順により算出する。
(i)障害発生が検知され始めた9時50分(1)と、次に障害発生が検知された10時15分(3)との時間間隔ΔT1を算出する。ここで、ΔT1=25(分)である。
(ii)障害発生が検知された10時15分(3)と、その次に障害発生が検知された10時48分(5)との時間間隔ΔT2を算出する。ここで、ΔT2=33(分)である。
(iii)上で求めたΔT1とΔT2との算術平均ΔTaveを算出する。ここで、ΔTave=(25+33)/2=29(分)である。
そして、保守出動判定部263は、この障害発生間隔の平均値ΔTaveが所定の閾値未満である場合は、そのATM100において障害が頻発し保守出動を要すると判断し、そのATM100が設置された店舗への保守出動を保守センタに要請する操作をコールセンタスタッフから受け付ける保守出動要請画面を表示部220に対して表示させる。
ここで、保守出動判定部263は、上記閾値として、障害の緊急度が「A」または「B」、すなわち障害の緊急度が比較的高い場合は、障害緊急度テーブル252において障害の種別に設定された障害発生間隔閾値を用いる。例えば、図4においては、その障害発生間隔閾値は、緊急度「A」の障害にはTAが対応し、緊急度「B」の障害にはTBが対応する。
一方、障害の緊急度が「C」、すなわち軽微な障害である場合は、保守出動判定部263は、上記閾値として、担当店員情報テーブル253において担当店員ごとに設定された出動要請時障害発生間隔TMを用いる。この出動要請時障害発生間隔TMは、出動要請時障害発生間隔算出部265により担当店員ごとに算出される値である。
出動要請送信部264は、保守出動判定部263により出力された保守出動要請画面においてコールセンタスタッフにより操作入力部210から保守出動の要請を受け付けた際に、所轄保守センタテーブル254に基づいて保守出動対象となるATM100の保守点検を管轄する保守センタクライアント300に対して、そのATM100への保守出動要請を障害の種別やその緊急度などと対応付けて送信する処理部である。
なお、ここでは、出動要請送信部264は、コールセンタスタッフからの操作を受け付けるまで保守センタクライアント300に対して保守出動要請を送信する処理を待つこととしたが、コールセンタスタッフからの操作を待つことなく自動的に保守センタクライアント300に対して保守出動要請を送信することとしてもよい。
出動要請時障害発生間隔算出部265は、担当店員ごとに設定された出動要請時障害発生間隔TMの値を算出する処理部である。この出動要請時障害発生間隔算出部265は、上述した障害発生間隔の平均値ΔTaveの統計を取ることにより出動要請時障害発生間隔TMの値を算出する。
図8は、出動要請時障害発生間隔について説明するための説明図である。同図(a)は、性急な性格である担当店員A氏に対する出動要請時障害発生間隔の算出手順を示しており、同図(b)は、気長な性格である担当店員B氏に対する出動要請時障害発生間隔の算出手順を示している。
同図(a)の(1)において、ATM100において障害が頻発し担当店員A氏により保守出動が要請されると、保守出動判定部263は、その要請を受け付けた日時を終点とする一定の期間内(ΔTave算出範囲)における障害発生間隔ΔT11,ΔT12,ΔT13を算出し、さらにその算術平均を障害発生間隔の平均値ΔTaveとして算出し、その平均値ΔTaveが所定の閾値未満であるか否かを判定する。
同様に、保守出動判定部263は、同図(a)の(2)において保守出動の要請を受け付けたときには、障害発生間隔ΔT21,ΔT22,ΔT23を算出し、(3)において保守出動の要請を受け付けたときには、障害発生間隔ΔT31,ΔT32,ΔT33を算出する。
そして、出動要請時障害発生間隔算出部265は、これらの(1)〜(3)において算出された全ての障害発生間隔ΔTijの算術平均を算出し、この値を担当店員A氏に設定される出動要請時障害発生間隔TMAとする。
また、同図(b)においても同様に、(4)および(6)において、ATM100において障害が頻発し担当店員B氏により保守出動が要請されると、保守出動判定部263は、その要請を受け付けた日時を終点とする一定の期間内(ΔTave算出範囲)における障害発生間隔ΔT41,ΔT42,ΔT43およびΔT51,ΔT52,ΔT53を算出し、出動要請時障害発生間隔算出部265はこれらの(4)および(6)における全ての障害発生間隔ΔTijの算術平均を算出し、この値を担当店員B氏に設定される出動要請時障害発生間隔TMBとする。
ここで、担当店員B氏は気長な性格であることから、同図(b)における(5)においては、ATM100で障害が発生したものの、担当店員B氏はその障害発生間隔は長く保守出動を要請するほどでもない軽微な障害であると判断しており、保守出動を要請していない。従って、この(5)で発生した障害における障害発生間隔は、担当店員B氏に設定される出動要請時障害発生間隔TMBの値には反映されていない。
一方、担当店員A氏は性急な性格であることから、同図(a)における(2)において、同図(b)の(5)と同様の障害発生間隔であるにもかかわらず、担当店員A氏は保守出動を要請している。従って、担当店員A氏に設定される出動要請時障害発生間隔TMAの値には、この比較的長めな障害発生間隔の値(ΔT21,ΔT22,ΔT23)が反映される。
このことから、性急な性格である担当店員A氏に設定される出動要請時障害発生間隔TMAの値は、気長な性格である担当店員B氏に設定される出動要請時障害発生間隔TMBの値よりも大きな値をとることとなる。
そして、保守出動判定部263は、障害発生間隔Taveがこの出動要請時障害発生間隔TM(TMA,TMB)未満であるか否かを調べることにより、担当店員の性格(性急さ)を加味して保守出動の可否を判定することができる。
具体的には、担当店員A氏に設定された出動要請時障害発生間隔TMAについては、その値が大きくなることから、その担当店員A氏は障害の発生間隔が長く緊急を要するほどでもない場合であってもコールセンタへ保守出動を要請する性急な性格であるとみなされ、障害発生間隔の平均値ΔTaveが出動要請時障害発生間隔TM未満となる場合が多くなり、保守出動が必要と判定される確率が高くなる。
逆に、担当店員B氏に設定された出動要請時障害発生間隔TMBについては、その値が小さくなることから、その担当店員B氏は障害の発生間隔が短く比較的緊急を要するような場合にしか保守出動を要請しない気長な性格であるとみなされ、障害発生間隔の平均値ΔTaveが出動要請時障害発生間隔TM未満とはならない場合が多くなり、保守出動が必要と判定される確率が低くなる。
保守センタクライアント300は、ATM100の保守点検を管轄する保守センタなどに設置されたコンピュータであり、保守管理サーバ200から送信された保守出動要請に応じて、保守点検員は保守出動対象となるATM100が設置された店舗へと出動する。
次に、本実施例に係る保守管理サーバ200が実行する保守出動可否判定処理の処理手順について説明する。図9は、本実施例に係る保守管理サーバ200が実行する保守出動可否判定処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、保守管理サーバ200の担当店員識別部262は、ATM100の管理を担当する担当店員から電話による保守出動要請を受け付けると、電話入力部230を介してその担当店員を発信元の電話番号などから識別し(ステップS101)、その担当店員に対応する出動要請履歴テーブル255を更新する(ステップS102)。
そして、保守出動判定部263は、障害履歴取得部261によって取得され障害履歴テーブル251に記憶された障害情報を参照し、担当店員が管理するATM100の中から障害が発生したATM100を特定する(ステップS103)。
そして、保守出動判定部263は、障害が発生したATM100に対応する障害履歴テーブル251において、コールセンタへの保守出動を要請する要因となった障害について、その障害発生間隔の平均値(算術平均)ΔTaveを算出する(ステップS104)。
具体的には、保守出動判定部263は、障害履歴テーブル251に基づいて、一定期間内において、障害発生が検知され始めてからの各障害の発生日時の時間間隔ΔT1,ΔT2,・・に対する算術平均ΔTaveを算出する。
その後、保守出動判定部263は、発生した障害のエラーコードに対応する緊急度を障害緊急度テーブル252から読み出し、その障害の緊急度を判定する(ステップS105)。
その結果、障害の緊急度が「C」である場合(ステップS105,「C」)、すなわち軽微な障害である場合は、保守出動判定部263は、コールセンタに問い合わせた担当店員ごとに設定された出動要請時障害発生間隔TMを担当店員情報テーブル253から読み出し(ステップS106)、障害発生間隔の平均値ΔTaveが、担当店員ごとに設定された出動要請時障害発生間隔TM未満であるか否かを判定する(ステップS107)。
その結果、障害発生間隔の平均値ΔTaveがTM未満である場合は(ステップS107,Yes)、保守出動判定部263は、保守点検が必要であると判断し、表示部220に保守出動要請画面を表示させる(ステップS108)。
一方、障害発生間隔の平均値ΔTaveがTM以上である場合は(ステップS107,No)、保守出動判定部263は、保守点検は不要であると判断し、障害が発生したATM100に対する重点監視を担当店員に促す指示を表示部220に出力させ(ステップS109)、コールセンタスタッフにより担当店員に対してそのATM100に対する重点監視を電話で指示させ、この保守出動可否判定処理を終了する。
また、ステップS105において、障害の緊急度が「A」または「B」である場合(ステップS105,「AまたはB」)、すなわち緊急度が比較的高い障害である場合は、保守出動判定部263は、障害発生間隔の平均値ΔTaveが、障害緊急度テーブル252においてその障害の緊急度に対応する閾値(障害発生間隔閾値)未満であるか否かを判定する(ステップS110)。
その結果、障害発生間隔の平均値ΔTaveが閾値未満である場合は(ステップS110,Yes)、ステップS108に移り、保守出動判定部263は、表示部220に保守出動要請画面を表示させる。
一方、障害発生間隔の平均値ΔTaveが閾値以上である場合は(ステップS110,No)、ステップS106に移り、保守出動判定部263は、閾値として障害の種別ごとに対応する障害発生間隔閾値TA,TBに代えて、担当店員ごとに設定された出動要請時障害発生間隔TMを用いてΔTaveの値を再判定する。このとき、その障害の緊急度は「C」へと変更される。
その後、出動要請送信部264は、保守出動要請画面において、操作入力部210を介してコールセンタスタッフにより保守出動を要請する旨の入力がなされるまで待つ(ステップS111)。
そして、出動要請送信部264は、保守出動の要請する旨の入力を受け付けると、所轄保守センタテーブル254を参照して保守出動の要請を受け付けたATM100の保守点検を管轄する保守センタクライアント300を特定し、通信I/F部240を介してその保守センタクライアント300に対して、発生した障害の種別やその緊急度などと対応付けてそのATM100への保守出動を要請する情報を送信する(ステップS112)。
その後、出動要請時障害発生間隔算出部265は、コールセンタに問い合わせた担当店員の出動要請時障害発生間隔TMを再計算して担当店員情報テーブル253を更新し(ステップS113)、この保守出動可否判定処理を終了する。
このように、担当店員識別部262が、コールセンタに問い合わせた担当店員を識別し、保守出動判定部263が、その担当店員に対応する出動要請時障害発生間隔に基づいて保守点検の出動を保守センタクライアント300に要請する保守出動要請画面を出力するか否かを判定し、出動要請送信部264が、障害が発生したATM100の保守点検を所轄する保守センタクライアント300に対して保守出動要請を送信することによって、担当店員の性格を加味して速やかに保守出動を要請することができる。
なお、本実施例では、本発明をATMに適用した場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の各種装置にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、障害の発生間隔に基づいて保守出動要請の可否を判定する場合について説明したが、本発明はこの方法に限定されず、障害発生により停止していた状態から復旧しATMの再起動が行われてから再び障害が発生するまでの時間間隔に基づいて保守出動要請の可否を判定する場合にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、担当店員ごとに設定された出動要請時障害発生間隔TMを、保守出動が要請された際の障害発生間隔の算術平均として算出したが、その算出方法は上述した方法に限定されず、障害が発生したにもかかわらず保守出動が要請されなかった場合の障害発生間隔をも考慮した値として算出してもよい。一例として、判別分析法などの統計的手法が考えられる。
また、本実施例では、障害発生間隔の平均値ΔTaveが出動要請時障害発生間隔TM以上である場合は、保守管理サーバ200は保守点検が不要であると判断して重点監視の指示を促すこととしたが、これに代えて障害の緊急度が「C」よりもさらに低い緊急度「D」を対応付けて保守出動要請画面を呼び出し、保守センタクライアント300に対してこの緊急度「D」と対応付けて保守出動要請を送信して保守点検を行わせることとしてもよい。これにより、保守点検を要するほどでもない軽微な障害に対して保守出動を要請する必要が生じた際に、その出動優先度を保守点検員に容易に判断させることができる。
また、本実施例では、障害の種別に対応する緊急度を固定的に定めたが、障害発生間隔以外の他の要因に応じてこの緊急度を可変とする構成としてもよい。
例えば、ATMが1台しか設置されていない店舗に関する情報を担当店員情報テーブル253にさらに対応付け、保守出動判定部263はそのATMで発生した障害に対しては緊急度をATMが1台しか設置されていない店舗における障害の緊急度よりも高く設定することとしてもよい。また、保守出動判定部263は、月末などの繁忙日に発生した障害に対しては、その緊急度を繁忙日以外に発生した障害の緊急度よりも高く設定することとしてもよい。
さらに、保守出動判定部263は、ATMで障害発生が検知され始めた日時と保守出動要請を受け付けた日時との時間間隔に基づいて緊急度を変更する構成としてもよい。例えば、障害発生が検知され始めてから保守出動要請を受け付けるまでの時間間隔が短いほど、担当店員にとっては切羽詰った状況であるとみなすことができるので、時間間隔が所定値よりも短い場合にはそれが所定値よりも長い場合よりも緊急度を高く設定することとしてもよい。
上述してきたように、本実施例では、障害履歴取得部261が、ATM100から送信された障害情報を障害履歴テーブル251に記憶させ、保守出動判定部263が、障害履歴取得部261により障害履歴テーブル251に記憶された障害情報に係る時間間隔に基づいてATM100への保守出動を要請する情報を保守センタクライアント300に送信するか否かの判定を行うこととしたので、障害の発生頻度に適合した迅速な保守出動を可能とし、保守点検の効率化を図ることができる。
また、本実施例では、担当店員識別部262が、ATM100を管理する担当店員を識別し、保守出動判定部263が、時間間隔が担当店員ごとに設定される閾値未満であるときにATM100への保守出動を要請する情報を保守センタクライアント300に送信することとしたので、保守出動を要請するか否かの判断基準を担当者ごとに設定することができ、担当者に合わせてフレキシブルに対応することができる。
また、本実施例では、出動要請時障害発生間隔算出部265が、担当店員が管理対象とするATM100における障害の発生間隔に基づいて閾値を決定することとしたので、担当者の性格などの要因により担当者ごとに異なる保守出動要請の判断基準を加味して保守点検を要するか否かを判定することができる。
また、本実施例では、出動要請時障害発生間隔算出部265が、担当店員が管理対象とするATM100における障害復旧から障害再発生までの時間間隔に基づいて閾値を決定することとしたので、担当者の性格などの要因により担当者ごとに異なる保守出動要請の判断基準を加味して保守点検を要するか否かを判定することができる。
また、本実施例では、担当店員識別部262が、ATM100を管理する担当店員から受け付けた保守出動依頼を履歴として出動要請履歴テーブル255に記憶させ、出動要請時障害発生間隔算出部265が、障害履歴テーブル251に記憶された障害情報のうち、出動要請履歴テーブル255に記憶された保守出動依頼に係る日時から所定の期間内に記憶された障害情報に基づいて閾値を決定することとしたので、保守出動を要請するか否かを判定する際に、担当者が出動要請を依頼する状況の傾向を反映させることができる。
また、本実施例では、保守出動判定部263が、障害発生開始日時と保守要求受付日時との間隔に基づいて、保守出動における緊急度を設定し、その緊急度に応じて設定された閾値と障害情報に係る時間間隔とに基づいてATM100への保守出動を要請する情報を保守センタクライアント300に送信するか否かの判定を行うこととしたので、障害発生開始日時と保守要求受付日時との間隔が短く切羽詰った状況下に置かれた担当者からの保守出動の依頼に対して優先的に保守出動を行わせることができる。
また、本実施例では、保守出動判定部263が、代替可能な装置が存在しない設置所における装置において発生した障害に対する緊急度を代替可能な装置が存在する設置所における装置において発生した障害に対する緊急度よりも高く設定し、その緊急度に応じて設定された閾値と障害情報に係る時間間隔とに基づいてATM100への保守出動を要請する情報を保守センタクライアント300に送信するか否かの判定を行うこととしたので、代替可能な装置が存在せず障害発生により業務に重大な支障をきたすような場合には優先的に保守出動を行わせることができる。
また、本実施例では、保守出動判定部263が、ATM100で発生した障害のうち繁忙期に発生した障害に対する緊急度を繁忙期以外に発生した障害に対する緊急度よりも高く設定し、その緊急度に応じて設定された閾値と障害情報に係る時間間隔とに基づいてATM100への保守出動を要請する情報を保守センタクライアント300に送信するか否かの判定を行うこととしたので、繁忙日など装置の稼働率が高い時期に発生した障害に対して優先的に保守出動を行わせることができる。
ところで、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図9を用いて、上記各種処理を実現するプログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。図10は、図1に示した保守管理サーバ200となるコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
このコンピュータは、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置400、ディスプレイなどの表示装置401、RAM(Random Access Memory)402、ROM(Read Only Memory)403、各種プログラムを記録した記録媒体からプログラムを読み取る媒体読み取り装置404、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うネットワークインターフェース405、CPU(Central Processing Unit)406およびHDD(Hard Disk Drive)407をバス408で接続して構成される。
そして、HDD407には、保守管理サーバ200の機能と同様の機能を発揮するプログラム、すなわち保守出動管理プログラム407bが記憶されている。なお、この保守出動管理プログラム407bについては、適宜分散して記憶することとしてもよい。
そして、CPU406が、保守出動管理プログラム407bをHDD407から読み出して実行することにより、保守出動管理プロセス406aとして機能するようになる。
この保守出動管理プロセス406aは、図1に示した障害履歴取得部261、担当店員識別部262、保守出動判定部263、出動要請送信部264および出動要請時障害発生間隔算出部265の各機能部に対応する。
また、HDD407には、各種データ407aが記憶される。なお、各種データ407aは、図1に示した障害履歴テーブル251、障害緊急度テーブル252、担当店員情報テーブル253、所轄保守センタテーブル254および出動要請履歴テーブル255に対応する。
そして、CPU406は、各種データ407aをHDD407に記憶する処理を実行するとともに、各種データ407aをHDD407から読み出してRAM402に格納し、RAM402に格納された各種データ402aに基づいてデータ処理を実行する。
ところで、保守出動管理プログラム407bは、必ずしも最初からHDD407に記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータに挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータに接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶しておき、コンピュータがこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した保守管理サーバの各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、保守管理サーバの分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、保守管理サーバにて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)装置で検知された障害に基づいて該装置の保守点検を管轄する保守センタ内に設けられた保守出動要請受信装置に対して該装置への保守出動を要請する情報を送信する保守出動管理プログラムであって、
コンピュータを、
前記装置から送信された障害情報を履歴として記憶する障害履歴記憶手段、
前記障害履歴記憶手段により記憶された障害情報に係る時間間隔に基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行う保守出動判定手段、
として機能させることを特徴とする保守出動管理プログラム。
(付記2)コンピュータを、前記装置を管理する担当者を識別する担当者識別手段としてさらに機能させ、前記保守出動判定手段は、前記時間間隔が前記担当者識別手段により識別された担当者ごとに設定される閾値未満であるときに前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信することを特徴とする付記1に記載の保守出動管理プログラム。
(付記3)コンピュータを、担当者が管理対象とする装置における障害の発生間隔に基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段としてさらに機能させることを特徴とする付記2に記載の保守出動管理プログラム。
(付記4)コンピュータを、担当者が管理対象とする装置における障害復旧から障害再発生までの時間間隔に基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段としてさらに機能させることを特徴とする付記2に記載の保守出動管理プログラム。
(付記5)コンピュータを、前記装置を管理する担当者から受け付けた保守出動依頼を履歴として記憶する保守出動依頼履歴記憶手段としてさらに機能させ、前記閾値決定手段は、前記障害履歴記憶手段により記憶された障害情報のうち、前記障害履歴記憶手段により記憶された保守出動依頼に係る日時から所定の期間内に記憶された障害情報に基づいて前記閾値を決定することを特徴とする付記3または4に記載の保守出動管理プログラム。
(付記6)コンピュータを、障害発生開始日時と保守要求受付日時との間隔に基づいて、保守出動における緊急度を設定する緊急度設定手段としてさらに機能させ、前記保守出動判定手段は、前記緊急度設定手段により設定された緊急度に応じて設定された閾値と前記障害情報に係る時間間隔とに基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行うことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の保守出動管理プログラム。
(付記7)コンピュータを、代替可能な装置が存在しない設置所における装置において発生した障害に対する緊急度を代替可能な装置が存在する設置所における装置において発生した障害に対する緊急度よりも高く設定する緊急度設定手段としてさらに機能させ、前記保守出動判定手段は、前記緊急度設定手段により設定された緊急度に応じて設定された閾値と前記障害情報に係る時間間隔とに基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行うことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の保守出動管理プログラム。
(付記8)コンピュータを、前記装置で発生した障害のうち繁忙期に発生した障害に対する緊急度を繁忙期以外に発生した障害に対する緊急度よりも高く設定する緊急度設定手段としてさらに機能させ、前記保守出動判定手段は、前記緊急度設定手段により設定された緊急度に応じて設定された閾値と前記障害情報に係る時間間隔とに基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行うことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の保守出動管理プログラム。
(付記9)装置で検知された障害に基づいて該装置の保守点検を管轄する保守センタ内に設けられた保守出動要請受信装置に対して該装置への保守出動を要請する情報を送信する保守出動管理装置であって、
前記装置から送信された障害情報を履歴として記憶する障害履歴記憶手段と、
前記障害履歴記憶手段により記憶された障害情報に係る時間間隔に基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行う保守出動判定手段と、
を備えたことを特徴とする保守出動管理装置。
(付記10)装置で検知された障害に基づいて該装置の保守点検を管轄する保守センタ内に設けられた保守出動要請受信装置に対して該装置への保守出動を要請する情報を送信する保守出動管理方法であって、
前記装置から送信された障害情報を履歴として記憶する障害履歴記憶工程と、
前記障害履歴記憶工程により記憶された障害情報に係る時間間隔に基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行う保守出動判定工程と、
を含んだことを特徴とする保守出動管理方法。
以上のように、本発明に係る保守出動管理プログラム、保守出動管理装置および保守出動管理方法は、効率的な保守点検が要求される保守出動管理システムに対して有用である。
本実施例に係る保守出動管理システムの構成を示す機能ブロック図である。 障害種別テーブル111の一例を示す図である。 障害履歴テーブル251の一例を示す図である。 障害緊急度テーブル252の一例を示す図である。 担当店員情報テーブル253の一例を示す図である。 所轄保守センタテーブル254の一例を示す図である。 出動要請履歴テーブル255の一例を示す図である。 出動要請時障害発生間隔について説明するための説明図である。 本実施例に係る保守管理サーバ200が実行する保守出動可否判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 図1に示した保守管理サーバ200となるコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
1 保守出動管理システム
50 ネットワーク
100 ATM
110 記憶部
111 障害種別テーブル
120 通信I/F部
130 制御部
131 障害検知部
132 障害情報送信部
200 保守管理サーバ
210 操作入力部
220 表示部
230 電話入力部
240 通信I/F部
250 記憶部
251 障害履歴テーブル
252 障害緊急度テーブル
253 担当店員情報テーブル
254 所轄保守センタテーブル
255 出動要請履歴テーブル
260 制御部
261 障害履歴取得部
262 担当店員識別部
263 保守出動判定部
264 出動要請送信部
265 出動要請時障害発生間隔算出部
300 保守センタクライアント

Claims (5)

  1. 装置で検知された障害に基づいて該装置の保守点検を管轄する保守センタ内に設けられた保守出動要請受信装置に対して該装置への保守出動を要請する情報を送信する保守出動管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記装置から送信された障害情報を履歴として記憶する障害履歴記憶手段、
    前記障害履歴記憶手段により記憶された障害情報に係る時間間隔に基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行う保守出動判定手段、
    として機能させることを特徴とする保守出動管理プログラム。
  2. コンピュータを、前記装置を管理する担当者を識別する担当者識別手段としてさらに機能させ、前記保守出動判定手段は、前記時間間隔が前記担当者識別手段により識別された担当者ごとに設定される閾値未満であるときに前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の保守出動管理プログラム。
  3. コンピュータを、担当者が管理対象とする装置における障害の発生間隔に基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項2に記載の保守出動管理プログラム。
  4. 装置で検知された障害に基づいて該装置の保守点検を管轄する保守センタ内に設けられた保守出動要請受信装置に対して該装置への保守出動を要請する情報を送信する保守出動管理装置であって、
    前記装置から送信された障害情報を履歴として記憶する障害履歴記憶手段と、
    前記障害履歴記憶手段により記憶された障害情報に係る時間間隔に基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行う保守出動判定手段と、
    を備えたことを特徴とする保守出動管理装置。
  5. 装置で検知された障害に基づいて該装置の保守点検を管轄する保守センタ内に設けられた保守出動要請受信装置に対して該装置への保守出動を要請する情報を送信する保守出動管理方法であって、
    前記装置から送信された障害情報を履歴として記憶する障害履歴記憶工程と、
    前記障害履歴記憶工程により記憶された障害情報に係る時間間隔に基づいて前記装置への保守出動を要請する情報を前記保守出動要請受信装置に送信するか否かの判定を行う保守出動判定工程と、
    を含んだことを特徴とする保守出動管理方法。
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