JP2007320468A - 車両用シートのロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受止部材により発揮される弾発力によってストライカとロック装置との間で剛体同士の衝突が起こらないようにし、かつ、この受止部材によって発揮される弾発力のバラツキを抑える。
【解決手段】車両フロアに対してシートを係脱させることのできるロック装置5である。シートと一体に形成されて車両フロア側に設けられたストライカSを受け入れることのできる開口凹部11を有するベース部材10と、回動を伴いながらストライカSを開口凹部11内に導くことのできる受入口21を有するフック20と、開口凹部11の口内に張出し状に形成された樹脂製の受止部材50と、を有する。受止部材50は、受部51と固定部52と中空部53とを有し、受部51がベース部材10の開口凹部11内で撓み変形するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートのロック装置に関する。詳しくは、互いに係止される二部材の一方に設けられたロック機構と、この二部材の他方に設けられた係合部材と、を有する車両用シートのロック装置に関する。
従来、自動車の座席用シートには、これを車両フロアに対して係脱させることのできるロック装置が設けられているものがある。このようなロック装置としては、例えば、車両フロア上に設置されたフレーム状のストライカに対して係脱可能に作動するロック構造が知られている。具体的には、このロック装置は、シートの下部に設けられたベース部材と、このベース部材に回動可能に軸支されたフックと、を有する。前者のベース部材は、その下端側にストライカを受け入れることのできる開口部が形成されている。後者のフックは、常時は、このベース部材の開口部から露出した姿勢状態とされている。そして、フックは、ストライカが開口部に入り込んでくる動きに押圧されて回動し、これと一体に形成された規制部をストライカの背後側に回し込んだ姿勢状態となってロックされる。これにより、ストライカが、ベース部材の開口部とフックの規制部とによって外周が囲い込まれた状態としてロックされ、シートが車両フロアに係合した状態として保持される。
ところで、上記ベース部材の開口部には、ストライカが入り込んでくる動きによってフックがこれに確実に係合ロックするよう、ストライカを通常の係合ロック位置よりも更に奥の方まで入り込めるようにする遊びが設定されている。したがって、ストライカとロック装置との係合ロック状態では、上記の遊びに起因して、ストライカとこれを取り囲む開口部や規制部との間に隙間が形成される。これにより、車両走行時等の振動発生時に、ストライカとこれを取り囲む開口部や規制部との間にガタツキが生じるようになり、剛体同士の衝突に伴う異音が発生する。
そこで、この異音の発生を抑えるために、例えば下記特許文献1の開示技術では、ベース部材に対し、開口部の内側に張出すかたちで樹脂製の弾性体より成る受止部材が配設されている。ここで、受止部材は、中空状に肉抜きされて形成されており、開口部に入り込んでくるストライカを柔らかく受け止められるようになっている。この受止部材は、ストライカが開口部に入り込んでくることにより、これに押圧されて撓み変形する。そして、この撓み変形した受止部材は、フックがストライカに係合ロックした状態では、ストライカを開口部の外側へ押し返す方向に反発力を作用させる。これにより、ストライカは、その背後側に回し込まれているフックの規制部に押圧されるかたちとなり、ガタツキの生じない拘束状態として保持される。
実開昭64−29467号公報
しかし、上記特許文献1の開示技術では、開口部の内側に張出して設けられた受止部材は、ストライカが開口部の奥の方まで入り込むことにより、これに押圧されて開口部の外側の位置まで押し出されるようになっている。すなわち、この従来構造では、ストライカが開口部の奥の方まで入り込む大きな負荷がかかることにより、ストライカと開口部との間に剛体同士の衝突に伴う異音が発生してしまう。
そこで、このような問題を解決するために、例えば、受止部材を中実状に形成するなどして撓み難い構成とすることが考えられる。しかし、このように受止部材の剛性を高めてしまうと、受止部材の撓み変形量の変化に対する反発力の変化量が大きくなる。すなわち、受止部材の設定位置によって、その発揮される反発力に大きなバラツキが生じるようになる。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、受止部材により発揮される弾発力によってストライカ(係合部材)とロック装置との間で剛体同士の衝突が起こらないようにし、かつ、この受止部材によって発揮される弾発力のバラツキを抑えられるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートのロック装置は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、互いに係止される二部材の一方に設けられたロック機構と、この二部材の他方に設けられた係合部材と、を有する車両用シートのロック装置である。ロック装置は、係合部材を受け入れ可能な凹部を有するベース部材と、ベース部材に回動可能に軸支されたフックと、を有する。フックは、その回動に伴ってベース部材の凹部との間に係合部材を挟持したロック状態、或いは係合部材の挟持状態を解除したアンロック状態を成す。ベース部材には、凹部内に張出し状に形成されて凹部内に導かれた係合部材を弾性的に受け止めることのできる受止部材が設けられている。受止部材は、ベース部材と一体的に固定される固定部と、固定部と一体状に形成され係合部材が当接した際にこれを弾性的に受け止めることのできる弾性部と、弾性部と固定部との間に形成された脆弱部と、を有する。弾性部は、凹部内に導かれた係合部材に押圧されて撓み変形し、フックがロック状態のときにはその撓み変形に伴う弾発力によって係合部材を押し返してフックに押し当てた状態として保持されるようになっている。脆弱部は、弾性部と固定部との間で撓み変形するようになっており、弾性部よりも弾発力が弱く撓み易くなっている。
この第1の発明によれば、係合部材がベース部材の凹部内に導かれてフックがロック状態となると、係合部材はフックと凹部との間で挟持された状態となる。このとき、係合部材は、凹部内に導かれる際に押圧した受止部材の弾発力によって押し返されて、フックに押し当てられた状態となっている。これにより、係合部材は、フックと凹部との間で弾性的に拘束された状態として保持される。
この受止部材は、弾性部と固定部との間に脆弱部を有して形成されている。この脆弱部は、弾性部よりも弾発力が弱く、撓み易くなっている。したがって、受止部材は、係合部材の押圧によって脆弱部が撓み切るまでの変形領域では、脆弱部による弱い弾発力を作用させる。そして、受止部材は、脆弱部が撓み切った後の変形領域では、弾性部の持つ弾発力を発揮させる。したがって、脆弱部が撓み切るまでの変形領域で、係合部材がフックに押し付けられた状態として保持されるように設定とすることにより、係合部材にかかる弾発力の大きさはバラツキ難くなる。すなわち、この領域では、受止部材の撓み変形量の変化に対して、弾発力の大きさが変化し難いからである。この受止部材は、弾性部が凹部内で撓み変形するようになっている。したがって、脆弱部が撓み切るような比較的大きな作用力がかかっても、弾性部の持つ弾発力が発揮されるため、比較的高い弾発力によって係合部材が受け止められる。
更に、第2の発明は、上述した第1の発明において、受止部材は、係合部材を弾性的に受け止めることのできる樹脂製の一体成形品として形成されており、脆弱部は、弾性部と固定部との間の部位が肉抜きされてなる中空部として形成されていることを特徴とする。
この第2の発明によれば、樹脂製の一体成形品として成る受止部材において、肉抜きにより中空部として形成された脆弱部は、弾性部よりも撓み易くなる。
次に、第3の発明によれば、上述した第2の発明において、弾性部は、係合部材がロック状態となる位置よりも更にベース部材の凹部内に押し込まれる所定以上の押圧力が作用することにより、固定部と当接することを特徴とする。
この第3の発明によれば、弾性部は、係合部材から所定以上の押圧力を受けて撓み変形することにより固定部と当接する。これにより、中空部が撓み切った状態となり、係合部材に対しては弾性部の持つ弾発力が発揮される。
次に、第4の発明は、上述した第1から第3のいずれかの発明において、受止部材は、凹部の内周面上に配設されていることを特徴とする。
この第4の発明によれば、受止部材が凹部の内周面上に配設されることにより、弾性部は、常に、ベース部材の凹部内で撓み変形する。すなわち、固定部や脆弱部の設定条件によらず、弾性部は常に凹部内でのみ撓み変形する。
次に、第5の発明は、上述した第1から第4のいずれかの発明において、ロック機構は、フックの回動をベース部材に対して規制可能に設けられたポールを有する。フックは、常時は附勢によってベース部材の凹部の口内に露出したアンロック状態の姿勢で保持されている。そして、フックは、係合部材が凹部に導かれる動きに押圧されることにより、凹部との間に係合部材を挟持するロック状態の位置まで回動する。ポールは、常時はフックの回動を許容する状態として保持されており、フックがロック状態となる位置まで回動することにより、附勢によってフックと係合し、フックの附勢による戻り方向への回動を規制する。
この第5の発明によれば、フックは、係合部材が凹部内に導かれる動きによって押圧され、凹部との間に係合部材を挟持するロック状態の位置まで回動する。これにより、フックは、ポールと自動的に係合し、その戻り方向への回動が規制された状態となる。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
先ず、第1の発明によれば、係合部材をフックに押し当てる弾性部が凹部内で撓み変形するため、係合部材とこれを挟持するフックや凹部との衝突(剛体同士の衝突)が起こらないようにすることができる。そして、弾性部と固定部との間に脆弱部を設定したことにより、受止部材によって発揮される弾発力のバラツキを抑えることができる。
更に、第2の発明によれば、脆弱部を、樹脂製の一体成形品を肉抜きした中空部として、比較的簡単な構成として具現化することができる。
更に、第3の発明によれば、中空部が撓み切るまでの変形領域が、弾性部が固定部と当接するまでの変形領域として設定されるため、弾発力の調整を簡単に行うことができる。
更に、第4の発明によれば、受止部材を凹部の内周面上に配設したことにより、弾性部が常に凹部の口内で撓み変形する構成を簡単に成し得ることができる。また、受止部材による支持強度を一層高めることができる。
更に、第5の発明によれば、係合部材を凹部内に導くことによって、フックを自動的にロック状態に切り換えて保持することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について、図面を用いて説明する。
始めに、本実施例の車両用シートのロック装置の構成について、図2を用いて説明する。ここで、図2には、シート1が車両フロアFに係合した状態が斜視図によって表されている。
同図に示されるように、シート1は、その背凭れ部となるシートバック2と、着座部となるシートクッション3とを有する。このシートバック2は、シートクッション3との間に設けられた回動軸2rを中心に前倒し可能に構成されている。これにより、シート1は、シートバック2を前倒しすることによって、これをシートクッション3の上側に畳み込んだ折畳みの姿勢状態に切り換えられるようになっている。
このシート1は、その着座使用時には、シートクッション3の幅長方向の右側部に設けられたヒンジ機構6と、左側部に設けられた2組のロック装置5,5と、によって車両フロアFに係合した状態として保持されている。ここで、ヒンジ機構6は、シートクッション3を、車両フロアF上の倒伏位置からその右側方へ跳ね上げ可能に支持している。そして、各ロック装置5,5は、シートクッション3の左側部に設けられた板状の脚部材4の下端部分にそれぞれ設置されている。これらロック装置5,5は、車両フロアF上に前後方向に並べて配設された2本の棒状のストライカS,Sに対してそれぞれ係脱することのできる構成を備えている。ここで、各ストライカS,Sは、金属製の棒状部材として形成されており、車両フロアF上に窪み状に形成された各窪みC,Cの内部に配設されていて、車両フロアFと一体的な固定状態とされている。なお、各ストライカS,Sが、それぞれ、本発明の係合部材に相当する。
したがって、シート1は、上述した各ロック装置5,5を各ストライカS,Sに係合させることにより、その幅長方向の両側部が車両フロアFに係合した状態として保持される。そして、シート1は、各ロック装置5,5の各ストライカS,Sに対する係合状態を解除することにより、ヒンジ機構6によってその右側方へ跳ね上げ可能な状態となる。したがって、同図の仮想線に示されるように、シート1を折畳みの姿勢状態に切り換えて右側方に跳ね上げれば、その設置されていたスペースを荷室スペースとして利用できるようになる。
ここで、シートクッション3の左側部に設けられた板状の脚部材4は、シート1の前後方向に長尺となる向きに配設されている。そして、脚部材4は、その上端部分が、シートクッション3に対して起倒回動可能にヒンジ連結されている。これにより、脚部材4は、シートクッション3の下方側に起立した姿勢状態(実線状態)と、シートクッション3の下面側に畳み込まれた姿勢状態(仮想線状態)とに切り換えられるようになっている。
そして、前述した各ロック装置5,5は、この脚部材4に前後方向に並べて配置されており、脚部材4の下側に突出して設置されている。これにより、各ロック装置5,5は、脚部材4を起立させた状態にして車両フロアF上に落とし込むことにより、各窪みC,C内に入り込むようになっている。そして、各ロック装置5,5は、各窪みC,C内に入り込むことにより、その内部に配設されている各ストライカS,Sを受け入れて、これらと自動的に係合するようになっている。なお、各ロック装置5,5は、図示しない解除レバーの操作を行うことにより、各ストライカS,Sに対する係合状態を解除するようになっている。
以下、各ロック装置5,5の構成について詳しく説明する。なお、各ロック装置5,5は、互いに同じ構成となっているため、そのうちの一方について説明する。ここで、図1には、ロック装置5がストライカSに係合した状態が表されている。また、図3には、ロック装置5にストライカSが入り込んでいく状態が表されている。
すなわち、ロック装置5は、図3に示されるように、2枚のベース部材10,10と、フック20と、ポール30と、引張ばね40と、受止部材50と、操作部材60と、操作ケーブル70と、を有する。
先ず、2枚のベース部材10,10について説明する。すなわち、各ベース部材10,10は、金属製の板状部材によって形成されており、互いの板面を向かい合わせた状態で、脚部材4(図2参照)に一体的に固定されている。
ここで、図4には、図1のV−V線断面図が表されており、2枚のベース部材10,10が向かい合って配設された状態が表されている。これらベース部材10,10は、互いに同じ構成を備えているため、以下ではそのうちの一方について説明していく。
すなわち、図3に示されるように、ベース部材10には、下側に開口した凹部11が形成されている。この凹部11は、棒状のストライカSをその内部に受け入れることのできる大きさに形成されている。
また、ベース部材10の外周縁部位(紙面内右下側の部位)には、後述するフック20との当接によってその反時計回りの回動を規制することのできるストッパ部12が形成されている。このストッパ部12は、ベース部材10の外周縁部位から、その向かい合う他方側のベース部材10に向けて板厚方向に突出した形状として形成されている。
また、同図に示されている一方側のベース部材10には、後述する操作ケーブル70のアウターケーブル71の端部を掛け止めることのできる掛止部13が形成されている。
次に、フック20について説明する。すなわち、フック20は、金属製の板状部材によって形成されており、上述した2枚のベース部材10,10の間に配置されている。そして、フック20は、これと一体的に連結された軸部材A1によって、2枚のベース部材10,10に対して相対回動可能に軸支されている。ここで、フック20は、ベース部材10に形成された凹部11よりも紙面内右側の位置に配置されている。
このフック20には、半径方向外方に開口した受入口21が形成されている。この受入口21は、棒状のストライカSをその内部に受け入れることのできる大きさに形成されている。そして、フック20は、その外周縁部位(紙面内上側の部位)に形成された掛部24に、引張ばね40の一端が掛着されている。この引張ばね40は、その他端側が後述するポール30に掛着されている。これにより、フック20は、常時は、引張ばね40の附勢によって、紙面内反時計回りの回動方向に附勢されている。そして、フック20は、常時は、この附勢によって、前述したベース部材10のストッパ部12に押し当てられた姿勢状態として保持されている。
ここで、フック20は、上記ストッパ部12に押し当てられた姿勢状態では、受入口21をベース部材10の凹部11の口内に露出させた姿勢状態となっている。そして、このとき、フック20は、受入口21の上側部位を成す上顎部位22も、凹部11の口内に露出させている。そして、受入口21の下側部位を成す下顎部位23は、ストライカSの凹部11への進入を阻害しない位置状態となっている。
また、フック20の外周縁部位、詳しくは、上顎部位22の紙面内上側の部位には、部分的に半径方向外方に突出した形状の角部25が形成されている。そして、これにより、角部25の下側の部位には、外周縁部位が半径方向に段差状に落ち込む形状の落込部26が形成されている。
次に、ポール30について説明する。すなわち、ポール30は、金属製の板状の棒部材によって形成されており、上述した2枚のベース部材10,10の間に配置されている。そして、ポール30は、その下端部位が、これと一体的に連結された軸部材A2によって、2枚のベース部材10,10に対して相対回動可能に軸支されている。ここで、軸部材A2は、前述した軸部材A1と平行に配置されている。また、ポール30は、ベース部材10に形成された凹部11よりも紙面内左側の位置に配置されている。
このポール30は、その上端部位に形成された掛部31に、前述した引張ばね40の他端が掛着されている。これにより、ポール30は、引張ばね40の附勢によって、紙面内時計回りの回動方向に附勢されている。すなわち、ポール30と前述したフック20は、これらの間に掛け渡された引張ばね40の附勢によって、各々に形成された掛部31,24同士が互いに引き寄せられる方向に附勢されている。これにより、ポール30は、フック20がストッパ部12によって回動規制された姿勢状態では、このフック20に突出形成された角部25によって、その対抗面部となるガイド面部32が突き当てられた状態として保持されている。
また、ガイド面部32の紙面内上側の部位には、部分的にポール30の時計回り方向に突出した形状の爪部33が形成されている。ここで、ガイド面部32は、ポール30の半径方向外方に向けて滑らかに時計回り方向に突出していく曲面状に形成されている。そして、爪部33は、この曲面状に突出していくガイド面部32の上端部位を成しており、ガイド面部32と連続状に形成されている。
したがって、上記構成のフック20やポール30は、ストライカSがベース部材10の凹部11に入り込んでくる動きによって、次のように作動する。すなわち、図3の仮想線で示されているように、ストライカSが凹部11の口内に入り込んでくると、ストライカSは、その口内に露出しているフック20の上顎部位22と当接する。
そして、この当接した状態からストライカSが更に入り込んでくることにより、フック20は、ストライカSの動きに押圧されて回動する。詳しくは、フック20は、前述した引張ばね40の附勢に抗して、時計回り方向に押し動かされる。そして、このとき、フック20は、角部25をポール30のガイド面部32に沿ってスライドさせながら回動していく。
そして、ストライカSが更に入り込んできて、フック20の角部25がガイド面部32の上側に乗り越えると、フック20やポール30は図1に示されている姿勢状態に切り換えられる。すなわち、先ず、角部25がガイド面部32の上側に乗り越えることにより、引張ばね40の附勢によって、爪部33が落込部26に落ち込む。そして、この状態でストライカSを入れ込む移動をやめると、フック20は、引張ばね40の附勢によって、反時計回りに回動しようとする。しかし、このとき、落込部26に落ち込んだ爪部33が、角部25の反時計回りの回動を当接によって規制する。これにより、フック20は、その反時計回りの回動が規制された状態となる。
ここで、フック20は、上記の規制がなされるまでの回動により、下顎部位23を、ストライカSの背後側(紙面内下側)に回し込んで凹部11を閉鎖した姿勢状態となる。これにより、ストライカSは、その入り込んだ凹部11と背後側に回し込まれた下顎部位23とによって、その周縁が囲い込まれた状態としてロックされる。
ところで、前述した凹部11は、ストライカSを、図1の位置状態、すなわちポール30によってフック20の回動規制がなされる位置状態よりも更に口内に入れ込むことのできる遊びを持った大きさに形成されている。これにより、ストライカSを凹部11の口内に入れ込む動きによって、フック20を確実に回動規制する位置まで押し動かせるようになっている。したがって、同図に示されるように、フック20が回動規制された状態では、上記遊びの設定により、ストライカSは、凹部11の内周面11iとの間に隙間を有した状態となっている。
次に、図3に戻って、受止部材50について説明する。すなわち、受止部材50は、熱可塑性エラストマー(東レ:デュポン(株)製)の一体成形品として形成されており、ベース部材10の内周面11i全体を覆うようにしてこれと一体に接着されている。詳しくは、受止部材50は、ストライカSとの当接面部となる受部51と、ベース部材10に固定される固定部52と、を有する。ここで、受部51が本発明の弾性部に相当する。
具体的に説明すると、固定部52は、図4に示されるように、凹部11の内周面11i上に配設されていて、更にベース部材10の両側の板面上に延出する形状となっており、これら内周面11iや両板面と一体に接着されている。
そして、図3に戻って、受部51は、上述した凹部11の口内に張出し状に設けられた固定部52から、更に、口内に張出した位置に配設されている。これにより、受部51は、凹部11の口内に導かれたストライカSを弾性的に受け止めることのできる配置状態となっている。
そして、この受部51と固定部52との間には、横向きの長孔状に肉抜きされてなる中空部53が形成されている。この中空部53は、受部51よりも弾発力が弱くなるため、受部51と比べて撓み易くなっている。
したがって、受止部材50は、図1に示されるように、ストライカSが凹部11に入り込んでくることにより、受部51がこれに当接してその動きを弾性的に受け止める。このとき、受止部材50は、ストライカSによって押圧される受部51と固定部52との間で、中空部53が押し潰されるかたちで撓み変形する。これにより、受止部材50は、中空部53が潰れ切る(撓み切る)までの変形領域、すなわち、受部51が固定部52とが当接するまでの領域では、中空部53による弱い弾発力をストライカSに作用させる。そして、受止部材50は、中空部53が潰れ切った後の変形領域、すなわち、受部51が固定部52と当接した後の領域では、受部51の持つ弾発力をストライカSに作用させる。
なお、受止部材50は、ストライカSをロック装置5と係合させる位置まで入れ込んだ状態(図1や図5に示されている状態)では、中空部53は潰れ切る前の状態となっている。
ここで、図5には、受止部材50の撓み変形量とその撓み変形に伴って発揮される反力(弾発力)との関係が表されている。同図の実線で示されるように、受止部材50は、中空部53が潰れ切るまでの変形領域(2mmを超える辺り)では、撓み変形量の増大に伴って反力が比較的緩やかに増大するようになっている。この領域では、受止部材50によって発揮される弾発力が、その撓み変形量の変化に対してバラツキ難くなっている。そして、受止部材50は、中空部53が潰れ切った後の変形領域では、撓み変形量の増大に伴って反力が比較的急激に増大するようになっている。この領域では、受止部材50によって発揮される弾発力が、その撓み変形量の変化に対して大きく変化し易い状態となっている。
なお、同図の破線で示されたものは、受止部材に中空部が形成されておらず、全体が中実状に形成された場合の関係である。この場合には、初期の変形領域から、撓み変形量の増大に伴って反力が比較的急激に増大するようになっている。
この受止部材50は、図1に示されるように、ストライカSがロック装置5と係合した状態では、その弾発力によってストライカSを背後側(紙面内下側)にある下顎部位23に押し付けた状態として保持する。このとき、受止部材50は、前述もしたように、中空部53が潰れ切ってはいない状態となっている。したがって、ストライカSは、この受止部材50によって発揮されるバラツキの少ない弾発力によって、ロック装置5に対してガタツキ難い状態として安定して保持される。
ところで、上記ストライカSがロック装置5と係合した状態では、例えばシート1が車両フロアFに向けて強い力で押さえ付けられるなどすると、ストライカSは、凹部11の更に内部に押し込まれようとする。これにより、受止部材50は、ストライカSに押圧されて更に撓み変形する。そして、受止部材50は、中空部53が潰れ切るまで撓み変形すると、前述した受部51の持つ弾発力を発揮させるようになる。したがって、この受止部材50の弾発力により、ストライカSと凹部11の内周面11iとが衝突するような剛体(金属部材)同士の衝突が起こらないように、弾性的に支持することができる。
次に、操作部材60について説明する。すなわち、図1に示されるように、操作部材60は、金属製の板状の棒部材によって形成されており、実線で図示されている一方側のベース部材10の板面の外側に配置されている。そして、操作部材60は、その下端が、前述した軸部材A2と一体的に連結されて、ベース部材10に対して相対回動可能に軸支されている。ここで、軸部材A2は、図3の実線で示されているベース部材10を突き抜けて操作部材60と一体に連結されている。これにより、操作部材60は、ポール30と一体的に連結された状態となっている。
この操作部材60は、その上端部位に形成された掛部61に、操作ケーブル70のインナーケーブル72の一端が掛け止められている。このインナーケーブル72の他端側は、前述した図示しない解除レバーに繋がれている。そして、インナーケーブル72は、この解除レバーの操作を行うことによって牽引操作され、操作部材60を紙面内反時計回りに回動させるようになっている。
したがって、操作部材60は、この解除レバーの操作に伴って反時計回りに牽引されることにより、フック20の落込部26に落ち込んでいる爪部33を引き上げ、フック20の回動規制状態を解除する。これにより、フック20は、図3に示されるように、引張ばね40の附勢に従って時計回り方向に回動し、上顎部位22によってストライカSを凹部11の外側に押し出す。そして、これにより、ロック装置5に対するストライカSの係合状態が解除される。
なお、操作部材60は、解除レバーの操作をやめることにより、その牽引状態が解除される。これにより、ロック装置5は、再び、凹部11の内部にストライカSを入れ込むことによってこれと係合することのできる状態となる。
続いて、本実施例の使用方法について説明する。
すなわち、先ず、ロック装置5は、ストライカSと係合する前の初期状態では、図3に示されている状態となっている。
そこで、このロック装置5をストライカSと係合させるために、ロック装置5を押し下げていき、ストライカSを凹部11の内部に入れ込んでいく。なお、同図では、ストライカSが移動した状態として表されているが、実際には、ロック装置5が紙面内下方側に移動していく態様となる。これにより、ストライカSがフック20の上顎部位22に当接する。
そして、ストライカSを更に凹部11の内部に入れ込んでいくと、フック20がこれに押圧されて回動し、下顎部位23がストライカSの背後側に回し込まれて凹部11が閉鎖された状態となる(図1参照)。そして、ロック装置5は、同図に示されるように、ストライカSと係合した状態としてロックされる。
このとき、ストライカSは、凹部11の口内に設けられた受止部材50により、その背後側にある下顎部位23に押し付けられた状態として保持される。これにより、ストライカSは、ロック装置5に対してガタツキ難い状態に保持される。
なお、ロック装置5は、図示しない解除レバーの操作によって操作ケーブル70が牽引されることにより、図3に示されている初期状態に戻される。すなわち、ロック装置5は、ストライカSとの係合状態を解除した状態となり、ストライカSに向けてまた接近移動させることにより、ストライカSと再び係合することのできる状態となる。
このように、本実施例の車両用シートのロック装置によれば、ストライカS(係合部材)をフック20に押し当てる受部51(弾性部)が凹部11内で撓み変形するため、ストライカSとこれを挟持するフック20や凹部11との衝突(剛体同士の衝突)が起こらないようにすることができる。そして、受部51と固定部52との間に脆弱部としての中空部53を設定したことにより、受止部材50によって発揮される弾発力のバラツキを抑えることができる。この中空部53は、樹脂製の一体成形品の肉抜きにより、比較的簡単に構成することができる。
更に、中空部53が撓み切るまでの変形領域が、受部51が固定部52と当接するまでの変形領域として設定されるため、弾発力の調整を簡単に行うことができる。
更に、受止部材50を凹部11の内周面11i上に配設したことにより、受部51が常に凹部11の口内で撓み変形する構成を簡単に成し得ることができる。また、受止部材50による支持強度を一層高めることができる。
更に、ストライカSを凹部11内に導くことによって、フック20を自動的にロック状態に切り換えて保持することができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例について説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。
例えば、ロック装置が車両フロア側に設置されて、ストライカ(係合部材)がシート側に設置されるようにしても良い。
また、受止部材は、一方側のベース部材に対してのみ設けられていても良い。
また、受止部材の脆弱部は、中空部に限定されるものではない。例えば、弾性部よりも弾発力の低い部材を、弾性部と固定部との間に積層状に設ける構成であってもよい。
また、受止部材は、凹部の内周面上に配設されていなくても良く、ベース部材の板面上から凹部の口内に向けて延出させたものであっても良い。但し、この場合には、受止部材がストライカによって押圧された際に、曲げの負荷を受け易くなる。したがって、弾性部を凹部の口内でのみ変形させるためには、固定部の剛性を高める等の設定が必要となる。
実施例1の車両用シートのロック装置の概略を表した構成図である。 シートが車両フロアに係合した状態を表した斜視図である。 ロック装置にストライカが入り込んでいく状態を表した構成図である。 図1のV−V線断面図である。 受止部材の撓み変形量と反力との関係を表したグラフである。
符号の説明
1 シート
2 シートバック
2r 回動軸
3 シートクッション
4 脚部材
5 ロック装置
6 ヒンジ機構
10 ベース部材
11 凹部
11i 内周面
12 ストッパ部
13 掛止部
20 フック
21 受入口
22 上顎部位
23 下顎部位
24 掛部
25 角部
26 落込部
30 ポール
31 掛部
32 ガイド面部
33 爪部
40 引張ばね
50 受止部材
51 受部(弾性部)
52 固定部
53 中空部
60 操作部材
61 掛部
70 操作ケーブル
71 アウターケーブル
72 インナーケーブル
A1,A2 軸部材
F 車両フロア
S ストライカ(係合部材)
C 窪み

Claims (5)

  1. 互いに係止される二部材の一方に設けられたロック機構と、該二部材の他方に設けられた係合部材と、を有する車両用シートのロック装置であって、
    前記ロック装置は、
    前記係合部材を受け入れ可能な凹部を有するベース部材と、
    該ベース部材に回動可能に軸支されたフックと、を有し、
    該フックは、その回動に伴って前記ベース部材の凹部との間に係合部材を挟持したロック状態、或いは該係合部材の挟持状態を解除したアンロック状態を成し、
    前記ベース部材には、前記凹部内に張出し状に形成されて該凹部内に導かれた係合部材を弾性的に受け止めることのできる受止部材が設けられており、
    該受止部材は、
    前記ベース部材と一体的に固定される固定部と、
    該固定部と一体状に形成され前記係合部材が当接した際にこれを弾性的に受け止めることのできる弾性部と、
    該弾性部と前記固定部との間に形成された脆弱部と、を有し、
    前記弾性部は、前記凹部内に導かれた係合部材に押圧されて撓み変形し、前記フックがロック状態のときにはその撓み変形に伴う弾発力によって前記係合部材を押し返して前記フックに押し当てた状態として保持されるようになっており、
    前記脆弱部は、前記弾性部と固定部との間で撓み変形するようになっており、前記弾性部よりも弾発力が弱く撓み易くなっていることを特徴とする車両用シートのロック装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シートのロック装置であって、
    前記受止部材は、前記係合部材を弾性的に受け止めることのできる樹脂製の一体成形品として形成されており、
    前記脆弱部は、前記弾性部と前記固定部との間の部位が肉抜きされてなる中空部として形成されていることを特徴とする車両用シートのロック装置。
  3. 請求項2に記載の車両用シートのロック装置であって、
    前記弾性部は、前記係合部材が前記ロック状態となる位置よりも更にベース部材の凹部内に押し込まれる所定以上の押圧力が作用することにより、前記固定部と当接することを特徴とする車両用シートのロック装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両用シートのロック装置であって、
    前記受止部材は、前記凹部の内周面上に配設されていることを特徴とする車両用シートのロック装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両用シートのロック装置であって、
    前記ロック機構は、前記フックの回動を前記ベース部材に対して規制可能に設けられたポールを有し、
    前記フックは、常時は附勢によって前記ベース部材の凹部の口内に露出したアンロック状態の姿勢で保持されており、前記係合部材が凹部に導かれる動きに押圧されることにより、前記凹部との間に係合部材を挟持するロック状態の位置まで回動するようになっており、
    前記ポールは、常時は前記フックの回動を許容する状態として保持されており、前記フックが前記ロック状態となる位置まで回動することにより、附勢によって該フックと係合し、該フックの附勢による戻り方向への回動を規制するようになっていることを特徴とする車両用シートのロック装置。
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