JP2007318056A - 積層型固体電解コンデンサ及び積層型固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法 - Google Patents

積層型固体電解コンデンサ及び積層型固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法 Download PDF

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大悟 伊藤
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Abstract

【課題】 小型で大容量の積層型固体電解コンデンサの構造の改良により、積み重ねたコンデンサ素子間に部分的に外装樹脂が侵入することの防止を図る。
【解決手段】 複数のコンデンサ素子6が積層された積層体チップ10と、この対向する端面に固着されたフレームリード11a,11bと、外装12とを備え、弁作用を有する4つの辺A、C、B、Dを備えた矩形の金属箔1と、この主面上の少なくとも3つの辺C、B、Dのそれぞれの近傍を覆うレジスト層2と、露出する金属箔1の両主面が粗面3にされて表面積が拡大された部分と、この上の誘電体皮膜4と、この上の陰極材料層5と、を備えるコンデンサ素子が複数積層固着された積層体チップ10の陽極取り出し端面10bを除いて、露出する金属箔の端面に酸化被膜7が形成されている。従って、陰極側と陽極側とを同じ厚みにすることができ、コンデンサ素子間に部分的に樹脂が進入する隙間を有さない。
【選択図】図2

Description

本発明は、大容量を実現できる積層型固体電解コンデンサ及び積層型固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法に関するものである。
電子機器の軽薄短小化に伴い、それに使用される固体電解コンデンサも小型で大容量なものが要求されている。
固体電解コンデンサを含む電解コンデンサは、一般に、アルミニウム、タンタル、ニオブ、チタン等の弁作用を有する金属の単体もしくはそれらの合金が陽極として用いられる。アルミニウムを例にとると、アルミニウムからなる金属箔の表面をエッチング処理等により粗面化して表面積を拡大し、この弁作用を有する金属箔に陽極酸化による化成処理を施すことで、表面に印加電圧に応じた膜厚の絶縁性酸化被膜を形成させる。このようにして金属箔表面に形成された酸化被膜を誘電体層として、この誘電体層上に陰極として導電性物質材料を形成させることでコンデンサ素子としている。
積層型固体電解コンデンサにおいては、コンデンサ素子の陰極部同士、陽極部同士がそれぞれ重なり合うように順次積層され、圧着されることで積層体が形成される。陽極部はスポット溶接などの従来公知の技術により陽極側リードフレームと接合される。陰極部は誘電体層上に導電性高分子等からなる固体電解質層が形成され、この固体電解質層の表面にカーボンペースト及び銀ペースト等の従来公知の導電性材料が順次形成されて陰極側リードフレームと接合される。
また、最近では、実装時の占有面積をできるだけ抑えたままで大容量化を図るために、平板状の素子を積層する技術が実用化されてきている。具体的には、陰極と陽極との厚みの差を解消する手段として、スペーサを挿入することが試みられている。特許文献1には、図26に示されるように、平板状のコンデンサ素子101の陽極引き出し部106にスペーサ102を挿入して複数個積層し、積層体に外装樹脂112を被覆した積層型固体電解コンデンサ120が提案されており、また、前記特許文献1には、連結あるいは連続した複数のコンデンサ素子を同時に重ねて積層した後、個別のコンデンサ素子あるいは素子積層体に分割する積層型固体電解コンデンサの製造方法も提案されている。
特開2003−77764号公報
しかしながら、前記のような背景技術の積層型固体電解コンデンサ120においては、陰極と陽極との厚みの差を解消する手段として陽極引き出し部106にスペーサ102を挿入することが試みられているが、陽極引き出し部106と陰極側との間に空隙が出来てしまうため、外装樹脂112の被覆を施す際に、積層されたコンデンサ素子101間の空隙に樹脂が入り込み、このようにコンデンサ素子101間の空隙に部分的に入り込んだ樹脂が熱膨張等により前記コンデンサ素子101の誘電体皮膜が形成された部分を圧迫して、誘電体皮膜に損傷を発生させ、漏れ電流を増大させやすいという課題があった。
また、前記のような背景技術の積層型固体電解コンデンサの製造方法においては、連結あるいは連続した複数のコンデンサ素子を同時に重ねて積層した後、個別のコンデンサ素子あるいは素子積層体に分割する際、弁作用を有する金属箔が剪断応力によって延伸され、重なり合う上層と下層との短絡が発生しやすいという課題があった。
本発明は、以上の点に着目したもので、その目的は、積み重ねたコンデンサ素子間に部分的に樹脂が侵入するのを防止して、漏れ電流を増大させるおそれの少ない積層型固体電解コンデンサを提供することにある。
また本発明の目的は、連結あるいは連続した複数のコンデンサ素子を同時に重ねて積層した後、個別のコンデンサ素子あるいは素子積層体に分割する際、弁作用を有する金属箔が剪断応力によって延伸されても、重なり合う上層と下層とのコンタクトが抑制される積層型固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の積層型固体電解コンデンサは、(1)複数の矩形のコンデンサ素子が厚み方向に積層された積層体チップと、該積層体チップの対向する一対の端面にそれぞれ固着されたリードフレームと、前記リードフレームの端部を露出し前記積層体チップを被覆する外装と、を備えた積層型固体電解コンデンサにおいて、
前記複数のコンデンサ素子のそれぞれが、弁作用を有する矩形の金属箔と、前記金属箔の両主面上の少なくとも3つの辺のそれぞれの近傍を覆うように形成されたレジスト層と、前記金属箔のレジスト層から露出する部分の表面に形成された粗面と、前記それぞれの金属箔の粗面の表面に形成された誘電体皮膜と、前記それぞれの誘電体皮膜上に形成された陰極材料層と、を備えるとともに、
前記厚み方向に複数積層されたコンデンサ素子は、厚み方向で相互に固着されたものであり、
前記積層体チップの前記それぞれの金属箔の陰極材料層が露出する端面に対向する陽極取り出し端面を除いて、露出する金属箔の端面に酸化被膜が形成されていることを特徴とする。
本発明の主要な実施形態は、(2)前記レジスト層が絶縁性材料であり、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂のいずれかで形成されたものであることを特徴とする。
また、本発明の積層型固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法は、(3)コンデンサ素子単位に相当する矩形の領域を複数備えた弁作用を有する金属箔を準備する工程、
前記金属箔の両主面上の少なくとも矩形の領域の3つの辺のそれぞれの近傍を覆うようにレジスト層を形成する工程、前記金属箔のレジスト層から露出する部分の表面に粗面を形成する工程、前記金属箔の両主面の粗面の表面に誘電体皮膜を形成する工程、前記誘電体皮膜上に陰極材料層を形成する工程、前記レジスト層、粗面、誘電体皮膜及び陰極材料層が形成された金属箔を複数厚み方向に積層固着し積層体を形成する工程、前記で得られた積層体をコンデンサ素子単位の矩形の領域に切断して積層体チップを得る工程、前記積層体チップの陰極材料層が露出する端面に対向する陽極取り出し端面を除いて露出する金属箔の端面に酸化皮膜を形成する工程、を有することを特徴とする。
また、本発明の主要な実施形態は、(4)前記積層体を形成する工程が、前記複数枚の金属箔を間に接着剤層を挟んで接着するものであることを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態は、(5)前記積層体を形成する工程が、前記複数枚の金属箔のレジスト層同士を熱圧着により接着するものであることを特徴とする。
上記(1)の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、コンデンサ素子のそれぞれが矩形の金属箔の両主面上の少なくとも3つの辺のそれぞれの近傍を覆うようにレジスト層が形成されているので、陰極側と陽極側とを同じ厚みにすることができ、このように陰極側と陽極側を含めて同じ厚みのコンデンサ素子が厚み方向に複数積層されているので、外装樹脂被覆時にコンデンサ素子間に部分的に樹脂が進入する隙間を有さない。
また、上記(3)の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、コンデンサ素子のそれぞれが矩形の金属箔の両主面上の少なくとも矩形の領域の3つの辺のそれぞれの近傍を覆うレジスト層が形成されているとともに、このレジスト層により陰極側と陽極側とを同じ厚みにすることができ、このように陰極側と陽極側を含めて同じ厚みのコンデンサ素子が厚み方向に複数積層されているので、個々の積層体チップに切断する際に、弁作用を有する金属箔が剪断力応力によって延伸された場合であっても、上層の金属箔と下層の金属箔とのコンタクトが抑制される。
その他の本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明の上記(1)の課題解決手段によれば、積み重ねられたコンデンサ素子間に樹脂が侵入する隙間を有さないので、コンデンサ素子の誘電体皮膜が形成された部分を圧迫することがなく、漏れ電流を増大させるおそれの少ない積層型固体電解コンデンサを提供することができる。
また、本発明の上記(3)の課題解決手段によれば、個々の積層体チップに切断する際に、弁作用を有する金属層が剪断応力によって延伸されても、重なり合う上層の金属箔と下層の金属箔とのコンタクトが抑制される積層型固体電解コンデンサの製造方法を提供することができる。
次に、本発明の積層型固体電解コンデンサの第1の実施形態について、図1〜図15を参照して説明する。図1は第1の実施形態の積層型固体電解コンデンサの全体構造を説明するための一部の内部構造を透視した斜視図であり、図2は、前記第1の実施形態の積層型固体電解コンデンサの内部構造を説明するための断面図であり、図3は前記図2の円で囲んだ領域AA,BBそれぞれの拡大断面図である。また、図4〜図15は、本発明の第1の実施形態の積層型固体電解コンデンサに用いられる積層体チップの製造方法の一例を説明するための図である。
図1〜図3に示すように、第1の実施形態の積層型固体電解コンデンサ20は、コンデンサ素子6が積層された積層体チップ10の陰極材料層5が露出する端面10aに陰極リードフレーム11aが固着されるとともに、前記端面10aに対向する陽極取り出しする端面10bに陽極リードフレーム11bが固着されており、前記陰極リードフレーム11a,陽極リードフレーム11bの端部がそれぞれ露出するように前記積層体チップ10を覆う外装12が形成されている。
さらに具体的には、(1)複数の矩形のコンデンサ素子6が厚み方向に積層された積層体チップ10と、該積層体チップ10の対向する一対の端面10a,10bにそれぞれ固着されたリードフレーム11a,11bと、前記リードフレーム11a,11bの端部を露出し前記積層体チップ10を被覆する外装12と、を備えた積層型固体電解コンデンサ20において、
前記複数のコンデンサ素子6のそれぞれが、弁作用を有する例えば4つの辺A、C、B、Dを備えた矩形の金属箔1と、前記それぞれの金属箔1の両主面上の少なくとも3つの辺C、B、Dのそれぞれの近傍を覆うように形成されたレジスト層2と、前記金属箔1のレジスト層2から露出する部分の表面に形成された粗面3と、前記それぞれの金属箔1の粗面3の表面に形成された誘電体皮膜4と、前記それぞれの誘電体皮膜4上に形成された陰極材料層5と、を備えるとともに、
前記厚み方向に複数積層されたコンデンサ素子6は、厚み方向で相互に固着されたものであり、
前記積層体チップ10の前記それぞれの金属箔1の陰極材料層5が露出する端面10aに対向する陽極取り出し端面10bを除いて、露出する金属箔1の端面に酸化被膜7が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の第1の実施形態の固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法としては、図4に示すようにコンデンサ素子単位に相当する例えば4つの辺A、C、B、Dを有する矩形の領域を複数備えた弁作用を有する金属箔を準備する工程、図5に示すように前記金属箔1aの両主面上の少なくとも矩形の領域の3つの辺C、B、Dのそれぞれの近傍を覆うようにレジスト層2を形成する工程、図6に示すように前記金属箔1bのレジスト層2から露出する部分の表面に粗面3を形成する工程、図8に示すように前記金属箔1cの両主面の粗面3の表面に誘電体皮膜4を形成する工程、図9に示すように前記金属箔1dの前記誘電体皮膜4上に陰極材料層5を形成する工程、図10に示すように前記レジスト層2、粗面3、誘電体皮膜4及び陰極材料層5が形成された金属箔1eを複数厚み方向に積層固着し積層体8を形成する工程、図11に示すように前記で得られた積層体8を分割ライン9に沿ってコンデンサ素子6単位の4つの辺A、C、B、Dを備えた矩形の領域毎に切断して図12に示す積層体チップ10を得る工程、図14に示すように前記積層体チップ10の陰極材料層5が露出する端面10aに対向する陽極取り出し端面10bを除いて露出する金属箔1の端面に酸化皮膜7を形成する工程、を有することを特徴とする。
尚、積層型固体電解コンデンサ20は、さらに、図15に示すように前記積層体チップ10の陰極材料層5が露出する端面10aに陰極リードフレーム11aを固着するとともに、前記陽極取り出し端面10bに陽極リードフレーム11bを固着した後、前記図1〜図3に示すように前記リードフレーム11a,11bの端部が露出するように前記積層体チップ10に外装12を形成することにより得られる。
上記弁作用を有する金属箔としては、アルミニウムやその合金、もしくはその他の弁作用を有する金属やその合金が好ましく、金属素材から圧延等により厚さ50〜100μmに形成されて用いられる。
上記レジスト層2としては、絶縁性樹脂が好ましく、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、光(紫外線)硬化性樹脂等が選択して用いることができる。熱可塑性樹脂としては、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、アラミド樹脂等が挙げられる。上記光(紫外線)硬化性樹脂としては、アクリル酸系樹脂が挙げられる。金属箔1の表面へのレジスト層の形成は、スクリーン印刷法、グラビア印刷法等、公知の手法により厚さ20μm程度に形成することができる。
上記レジスト層2が形成された金属箔1bのレジスト層2から露出する表面に形成される粗面3としては、電解エッチング、化学エッチング等の公知の手法により金属箔の表面から35μm程度の深さに形成することができ、前記レジスト層2で被覆された金属箔1の表面よりも単位寸法当りの表面積が拡大されているものであればよい。
上記粗面3が形成された金属箔1cの粗面3上に形成される誘電体皮膜4としては、厚さ1μm以下が好ましく、陽極酸化処理により形成される酸化物誘電体皮膜であることが好ましい。上記金属箔1cの表面への陽極酸化処理にあたっては、レジスト層2から露出する表面に粗面3が形成された金属箔1cが巻回された図示省略した繰り出しロールから、例えば図7に示すように支持ローラ15a,15b,15c,15dで支持されながら電解液14が貯槽された陽極酸化処理槽13内を通過し、図示省略した巻取りロールに回収する所謂ロール・トゥー・ロール法を用いることにより、陽極酸化処理槽13を陰極、導電接続用ローラ15aと接する金属箔1を陽極としてそれぞれ電源16に接続することにより金属箔1cのレジスト層2から露出する表面に誘電体皮膜4を連続的に形成することが可能となる。前記陽極酸化処理槽13の電源16の電圧を増減させることにより、前記誘電体皮膜4の厚みを調整することができ、電源16の電圧を増すと誘電体皮膜4の厚みが増加して誘電体皮膜4の耐電圧は良好なものとなるが、誘電体皮膜4の厚みが増した分、静電容量が減少するので、コンデンサの用途に応じて誘電体皮膜4の厚みを調整することが好ましい。
上記誘電体皮膜4が形成された金属箔1dの誘電体被膜4上に形成される陰極材料層5としては、各種の固体電解質から選択して用いることができ、固体電解質としては、二酸化マンガン等の半導体性金属酸化物、TCNQ錯塩等の有機半導体、PEDT等の各種の導電性高分子等が挙げられ、特に、導電性高分子のようにセルフヒーリング性の高い材料が好ましい。また、上記陰極材料層5の厚みは前記レジスト層2の厚みと同等とすることが好ましい。
上記コンデンサ素子6が複数厚み方向に積層固着された積層体チップ10としては、本実施形態においては6つのコンデンサ素子6が厚み方向に積層されているが、これに限定するものではなく、10〜100層と多数層積層してもよい。積層体チップ10のサイズは、本実施形態においては、陰極陽極方向の長さ(辺C、辺D)が5.5mm、幅(辺A、辺B)が3.5mmの矩形としたが、これに限定するものではなく、例えば長さ10mm、幅10mmの正方形等種々変更することができる。また、コンデンサ素子間に、例えばエポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂を主成分とする厚さ数μm〜20μm程度の接着剤層21を介して固着されたものや、前記コンデンサ素子6を複数厚み方向に積層し熱圧着して隣り合わせるコンデンサ素子のレジスト層2同士を融着層等により積層固着したものが好ましい。
これによれば、コンデンサ素子6の陰極側と陽極側との僅かな厚みの差や微小空隙等の種々の空隙が発生することが防止される。
上記積層体チップ10の露出する金属箔1の端面に形成される酸化被膜7としては、例えば図13に示すように、電解液18が貯槽された陽極酸化処理槽17a内に、Ti等の金属板を陰極、積層体チップ10を陽極として陽極取り出し端面10bに電源19の陽極側を接続して電解液中に浸漬した積層体チップ10の露出する金属箔1の端面に陽極酸化処理により形成された酸化皮膜7が好ましく、その厚みは、上記誘電体皮膜4の厚みよりも大きいことが好ましい。また、前記誘電体皮膜4と同様に、陽極酸化処理槽17aの電源19の電圧の増減により前記酸化皮膜7の厚みを調整することができる。前記上記陰極材料層5として導電性高分子が用いられている場合には、陽極酸化処理に用いられる電解液として電解質含有有機溶媒を用いることが好ましい。
上記積層体チップ10の対向する一対の端面10a,10bには、リードフレーム11a,11bがそれぞれ固着される。上記陰極材料層5の端面が露出される端面10aと陰極リードフレーム11aとの固着には、図3(A)に示すようにカーボンペースト層とAg粉末を含有する導電性樹脂ペースト層とを順次重ねた接合材層11により固着することが好ましく、上記陰極材料層5の端面上にスクリーン印刷、ディスペンサ等、公知の各種塗布手段を用いて前記ペーストを供給した後、所定の温度で熱硬化することができる。
また、図3(B)に示すように陽極取り出し端面10bと陽極リードフレーム11bとの固着は、スポット溶接等の公知の導電固着手段を用いることができる。
上記陰極材料層5が形成された金属箔1eの積層体8をコンデンサ素子単位の矩形の領域に切断して積層体チップ10を得るにあたっては、ダイサー等の公知の切断手段から選択して用いることができる。
次に、本発明の積層型固体電解コンデンサの第2の実施形態について、図16〜図25を参照して説明する。図16は第2の実施形態の積層型固体電解コンデンサの全体構造を説明するための一部の内部構造を透視した斜視図であり、図17は、前記第2の実施形態の積層型固体電解コンデンサの内部構造を説明するための断面図断面図であり、図18は前記図17の円で囲んだ領域CC,DDそれぞれの拡大断面図である。また、図19〜図25は、本発明の第2の実施形態の積層型固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法の一例を説明するための図である。
図16〜図18に示すように、第2の実施形態の積層型固体電解コンデンサ50は、コンデンサ素子36が積層された積層体チップ40の陰極材料層35が露出する端面40aに陰極リードフレーム41aが固着されるとともに、前記端面40aに対向する陽極取り出し端面40bに陽極リードフレーム41bが固着されており、前記陰極リードフレーム41a,陽極リードフレーム41bの端部がそれぞれ露出するように前記積層体チップ40を覆う外装42が形成されている点は先の第1の実施形態と同様である。
さらに具体的には、(1)複数の矩形のコンデンサ素子36が厚み方向に積層された積層体チップ40と、該積層体チップ40の対向する一対の端面40a,40bにそれぞれ固着されたリードフレーム41a,41bと、前記リードフレーム41a,41bの端部を露出し前記積層体チップ40を被覆する外装42と、を備えた積層型固体電解コンデンサ50において、
前記複数のコンデンサ素子36のそれぞれが、弁作用を有する4つの辺A、C、B、Dを備えた矩形の金属箔31と、前記金属箔31の両主面上の少なくとも3つの辺C、B、Dのそれぞれの近傍を覆うように形成されたレジスト層32と、前記金属箔31のレジスト層32から露出する部分の表面に形成された粗面33と、前記それぞれの金属箔31の粗面33の表面に形成された誘電体皮膜34と、前記それぞれの誘電体皮膜34上に形成された陰極材料層35と、を備えるとともに、
前記厚み方向に複数積層されたコンデンサ素子36は、厚み方向で相互に固着されたものであり、
前記積層体チップ40の前記それぞれの金属箔31の陰極材料層35が露出する端面30aに対向する陽極取り出し端面30bを除いて、露出する金属箔31の端面に酸化被膜37が形成されていることを特徴とする。
本第2の実施形態の積層型固体電解コンデンサ50と前記第1の実施形態の積層型固体電解コンデンサ20とで異なる点は、コンデンサ素子37のレジスト層32が4つの辺A、C、B、Dを備えた矩形の金属箔31の両主面上の少なくとも3つの辺C、B、Dのそれぞれの近傍を被覆するだけでなく、残る1辺Aの一部を被覆する延出部32aを有する点にあり、これによれば、リードフレーム41aが固着される部分を除いて粗面33、誘電体皮膜34及び陰極材料層35が形成された部分を延出部32aを有するレジスト層32が取り囲むため、陰極材料層が形成された陰極側とレジスト層が形成された陽極側との僅かな厚みの差の発生を減少させることができるとともに、僅かな間隙の発生を防止することができる。
また、本発明の第2の実施形態の固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法としては、前記第1の実施形態と同様にコンデンサ素子36単位に相当する矩形の領域を複数備えた弁作用を有する金属箔を準備する工程、前記金属箔の両主面上の少なくとも矩形の領域の3つの辺のそれぞれの近傍を覆うように図19に示すようにレジスト層32を形成する工程、前記金属箔31bのレジスト層32から露出する部分の表面に粗面33を形成する工程、前記金属箔の両主面の粗面33の表面に誘電体皮膜34を形成する工程、前記金属箔の誘電体皮膜34上に図20に示すように陰極材料層35を形成する工程、図21に示すように前記レジスト層32、粗面33、誘電体皮膜34及び陰極材料層35が形成された金属箔31eを複数厚み方向に積層固着し積層体38を形成する工程、図22に示すように前記で得られた積層体38をコンデンサ素子36単位の矩形の領域に切断して図23に示す積層体チップ40を得る工程、前記積層体チップ40の陰極材料層35が露出する端面40aに対向する陽極取り出し端面40bを除いて露出する金属箔31の端面に酸化皮膜37を形成する工程、を有することを特徴とする。
尚、積層型固体電解コンデンサを得るには、前記積層体チップ40の陰極材料層35が露出する端面40aに陰極リードフレーム41aを固着するとともに、前記陽極取り出し端面40bに陽極リードフレーム41bを固着し、さらに、前記リードフレーム41a,41bの端部が露出するように前記積層体チップ40に外装42を形成する。
また、本第2の実施形態の積層型固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法と前記第1の実施形態の積層型固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法とで異なる点は、前記第1の実施形態が複数の金属箔1eの間に接着剤層21を挟んで固着するものであったのに対し、本第2の実施形態においては、前記積層体を形成する工程が、複数の金属箔31eのレジスト層32同士を熱圧着により固着するものであることを特徴とする。このとき、レジスト層32を構成する絶縁性樹脂としては、前記導電性高分子の分解温度以下で可塑化する熱可塑性樹脂や、コンデンサ素子形成時は熱硬化性樹脂を指触乾燥状態に留め、熱圧着により本硬化させて積層固着に用いることもできる。
これによれば、コンデンサ素子間に接着剤層を介在させない分、積層体チップの厚み寸法を抑えることができ、また、同じ厚み寸法であればコンデンサ素子の積層数を増加させることができるので、小型で大容量の積層型固体電解コンデンサを容易に製造することが可能となる。
また、前記コンデンサ素子36のレジスト層32が4つの辺A、C、B、Dを有する矩形の金属箔31の両主面上の少なくとも3つの辺C、B、Dのそれぞれの近傍を被覆するだけでなく残る1辺Aの一部を被覆する延出部32aを有するので、個々の積層体チップ40に切断する際に、弁作用を有する金属箔が剪断応力によって延伸されても、重なり合う上層の金属箔と下層の金属箔とのコンタクトが抑制される。
前記第1の実施形態では、積層体を形成する際に接着剤層を用いて積層固着したが、これに限定するものではなく、前記第2の実施形態と同様に熱圧着によりレジスト層同士を固着してもよい。
また、前記第2の実施形態では、積層体を形成する際に熱圧着によりレジスト層同士を接着したが、これに限定するものではなく、第1の実施形態と同様に接着剤層を用いて積層固着してもよい。
本発明によれば、小型で大容量の積層型固体電解コンデンサ及びそれを利用した軽薄短小の各種電子機器の用途に好適である。
本発明の積層型固体電解コンデンサの第1の実施形態を示す斜視図である。 前記第1の実施形態の内部構造を示す断面図である。 前記第1の実施形態の図2の円形の領域を示す拡大断面図である。 前記第1の実施形態における金属箔を示す要部拡大斜視図である。 前記第1の実施形態におけるレジスト膜が形成された状態の金属箔を示す要部拡大斜視図である。 前記第1の実施形態における粗面が形成された状態の金属箔を示す要部拡大斜視図である。 前記第1の実施形態における前記金属箔の粗面の表面に誘電体皮膜を形成するための陽極酸化処理槽の一例を示す断面図である。 前記第1の実施形態における誘電体皮膜が形成された状態の金属箔を示す要部拡大斜視図である。 前記第1の実施形態における陰極材料層が形成された状態の金属箔を示す要部拡大斜視図である。 前記第1の実施形態における陰極材料層が形成された金属箔を厚み方向に複数積層するプロセスを示す要部拡大斜視図である。 前記第1の実施形態における積層体から矩形のコンデンサ素子単位に分割するプロセスを示す要部拡大斜視図である。 前記第1の実施形態における分割後の積層体チップを示す斜視図である。 前記第1の実施形態における積層体チップの露出する金属箔の端面に酸化皮膜を形成するための陽極酸化処理槽の一例を示す断面図である。 前記第1の実施形態における端面に酸化皮膜が 形成された状態の積層体チップを示す斜視図である。 前記第1の実施形態における積層体チップの対向する端面にリードフレームを固着した常態を示す要部拡大斜視図である。 本発明の積層型固体電解コンデンサの第2の実施形態を示す斜視図である。 前記第2の実施形態の内部構造を示す断面図である。 前記第2の実施形態の図17の円形の領域を示す拡大断面図である。 前記第2の実施形態におけるレジスト膜が形成された状態の金属箔を示す要部拡大斜視図である。 前記第2の実施形態における陰極材料層が形成された状態の金属箔を示す要部拡大斜視図である。 前記第2の実施形態における陰極材料層が形成された金属箔を厚み方向に複数積層するプロセスを示す要部拡大斜視図である。 前記第2の実施形態における積層体から矩形のコンデンサ素子単位に分割するプロセスを示す要部拡大斜視図である。 前記第2の実施形態における分割後の積層体チップを示す斜視図である。 前記第2の実施形態における端面に酸化皮膜が形成された状態の積層体チップを示す斜視図である。 前記第2の実施形態における積層体チップの対向する端面にリードフレームを固着した常態を示す要部拡大斜視図である。 背景技術の一例を示す断面図である。
符号の説明
1:金属箔
2:レジスト層
3:粗面
4:誘電体皮膜
5:陰極材料層
6:コンデンサ素子
7:酸化皮膜
8:積層体
9:分割ライン
10:積層体チップ
10a:陰極材料層が露出する端面
10b:陽極取り出し端面
11:接合材層
11a,11b:リードフレーム
12:外装
13:陽極酸化処理槽(陰極)
14:電解液
15a,15b,15c,15d:搬送ローラ
16:電源
17a:陽極酸化処理槽
17b:陰極
18:電解液
19:電源
20:積層型固体電解コンデンサ
21:接着剤層
31:金属箔
32:レジスト層
32a:延出部
33:粗面
34:誘電体皮膜
35:陰極材料層
36:コンデンサ素子
37:酸化皮膜
38:積層体
39:分割ライン
40:積層体チップ
40a:陰極材料層が露出する端面
40b:陽極取り出し端面
41:接合材層
41a,41b:リードフレーム
42:外装
50:積層型固体電解コンデンサ
51:圧着層
A,B,C,D:辺

Claims (5)

  1. 複数の矩形のコンデンサ素子が厚み方向に積層された積層体チップと、該積層体チップの対向する一対の端面にそれぞれ固着されたリードフレームと、前記リードフレームの端部を露出し前記積層体チップを被覆する外装と、を備えた積層型固体電解コンデンサにおいて、
    前記複数のコンデンサ素子のそれぞれが、弁作用を有する矩形の金属箔と、前記金属箔の両主面上の少なくとも3つの辺のそれぞれの近傍を覆うように形成されたレジスト層と、前記金属箔のレジスト層から露出する部分の表面に形成された粗面と、前記それぞれの金属箔の粗面の表面に形成された誘電体皮膜と、前記それぞれの誘電体皮膜上に形成された陰極材料層と、を備えるとともに、
    前記厚み方向に複数積層されたコンデンサ素子は厚み方向で相互に固着されたものであり、
    前記積層体チップの前記それぞれの金属箔の陰極材料層が露出する端面に対向する陽極取り出し端面を除いて、露出する金属箔の端面に酸化被膜が形成されていることを特徴とする積層型固体電解コンデンサ。
  2. 前記レジスト層が絶縁性材料であり、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂のいずれかで形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の積層型固体電解コンデンサ。
  3. コンデンサ素子単位に相当する矩形の領域を複数備えた弁作用を有する金属箔を準備する工程、
    前記金属箔の両主面上の少なくとも矩形の領域の3つの辺のそれぞれの近傍を覆うようにレジスト層を形成する工程、
    前記金属箔のレジスト層から露出する部分の表面に粗面を形成する工程、
    前記金属箔の両主面の粗面の表面に誘電体皮膜を形成する工程、
    前記誘電体皮膜上に陰極材料層を形成する工程、
    前記レジスト層、粗面、誘電体皮膜及び陰極材料層が形成された金属箔を複数厚み方向に積層固着し積層体を形成する工程、
    前記で得られた積層体をコンデンサ素子単位の矩形の領域に切断して積層体チップを得る工程、
    前記積層体チップの陰極材料層が露出する端面に対向する陽極取り出し端面を除いて露出する金属箔の端面に酸化皮膜を形成する工程、
    を有することを特徴とする積層型固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法。
  4. 前記積層体を形成する工程が、前記複数枚の金属箔を間に接着剤層を挟んで接着するものであることを特徴とする請求項3記載の積層型固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法。
  5. 前記積層体を形成する工程が、前記複数枚の金属箔のレジスト層同士を熱圧着により固着するものであることを特徴とする請求項3記載の積層型固体電解コンデンサ用積層体チップの製造方法。
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