JP2007318592A - 再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記憶容量や処理負担が極めて少ない簡単な処理により、テレビ番組のCM部分の少なくとも音量を、直前の音量に応じて効果的に低減する。
【解決手段】テレビジョン受信装置1の制御部6により、テレビ番組の信号からその番組の番組部分とCM部分を識別してCM部分を検出し、この検出開始によりCM部分の再生出力直前の出力音量を基準音量として不揮発性メモリ部8に記憶し、基準音量が、設定された指定減音量のK倍(Kは1より大きい係数)以上か否かを判定し、この判定結果に基づき基準音量が指定減音量の前記K倍以上であればCM部分の音量を基準音量より指定減音量低い音量に減音し、基準音量が指定音量のK倍より小さければCM部分の音量を基準音量の(K−1)/Kに減音し、CM部分の検出終了により出力音量を基準音量に戻す。
【選択図】図1
【解決手段】テレビジョン受信装置1の制御部6により、テレビ番組の信号からその番組の番組部分とCM部分を識別してCM部分を検出し、この検出開始によりCM部分の再生出力直前の出力音量を基準音量として不揮発性メモリ部8に記憶し、基準音量が、設定された指定減音量のK倍(Kは1より大きい係数)以上か否かを判定し、この判定結果に基づき基準音量が指定減音量の前記K倍以上であればCM部分の音量を基準音量より指定減音量低い音量に減音し、基準音量が指定音量のK倍より小さければCM部分の音量を基準音量の(K−1)/Kに減音し、CM部分の検出終了により出力音量を基準音量に戻す。
【選択図】図1
Description
本発明は、テレビジョン受信装置等の再生装置に関し、詳しくは表示及び音声出力するテレビ番組のCM部分での自動的な減音等の制御に関する。
テレビジョン受信装置やこの受信装置にDVD等を組み込んだ複合装置等の再生装置においては、受信又は媒体再生によって得られたテレビ番組を表示し、音声出力する際に、テレビ番組の番組部分間のCM(コマーシャルメッセージ)部分では音量や画面の明るさを自動的に低減し、番組鑑賞性能の向上等を図ることが提案されている。この場合、音声信号のモノラル、ステレオからテレビ放送の番組部分とCM部分とを認識し、音声信号がステレオ(又はモノラル)になることから前記CM部分を検出することが知られている。
又、テレビ放送の2ヶ国語音声放送(2音声放送)部分からCM部分への変化を、音声信号の2音声からモノラル又はステレオへの変化によって検出し、この検出に基づき、CM部分では再生装置の音量やコントラスト、輝度を一定量小さくし、音量や画面の明るさを自動的に低減することも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−74080号公報(要約書、段落[0016]−[0018]、図1等)
この種の再生装置において、受信又は媒体再生によって得られたテレビ番組の番組部分間のCM部分を検出し、この検出に基づいて前記従来公報(特許文献1)に記載のように、CM部分では再生装置の音量やコントラスト、輝度を単に一定量小さくし、音量や画面の明るさを自動的に一定量低減するのでは、音量について、CM部分の直前の音量と前記一定量との関係によっては、CM部分で、音量低減の過不足が生じて適切な減音効果が得られない問題がある。
同様に、コントラスト、輝度によって変化する表示画面の明るさについても、CM部分のコントラスト、輝度を、その直前の画面の明るさによらず単に一定量小さくするのみでは、CM部分の直前の明るさと前記一定量との関係によっては、CM部分で、明るさ低減の過不足が生じて適切な減光効果が得られない問題がある。
そして、この種の再生装置において、番組鑑賞に最も影響があるのは音量であることから、少なくとも、CM部分で、過不足のない良好な音量低減を行なうことが望まれる。
又、表示画面の明るさはコントラスト、輝度の少なくとも何れか一方を可変して調整することができる。
本発明は、記憶容量や処理負担が極めて少ない簡単な処理により、テレビ番組のCM部分の少なくとも音量を、直前の音量に応じて効果的に低減することを目的とし、更には、同時に、表示画面の明るさも、直前の明るさに応じて効果的に低減することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の再生装置は、受信又は媒体再生によって得られたテレビ番組の画面及び音声の再生出力中に前記テレビ番組の番組部分間のCM部分を検出し、前記CM部分の少なくとも音量を低減する再生装置において、前記テレビ番組の信号から前記テレビ番組の前記番組部分と前記CM部分を識別して再生出力する前記CM部分を検出するCM検出手段と、前記CM検出手段の前記CM部分の検出開始により前記CM部分の再生出力直前の出力音量を基準音量として記憶する基準音量記憶手段と、前記基準音量が、設定された指定減音量のK倍(Kは1より大きい係数)以上か否かを判定する音量判定手段と、該音量判定手段の判定結果に基づき前記基準音量が前記指定減音量の前記K倍以上であれば前記CM部分の再生出力中の音量を前記基準音量記憶手段の前記基準音量より前記指定減音量低い音量に減音し、前記基準音量が前記指定音量の前記K倍より小さければ前記CM部分の再生出力中の音量を前記基準音量記憶手段の前記基準音量の(K−1)/Kに減音する減音制御手段と、前記CM検出手段の前記CM部分の検出終了により出力音量を前記基準音量記憶手段の前記基準音量に戻す減音解除手段を備えたことを特徴としている(請求項1)。
その際、請求項1に係る請求項2の再生装置のように、前記CM部分検出手段は、テレビ放送の音声信号のステレオ、モノラルから前記番組部分と前記CM部分とを識別して前記CM部分を検出することが極めて実用的で好ましい。
又、本発明の音量調整装置は、請求項1又は2にかかる再生装置において、前記CM検出手段の前記CM部分の検出開始により前記CM部分の再生出力直前の画面のコントラスト、輝度の少なくともいずれか一方を基準光量として記憶する基準光量記憶手段と、前記基準光量が、設定された指定減光量のL倍(Lは1より大きい係数)以上か否かを判定する明るさ判定手段と、該明るさ判定手段の判定結果に基づき前記基準光量が前記指定減光量の前記L倍以上であれば前記CM部分の再生出力中の画面の明るさを前記基準光量記憶手段の前記基準光量より前記指定減光量低い光量の明るさに低減し、前記基準光量が前記指定減光量の前記L倍より小さければ前記CM部分の再生出力中の画面の明るさを前記基準光量記憶手段の前記基準光量の(L−1)/Lに低減する減光御手段と、前記CM検出手段の前記CM部分の検出終了により画面の明るさを前記基準光量記憶手段の前記基準光量の明るさに戻す減光解除手段をさらに備えたことを特徴としている(請求項3)。
請求項1の発明によれば、CM検出手段によりテレビ放送のCM部分を検出すると、この検出開始の音量、換言すれば、CM部分の直前の音量が基準音量として基準音量記憶手段に記憶される。又、指定減音量のK倍をしきい値として基準音量の大小を判別するため、音量判定手段により、基準音量が指定減音量のK倍以上か否かが判定される。
そして、基準音量をA、指定減音量をZ、CM部分での減音された音量をYとすると、減音制御手段により、CM部分の直前の基準音量Aが指定減音量ZのK倍以上になる、A≧K×Zの大きい範囲では、CM部分の音量Yが自動的に基準音量Aより指定減音量Z低い音量A−Zに減音される。又、基準音量Aが指定減音量ZのK倍未満になる、A<K×Zの小さい範囲では、CM部分の音量Yが自動的に基準音量Aの(K−1)/K(<1)倍のA×((K−1)/K)に減音される。
ここで、基準音量A=K×Zであれば、CM部分の音量Yが、Y=A−Z=(K−1)×Z=(K−1)×(A/K)=A×((K−1)/K)に減音されることから、その音量Yは、横軸を基準音量A、縦軸をCM部分の減音された音量Yとする、図5の減音特性図の実線yに示すように、A≧(K×Z)の範囲では、実線aの減音しない傾き(Y/A)=1の特性を指定減音量Z引き下げた特性になり、A<(K×Z)の範囲では、実線aの(K−1)/K(<1)倍の傾きの特性になる。
そのため、CM部分の音量Yを、図5の実線yに示したように、直前の基準音量AがA≧K×Zの大きいときには、基準音量Aより指定減音量Z低い音量A−Zに減音し、直前の基準音量AがA<K×Zの小さいときは、(K−1)/K倍の小さな変化勾配で基準音量Aに比例して減音し、その音量に応じて適切に減音することができる。
しかも、CM部分が終了してつぎの番組部分になると、減音解除手段により自動的に減音が解除されて再生装置の出力音量を基準音量A、すなわち、CM部分以前の音量に戻すことができる。
そして、減音前、後の出力音量の多数個の組合わせをメモリ等に設定して保持することは不要であり、音量の多数回の比較等の処理を極めて迅速に行なう必要もなく、CM部分の開始直前(減音前)の基準音量Aに対してA−Z又はA×((K−1)/K)の簡単な演算をする処理負担が少なく、装置の記憶容量や処理負担等の面から極めて実用的な構成でCM部分の適切な減音を行なうことができる。
したがって、記憶容量や処理負担が極めて少ない簡単な処理により、テレビ番組の画面及び音声の再生出力中に、CM部分の音量を、直前の番組部分の音量の大きさに応じて自動的にきめ細かに効果的に減音し、番組鑑賞特性を著しく向上することができる。
そして、請求項1に係る請求項2の発明によれば、CM部分検出手段が、テレビ番組の音声信号のステレオ、モノラルから番組部分とCM部分とを識別してCM部分を検出するため、極めて実用的である。
又、請求項3の発明によれば、CM検出手段のテレビ放送のCM部分の検出により、CM部分の直前の画面のコントラスト、輝度の少なくともいずれか一方が基準光量として基準音光量記憶手段に記憶される。又、指定減光量のL倍をしきい値として、基準光量が指定減光量のL倍以上か否かが光量判定手段により判定される。
そして、光量判定手段の判定結果に基づき、減光御手段が前記減音制御手段の音量低減と同様にしてCM部分の再生出力中の画面の明るさを低減することができ、更に、CM部分が終了すると、減光解除手段により、自動的に再生装置の画面の明るさを基準光量記憶手段の基準光量の明るさ、すなわちCM部分以前の明るさに戻すことができる。
したがって、記憶容量や処理負担が極めて少ない簡単な処理により、テレビ番組の画面及び音声の再生出力中に、CM部分の音量及び画面の明るさを、直前の番組部分の音量の大きさ及び画面の明るさに応じて自動的にきめ細かに効果的に低減し、番組鑑賞特性を更に一層向上することができる。
次に、本発明をより詳細に説明するため、その1実施形態について、図1〜図5にしたがって詳述する。
図1は本発明の再生装置としてのテレビジョン受信装置1のブロック図、図2はテレビジョン受信装置1の音量及び画面の明るさの制御のフローチャート、図3は図2のフローチャートの画面の明るさの詳細制御のフローチャート、図4はテレビジョン受信装置1のメニュー設定(初期設定)の表示面面の変化の説明図、図5はテレビジョン受信装置1のCM部分での減音特性の1例の説明図である。
[全体説明]
図1に示すようにテレビジョン受信装置1は本体装置2とリモコン端末器3とからなり、本体装置2は周知のアナログ又はデジタルのテレビジョン受信処理等を行なって得られたテレビ番組或いは外部機器であるビデオテープレコーダ、DVD等の媒体再生のテレビ番組等の表示及び音声の出力を行なう。
図1に示すようにテレビジョン受信装置1は本体装置2とリモコン端末器3とからなり、本体装置2は周知のアナログ又はデジタルのテレビジョン受信処理等を行なって得られたテレビ番組或いは外部機器であるビデオテープレコーダ、DVD等の媒体再生のテレビ番組等の表示及び音声の出力を行なう。
その際、CRT、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等どのような表示装置に番組を表示するようにしてもよいが、本実施形態では本体装置2がCRT4を備え、CRT4にテレビ番組等を画面表示する。
また、リモコン端末器3はユーザが手元で操作する周知の赤外線リモコンであり、電池電源で動作し、ユーザのキー操作(タッチ操作)に基づき、本体装置2のリモコン送受信部5と赤外線を介してデータをやり取りし、電源のオン/オフやチャンネル、音量の選択等の各種の操作指令を、リモコン送受信部5を介して本体装置2のマイクロコンピュータ(マイコン)構成の制御部6に送る。
ところで、本体装置2は同装置2の電源キー(図示せず)が押されてテレビジョン受信装置1の主電源が投入されると、電源部7からリモコン送受信部5、制御部6等の所要回路部に電源を常給電し、リモコン端末器3の操作指令を受け付けるスタンバイ状態になる。
そして、制御部6は前記の電源のオン/オフやチャンネル、音量の選択等の各種の操作指令を受信すると、後述のメニュー設定でフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ部8に書き換え自在に保持した受信、表示、音声等の各種の設定に基づき、本体装置2の各部を制御し、スタンバイ状態でリモコン端末器3の電源キー33が操作されたり、タイマオン制御が発生したりしたときには、制御部6が電源部8から本体装置2の各部への給電をオンし、本体装置2を動作状態(電源オンの状態)にする。
この動作状態の間にリモコン端末器3の操作でテレビチャンネルが選択されると、不揮発性メモリ部8の設定に基づく制御部6の制御により、本体装置2は周知のアナログ又はデジタルの受信・表示の処理を実行し、選択されたチャンネル(以下、選択チャンネルという)のテレビ番組を受信し、表示・音声出力する。
具体的には、アンテナ、ケーブル等から受信端子9を介してテレビチューナ10にテレビ受信信号等が入力され、テレビチューナ10は受信信号から選択チャンネルの信号を検波、抽出して映像IF(IFは中間周波増幅)・検波部11に送る。
映像IF・検波部11は選択チャンネルの映像IF信号を増幅して音声IF部12に送るとともに、映像検波して当該チャンネルの複合映像信号を検波抽出し、その複合映像信号を映像増幅部13に送る。
映像増幅部13は周知の多段の映像増幅回路からなり、ブライトネス(輝度)調整部14、コントラスト調整部15が設けられ、前記複合映像信号を増幅して同期分離部16、色復調処理部17に送り、更に、前記複合映像信号の輝度信号(Y信号)を設定されたコントラスト及びブライトネスのゲインで増幅して後段のマトリクス処理部18に送る。
なお、ブライトネス調整部14は制御部6のブライトネス設定指令にしたがってCRT4のカソード電圧を可変し、CRT4の画面のブライトネスを調整し、コントラスト調整部15は制御部6のブライトネス設定指令にしたがって映像増幅部13の入力振幅を制御し、CRT4の画面のコントラストを制御する。そして、ブライトネス、コントラストの少なくとも何れか一方を可変することで、CRT4の画面の明るさが変化する。
同期分離部16は前記複合映像信号から選択チャンネルの垂直・水平の同期信号を分離抽出して後段の各回路部等に供給し、色復調処理部17は前記複合映像信号から例えばR−Y、G−Y、B−Yの色差信号(R、G、Bは赤、緑、青の原色信号)を抽出してマトリクス処理部18に送る。
マトリクス処理部18はY信号とR−Y、G−Y、B−Yの色差信号とのマトリクス処理により、選択チャンネルのR、G、Bの3原色信号を形成し、この3原色信号を表示出力部19に送り、表示出力部19はR、G、Bの3原色信号及び同期分離部16の垂直・水平の同期信号等に基づき、CRT4をカラー表示駆動してCRT4に選択チャンネルのテレビ番組を画面表示する。
又、音声IF部12は映像IF信号に含まれた選択チャンネルの音声IF信号を抽出し、この音声IF信号を音声検波・復調部20に送る。
音声検波・復調部20は音声IF信号をFM検波してFM音声信号を生成し、このFM音声信号のステレオ、音声多重等の情報及びユーザの音声選択等に基づき、前記FM音声信号にステレオ復調、音声多重復調の処理を施して選択チャンネルの左(L)、右(右)の音声信号を形成する。
このとき、音声信号のステレオ、モノラル、2か国語の別は、例えば音声IF部12において、音声信号のステレオパイロット信号成分等から認識される。
そして、音声検波増幅部20の左、右の音声信号を、左、右の電子音量調整部21L、21Rを介して左、右の音声出力部22L、22Rに送り、両音声出力部22L、22Rに接続された左、右のスピーカ23L、23Rから選択チャンネルのテレビ番組の左、右の音声を出力する。
このとき、一般的にはテレビ放送の番組部分はモノラル音声であり、番組部分間のCM部分はステレオ音声になる。
つぎに、電子音量調整部21L、21Rは制御部6によって増幅ゲインが可変設定されるアナログ又はデジタルの周知の音声信号増幅器からなる。
そして、テレビジョン受信装置1の音量であるスピーカ23L、23Rの音量は、一般的には、リモコン端末器3の音量アップ、ダウンキーのキー操作によってに変更自在に調整して設定される。
このとき、音量の調整は、前記のブライトネス、コントラストの調整と同様のデジタルの例えば64段階の制御(6ビット制御)で行なわれる。
そして、この64段階の制御は、例えば音量であれば、電子音量調整部21L、21Rの増幅ゲインの最大値乃至最小値を最小音量乃至最大音量とし、この最小音量乃至最大音量の64段階を制御部6の「000000」、「000001」、「000010」、「000011」、…、「111111」の64通りの制御指令に割り当て、前記の最小音量乃至最大音量の間で、最小音量を「ステップ1」、最大音量を「ステップ64」として64段階にステップ増減して行なわれる。なお、ブライトネス、コントラストについても、それぞれの最大値乃至最小値の64段階を制御部6の64通りの制御指令に割り当てステップ増減して行なわれる。
なお、各1ステップ当たりの音量やブライトネス、コントラストの変化量は必ずしも均等でなくてよく、小量域での調整が容易に行なえるようにするため、小領域での1ステップ当たりの音量等の変化量を大領域のそれより小さくすることが望ましく、具体的には、前記の6ビット制御において、「ステップ1」乃至「ステップ10」までは1ステップ当たりの変化量がそれ以上のステップの変化量より小さくなるようにする。
以上がテレビ番組の通常の受信及び表示・音声出力の制御処理である。なお、リモコン端末器3の操作でテレビジョン受信装置1の外部入力が選択され、前記のビデオテープレコーダやDVDのような映像機器の媒体再生のテレビ番組を表示・音声出力する場合には、例えば、映像増幅部13、音声検波復調部20の入力が図示省略した外部入力端子部の外部入力の複合映像信号、音声信号に切り替わり、それらの信号に基づき、前記と同様にして画面表示、音声出力が行われる。
[本発明の音量及び画面の明るさの制御]
次に、上記のようにして受信又は媒体再生で得られたテレビ番組を鑑賞しているときに、CM部分で音量及び明るさを自動的に低減する場合は、例えばリモコン端末器3によって音量及びブライトネス、コントラストそれぞれの自動変更モードが選択されて制御部6に設定される。
次に、上記のようにして受信又は媒体再生で得られたテレビ番組を鑑賞しているときに、CM部分で音量及び明るさを自動的に低減する場合は、例えばリモコン端末器3によって音量及びブライトネス、コントラストそれぞれの自動変更モードが選択されて制御部6に設定される。
なお、本実施形態においては、CM部分で音量のみの低減、音量と画面の明るさの低減が選択して自由に行なえるようにし、更に、画面の明るさの低減がブライトネス、コントラストの何れか一方又は両方の可変によって行なえるようにするため、上記したように、音量及びブライトネス、コントラストそれぞれを単独で自動変更モードに設定できるようにする。
更に、予め設定された図2、図3の音量及び画面の明るさの制御プログラムを制御部6がくり返し実行することにより、次の構成のCM検出手段、音量判定手段、減音制御手段、減音解除手段及び、明るさ判定手段、減光御手段、減光解除手段を制御部6に備え、不揮発性メモリ部8によって基準音量記憶手段、基準光量記憶手段を形成する。
そして、CM検出手段は、表示及び音声出力中(再生出力中)のテレビ番組の信号からその番組の番組部分とCM部分を識別してCM部分を検出する手段であり、番組部分とCM部分とは、周知のように、テレビ番組の種々の情報信号等から識別することができるが、本実施形態においては、一般的な識別方法を採用し、例えば前記のステレオパイロット信号からテレビ番組の音声信号のステレオ、モノラルを検出し、この検出に基づき、例えばステレオであればCM部分、モノラルであれば番組部分として、番組部分とCM部分とを識別してCM部分を検出する。なお、ステレオであればCM部分、モノラルであれば番組部分としたのは、そのようなケースが多いと考えられるからであり、逆の場合は、ステレオであれば番組部分、モノラルであればCM部分としてもよいのは勿論である。
基準音量記憶手段は、CM検出手段のCM部分の検出開始によりそのCM部分の再生出力直前の出力音量を基準音量として記憶する手段であり、具体的には、CM検出手段がCM部分を検出し始めたときに、制御部6の制御によってその時の電子音量調整部21L、21Rの増幅ゲインの1〜64のステップ値(「音量ステップ」)を不揮発性メモリ部8が基準音量として保持することで実現される。
音量判定手段は、前記基準音量が、設定された指定減音量のK倍(Kは1より大きい係数)以上か否かを判定する手段である。
そして、指定減音量は、指定減光量としてのブライトネス値、コントラスト値と共に、メニュー設定(初期設定)によりリモコン端末器3を操作し、例えば図4の階層構造のメニュー画面P1〜P3を表示してそれぞれの指定値を書き換えることで変更自在に設定される。その設定方法は、最小音量乃至最大音量の間の音量をパーセント等で直接指定して設定してもよいが、音量変化を音量調整部21L、21の増幅ゲインの変化で設定して調整するため、本実施形態では、上述の「音量ステップ」の数値を指定して行なう。具体的には、最小音量を「音量ステップ1」、最大音量を「音量ステップ64」とする64段階のステップ増減の場合、この「音量ステップ」の1〜64の数値を指定して設定する。なお、ブライトネス値、コントラスト値も同様にして設定され、図4の「VOLUME」、「BRIGHTNESS」、「CONTRAST」の数値が指定減音量、指定減光量としてのブライトネス値、コントラスト値それぞれであり、製造時には、初期値として、例えば「音量ステップ10」、「ブライトネスステップ10」、「コントラスト5」が不揮発性メモリ部8に記憶される。
又、Kは後述の係数Lと共に、前記メニュー設定によりユーザが変更自在に設定するようにしてもよいが、本実施形態の場合、設定の簡素化等を考慮して製造時に制御部6のROMに書き込んで固定設定され、その値は実験等によって定められ、例えばK=L=2である。
減音制御手段は、音量判定手段の判定結果に基づき、CM部分のときに、基準音量が指定減音量のK倍以上であればテレビジョン受信装置1の出力音量を不揮発性メモリ部8の基準音量より指定減音量低い音量に減音し、基準音量が指定音量のK倍より小さければテレビジョン受信装置1の出力音量を不揮発性メモリ部8の基準音量の(K−1)/Kに減音する。
具体的には、基準音量(減音前の出力音量)を「音量ステップA」、指定減音量を「音量ステップZ」、CM部分の減音された出力音量を「音量ステップY」とすると(A、Y、Z、は1〜64の数値)、K=2の場合、基準音量が指定減音量の2倍以上(A≧2×Z)であれば、電子音量調整部21L、21Rの「音量ステップ」の数値、換言すれば減音後の音量を、Y=A−Zに低減し、基準音量が指定減音量の2倍より小(A<2×Z)であれば、電子音量調整部21L、21Rの「音量ステップ」の数値、換言すれば減音後の音量を、Y=A×((K−1)/K))=A/2に低減する。
このようにすることで、CM部分の出力音量Yは、横軸を基準音量A、縦軸を出力音量Yとする図5の減音特性図の実線yに示すように、減音直前の基準音量AがA≧(K×Z)(K=2の場合はA≧2×Z)の大きい音量範囲では、実線aの減音しない場合と同じ傾き((Y/A)=1)でユーザが設定した指定減音量Z引き下げた特性になり、減音直前の基準音量AがA<(K×Z)(K=2の場合はA<2×Z)の小さい音量範囲では、実線aの特性を(K−1)/K(K=2の場合は1/2)の傾きに緩やかにした特性で減音した特性になる。なお、図5の横軸の基準音量A、縦軸の出力音量Yは、実際には電子音量調整部21L、21Rの「音量ステップ」の数値であるが、スピーカ23L、23Rの実際の音量であってよもい。
したがって、CM部分の出力音量Yは、減音前の番組部分の鑑賞中の基準音量Aによらず一定の音量に減音されるのでなく、基準音量Aに対して一律に一定音量引き下げて減音されるものでもなく、ユーザが設定した指定減音量Zに基づき、基準音量AがK×Z(K=2の場合は2×Z)以上か否かによって基準音量Aに対する減音変化特性を変えて基準音量Aに応じた音量に減音される。
具体的には、基準音量AがA≧(K×Z)(例えばA≧2×Z)の大きい音量であれば、基準音量Aに対する変化勾配を1として、基準音量Aから指定減音量Z引き下げた所望の音量Y(=A−Z)に減音され、基準音量AがA<K×Z(A<2×Z)の小さいときには、基準音量Aに対する変化勾配を(K−1)/K倍(例えば1/2倍)に緩くして、基準音量Aの(K−1)/K倍(例えば1/2倍)に引き下げた音量A×(K−1)/Kに減音され、CM部分の音量が番組部分の鑑賞中の音量に応じた好みの減音量の音量になり、番組鑑賞性能か向上する。
なお、A=(K×Z)の基準音量AについてのCM部分の出力音量Yは、Y=A−Z=(K−1)×Z=(K×Z)×(K−1)/Kとなり、Y(=A−Z)、Y=A×(K−1)/Kのいずれの減音によっても同じ音量となり、基準音量Aに対するCM部分の出力音量Yの変化が連続性を保ち、減音特性が不自然になることもない。
そして、減音前の基準音量Aと減音後の出力音量Yとの多数個の組合わせをメモリ等に設定して保持する必要がなく、出力音量の比較等の処理を極めて迅速にくり返し行なう必要もなく、番組部分の減音前の基準音量Aに対してA−Z又はA×((K−1)/K)の簡単な演算をする処理負担が少なく、テレビジョン受信装置1の記憶容量や処理負担等の面から極めて実用的な構成で、CM部分の効果的な減音を実現することができる。
減音解除手段は、例えばテレビ番組の音声がステレオからモノラルに変化し、CM検出手段がCM部分の検出を終了したときに受信装置1の出力音量を不揮発性メモリ部8の基準音量Aに戻す手段である。
そのため、CM部分からつぎの番組部分に移行したときには、自動的に減音が解除されて受信装置1の出力音量が元の基準音量Aにすばやく戻る。
更に、基準光量記憶手段は、CM検出手段のCM部分の検出開始によりCM部分の再生出力直前の受信装置1の画面のコントラスト、輝度の少なくともいずれか一方を「光量ステップA*」の基準光量A*として記憶する手段であり(A*も例えば1〜64)、基本的に前記の基準音量記憶手と同様に動作し、CM検出手段がCM部分を検出し始めたときに、制御部6の制御によってその時のブライトネス調整部14、コントラスト調整部15の調整量の1〜64のステップ値(「ブライトネスステップ」、「コントラストステップ」)を不揮発性メモリ部8が基準光量A*として保持することで実現される。なお、「ブライトネスステップ」、「コントラストステップ」を記憶するか否かは前記の自動変更モードに設定されているか否かによって決まる。
明るさ判定手段は、基準光量A*が、設定された「光量ステップZ*」の指定減光量Z*(Z*も例えば1〜64)のL倍(Lは1より大きい係数)以上か否かを判定する手段であり、音量判定手段と同様の手段である。
減光御手段は、前記明るさ判定手段の判定結果に基づき基準光量A*が指定減光量Z*のL倍以上であればCM部分の再生出力中の画面のブライトネス、コントラスの何れか一方又は両方を不揮発性メモリ部8の基準光量A*より指定減光量Z*低いブライトネス、コントラスに低減してCM部分の再生出力中の画面の明るさを不揮発性メモリ部8の基準光量A*より指定減光量Z*低い光量の明るさに低減し、基準光量A*が指定減光量Z*のL倍より小さければCM部分の再生出力中の画面のブライトネス、コントラスの何れか一方又は両方を不揮発性メモリ部8の基準光量A*の(L−1)/Lに低減してCM部分の再生出力中の画面の明るさを基準光量A*の(L−1)/Lに低減する。
具体的には、減音制御手段と同様に動作し、L=2の場合、基準光量A*が指定減光量Z*の2倍以上(A*≧2×Z*)であれば、CM部分のブライトネス、コントラストの何れか一方又は両方を、Y*=A*−Z*に低減し(Y*はCM部分のブライトネス、コントラスト)、基準光量A*が指定減光量Z*の2倍より小(A*<2×Z*)であれば、CM部分のブライトネス、コントラストの何れか一方又は両方を、Y*=A*×((L−1)/L))=A*/2に低減する。
このようにすることで、CM部分の画面の明るさY*は、図5の減音特性図の実線yの特性と同様の特性で低減される。
したがって、CM部分の画面の明るさY*は、ユーザが設定した指定減光量Z*に基づき、基準光量A*がL×Z*(L=2の場合は2×Z*)以上か否かによって基準光量A*に対する減光変化特性を変えて基準光量A*に応じた光量に低減される。
そして、番組部分の基準光量A*に対してA*−Z*又はA*×((L−1)/L)の簡単な演算をする処理負担が少なく、テレビジョン受信装置1の記憶容量や処理負担等の面から極めて実用的な構成で、CM部分の効果的な明るさの低減を実現することができる。
減光解除手段は、例えばテレビ番組の音声がステレオからモノラルに変化し、CM検出手段がCM部分の検出を終了したときに受信装置1の画面の明るさを不揮発性メモリ部8の基準光量A*に戻す手段である。
そのため、CM部分からつぎの番組部分に移行したときには、自動的に減光が解除されて受信装置1の画面の明るさが元の基準光量A*の明るさににすばやく戻る。
次に、制御部6の本実施形態の音量及び画面の明るさの制御を図2及び図3を参照して説明する。
制御部6は本体装置2のスタンバイ状態でリモコン端末器3の電源オンのキー操作を待機し(図2のステップS1)、リモコン端末器3の電源キー33が操作されて電源オンになると、ステップS1からステップS2に移行する。
そして、テレビ番組の再生中にモノラル音声からステレオ音声に変化すると、ステップS2からステップS3に移行し、音量自動変更モードであれば、ステップS3からステップS4に移行する。
そして、電子音量調整部21L、21Rの「音量ステップA」の数値を、減音前の基準音量Aとして検出し、不揮発性メモリ部8に書き込んで記憶保持する。
更に、ステップS4からステップS5に移行し、例えばK=2の設定に基づき、基準音量AがA≧2×Zか否かを判別し、A≧2×Zの大きな音量であれば、ステップS5からステップS6に移行して電子音量調整部21L、21Rの「音量ステップY」の数値を指定減音量Z引き下げ、CM部分の出力音量YをY=A−Zに減音する。
又、ステップS5の判別結果がA0<2×Zの小さな音量であれば、ステップS5からステップS7に移行し、K=2の設定に基づき、電子音量調整部21L、21Rの「音量ステップ」の数値をA0/2に半減し、CM部分の出力音量A1をA1=A0/2に減音する。
そして、ステップS6又はステップS7の減音処理後、ステップS8によって明るさの自動変更モードに設定されていれば、ステップS9に移行して図3のステップQ1〜Q10の処理に移行し、CM部分の画面の明るさを低減する。
その後、図2のステップS10に戻り、ステップS10、S11のループ処理によって、モノラル音声への変化、電源オフのキー操作を待機し、CM部分から番組部分に移行し、モノラル音声になると、ステップS10からステップS12に移行し、音量及び明るさを基準音量A、基準光量A*に戻した後、ステップS1に移行してこのステップS1から処理をくり返す。
したがって、この実施形態の場合、テレビ番組の鑑賞中にCM部分になると自動的に音量及び画面の明るさを、直前の音量、明るさかに応じて自動的にきめ細かに効果的に減音し、番組鑑賞特性を著しく向上することができる。
その際、CM部分検出手段が、テレビ番組の音声信号のステレオ、モノラルから番組部分とCM部分とを識別してCM部分を検出するため極めて実用的である。
更に、CM部分から番組部分に移行すると、自動的に低減を解除し、テレビジョン受信装置1の音量及び画面の明るさを元の状態に戻すことができる。
そのため、記憶容量や制御部6の処理負担が極めて少ない簡単な処理により、従来にない効果的なCM部分の音量及び画面の明るさの低減及びこの低減の自動解除を実現することができる。
そして、本発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において上述したもの以外に種々の変形実施を行なうことが可能であり、例えば、明るさ判定手段、減光御手段、減光解除手段及び基準光量記憶手段を省き、CM部分で減音のみを行なうようにしてもよい。又、指定減光量Z*は、ブライトネス、コントラストに共通に設定してもよいが、ブライトネス、コントラストの別に設定することが実用的で好ましい。
そして、本発明の音量調整装置は、テレビジョン受信装置1のようなテレビ番組の受信、媒体再生の少なくとも何れか一方を行なう種々の再生装置に適用することができるのは勿論である。
1 テレビジョン受信装置
2 本体装置
6 制御部
8 不揮発性メモリ部
14 ブライトネス調整部
15 コントラスト調整部
21L、21R 電子音量調整部
2 本体装置
6 制御部
8 不揮発性メモリ部
14 ブライトネス調整部
15 コントラスト調整部
21L、21R 電子音量調整部
Claims (3)
- 受信又は媒体再生によって得られたテレビ番組の画面及び音声の再生出力中に前記テレビ番組の番組部分間のCM部分を検出し、前記CM部分の少なくとも音量を低減する再生装置において、前記テレビ番組の信号から前記テレビ番組の前記番組部分と前記CM部分を識別して再生出力する前記CM部分を検出するCM検出手段と、前記CM検出手段の前記CM部分の検出開始により前記CM部分の再生出力直前の出力音量を基準音量として記憶する基準音量記憶手段と、前記基準音量が、設定された指定減音量のK倍(Kは1より大きい係数)以上か否かを判定する音量判定手段と、該音量判定手段の判定結果に基づき前記基準音量が前記指定減音量の前記K倍以上であれば前記CM部分の再生出力中の音量を前記基準音量記憶手段の前記基準音量より前記指定減音量低い音量に減音し、前記基準音量が前記指定音量の前記K倍より小さければ前記CM部分の再生出力中の音量を前記基準音量記憶手段の前記基準音量の(K−1)/Kに減音する減音制御手段と、前記CM検出手段の前記CM部分の検出終了により出力音量を前記基準音量記憶手段の前記基準音量に戻す減音解除手段を備えたことを特徴とする再生装置。
- 請求項1記載の再生装置において、前記CM部分検出手段は、テレビ番組の音声信号のステレオ、モノラルから前記番組部分と前記CM部分とを識別して前記CM部分を検出することを特徴とする再生装置。
- 請求項1又は2記載の再生装置において、前記CM検出手段の前記CM部分の検出開始により前記CM部分の再生出力直前の画面のコントラスト、輝度の少なくともいずれか一方を基準光量として記憶する基準光量記憶手段と、前記基準光量が、設定された指定減光量のL倍(Lは1より大きい係数)以上か否かを判定する明るさ判定手段と、該明るさ判定手段の判定結果に基づき前記基準光量が前記指定減光量の前記L倍以上であれば前記CM部分の再生出力中の画面の明るさを前記基準光量記憶手段の前記基準光量より前記指定減光量低い光量の明るさに低減し、前記基準光量が前記指定減光量の前記L倍より小さければ前記CM部分の再生出力中の画面の明るさを前記基準光量記憶手段の前記基準光量の(L−1)/Lに低減する減光御手段と、前記CM検出手段の前記CM部分の検出終了により画面の明るさを前記基準光量記憶手段の前記基準光量の明るさに戻す減光解除手段をさらに備えたことを特徴とする再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006147788A JP2007318592A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006147788A JP2007318592A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007318592A true JP2007318592A (ja) | 2007-12-06 |
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ID=38852031
Family Applications (1)
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JP2006147788A Withdrawn JP2007318592A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007318592A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020121050A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
-
2006
- 2006-05-29 JP JP2006147788A patent/JP2007318592A/ja not_active Withdrawn
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