JP2007317281A - 追記型多層光ディスク、記録方法、再生方法、および記録装置 - Google Patents

追記型多層光ディスク、記録方法、再生方法、および記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】追記型の多層光ディスクにおいて、特定の層(L1層)にだけ正しくBCA記録できるようにする。
【解決手段】例えば405nmの波長の光を用いて記録再生が行われる追記型の片面2層光ディスクにおいて、光の入射面(受光面)から見て、手前の層をL0層とし、奥の層をL1層とした場合に、波長が600nmないし800nmの範囲内の光に対する吸光度を、L0層よりもL1層の方が大きくなるように構成し、600nmないし800nmの範囲内の光に対する吸光度が大きいL1層の一部分に、その光ディスクに関する特定情報を記録するエリア(BCA)を設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、片面当たり2層以上の記録層を有する追記型光ディスクに関する。とくに、受光面からみて奥側の層にバーストカッティングエリア(BCA)が記録される追記型多層光ディスクに関する。
一般に、BCA記録には波長600nm〜800nmの赤系レーザが使用されている。高精細ビデオ記録に対応した次世代の光ディスク(HD_DVD等)は、波長405nm前後の青系レーザで記録再生を行うため、600nm〜800nmの波長の光に対しては、通常は記録感度を持たない。この赤系波長に対して感度を持たせた先行技術として、特許文献1〜4がある。
特許文献1には、複数の吸収を有する記録層材料(図1参照)を用いた多層光記録媒体(図2参照)が開示されている。ここには多層の記録層を複数の異なる波長で記録再生する従来例の記述がある。特許文献2には、個別情報領域を短時間に効率よく記録再生するため、吸収波長が400nm〜700nmと750nm〜850nmにある色素を含む記録層を有する光記録媒体が開示されている(要約参照)。特許文献3には、記録再生波長が300nm〜500nm、500nm〜700nm、および/または70nm〜900nmである追記型記録用色素が開示されている(要約参照)。特許文献4には、青色レーザによる主情報記録と赤色レーザによるBCA記録とを共に可能とした光記録媒体が開示されている(要約参照)。
特開2005−4877号公報 特開2002−36726号公報 特開2003−211847号公報 特開2006−48771号公報
特許文献1の多層光記録媒体は、全ての層の色素が複数の波長で記録可能なことを特徴としている。また、この文献で従来例として述べられているものは、各層が別々の波長に対して記録可能な多層光ディスクである。このような2層光ディスクの奥の層(L1層)にBCAを記録する場合には、手前の層(L0層)に記録波長に対して感度があると、手前の層にも誤ってBCA情報が記録されてしまう。そうすると、奥の層に記録したBCA情報を正しく読み出せなくなる。これは、BCA記録装置が、高パワーかつ深い焦点深度でBCAの情報記録を行うためである。
特許文献3は記録層が多層の場合も示唆されているが(段落0043の最終行)、多層ディスクの場合において、手前の層(L0層)越しに奥の層(L1層)にBCA記録を行う場合の上記問題に対する対策は示されていない。
特許文献2〜4は単層光ディスクに関する発明であり、手前の層(L0層)越しに奥の層(L1層)にBCA記録を行う場合の上記問題に対する対策はない。
この発明の課題の1つは、片面当たり2層以上の記録層を有する追記型光ディスクにおいて、受光面からみて奥側の層に、正常な読み出しが可能なバーストカッティングエリア(BCA)を記録できるようにすることである。
この発明の一実施の形態に係る追記型多層光ディスクは、青紫ないし青の波長(450nm以下:例えば405nm±15nm)の光を用いて記録再生が行われる記録層が複数積層された光ディスクである。この光ディスクにおいて、光の入射面から見て、仮に手前の層をL0層とし、奥の層をL1層とした場合に、波長が600nmないし800nm(または650nmないし780nm、あるいは680nmないし780nm)の範囲内の光に対する吸光度を、L0層よりもL1層の方が大きくなるように構成する。
より具体的に例示すると、前記L1層は、前記450nm以下の波長の光により情報記録が行われるデータエリアよりも内周側に、波長が前記600nmないし800nmの範囲内の光により特定情報が記録されるバーストカッティングエリア(BCA)を持つ。このバーストカッティングエリアには、波長が前記600nmないし800nmの範囲内の光のうち、実際に使用する波長に対して高い吸光度(感度)を持つ第1の有機材料(色素)が用いられる。また、このバーストカッティングエリアに重なる前記L0層の部分には、波長が前記600nmないし800nmの範囲内の光に対して相対的に低い吸光度(感度)を持つ第2の有機材料(色素)が用いられる。
追記型多層光ディスクを構成する複数記録層のうちの少なくとも2層(例えばL0層とL1層)の両方において、BCA記録に使用する波長に対する有機色素材料の吸光度(感度)を規定することで、片方の層(例えばL1層)にだけ正しくBCA情報を記録できるようになる。
例えば2層HD_DVD−Rにおいて、手前の層(L0層)の色素を波長600nm〜800nm(または650nmないし780nm、あるいは680nmないし780nm)に対して低感度にし、奥の層(L1層)のBCA記録場所の色素を波長600nm〜800nm(または650nmないし780nm、あるいは680nmないし780nm)に対して高感度にする。すると、BCA記録装置で奥の層(L1層)にBCA情報を正しく記録することができ、その際に手前の層(L0層)がBCA記録レーザに殆ど反応しないためにそれ(L0層)が奥の層(L1層)のBCA再生時に有害なノイズ要因となることを防ぐことができる。
以下、図面を参照してこの発明の種々な実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施の形態に係る追記型片面多層(2層)光ディスクのL1層にバーストカッティングエリア(BCA)が形成されることを説明する図である。ここでは、レーザ受光面側の基板101にL0層が設けられ、L0層と向き合わせにL1層が設けられ、L1層の上に基板102が配置されて、基板厚1.2mmの張り合わせ2層ディスク100が構成されている。このディスク100の内周側のL1層上に、そのディスクに固有の情報がバーコード状のパターン(マーク)で記録されるBCA(Burst Cutting Area)が設けられる。
個々の光ディスクにはディスク製造時にディスク固有の情報を予め記録しておくことが望ましい。このとき記録されるディスク固有の情報は、例えばコピープロテクションなどで個々のディスクを識別する必要のあるとき等に使用される。CD、DVD、BD、HD_DVDなどの光ディスクにおいて、このようなディスク固有の情報(BCAレコード等)は、BCAと呼ばれるバーコード状のパターンとして、図1のように予めディスク内周部に刻まれる。その際、再生専用の2層光ディスクの場合には記録再生光の入射面から見て奥側の層に記録されるのが一般的である。
近年、光ディスクの大容量化への要望に応じ、再生専用型でなく記録型の光ディスクについても片面2層の光ディスクが開発されている。再生専用型と互換性を保つためには、記録型の2層光ディスクでも記録再生光の入射面から見て奥側の層にこのBCA信号を記録することが望ましい。しかしそれにはいくつかの問題点が存在する。以下にBCAの記録方法を述べると共に2層化した場合の問題点を挙げる。
BCAをディスクに設けるには、光ディスク成形時の型となるスタンパにBCAのパターンを刻んでおくという方法がある。しかしディスク一枚一枚に別個の固有の情報を記録するためには、製盤後のディスクに対して例えばレーザ光によりBCAパターンを刻む必要がある。通常、再生専用ディスクに対してBCAを記録する場合は、レーザで反射膜(アルミニウムや銀またはその合金)を焼ききることでパターンを作製する。また相変化記録型ディスクに対してBCAを記録する場合は、レーザで記録膜を相変化させて反射率を変えることでパターンを作製する。
一方、有機色素材料を用いた追記型の光ディスクの場合では、色素の感度は波長に対して非常に敏感であるため、短波長(例えば405nm)対応の色素を用いた次世代光ディスク(例えばBDやHD_DVD)に対して長波長(例えば650nm、680nm、あるいは780nm)のレーザを用いた現行のBCA記録装置を適用しても、満足にBCAパターンを記録できない。この場合、BCA記録装置のレーザパワーを強める事やBCA記録装置のレーザ波長をデータ記録波長(例えば405nm)に合わせて変更する事が考えられる。しかし、BCAの情報は手前の層(L0)越しに奥の層(L1)に記録するため、BCA記録装置の焦点深度が非常に深い(若しくはBCA記録光が平行光)事と相まって、この方法では手前の層の色素も反応してしまう。そしてそれがBCA信号再生時にノイズ(層間クロストーク信号)となってしまう。
そこで、この発明の実施の形態では、データの記録再生に用いる波長をA(nm)、BCA記録装置の波長をB(nm)としたとき、BCAを記録しない手前の層(L0)よりもBCAを記録する奥の層(L1)の方が波長Bに対する記録感度が高くなるように、使用する有機材料を選定している。実データ(MPEG4AVCなどでエンコードされた高精細ビデオデータ等)の記録に用いる波長とBCA情報の記録に用いる波長を別(A≠B)にしたままで、奥の層(L1)だけにBCA記録装置の波長にも対応した色素を用いる(例えば、405nm付近に感度を持つ色素と650nm〜780nm付近に感度を持つ色素といった、感度の違う2種類の色素を混合する)ことで、奥の層(L1)のみにBCA信号を選択的に記録することができる。BCAを記録する奥の層(L1)に相応しい色素の吸光度特性の実例については、図7を参照して後述する。
この実施の形態では、直径120mmで厚さが1.2mm(0.6mmのポリカーボネート成形基板2枚の貼り合せ)であり、かつ有機色素材料を用いた記録層を2層持つ追記型の光ディスクを例示している。記録再生光については波長(λ)405nmで開口数(NA)0.65の光学系を用いることとする。データ記録領域のグルーブ間トラックピッチは例えば400nmであり、BCA領域の位置は例えば半径22.2mm〜23.1mmの間とする。また、BCAパターンは、例えば幅(接線方向)数十μm、長さ(径方向)数百μm程度のバーコード状のパターンで構成される。
なお、この発明の実施の形態は上記例示に限られるわけではない。例えば、表面に0.1mmのカバー層を設けた光ディスクでも良く、直径80mmの光ディスクでも良く、更に高密度のトラックピッチパターンでも良く、更に短波長(例えばλが400nm以下)のレーザを使用しても良く、更に高開口数(NAが例えば0.8〜0.9)の光学系(対物レンズ)を使用しても良い。
この発明の実施の形態に係る追記型多層光ディスクの具体的な材料例としては、成形基板がポリカーボネート;成形に用いるスタンパがニッケル(Ni);記録層がアゾ系、ジアゾ系、シアニン系、フタロシアニン系、スチリル系、もしくはこれらの混合物からなる有機色素材料;反射膜が銀(Ag)、アルミ(Al)、金(Au)またはこれらをベースとする金属化合物;接着剤はアクリル系またはエポキシ系の紫外線硬化樹脂、とすることができる。これらの材料についても、上記の例示に限られるわけではない。ただしこの発明は記録層を複数持つ追記型光ディスクに関してのものであり、その代表例としての片面2層追記型光ディスクについては、その製造方法等を、図6を参照して後述する。
図2は、図1のBCAに記録されるBCAレコードの内容例を説明する図である。図2(a)に例示されるように、このレコードには、相対バイト位置0〜1にBCAレコードID(HD_DVDブックタイプ識別子を示す)が記述され、相対バイト位置2に適用規格のバージョン番号が記述され、相対バイト位置3にデータ長が記述され、相対バイト位置4に規格書のブックタイプとディスクタイプが記述され、相対バイト位置5に拡張パートバージョンが記述され、相対バイト位置6〜7はその他の情報記述用に予約されている。
BCAレコードのうち、そのディスクが準拠する規格書のブックタイプとディスクタイプの欄は、図2(b)に例示されるようになっている。すなわち、ブックタイプにはHD_DVD−R用の規格であることを示す情報を記述できるようになっており、ディスクタイプにはマーク極性フラグとツインフォーマットフラグを記述できるようになっている。
図2(b)のマーク極性フラグは、“0b”のときは記録マークからの信号が(隣接マーク間の)スペースからの信号よりも大きい“Low-to-High”ディスクであることを示し、“1b”のときは記録マークからの信号がスペースからの信号よりも小さい“High-to-Low”ディスクであることを示すことができる。また、ツインフォーマットフラグは、“0b”のときはツインフォーマットディスクではなく、“1b”のときはツインフォーマットディスクであることを示すことができる。ツインフォーマットディスクであるときは、(そのBACレコードが記録された)ディスクが2つの記録層を持ち、各層がDVDフォーラムで規定された別個のフォーマット(例えばHD_DVD-Video formatとHD_DVD-Video Recording format)を持つことになる。
現行DVDではツインフォーマットディスクは存在しないが、次世代のHD_DVDではツインフォーマットディスクが存在し得るので、BCAにツインフォーマットフラグを記述できるようになっていることは、この発明の一実施の形態に係る追記型多層(2層)光ディスク(次世代のHD_DVD用のディスク)にとって大きな意味がある。
図3は、図2のBCAレコード等を含む特定情報を図1のBCAに記録する装置の構成例を説明する図である。BCA記録装置によるBCA信号(図2のBCAレコード等の情報を含む信号)の記録は、完成形となったディスク100に対して行われる。コントローラ202からのBCA信号に応じてレーザ210を変調し、ディスク100の回転に同期させてバーコード状のBCAマークを記録する。BCA記録装置のレーザ波長には、600nm〜800nm(一般的には650nm〜780nmあるいは680nm〜780nm)の範囲内の1つが採用される。BCAの記録場所は、2層光ディスクならば一般的にL1層の内周部半径22.2mm〜23.1mm付近にある。BCA記録を行う際はL0層越しにL1層にレーザを照射することになるが、この発明の実施の形態では波長650nm〜780nm(あるいは680nm〜780nm)での吸光度(感度)を調整してある(L1層の感度>L0層の感度)。そのため、実質的な意味合いで、L1層にのみ選択的にBCA信号を正確に記録することができる。
このように各層の色素の感度(使用波長における吸光度)を調整することで、現在DVD製造ラインで一般的に使われているBCA記録装置のレーザ波長とレーザパワーそのままで、次世代光ディスクに対してBCA信号を記録することができる。また、L1層だけに選択的にBCA信号を記録することが可能なため、再生時にはL0層からの余分なクロストークノイズも無い。
すなわち、この発明の一実施の形態において、各層(L0、L1等)の色素の感度を調整する(例えば600nm〜800nmまたは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nmにおけるL1層色素の感度もしくは吸光度が、L0層色素の感度もしくは吸光度よりも大きくなるような有機材料を用いる)。そうすることで、現在DVD製造ラインで一般的に使われているBCA記録装置のレーザ波長とレーザパワーのままで、次世代光ディスク(片面2層のHD_DVD−R等)に対してBCA信号を記録することができる。その際、L1層だけに選択的にBCA情報を記録することが可能なため、BCA信号再生時にL0層からの余分なクロストークノイズが混入しない。
図4は、図1の追記型片面多層(2層)光ディスクのL1層に特定情報を記録(BCAポストカット)する手順の一例を説明するフローチャートである。図2のBCAレコード等の特定情報を含むBCA信号が図3のコントローラ202からレーザ出力制御部208に供給されると、その信号内容に対応して、レーザダイオード210から、波長600nm〜800nm(または650nm〜780nm、もしくは680nm〜780nm)の中の1つの波長のレーザ光が、パルシブに発光する(ST10)。こうして発光されたレーザ光パルスは、図1に示すディスク100のL0層越しに、L1層のBCA記録場所に照射される(ST12)。この照射はディスク100の回転に同期して継続される。BCAへの記録情報の残りがなくなれば(ST14イエス)、L0層越しのL1層へのBCAポストカットが終了する。
図5は、図1の追記型片面多層(2層)光ディスクのL1層から特定情報を再生する手順の一例を説明するフローチャートである。BCAに記録された情報を再生する際には、所定波長(例えば405nmまたは650nm)のレーザ光がL0層越しにL1層のBCAに照射される(ST20)。その反射光から、その光ディスクに関する特定情報(図2のBCAレコード等)が読み取られる(ST22)。この読み取りはディスク100の回転に同期して継続される。BCAからの読み取り情報の残りがなくなれば(ST24イエス)、L0層越しのL1層からのBCA再生は終了する。
図6は、この発明の一実施の形態に係る追記型片面2層光ディスクの製造工程例を説明する図である。この2層追記型光ディスクの作製方法を図6に沿って以下に述べる。まず射出成形によりL0層の成形板を作製する(ブロック0301)。成形材料は一般的にポリカーボネートである。L0層の成形の型に使うスタンパはレーザ露光されたフォトレジストパターンからNiメッキにより作製される。成形板の寸法は直径120mm、内径15mm、厚さ0.6mmである。この成形板に対して記録層となる有機色素材料を周知のスピンコート法により塗布し、反射膜となる金属膜(例えば銀または銀合金)を周知のスパッタ法などにより成膜する(ブロック0302)。なお、このL0層は、レーザ光が通過できるよう半透明である。
これと並行してL1層の型となるプラスチックスタンパを同じく射出成形により作製する(ブロック0303)。成形材料は、一般的にはシクロオレフィンポリマーであるが、ポリカーボネートやアクリルなどでも良い。L1層のNiスタンパは同じくレーザ露光したフォトレジストのメッキにより作製するが、パターンの凹凸はL0層と逆にしておく。
記録層を形成したL0層成形板とプラスチックスタンパをフォトポリマーを介して貼り合わせて、紫外線を照射して硬化させる(ブロック0304)。その後、プラスチックスタンパを剥がしてL1層パターンが転写されたフォトポリマー層を剥き出しにする(ブロック0305)。次に、このL1層のフォトポリマー上に、記録層となる有機色素材料をスピンコートにより塗布し、さらに反射膜となる金属膜(例えば銀または銀合金)をスパッタ法などにより成膜する(ブロック0306)。
それと平行してダミー板(材料はポリカーボネート等)を射出成形により作製し(ブロック0307)、これを紫外線硬化接着剤により貼り合わせる事で2層の追記型光ディスクが完成形となる(ブロック0308)。なお、図示しないが、ダミー板には、インクジェットプリンタ等によるユーザ印刷用の表面コーティングを施したり、ディスク製造(または販売)メーカのブランド名や製品名等のパターンを付加してもよい。
図7は、L0層用色素材料にCD−R/DVD−R用色素材料を適量混合することによりL1層のBCA用色素材料が得られることを説明する図で、L0層およびL1層に用いようとする有機色素材料の吸光度と波長との関係を例示している。
ここでは、一例として、BCA情報を記録する奥の層(L1)に相応しい色素の吸光度特性のグラフを示す。図7に例示される色素は、波長405nmでデータの記録再生を行う次世代光ディスク(BD、HD_DVD等)用の色素であるため、当然405nm前後に感度を持つが、それに加えて、図7のグラフDのように、一般的なBCA記録装置のレーザ波長である680nm〜780nm(あるいは650nm〜780nmもしくは600nm〜800nm)の範囲内で若干記録感度を持たせてある。使用するレーザ波長で感度を持つ有機色素材料をBCAに用いれば、手前の層(L0)越しに奥の層(L1)へ正しくBCA情報を記録することができる。一方、手前の層(L0)の色素は、図7のグラフAのように、680nm〜780nm(あるいは650nm〜780nmもしくは600nm〜800nm)の範囲での記録感度を相対的に落としておく。そうすることで、奥の層(L1)のみに選択的にBCAを記録することが可能となる。
<BCA記録のため600nm〜800nmの範囲内に感度を持たせたL1層用色素材料について>
この発明の一実施の形態に係る追記型多層光ディスクは、波長405nmでデータの記録再生を行うディスクであるため。L0層、L1層共に波長405nmにおいて光吸収を持つ有機色素材料を用いる。更に、L1層の色素については、波長600nm〜800nmの範囲内のレーザ光を用いたBCA記録ができるように、600nm〜800nmの範囲内にも光吸収を持つようにする。例えば、波長405nm近辺にのみ光吸収を持ったL0用色素(600nm〜800nmの範囲で光吸収が小さいか殆どないグラフA)に対して、600nm〜800nmの範囲内に光吸収を持つ色素を混ぜたもの(グラフD)をL1層用色素とする。
このような混合色素(グラフD)はL1層のBCA記録場所だけでもよいのだが、製造工程の簡略化(ひいては量産されるディスクの単価低減)のためには、L1層全体に混合色素(グラフD)を用いるとよい。L1層全体に混合色素(グラフD)を用いた場合、L1層のBCA記録再生をL0層越しに行えるのみならず、L1層のデータ領域は、青系レーザによる高密度記録と赤系レーザによる(相対的な)低密度記録の双方に対応可能となる。
図8はL0層用有機材料の金属錯体部分の具体例を示す図であり、図9はL0層用有機材料の色素部分の具体例を示す図である。図8に示したアゾ金属錯体の中心金属Mを中心とした円形の周辺領域が発色領域8となる。この発色領域8をレーザ光が通過すると、この発色領域8内の局在電子がレーザ光の電場変化に共鳴(共振)して、レーザ光のエネルギーを吸収する。この局在電子が最も共鳴(共振)してエネルギーを吸収し易い電場変化の周波数をレーザ光の波長に換算した値を最大吸収波長λmaxで表す。図8に示すような発色領域8(共鳴範囲)の長さが長くなる程、最大吸収波長λmaxが長波長側にシフトする。また、図8において中心金属Mの原子を代える事で中心金属M周辺の局在電子の局在範囲(中心金属Mが局在電子をどれだけ中心付近に引き寄せられるか)が変化し、最大吸収波長λmaxの値が変化する。例えばλmaxが405nm付近になるものを選択すれば、波長405nmに感度(光吸収)を持つ有機材料が得られることになる。
波長405nmに光吸収を持つL0層用色素材料としては、図8に一般構造式を示した有機金属錯体部と図9に示した色素材料部を組み合わせた構造を持つ有機色素材料を用いることができる。有機金属錯体の中心金属Mとしては、一般に、コバルトあるいはニッケル(その他スカンジウム、イットリウム、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブ、タンタル、クロム、モリブデン、タングステン、マンガン、テクネチウム、レニウム、鉄、ルテニウム、オスミウム、ロジウム、イリジウム、パラジウム、白金、銅、銀、金、亜鉛、カドミウム、水銀など)を用いることができる。また、色素材料部分としては図9(a)(b)(c)に一般構造式を示したシアニン色素、スチリル色素、モノメチンシアニン色素を用いることができる。
更に、波長405nm(450nm以下)のみならず600nm〜800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内にも光吸収を持つL1層用色素材料としては、次のものを用いることができる。すなわち、上述のL0層用色素材料をベースに波長600nm〜800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内に光吸収を持つCD−RまたはDVD−R用色素を混合する。これにより、データ記録用の波長405nmでの光吸収に加えて、BCA記録に用いる波長600nm〜800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内の光吸収を持たせることができる。そのために混合するCD−RまたはDVD−R用色素としては、具体的には、アゾ色素、シアニン色素、フタロシアニン色素など公知の有機色素材料がある。また、その混合量は、例えば10wt.%程度が実用的である。
<まとめ>
(1)この発明は、青紫ないし青の波長(450nm以下:例えば405nm±15nm)の光を用いて記録再生が行われる記録層が複数積層された光ディスク(100)において実施できる。この光ディスクにおいて、光の入射面から見て、手前の層をL0層とし、奥の層をL1層とした場合に、波長が600nmないし800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内の光に対する吸光度を、L0層(図7のグラフA)よりもL1層(図7のグラフD)の方が大きくなるように構成する。
(2)前記L1層は、450nm以下の波長の光により情報記録が行われるデータエリアよりも内周側に、前記600nmないし800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内の波長の光により特定情報が記録されるバーストカッティングエリア(BCA)を持つことができる。このバーストカッティングエリアには、前記600nmないし800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内の波長の光に対して高い吸光度を持つ第1の有機材料(色素)を用いることができる。また、このバーストカッティングエリアに重なる前記L0層の部分には、前記600nmないし800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内の波長の光に対して相対的に低い吸光度を持つ第2の有機材料(色素)を用いることができる。
(3)前記第2の有機材料(色素)は、前記L0層のデータエリアおよび/または前記L1層のデータエリアに用いることができる。
(4)前記L1層に用いられる前記第1の有機材料(色素)には、前記600nmないし800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内の波長における吸光度が、波長405nm前後(±15nm)における吸光度の半分以上のものを採用することができる。そうすることで、L1層にBCA情報を記録してそれを再生する際のBCA再生信号を、L0層からのクロストーク信号よりも充分に大きくできる。
(5)前記L1層の前記バーストカッティングエリアに用いられる前記第2の有機材料は、中心金属Mを含む有機金属錯体と、前記405nm前後(±15nm)の波長の光に感度を持つ第1の有機色素と、前記600nmないし800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内の波長の光に感度を持つ第2の有機色素を含んで構成できる。前記中心金属Mは、コバルトまたはニッケルを含むことができ、前記第1の有機色素は、シアニン色素、スチリル色素、またはモノメチンシアニン色素を含むことができる。また、前記第2の有機色素(第1の有機色素に対する混合の割合は10wt.%程度)は、アゾ色素、シアニン色素、またはフタロシアニン色素を含むことができる。
(6)前記L0層に用いられる前記第2の有機材料(色素)には、前記600nmないし800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内の波長における吸光度が、波長405nm前後(±15nm)における吸光度の半分以下のものを用いることができる。そうすることで、L0層越しにL1層に対してBCA情報を記録した際に、L0層上にBCA再生信号を劣化させるような変化が殆ど起きないようにできる。
(7)前記L0層に用いられる前記第2の有機材料は、中心金属Mを含む有機金属錯体と、前記405nm前後(±15nm)の波長の光に感度を持つ有機色素を含んで構成できる。ここで、前記中心金属Mはコバルトまたはニッケルを含むことができ、前記有機色素はシアニン色素、スチリル色素、またはモノメチンシアニン色素を含むことができる。
(8)この発明の一実施の形態に係る情報記録方法では、上記の光ディスクに対して、前記600nmないし800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内の波長のレーザを前記L0層越しに前記L1層のバーストカッティングエリアに照射して、このバーストカッティングエリアに、その光ディスクに関する特定情報を記録する。
(9)この発明の一実施の形態に係る情報再生方法では、上記の光ディスクに対して、レーザを前記L0層越しに前記L1層のバーストカッティングエリアに照射して、このバーストカッティングエリアから、その光ディスクに関する特定情報を再生する。
(10)上記の光ディスクに情報記録を行う、この発明の一実施の形態に係る情報記録装置は、前記バーストカッティングエリアに記録すべき特定情報を発生する手段(202)と、前記600nmないし800nm(あるいは650nm〜780nmもしくは680nm〜780nm)の範囲内の波長のレーザ(210)を用いて、前記L0層越しに前記L1層のバーストカッティングエリア(BCA)に前記特定情報(BCAレコード等)を記録する手段(204〜208)とを具備して構成することができる。
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、現在または将来の実施段階では、その時点で利用可能な技術に基づき、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。たとえば、受光面(ディスク表面)から奥0.1mmのところに青レーザに対して高感度を持つ記録層を設け、受光面から奥0.6mmの付近に青レーザに対して高感度を持つ別の記録層を設け、その更に奥に赤レーザに対して高感度を持つBCA記録エリアを持つ記録層(データ記録エリアには青レーザに対して高感度を持つ有機材料を採用する)を設けるようにしてもよい。
また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
この発明の一実施の形態に係る追記型片面多層(2層)光ディスクのL1層にバーストカッティングエリア(BCA)が形成されることを説明する図。 図1のBCAに記録されるBCAレコードの内容例を説明する図。 図2のBCAレコード等を含む特定情報を図1のBCAに記録する装置の構成例を説明する図。 図1の追記型片面多層(2層)光ディスクのL1層に特定情報(BCAレコード等)を記録する手順の一例を説明するフローチャート図。 図1の追記型片面多層(2層)光ディスクのL1層から特定情報(BCAレコード等)を再生する手順の一例を説明するフローチャート図。 この発明の一実施の形態に係る追記型片面2層光ディスクの製造工程例を説明する図。 L0層用色素材料にCD−R/DVD−R用色素材料を適量混合することによりL1層のBCA用色素材料が得られることを説明する図(L0層およびL1層に用いようとする有機色素材料の吸光度と波長との関係を例示する図)。 L0層用有機材料の金属錯体部分の具体例を示す図。 L0層用有機材料の色素部分の具体例を示す図。
符号の説明
100…追記型片面多層(2層)光ディスク;101…L0層を持つ第1の基板;102…L1層を持つ第2の基板;BCA…L0層越しに、その光ディスクに関する特定情報が記録されるバーストカッティングエリア;200…BCA記録装置。

Claims (10)

  1. 青紫ないし青の波長の光を用いて記録再生が行われる記録層が複数積層された光ディスクにおいて、光の入射面から見て、手前の層をL0層とし、奥の層をL1層とした場合に、波長が600nmないし800nmの範囲内の光に対する吸光度を、L0層よりもL1層の方が大きくなるように構成した追記型多層光ディスク。
  2. 前記L1層は、450nm以下の波長の光により情報記録が行われるデータエリアよりも内周側に、前記600nmないし800nmの範囲内の波長の光により特定情報が記録されるバーストカッティングエリアを持ち、このバーストカッティングエリアには前記600nmないし800nmの範囲内の波長の光に対して高い吸光度を持つ第1の有機材料が用いられ、このバーストカッティングエリアに重なる前記L0層の部分には前記600nmないし800nmの範囲内の波長の光に対して相対的に低い吸光度を持つ第2の有機材料が用いられる請求項1に記載の光ディスク。
  3. 前記第2の有機材料が、前記L0層のデータエリアおよび/または前記L1層のデータエリアに用いられる請求項2に記載の光ディスク。
  4. 前記L1層に用いられる前記第1の有機材料には、前記600nmないし800nmの範囲内の波長における吸光度が、波長405nm前後における吸光度の半分以上のものが採用される請求項2または請求項3に記載の光ディスク。
  5. 前記L1層の前記バーストカッティングエリアに用いられる前記第2の有機材料は、中心金属Mを含む有機金属錯体と、前記405nm前後の波長の光に感度を持つ第1の有機色素と、前記600nmないし800nmの範囲内の波長の光に感度を持つ第2の有機色素を含んで構成され、
    前記中心金属Mがコバルトまたはニッケルを含み、
    前記第1の有機色素が、シアニン色素、スチリル色素、またはモノメチンシアニン色素を含み、
    前記第2の有機色素がアゾ色素、シアニン色素、またはフタロシアニン色素を含む請求項4に記載の光ディスク。
  6. 前記L0層に用いられる前記第2の有機材料には、前記600nmないし800nmの範囲内の波長における吸光度が、波長405nm前後における吸光度の半分以下のものが用いられる請求項2または請求項3に記載の光ディスク。
  7. 前記L0層に用いられる前記第2の有機材料は中心金属Mを含む有機金属錯体と、前記405nm前後の波長の光に感度を持つ有機色素を含んで構成され、
    前記中心金属Mがコバルトまたはニッケルを含み、
    前記有機色素がシアニン色素、スチリル色素、またはモノメチンシアニン色素を含む請求項6に記載の光ディスク。
  8. 請求項2ないし請求項7のいずれか1項に記載の光ディスクに対して、前記600nmないし800nmの範囲内の波長のレーザを前記L0層越しに前記L1層のバーストカッティングエリアに照射して、このバーストカッティングエリアに、その光ディスクに関する特定情報を記録するバーストカッティングエリアへの情報記録方法。
  9. 請求項2ないし請求項7のいずれか1項に記載の光ディスクに対して、レーザを前記L0層越しに前記L1層のバーストカッティングエリアに照射して、このバーストカッティングエリアから、その光ディスクに関する特定情報を再生するバーストカッティングエリアの情報再生方法。
  10. 請求項2ないし請求項7のいずれか1項に記載の光ディスクに情報記録を行う装置であって、
    前記バーストカッティングエリアに記録すべき特定情報を発生する手段と、
    前記600nmないし800nmの範囲内の波長のレーザを用いて、前記L0層越しに前記L1層のバーストカッティングエリアに前記特定情報を記録する手段とを具備した記録装置。
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