JP2007322555A - 現像装置ならびにこれを備えるプロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置ならびにこれを備えるプロセスカートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】グリースなどの油性充填材の油分の現像剤への混入を防止することができる、現像装置ならびにこれを備えるプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供すること。
【解決手段】層厚規制ブレード36の板ばね部材50とブレードホルダ70の裏側部材72とアッパシール74のブレード対向部78との間の隙間をグリース79で埋める。そして、グリース79に対して幅方向内側に、内側部分シール80を、その一部が板ばね部材50の裏面とアッパシール74のブレード対向部78との間に挟まれた状態に配置する。これにより、グリース79が裏側部材72と板ばね部材50とアッパシール74との間の隙間から幅方向内側にはみ出すことを防止でき、また、裏側部材72と板ばね部材50とアッパシール74との間の隙間へのトナーの進入を阻止することができる。そのため、グリース79の油分のトナーへの混入を防止することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、現像装置ならびにこれを備えるプロセスカートリッジおよび画像形成装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置では、感光ドラムの表面に静電潜像が形成されて、その静電潜像に現像装置からトナーが供給されることにより、感光ドラムの表面にトナー像が担持される。そして、そのトナー像が用紙に転写されることによって、用紙への画像の形成が達成される。
現像装置は、感光ドラムに向けて開口した開口部を有する筐体と、この筐体内に収容されているトナーを担持する現像ローラと、現像ローラに担持されるトナーの層厚を規制するためのブレードとを備えている。現像ローラは、筐体の開口部において、表面の一部が露出した状態で回転可能に支持されている。また、ブレードは、現像ローラの軸方向に沿って延びる薄板状に形成されており、その上端部がブレードホルダを介して筐体に支持され、下端部が現像ローラの表面に圧接されている。そして、筐体内のトナーは、現像ローラの表面上に供給され、現像ローラの回転に伴って、ブレードと現像ローラの表面との間を通過し、一定厚さの薄層となって現像ローラの表面上に担持される。現像ローラの表面に担持されたトナーは、感光ドラムの表面に接触するときに、感光ドラムの表面に形成されている静電潜像に供給される。
このような現像装置では、トナーが、ブレードの裏面(現像ローラとの対向面と反対側の面)へ回り込み、ブレードホルダと筐体との間から上方に漏れ出すことがある。そのため、ブレードホルダと筐体との間には、その間からのトナーの漏れを防止するためのアッパシールが設けられている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−22179号公報
アッパシールは、たとえば、ブレードの長手方向に延び、その長手方向両端部がブレードの裏面とブレードホルダの裏面(筐体との対向面)とに跨って接触するような幅(長手方向と直交する方向の長さ)に形成される。ところが、そのような幅に形成されると、ブレードの裏面とブレードホルダの裏面(筐体との対向面)とが段差を有しているために、その段差部でアッパシールとブレードの裏面との間に隙間が生じ、この隙間からトナーが漏れるおそれがある。
ブレードの裏面におけるアッパシールの両端部と対向する領域にグリースを塗布しておけば、ブレードを筐体に取り付けたときに、そのグリースがアッパシールで押し潰されて、アッパシールとブレードの裏面との間の隙間をグリースで埋めることができる。
しかし、グリースがアッパシールとブレードの裏面との間の隙間から長手方向の内側にはみ出すと、そのはみ出したグリースの油分がトナーに混ざり、グリースの油分の混ざったトナーが現像ローラに付着して、画像形成不良を生じるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、グリースなどの油性充填材の油分の現像剤への混入を防止することができる、現像装置ならびにこれを備えるプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、現像装置において、長手状の開口部が形成され、当該開口部の長手方向に延びる一端縁に沿った壁部を有する筐体と、前記開口部から周面の一部が露出するように配置されて、前記長手方向に延びる軸線まわりに回転可能に設けられ、前記周面上に現像剤を担持する現像剤担持体と、前記長手方向に延びる薄板状に形成され、前記長手方向と直交する方向における一端側の遊端部が前記現像剤担持体の前記周面を押圧して、当該周面に担持される現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材と、前記壁部に対向配置され、前記層厚規制部材の前記遊端部と反対側の基端部を保持する保持部材と、前記長手方向に延び、前記長手方向の両端部が前記壁部と前記保持部材および前記層厚規制部材との間に挟まれ、かつ、当該両端部間の中央部が少なくとも前記壁部と前記保持部材とに挟まれた状態に配置され、前記壁部と前記保持部材との間をシールするための第1シール部材と、前記層厚規制部材と前記保持部材と前記第1シール部材の前記両端部との間に形成される隙間に配置され、当該隙間を埋めるための油性充填材と、前記層厚規制部材の前記第1シール部材との対向面において、前記油性充填材に対して前記長手方向の内側の領域に部分的に設けられ、少なくとも一部が前記層厚規制部材と前記第1シール部材との間に挟まれた状態に配置される第2シール部材とを含むことを特徴としている。
このような構成によると、層厚規制部材と保持部材と第1シール部材の両端部との間に形成される隙間が油性充填材で埋められているので、その隙間からの現像剤の漏れを防止することができる。そして、油性充填材に対して層厚規制部材の長手方向(開口部の長手方向と同じ。)の内側に、第2シール部材がその少なくとも一部を層厚規制部材と第1シール部材との間に挟んだ状態で配置されているので、油性充填材が層厚規制部材と保持部材と第1シール部材の両端部との間の隙間から長手方向内側にはみ出すのを防止することができる。また、層厚規制部材と保持部材と第1シール部材の両端部との間の隙間への現像剤の進入を阻止することができる。そのため、油性充填材の油分の現像剤への混入を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第2シール部材は、前記保持部材に密着した状態に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、第2シール部材が保持部材に密着しているので、第2シール部材と保持部材との間からの油性充填材のはみ出しを防止することができる。また、第2シール部材と保持部材との間への現像剤の進入を防止することができる。そのため、油性充填材の油分の現像剤への混入を有効に防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記第2シール部材は、前記層厚規制部材における前記油性充填材の接触領域よりも前記層厚規制部材の前記遊端部に近い位置まで延びていることを特徴としている。
このような構成によると、第2シール部材が層厚規制部材における油性充填材の接触領域よりも層厚規制部材の遊端部に近い位置まで延びているので、油性充填材が、第2シール部材の遊端部側に回り込んで、その第2シール部材よりも長手方向内側にはみ出すのを防止することができる。そのため、油性充填材の油分の現像剤への混入を有効に防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記層厚規制部材は、前記遊端部における前記長手方向の両端部に切欠部が形成されており、前記油性充填材は、前記長手方向において、前記切欠部より外側の位置に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、層厚規制部材の遊端部における長手方向の両端部に切欠部が形成されているので、層厚規制部材により現像剤担持体の周面から掻き取られた現像剤は、主に、その切欠部を通って、層厚規制部材の現像剤担持体との対向面の反対面、つまり層厚規制部材の第1シール部材との対向面に回り込む。油性充填材が切欠部よりも長手方向外側の位置に配置されているので、切欠部から層厚規制部材の第1シール部材との対向面に回り込む現像剤が油性充填材の位置に到達しにくく、油性充填材の油分の現像剤への混入を有効に防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記第2シール部材は、前記長手方向の外側端縁が、前記切欠部の前記長手方向の外側端縁と同一直線上またはその直線よりも前記長手方向の外側に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、第2シール部材の長手方向外側端縁が切欠部の長手方向外側端縁と同一直線上またはそれよりも長手方向外側に配置されているので、切欠部から油性充填材に向かう現像剤を、第2シール部材によって効果的に堰き止めることができる。そのため、油性充填材の油分の現像剤への混入をより有効に防止することができる。
請求項6に記載の発明は、画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリッジであって、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像装置と、前記現像装置から現像剤が供給される像担持体とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像装置を備えているので、油性充填材の油分の現像剤への混入を防止することができる。
請求項7に記載の発明は、画像形成装置において、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像装置と、前記現像装置から現像剤が供給される像担持体とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像装置が備えられているので、油性充填材の油分の現像剤への混入を防止することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記筐体には、現像剤が収容されており、前記筐体に収容されている現像剤の残量および流動性に基づいて、前記筐体における現像剤のエンプティ状態を検知するエンプティ検知手段を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、油性充填材の油分の現像剤への混入を防止することができる現像装置が備えられているので、油性充填材の油分の混入による現像剤の流動性の低下を防止することができる。そのため、現像剤の残量および流動性に基づいて、現像剤のエンプティ状態を精度よく検知することができる。
請求項1に記載の発明によれば、油性充填材の油分の現像剤への混入を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、油性充填材の油分の現像剤への混入を有効に防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、油性充填材の油分の現像剤への混入を有効に防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、油性充填材の油分の現像剤への混入を有効に防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、油性充填材の油分の現像剤への混入をより有効に防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、油性充填材の油分の現像剤への混入を防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、油性充填材の油分の現像剤への混入を防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、現像剤のエンプティ状態を精度よく検知することができる。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図(前後方向に沿う鉛直面で切断したときの断面図)である。
このレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するための給紙部4、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5、および、画像形成部5において画像形成された用紙3を本体ケーシング2から排紙するための排紙部6を備えている。
なお、レーザプリンタ1において、後述するマルチパーパストレイ15が設けられている側を「前側」とし、後述する排紙ローラ55が設けられている側を「後側」とする。また、ドラムカートリッジ28および現像カートリッジ29については、本体ケーシング2に装着されている状態で前後上下を規定する。
(1)給紙部
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に、前後方向に沿って着脱自在に装着される給紙トレイ7と、給紙トレイ7の前側端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パッド9と、給紙ローラ8の前方および上方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられる紙粉取りローラ10,11と、紙粉取りローラ11の後方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられるレジストローラ12とを備えている。
給紙トレイ7内には、用紙3を積層状に載置可能な用紙押圧板13が設けられている。この用紙押圧板13は、後側端部が揺動自在に支持されることによって、前側端部が上下方向に移動自在とされている。また、用紙押圧板13は、その裏側から図示しないばねによって上方に付勢されている。
給紙ローラ8および給紙パッド9は、上下方向において互いに対向配置され、給紙パッド9の裏側に設けられるばね14によって、給紙パッド9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。
用紙押圧板13上に積層された用紙3は、用紙押圧板13を裏側から付勢する図示しないばねの付勢力によって、給紙ローラ8に下方から押圧される。給紙ローラ8が回転されると、用紙押圧板13上の用紙3は、給紙ローラ8と給紙パッド9とで挟まれて、最上位の用紙3から順に1枚ずつ給紙される。
また、この給紙部4は、手差し給紙などに用いられるマルチパーパストレイ15と、マルチパーパストレイ15上に積層された用紙3を給紙するためのマルチパーパス側給紙ローラ16およびマルチパーパス側給紙パッド17とを備えている。
マルチパーパス側給紙ローラ16およびマルチパーパス側給紙パッド17は、互いに対向配置され、マルチパーパス側給紙パッド17の裏側に設けられるばね18によって、マルチパーパス側給紙パッド17がマルチパーパス側給紙ローラ16に向かって押圧されている。
マルチパーパストレイ15上に積層された用紙3は、マルチパーパス側給紙ローラ16が回転されると、マルチパーパス側給紙ローラ16とマルチパーパス側給紙パッド17とで挟まれて、最上位の用紙3から順に1枚ずつ給紙される。
給紙トレイ7またはマルチパーパストレイ15から給紙された用紙3は、紙粉取りローラ10および11によって、紙粉が除去された後、レジストローラ12に搬送される。レジストローラ12は、1対のローラを備え、用紙3をレジスト後に、画像形成部5の転写位置(後述する感光ドラム30と転写ローラ32との間)に搬送する。
(2)画像形成部
画像形成部5は、スキャナユニット19、プロセスカートリッジの一例としてのプロセスユニット20および定着部21を備えている。
(2−1)スキャナユニット
スキャナユニット19は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源、ポリゴンミラー22、レンズ23,24、反射鏡25,26,27などを備えている。
レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー22、レンズ23、反射鏡25,26、レンズ24、反射鏡27の順に通過または反射して、プロセスユニット20の後述する感光ドラム30の表面上に高速走査にて照射される。
(2−2)プロセスユニット
図2は、プロセスユニット20の要部側断面図である。
プロセスユニット20は、本体ケーシング2内のスキャナユニット19の下方において、本体ケーシング2に対して着脱自在に設けられている。
プロセスユニット20は、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリッジ28と、そのドラムカートリッジ28に設けられる、現像装置の一例としての現像カートリッジ29、像担持体の一例としての感光ドラム30、スコロトロン型帯電器31および転写ローラ32とを備えている。
現像カートリッジ29は、ドラムカートリッジ28に対して着脱自在に装着されている。この現像カートリッジ29は、筐体33と、その筐体33内に設けられる、供給ローラ34、現像剤担持体の一例としての現像ローラ35および層厚規制部材の一例としての層厚規制ブレード36とを備えている。
筐体33は、図2に示すように、後側に開口部37を有するボックス形状をなしている。開口部37は、幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向)に延びる矩形状に形成されている。
筐体33の前後方向途中部には、仕切板38が形成されている。この仕切板38によって、筐体33内は、後側の現像室39と前側のトナー収容室40とに仕切られている。現像室39およびトナー収容室40は、仕切板38の下方において連通している。
また、筐体33において、幅方向に間隔を隔てて対向配置される両側壁41の前側には、トナー収容室40を挟んで互いに対向配置されるトナーエンプティ検知用の窓42が設けられている。
トナー収容室40には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが収容されている。
また、トナー収容室40には、その側面視中央において、幅方向に延びる回転軸43が設けられている。この回転軸43は、両端部が筐体33の両側壁41に回転自在に支持されて、両側壁41間に架設されている。回転軸43には、トナー収容室40内のトナーを攪拌するためのアジテータ44と、窓42を清掃するためのクリーナ45とが径方向に延びるように設けられている。
トナー収容室40内のトナーは、回転軸43が図中時計回りへ回転すると、アジテータ44により攪拌されて、仕切板38の下方から現像室39に放出される。また、回転軸43の回転に伴って、クリーナ45によって、窓42が清掃される。
供給ローラ34は、現像室39内において、仕切板38の下方の開放口の斜め後側下方に配置されている。この供給ローラ34は、金属製のローラ軸46と、そのローラ軸46を被覆する導電性のスポンジ材料からなるスポンジローラ47とを備えている。ローラ軸46の両端部は、筐体33の両側壁41に回転自在に支持されている。
現像ローラ35は、現像室39内において、供給ローラ34と斜め後側上方において対向し、かつ、筐体33の開口部37から一部が露出するように配置されている。現像ローラ35は、金属製のローラ軸48と、そのローラ軸48を被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラ49とを備えている。ローラ軸48の両端部は、筐体33の両側壁41に回転自在に支持されている。
なお、供給ローラ34と現像ローラ35とは、スポンジローラ47とゴムローラ49とがある程度圧縮するように、互いに当接されている。そして、画像形成時(現像時)には、スポンジローラ47とゴムローラ49とが擦り合うように、供給ローラ34および現像ローラ35がともに図中時計回りに回転される。また、現像ローラ35には、現像バイアスが印加される。
層厚規制ブレード36は、現像室39において、現像ローラ35の前側上方に配置されている。層厚規制ブレード36は、薄板形状の板ばね部材50と、その板ばね部材50の下端部に設けられる圧接部51とを備えている。板ばね部材50の弾性力によって、圧接部51は、現像ローラ35のスポンジローラ47の周面を斜め前側上方から押圧する。なお、層厚規制ブレード36については、後に詳述する。
トナー収容室40から現像室39に供給されるトナーは、供給ローラ34の回転により、現像ローラ35に供給され、このとき、供給ローラ34(スポンジローラ47)と現像ローラ35(ゴムローラ49)との間で正極性に摩擦帯電される。現像ローラ35上に供給された正帯電トナーは、現像ローラ35の回転により、層厚規制ブレード36の圧接部51と現像ローラ35との間に進入され、それらの間で層厚が規制されながら、現像ローラ35の周面に薄層として担持される。
感光ドラム30は、現像ローラ35の後側において、その現像ローラ35と対向配置され、矢印方向(時計方向)に回転可能に設けられている。この感光ドラム30は、接地されており、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されている。
スコロトロン型帯電器31は、感光ドラム30の上方に、感光ドラム30と間隔を隔てて設けられている。このスコロトロン型帯電器31は、タングステンなどからなるワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型帯電器であって、感光ドラム30の表面を一様に正極性に帯電する。
そして、感光ドラム30の表面は、その感光ドラム30の回転に伴なって、まず、スコロトロン型帯電器31により一様に正帯電された後、スキャナユニット19からのレーザビームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ35の回転により、現像ローラ35の表面に担持されているトナーが、感光ドラム30に対向して接触するときに、感光ドラム30の表面に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム30の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像が達成され、感光ドラム30の表面に、現像剤像としてのトナー像が担持される。
転写ローラ32は、感光ドラム30の下方において、感光ドラム30と対向配置され、矢印方向(反時計方向)に回転可能に設けられている。この転写ローラ32は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラとを備えている。なお、転写ローラ32には、転写時において、転写バイアスが印加される。
そして、感光ドラム30の表面に担持されたトナー像は、レジストローラ12から搬送されてくる用紙3が、感光ドラム30と転写ローラ32との間(転写位置)を通過する間に、その用紙3に転写される。
なお、このレーザプリンタ1では、転写ローラ32によって用紙3に転写された後に感光ドラム30の表面に残存する残存トナーを、現像ローラ35によって回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残存トナーを回収している。
(2−3)定着部
定着部21は、図1に示すように、プロセスユニット20の後方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられている。定着部21は、加熱ローラ52H、加圧ローラ52Pおよび1対の搬送ローラ53を備えている。
加熱ローラ52Hは、金属製のローラと、そのローラ内に設けられるハロゲンランプとを備えている。加熱ローラ52Hでは、ハロゲンランプによってローラが定着温度に加熱される。
加圧ローラ52Pは、加熱ローラ52Hの下方において、加熱ローラ52Hを押圧するように対向配置されている。
また、1対の搬送ローラ53は、加熱ローラ52Hおよび加圧ローラ52Pに対して、後方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられている。
この定着部21では、転写位置において用紙3に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ52Hと加圧ローラ52Pとの間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を1対の搬送ローラ53によって、排紙部6に搬送する。
(3)排紙部
排紙部6は、排紙パス54と、その排紙パス54の下流側端部に設けられる排紙ローラ55と、排紙ローラ55から排紙される用紙3を受ける排紙トレイ56とを備えている。
排紙パス54は、定着部21から後側上方に延び、その後反転して、前側上方に延びるように、設けられている。
排紙ローラ55は、正逆回転自在に設けられており、排紙トレイ56に用紙3を排紙する場合には、正方向に回転し、後述するように、用紙3を反転させる場合には、逆方向に回転する。
排紙トレイ56は、用紙3を積層可能に受けることができるように、本体ケーシング2の上面が、前側上方から後側下方に向かって窪むようにして設けられている。
そして、定着部21から排紙パス54に搬送された用紙3は、その排紙パス54から排紙ローラ55に搬送され、その排紙ローラ55によって排紙トレイ56上に排紙される。
(4)反転搬送部
また、このレーザプリンタ1には、用紙3の両面に画像を形成するための反転搬送部57が設けられている。この反転搬送部57は、反転搬送パス58と、フラッパ59と、複数の反転搬送ローラ60とを備えている。
反転搬送パス58は、後側に向けて凸となる略円弧状をなし、その上流側端部が排紙ローラ55の近傍に配置され、その下流側端部が最上流側の反転搬送ローラ60の近傍に配置されている。
フラッパ59は、排紙パス54と反転搬送パス58との分岐部分に設けられている。このフラッパ59は、図示しないソレノイドにより、排紙パス54を開通して、反転搬送パス58を閉鎖する状態と、排紙パス54を閉鎖して、反転搬送パス58を開通する状態とに揺動される。
反転搬送ローラ60は、画像形成部5の下方であって、給紙トレイ7の上方において、略水平方向に間隔を隔てて複数設けられている。最上流側の反転搬送ローラ60が、反転搬送パス58の後端部の近傍に配置され、最下流側の反転搬送ローラ60が、レジストローラ12の下方に配置されている。
用紙3の両面に画像を形成する場合には、この反転搬送部57が、次のように動作する。すなわち、一方の面に画像が形成された用紙3が搬送ローラ53によって排紙パス54から排紙ローラ55に搬送されてくると、排紙ローラ55は、用紙3を挟んで正回転して、その用紙3を一旦外側(排紙トレイ56側)に向けて搬送し、用紙3の大部分が外側に搬送され、用紙3の後端が排紙ローラ55に挟まれたときに正回転を停止する。次いで、フラッパ59が切り換えられ、排紙パス54を閉鎖して、反転搬送パス58を開通する状態にされる。そして、排紙ローラ55が逆回転し、用紙3は、前後逆向きで反転搬送パス58を搬送される。反転搬送パス58を逆向きに搬送される用紙3は、反転搬送ローラ60により前側に向けて搬送され、その後、上方向に反転されて、裏返しの状態で、レジストローラ12に搬送される。レジストローラ12に搬送された用紙3は、レジスト後、画像形成部5の転写位置に向けて搬送される。これによって、用紙3の両面への画像の形成が達成される。両面に画像が形成された用紙3は、排紙パス54を搬送されて、排紙ローラ55によって排紙トレイ56上に排紙される。
なお、フラッパ59は、用紙3が反転搬送パス58を通過した後、元の状態、つまり排紙パス54を開通して、反転搬送パス58を閉鎖する状態に切り換えられる。
2.現像カートリッジの要部構成
(1)筐体
図3は、現像カートリッジ29の筐体33の後側斜め下方から見た斜視図である。また、図4は、図3に示す筐体33の背面図である。
筐体33は、前述したように、後側に開口部37を有するボックス形状をなしている。この筐体33には、開口部37を幅方向に挟む両側壁41に、供給ローラ34のローラ軸46および現像ローラ35のローラ軸48(図2参照)の両端部を受け入れるための軸支持溝61が形成されている。また、筐体33には、開口部37の上端縁に沿って、壁部の一例としての取付壁63が形成されている。この取付壁63は、その後面64が、図2に示すように、後側上方から前側下方に傾斜するように形成されている。
(2)層厚規制ブレード
層厚規制ブレード36は、前述したように、薄板形状の板ばね部材50と、その板ばね部材50の下端部に設けられる圧接部51とを備えている。
板ばね部材50は、金属薄板からなり、幅方向に沿って延びる背面視略細長矩形状に形成されている。
この板ばね部材50は、その下端部の幅方向両端部近傍に、その下端縁から上端部に向けて矩形状に切り欠かれた切欠部65を有している。各切欠部65は、その幅方向(板ばね部材50の長手方向)における内側端縁66が、このレーザプリンタ1で使用可能な最大サイズの用紙3の通過領域に対して幅方向外側に位置している。そして、その内側端縁から幅方向外側に所定間隔(たとえば、2.7mm)を隔てて、外側端縁67が形成されている。
圧接部51は、シリコーンゴムなどの弾性ゴムからなり、板ばね部材50の下端部において、幅方向に沿って延び、後方に向かって突出する突条に形成されている。
(3)ブレードホルダ
層厚規制ブレード36は、保持部材の一例としてのブレードホルダ70に保持されて、筐体33の取付壁63の後面64に取り付けられている。
図5は、層厚規制ブレード36およびブレードホルダ70の斜視図である。また、図6は、層厚規制ブレード36およびブレードホルダ70の側面図である。
ブレードホルダ70は、幅方向に沿って延びる断面略L字形状の鋼板からなる表側部材71と、幅方向に沿って延びる平板形状の鋼板からなる裏側部材72とを備えている。表側部材71および裏側部材72は、幅方向において、層厚規制ブレード36の板ばね部材50とほぼ同じ幅に形成されている。表側部材71と裏側部材72とは、互いに対向配置されて、板ばね部材50の上端部を挟持している。そして、図2に示すように、裏側部材72側から挿通される複数のビス73によって、板ばね部材50、表側部材71および裏側部材72が互いに固定されている。また、ブレードホルダ70の幅方向両端部には、図5に示すように、表側部材71、層厚規制ブレード36および裏側部材72を貫通する貫通孔75が形成されている。
層厚規制ブレード36を保持するブレードホルダ70は、次に述べるアッパシール74を挟んで、筐体33の取付壁63の後面64に取り付けられている。より具体的には、筐体33の取付壁63の後面64(図3参照)には、アッパシール74が両面テープなどにより貼着されている。ブレードホルダ70は、裏側部材72がアッパシール74に押し付けられた状態で、その幅方向両端部の貫通孔75に挿通される固定ねじ76によって、筐体33の取付壁63に対して固定されている。
なお、前記したように、アッパシール74は、筐体33の取付壁63の後面64に貼着されているが、説明の便宜上、図5では、層厚規制ブレード36およびブレードホルダ70とともにアッパシール74が図示されている。
(4)アッパシール
第1シール部材の一例としてのアッパシール74は、ウレタンスポンジなどのスポンジ材からなり、幅方向に延びる正面視略矩形状のホルダ対向部77と、このホルダ対向部77の幅方向両端部の下端縁から下方に延設されたブレード対向部78とを一体的に備えている。
ホルダ対向部77は、ブレードホルダ70の裏側部材72に対向し、この裏側部材72と筐体33の取付壁63との間に挟持されている。このホルダ対向部77は、その幅方向の長さが裏側部材72よりも少し短く形成され、ブレードホルダ70の幅方向両端部の貫通孔75を閉鎖しない。また、ホルダ対向部77は、その幅方向と直交する上下方向の長さが裏側部材72とほぼ同じに形成されている。
ブレード対向部78は、層厚規制ブレード36の板ばね部材50の幅方向端部に対向し、この層厚規制ブレード36の幅方向端部と筐体33の取付壁63との間に挟持されている。ブレード対向部78の幅方向外側端縁は、ホルダ対向部77の幅方向外側端縁と同一直線上を下方に延び、幅方向外側に屈曲し、さらに下方に屈曲している。一方、ブレード対向部78の幅方向内側端縁は、ホルダ対向部77の下端縁から幅方向外側斜め下方に延び、下方に屈曲している。そして、ブレード対向部78の下端縁は、幅方向に延び、ブレード対向部78の幅方向外側端縁の下端と幅方向内側端縁の下端とを連結している。
このように、ホルダ対向部77がブレードホルダ70の裏側部材72に対向し、ブレード対向部78が層厚規制ブレード36の板ばね部材50に対向して、アッパシール74の幅方向両端部は、その裏側部材72と板ばね部材50とに跨って接触している。裏側部材72と板ばね部材50との間には、裏側部材72の厚み分の段差が形成されているので、アッパシール74の幅方向両端部が裏側部材72と板ばね部材50とに跨って接触していると、図6に示すように、その部分で裏側部材72と板ばね部材50とアッパシール74との間に隙間が生じる。このため、その隙間は、油性充填材の一例としてのグリース79で埋められている。
(5)グリース
グリース79は、層厚規制ブレード36が筐体33の取付壁63に取り付けられる前に、板ばね部材50の裏面(現像ローラ35と対向する面と反対側の面)の両端部であって、裏側部材72と接し、アッパシール74のブレード対向部78の上下方向に延びる幅方向内側端縁よりも幅方向外側の部分と対向する領域に塗布される。そして、グリース79は、層厚規制ブレード36が筐体33の取付壁63に取り付けられたときに、アッパシール74に押し潰されて、裏側部材72と板ばね部材50とアッパシール74との間の隙間を密封状態に埋める。
このとき、グリース79が裏側部材72と板ばね部材50とアッパシール74との間の隙間から幅方向内側に拡がり、板ばね部材50の裏面のアッパシール74と対向しない領域まではみ出すと、そのはみ出したグリース79の油分がトナーに混ざってしまう。
そのため、図5に示すように、板ばね部材50の裏面の幅方向両端部とアッパシール74のブレード対向部78との間には、グリース79が裏側部材72と板ばね部材50とアッパシール74との間の隙間から幅方向内側にはみ出すことを防止するための第2シール部材の一例としての内側部分シール80の一部が介在されている。
(6)内側部分シール
図7は、アッパシール74、グリース79および内側部分シール80の位置関係を図解的に示す正面図(板ばね部材50の裏面側から見た図)である。この図7において、アッパシール74および内側部分シール80は、互いに向きが異なるハッチングを付して示されている。
内側部分シール80は、正面視略矩形状に形成されている。この内側部分シール80の上下方向の長さは、たとえば、板ばね部材50の裏面においてグリース79が付着する領域の上下方向の長さよりも長く、アッパシール74のブレード対向部78の上下方向の長さよりも短い。そして、内側部分シール80は、板ばね部材50の裏面においてグリース79が付着する領域よりも幅方向内側の位置に、その上端縁がブレードホルダ70の裏側部材72の下端縁に沿って密着した状態に配置されている。また、内側部分シール80の幅方向外側端縁は、ブレード対向部78の上下方向に延びる幅方向内側端縁よりも幅方向外側、言い換えれば、切欠部65の外側端縁67に沿って上下方向に延びる直線よりも幅方向外側に位置している。
3.トナーエンプティ検知機構
図8は、現像カートリッジ29の筐体33内のトナー収容室40に収容されているトナーのエンプティ状態を検知するための構成を示すブロック図である。
このレーザプリンタ1は、CPU81、ROM82およびRAM83を備えている。
CPU81には、エンプティ検知手段の一例としてのトナーセンサ84が接続されている。トナーセンサ84は、1対の発光部85および受光部86を備えている。発光部85は、現像カートリッジ29の筐体33の一方の側壁41に配置された窓42に対して幅方向外側から対向し、受光部86は、他方の側壁41に配置された窓42に対して幅方向外側から対向している。発光部85からの指向性の強い光は、窓42から筐体33内に入射して、筐体33を幅方向に通過し、窓42を介して受光部86に入射する。受光部86は、その入射する光を光電変換して、その光量に応じた電圧を出力する。
CPU81は、ROM82に格納されているプログラムを実行し、トナーセンサ84の受光部86が出力する電圧の変化に基づいて、筐体33内のトナー収容室40に収容されているトナーのエンプティ状態を検知する。このとき、CPU81は、RAM83をワークエリアとして使用する。
具体的には、トナーセンサ84の受光部86の受光量が多いほど低い電圧を発生するものである場合、CPU81は、受光部86が出力する電圧が予め定める閾値以下のときに、その受光部86の出力信号をローレベル信号として認識し、受光部86が出力する電圧が予め定める閾値よりも大きいときに、受光部86の出力信号をハイレベル信号として認識する。トナー収容室40にトナーが十分に残っている状態では、発光部85からの光がトナーによって遮られるので、受光部86からハイレベル信号が出力し続けられる。そして、画像形成動作が進むにつれて、トナー収容室40におけるトナーの残量が少なくなると、アジテータ44により、そのトナー収容室40に残存するトナーが掻き上げられた時にのみ、発光部85からの光が遮られるので、受光部86からハイレベル信号とローレベル信号とが交互に出力される。このとき、トナーの残量が多いほど、アジテータ44により掻き上げられたトナーがトナー収容室40を舞っている時間が長く、発光部85からの光がトナーによって遮られる時間が長いため、ローレベル信号に対するハイレベル信号の割合が大きい。一方、トナーの残量が少ないほど、アジテータ44により掻き上げられたトナーがトナー収容室40を舞っている時間が短く、発光部85からの光がトナーによって遮られる時間が短いため、ローレベル信号に対するハイレベル信号の割合が小さくなる。CPU81は、ローレベル信号に対するハイレベル信号の割合が予め定める割合より小さくなったことに応答して、トナー収容室40に残存するトナーが少なくなったトナーエンプティ状態であると判断する。
4.作用効果
以上のように、層厚規制ブレード36の板ばね部材50とブレードホルダ70の裏側部材72とアッパシール74のブレード対向部78との間の隙間がグリース79で埋められているので、その隙間からのトナーの漏れを防止することができる。
そして、グリース79に対して幅方向内側に、内側部分シール80がその一部を板ばね部材50の裏面とアッパシール74のブレード対向部78との間に挟んだ状態で配置されているので、グリース79が裏側部材72と板ばね部材50とアッパシール74との間の隙間から幅方向内側にはみ出すことを防止することができる。また、裏側部材72と板ばね部材50とアッパシール74との間の隙間へのトナーの進入を阻止することができる。そのため、グリース79の油分のトナーへの混入を防止することができる。
しかも、内側部分シール80がブレードホルダ70の裏側部材72の下端縁に沿って密着した状態に配置されているので、内側部分シール80と裏側部材72との間からのグリース79のはみ出しを防止することができる。また、内側部分シール80と裏側部材72との間へのトナーの進入を防止することができる。そのため、グリース79の油分のトナーへの混入を有効に防止することができる。
さらに、内側部分シール80は、板ばね部材50の裏面におけるグリース79の接触領域よりも下方まで延びているので、グリース79が、内側部分シール80の下方に回り込んで、その内側部分シール80よりも幅方向内側にはみ出すことを防止することができる。そのため、グリース79の油分のトナーへの混入をより有効に防止することができる。
また、板ばね部材50の下端部の幅方向両端部に切欠部65が形成されているので、層厚規制ブレード36により現像ローラ35の周面から掻き取られたトナーは、主に、その切欠部65を通って、板ばね部材50の裏面に回り込む。この現像カートリッジ29では、グリース79が切欠部65よりも幅方向外側の位置に配置されているので、切欠部65から板ばね部材50の裏面に回り込むトナーがグリース79の位置に到達しにくく、グリース79の油分のトナーへの混入を一層有効に防止することができる。
さらには、内側部分シール80の幅方向外側端縁が切欠部65の幅方向外側端縁67よりも幅方向外側に配置されているので、切欠部65からグリース79に向かうトナーを、内側部分シール80によって効果的に堰き止めることができる。そのため、グリース79の油分のトナーへの混入をより一層有効に防止することができる。
そして、このような現像カートリッジ29を備えるプロセスユニット20およびレーザプリンタ1では、グリース79の油分のトナーへの混入をより一層有効に防止することができる。
また、このレーザプリンタ1では、トナーセンサ84が備えられており、このトナーセンサ84(受光部86)が出力するローレベル信号に対するハイレベル信号の割合に基づいて、現像カートリッジ29の筐体33内のトナー収容室40に収容されているトナーのエンプティ状態が検知される。すなわち、トナー収容室40におけるトナーの残量が少なくなると、そのトナーがアジテータ44により掻き上げられたときに、トナー収容室40をトナーが舞っている時間が短くなり、トナーセンサ84から出力されるローレベル信号に対するハイレベル信号の割合が小さくなるので、ローレベル信号に対するハイレベル信号の割合が予め定める割合より小さくなったことに応答して、トナー収容室40に残存するトナーが少なくなったトナーエンプティ状態であると判断される。
ところが、このトナーエンプティ状態の検知の精度は、トナー収容室40に残存するトナーの流動性に大きく左右される。たとえば、トナーの流動性が低下すると、トナー収容室40にトナーがある程度の量のトナーが残存しており、トナーエンプティ状態と判断されるべきでないにもかかわらず、その残存するトナーがアジテータ44により掻き上げられたときに、トナー収容室40をトナーが舞っている時間が短くなるため、トナーエンプティ状態であると誤って判断されてしまう。
このレーザプリンタ1は、グリース79の油分のトナーへの混入を防止することができる現像カートリッジ29が備えられているので、グリース79の油分の混入によるトナーの流動性の低下を防止することができる。そのため、トナーエンプティ状態を精度よく検知することができる。
5.変形例
(1)内側部分シールの配置の変形例
図9は、内側部分シール80の配置の変形例を説明するための正面図(板ばね部材50の裏面側から見た図)である。この図9において、前述した各部に相当する部分には、それら各部と同一の参照符号が付されている。以下では、その同一の参照符号を付した各部についての詳細な説明を省略する。また、図9において、アッパシール74および内側部分シール80は、互いに向きが異なるハッチングを付して示されている。
図7に示す構成では、内側部分シール80の幅方向外側端縁は、切欠部65の外側端縁67に沿って上下方向に延びる直線よりも幅方向外側の位置に配置されているが、図9に示すように、内側部分シール80の幅方向外側端縁は、切欠部65の外側端縁67に沿って上下方向に延びる直線上に配置されてもよい。
(2)内側部分シールの形状の変形例
図10は、内側部分シール80の形状の変形例を説明するための正面図(板ばね部材50の裏面側から見た図)である。この図10において、前述した各部に相当する部分には、それら各部と同一の参照符号が付されている。以下では、その同一の参照符号を付した各部についての詳細な説明を省略する。また、図10において、アッパシール74および内側部分シール80は、互いに向きが異なるハッチングを付して示されている。
図7に示す構成では、内側部分シール80は、正面視略矩形状に形成されているが、図10に示すように、上下方向に延びる幅方向外側端縁を有する正面視略直角三角形状に形成されてもよい。
この場合、内側部分シール80の幅方向外側端縁は、図10に示すように、切欠部65の外側端縁67に沿って上下方向に延びる直線上に配置されてもよいし、その直線よりも幅方向外側の位置に配置されてもよい。
(3)その他の変形例
前述の実施形態およびその変形例では、内側部分シール80の幅方向内側端縁が切欠部65の外側端縁66に沿って上下方向に延びる直線よりも幅方向内側に配置されているが、その直線とアッパシール74のブレード対向部78の幅方向外側端縁との間に十分な間隔を有している場合には、内側部分シール80の幅方向内側端縁が当該直線よりも幅方向外側の位置に配置されてもよい。
また、画像形成装置として、ドラムカートリッジ28に現像カートリッジ29が着脱自在に装着されるプロセスユニット20を備えるレーザプリンタ1を例示したが、画像形成装置は、これに限らず、たとえば、本体ケーシング2に感光ドラム30が設けられており、その本体ケーシング2に直接着脱される現像カートリッジ29を備えるレーザプリンタでもよく、さらには、上記したモノクロレーザプリンタに限らず、各種タイプ(4サイクルタイプ、中間転写型タンデムタイプ、直接転写型タンデムタイプなど)のカラーレーザプリンタでもよい。
本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図(前後方向に沿う鉛直面で切断したときの断面図)である。 図1に示すプロセスユニットの要部側断面図である。 図2に示す現像カートリッジの筐体の後側斜め下方から見た斜視図である。 図3に示す筐体の背面図である。 図3に示す層厚規制ブレードおよびブレードホルダの斜視図である。 図5に示す層厚規制ブレードおよびブレードホルダの側面図である。 図5に示すアッパシール、グリースおよび内側部分シールの位置関係を説明するための図解的な正面図である。 トナーのエンプティ状態を検知するための構成を示すブロック図である。 内側部分シールの配置の変形例を説明するための正面図である。 内側部分シールの形状の変形例を説明するための正面図である。
符号の説明
1 レーザプリンタ
20 プロセスユニット
29 現像カートリッジ
30 感光ドラム
35 現像ローラ
36 層厚規制ブレード
37 開口部
50 板ばね部材
63 取付壁
65 切欠部
67 外側端縁
70 ブレードホルダ
74 アッパシール
77 ホルダ対向部
78 ブレード対向部
79 グリース
80 内側部分シール
84 トナーセンサ

Claims (8)

  1. 長手状の開口部が形成され、当該開口部の長手方向に延びる一端縁に沿った壁部を有する筐体と、
    前記開口部から周面の一部が露出するように配置されて、前記長手方向に延びる軸線まわりに回転可能に設けられ、前記周面上に現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記長手方向に延びる薄板状に形成され、前記長手方向と直交する方向における一端側の遊端部が前記現像剤担持体の前記周面を押圧して、当該周面に担持される現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材と、
    前記壁部に対向配置され、前記層厚規制部材の前記遊端部と反対側の基端部を保持する保持部材と、
    前記長手方向に延び、前記長手方向の両端部が前記壁部と前記保持部材および前記層厚規制部材との間に挟まれ、かつ、当該両端部間の中央部が少なくとも前記壁部と前記保持部材とに挟まれた状態に配置され、前記壁部と前記保持部材との間をシールするための第1シール部材と、
    前記層厚規制部材と前記保持部材と前記第1シール部材の前記両端部との間に形成される隙間に配置され、当該隙間を埋めるための油性充填材と、
    前記層厚規制部材の前記第1シール部材との対向面において、前記油性充填材に対して前記長手方向の内側の領域に部分的に設けられ、少なくとも一部が前記層厚規制部材と前記第1シール部材との間に挟まれた状態に配置される第2シール部材とを含むことを特徴とする、現像装置。
  2. 前記第2シール部材は、前記保持部材に密着した状態に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第2シール部材は、前記層厚規制部材における前記油性充填材の接触領域よりも前記層厚規制部材の前記遊端部に近い位置まで延びていることを特徴とする、請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記層厚規制部材は、前記遊端部における前記長手方向の両端部に切欠部が形成されており、
    前記油性充填材は、前記長手方向において、前記切欠部より外側の位置に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記第2シール部材は、前記長手方向の外側端縁が、前記切欠部の前記長手方向の外側端縁と同一直線上またはその直線よりも前記長手方向の外側に配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の現像装置。
  6. 画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    請求項1ないし5のいずれかに記載の現像装置と、
    前記現像装置から現像剤が供給される像担持体とを備えていることを特徴とする、プロセスカートリッジ。
  7. 請求項1ないし5のいずれかに記載の現像装置と、
    前記現像装置から現像剤が供給される像担持体とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  8. 前記筐体には、現像剤が収容されており、
    前記筐体に収容されている現像剤の残量および流動性に基づいて、前記筐体における現像剤のエンプティ状態を検知するエンプティ検知手段を備えていることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
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