JP2007319567A - テーブル - Google Patents

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弥生 宇賀谷
Takayuki Nakamura
孝之 中村
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健史 三木
Yasuyo Sawabe
泰代 沢辺
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
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Abstract

【課題】限られた住空間を有効活用することによって住空間内での植栽を可能とし、植栽によって変化に富んだ住空間を演出したり、日々の生活の中で癒しの空間を身近に作り出したりすることによって、より快適な生活環境を提供するために、栽培容器とテーブルとを一体化し、栽培容器としても使用しうるテーブルを提供すること。
【解決手段】テーブル1の天板2に嵌設部3を設け、嵌設部3に栽培容器4を着脱可能に設け、栽培容器4の開口部上方を覆うように、前記嵌設部3に透明板5を着脱可能に備えることによって、栽培容器とテーブルとを一体化し、栽培容器としても使用しうるテーブルを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、植物を栽培することのできるテーブルの構造に関する。
植物を眺めたり栽培したりすることは、人に癒しをもたらし、豊かな生活環境を演出するために効果的である。近年、ガーデニングが大流行している現象は、癒しの空間や、より豊かな生活環境を、人々が求めていることの表れである。
しかしながら、土地の狭い日本では、庭を備えない住宅に住む人々が多く、家庭でガーデニングを行うことは必ずしも容易ではない。
さらに、緑が少なく、住空間が狭い都心部に暮らす多くの人々にとって、室内に鉢植えを置くことは住空間をより狭めることになり、さらには、家具の使用を妨げるおそれもある。また、切花を飾るだけでは、植物を育てる楽しみを体感することは困難である。したがって、都心部に暮らす多くの人々にとって、日常生活の中で植物に触れる機会は乏しいものである。
この課題を解決するための発明が、これまでにも提案されている。例えば、特許文献1や特許文献2に記載の技術である。
特許文献1が提案する室内用の多目的水耕栽培容器は、栽培容器と椅子等の家具の形状とを統一し、これらを組み合わせることで一体感を出しているものである。しかし、この多目的水耕栽培容器は、栽培容器と家具とを一体化したものではない。したがって、栽培容器のスペースと家具スペースとは別途独立して設けなければならず、狭い住空間をさらに狭めることにつながる。この結果、居住者に快適な生活環境を提供するのではなく、住居者の閉塞感をより高めることになってしまうおそれがある。
また、特許文献2が提案する装飾家具は、家具の内部に透明の中空部を形成し、造花やドライフラワーを収納することで住空間を美しく演出するものである。しかしながら、天板と中空部とはビスで固定されている。したがって、中空部に収納した物を交換することは困難であり、住空間の演出は変化に乏しいものとなってしまう。また、この中空部に造花やドライフラワーの代わりに植木鉢等の植栽容器をいれることは可能ではあるが、植栽には水やり等の世話が伴うので、中空部で植栽を行うことは困難である。
実開平5−68255号公報 登録実用新案第3026277号公報
そこで、本発明では、限られた住空間を有効活用することによって住空間内での植栽を可能とするために、また、植栽によって変化に富んだ住空間を演出したり、日々の生活の中で癒しの空間を身近に作り出したりすることによって、より快適な生活環境を提供するために、栽培容器とテーブルとを一体化し、栽培容器としても使用しうるテーブルの提供を目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、テーブルの天板に開口部を設け、該開口部に栽培容器を嵌設し、該栽培容器の上方を覆う透明板を備えたものである。
請求項2においては、前記透明板の天面と前記天板の天面とを、略同一平面となるように構成したものである。
請求項3においては、前記栽培容器及び前記透明板を、前記天板に対して着脱可能としたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、テーブルと栽培容器とを一体化したことによって、限られた住空間を有効に活用して植栽を行うことが可能となり、植栽によって変化に富んだ住空間を演出したり、日々の生活の中で癒しの空間を身近に作り出したりすることによって、より快適な生活環境を提供することが可能となる。
また、栽培容器の開口部上方を覆うように備えた透明板を介して、栽培容器に植わっている植物を外部から視認することが可能となり、日々の生活の中に、癒しの空間を容易に作り出すことが可能となる。
請求項2においては、透明板の天面と天板の天面とを略同一平面とすることによって、テーブル本来の機能を損なうことなく、栽培容器としての機能を備えることが可能となる。
請求項3においては、栽培容器と透明板とが天板に対して、着脱可能であるので、栽培容器で栽培される植物に応じて容器の形状を変更したり、栽培容器を交換したり、栽培容器及び透明板を丸ごと洗浄したりすることができる。また、栽培容器に植栽されている植物の水遣りや施肥等の世話を、透明板を取外して容易に行うことができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係るテーブル1の全体的な構成を示した斜視図、図2はテーブル1の断面図、図3、図4、図5は嵌設部3の実施例を示した斜視図、図6、図7は栽培容器4を嵌設部3に設ける様子を説明する図、図8は栽培容器4の平面図、図9は栽培容器4の側面端面図、図10は透明板5を嵌設部3に設ける様子を説明する図、図11はサイドストッパー15を示した斜視図、図12は嵌設部3の端部分をサイドストッパー15で塞ぐ様子を説明する図、図13は閉塞部材9を嵌設部3に設ける様子を説明する図である。
図1、図2に示すように、本発明の実施例に係るテーブル1は、天面に開口部(嵌設部3)を有する天板2と、該天板2を支持する単数又は複数の脚12とから成るテーブル本体13と、前記天板2に形成した嵌設部3に着脱可能に設けた栽培容器4と、栽培容器4の開口部上方を覆う透明板5とを、少なくとも備えて成る。そして、前記栽培容器4の下方においては、その端部が前記脚12に埋め込まれた状態で支持される底板10が、前記天板2と略平行に設けられる。
なお、前記「テーブル」には、座卓、洋卓、リビングテーブル、或いはカウンターテーブル等の、天板と該天板を支持する単数又は複数の脚を少なくとも備える家具が含まれる。また、本発明に係るテーブルの構造は、ローボード、サイドボードや食器棚等の家具にも適用させることができる。
図1に示すように、本実施例においては、前記嵌設部3は、テーブル本体13を構成する天板2を分断するように設けられ、該天板2は嵌設部3を間に挟むように並設された二枚の板体14・14で構成される。この二枚の板体14・14の長尺方向端部は、対峙するように略垂直に立設された二枚の板体で成る脚12・12にそれぞれ支持される。前記脚12の下部には、略矩形状に刳り抜かれて複数の開口が形成され、意匠が施されている。
なお、前記天板2に設けた嵌設部3の形状及び配置は本実施例に限定されるものではなく、テーブル1の意匠に合わせて配置、形状、又は数を適宜変更することが望ましい。例えば、前記嵌設部3は、天板2に設けた開口部と、前記開口部の側面に設けた係合溝とによって構成することができる。
前記天板2を構成する二枚の板体14・14の対峙する端面には、栽培容器4や透明板5を支持するための支持レールが設けられる。
前記支持レールは、図3に示すように、板体14の端部が階段状に切り欠かれることによって上下二段の略水平面が形成されたものであり、栽培容器4を設けるための支持レール6aと、該支持レール6aよりも上側において透明板5を備えるための支持レール6bとが設けられる。
なお、図4に示すように、栽培容器4と透明板5のためにそれぞれ独立した支持レール6a・6bを設けることなく、板体14の上端部が切り欠かれることによって一段の略水平面が形成され、一本の支持レール6cを嵌設部3に設けることも可能である。
また、嵌設部3に設ける支持レールは、板体14の端部を切り欠いて形成されたものに限定されず、図5に示すように、天板2を構成する二枚の板体14・14の対峙する端面に棒状部材6d・6dを固設することによって支持レールを形成することも可能である。この場合、天板2の材質と前記棒状部材6dの材質とは同一でなくともよい。
図6、図9に示すように、前記栽培容器4は、上面開放の容器であって、該容器の開口部の周縁に縁部4aが形成されたものである。また、図8、図9に示すように、前記栽培容器4の底面には、該栽培容器4に充填される土壌やハイドロボール等の排水環境を良好にするために、複数の凸溝が略平行に形成されている。前記栽培容器4は、スチロール樹脂・ポリエチレン・ポリプロピレン・メタクリル樹脂等のプラスチック製であっても、陶製や木製や金属製であってもよい。つまり、特に材質を限定するものではない。
前記栽培容器4の開口部を上側に向けた状態で、天板2の天面2a側から天板2の裏面2b側の方向に、前記栽培容器4を嵌設部3に対して略垂直方向に降ろすと、図7に示すように、前記支持レール6aに栽培容器4の縁部4aが当接し、栽培容器4が嵌設部3の支持レール6aにて支持される。その結果、テーブル本体13に形成された嵌設部3に栽培容器4が嵌設され、テーブル1に栽培容器4が一体的に備えられることとなる。
また、図6に示すように、栽培容器4の縁部4aを、支持レール6b・6bに載せて、略水平方向にスライドすることによっても、テーブル本体13に栽培容器4を嵌設することができる。
なお、前記嵌設部3に嵌設される栽培容器4の数は単数に限定されず、一の嵌設部に対して複数の栽培容器4・4・・・を嵌設するように構成することもできる。
上記のように、栽培容器4をテーブル1に一体的に設けることによって、前記栽培容器4の少なくとも一部が、図7に示すように天板2の下側に突出することになる。この突出部分が大きい場合、テーブル1を使用する際に、足等に突出部分がぶつかったり、つかえたりすることで、テーブルが使用しづらくなるおそれがある。したがって、テーブルを使用する際に、栽培容器4が足等にぶつかることがないように、栽培容器4の深さを設定しなければならない。
テーブル本体13の嵌設部3に栽培容器4を設け、テーブル1と栽培容器4とを一体化し、ハイドロカルチャー等の水耕栽培を行うことが可能である。水耕栽培は、土を用いることなくハイドロボール等を使用するものである。その結果、土栽培で生じる病害虫やカビ等が発生することが少なく、テーブルでの植栽を衛生的かつ安全に行うことが可能となる。また、ハイドロボールの重さは土の重さよりも軽いので、栽培容器に土を入れることによってテーブルに掛かる負荷を、軽減することが可能となる。
また、前記栽培容器4内に植物7を植えることにより、図1に示すようにテーブル1上での植栽を行うことが可能となり、テーブル1自体を栽培容器として使用することが可能となる。
ここで、テーブルは、日常生活の中で大多数の人々が頻繁に使用する家具であり、食事をする場合以外にも、テーブル上で作業をする場合や、家族との団欒の場合に使用するなど、その用途は多岐に渡っている。したがって、テーブルの周りには自然と人々が集まるものであり、栽培容器をテーブルと一体化したことにより、日々の生活の中で自然かつ容易に植物と触れる機会が多く生まれることとなる。
また、天板2の下側の空間は、天板2に隠れて視界に入らないので、栽培容器4本体が天板2の下側に突出しても、住居者等は住空間が狭くなったと感じるおそれは少ないものである。
したがって、テーブル本体13と栽培容器4とを一体化することで、限られた住空間を有効に利用し、住居者等に閉塞感を与えることなく植栽を行うことが可能となるのである。
この様に、テーブル本体13と栽培容器4とを一体化することで植栽は身近になるが、植物の成長を身近に感じることの出来る豊かな生活環境は、特に幼児期における人格形成において有益なものである。
さらに、テーブル1と栽培容器4とを一体化したことにより、天板2の天面2aを、植替え等を行う作業スペースにすることが可能となる。したがって、床を肥料や水等で汚すことなく作業を行うことができ、テーブル1の用途の幅を広げることも可能となるのである。
なお、栽培容器4では、水耕栽培以外にも、土栽培を行うことも可能である。土栽培を行うには、植物の根腐れを防ぎ、水はけを良くすることが必要となる。栽培容器4は、内側底面に凸部を形成することで、凸部以外の底面を溝部とし、栽培容器の底面に流れて来た水が溝部に溜まることで、水はけが良くなる構造をとっている。また、水はけをさらに良くするためには、溝を形成する以外にも、栽培容器の底面に水抜き孔が形成することが考えられる。この場合は、水抜き穴から流れ出る水を受けるために、栽培容器の底面と底板との間に、栽培容器の底面を覆う水受け皿を設ける必要がある。
透明板5は、嵌設部3に設けた栽培容器4の開口部上方を覆うように、前記嵌設部3に嵌め込まれるものである。前記透明板5は、ガラス板、プラスチック板、ポリカーボネード板、又はアクリル板等の透明部材から成るものである。
図3に示すように栽培容器4を設けるための支持レール6aと透明板を備えるための支持レール6bとを別々に構成する場合は、前記透明板5の周縁部を前記支持レール6bに支持させることによって、嵌設部3に透明板5を備える。
また、図4に示すように栽培容器4を設けるための支持レール6aと透明板を備えるための支持レール6bとを別々に構成せずに、一本の支持レール6cとする場合は、前記支持レール6c上に載置された栽培容器4の縁部4aの上に、透明板5を直接載せることによって、嵌設部3に透明板5を備える。
なお、図10に示すように、前記透明板5を天板2の天面2a側から、天板2の裏面2b側に向かって垂直に降ろしたり、或いは、前記透明板5を、支持レール6b上をスライドさせたりすることによって、嵌設部3に前記透明板5を備える。
このように、栽培容器4の開口部上方を透明板5で覆うことによって、図1に示すように、栽培容器4に植えた植物7を透明板5を通じて視認することが可能となる。その結果、テーブル1に栽培容器4を備えてもその使用可能面積は低減せず、従来通りの食事や団欒の目的で使用すると同時に、視界には常に植物7が存在する環境を作り出すことが可能となる。
この結果、日々の生活の中に、植物に触れる癒しの空間を容易に作り出すことが可能となる。
また、栽培容器4で様々な花を育てることによって、彩り豊かな住空間を演出することが可能となる。さらに季節に合わせて植物の植替えを行うこと等によって、限られた空間の中でも、季節感の演出を容易に行うことができる。
さらに、透明板5が、栽培容器4の開口部の上側を覆っているので、食事等を栽培容器4の中にこぼすことはなく、また、栽培容器4内の土等が天板2の天面2aを汚すこともない。つまり、テーブルの使用を衛生的に行うことが可能となるのである。
また、透明板5を栽培容器4の開口部の上側に備えた場合、前記透明板5は、天板2の天面2aとの関係において、フラットな状態になるように設けられている。つまり、天板2の天面2aと透明板5の天面とが、略同一平面となるように構成されている。
したがって、図3に示すように栽培容器4を設けるための支持レール6aと透明板5を配置するための支持レール6bとを別々に構成する場合には、前記天板2の天面2aから支持レール6bまでの深さを、前記透明板5の厚さに合わせて形成しなければならない。また、図4に示すように、栽培容器4を設けるための支持レール6aと透明板5を備えるための支持レール6bとを別々に構成せずに、一本の支持レール6cとする場合、前記天板2の天面2aから支持レール6cまでの深さを、栽培容器4の縁部4aと前記透明板5との厚さを合わせた厚みに合わせて形成しなければならない。
前記透明板5と前記天面2aとが、フラットな状態になっていない場合、前記透明板5と前記天面2aとの境目をまたいでグラス等を置くと、前記透明板5と前記天面2aとの間に生じた段差によって前記グラス等が傾き、不安定な状態となる。
さらに、段差がさらに大きくなると、前記透明板5と前記天面2aとをまたいでグラス等を置くことができず、無理にグラス等置いた場合には、前記段差によってグラス等が倒れるおそれがある。
この様に、前記透明板5と前記天面2aとの間に段差が生じると、前記天面2aに物を安定して置くというテーブル1の機能を損なうことになる。そこで、前記透明板5と前記天面2aとをフラットな状態にすることで、前記天面2aに物を安定して置くことが可能となり、テーブル1の機能を損なうことなく、テーブル1を使用することが可能となる。
つまり、テーブル1と栽培容器4とを一体化したことによって、テーブル1は、従来の機能を何ら損なうことなく、栽培容器としての機能をさらに備えることが可能となるのである。
栽培容器4と透明板5とは、テーブル1からの着脱が可能である。
透明板5は、上方に持ち上げるか、天板2の側面側に向かってスライドさせることによって、テーブル1から容易に取外すことができる。また、前記栽培容器4は、透明板5を取外した後、栽培容器4を上方に持ち上げるか、天板2の側面側に向かってスライドさせることによって、テーブル1から容易に取外すことができる。
したがって、栽培容器4に植えられている植物7に日光をあてることや、肥料を与えること等の世話をすることが、栽培容器4をテーブルから外すことによって容易に行うことができる。また、栽培容器4をテーブル1から外すことによって、広いスペースを使って植物7の植替えを行うことが可能となるのである。
さらに、栽培容器4で栽培される植物に応じて容器の形状を変更したり、栽培容器4を交換したり、栽培容器4及び透明板5を丸ごと洗浄したりすることができる。
なお、栽培容器4と透明板5とは、嵌設部3に固定されていない。
そこで、本実施例のように嵌設部3がテーブル本体13の脚12を切り欠いて形成されている場合、前記嵌設部3に栽培容器4と透明板5とを設けた後に、該嵌設部3の両端部分は開放された状態となっているので、栽培容器4に足等がぶつかった場合や、震動が起こった場合には、前記栽培容器4や前記透明板5が落脱してしまうおそれがある。
そこで、前記嵌設部3の両端部分を塞ぐことによって、栽培容器4や透明板5が嵌設部3より落脱することを防止する。
前記嵌設部3の両端部分は、テーブル本体13の脚12・12に形成された開口部と連通している。この脚12・12に形成された開口部を閉塞するために、図2、図12に示すように、テーブル本体13の脚(側板)12に形成した開口部に嵌合溝12aを設け、ここにサイドストッパー15を嵌設する。
前記サイドストッパー15は、図11に示すように、脚12に設けられて前記嵌設部3と連通すると開口部と略同一形状の板状部材である。本実施例においては、略ホームベース型に形作られている。サイドストッパー15は、テーブル1の表面に表れる表板15aと、該表板15aの下部周縁を縁取るフランジ15bとで構成される。前記フランジ15bは、表板15aの下部周縁に段差を設けることによって形成される。
図12に示すように、テーブル本体13の脚12に形成された開口部の内周に設けられた嵌合溝に対して、サイドストッパーを略垂直に降下させ、サイドストッパー15のフランジ15bが嵌合溝12aに嵌れば、該サイドストッパー15は上方以外の移動が不能と成る。このようにして、脚12に形成された開口部をサイドストッパー15にて閉塞することによって、嵌設部3の両端部分を塞ぐことができる。
前記嵌設部3の両端部分を塞ぐために、図13に示すように、天板2にほぞ穴8を設け、嵌設部3の端面形状と略同一形状の閉塞部材9にほぞ9aを設け、該ほぞ9aを前記ほぞ穴8に挿入して、天板2にほぞ差しにて固定された閉塞部材9を設けることができる。
また、前記嵌設部3の両端部分を塞ぐことによって飛び出しを防ぐ以外にも、シート状のスポンジやゴム等を、栽培容器4の縁部4aに装着することや、支持レールの少なくとも一部にシート状のスポンジやゴム等の摩擦部材を貼着することも可能である。スポンジやゴム等の摩擦部材を縁部4aに装着した場合、栽培容器4や透明板5が動くことによって、前記摩擦部材と支持レールとの間には摩擦が生じる。その結果、震動が起こっても、栽培容器4や透明板5の震動に伴った動きが抑えられるので、栽培容器4や透明板5が嵌設部から飛び出すことを防ぐことが可能となる。
また、栽培容器4や透明板5は、嵌設部3に固定されていないため、テーブル1の周辺で起こる震動に伴って、前記栽培容器4や前記透明板5が動く場合があるが、前記閉塞部材9を利用したり、前記スポンジやゴム等の摩擦部材を装着したりすることによって、前記栽培容器4や前記透明板5の震動に伴った動きを抑えることも可能となる。したがって、天板2の天面2aに物を安定して置くことが可能となる。
なお、本実施の形態においては、栽培容器4を植栽に利用する実施例を挙げているが、栽培容器4の用途は植栽に限定されるものではなく、栽培容器4内に絵葉書や造花や雑貨等を飾ることも可能である。したがって、栽培容器4はディスプレイ容器としても利用可能である。この様に、栽培容器4の利用に変化をつけることによって、変化に富んだ住空間を作り出すことが可能となる。
また、本発明に係るテーブルの使用場所は、住居内に限定するものではなく、テーブルを使用する場所であれば、オフィスや公共施設で使用することも可能である。中でも、高層ビル内で使用する場合は、緑の乏しい限られたオフィス空間を狭めることなく、緑化を図ることが容易になり、その結果、快適なオフィス空間を作り出すことが可能となる。
本発明の一実施例に係るテーブル1の全体的な構成を示した斜視図。 テーブル1の断面図。 嵌設部3の実施例を示した斜視図。 嵌設部3の実施例を示した斜視図。 嵌設部3の実施例を示した斜視図。 栽培容器4を嵌設部3に設ける様子を説明する図。 栽培容器4を嵌設部3に設ける様子を説明する図。 栽培容器4の平面図。 栽培容器4の側面端面図。 透明板5を嵌設部3に設ける様子を説明する図。 サイドストッパー15を示した斜視図。 嵌設部3の端部分をサイドストッパー15で塞ぐ様子を説明する図。 閉塞部材9を嵌設部3に設ける様子を説明する図。
符号の説明
1 テーブル
2 天板
3 嵌設部
4 栽培容器
5 透明板
7 植物
8 係止溝
9 係止部材
10 底板
13 テーブル本体
14 板体
15 サイドストッパー

Claims (3)

  1. テーブルの天板に開口部を設け、該開口部に栽培容器を嵌設し、該栽培容器の上方を覆う透明板を備えたことを特徴とするテーブル。
  2. 前記透明板の天面と前記天板の天面とを、略同一平面となるように構成したことを特徴とする、請求項1に記載のテーブル。
  3. 前記栽培容器及び前記透明板を、前記天板に対して着脱可能としたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のテーブル。
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