JP2007318858A - リニアアクチェータ、リニアアクチュエータの固定子組立て方法及びアクチュエータ - Google Patents

リニアアクチェータ、リニアアクチュエータの固定子組立て方法及びアクチュエータ Download PDF

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信雄 有賀
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Abstract

【課題】コイル抵抗を低下させることができるリニアアクチェータ及びリニアアクチュエータの固定子組立て方法。また、永久磁石の取り付け精度を向上させると共に、永久磁束の発生量を十分確保し、銅損を低下させることができるリニアアクチェータ、リニアアクチュエータの固定子組立て方法及びアクチュエータを提供する。
【解決手段】固定子4のティース7を含む部分をティース部8として分割構成し、これらティース部8間に、隣接するティース部8を連結してティース部8と共に固定子4の外周壁9を構成するヨーク部10を設けた。
【選択図】図2

Description

この発明は、リニアアクチェータ、リニアアクチュエータの固定子組立て方法及びアクチュエータに関するものである。
従来から、リニアアクチュエータは、バネを併用して共振させることによって少ない損失で駆動できるコンプレッサ用等として利用されている。このリニアアクチュエータを用いたコンプレッサは高効率である等優れた性能を発揮できることから、冷蔵庫や冷凍庫、若しくはエアコンディショナ用としての利用が期待されている。
リニアアクチュエータには、コイルを含む可動子が移動する可動コイルタイプや永久磁石を含む可動子が移動する可動磁石型タイプの他に、固定子側にコイルと永久磁石とを設け、コイル及び永久磁石を含まない可動子が移動するタイプのものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このコイル及び永久磁石を含まない可動子が移動するタイプのものは、コイルに通電する電流を変化させることで電流による磁束と永久磁石による磁束からなる総磁束が変化し、可動子が磁束の多い方向に引き付けられて移動するようになっている。また、このタイプの構成としては、固定子に放射状且つ等間隔に配置されたティース先端に永久磁石を取り付け、各ティース間に形成されたスロットから各ティースにコイルを巻装した構成となっている。
特開2003−339147号公報
しかしながら、上述した従来技術では、各ティース間に形成されたスロット開口部からコイルを挿入して各ティースにコイルを巻装するため、コイルの占積率を十分確保することが困難である。このため、コイル抵抗が高くなってしまうという課題がある。
また、固定子のティースに永久磁石を取り付けるため、取り付け作業性が悪いばかりでなく、取り付け精度が悪くなる虞があるという課題がある。
さらに、コイルの巻装工法上、固定子のスロット開口部の幅を小さく設定することができず、ティース先端に設けられた永久磁石を大きくすることができないため、永久磁石による磁束の発生量が十分確保できない。このため、通電する電流量が多く、銅損が増加してしまうという課題がある。
そこで、本発明は、コイルの占積率が向上し、コイル抵抗を低下させることができるリニアアクチェータ及びリニアアクチュエータの固定子組立て方法。また、永久磁石の取り付け精度を向上させると共に、永久磁束の発生量を十分確保し、銅損を低下させることができるリニアアクチェータ、リニアアクチュエータの固定子組立て方法及びアクチュエータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、コイルが巻装され磁石を有するティースを備えた筒状の固定子内に、軸方向に沿って往復移動する可動子を設けたリニアアクチュエータにおいて、前記固定子の前記ティースを含む部分をティース部として分割構成し、これらティース部間に、隣接する前記ティース部を連結して前記ティース部と共に前記固定子の外周壁を構成するヨーク部を設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載した発明のように、コイルが巻装され磁石を有するティースを備えた筒状の固定子内に、軸方向に沿って往復移動する可動子を設けたリニアアクチュエータにおいて、前記固定子の前記ティースを前記固定子の外周壁から分割可能に構成してもよい。
さらに、請求項3に記載した発明のように、コイルが巻装され磁石を有するティースを備えた筒状の固定子内に、軸方向に沿って往復移動する可動子を設けたリニアアクチュエータにおいて、前記固定子の前記ティースを含む部分をティース部として分割構成し、これらティース部間に、隣接する前記ティース部を連結して前記ティース部と共に前記固定子の外周壁を構成するヨーク部を設け、これらティース部とヨーク部とを、ヒンジ部と少なくとも一箇所のジョイント部とで連結してもよい。
このように構成することで、分割されたティース毎に別個にコイルを巻装することができる。また、ティースを分割することで各ティース間のスロット開口部の幅を小さく設定することができ、ティース先端を大きく設定することができる。
請求項4に記載した発明は、前記固定子の前記ティースの数が6個以下に設定されていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、コイルが巻装され磁石を有するティースを備えた筒状の固定子内に、軸方向に沿って往復移動する可動子を設けたリニアアクチュエータの固定子組立て方法であって、前記固定子の前記ティースを含む部分をティース部として分割構成して前記ティースに前記コイルを巻装し、これらコイルが巻装されたティース部を、このティース部と共に固定子の外周壁を構成するヨーク部を介して連結して固定子を組立てることを特徴とする。
また、請求項6に記載した発明のように、コイルが巻装され磁石を有するティースを備えた筒状の固定子内に、軸方向に沿って往復移動する可動子を設けたリニアアクチュエータの固定子組立て方法であって、前記固定子の前記ティースを前記固定子の外周壁から分割して前記ティースに前記コイルを巻装し、これらコイルが巻装されたティースを、このティースと共に固定子の外周壁に連結して固定子を組立て方法であってもよい。
請求項7に記載した発明は、コイルが巻装され磁石を有するティースを備えた固定子と、可動子との間の磁気抵抗変化による磁束変化に同期して前記可動子が移動又は回転するアクチュエータにおいて、前記固定子の前記ティース又は前記固定子の前記ティースを含むティース部を分割可能に構成したことを特徴とする。
本発明によれば、分割されたティース毎に別個にコイルを巻装することができるため、コイルの占積率を向上させることができ、コイル抵抗を低下させることができる。
また、ティースを分割することで各ティース間のスロット開口部の幅を小さく設定することができ、ティース先端を大きく設定することができる。このため、ティース先端に設けられた永久磁石を大きくすることができ、永久磁石による磁束の発生量を十分確保することができる。よって、銅損を低減させることができる。
特に、ティースの個数(極歯数)においては、極歯数が増加すると銅損が増加してしまうが、極歯数を6個以下することで、銅損を減少させることができる。
次に、本発明の第一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1に示すように、リニアアクチュエータ1は、円筒状のケーシング2内に筒状の固定子4を備えており、この固定子4内に軸方向に沿って往復移動する可動子3が設けられている。
可動子3は、円柱状の軸5に円環状の鉄部材6が設けられたものである。軸5は、非磁性材料や磁性材料で形成されたものである。鉄部材6は、電磁鋼板を積層して形成されたものや圧粉して形成されたもので、軸5と同心上であって、軸方向に間隔を開けて二箇所設けられている。この鉄部材6の軸方向の幅Dは、後述する永久磁石13a,13b,13c,13dの軸方向の幅Cよりも小さく設定されている。尚、鉄部材6を積層して形成する場合には、溶接、カシメ、接着、モールド等によって固定することで、鉄部材6そのものの組み立て精度が悪化する原因となる捩れや倒れ等を低減させることができる。
図2〜図4に示すように、固定子4は、電磁鋼板を積層して形成された筒状のもので、径方向の内側に突出したティース7を有する四つのティース部8と、これらティース部8を連結すると共に固定子4の外周壁9の一部を構成する円弧状の四つのヨーク部10とで構成されている。つまり、ティース部8は、ヨーク部10と共に外周壁9を構成する外周壁部14とティース7とで構成されている。尚、固定子4を積層して形成する場合には、溶接、カシメ、接着、モールド等によって固定することで、固定子4そのものの組み立て精度が悪化する原因となる捩れや倒れ等を低減させることができる。
各ティース7には、絶縁材からなる断面コの字状の巻き胴15がティース7を覆うように設けられている。この巻き胴15は外側に凹部16が向くように設けられ、この凹部16にコイル11が巻装されている。
ティース7は先端部分が側方に張り出してT字状に形成され、コイル11が巻装されている部分の幅Aよりも先端部分の幅Bが大きく設定されている。また、各ティース7の先端面12は、可動子3の鉄部材6の外周面に沿うように円弧状に形成されている。
各ティース7の先端面12には、これに対応するように円弧状に形成された永久磁石13が設けられている。
永久磁石13は、NdFeB磁石を用いるが、ネオジウムやサマリウムコバルト等の他の希土類磁石であってもよいし、フェライト磁石やネオジウム等の焼結磁石、或いはゴム磁石であってもよい。この永久磁石13は、四つの同形の永久磁石13a,13b,13c,13dからなり、各ティース12にそれぞれ軸方向に沿うようにして並設されている。また、これら永久磁石13a,13b,13c,13dは、軸方向に隣り合う磁極が異極になるように、且つ周方向に隣り合う磁極も異極になるようにして設けられている。つまり、軸方向や周方向に隣り合う磁極は異極であるが、対向する磁極は同極になるようにしてそれぞれ設けられている。
また、これら永久磁石13の内周面側と前述した可動子3における鉄部材6の外周面との間には、微小な隙間Sが設定されている。このようにすることで可動子3は、固定子4と干渉することなく事実上摩擦のない状態で軸方向に移動できるようになっている。
各ティース部8の永久磁石13側とは反対側には固定子4の外周壁9の一部を構成する外周壁部14が形成されている。外周壁部14の周方向の幅Eは、コイル11と外周壁部14の連結部分との間に隙間Hが確保できるように設定されている。つまり、外周壁部14の周方向の幅Eが大きくなり、隙間Hが確保できなくなるとコイル11を巻線機(不図示)の巻装軌跡が確保できない。このため、コイル11の径方向の幅Gが小さくなりコイル11の占積率が低下してしまう。よって、コイル11の径方向の幅Gをできる限り大きく確保するためには、外周壁部14の周方向の幅Eをできる限り小さくすることが望ましい。
また、外周壁部14のヨーク部10との連結部分には溝17が軸方向に沿って形成されている。溝17の形状は、円弧状や楔状のようにティース部8とヨーク部10が係合できる形状であればよく、特に限定されるものではない。
ヨーク部10は、各ティース部8を連結するためのもので、固定子4の外周壁9の一部を構成している。ヨーク部10は、ティース部8の外周壁部14と同径の円弧状に形成され、各ティース部8の溝17と対応する部分に、この溝17の形状に対応する凸条18が形成されている。
尚、ティース部8に形成された溝17をヨーク部10に形成し、ヨーク部10に形成された凸条18をティース部8に形成して、両者を互いに連結するようにしてもよい。
次に、本発明の第一実施形態における固定子4の組立て手順について説明する。
図5に示すように、まず、各ティース部8のティース7の先端に永久磁石13を取り付ける。次に、このティース7を囲むように巻き胴15を取り付ける。そして、この巻き胴15の凹部16にコイル11を巻線機(不図示)を用いて整列巻装する。その後、このコイル11が巻装された各ティース部8をヨーク部10を介してそれぞれ連結する。このようにして固定子4を組立てる。
尚、ここでは永久磁石13を取り付けた後に巻き胴15を取り付け、そして、コイル11を巻装する場合について説明したが、永久磁石13を取り付ける前に巻き胴15を取り付け、コイル11を巻装し、その後、永久磁石13を取り付けてもよい。また、永久磁石13を着磁せずに未着磁の永久磁石をティース7の先端に取り付け、その後、その未着磁の永久磁石に着磁することで永久磁石13としてもよい。
次に、リニアアクチュエータ1の動作について説明する。
図6に示すように、コイル11に通電する前のリニアアクチュエータ1は、一方の永久磁石13(図6中下側)側において、固定子4、永久磁石13、可動子3の鉄部材6、永久磁石13を経て固定子4を、この順に結ぶループの磁束F1が形成される一方、他方の永久磁石13(図6中上側)側において、固定子4、永久磁石13、可動子3の鉄部材6、永久磁石13を経て固定子4を、この順に結ぶループの磁束F2が形成される。この結果、可動子3が固定子4内で軸方向の中間部に停止したままの状態となる。
そして、四つのコイル11に通電すると、図7に示すように、コイル11に通電することで発生した電流による磁束F3は、ティース7を通過して可動子3側へ流れる。そして、永久磁石13を通過しようとする。このとき、永久磁石13の磁束F4の方向は、それぞれ異なるため、磁束F3と磁束F4が同方向に向いている磁束は互いに強めあい、磁束F3と磁束F4が異方向に向いている磁束は互いに打ち消しあってしまう。つまり、ティース7の磁極は、軸方向において磁束の強い部分と弱い部分とがあり、このティース7の軸方向の磁束の強弱に可動子3の鉄部材6が引きつられ、可動子3が矢印P方向(図7中左方向)に移動する。また、コイル11に逆方向に通電すると、同様の作用で可動子3が矢印P方向とは逆方向(図7中右方向)に移動する。
したがって、上述の第一実施形態によれば、固定子4をティース7を含むティース部8と、各ティース部8を連結するヨーク部10とで分割構成するため、ティース部8毎に別個にコイル11を巻装することができる。このため、従来のように各ティース間に形成されているスロットからコイルを挿入してティースに巻装する必要がなくなる。よって、コイル11の占積率を向上させることができる。
また、固定子4の組立て方法として、各ティース部8にコイル11を巻装した後、各ティース部8をヨーク部10を介して連結することで固定子4を完成させる組立て方法であるため、コイル11を容易にティース7に巻装することができ、作業性を向上させることができる。
さらに、各ティース部8にコイル11を巻装した後、各ティース部8をヨーク部10を介して連結することで固定子4を完成させる組立て方法であるため、コイル11の整列巻きによって巻線精度が向上するだけではなく、平角線の巻線等も可能になる。よって、コイル11の占積率を向上させることができる。また、コイル11を整列巻きによって巻装することにより、コイル11の抵抗やインダクタンスのバラツキが低減でき、磁気吸引力のアンバランスや推力のアンバランスが低減できる。よって、高品質な駆動性能を得ることが可能となる。
そして、固定子4をティース部8とヨーク部10とで分割構成するため、材料歩留まりを向上させることができる。
また、各ティース部8の外周壁部14の周方向の幅Eは、コイル11の径方向の幅Gに基づいて設定されているため、コイル11をティース7に巻装する際に外周壁部14が巻装作業を妨害する(例えば、巻線機のノズルが外周壁部14に干渉する等)ことがない。このため、コイル11の占積率を確実に向上させることができる。
さらに、固定子4をティース部8とヨーク部10とで分割構成するため、ヨーク部10を直線的な形状にすることも可能になり、この場合、方向性電磁鋼板を使用すれば、さらにリニアアクチュエータ1の特性を向上させることが可能になる。
そして、各ティース7間のスロット開口部の幅を小さく設定し、ティース7の先端をT字状に形成することができるため、永久磁石13の取り付け面であるティース7の先端面12を大きく設定することができる。このため、永久磁石13を大きくすることができ、永久磁石13の磁束を十分確保することができる。よって、銅損を低下させることができる。さらに、ティース7数が四つ(極歯数が四極)であるため、極歯数が六極より多い場合と比較してより銅損を減少させることができる。
具体的には、例えば、固定子4の内径(ティース7の先端面12側)面の面積とティース7の先端12の総面積を一定とした場合において、極歯数をNとするとティースの先端毎の面積は固定子の内径面に対して1/Nとなる。このとき、ティースのコイルからみた磁気抵抗はN倍となる。そして、固定子の内径面で同じ磁束変化をさせる(可動子3に対する推力を発生させる)には、ティース毎で考えた場合においては1/Nとなる。磁束は起磁力(電流)を磁気抵抗で除したものであるため、ティース毎では同じ起磁力(電流)となる。すなわち、各ティースに巻装されたコイルには、極歯数に係らず、全てのティースにおいて同じ起磁力(電流)が必要となる。ここで、実際の固定子では、極歯数の増加によってティースのコイルの導体占積率が増加する。但し、この占積率の増加にも上限があり、極歯数がある程度増加するとコイル占積率が増加することはなく、スロットの先端の面積が一定であればコイルの全導体断面積も増加しない。
これを具体的数字で示した場合、例えば、極歯数が二極の一極歯に巻かれているコイルの導体断面積を1とした場合においては、極歯数が四極では略2、六極では略3、八極では略3.5となる。ここで、さらに一コイルで考えた場合には、コイルの導体面積がM倍になると、電流密度が1/Mとなる。尚、銅損はコイルの導体断面積と電流密度の二乗の積となるため、一コイルあたりの銅損は1/Mとなる。また、極歯数の増加率をP倍とすると、総銅損はP/M倍となる。同様にして二極を基準(コイルの導断面積を1)で考えると、四極ではP=2、M=2で1倍、六極ではP=3、M=3で1倍、八極ではP=4、M=3.5で1.14倍となり、さらに極歯数が増加すると銅損が増大する。つまり、極歯数が少ない場合に銅損が小さい。
また、極歯数が少ない場合には、コイルの導体量も減少するため、省資源、コスト低減にもなる。
さらに、ティース部8毎にティース7の先端に永久磁石13を取り付けることができるため、永久磁石13の取り付け精度を向上させることができる。このため、永久磁石13と可動子3の鉄部材6との間の隙間Sの寸法精度を向上させることができる。また、永久磁石13の取り付け作業性及び着磁作業性を向上させることができる。
次に、本発明の第二実施形態を図8に基づいて説明する。尚、第一実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する(以下の実施形態でも同様)。
この第二実施形態において、円筒状のケーシング2内に筒状の固定子20を備えており、この固定子20内に軸方向に沿って往復移動する可動子3が設けられている点、可動子3は円柱状の軸5に円環状の鉄部材6が2箇所設けられたものである点、固定子20は、電磁鋼板を積層して形成された筒状のものである点等の基本的構成は前記第一実施形態と同様である。
図8に示すように、固定子20は、円筒状に形成された外周壁部21と、この外周壁部21に径方向の内側に向かって突出するように設けられた四つのティース22とで構成されている。
外周壁部21の各ティース22と対応する部分には、溝24がそれぞれ形成されている。各溝24の形状は、円弧状や楔状のようにティース22が係合できる形状であればよく、特に限定されるものではない。
ティース22には、絶縁材からなる断面コの字状の巻き胴15がティース7を覆うように設けられ、この巻き胴15にコイル11が巻装されている。ティース7は先端部分が側方に張り出してT字状に形成され、コイル11が巻装されている部分の幅Aよりも先端部分の幅Bが大きく設定されている。各ティース22の先端面23には、それぞれ四つの永久磁石13a,13b,13c,13dが設けられている。これらの永久磁石13a,13b13c,13dは、軸方向に隣り合う永久磁石の磁極が異極になるように、且つ周方向に隣り合う永久磁石の磁極も異極になるようにして設けられている。また、各ティース22の永久磁石13とは反対側の基端には外周壁部21の溝24に対応する部分に、この溝24に対応する形状の凸条25が形成されている。尚、外周壁部21に形成された溝24をティース22に形成し、ティース22に形成された凸条25を外周壁部21に形成して、両者を互いに連結するようにしてもよい。
次に、本発明の第二実施形態における固定子20の組立て手順について説明する。
まず、ティース22先端に永久磁石13を取り付ける。次に、このティース22を囲むように巻き胴15を取り付ける。そして、この巻き胴15にコイル11を巻装する。その後、このコイル11が巻装された各ティース22を外周壁部21に取り付ける。このようにして固定子20を組立てる。
尚、ここでは永久磁石13を取り付けた後に巻き胴15を取り付け、そして、コイル11を巻装する場合について説明したが、永久磁石13を取り付ける前に巻き胴15を取り付け、コイル11を巻装し、その後、永久磁石13を取り付けてもよい。また、永久磁石13を着磁せずに未着磁の永久磁石をティース7の先端に取り付け、その後、その未着磁の永久磁石に着磁することで永久磁石13としてもよい。
したがって、上述の第二実施形態によれば、第一実施形態と同様の効果に加え、固定子20をティース22と、筒状の外周壁部21とで分割構成するため、さらにコイル11の占積率を向上させる効果を奏することができる。
また、固定子20の組立て方法として、各ティース22にコイル11を巻装した後、各ティース22を外周壁部21に取り付けることで固定子20を完成させる組立て方法であるため、コイル11を容易にティース22に巻装することができ、作業性を向上させることができる。
次に、本発明の第三実施形態を図9に基づいて説明する。
この第三実施形態においては、上述の第一実施形態と基本的構成が同様であり、第一実施形態では四つのティース7(極歯数が四極)であったのに対し、六つのティース33(極歯数が六極)で構成されている。
具体的には、図9に示すように、ティース33は先端部分が側方に張り出してT字状に形成され、コイル11が巻装されている部分の幅Aよりも先端部分の幅Bが大きく設定されている。各ティース部31の永久磁石13側とは反対側には固定子30の外周壁34の一部を構成する外周壁部35が形成されている。外周壁部35の周方向の幅Eは、コイル11と外周壁部35の連結部分との間に隙間Hが確保できるように設定されている。外周壁部35のヨーク部32との連結部分には溝36が軸方向に沿って形成されている。溝36の形状は、円弧状や楔状のようにティース部31とヨーク部32が係合できる形状であればよく、特に限定されるものではない。
ヨーク部32における各ティース部31の溝36と対応する部分には、この溝36の形状に対応する凸条37が形成されている。尚、ティース部31に形成された溝36をヨーク部32に形成し、ヨーク部32に形成された凸条37をティース部31に形成して、両者を互いに連結するようにしてもよい。
したがって、上述の第三実施形態によれば、第一実施形態のようにティース7が四つ(極歯数が四極)に対して、ティース33が六つ(極歯数が六極)であっても、コイル11の占積率を向上させることができる点、永久磁石13を大きくすることによって銅損を低下させることができる点等の第一実施形態と同様の効果を奏することができる。
次に、本発明の第四実施形態を図10に基づいて説明する。
この第四実施形態においては、上述の第一実施形態及び第三実施形態と基本的構成が同様であり、第一実施形態では四つのティース7(極歯数が四極)、第三実施形態では六つのティース33(極歯数が六極)であったのに対し、二つのティース40(極歯数が二極)で構成されている。
具体的には、図10に示すように、ティース部46のティース40は先端部分が側方に張り出してT字状に形成され、コイル11が巻装されている部分の幅Aよりも先端部分の幅Bが大きく設定されている。各ティース部40の永久磁石13側とは反対側には固定子41の外周壁42の一部を構成する外周壁部43が形成されている。外周壁部43の周方向の幅Eは、コイル11と外周壁部35の連結部分との間に隙間Hができるように設定されている。外周壁部35のヨーク部44との連結部分には溝45が軸方向に沿って形成されている。溝45の形状は、円弧状や楔状のようにティース部46とヨーク部44が係合できる形状であればよく、特に限定されるものではない。
ヨーク部44における各ティース部46の溝45と対応する部分には、この溝45の形状に対応する凸条47が形成されている。尚、ティース部46に形成された溝45をヨーク部44に形成し、ヨーク部44に形成された凸条47をティース部46に形成して、両者を互いに連結するようにしてもよい。
したがって、上述の第四実施形態によれば、第一実施形態のようにティース7が四つ(極歯数が四極)に対して、ティース40が二つ(極歯数が二極)であっても、コイル11の占積率を向上させることができる点、永久磁石13を大きくすることによって銅損を低下させることができる点等の第一実施形態と同様の効果を奏することができる。
次に、本発明の第五実施形態を図11、図12に基づいて説明する。
この第五実施形態においては、上述の第一実施形態と基本的構成が同様であり、第一実施形態では固定子4をティース部8とヨーク部10とで分割構成し、それぞれティース部8とヨーク部10とを溝17と凸条18とで連結したのに対し、ヒンジ部50を介してそれぞれティース部8とヨーク部10とを展開可能に連結すると共に、一箇所に設けたジョイント部51によってティース部8とヨーク部10とを係合するジョイント部51を一箇所備えた構成となっている。
具体的には、図11、図12に示すように、ヒンジ部50は、固定子4の外周壁9の径方向外側に設けられている。ティース部8とヨーク部10は、ヒンジ部50を中心にしてそれぞれ回動可能になっている。
ジョイント部51は、ティース部8に形成された溝52と、ヨーク部10に形成された溝52に対応する形状の凸条53とで構成されたもので、ティース部8とヨーク部10とを係合している。
尚、このジョイント部51は、ティース部8に凸条53を形成し、ヨーク部10に溝52を形成した構成としてもよい。また、溝52の形状は、円弧状や楔状のようにティース部31とヨーク部32が係合できる形状であればよく、特に限定されるものではない。
したがって、上述の第五実施形態によれば、図12に示すように、ジョイント部51を始点として固定子4を展開し、ティース部8毎に別個にコイル11を巻装することができる。このため、第一実施形態と同様の効果に加え、各々の部品が連結されているため、さらに組立て作業性を向上させることができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限られるものではない。例えば、上述の第一実施形態、第三実施形態及び第四実施形態においては、ティース部8,31,46とヨーク部10,32,44とがそれぞれ溝17,36,45と凸条18,37,47とで係合し、また、上述の第二実施形態においては、ティース22と外周壁部21とが溝24と凸条25とで係合した場合について説明したが、これら溝17,24,36,45や凸条18,25,37,47を形成せずに溶接等の接合手段を用いて両者を連結してもよい。
また、上述した第三実施形態及び第四実施形態では、例えば、ティース33,40を含むティース部31,46とヨーク部32,44とがそれぞれ連結した場合について説明したが、それぞれの固定子30,41の外周壁にそれぞれのティース33,40を取り付けるようにしてもよい。
さらに、上述した第五実施形態では、例えば、ティース部8が四つ、つまり極歯数が四極の場合について説明したが、極歯数が二極又は六極であってもよい。また、ジョイント部51を溝52と凸条53とで構成し、ティース部8とヨーク部10を係合する場合について説明したが、ジョイント部51を溶接等の接合手段を用いてティース部8とヨーク部10とを係合できるようにしてもよい。
そして、上述した第一実施形態、第三実施形態及び第四実施形態では、ティース部8,31,46とヨーク部10,32,44とを溝17,36,45と凸条18,37,47とによって連結した場合について、また、第五実施形態では、ティース部8とヨーク部10とをヒンジ部50とジョイント部51とによって連結した場合について説明したが、これら溝17,36,45や凸条18,37,47又はヒンジ部50やジョイント部51に代わって、リング嵌め、樹脂モールド、TIG溶接、レーザ溶接若しくは接着又は端板で挟持することによって各ティース部8,31,46と各ヨーク部10,32,44とを連結してもよい。
また、上述した第五実施形態では、例えば、ヒンジ部50を介してそれぞれティース部8とヨーク部10とが展開可能に連結された場合について説明したが、ヒンジ部50を介さずにティース部8とヨーク部10とが互いの連結部分を中心にして可撓可能に連結され、展開可能な構造となっているものでもよい。
さらに、上述した実施形態では、それぞれティース7,22,33,40に四つの永久磁石13a,13b,13c,13dが設けられた場合について説明したが、それぞれのティースに設ける永久磁石13の個数は四つに限らず、複数の偶数個、つまり2n個であればよい。この場合、可動子3の鉄部材6の個数もこれに対応してn個であることが望ましい。
また、上述した実施形態では、それぞれティース7,22,33,40に永久磁石13を設けた場合について説明したが、それぞれティース7,22,33,40に永久磁石13を埋設してもよい。
さらに、上述した実施形態では、ティース7,22,33,40は先端部分が側方に張り出してT字状に形成され、コイル11が巻装されている部分の幅Aよりも先端部分の幅Bが大きく設定されている場合について説明したが、コイル11が巻装されている部分の幅Aと先端部分の幅Bが同等に設定されている場合であってもよい。
そして、上述した実施形態では、可動子3に設けられた鉄部材6の軸方向の幅Dは、永久磁石13a,13b,13c,13dの軸方向の幅Cよりも小さく設定されている場合について説明したが、鉄部材6の軸方向の幅Dが永久磁石13a,13b,13c,13dの軸方向の幅Cよりも大きく設定された場合であってもよい。
また、上述した実施形態では、固定子4,20,30,41が電磁鋼板を積層して形成されたものである場合について説明したが、圧粉して形成されたものであってもよい。この場合、圧粉して形成された固定子を絶縁処理することによって、それぞれティース7,22,33,40に巻き胴15を取り付けることなく直接コイル11を巻装することができる。このため、上述した実施形態の占積率向上の効果に加え、さらに占積率を向上させることができる。
さらに、上述した第一実施形態、第二実施形態及び第五実施形態では、ティース7,22の数が四つ(極歯数が四極)である場合、第三実施形態では、ティース33の数が六つ(極歯数が六極)である場合、第四実施形態では、ティース40の数が二つ(極歯数が二極)である場合について説明したが、これら偶数極に限らず三極、五極であってもよい。
そして、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。例えば、本実施形態において、固定子をティース又はティースを含むティース部として分割構成し、これらティース部をヨーク部を介して連結したり、固定子の外周壁に取り付けたりする構成は、リニアアクチュエータ1に限らず、パルスモータ、リラクタンスモータ等又は永久磁石が埋設されている種々のモータにも適用できる。具体的には、上述した実施形態では、例えば、単相交流によって可動子3が往復移動する場合について説明したが、極歯数が三極、五極、六極の場合において、コイル11を単相巻装に代わって三相や五相に巻装することでリニアモータ、回転モータ、埋め込み磁石モータ、リラクタンスモータ、ステッピングモータ及びパルスモータとすることができる。
また、上述した実施形態では、固定子4,20,30,41内に軸方向に沿って往復移動する可動子3が設けられている場合について説明したが、この可動子3に対して固定子4,20,30,41が移動するようにしてもよい。
本発明の第一実施形態におけるリニアアクチュエータの一部切欠き斜視図である。 本発明の第一実施形態におけるリニアアクチュエータの断面図である。 本発明の第一実施形態におけるティース部の斜視図である。 本発明の第一実施形態におけるティース部の斜視図である。 本発明の第一実施形態におけるティース部の断面図である。 本発明の第一実施形態におけるリニアアクチュエータの縦断面図である。 本発明の第一実施形態におけるリニアアクチュエータの縦断面図である。 本発明の第二実施形態におけるリニアアクチュエータの断面図である。 本発明の第三実施形態におけるリニアアクチュエータの断面図である。 本発明の第四実施形態におけるリニアアクチュエータの断面図である。 本発明の第五実施形態におけるリニアアクチュエータの断面図である。 本発明の第五実施形態における固定子を展開した状態を示す断面図である。
符号の説明
1リニアアクチュエータ 3可動子 4固定子 7ティース 8ティース部 9外周壁 10ヨーク部 11コイル 13,13a,13b,13c,13d永久磁石 14外周壁部 20固定子 21外周壁部 22ティース 30固定子 31ティース部 32ヨーク部 33ティース 34外周壁 35外周壁部 40ティース 41固定子 42外周壁 43外周壁部 44ヨーク部 46ティース部 50ヒンジ部 51ジョイント部

Claims (7)

  1. コイルが巻装され磁石を有するティースを備えた筒状の固定子内に、軸方向に沿って往復移動する可動子を設けたリニアアクチュエータにおいて、前記固定子の前記ティースを含む部分をティース部として分割構成し、これらティース部間に、隣接する前記ティース部を連結して前記ティース部と共に前記固定子の外周壁を構成するヨーク部を設けたことを特徴とするリニアアクチュエータ。
  2. コイルが巻装され磁石を有するティースを備えた筒状の固定子内に、軸方向に沿って往復移動する可動子を設けたリニアアクチュエータにおいて、前記固定子の前記ティースを前記固定子の外周壁から分割可能に構成したことを特徴とするリニアアクチュエータ。
  3. コイルが巻装され磁石を有するティースを備えた筒状の固定子内に、軸方向に沿って往復移動する可動子を設けたリニアアクチュエータにおいて、前記固定子の前記ティースを含む部分をティース部として分割構成し、これらティース部間に、隣接する前記ティース部を連結して前記ティース部と共に前記固定子の外周壁を構成するヨーク部を設け、これらティース部とヨーク部とを、ヒンジ部と少なくとも一箇所のジョイント部とで連結したことを特徴とするリニアアクチュエータ。
  4. 前記固定子の前記ティースの数が6個以下に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のリニアアクチュエータ。
  5. コイルが巻装され磁石を有するティースを備えた筒状の固定子内に、軸方向に沿って往復移動する可動子を設けたリニアアクチュエータの固定子組立て方法であって、前記固定子の前記ティースを含む部分をティース部として分割構成して前記ティースに前記コイルを巻装し、これらコイルが巻装されたティース部を、このティース部と共に固定子の外周壁を構成するヨーク部を介して連結して固定子を組立てることを特徴とするリニアアクチュエータの固定子組立て方法。
  6. コイルが巻装され磁石を有するティースを備えた筒状の固定子内に、軸方向に沿って往復移動する可動子を設けたリニアアクチュエータの固定子組立て方法であって、前記固定子の前記ティースを前記固定子の外周壁から分割して前記ティースに前記コイルを巻装し、これらコイルが巻装されたティースを、このティースと共に固定子の外周壁に連結して固定子を組立てることを特徴とするリニアアクチュエータの固定子組立て方法。
  7. ティースを備えた固定子と、可動子との間の磁気抵抗変化による磁束変化に同期して前記可動子が移動又は回転するアクチュエータにおいて、前記固定子の前記ティース又は前記固定子の前記ティースを含むティース部を分割可能に構成したことを特徴とするアクチュエータ。

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