JP2007320259A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二次電池の正確な寿命を把握することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】二次電池による画像メモリへの電力供給が行われている間に、画像メモリに蓄積されている画像データの保持状態を検出し、画像データが消去されたと検出されたときに、フラグを立てる。そして、PSUによる電力供給が再開されたときに、出力セルがHighである場合は、未消去時のカウント数格納エリアをカウントアップし、出力セルがLowである場合は、フラグが立っているか否かをさらに確認し、フラグが立っている場合は消去時のカウント数格納エリアをカウントアップする。そして、未消去時のカウント数格納エリアにカウントされている回数と、消去時のカウント数格納エリアにカウントされている回数をn倍した値と、を足した値が閾値に達している場合に、二次電池の交換メッセージを通知する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、主電源による各部への電力供給が遮断されている間に画像メモリへの電力供給をする二次電池の放電レベルを検出する画像形成装置に関するものである。
画像形成装置は、主電源による電力供給が遮断されている間においても画像データを保存しておかなければならないケースがある。例えば、装置に記録紙がセットされていない状態で画像データを受信した後に、主電源がオフとなった場合、メモリ送信実行後に、相手先の通話中を理由とする再発呼待機状態で主電源がオフとなった場合、などである。これらの主電源がオフとなっている場合であっても、画像データが消去しないように、画像データを保存している画像メモリに、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの充電が可能な二次電池によって電力を供給することで、画像データを保存しておくことが可能となる。二次電池の充電は、主電源から画像形成装置を構成する各部に電力が供給されている間に行われる。
二次電池は、充電と放電を繰り返すことで経年劣化し、最終的には充電ができなくなる。しかし、利用者は、二次電池の寿命がどの程度であるかを把握できないため、二次電池の適切な交換時期を把握することができない。そして、二次電池による画像メモリへの電力供給中に、二次電池の寿命が到来し、重要な画像データが画像メモリから消去されてしまう可能性がある。
そこで、二次電池の充放電回数をカウントすることにより、二次電池の寿命を把握し、把握した寿命を利用者に通知する技術が開発されている。
その一例として、画像メモリに画像データが蓄積されているか否かを判断し、画像データが画像メモリに蓄積されていない場合には、画像メモリと二次電池を接続する切替スイッチを開放すると共に、EEPROMのフラグをリセットする。一方、画像データが画像メモリに蓄積されている場合には、切替スイッチを導通すると共に、EEPROMのフラグを1にセットする。そして、EEPROMのフラグの値が1となった回数から二次電池の放電・充電回数を把握できるものがある(特許文献1)。
なお、主電源の遮断時間が短かった場合は、つまり画像メモリのデータが消去されないうちに主電源が再投入された場合は、二次電池の消費は少なかったといえる。一方、主電源の遮断時間が長かった場合は、二次電池は次第に出力電圧が低下していき、最終的には画像メモリに十分な電力供給ができなくなり、画像データが消去される。即ち、主電源の遮断時間が長かった場合は、二次電池の消費が多かったといえる。
しかしながら、従来技術では、二次電池の画像メモリへの電力供給が行われている時間を考慮に入れた二次電池の放電レベルを検出していなかったため、二次電池の正確な寿命を把握できないという問題があった。
特開2000−349953号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、メモリへの電力供給を行う補助電源の正確な寿命を把握することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、データを蓄積するためのメモリに電力を供給するための補助電源と、前記メモリに蓄積されているデータの保持状態を検出するデータ保持検出手段と、前記データ保持検出手段で、前記データが保持されていたと検出された場合と、前記データが消去されたと検出された場合とで別々に前記補助電源の放電回数をカウントする放電回数カウント手段と、前記放電回数カウント手段で、前記データが保持されていたと検出された場合にカウントした回数、および前記データが消去されたと検出された場合にカウントした回数に基づいて、前記補助電源の残存寿命の度合いを検出する放電レベル検出手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、データが保持されていたと検出された場合にカウントした回数、およびデータが消去されたと検出された場合にカウントした回数に基づいて、補助電源の残存寿命の度合いを検出するので、補助電源の正確な寿命を把握することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる画像形成装置100の構成を示す図である。第1の実施の形態の画像形成装置100は、同図に示すように、画像形成装置100全体を制御する制御部210と、画像データを記憶するための画像メモリ220と、画像メモリ220に電力を供給するための二次電池230と、二次電池230を充電するための充電回路240と、画像メモリ220に画像データが蓄積されているか否かを検出する画像データ検出回路250と、制御部210に電力を供給するための一次電池250と、二次電池230から画像メモリ220への電力供給の切り替えをするための切り替えスイッチ270と、各種プログラムや各種データを格納するROM310と、各種データの記録や設定を行うRAM320と、利用者への通知を表示するための出力部330と、画像形成装置100全体への電力供給を行うPSU(Power Supply Unit)340と、PSU340をONまたはOFFにするための電力スイッチ350と、で構成される。
制御部210は、画像形成装置100全体を制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)により実現することができる。また、制御部210は、制御部210を画像データ検出回路250に接続する入力セル(図示なし)と、制御部210を一次電池260に接続する出力セル(図示なし)と、を有している。
画像メモリ220は、外部装置からの画像データやスキャナ部(図示なし)で読み取られた画像データなどを一時的に蓄積するためのものであり、同図に示すように、切り替えスイッチ270を介して、二次電池230に接続されている。
二次電池230は、PSU340から電力を切り替えて投入できる構成となっており、同図に示すように、切り替えスイッチ270を介して画像メモリ220に接続されている。二次電池230は、電力スイッチ350をOFFにすることでPSU340から画像形成装置100全体(特に画像メモリ220)への電力供給が遮断された場合に、画像メモリ220に電力供給をする。また、二次電池230は、同図に示すように、画像データ検出回路250に接続され、PSU340から画像形成装置100全体への電力供給が遮断された場合に、画像データ検出回路250にも電力供給をする。
充電回路240は、同図に示すように、二次電池230に接続され、PSU340による画像形成装置100全体への電力供給が行われている間に、二次電池220を充電するためのものである。二次電池230が画像メモリ220への電力供給のために放電した電池容量は、充電回路240により補充される。
画像データ検出回路250は、PSU340から画像形成装置100全体(特に画像メモリ220)への電力供給が遮断された場合に、制御部210の制御により、画像メモリ220に画像データが蓄積されているか否かを検出するためのものであり、二次電池230と制御部210との間に配設されている。また、画像データ検出回路250は、二次電池230から画像メモリ220への電力供給が行われている間、制御部210の制御により、画像メモリ220に蓄積されている画像データの保持状態を検出する。
一次電池260は、PSU340から電力を切り替えて投入できる構成となっており、制御部210の出力セル210bに接続され、PSU340から画像形成装置100全体(特に制御部210)への電力供給が遮断された場合に、制御部210へ電力を供給する。これにより、制御部210の出力セルは、切り替えスイッチ270を制御することができる。
切り替えスイッチ270は、制御部210の制御により、二次電池230から画像メモリ220への電力供給を切り替える。
ROM310は、各種プログラムや各種データを格納する。また、ROMに310には二次電池の種類に対応する複数の充放電回数の閾値が記録されている。
RAM320は、各種データを書き込むためのものである。また、RAM320は、充放電回数テーブル322(図2を参照)を有する。また、ROM310に記録されている複数の充放電回数の閾値の中から当該画像形成装置100で使用される二次電池230の種類に対応する閾値を設定することができる。
出力部330は、例えば、タッチパネルであり、利用者への通知を出力するためのものである。
PSU340は、画像形成装置100全体へ電力供給するためのものであり、電力スイッチ350がONである場合は、電力供給を行い、電力スイッチ350がOFFである場合は、電力供給を遮断(停止)する。
電力スイッチ350は、PSU340のON/OFFを行うためのものである。
ここで、充放電回数テーブル322について、図2を参照して説明する。図2は、充放電回数テーブル322の一例を示す図である。充放電回数テーブル322は、同図に示すように、未消去時のカウント数格納エリア322aと、消去時のカウント数格納エリア322bと、充放電回数格納エリア322cと、画像データ消去フラグエリア322dと、を含んでいる。
未消去時のカウント数格納エリア322aは、二次電池230から画像メモリ220への電力供給が行われている間、画像データ検出回路250により、画像メモリ220に蓄積されている画像データが保持されたと検出された場合に、1カウントアップされる。即ち、PSU340による電力の供給が再開された場合において、画像メモリ220に画像データが残っているときにカウントアップされる。
消去時のカウント数格納エリア322bは、PSUによる電力の再供給が開始された場合において、画像データ消去フラグエリア322dにフラグが立っている(ON)ときに、カウントアップされる。
充放電回数格納エリア322cは、未消去時のカウント数格納エリア322aのカウント数と、消去時のカウント数格納エリア322bのカウント数にn倍(n>1)した値と、を足した数を充放電回数の合計数として記録する。画像メモリ220から画像データが消去された場合は、二次電池230の消費量が大きいと考えられるため、消去時のカウント数格納エリア322bのカウント数をn倍したものを足すことにしている。
画像データ消去フラグエリア322dは、二次電池230から画像メモリ220への電力供給が行われている間に、画像検出回路250により、画像メモリ220に蓄積されている画像データが消去されたと検出された場合に、フラグが立てられる。
以上の構成において、第1の実施の形態の画像形成装置100で行われる二次電池230の放電レベルの検出処理について図3を参照して説明する。図3は、第1の実施の形態の画像形成装置100で行われる二次電池230の放電レベルの検出処理の手順を示すフローチャートである。
まず、電力スイッチ350がOFFにされることにより、PSU340の画像形成装置100全体への電力供給が遮断されると、一次電池260は、制御部210への電力供給を、二次電池230は、画像データ検出回路250への電力供給を開始する(ステップSA−1)。
ついで、画像データ検出回路250は、制御部210の制御により、画像メモリ220に画像データが蓄積されているか否かを検出する(ステップSA−2)。
ステップSA−2で、画像メモリ220に画像データが蓄積されていることが検出された場合(ステップSA−3:Yes)、画像データ検出回路250は、制御部210に電力供給をする。これにより、制御部210の入力セル210aでは、Highの値が入力される(ステップSA−4)。
ついで、ステップSA−3で、画像データ検出回路250から電力供給を受けると、制御部210は、出力セル210bで、Highの値を出力し(ステップSA−5)、切り替えスイッチ270をONにする(ステップSA−6)。
ついで、画像データ検出回路250は、制御部210の制御により、PSU340による画像形成装置100全体への電力供給が開始されるまでの間、画像メモリ220に蓄積されている画像データの保持状態を検出する(ステップSA−7)。
ステップSA−7で、画像メモリ220の画像データが消去されたことが検出された場合(ステップSA−8:Yes)、画像データ検出回路250は、制御部210への電力供給を遮断する。これにより、制御部210の入力セル210aには、Lowの値が入力される(ステップSA−9)。
ついで、ステップSA−9で、入力セル210aにLowの値が入力されると、制御部210は、充放電回数テーブル322の画像データ消去フラグエリア322dのフラグをONにし(ステップSA−10)、出力セル210bの値をLowにする(ステップSA−11)。
一方、ステップSA−2で、画像メモリ220に画像データが蓄積されていないことが検出された場合(ステップSA−3:No)、画像データ検出回路250は、制御部210に電力供給を遮断する。これにより、制御部210の入力セル210aには、「Low」の値が入力される(ステップSA−12)。ついで、制御部210は、切り替えスイッチ270を継続してOFFにしておくために、出力セル210bの値をLowにし(ステップSA−13)、処理手順は、ステップSA−14へ移行される。
また、ステップSA−7で、画像メモリ220に蓄積されている画像データの消去が検出されなかった場合(ステップSA−8:No)、処理手順は、ステップSA−14へ移行される。
電力スイッチ350がONにされることにより、PSU340による画像形成装置100全体への電力供給が再開され(ステップSA−14)、制御部210の出力セル210bの値がLowである場合(ステップSA−15:Yes)、制御部210は、放電レベルテーブル322の画像データ消去フラグエリア322dのフラグがONであるか否かを確認する(ステップSA−16)。
ステップSA−16でフラグがONであることを確認した場合(ステップSA−17:Yes)、消去時のカウント数格納エリア322bを1カウントアップする(ステップSA−18)。
一方、ステップSA−16でフラグがONでないことを確認した場合(ステップSA−17:No)、画像メモリ220に画像データが蓄積されていなかったことになり、二次電池230は放電しなかったことになるので、処理手順は終了する。
また、PSU340による画像形成装置100全体への電力供給が再開された時に、制御部210の出力セル210bの値がHighである場合(ステップSA−15:No)、制御部210は、未消去時のカウント数格納エリア322aを1カウントアップし(ステップSA−19)、処理手順はステップSA−20へ移行される。
制御部210は、画像データ消去フラグエリア322dをクリアし、未消去時のカウント数格納エリア322aのカウント数および消去時のカウント数格納エリア322bのカウント数に基づいた充放電回数の合計数を、充放電回数格納エリア322cに記録する(ステップSA−20)。具体的には、未消去時のカウント数格納エリア322aのカウント数と、消去時のカウント数格納エリア322bのカウント数にn倍(n>1)した値と、を足した数を充放電回数の合計数として充放電回数格納エリア322cに記録する。
ついで、ステップSA−20で充放電回数格納エリア322cに記録した充放電回数の合計数と、RAM320に設定されている充放電回数の閾値と、を対比させ、充放電回数格納エリア322cに記録されている充放電回数の合計数が閾値に達しているか否かを判定する(ステップSA−21)。
ステップSA−21で閾値に達していると判定した場合(ステップSA−22:Yes)、制御部210は、出力部330へ二次電池230の交換を要する旨を通知する(ステップSA−23)。そして、出力部330は、二次電池230の交換を要する旨の通知を受け取ると、受け取った当該通知をその画面上に表示するので、利用者は、二次電池の寿命の到来を把握することができる。
一方、ステップSA−21で閾値に達していないと判定した場合(ステップSA−22:No)、処理手順は、ステップSA−1に移行される。
以上説明したように、第1の実施の形態の画像形成装置100は、PSU340による画像形成装置100全体への電力供給が遮断され、画像メモリ220に画像データが蓄積されていると、二次電池230から画像メモリ220へ電力を供給する。そして、PSU340による電力供給が再開されるまでの間、画像メモリ220に蓄積されている画像データの保持状態を画像データ検出回路250で検出し、画像データが保持された場合と消去された場合とに分けてカウントし、画像データが保持された場合のカウント数、および画像データが消去された場合のカウント数に基づいた充放電回数の合計数が閾値に達している場合には、二次電池230の交換メッセージを通知する。
従って、第1の実施の形態の画像形成装置100によれば、二次電池230による画像メモリ220への電力供給時に、画像メモリ220に蓄積されている画像データの保持状態を画像データ検出部250で検出し、画像データの消去を検出すると、一次電池260から電力供給を受けている制御部210の出力セルはLOWの値を出力することで切り替えスイッチ270をOFFにし、二次電池230から画像メモリ220への電力供給を停止させ、制御部210の制御により、充放電回数テーブル322の画像データ消去フラグエリア322dにフラグを立てる。そして、PSU340による電力供給が再開されると、制御部の出力セルの値がHighである場合は、未消去時のカウント数格納エリア322aをカウントアップし、制御部210の出力セルの値がLOWである場合であって、フラグが立てられているときは、消去時のカウント数格納エリア322bをカウントアップする。そして、未消去時のカウント数格納エリア322aのカウント数と、消去時のカウント数格納エリア322bのカウント数をn倍(n>1)した値と、を足した値を充放電回数の合計数として充放電回数格納エリア322cに記録し、当該記録された充放電回数の合計数が閾値に達している場合には、二次電池230の交換メッセージを出力部330へ通知するので、二次電池230の正確な寿命を把握することができる。
ROM310には二次電池230の種類に応じた複数の充放電回数の閾値が記録されており、制御部210は、当該複数の充放電回数の閾値のうち、画像メモリ220に電力供給をしている二次電池230に対応する充放電回数の閾値をRAM320に設定することができるので、二次電池230のより正確な寿命を把握することができる。
また、制御部210は、充放電回数格納エリア322cに記録された充放電回数の合計数が閾値に達した場合に、二次電池230の交換を要する旨の通知を出力部330へ送り、出力部330は、受け取った当該通知をその画面上に表示するので、利用者は、二次電池の寿命を把握することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態にかかる画像形成装置100について説明する。なお、第2の実施の形態の説明においては、上述した第1の実施の形態の画像形成装置100の説明と重複する説明を省略する場合がある。なお、第2の実施の形態の特徴部分は、第1の実施の形態では、画像データ検出回路250で、二次電池230による画像メモリ220への電力供給がされている間の画像データの保持状態を検出していたが、当該保持状態を電圧検出回路280で検出する点にある。
図4は、第2の実施の形態の画像形成装置100の構成を示す図である。第2の実施の形態の画像形成装置100は、同図に示すように、二次電池230の電圧レベルを検出するための電圧検出回路280と、二次電池230による画像データ検出回路250への電力供給の切り替えをするための切り替えスイッチ290と、をさらに備えて構成される。
電圧検出回路280は、二次電池230の電圧レベルを検出するためのものであり、同図に示すように、二次電池230に接続されている。また、電圧検出回路280は、電圧スレッシュを有し、二次電池230の電圧レベルが、このスレッシュレベル以下になると、切り替えスイッチ290をOFFにする。
切り替えスイッチ290は、二次電池230の電圧レベルがスレッシュレベル以下になったことを電圧検出回路280で検出した場合に、二次電池230から画像データ検出回路250への電力供給をOFFに切り替えるためのものであり、同図に示すように、二次電池230と画像データ検出回路250の間に配設されている。
以上の構成において、第2の実施の画像形成装置100で行われる二次電池230の放電レベルの検出処理について図5を参照して説明する。図5は、第2の実施の形態の画像形成装置100で行われる二次電池230の放電レベルの検出処理の手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、第1の実施の形態の図3で説明した放電レベルの検出処理の流れと異なる部分について説明する。
第1の実施の形態では、ステップSA−6で、切り替えスイッチ270がONにされると、画像データ検出回路250が、制御部210の制御により、PSU340による画像形成装置100全体への電力供給が開始されるまでの間、画像メモリ220に蓄積されている画像データの保持状態を検出した(ステップSA−7)。
これに対し、第2の実施の形態では、ステップSA−6で切り替えスイッチ270がONにされると、電圧検出回路280は、二次電池230の電圧レベルを検出する(ステップSA−24)。二次電池230の電圧レベルを検出するのは、二次電池230の電圧レベルが低下していくと、画像メモリ220への十分な電力供給ができなくなり、画像メモリ220に蓄積されている画像データが消去されると考えられるからである。
ついで、ステップSA−24で検出した二次電池230の電圧レベルが、PSU340による画像形成装置100全体への電力供給が開始されるまでの間、電圧スレッシュ以下になった場合(ステップSA−25:Yes)、電圧検出回路280は、切り替えスイッチ290をOFFに切り替える(ステプSA−26)。これにより、二次電池230による画像データ検出回路250への電力供給が遮断され、制御部210の入力セルの値はLowになり、二次電池230から画像メモリ220への電力供給が遮断されることになる。
一方、ステップSA−24で検出した二次電池230の電圧レベルが、PSU340による画像形成装置100全体への電力供給が開始されるまでの間、電圧スレッシュ以下にならなかった場合(ステップSA−25:No)、処理手順は、ステップSA−14に移行される。
以上説明したように、第2の実施の形態の画像形成装置100は、PSU340による画像形成装置100全体への電力供給が遮断され、画像メモリ220に画像データが蓄積されていると、二次電池230から画像メモリ220へ電力を供給する。そして、PSU340による電力供給が再開されるまでの間、二次電池230の電圧レベルを電圧検出回路280で検出し、二次電池230の電圧レベルが電圧スレッシュ以下になった場合と、電圧スレッシュ以下にならなかった場合とに分けてカウントし、電圧スレッシュレベル以下になった場合のカウント数、および電圧スレッシュレベル以下にならなかった場合のカウント数に基づいた充放電回数の合計数が閾値に達している場合には、二次電池230の交換メッセージを通知する。
従って、第2の実施の形態の画像形成装置100によれば、二次電池230による画像メモリ220への電力供給時に、二次電池230の電圧レベルを電圧検出回路280で検出し、検出した二次電池230の電圧レベルが電圧スレッシュ以下になると、切り替えスイッチ290を電圧検出回路280でOFFにし、一次電池260から電力供給を受けている制御部210の出力セルはLOWの値を出力することで切り替えスイッチ270をOFFにし、制御部210の制御により、充放電回数テーブル322の画像データ消去フラグエリア322dにフラグを立てる。そして、PSU340による電力供給が再開されると、制御部の出力セルの値がHighである場合は、未消去時のカウント数格納エリア322aをカウントアップし、制御部210の出力セルの値がLOWである場合であって、フラグが立てられているときは、消去時のカウント数格納エリア322bをカウントアップする。そして、未消去時のカウント数格納エリア322aのカウント数と、消去時のカウント数格納エリア322bのカウント数をn倍(n>1)した値と、を足した値を充放電回数の合計数として充放電回数格納エリア322cに記録し、当該記録された充放電回数の合計数が閾値に達している場合には、二次電池230の交換メッセージを出力部330へ通知するので、二次電池230の正確な寿命を把握することができる。
第1の実施の形態の画像形成装置100の構成を示す図である。 充放電回数テーブル322の一例を示す図である。 第1の実施の形態の画像形成装置100で行われる二次電池230の充放電レベルの検出処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の画像形成装置100の構成を示す図である。 第2の実施の形態の画像形成装置100で行われる二次電池230の充放電レベルの検出処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
210 制御部
220 画像メモリ
230 二次電池
240 充電回路
250 画像データ検出回路
260 一次電池
270,290 切り替えスイッチ
280 電圧検出回路
310 ROM
320 RAM
330 出力部
340 PSU
350 電力スイッチ

Claims (6)

  1. データを蓄積するためのメモリに電力を供給するための補助電源と、
    前記メモリに蓄積されているデータの保持状態を検出するデータ保持検出手段と、
    前記データ保持検出手段で、前記データが保持されていたと検出された場合と、前記データが消去されたと検出された場合とで別々に前記補助電源の放電回数をカウントする放電回数カウント手段と、
    前記放電回数カウント手段で、前記データが保持されていたと検出された場合にカウントした回数、および前記データが消去されたと検出された場合にカウントした回数に基づいて、前記補助電源の残存寿命の度合いを検出する放電レベル検出手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記放電レベル検出手段は、前記データが保持されていたと検出された場合にカウントした回数と、前記データが消去されたと検出された場合にカウントした回数をn倍(n>1)した値とを積算して求めた放電回数の合計数、および予め定めた前記放電回数の合計数の閾値に基づいて、前記補助電源の放電レベルを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補助電源の電圧レベルを検出する電圧レベル検出手段をさらに備え、
    前記データ保持検出手段は、前記電圧レベル検出手段により検出された前記補助電源の電圧レベルに基づいて、前記メモリに蓄積されているデータの保持状態を検出すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 主電源による電力の供給が遮断された場合に、前記メモリに前記データが蓄積されているか否かを検出するデータ蓄積検出手段と、
    前記データ蓄積検出手段により前記メモリに前記データが蓄積されていることが検出された場合に、前記主電源による前記メモリへの電力の供給から、前記補助電源による前記メモリへの電力の供給に切り替える電力供給切替手段をさらに備え、
    前記データ保持検出手段は、前記電力供給切替手段により前記補助電源による前記メモリへの電力の供給に切り替えられ、前記補助電源による前記メモリへの電力の供給がされている間に、前記メモリに蓄積されているデータの保持状態を検出すること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  5. 前記放電レベル検出手段により求めた放電回数の合計数が前記閾値に達した場合に、前記補助電源の交換を要する旨を通知する交換通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2から4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 前記補助電源は、二次電池であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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