JP2007317127A - コンテンツ配信システム、そのコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ管理装置、接続管理装置、端末装置及びコンテンツ配信方法並びにそれに用いるプログラム - Google Patents

コンテンツ配信システム、そのコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ管理装置、接続管理装置、端末装置及びコンテンツ配信方法並びにそれに用いるプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツ配信装置を性能面から補強する必要がなく、全ての予約端末装置に予約コンテンツデータを迅速かつ確実に配信することができる。
【解決手段】コンテンツ配信システムは、予約コンテンツデータの配信時間以前に、予約コンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置を頂点として、予約情報が受信された予約端末装置がネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるように接続先候補を選択し、論理接続する。コンテンツ配信システムは、配信時間となったと判定されたときに、論理接続された予約端末装置に、予約コンテンツデータを配信し、上層に論理接続されたコンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から予約コンテンツデータを受信し、その予約コンテンツデータを、下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンテンツ配信システム、そのコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ管理装置、接続管理装置、端末装置及びコンテンツ配信方法並びにそれに用いるプログラムに関するものであり、特に、予め配信時間が設定されている予約コンテンツデータを予約した予約端末装置に配信するコンテンツ配信システム、そのコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ管理装置、接続管理装置、端末装置及びコンテンツ配信方法並びにそれに用いるプログラムに関する。
近年、インターネットなどのネットワークを介して、音楽、映画、トーク番組などコンテンツデータ(以下、「コンテンツ」ともいう。)のストリーミング配信を行うコンテンツ配信サービスが開始され始めている。
このようなコンテンツ配信サービスは、例えば、特許文献1に示すように、一つの配信サーバから複数のクライアント端末装置に対して直接コンテンツの配信を行うものが主流であった。また、配信サーバへの負荷やトラフィックの増大を回避するため、オリジナルの配信サーバに加え、ミラーサーバやキャッシュなどのサーバをネットワーク内に複数配置することにより負荷分散する技術が実用化されている。これによって、配信サーバなどと端末装置との間における通信を迅速かつ適切に行うことができるようになる。
特開2005−11092号公報
ところで、このように配信されるコンテンツのなかには、初回販売などに配信する以前に予約を行うことができるコンテンツデータ配信システムがある。このようなシステムにおいては、事前に配信の予約が可能である予約コンテンツデータと、その予約コンテンツデータを配信する配信時間とが対応付けられており、その配信時間となったときには、予約コンテンツデータの配信を事前に予約した予約端末装置の全てに予約コンテンツデータを直接配信する。
しかしながら、上述したコンテンツ配信システムにおいては、予約コンテンツデータの配信に伴い、配信サーバから複数の端末装置に対して直接コンテンツの配信を行うシステム構成であると、初回などに配信されるコンテンツを予約したユーザが多い場合には、そのコンテンツの初回配信タイミングなど、コンテンツの配信が集中するタイミングにおいて多くの端末装置の各々に対してコンテンツを配信しなければならず、初回などの配信のタイミングに限りコンテンツ配信装置の制御負荷が増大するおそれがあった。この結果、ユーザの予約の数が想定していた数よりも著しく多い場合には、コンテンツ配信装置においてシステムダウンの原因となり、ユーザの予約の数が多くなることが想定できた場合であっても、予約に対する配信のタイミングだけのために、コンテンツ配信装置のスペックを変更するなど、コンテンツ配信装置を性能面から補強しなければならなかった。
そこで、本発明は、予約コンテンツデータの配信に対する予約の数に関わらず、コンテンツ配信装置を性能面から補強する必要がなく、全ての予約端末装置に予約コンテンツデータを迅速かつ確実に配信することができるコンテンツ配信システム、そのコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ管理装置、接続管理装置、端末装置及びコンテンツ配信方法並びにそれに用いるプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツデータに関する管理を行うコンテンツ管理装置と、前記ネットワークを介して前記コンテンツデータを受信及び再生する複数の端末装置と、前記コンテンツ配信装置及び前記複数の端末装置の前記ネットワーク上における接続状態を管理する接続管理装置と、を備え、前記コンテンツ配信装置は、予め配信時間が設定された予約コンテンツデータを、当該配信時間となったときに、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置に配信する機能を有するコンテンツデータ配信システムにおいて、前記複数の端末装置の各々は、前記予約コンテンツデータの配信を予約する予約情報を、前記コンテンツ管理装置に送信する予約情報送信手段を有し、前記コンテンツ管理装置は、前記予約コンテンツデータに対応する予約可能時間が記憶された予約可能時間記憶手段と、前記複数の端末装置のいずれかから予約情報を受信する予約情報受信手段と、前記予約コンテンツデータの予約可能時間内に、前記予約情報受信手段によって予約情報が受信された場合に、当該予約情報に基づいて、前記予約コンテンツデータの配信を予約した端末装置を予約端末装置として登録する予約端末登録手段と、を有し、前記接続管理装置は、前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続された前記複数の端末装置の接続状態情報を記憶する接続状態情報記憶手段と、前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置の識別情報を前記コンテンツ管理装置又は前記予約端末装置から取得する予約端末識別情報取得手段と、前記接続状態情報記憶手段によって記憶された前記接続状態情報に基づいて、前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末識別情報取得手段によって識別情報が取得された前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるように接続先候補を選択する接続先候補選択手段と、前記接続先候補選択手段によって選択された接続先候補を前記予約端末装置へ通知する接続先候補通知手段と、を有し、前記予約端末装置は、前記接続先候補通知手段によって通知された接続先候補を受信する接続先候補受信手段と、前記接続先候補受信手段によって受信された接続先候補に論理接続する接続手段と、を有し、前記コンテンツ配信装置は、前記予約コンテンツデータと、当該予約コンテンツデータに対応する配信時間とが記憶された予約コンテンツデータ記憶手段と、前記予約コンテンツデータ記憶手段に記憶された前記予約コンテンツデータの配信時間となったか否かを判定する配信時間判定手段と、前記配信時間判定手段によって前記予約コンテンツデータの配信時間となったと判定されたときに、接続された前記予約端末装置に、当該予約コンテンツデータを配信するコンテンツデータ配信手段と、を有し、前記予約端末装置は、前記接続手段によって上層に論理接続された前記コンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から前記予約コンテンツデータを受信するコンテンツ受信手段と、前記コンテンツ受信手段によって受信された予約コンテンツデータを、前記接続手段によって下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する制御を行う予約コンテンツデータ中継制御手段と、を有することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記コンテンツ管理装置は、前記予約コンテンツデータに対応する配信時間が記憶された配信時間記憶手段と、前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置に前記予約コンテンツデータの配信時間を送信する配信時間送信手段と、を有し、前記予約端末装置は、前記予約コンテンツデータの配信時間を前記コンテンツ管理装置から受信する配信時間受信手段と、前記配信時間受信手段によって受信された前記予約コンテンツの配信時間となる以前の配信前時間において、当該予約コンテンツデータの受信のための接続先紹介要求を前記接続管理装置に送信する接続先紹介要求手段と、を有し、前記接続先管理装置は、前記接続先紹介要求手段によって送信された接続先紹介要求を受信する接続先紹介要求受信手段を有し、前記予約端末識別情報取得手段は、前記接続先紹介要求受信手段によって接続先紹介要求を受信したときに、前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置の識別情報を、接続先紹介要求を送信した前記予約端末装置から取得する機能を有することを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記コンテンツ管理装置は、予約可能な予約コンテンツデータを示す予約可能コンテンツリストを前記複数の端末装置に送信する予約可能コンテンツリスト送信手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、前記予約端末装置は、前記予約コンテンツデータの受信が終了したか否かを判定する受信終了判定手段と、前記受信終了判定手段によって前記予約コンテンツデータの受信が終了したと判定した場合には、当該予約コンテンツデータの受信を行っていた前記コンテンツ配信装置又は前記上層予約端末装置との論理接続を遮断する制御を行う接続遮断制御手段と、を有することを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の発明において、前記コンテンツ管理装置は、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置のうち最上階層予約端末装置に、前記コンテンツ配信装置が前記予約コンテンツデータを配信する第一のモードと、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置のうち全部の予約端末装置に、前記コンテンツ配信装置が前記予約コンテンツデータを配信する第二のモードとのいずれかを変更可能に設定するモード設定手段を有し、前記接続管理装置における前記接続先候補選択手段は、前記モード設定手段によって設定されたモードに基づいて接続先候補を選択する機能を有することを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記コンテンツ管理装置は、前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置の数を計数する予約端末装置計数手段を有し、前記モード設定手段は、予約端末装置計数手段によって計数された予約端末装置の数が予め設定された特定数以上であることを条件に、前記第一のモードを設定する機能を有することを特徴とするものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の発明において、前記モード設定手段は、設定操作に応じて、前記第一のモードと前記第二のモードとのいずれかを設定する機能を有することを特徴とするものである。
また、請求項8に記載の発明は、ネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツデータに関する管理を行うコンテンツ管理装置と、前記ネットワークを介して前記コンテンツデータを受信及び再生する複数の端末装置と、前記コンテンツ配信装置及び前記複数の端末装置の前記ネットワーク上における接続状態を管理する接続管理装置と、を備え、前記コンテンツ配信装置は、予め配信時間が設定された予約コンテンツデータを、当該配信時間となったときに、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置に配信する機能を有するコンテンツデータ配信システムにおける前記コンテンツ管理装置において、前記予約コンテンツデータに対応する予約可能時間が記憶された予約可能時間記憶手段と、前記予約コンテンツデータの配信を予約する予約情報を前記複数の端末装置のいずれかから受信する予約情報受信手段と、前記予約コンテンツデータの予約可能時間内に、前記予約情報受信手段によって予約情報を受信した場合に、当該予約情報に基づいて、前記予約コンテンツデータの配信を予約した端末装置を予約端末装置として登録する予約端末登録手段と、を有し、前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続された状態において、前記コンテンツ配信装置が、前記予約コンテンツデータの配信時間となったときに、接続された前記予約端末装置に前記予約コンテンツデータを配信し、前記予約端末装置が、上層に論理接続された前記コンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から受信した前記予約コンテンツデータを下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する制御を行うものである。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、予約可能な予約コンテンツデータを示す予約可能コンテンツリストを前記複数の端末装置に送信する予約可能コンテンツリスト送信手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の発明において、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置のうち最上階層予約端末装置に、前記コンテンツ配信装置が前記予約コンテンツデータを配信する第一のモードと、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置のうち全部の予約端末装置に、前記コンテンツ配信装置が前記予約コンテンツデータを配信する第二のモードとのいずれかを変更可能に設定するモード設定手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置の数を計数する予約端末装置計数手段を有し、前記モード設定手段は、前記予約端末装置計数手段によって計数された予約端末装置の数が予め設定された特定数以上であることを条件に、前記第一のモードを設定する機能を有することを特徴とするものである。
また、請求項12に記載の発明は、請求項10又は11に記載の発明において、前記モード設定手段は、設定操作に応じて、前記第一のモードと前記第二のモードとのいずれかを設定する機能を有することを特徴とするものである。
また、請求項13に記載の発明は、ネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツデータに関する管理を行うコンテンツ管理装置と、前記ネットワークを介して前記コンテンツデータを受信及び再生する複数の端末装置と、前記コンテンツ配信装置及び前記複数の端末装置の前記ネットワーク上における接続状態を管理する接続管理装置と、を備え、前記コンテンツ配信装置は、予め配信時間が設定された予約コンテンツデータを、当該配信時間となったときに、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置に配信する機能を有するコンテンツデータ配信システムにおける前記接続管理装置において、前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続された前記複数の端末装置の接続状態情報を記憶する接続状態情報記憶手段と、前記予約コンテンツデータの配信を予約した予約端末装置の識別情報を前記コンテンツ管理装置又は前記予約端末装置から取得する予約端末識別情報取得手段と、前記接続状態情報記憶手段によって記憶された前記接続状態情報に基づいて、前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末識別情報取得手段によって識別情報が取得された前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるように接続先候補を選択する接続先候補選択手段と、前記接続先候補選択手段によって選択された接続先候補を前記予約端末装置へ通知する接続先候補通知手段と、を有し、前記コンテンツ配信装置が、前記予約コンテンツデータの配信時間となったときに、接続された前記予約端末装置に当該予約コンテンツデータを配信し、前記予約端末装置が、上層に論理接続された前記コンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から受信した前記予約コンテンツデータを、下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する制御を行うものである。
また、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、前記予約コンテンツの配信時間となる以前の配信前時間において、当該予約コンテンツデータの受信のための接続先紹介要求を予約端末装置から受信する接続先紹介要求受信手段を有し、前記予約端末識別情報取得手段は、前記接続先紹介要求受信手段によって接続先紹介要求を受信したときに、接続先紹介要求を送信した予約端末装置から当該予約端末装置の識別情報を取得する機能を有することを特徴とするものである。
また、請求項15に記載の発明は、ネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツデータに関する管理を行うコンテンツ管理装置と、前記ネットワークを介して前記コンテンツデータを受信及び再生する複数の端末装置と、前記コンテンツ配信装置及び前記複数の端末装置の前記ネットワーク上における接続状態を管理する接続管理装置と、を備え、前記コンテンツ配信装置は、予め配信時間が設定された予約コンテンツデータを、当該配信時間となったときに、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置に配信する機能を有するコンテンツデータ配信システムにおける前記端末装置において、前記予約コンテンツデータの配信を予約する予約情報を、前記コンテンツ管理装置に送信する予約情報送信手段と、前記予約情報送信手段によって送信された予約情報に基づいて予約端末装置として登録された場合には、前記コンテンツ配信装置を頂点として前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるように接続先候補を前記接続管理装置から受信する接続先候補受信手段と、前記接続先候補受信手段によって受信された接続先候補に論理接続する接続手段と、予約コンテンツデータの配信時間となったときに最上階層に論理接続されると選択された最上階層予約端末装置に前記コンテンツ配信装置から配信された予約コンテンツを、前記接続手段によって上層に論理接続された前記コンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から受信するコンテンツ受信手段と、前記コンテンツ受信手段によって受信された予約コンテンツデータを、前記接続手段によって下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する制御を行う予約コンテンツデータ中継制御手段と、を有することを特徴とするものである。
また、請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の発明において、前記予約情報送信手段によって送信された予約情報に基づいて予約端末装置として登録された場合には、前記コンテンツ管理装置から前記予約コンテンツデータの配信時間受信する配信時間受信手段と、前記配信時間受信手段によって受信された前記予約コンテンツの配信時間となる以前の配信前時間において、当該予約コンテンツデータの受信のための接続先紹介要求を前記接続管理装置に送信する接続先紹介要求手段と、を有することを特徴とするものである。
また、請求項17に記載の発明は、請求項15又は16に記載の発明において、前記予約コンテンツデータの受信が終了したか否かを判定する受信終了判定手段と、前記受信終了判定手段によって前記予約コンテンツデータの受信が終了したと判定した場合には、当該予約コンテンツデータの受信を行っていた前記コンテンツ配信装置又は前記上層予約端末装置との論理接続を遮断する制御を行う接続遮断制御手段と、を有することを特徴とするものである。
また、請求項18に記載の発明は、ネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツデータに関する管理を行うコンテンツ管理装置と、前記ネットワークを介して前記コンテンツデータを受信及び再生する複数の端末装置と、前記コンテンツ配信装置及び前記複数の端末装置の前記ネットワーク上における接続状態を管理する接続管理装置と、を備え、前記コンテンツ配信装置は、予め配信時間が設定された予約コンテンツデータを、当該配信時間となったときに、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置に配信する機能を有するコンテンツデータ配信システムにおけるコンテンツ配信方法において、前記コンテンツ配信装置は、前記予約コンテンツデータに対応する配信時間が記憶された予約コンテンツデータ記憶手段を有し、前記コンテンツ管理装置は、前記予約コンテンツデータにおける配信時間より前であり、当該予約コンテンツデータに対応する予約可能時間が記憶された予約可能時間記憶手段を有し、前記複数の端末装置の各々が、前記予約コンテンツデータの配信を予約する予約情報を、前記コンテンツ管理装置に送信する予約情報送信ステップと、前記コンテンツ管理装置が、前記複数の端末装置のいずれかから予約情報を受信する予約情報受信ステップと、前記コンテンツ管理装置が、前記予約コンテンツデータの予約可能時間内に、前記予約情報受信ステップによって予約情報を受信した場合に、当該予約情報に基づいて、前記予約コンテンツデータの配信を予約した端末装置を予約端末装置として登録する予約端末登録ステップと、前記接続管理装置が、前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続された前記複数の端末装置の接続状態情報を記憶する接続状態情報記憶ステップと、前記接続管理装置が、前記予約端末登録ステップによって登録された予約端末装置の識別情報を前記コンテンツ管理装置又は前記予約端末装置から取得する予約端末識別情報取得ステップと、前記接続管理装置が、前記接続状態情報記憶ステップによって記憶された前記接続状態情報に基づいて、前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末識別情報取得ステップによって識別情報が取得された前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるように接続先候補を選択する接続先候補選択ステップと、前記接続管理装置が、前記接続先候補選択ステップによって選択された接続先候補を前記予約端末装置へ通知する接続先候補通知ステップと、前記予約端末装置が、前記接続先候補通知ステップによって通知された接続先候補を受信する接続先候補受信ステップと、前記予約端末装置が、前記接続先候補受信ステップによって受信された接続先候補に論理接続する接続ステップと、前記コンテンツ配信装置が、前記予約コンテンツデータ記憶手段に記憶された前記予約コンテンツデータの配信時間となったか否かを判定する配信時間判定ステップと、前記コンテンツ配信装置が、前記配信時間判定ステップによって前記予約コンテンツデータの配信時間となったと判定されたときに、接続された前記予約端末装置に、当該予約コンテンツデータを配信するコンテンツデータ配信ステップと、前記予約端末装置が、前記接続ステップによって上層に論理接続された前記コンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から前記予約コンテンツデータを受信するコンテンツ受信ステップと、前記予約端末装置が、前記コンテンツ受信ステップによって受信された予約コンテンツデータを、前記接続ステップによって下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する制御を行う予約コンテンツデータ中継制御ステップと、を有することを特徴とするものである。
また、請求項19に記載の発明は、コンピュータを、請求項8から12のいずれかに記載のコンテンツ管理装置における各手段として機能させるためのプログラムである。
また、請求項20に記載の発明は、コンピュータを、請求項13又は14に記載の接続管理装置における各手段として機能させるためのプログラムである。
また、請求項21に記載の発明は、コンピュータを、請求項15から17のいずれかに記載の端末装置における各手段として機能させるためのプログラムである。
請求項1、2、8、13、14、15、16、18から21のいずれかの発明によれば、予約端末装置の数が多すぎる場合であっても、接続状態情報に基づいて、コンテンツ配信装置を頂点として予約端末装置がネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるため、全ての予約端末装置のうち最上階層予約端末装置にコンテンツ配信装置から予約コンテンツデータの配信が行われ、予約端末装置において受信した予約コンテンツデータの中継が行われるので、全ての予約端末装置に対して予約コンテンツデータを配信することができ、全ての予約端末装置に直接配信しなくてもよく、コンテンツ配信装置における制御負荷を軽減することができる。このため、ユーザの予約の数が著しく多い場合であっても、予約端末装置における論理接続の階層を増加させ、中継する回数を増加させることによって、コンテンツ配信装置を性能面から補強することなく、迅速かつ確実に全ての予約端末装置に予約コンテンツデータを配信することができる。また、コンテンツ配信装置からのプッシュ型の配信形態など、配信形態に関わらず、迅速かつ確実に全ての予約端末装置に予約コンテンツデータを配信することができる。更に加えて、コンテンツ配信装置からのプッシュ型の配信形態など、配信形態に関わらず、迅速かつ確実に全ての予約端末装置に予約コンテンツデータを配信することができる。
また、請求項3又は9の発明によれば、予約コンテンツデータ毎に記憶され、配信時間より以前であり、予約情報が受信可能な予約時間となっていない予約コンテンツデータを示す予約コンテンツリストを複数の端末装置に送信するので、予約可能な予約コンテンツをユーザに通知することができ、ユーザにとって簡便であるとともに、予約コンテンツデータの配信予約を促すことができる。
また、請求項4又は17の発明によれば、予約コンテンツデータの受信が終了したと判定した場合には、予約コンテンツデータの受信を行っていたコンテンツ配信装置又は上層予約端末装置との論理接続を遮断する制御を行うので、個々の予約端末装置において予約コンテンツデータの受信が終了した場合には、全ての予約端末装置に対して予約コンテンツデータの配信が終了する前であっても、接続状態を遮断させる情報を受信することなく、予約コンテンツデータを受信していた装置との接続状態を遮断させることができ、新たな接続状態を要求し易くなるため、効率的な制御処理を行うことができる。
また、請求項5又は10の発明によれば、所定のモード設定条件に基づいて、予約端末装置のうち最上階層予約端末装置に、コンテンツ配信装置が予約コンテンツデータを配信する第一のモードと、予約端末装置のうち全部の予約端末装置に、コンテンツ配信装置が予約コンテンツデータを配信する第二のモードとのいずれかを変更可能に設定し、そのモードに基づいて接続先候補を選択するため、所定のモード設定条件によって、第一のモードと第二のモードとの切替えが可能となる。
また、請求項6又は11の発明によれば、計数された予約端末装置の数が予め設定された特定数以上であることを条件に、第一のモードが設定されるので、予約端末装置の数によって、第一のモードに切替えが行われることとなり、ユーザの予約の数が著しく多い場合であっても、全ての予約端末装置に対して予約コンテンツデータを配信することができるとともに、全ての予約端末装置に直接配信しなくてもよく、コンテンツ配信装置における制御負荷を軽減することができる。また、計数された予約端末装置の数が予め設定された特定数未満であることを条件に、第二のモードに設定することによって、ユーザの予約の数が著しく少ない場合には、コンテンツ配信装置における制御負荷がかかり過ぎないため、全ての予約端末装置に対して予約コンテンツデータを直接配信することによって、例えば予約コンテンツデータの中継のための接続状態情報の管理などの非効率な制御処理を省略することができる。
また、請求項7又は12の発明によれば、設定操作に応じて、第一のモードと第二のモードとのいずれかを変更可能に設定されるので、第一のモードと第二のモードとで、コンテンツ管理者等の所望とする設定が可能となり、簡便である。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。
[1.コンテンツ配信システムの構成等]
まず、図1を参照して、コンテンツ配信システムSの概要構成等について説明する。
図1は、本実施形態に係るコンテンツ配信システムSの概要構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るコンテンツ配信システムSは、インターネット9などのネットワークを介して、音楽、映画、トーク番組などコンテンツデータ(以下、「コンテンツ」ともいう。)の配信を行うコンテンツ配信サービスを行うシステムである。また、このコンテンツ配信システムSは、予約可能な予約コンテンツデータに対するストリーミング配信を可能とするシステムでもあり、特に、予約が集中し過ぎても、性能面からの補強をする必要もなく、迅速かつ確実に、予約をした端末装置2に予約コンテンツデータの配信を行うことができるシステムである。また、このコンテンツシステムは、コンテンツデータを一括してダウンロードすることが可能である。
このコンテンツ配信システムSは、インターネット9等のネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置1と、インターネット9等のネットワークを介してコンテンツデータの受信及び再生を行う複数の端末装置2と、コンテンツ配信装置1及び複数の端末装置2など各種装置のコンテンツ配信システムS上における接続状態を管理する接続管理装置3と、コンテンツデータに関する管理を行うコンテンツ管理装置4と、を含む構成である。
なお、本実施形態において、コンテンツ配信システムSは、コンテンツ配信装置1を含むシステムであり、このコンテンツ配信装置1は、コンテンツデータをストリーミング配信することとなる。また、本実施形態においては、予約可能な予約コンテンツデータではない通常コンテンツデータの配信時においては、端末装置2からのコンテンツ購入要求に応じて、コンテンツ配信装置1と端末装置2とがサーバクライアント型の接続状態を形成する。コンテンツ配信システムSに、コンテンツ配信装置1が1体の装置として配置されているが、これに限らず、複数体のコンテンツ配信装置1が配置されていてもよい。なお、便宜上、複数の端末装置の全てを符号2で表す場合がある。
コンテンツ配信装置1、端末装置2、接続管理装置3、コンテンツ管理装置4には、各々IPアドレスが割り当てられており、これら装置は、ネットワークの一例としてのインターネット9にルータ10等を介して接続されている。すなわち、目的の接続先端末装置のIPアドレスを宛先IPアドレス、自装置のIPアドレスを送信元IPアドレスとしたヘッダを含むパケットを送信することによって通信接続が可能となっている。
なお、本実施形態においては、コンテンツ配信装置1、接続管理装置3、コンテンツ管理装置4などを別体の装置として構成したが、これに限らず、例えば、接続管理装置3やコンテンツ管理装置4などをコンテンツ配信装置1の内部に有することとしてもよい。この場合には接続管理装置3やコンテンツ管理装置4にはIPアドレスは割り当てなくてもよく、コンテンツ配信装置1のIPアドレスと共用するようにしてもよい。また、例えば、コンテンツ配信装置1、接続管理装置3、コンテンツ管理装置4以外にも、別の機能を有する装置を含む構成であってもよい。
接続管理装置3は、コンテンツ配信システムSに参加していない端末装置2などから接続先紹介要求を受信すると、コンテンツ配信システムSにおける接続状態等に基づいて、その端末装置2がストリーミング配信を受けるための上流に接続する接続先候補(コンテンツ配信装置1など)を選択する。そして、このように選択した接続先候補の所在情報(接続先候補のIPアドレスやポート番号など)及び通信プロトコル等を通知する。
なお、コンテンツ配信システムSにおいて、すでに通信プロトコルやポート番号が固定されているときには、端末装置2へのポート番号及び通信プロトコルは通知しなくてもよい。ここで、通信プロトコルとして、MMS(Microsoft Media Server)プロトコル、RTSP(Real Time Streaming Protocol)等が用いられる。また、コンテンツデータの形式として、ASF(Advanced Streaming Format)、WMA(Windows(登録商標) Media Audio)、WMV(Windows(登録商標) Media Video)等が用いられる。
端末装置2は、接続管理装置3から接続先候補の所在情報を受信すると、そのIPアドレスの接続先候補に対して、コンテンツ配信システムSへの参加(接続)を要求し、これにより端末装置2がコンテンツ配信システムSに組み込まれる。すなわち、端末装置2はコンテンツ配信装置1から配信されるコンテンツデータを受信可能となる。
コンテンツ配信システムSは、このように端末装置2が参加することによって、コンテンツ配信装置1を頂点として複数の端末装置2が論理接続される。そして、コンテンツ配信装置1から配信されるコンテンツデータは、複数の端末装置2にストリーミング配信される。
このように端末装置2へ配信されるコンテンツデータには、音楽や映画などコンテンツのデータのほか、再生時刻の情報(以下、「再生時刻データ」という。)が含まれている。そして、コンテンツデータを受信した複数の端末装置2は、順次送信されるコンテンツデータの再生を再生時刻データに基づいて行うことが可能である。
このようにして、コンテンツ配信システムSは、コンテンツ配信装置1から送信されたコンテンツデータが複数の端末装置2にストリーミング配信され、複数の端末装置2において同時刻にコンテンツを再生することができる。すなわち、P2Pを用いて複数の端末装置2への放送形式のストリーミング配信を実現している。なお、端末装置2は、コンテンツ管理装置4に対して、一括してコンテンツデータをダウンロードすることもできる。
また、上述のように本実施形態におけるコンテンツ配信システムSは、予約コンテンツデータを予約可能であるが、その予約数が増大し過ぎると、サーバクライアント型では配信処理の負荷が増大するおそれがある。このため、予約可能な予約コンテンツデータを配信する場合には、予約コンテンツデータの配信時間前に、予約コンテンツデータ専用のチャンネルを、階層構造で論理接続されたツリー型の接続状態が形成されることとなる。具体的には図2を用いて以下に説明する。
予約ができない通常の通常コンテンツデータを購入する場合には、図2(A)に示すように、サーバクライアント型の接続状態が形成され、端末装置2からの購入要求に応じてコンテンツデータがコンテンツ管理装置4から端末装置2に送信される。また、予約可能な予約コンテンツデータが配信される場合においても、その予約コンテンツデータに対応して設定されている上限数に、予約を受け付け、配信する予定の端末装置(予約端末装置)2の数が至っていないときには、同じように、サーバクライアント型の接続状態が形成される。また、予約コンテンツデータが配信されて、その予約コンテンツデータが通常コンテンツデータとなるが、その通常コンテンツデータの配信をツリー型にするかサーバクライアント型にするかどうかは、予約受付時の予約端末数によって決定する。
そして、予約コンテンツデータが配信される場合において、その予約コンテンツデータに対応して設定されている上限数に予約端末装置2の数が至り、かつ、ツリー接続を要求する接続時間となったタイミングで、予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置2から、接続管理装置3に対して、接続先候補が要求され、図2(B)に示すように、予約コンテンツデータに対応するツリー配信型のトポロジが形成される。
このようにコンテンツ配信システムSは、コンテンツ配信装置1を頂点として複数の端末装置2がツリー状階層構造で多層に論理接続されるように接続管理装置3によって管理される。なお、本実施形態においては、ツリー状階層構造として説明するが、これに限らない。このように、コンテンツ配信装置1は、予め配信時間が設定された予約コンテンツデータを、その配信時間となったときに、予約コンテンツデータの配信が予約された端末装置2(予約端末装置)に配信することとなる。
[2.コンテンツ配信装置1の構成等の説明]
次に、図3を参照して、コンテンツ配信装置1の構成及び動作について説明する。
図3は、本実施形態におけるコンテンツ配信装置1の概略構成例を示す図である。コンテンツ配信装置1は、一般のサーバコンピュータを適用可能であり、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)102と、各種プログラム等を記憶(格納)する書き換え可能な主記憶装置105と、各種データ等を記憶するハードディスク装置103と、インターネット9を介して端末装置2、接続管理装置3やコンテンツ管理装置4との間で通信を行うネットワークインタフェース104と、所定の情報を入力可能なキーボード107やマウス108等の入力手段を制御する周辺機器制御チップ106と、CPU102からイメージデータを受け取り、内部のビデオメモリ(図示せず)に書き込むと共にこのビデオメモリに書き込んだデータを後述の内蔵ディスプレイ110に表示するビデオチップ109と、ビデオチップ109から送信される信号に応じた表示を行う内蔵ディスプレイ110と、FM音源(Frequency Modulation)やWave Table音源などの音源を有する音源チップ111と、音源チップ111から出力されるオーディオ信号を音波に変換する内蔵スピーカ112と、を備えて構成され、これらの各種構成要素はシステムバス101を介して相互に接続されている。
なお、ネットワークインタフェース104は、ルータ10aを介してインターネット9に接続される。このルータ10aは、図1に示すルータ10に相当するものである。
なお、本実施形態においては、CPU102と主記憶装置105とで制御部130を構成している。また、コンテンツ配信装置1には、上述のように内蔵ディスプレイ(液晶ディスプレイ等)110等が内蔵されており、例えば、コンテンツ配信システムSを運用する放送運営者は、この内蔵ディスプレイ110を見ながら入力手段から所定の情報を入力することができる。なお、本実施形態においては、これら内蔵ディスプレイ110や内蔵スピーカ112などがコンテンツ配信装置1に内蔵されているが、これに限らず、例えば、別に接続されるものであってもよい。
(主記憶装置105ついて)
また、主記憶装置105には、コンテンツ配信装置1のコンピュータとしての基本的な機能を提供するためのOS(オペレーティングシステム)プログラム117と、ハードディスク装置103に記憶されたコンテンツデータを取り出して端末装置2へストリーミング配信するためのストリーム制御プログラム115と、下流に接続されている各端末装置2の所在情報(IPアドレスやポート番号など)の管理等を行なうためのトポロジ管理プログラム116と、内蔵ディスプレイ110を制御するための画面制御プログラム118と、エンコードされたコンテンツデータをデコードするためのデコーダプログラム119と、ハードディスク装置103に記憶されている配信コンテンツデータ113から読み出したコンテンツデータを端末装置2へ送信する前に一時的に記憶するリングバッファ120等が記憶されており、これらはCPU102によって読み出され、CPU102によってこれらのプログラムに従った機能が実行される。
ここで、OSプログラム117は、CPU102によって読み出されて実行されることにより、キーボード107やマウス108の入出力に関する機能や、主記憶装置105やハードディスク装置103どのメモリ管理などのコンテンツ配信装置1であるコンピュータの基本的な機能を実行可能にするものである。
そして、このOSプログラム117がCPU102によって実行された状態で、上述のストリーム制御プログラム115、トポロジ管理プログラム116、画面制御プログラム118、デコーダプログラム119と、が主記憶装置105から読み出されて実行される。
特に、本実施形態においては、主記憶装置105には、コンテンツ管理装置4から送信されるコンテンツデータや、その販売情報を管理するコンテンツ管理プログラム121と、コンテンツデータを配信する配信時間となったか否かを判定するための配信時間判定プログラム122と、が記憶されており、これらはCPU102によって読み出され、CPU102によってこれらのプログラムに従った機能が実行される。
そして、このOSプログラム117がCPU102によって実行された状態で、上述のコンテンツ管理プログラム121、配信時間判定プログラム122が主記憶装置105から読み出されて実行される。
なお、OSプログラム117、ストリーム制御プログラム115、トポロジ管理プログラム116、画面制御プログラム118、デコーダプログラム119、コンテンツ管理プログラム121、配信時間判定プログラム122等は、例えば、インターネット9に接続されたサーバ等から主記憶装置105にダウンロードされるようにしてもよく、また、CD−ROM等の記録媒体に記録されてから当該記録媒体のドライブを介して、主記憶装置105に読み込まれるようにしてもよい。
(制御部130について)
制御部130は、上述のようにCPU102と主記憶装置105とから構成され、CPU102が主記憶装置105に記憶された各種プログラム115から119,121及び122を読み出して実行することにより、コンテンツ配信装置1全体を統括制御し、かつ、後述するコンテンツデータ配信手段等として機能するようになっている。なお、CPU102がストリーム制御プログラム115を実行することによって、コンテンツデータ配信手段等として、またCPU102がトポロジ管理プログラム116を実行することによって、トポロジ管理手段として、また、CPU102が画面制御プログラム118を実行することによって、表示制御手段等として、CPU102がデコーダプログラム119を実行することによって、再生手段として、CPU102がコンテンツ管理プログラム121を実行することによって、配信コンテンツ受信手段、配信コンテンツ保存手段として、CPU102が配信時間判定プログラム122を実行することによって、配信時間判定手段として、それぞれ機能するようになっている。さらに、ハードディスク装置103は、予約コンテンツデータと、その予約コンテンツデータに対応する配信時間とが記憶された予約コンテンツデータ記憶手段として使用される。
(配信コンテンツ受信手段、配信コンテンツ保存手段について)
配信コンテンツ受信手段は、コンテンツ管理装置4から送信されるコンテンツデータや、そのコンテンツデータに対応する販売情報を受信する。また、配信コンテンツ保存手段は、コンテンツ管理装置4からコンテンツデータや、そのコンテンツデータに対応する販売情報が配信コンテンツ受信手段によって受信された場合には、受信したコンテンツデータを配信コンテンツデータ113としてハードディスク装置103に保存するとともに、受信した販売情報を、コンテンツデータベース114に登録する。なお、販売情報については詳しく後述する。
(配信時間判定手段について)
配信時間判定手段は、上述した販売情報に含まれる配信時間を参照し、その販売情報に対応するコンテンツデータを配信する配信時間となったか否かを判定する。特に、この配信時間判定手段は、受信した販売情報に配信時間の設定がなされている場合には、予約可能な予約コンテンツデータとして認識し、その配信時間まで配信を行わせない。
(配信手段について)
コンテンツデータ配信手段は、キーボード107などの入力手段によって、又は、設定された配信時間となったと配信時間判定手段によって判定されたことによって、ハードディスク装置103において記憶されている配信コンテンツデータ113から指定されたコンテンツデータを取り出し、ネットワークインタフェース104を介して、接続された端末装置2(例えば、ツリー型に接続された場合には最上階層端末装置)等にストリーミング配信する。
このコンテンツデータ配信手段による端末装置2等へのストリーミング配信は、以下の手順で実行される。
コンテンツデータ配信手段は、ハードディスク装置103に予め記憶されている配信コンテンツデータ113から、予め設定されたコンテンツに対応するコンテンツデータを順次取り出してリングバッファ120に記憶させる。
次に、コンテンツデータ配信手段は、リングバッファ120から取り出したコンテンツデータを、ストリーミング配信用のデータ形式、たとえばASF、WMA、WMV等のデータ形式にエンコードする。
その後、コンテンツデータ配信手段は、接続された端末装置2等に対して、それぞれ対応するコンテンツデータを所定容量毎に分割しながらコンテンツパケットとし、ネットワークインタフェース104を介して、このコンテンツパケットを送信する。
(トポロジ管理手段)
コンテンツ配信装置1は、1つのコンテンツ配信装置1に1つのチャンネルを割り振られており、トポロジ管理手段は、割り振られたチャンネルに構成されるツリー状階層構造の第1階層に参加している端末装置2の所在情報(IPアドレスやポート番号など)を管理している。そして、上述の配信手段はトポロジ管理手段が管理する端末装置2のIPアドレスを宛先アドレスとし、配信用IPアドレスを送信元として端末装置2へコンテンツデータの配信を行なう。
(表示制御手段について)
表示制御手段は、ビデオチップ109及び内蔵ディスプレイ110を制御して、コンテンツデータや各種情報を表示する機能を有している。すなわち、表示制御手段は、内蔵ディスプレイ110にどのようにコンテンツの映像や各種情報を表示するかを制御することができる。
(再生手段について)
再生手段は、配信コンテンツデータ113の中からコンテンツデータを内蔵ディスプレイ110に表示したり、内蔵スピーカ112から出力したりする機能を有している。
[3.端末装置2の構成等の説明]
次に、図4を参照して、端末装置2の構成及び動作について説明する。
図4は、本実施形態における端末装置2の概略構成例を示す図である。端末装置2は、一般のパーソナルコンピュータあるいは専用端末を適用可能であり、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)202と、各種プログラム等を記憶(格納)する書き換え可能な主記憶装置205と、各種データ等を記憶するハードディスク装置203と、インターネット9を介してネットワーク上のコンテンツ配信装置1、接続管理装置3やコンテンツ管理装置4及び他の端末装置2との間で通信を行うためのネットワークインタフェース204と、ユーザによる端末装置2の遠隔操作が可能な所定の赤外線信号を送信及び受信するユーザ入力用リモコン208と、このユーザ入力用リモコン208と赤外線により通信を行なうための赤外線ポート207と、赤外線ポート207を制御する周辺機器制御チップ206と、CPU202からイメージデータを受け取り、内部のビデオメモリ(図示せず)に書き込むと共にこのビデオメモリに書き込んだデータを後述の内蔵ディスプレイ210に表示するビデオチップ209と、ビデオチップ209から送信される信号に応じた表示を行う内蔵ディスプレイ210と、FM音源(Frequency Modulation)やWave Table音源などの音源を有する音源チップ211と、音源チップ211から出力されるオーディオ信号を音波に変換する内蔵スピーカ212とを備えて構成され、これらの各種構成要素はシステムバス201を介して相互に接続されている。
なお、本実施形態においては、CPU202と主記憶装置205とで制御部230を構成している。また、ネットワークインタフェース204は、ルータ10bを介して、インターネット9に接続されている。このルータ10bは、図1に示すルータ10に相当するものである。
上述したようなユーザ入力用リモコン208では、コンテンツ配信システムSにおけるコンテンツの購入や、コンテンツリストの取得、コンテンツの予約などの操作が可能である。
(主記憶装置205について)
また、主記憶装置205には、端末装置2のコンピュータとしての基本的な機能を提供するためのOSプログラム217と、コンテンツ配信装置1から直接又は他の端末装置2に中継されてストリーミング配信されるコンテンツデータをストリーム受信及び下流の端末装置2へストリーミング送信するためのストリーム制御プログラム215と、ツリー接続された一層上流の端末装置2(或いはコンテンツ配信装置1)の所在情報(IPアドレスやポート番号)とツリー接続された一層下流の端末装置2の所在情報の管理等を行なうためのトポロジ制御プログラム216と、内蔵ディスプレイ210を制御するための画面制御プログラム218と、上流の装置からストリーミング受信したコンテンツデータをデコードして再生するためのデコーダプログラム219と、ストリーミング受信したコンテンツデータを順次記憶すると共に、記憶したコンテンツデータのうち再生が終了したコンテンツデータ、及び、下流に接続している他の端末装置2が存在する場合にはその端末装置2への配信が終了したコンテンツデータを順次消去するリングバッファ220等が記憶されており、これらはCPU202によって読み出され、CPU202によってこれらのプログラムに従った機能が実行される。
ここで、OSプログラム217は、CPU202によって読み出されて実行されることにより、ユーザ入力用リモコン208の入出力に関する機能や、主記憶装置205やハードディスク装置203などのメモリ管理などの端末装置2であるコンピュータの基本的な機能を実行可能にするものである。そして、このOSプログラム217がCPU202によって実行された状態で、上述のストリーム制御プログラム215、トポロジ制御プログラム216、画面制御プログラム218、デコーダプログラム219、等が主記憶装置205から読み出されて実行される。
特に、本実施形態においては、主記憶装置205には、コンテンツの購入や、コンテンツの購入に対する予約を行うコンテンツ購入プログラム221が記憶されており、これらはCPU202によって読み出され、CPU202によってこれらのプログラムに従った機能が実行される。
そして、このOSプログラム217がCPU202によって実行された状態で、上述のコンテンツ購入プログラム221が主記憶装置205から読み出されて実行される。
なお、OSプログラム217、ストリーム制御プログラム215、トポロジ制御プログラム216、画面制御プログラム218、デコーダプログラム219、コンテンツ購入プログラム221等は、例えば、インターネット9に接続されたサーバ等から主記憶装置205にダウンロードされるようにしてもよく、また、CD−ROM等の記憶媒体に記録されてから当該記憶媒体のドライブを介して、主記憶装置205に読み込まれるようにしてもよい。
(制御部230について)
制御部230は、上述のようにCPU202と主記憶装置205とから構成され、CPU202が主記憶装置205に記憶された各種プログラム215から219,221を読み出して実行することにより、端末装置2全体を統括制御し、かつ、後述する予約情報送信手段、配信時間受信手段、接続先紹介要求手段、接続先候補受信手段、接続手段、コンテンツ受信手段、表示制御手段、再生手段、予約コンテンツデータ中継制御手段、受信終了判定手段、接続遮断制御手段等として機能するようになっている。
なお、CPU202がストリーム制御プログラム215を実行することによってコンテンツ受信手段、予約コンテンツデータ中継制御手段として、またCPU202がトポロジ制御プログラム216を実行することによって、接続先紹介要求手段、接続先候補受信手段、接続手段、受信終了判定手段、接続遮断制御手段等として、またCPU202が画面制御プログラム218を実行することによって表示制御手段等として、さらにCPU202がデコーダプログラム219を実行することによって再生手段等として、さらにCPU202がコンテンツ購入プログラム221を実行することによって、予約情報送信手段、配信時間受信手段等として、それぞれ機能するようになっている。
(予約情報送信手段、配信時間受信手段について)
予約情報送信手段は、予約可能な予約コンテンツデータに対する予約情報をコンテンツ管理装置4に送信する。そして、配信時間受信手段は、この送信した予約情報に対応するコンテンツデータの予約が受け付けられた場合には、そのコンテンツデータが配信される配信時間などの情報を受信する。また、配信時間受信手段は、配信時間など以外にも、配信時間よりも以前の配信前時間(例えば、接続時間としての配信時間の10分前など)を受信する。
(接続先紹介要求手段、接続先候補受信手段、接続手段について)
接続先紹介要求手段は、端末装置2をコンテンツ配信システムSへ参加させるために、ユーザによるユーザ入力用リモコン208の購入操作や、予約操作、チャンネル選択操作などに対応して、コンテンツデータの受信のための接続先紹介要求を接続管理装置3に送信する。特に、接続先紹介要求手段は、ユーザによるユーザ入力用リモコン208の予約操作に対応する場合において、上述した配信時間受信手段によって配信時間などを受信したときには、その配信時間よりも以前の配信前時間(例えば、接続時間としての配信時間10分前など)において、その予約コンテンツデータの受信のための接続先紹介要求を送信することとなる。そして、接続先候補受信手段は、その接続先紹介要求に対応する接続先候補を接続管理装置3から受信する。接続手段は、上述した接続先候補受信手段によって受信された接続先候補(接続先候補が複数の場合には、接続先候補のうちのいずれか)に接続することとなる。
(コンテンツ受信手段について)
コンテンツ受信手段は、ネットワークインタフェース204を介してコンテンツ配信装置1又は上層に接続された端末装置2からコンテンツデータを受信する。
(再生手段について)
再生手段は、ネットワークインタフェース204によってストリーミング受信したコンテンツデータをリングバッファ220に順次記憶し、順次再生する機能を有している。また、購入したデータを再生する場合には、再生手段は、ハードディスク装置203からコンテンツデータを取得して再生する機能を有する。
この再生手段は、音源チップ211やビデオチップ209を動作させることによってこの機能を実現しており、リングバッファ220に格納したコンテンツデータを順次取り出して、所定のコンテンツデータ形式(たとえば、Wave形式)に変換して音源チップ211やビデオチップ209へ入力し、コンテンツの再生を行う。
再生手段によって所定のコンテンツデータ形式に変換されたコンテンツデータは、そのコンテンツデータがオーディオ情報を含む場合には、そのオーディオ情報が音源チップ211によってオーディオ信号へ変換された後、内蔵スピーカ212から出力される。
また、再生手段によって所定のコンテンツデータ形式に変換されたコンテンツデータは、そのコンテンツデータに映像情報が含まれるときには、後述の表示制御手段による制御によってこの映像情報が内蔵ディスプレイ210に表示される。
また、再生手段は、リングバッファ220に格納されたコンテンツデータに含まれる再生開始時刻情報に基づいて、当該コンテンツデータを再生するタイミングを決定する。すなわち、再生手段は、リングバッファ220に格納されたコンテンツデータをその再生開始時刻で内蔵スピーカ212や内蔵ディスプレイ210に出力するように構成されている。
(表示制御手段について)
表示制御手段は、ビデオチップ209及び内蔵ディスプレイ210を制御して、コンテンツデータや各種情報を表示する機能を有している。すなわち、表示制御手段は、内蔵ディスプレイ210にどのようにコンテンツの映像や各種情報を表示するかを制御することができる。
(予約コンテンツデータ中継制御手段について)
また、特に、予約コンテンツデータ中継制御手段は、ネットワークインタフェース204を介してコンテンツ配信装置1又は上層に接続された端末装置2から受信した予約コンテンツデータを、下層に接続された他の端末装置2へネットワークインタフェース204を介して転送する。
(受信終了判定手段、接続遮断制御手段について)
受信終了判定手段は、ネットワークインタフェース204を介してコンテンツ配信装置1又は上層に接続された端末装置2から受信したコンテンツデータが終了したか否かを判定する。そして、接続遮断制御手段は、受信したコンテンツデータが終了したと判定された場合には、コンテンツ配信装置1又は上層に接続された端末装置2との論理接続を切断する。
[4.接続管理装置3の構成等の説明]
次に、図5を参照して、接続管理装置3の構成及び動作について説明する。
図5は、本実施形態における接続管理装置3の概略構成例を示す図である。接続管理装置3は、一般のサーバコンピュータを適用可能であり、図5に示すように、CPU(Central Processing Unit)302と、各種プログラム等を記憶(格納)する書き換え可能な主記憶装置305と、各種データ等を記憶するハードディスク装置303と、インターネット9を介してコンテンツ配信装置1、コンテンツ管理装置4や端末装置2との間で通信を行うネットワークインタフェース304と、所定の情報を入力可能なキーボード307やマウス308等の入力手段を制御する周辺機器制御チップ306と、CPU302からイメージデータを受け取り、内部のビデオメモリ(図示せず)に書き込むと共にこのビデオメモリに書き込んだデータを内蔵ディスプレイ310に表示するビデオチップ309とを備えて構成され、これらの各種構成要素はシステムバス301を介して相互に接続されている。
なお、本実施形態においては、CPU302と主記憶装置305とで制御部330を構成している。なお、ネットワークインタフェース304は、ルータ10cを介して、インターネット9に接続されている。このルータ10cは、図1に示すルータ10に相当するものである。
(主記憶装置305について)
また、主記憶装置305には、接続管理装置3のコンピュータとしての基本的な機能を提供するためのOSプログラム317と、チャンネルに接続される複数の端末装置2の所在情報(IPアドレスやポート番号など)などを管理するための端末管理プログラム318と、各チャンネルのツリー状階層構造を構築及び管理等するためのトポロジ管理プログラム319と、端末装置2から送信される接続先紹介要求に対応するチャンネルの接続先候補を選択し、端末装置2へ接続先候補の情報を送信等するための接続先紹介プログラム320等が記憶されており、これらはCPU302によって読み出され、CPU302によってこれらのプログラムに従った機能が実行される。
ここで、OSプログラム317は、CPU302によって読み出されて実行されることにより、キーボード307やマウス308の入出力に関する機能や、主記憶装置305やハードディスク装置303などのメモリ管理などの接続管理装置3であるコンピュータの基本的な機能を実行可能にするものである。そして、このOSプログラム317がCPU302によって実行された状態で、上述の端末管理プログラム318、トポロジ管理プログラム319、接続先紹介プログラム320等が実行される。
なお、OSプログラム317、端末管理プログラム318、トポロジ管理プログラム319、接続先紹介プログラム320等は、例えば、インターネット9に接続されたサーバ等から主記憶装置305にダウンロードされるようにしてもよく、また、CD−ROM等の記憶媒体に記録されてから当該記憶媒体のドライブを介して、主記憶装置305に読み込まれるようにしてもよい。
(制御部330について)
制御部330は、上述のようにCPU302と主記憶装置305とから構成され、CPU302が主記憶装置305に記憶された各種プログラム317〜320を読み出して実行することにより、接続管理装置3全体を統括制御し、かつ、後述する予約端末識別情報取得手段、接続先紹介要求受信手段、接続先候補選択手段、接続先候補通知手段、トポロジ管理手段、端末管理手段等として機能する。さらに、ハードディスク装置303は、コンテンツ配信装置1を頂点として、予約コンテンツデータの配信を予約した予約端末装置がネットワーク上において階層構造で多層に論理接続された複数の端末装置の接続状態情報を記憶する接続状態情報記憶手段として使用される。
なお、CPU302が端末管理プログラム318を実行することによって、端末管理手段等として、またCPU302がトポロジ管理プログラム319を実行することによってトポロジ管理手段等として、さらにCPU302が接続先紹介プログラム320を実行することによって予約端末識別情報取得手段、接続先紹介要求受信手段、接続先候補選択手段、接続先候補通知手段等として、それぞれ機能する。
(端末管理手段について)
端末管理手段は、端末装置2からの登録要求を受信すると、端末管理データベース315へこの端末装置2の所在情報であるIPアドレスなどをチャンネル毎に登録する。また、コンテンツ配信装置1からの登録要求を受信した場合も、このコンテンツ配信装置1の所在情報であるIPアドレスなどを各チャンネル毎に端末管理データベース315に登録する。なお、これらの端末装置2の所在情報は端末装置2からの登録要求に含まれ、この登録要求から所在情報を取得する。
(トポロジ管理手段について)
トポロジ管理手段は、コンテンツ配信装置1から送信される新規チャンネル生成要求に基づいて、新規チャンネルのツリー状階層構造を生成するための新規トポロジ生成手段と、端末装置2の接続先紹介要求や接続切断通知などのトポロジ変動通知によってチャンネルにおける端末装置2の接続情報を変更するトポロジ変更手段としての機能を有している。また、トポロジ管理手段は、チャンネル毎に階層構造を構成する端末装置2の接続状態情報を接続状態情報記憶手段としてのトポロジデータベース314へ記憶する。
新規トポロジ生成手段は、コンテンツ管理装置4から新規チャンネル生成要求を受信すると、新規チャンネルのトポロジテーブルを生成してトポロジデータベース314へ登録する。ここで、トポロジテーブルは、チャンネル毎に階層構造を構成する端末装置2の接続状態情報などを格納するためのテーブルであり、チャンネルごとに生成されてトポロジデータベース314に登録される。
トポロジ変更手段は、トポロジデータベース314に記憶される複数のトポロジテーブルに端末装置2の情報を追加又は削除する機能を実行するものであり、端末装置2からの接続先紹介要求トポロジ参加報告に基づいて、トポロジテーブルへの追加又は変更を行うものである。
(予約端末識別情報取得手段、接続先紹介要求受信手段について)
予約端末識別情報取得手段は、予約されたと登録された予約端末装置の識別情報をコンテンツ管理装置又は予約端末装置から取得する。特に、本実施形態においては、予約端末識別情報取得手段は、接続先紹介要求受信手段が端末装置2から送信された接続先紹介要求を受信したときに、予約したと登録された予約端末装置の識別情報を、接続先紹介要求を送信した予約端末装置から取得するが、これに限らず、例えば、予約したと登録された予約端末装置の識別情報をコンテンツ管理装置4から直接取得してもよい。
(接続先候補選択手段について)
接続先候補選択手段は、チャンネルに新規に参加しようとする端末装置2から接続先紹介要求を受信したとき、接続先紹介要求に対応するチャンネルの階層構造において、当該階層構造を構成する端末装置2の接続先紹介要求に対する接続先候補を、トポロジデータベース314に記憶された接続状態情報から選択する。特に、接続先候補選択手段は、構成するトポロジの種類が、ツリー型であるかサーバクライアント型であるか(モード)に基づいて接続先候補を選択することとなる。具体的には、接続先候補選択手段は、ツリー型配信モードであるときに、トポロジの種類をツリー型として、接続先候補を選択することとなり、サーバクライアント型配信モードであるときに、トポロジの種類をサーバクライアント型として、接続先候補を選択することとなる。なお、このツリー型のトポロジは、予約コンテンツデータの配信専用のトポロジとなる。
(接続先候補通知手段について)
接続先候補通知手段は、接続先候補選択手段によって選択された接続先候補を、接続先紹介要求を送信した端末装置2へ通知する機能を有する。この接続先候補の通知は、接続先候補の情報、すなわち接続先候補の端末装置2の通信プロトコル、IPアドレスやポート番号などの情報を含む。
[5.コンテンツ管理装置4の構成等の説明]
次に、図6を参照して、コンテンツ管理装置4の構成及び動作について説明する。
図6は、本実施形態におけるコンテンツ管理装置4の概略構成例を示す図である。コンテンツ管理装置4は、一般のサーバコンピュータを適用可能であり、図6に示すように、CPU(Central Processing Unit)402と、各種プログラム等を記憶(格納)する書き換え可能な主記憶装置405と、各種データ等を記憶するハードディスク装置403と、インターネット9を介してコンテンツ配信装置1、接続管理装置3や端末装置2との間で通信を行うネットワークインタフェース404と、所定の情報を入力可能なキーボード407やマウス408等の入力手段を制御する周辺機器制御チップ406と、CPU402からイメージデータを受け取り、内部のビデオメモリ(図示せず)に書き込むと共にこのビデオメモリに書き込んだデータを内蔵ディスプレイ410に表示するビデオチップ409とを備えて構成され、これらの各種構成要素はシステムバス401を介して相互に接続されている。
なお、本実施形態においては、CPU402と主記憶装置405とで制御部430を構成している。なお、ネットワークインタフェース404は、ルータ10dを介して、インターネット9に接続されている。このルータ10dは、図1に示すルータ10に相当するものである。
(主記憶装置405について)
また、主記憶装置405には、コンテンツ管理装置4のコンピュータとしての基本的な機能を提供するためのOSプログラム417と、配信するためのコンテンツデータを投入するためのコンテンツ投入プログラム418と、コンテンツの購入、予約可能なコンテンツの購入の予約などを行うための購入管理プログラム419と、コンテンツに関する管理を行うためのコンテンツ管理プログラム420等が記憶されており、これらはCPU402によって読み出され、CPU402によってこれらのプログラムに従った機能が実行される。
ここで、OSプログラム417は、CPU402によって読み出されて実行されることにより、キーボード407やマウス408の入出力に関する機能や、主記憶装置405やハードディスク装置403などのメモリ管理などのコンテンツ管理装置4であるコンピュータの基本的な機能を実行可能にするものである。そして、このOSプログラム417がCPU402によって実行された状態で、上述のコンテンツ投入プログラム418、購入管理プログラム419、コンテンツ管理プログラム420等が実行される。
なお、OSプログラム417、コンテンツ投入プログラム418、購入管理プログラム419、コンテンツ管理プログラム420等は、例えば、インターネット9に接続されたサーバ等から主記憶装置405にダウンロードされるようにしてもよく、また、CD−ROM等の記憶媒体に記録されてから当該記憶媒体のドライブを介して、主記憶装置405に読み込まれるようにしてもよい。
(制御部430について)
制御部430は、上述のようにCPU402と主記憶装置405とから構成され、CPU402が主記憶装置405に記憶された各種プログラム417〜420を読み出して実行することにより、コンテンツ管理装置5全体を統括制御し、かつ、後述するコンテンツ登録手段、購入可能コンテンツリスト送信手段(予約可能なコンテンツリストも含むため可能コンテンツリスト送信手段としても機能する)、予約情報受信手段、予約端末登録手段、配信時間送信手段、配信予約端末判定手段、モード設定手段、予約端末装置計数手段等として機能させる。さらに、ハードディスク装置403は、コンテンツデータが記憶されている以外にも、購入(配信)の予約可能な予約コンテンツデータと、その予約コンテンツデータに対応する配信時間と、その予約コンテンツデータに対応する予約可能時間と、が記憶された予約可能時間記憶手段、配信時間記憶手段として使用される。
なお、CPU402がコンテンツ投入プログラム418を実行することによって、コンテンツ登録手段等として、またCPU402が購入管理プログラム419を実行することによって購入可能コンテンツリスト送信手段、予約情報受信手段、予約端末登録手段、配信時間送信手段等として、さらにCPU402がコンテンツ管理プログラム420を実行することによってモード設定手段、予約端末装置計数手段等として、それぞれ機能するようになっている。
(コンテンツ登録手段について)
コンテンツ登録手段は、キーボード407やマウス408の入出力に応じて、コンテンツデータや、このコンテンツデータの販売情報など、後述するコンテンツデータベース415(具体的には図7参照)を登録する。特に、このコンテンツ登録手段は、予約可能な予約コンテンツデータも登録することができ、予約コンテンツデータと、その配信時間や予約可能時間なども登録することとなる。なお、コンテンツ送信手段は、このように登録されたコンテンツデータに関するデータベースを接続管理装置3に送信し、配信装置情報受信手段は、この送信に対応するコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置1(具体的には、コンテンツ配信装置1のチャンネルなど)を接続管理装置3から受信する。また、コンテンツ送信手段は、このように登録されたコンテンツデータ及びコンテンツデータに関するデータベースを、接続管理装置3から受信した配信装置情報に対応するコンテンツ配信装置1に送信する。
(購入可能コンテンツリスト送信手段について)
購入可能コンテンツリスト送信手段は、コンテンツ登録手段によって登録され、購入可能な購入可能コンテンツリストを端末装置2に送信する。特に、コンテンツ登録手段によって登録され、予約可能な予約可能時間である予約可能コンテンツリストも、上述した購入可能コンテンツリストに含まれているため、購入可能コンテンツリスト送信手段は、
予約可能コンテンツリスト送信手段としても機能する。
(予約情報受信手段、予約端末登録手段、配信時間送信手段について)
予約情報受信手段は、端末装置2からの予約コンテンツデータの配信を予約する旨の予約情報を受信する。そして、予約端末登録手段は、予約情報を受信した端末装置2を、予約を確認した予約端末装置として後述する予約端末装置テーブル413(具体的には図9参照)に登録する(図9においては予約端末装置を示す予約端末装置IDを登録する)。そして、配信時間送信手段は、予約情報を送信した端末装置2(予約端末装置)に、その予約コンテンツデータに対応する配信時間や接続時間などを送信する。なお、この場合において、予約端末識別情報送信手段は、予約端末装置を識別可能とする識別情報を接続管理装置3に送信することとなる。
(予約端末装置計数手段、モード設定手段について)
予約端末装置計数手段は、予約端末装置として登録された予約端末装置の数を計数する。そして、モード設定手段は、予約端末装置計数手段によって計数された予約端末装置の数が予め設定された特定数以上であることを条件に、第一のモードとして設定し、特定数未満のとき第二のモードを設定する。なお、この第一のモードとは、予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置のうち最上階層予約端末装置を、予約コンテンツデータを配信する予約端末装置として判定するツリー型のトポロジのモードであり、第二のモードとは、予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置のうち全部の予約端末装置を、予約コンテンツデータを配信する予約端末装置として判定するサーバクライアント型のトポロジのモードである。
(コンテンツデータベース)
上述したような構成のコンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403に記憶されているコンテンツデータベースについて図7を用いて説明する。なお、以下に説明するコンテンツデータベースがコンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403に記憶されていない場合であっても、このような機能を有するデータ、プログラムがコンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403などに記憶されていればよい。
コンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403に記憶されたコンテンツデータベースは、コンテンツに関する情報を管理するためのデータベースである。このコンテンツデータベースには、図7に示すように、コンテンツIDと、コンテンツ名称と、予約フラグと、配信日時(配信時間)と、予約可能日時(予約可能時間)と、上限数と、が対応付けられている。
ここでいうコンテンツIDとは、コンテンツデータを識別するための識別IDである。コンテンツ名称とは、コンテンツデータの名称である。予約フラグとは、予約可能なコンテンツであるか否かを示すフラグである。具体的には、予約フラグにおける値が“1”である場合に予約可能なコンテンツであると判定され、その値が“0”である場合に予約不可能なコンテンツであると判定される。配信日時は、コンテンツ配信装置1から予約コンテンツデータが配信される日時であり、予約フラグがオンである場合に限り、設定可能である。また、予約可能日時は、予約を受け付ける最終の日時であり、この後における予約情報は無効となる。また、この予約可能日時は、当然ではあるが、配信日時よりも以前の日時として設定可能であり、例えば、配信日時の11分前としてデフォルト設定されるというように構成してもよい。更には、配信日時、予約可能日時の他にも、図示しないが、接続管理装置3に接続先候補を要求するための接続日時(接続時間)が対応付けられており、具体的には、予約可能日時より後、配信日時より前の日時で設定可能であり、例えば、配信日時の10分前としてデフォルト設定されるというように構成してもよい。また、上限数とは、配信日時後においてコンテンツデータを配信する端末装置の接続形態がツリー型となるか否かを判断するための閾値を示し、予約コンテンツデータの配信の予約が受け付けられた予約端末装置の数が上限数以上となった場合にツリー型として、予約端末装置の数が上限数未満となった場合にサーバクライアント型として接続形態が判定されることとなる。
なお、本実施形態においては、配信時間となると予約フラグが変更されるが、これに限らず、例えば、初回配信時間が6月1日の17時で、次回配信時間が、6月8日の17時である場合には、その予約フラグをオン(具体的には“1”)として継続させ、初回配信時間が経過した後であっても、次回配信時間に配信される予約コンテンツデータに対する予約を受け付けるような機能を備えてもよい。また、例えば、次回配信時間が設定されていない場合には、予約フラグをオンからオフ(具体的には“0”)に更新するような機能を備えてもよい。
このようなコンテンツデータベースは、コンテンツ管理装置4におけるキーボード407やマウス408の入出力などに応じて登録される。また、このコンテンツデータベースに登録された情報は、接続管理装置3やコンテンツ配信装置1などに販売情報やコンテンツ情報として送信され、それら装置においても保存されることとなる。このようなコンテンツデータベースによって、コンテンツデータに関する情報が効率よく管理させることとなる。また、このコンテンツデータベースにおけるコンテンツIDと、コンテンツ名称と、予約フラグと、配信日時(配信時間)と、予約可能日時(予約可能時間)とが、コンテンツリストとしてコンテンツ管理装置4から端末装置2などに送信されることとなる。なお、このようなコンテンツデータベースが記憶されたコンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403には、予約コンテンツデータに対応する予約可能時間、予約コンテンツデータに対応する配信時間が記憶されているといえる。このようなコンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403は、予約可能時間記憶手段、配信時間記憶手段である。
(コンテンツチャンネルテーブル)
上述したような構成のコンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403に記憶されているコンテンツチャンネルテーブルについて図8を用いて説明する。なお、以下に説明するコンテンツチャンネルテーブルがコンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403に記憶されていない場合であっても、このような機能を有するデータ、プログラムがコンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403などに記憶されていればよい。
コンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403に記憶されたコンテンツチャンネルテーブルは、コンテンツデータを配信するチャンネルを示すテーブルである。このコンテンツチャンネルテーブルには、図8に示すように、コンテンツIDと、トポロジIDと、が対応付けられている。
ここでいうコンテンツIDとは、上述したIDと同じように、コンテンツデータを識別するための識別IDである。トポロジIDとは、コンテンツデータが配信されるチャンネルを示し、具体的には、コンテンツ配信装置1、そのチャンネルを識別可能とするIDである。
このコンテンツチャンネルテーブルは、コンテンツ管理装置4においてコンテンツIDが登録され、その後に、接続管理装置3から送信されるトポロジIDが登録されることとなる。具体的には、コンテンツ管理装置4においてコンテンツデータが投入され、コンテンツデータベースが登録された後に、コンテンツ管理装置4から接続管理装置3にコンテンツIDが送信される。一方、接続管理装置3において、受信したコンテンツIDに対応するトポロジIDが決定され、コンテンツ管理装置4に送信される。これによって、コンテンツを配信するコンテンツ配信装置、そのチャンネルが決定されることとなる。もちろん、接続管理装置3のハードディスク装置303においても、同じようなコンテンツチャンネルテーブルが記憶されている。
(予約端末装置テーブル)
上述したような構成のコンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403に記憶されている予約端末装置テーブルについて図9を用いて説明する。なお、以下に説明する予約端末装置テーブルがコンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403に記憶されていない場合であっても、このような機能を有するデータ、プログラムがコンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403などに記憶されていればよい。
コンテンツ管理装置4におけるハードディスク装置403に記憶された予約端末装置テーブルは、予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置を示すテーブルである。この予約端末装置テーブルには、図9に示すように、コンテンツIDと、予約端末装置IDと、が対応付けられている。
ここでいうコンテンツIDとは、上述したIDと同じように、コンテンツデータを識別するための識別IDである。予約端末装置IDとは、コンテンツIDに対応する予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置の識別IDである。
このような予約端末装置テーブルは、コンテンツ管理装置4において、予約可能時間が終了するまで登録可能であり、登録された予約端末装置には、コンテンツIDに対応する配信時間、接続時間、トポロジIDなどが、その予約端末装置2にコンテンツ管理装置4から送信される。このような情報を受信した予約端末装置2においては、その配信時間よりも以前における接続時間となると、予約端末装置2自体を識別可能とする識別情報や、トポロジIDなどが接続管理装置3に送信され、それに対応して、論理接続する接続先候補が通知されることとなる。また、予約可能時間が終了した場合には、このような予約端末装置テーブルがコンテンツ管理装置4から接続管理装置3に送信された結果、予約端末装置の認識が可能となり、予約端末装置であると認識されたことによって、接続先候補が通知されることとなる。
[6.コンテンツ配信システムSの動作]
以下、コンテンツ配信装置1、端末装置2、接続管理装置3及びコンテンツ管理装置4の詳細動作について、フローチャートを用いて更に具体的に説明する。
(コンテンツ配信装置1の処理フローの説明)
まず、コンテンツ配信装置1の更に具体的な動作について、図10を参照して説明する。図10は、コンテンツ配信装置1における処理全体を示すフローチャートである。
まず、図10に示すように、コンテンツ配信装置1の電源がONされると、コンテンツ配信装置1では、CPU102は、主記憶装置105やハードディスク装置103のアクセス許可、作業領域を初期化等の初期設定処理を実行し(ステップS100)、各プログラム115〜119,121,122をCPU102による実行状態とし、制御部130としての機能を動作させた後、ステップS101に処理を移す。
ステップS101において、コンテンツ配信装置1における制御部130は、コンテンツデータを受信したか否かを判断する。この処理において、コンテンツ配信装置1における制御部130は、ネットワークインタフェース104を介して、コンテンツ管理装置4からコンテンツデータを受信したか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部130は、コンテンツデータを受信したと判定した場合には(ステップS101:YES)、コンテンツデータをハードディスク装置103(図10中においてはHDDと表す)に保存し(ステップS102)、配信コンテンツデータとして登録し、ステップS110に処理を移す。つまり、制御部130は、コンテンツデータ(予約コンテンツデータを含む)を保存する。
一方、ステップS101において、制御部130は、コンテンツデータを受信したと判定しなかった場合には(ステップS101:NO)、ステップS111に処理を移す。
ステップS111において、コンテンツ配信装置1における制御部130は、販売情報を受信したか否かを判断する。この処理において、コンテンツ配信装置1における制御部130は、ネットワークインタフェース104を介して、コンテンツ管理装置4から販売情報を受信したか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部130は、販売情報を受信したと判定した場合には(ステップS111:YES)、販売情報をハードディスク装置103(図10中においてはHDDと表す)に保存し(ステップS112)、ステップS110に処理を移す。つまり、制御部130は、この販売情報をコンテンツデータベースに登録する。
この販売情報には、コンテンツデータベースにおける各項目に対応するデータが含まれている。具体的には、販売情報には、ステップS102において受信したと判定されたコンテンツデータに対応するコンテンツID、コンテンツ名称、予約フラグが必ず含まれている。また、販売情報には、予約フラグがオンである(具体的には、予約フラグが“1”である)場合には、これらの項目の他にも、配信日時、予約可能日時などが対応付けられている。言い換えると、ステップS102において受信したと判定されたコンテンツデータと、その配信時間とが、コンテンツIDによって対応付けられている。つまり、ハードディスク装置103には、予約コンテンツデータと、その予約コンテンツデータに対応する配信時間とが記憶されている。
一方、ステップS111において、制御部130は、販売情報を受信したと判定しなかった場合には(ステップS111:NO)、ステップS121に処理を移す。
ステップS121において、コンテンツ配信装置1における制御部130は、端末装置2からセッション開設か切断の要求があったか否かを判断する。この処理において、コンテンツ配信装置1における制御部130は、ネットワークインタフェース104を介して、端末装置2からセッション開設か切断の要求があったか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部130は、セッション開設の要求があったと判定した場合には(ステップS121:YES)、その端末装置2との接続を開設し(ステップS122)、セッション切断の要求があったと判定した場合には(ステップS121:YES)、その端末装置2との接続を切断し(ステップS122)、ステップS110に処理を移す。つまり、制御部130は、端末装置2からの要求に応じて、端末装置の接続状態を変更設定させる制御を行うこととなる。特に、制御部130は、予約コンテンツデータを配信する場合には、予約コンテンツデータを配信する配信時間より以前に、直接配信する端末装置2からのセッション開設要求を受信し、接続を開設することとなり、予約コンテンツデータを配信し終わった場合には、その後、直接配信していた端末装置2からセッション切断要求を受信し、接続を切断することとなる。
一方、ステップS121において、制御部130は、端末装置2からセッション開設も切断も要求がなかったと判定した場合には(ステップS121:NO)、ステップS131に処理を移す。
ステップS131において、コンテンツ配信装置1における制御部130は、配信時間であるか否かを判断する。この処理において、コンテンツ配信装置1における制御部130は、コンテンツデータベース(図7参照)における配信時間を参照し、今現在の時間が配信時間であるか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部130は、配信時間である判定した場合には(ステップS131:YES)、その配信時間となったと判定したコンテンツIDに対応するコンテンツデータを読み出し、下層に論理接続されている端末装置2に対して、ストリーム送信を開始し(ステップS132)、ステップS110に処理を移す。つまり、制御部130は、ハードディスク装置103(予約コンテンツデータ記憶手段)に記憶された予約コンテンツデータの配信時間となったか否かを判定し、予約コンテンツデータの配信時間となったと判定されたときに、直接配信すると判定され、下層に論理接続された予約端末装置(最上階層の予約端末装置)に、その予約コンテンツデータを配信することとなる。これらのようなステップを実行する制御部130は、配信時間判定手段、コンテンツデータ配信手段として機能する。
一方、ステップS131において、制御部130は、配信時間ではないと判定した場合には(ステップS131:NO)、ステップS141に処理を移す。
ステップS141において、コンテンツ配信装置1における制御部130は、配信完了であるか否かを判断する。この処理において、コンテンツ配信装置1における制御部130は、コンテンツデータ(予約コンテンツデータを含む)の配信が完了したか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部130は、配信完了である判定した場合には(ステップS141:YES)、その配信が完了となったコンテンツデータに対応するコンテンツIDと配信完了を示すデータとを接続管理装置3に送信し(ステップS142)、ステップS110に処理を移す。このように、コンテンツデータの配信が完了した旨を制御部130が接続管理装置3に通知することによって、接続管理装置3は、トポロジデータベースからトポロジ情報を削除することとなる。
一方、ステップS141において、制御部130は、配信完了ではないと判定した場合には(ステップS141:NO)、ステップS110に処理を移す。
ステップS110において、制御部130は、電源がオフであるか否かを判断し、電源がオフであると判定した場合には、本処理を終了する一方、電源がオフではないと判定した場合には、ステップS101から繰り返し処理を実行することとなる。
(端末装置2の処理フローの説明)
まず、端末装置2の更に具体的な動作について、図11〜図13を参照して説明する。図11〜図13は、端末装置2における処理全体を示すフローチャートである。
まず、図11に示すように、端末装置2の電源がONされると、端末装置2では、CPU202は、主記憶装置205やハードディスク装置203のアクセス許可、作業領域を初期化等の初期設定処理を実行し(ステップS200)、各プログラム215〜219及び221をCPU202による実行状態とし、制御部230としての機能を動作させた後、ステップS201に処理を移す。
ステップS201において、制御部230は、コンテンツリスト要求ありか否かを判断する。この処理において、制御部230は、ユーザによるユーザ入力用リモコン208の操作に応じて、コンテンツリストの要求がありか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部230は、コンテンツリスト要求ありと判定した場合には(ステップS201:YES)、コンテンツ管理装置4へコンテンツリストを要求するコンテンツリスト要求を送信する(ステップS202)。そして、制御部230は、その送信に対応してコンテンツリストを受信し、ハードディスク装置203へ保存し(ステップS203)、ステップS210に処理を移す。つまり、制御部230は、購入可能なコンテンツデータを示す購入可能コンテンツリスト(予約可能な予約コンテンツデータを含む)をコンテンツ管理装置4に要求し、その要求に応じて購入可能コンテンツリストを受信することとなる。これによって、内蔵ディスプレイ210などにコンテンツリストが表示可能となる。
一方、ステップS201において、制御部230は、コンテンツリスト要求なしと判定した場合には(ステップS201:NO)、ステップS211に処理を移す。
ステップS211において、制御部230は、コンテンツ購入予約ありか否かを判断する。この処理において、制御部230は、ユーザによるユーザ入力用リモコン208の操作に応じて、コンテンツ購入予約ありか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部230は、コンテンツ購入予約ありと判定した場合には(ステップS211:YES)、コンテンツ管理装置4へコンテンツ購入の予約を行う予約情報を送信する(ステップS212)。つまり、制御部230は、予約コンテンツデータの配信を予約する予約情報をコンテンツ管理装置4に送信することとなる。このようなステップを実行する制御部230は、予約情報送信手段として機能する。
そして、制御部230は、トポロジIDと配信時間とを受信したか否かを判断する(ステップS213)この処理において、制御部230は、所定時間経過以内に、ネットワークインタフェース204を介してコンテンツ管理装置4からトポロジIDと配信時間とを受信したか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部230は、トポロジIDと配信時間とを受信した場合には(ステップS213:YES)、そのトポロジIDと配信時間とをハードディスク装置203へ保存する(ステップS214)。特に、制御部230は、トポロジID、配信時間の他にも、接続管理装置3に接続先候補を要求する接続時間(例えば、配信時間10分前など)を受信し、ハードディスク装置203へ保存することとなる。つまり、制御部230は、予約コンテンツデータの配信時間をコンテンツ管理装置4から受信することとなる。このようなステップを実行する制御部230は、配信時間受信手段として機能する。この処理が終了した場合には、ステップS210に処理を移す。
一方、ステップS213において、制御部230は、所定時間経過以内に、トポロジIDと配信時間とを受信していない場合には(ステップS213:NO)、ステップS210に処理を移す。
また、ステップS211において、制御部230は、コンテンツ購入予約なしと判定した場合には(ステップS211:NO)、図12に示すステップS221に処理を移す。
図12のステップS221において、制御部230は、コンテンツ購入ありか否かを判断する。この処理において、制御部230は、ユーザによるユーザ入力用リモコン208の操作に応じて、コンテンツ購入ありか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部230は、コンテンツ購入ありと判定した場合には(ステップS221:YES)、コンテンツ管理装置4へコンテンツ購入を要求するコンテンツ購入要求を送信する(ステップS222)。つまり、制御部230は、コンテンツデータの配信をコンテンツ管理装置4に要求することとなる。そして、制御部230は、コンテンツデータを受信したか否かを判断する(ステップS223)。
この処理において、制御部230は、所定時間経過以内に、ネットワークインタフェース204を介してコンテンツ管理装置4からコンテンツデータを受信したか否かを判断することとなる。制御部230は、コンテンツデータを受信した場合には(ステップS223:YES)、そのコンテンツデータをハードディスク装置203へ保存し(ステップS224)、図11のステップS210に処理を移す。これによって、制御部230は、コンテンツの購入操作に応じて、コンテンツを購入させる制御を行う。
一方、ステップS223において、制御部230は、所定時間経過以内に、ネットワークインタフェース204を介してコンテンツ管理装置4からコンテンツデータを受信していないと判定された場合には(ステップS223:NO)、所定時間内に、トポロジIDと配信時間とを受信したか否かを判断することとなる(ステップS225)。
この処理において、制御部230は、トポロジIDと配信時間とを受信した場合には(ステップS225:YES)、そのトポロジIDと配信時間とをハードディスク装置203へ保存する(ステップS226)。特に、制御部230は、トポロジID、配信時間の他にも、接続管理装置3に接続先候補を要求する接続時間(例えば、配信時間10分前など)を受信し、ハードディスク装置203へ保存することとなる。つまり、制御部230は、購入するコンテンツデータの配信時間をコンテンツ管理装置4から受信することとなる。この処理が終了した場合には、図11のステップS210に処理を移す。
一方、ステップS225において、制御部230は、トポロジIDと配信時間とを受信していない場合には(ステップS225:NO)、図11のステップS210に処理を移す。
また、一方、ステップS221において、制御部230は、コンテンツ購入なしと判定した場合には(ステップS221:NO)、ステップS231に処理を移す。
ステップS231において、制御部230は、コンテンツ販売10分前になったか否かを判断する。この処理において、制御部230は、ステップS214やステップS226において受信した配信時間と、今現在の時間と、に基づいて、コンテンツ販売10分前になったか否かを判断することとなる。また、制御部230は、ステップS214やステップS226において受信した接続時間となったか否かを判断してもよい。
この処理において、制御部230は、コンテンツ販売10分前になったと判定した場合には(ステップS231:YES)、接続管理装置3へ上流端末の候補を要求する接続先候補要求を送信し(ステップS232)、図11のステップS210に処理を移す。つまり、制御部230は、受信された予約コンテンツの配信時間となる以前の配信前時間(例えば、配信時間10分前、接続時間など)において、その予約コンテンツデータの受信のための接続先紹介要求を接続管理装置3に送信することとなる。このようなステップを実行する制御部230は、接続先紹介要求手段として機能する。
一方、ステップS231において、制御部230は、コンテンツ販売10分前になっていないと判定した場合には(ステップS231:NO)、図13に示すステップS241に処理を移す。
図13のステップS241において、制御部230は、接続管理装置3から上流端末の候補を受信したか否かを判断する。この処理において、制御部230は、ステップS232における接続先候補要求の送信に応じて、ネットワークインタフェース204を介して接続管理装置3から上流端末の候補を受信したか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部230は、接続管理装置から上流端末の候補を受信したと判定した場合には(ステップS241:YES)、取得した候補の中から上流端末を1つ選択する(ステップS242)。つまり、制御部230は、接続管理装置3から通知された接続先候補を受信し、その受信した接続先候補からいずれか一つを選択することとなる。これらのようなステップを実行する制御部230は、接続先候補受信手段として機能する。
そして、制御部230は、その上流端末の下流端末として接続する(ステップS243)。つまり、制御部230は、受信された接続先候補に論理接続することとなる。このようなステップを実行する制御部230は、接続手段として機能する。そして、制御部230は、接続管理装置3へトポロジ参加報告を送信し(ステップS244)、図11のステップS210に処理を移す。
一方、ステップS241において、制御部230は、接続管理装置から上流端末の候補を受信していないと判定した場合には(ステップS241:NO)、ステップS251に処理を移す。
ステップS251において、制御部230は、上流端末からコンテンツパケットを受信したか否かを判断する。この処理において、制御部230は、ネットワークインタフェース204を介して、ステップS243において上層に接続された上流端末からコンテンツパケットを受信したか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部230は、上流端末からコンテンツパケットを受信したと判定した場合には(ステップS251:YES)、下流側の下流端末がある場合には、下流側の下流端末へパケットを転送する(ステップS252)。つまり、制御部230は、上層に論理接続されたコンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から予約コンテンツデータを受信し、その受信された予約コンテンツデータを、下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する制御を行うこととなる。これらのようなステップを実行する制御部230は、コンテンツ受信手段、予約コンテンツデータ中継制御手段として機能する。
そして、制御部230は、コンテンツデータの配信終了パッケットか否かを判断する(ステップS253)。制御部230は、受信したコンテンツデータが配信終了パケットであるか否かを判断することとなる。つまり、制御部230は、コンテンツデータ(予約コンテンツデータを含む)の受信が終了したか否かを判定することとなる。このようなステップを実行する制御部230は、受信終了判定手段として機能する。
制御部230は、コンテンツデータの配信終了パッケットであると判定した場合には(ステップS253:YES)、上流端末との接続を遮断(切断)し(ステップS254)、図11のステップS210に処理を移す。つまり、制御部230は、コンテンツデータ(予約コンテンツデータを含む)の受信が終了したと判定した場合には、そのコンテンツデータの受信を行っていたコンテンツ配信装置1又は上層予約端末装置2との論理接続を遮断する制御を行うこととなる。このようなステップを実行する制御部230は、接続遮断制御手段として機能する。
このように、予約コンテンツデータの受信が終了したと判定した場合には、予約コンテンツデータの受信を行っていたコンテンツ配信装置又は上層予約端末装置との論理接続を遮断する制御を行うので、個々の予約端末装置において予約コンテンツデータの受信が終了した場合には、全ての予約端末装置に対して予約コンテンツデータの配信が終了する前であっても、接続状態を遮断させる情報を受信することなく、予約コンテンツデータを受信していた装置との接続状態を遮断させることができ、新たな接続状態を要求し易くなるため、効率的な制御処理を行うことができる。
一方、ステップS253において、制御部230は、コンテンツデータの配信終了パッケットではないと判定した場合には(ステップS253:NO)、リングバッファ220からコンテンツデータを取得してハードディスク装置203へ保存し(ステップS255)、図11のステップS210に処理を移す。つまり、制御部230は、受信したコンテンツデータを再生可能にハードディスク装置203に記憶することとなる。
また、ステップS251において、制御部230は、上流端末からコンテンツパケットを受信していないと判定した場合には(ステップS251:NO)、図11のステップS210に処理を移す。
ステップS210において、制御部230は、端末の電源がオフであるか否かを判断し、端末の電源がオフであると判定した場合には、本処理を終了する一方、端末の電源がオフではないと判定した場合には、ステップS201から繰り返し処理を実行することとなる。
(接続管理装置3の処理フローの説明)
次に、接続管理装置3の更に具体的な動作について、図14及び図15を参照して説明する。図14及び図15は接続管理装置3における処理全体を示すフローチャートである。
接続管理装置3の電源がONになると、接続管理装置3では、CPU302は、主記憶装置305やハードディスク装置303のアクセス許可、作業領域を初期化等の初期設定処理を実行し(ステップS300)、各プログラム317〜320をCPU302による実行状態とし、制御部330としての機能を動作させた後、ステップS301に処理を移す。
ステップS301において、制御部330は、コンテンツ配信装置1の登録要求がありか否かを判断する。この処理において、制御部330は、ネットワークインタフェース304を介してコンテンツ管理装置4からコンテンツ配信装置1の登録要求がありか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部330は、コンテンツ配信装置1の登録要求があったと判定した場合には(ステップS301:YES)、コンテンツIDやコンテンツ配信装置1の所在情報を端末管理データベースに登録する(ステップS302)。そして、制御部330は、コンテンツ配信用トポロジの情報(例えば、トポロジIDなど)をトポロジデータベースに登録し(ステップS303)、登録要求元のコンテンツ管理装置4にトポロジIDを返信し(ステップS304)、ステップS310に処理を移す。
一方、ステップS301において、制御部330は、コンテンツ配信装置1の登録要求がなかったと判定した場合には(ステップS301:NO)、ステップS311に処理を移す。
ステップS311において、制御部330は、登録端末装置情報の受信ありか否かを判断する。この処理において、制御部330は、ネットワークインタフェース304を介してコンテンツ管理装置4から登録端末装置情報の受信があるか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部330は、登録端末装置情報の受信ありと判定した場合には(ステップS311:YES)、受信された登録端末装置情報に基づいて、予約端末装置2の識別情報をHDDに保存する(ステップS312)。これによって、接続管理装置3においても、予約が確認された予約端末装置2であるか否かの判定が可能となる。つまり、制御部330は、コンテンツ配信装置を頂点として、予約端末装置がネットワーク上において階層構造で多層に論理接続された前記複数の端末装置の接続状態情報を記憶することとなる。このようなステップを実行する制御部330は、接続状態情報記憶手段として機能する。
そして、制御部330は、予約端末装置2の数に対応したモード設定処理を実行する(ステップS313)。この処理において、制御部330は、受信した登録端末装置情報に基づいて、予約端末装置が上限数以上となった場合には、ツリー配信型を選択する第一のモード示すデータを受信することとなり、予約端末装置が上限数未満である場合には、サーバクライアント配信型を選択する第二のモードを示すデータを受信することになるため、そのデータに対応してコンテンツデータ(予約コンテンツデータを含む)における接続状態に設定することとなる。そして、詳しく後述するが、制御部330は、接続時間となるまでに設定された接続状態で接続先候補を選択することとなる。この処理が終了した場合には、ステップS310に処理を移す。
一方、ステップS311において、制御部330は、登録端末装置情報の受信なしと判定した場合には(ステップS311:NO)、図15に示すステップS321に処理を移す。
図15のステップS321において、制御部330は、接続先紹介要求ありか否かを判断する。この処理において、制御部330は、ネットワークインタフェース304を介して予約端末装置2から接続先紹介要求があったか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部330は、接続先紹介要求ありと判定した場合には(ステップS321:YES)、トポロジデータベースから接続先候補となる端末装置情報を取得する(ステップS322)。つまり、制御部330は、予約端末装置2から送信された接続先紹介要求を受信することとなる。また、制御部330は、接続先紹介要求を受信したときに、登録された予約端末装置の識別情報を、接続先紹介要求を送信した予約端末装置から取得することとなる。このようなステップを実行する制御部330は、接続先紹介要求受信手段、予約端末識別情報取得手段として機能する。この処理において、制御部330は、ハードディスク装置303におけるトポロジデータベースを参照し、同じトポロジIDに接続される接続先候補を選択する。特に、制御部330は、第一のモードが設定されている場合、つまり、予約端末装置が上限数(特定数)以上である場合には、接続形態をツリー型として接続先候補を選択し、第二のモードが設定されている場合、つまり、予約端末装置が上限数(特定数)未満である場合には、接続形態をサーバクライアント型として接続先候補を選択することとなる。つまり、制御部330は、ステップS313(コンテンツ管理装置4においてはステップS476やステップS477、ステップS487やステップS488など)などにおいて設定されたモードと、コンテンツ配信装置1や端末装置2等の接続状態情報と、に基づいて、コンテンツ配信装置1を頂点として、予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置が、インターネット9等のネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるように接続先候補を選択することとなる。このようなステップを実行する制御部330は、接続先候補選択手段として機能する。
そして、制御部330は、要求元装置へ接続先候補を返信し(ステップS323)、図14のステップS310に処理を移す。つまり、制御部330は、選択された接続先候補を、接続先候補要求を送信した予約端末装置へ通知することとなる。このようなステップを実行する制御部330は、接続先候補通知手段として機能する。
一方、ステップS321において、制御部330は、接続先紹介要求なしと判定した場合には(ステップS321:NO)、ステップS331に処理を移す。
ステップS331において、制御部330は、トポロジ参加報告ありか否かを判断する。この処理において、制御部330は、ネットワークインタフェース304を介して端末装置2からトポロジ参加報告ありか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部330は、トポロジ参加報告ありと判定した場合には(ステップS331:YES)、トポロジの変動情報を、ハードディスク装置303におけるトポロジデータベースへ登録し(ステップS332)、図14のステップS310に処理を移す。
一方、ステップS331において、制御部330は、トポロジ参加報告なしと判定した場合には(ステップS331:NO)、ステップS341に処理を移す。
ステップS341において、制御部330は、配信完了通知ありか否かを判断する。この処理において、制御部330は、ネットワークインタフェース304を介してコンテンツ配信装置1から配信完了通知があったか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部330は、配信完了通知ありと判定した場合には(ステップS341:YES)、ハードディスク装置303におけるトポロジデータベースからトポロジ情報を削除し(ステップS342)、図14のステップS310に処理を移す。
一方、ステップS341において、制御部330は、配信完了通知なしと判定した場合には(ステップS341:NO)、図14に示すステップS310に処理を移す。
ステップS310において、制御部330は、接続管理装置3のサービスが終了したか否かを判断し、接続管理装置3のサービスが終了したと判定した場合には、本処理を終了する一方、接続管理装置3のサービスが終了していないと判定した場合には、ステップS301から繰り返し処理を実行することとなる。
(コンテンツ管理装置4の処理フローの説明)
次に、コンテンツ管理装置4の更に具体的な動作について、図16〜図19を参照して説明する。図16及び図17はコンテンツ管理装置4における処理全体を示すフローチャート、図18はコンテンツ管理装置4における購入予約要求処理を示すフローチャート、図19はコンテンツ管理装置4における購入要求処理を示すフローチャートである。
コンテンツ管理装置4の電源がONになると、コンテンツ管理装置4では、CPU402は、主記憶装置405やハードディスク装置403のアクセス許可、作業領域を初期化等の初期設定処理を実行し(ステップS400)、各プログラム417〜420をCPU402による実行状態とし、制御部430としての機能を動作させた後、ステップS401に処理を移す。
ステップS401において、制御部430は、新規販売コンテンツありか否かを判断する。この処理において、制御部430は、キーボード407やマウス408などの入力操作に応じて、新規販売コンテンツありか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部430は、新規販売コンテンツありと判定した場合には(ステップS401:YES)、コンテンツデータベースを更新する(ステップS402)。制御部430は、キーボード407やマウス408などの入力情報に基づいて、コンテンツデータに関する各種情報を取得し、ハードディスク装置403におけるコンテンツデータベースを更新する。
そして、制御部430は、販売コンテンツをコンテンツ配信装置へ送信する(ステップS403)。この処理において、制御部430は、コンテンツデータベースに追加されたコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置1を設定し、そのコンテンツ配信装置1に、追加したコンテンツデータ自体を送信する。
そして、制御部430は、販売情報をコンテンツ配信装置へ送信する(ステップS404)。この処理において、制御部430は、上述したコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置1に、コンテンツデータベースに新規に登録された項目を販売情報として送信する。
そして、制御部430は、接続管理装置3へコンテンツ配信装置1を登録し(ステップS405)、図16のステップS410に処理を移す。この処理において、制御部430は、コンテンツデータベースにおける項目や、コンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置を識別可能とする識別情報などを接続管理装置3に送信する。
一方、ステップS401において、制御部430は、新規販売コンテンツなしと判定した場合には(ステップS401:NO)、ステップS411に処理を移す。
ステップS411において、制御部430は、コンテンツリスト要求ありか否かを判断する。この処理において、制御部430は、ネットワークインタフェース404を介して端末装置2からコンテンツリスト要求があったか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部430は、コンテンツリスト要求ありと判定した場合には(ステップS411:YES)、要求元装置へコンテンツリストを返信し(ステップS412)、図16のステップS410に処理を移す。つまり、制御部430は、
購入可能なコンテンツデータを示す購入可能コンテンツリスト(予約可能な予約コンテンツデータを含むため、予約可能コンテンツリストとも称することがある。)を複数の端末装置の少なくともいずれか(特に、購入可能コンテンツリストの要求をした端末装置)に送信することとなる。このようなステップを実行する制御部430は、購入可能コンテンツリスト送信手段(予約可能コンテンツリスト送信手段)として機能する。
このように、予約コンテンツデータ毎に記憶され、配信時間より以前であり、予約情報が受信可能な時間となっていない予約コンテンツデータ等の情報が含まれるコンテンツリスト(予約コンテンツリストでもある)を複数の端末装置に送信するので、予約可能な予約コンテンツをユーザに通知することができ、ユーザにとって簡便であるとともに、予約コンテンツデータの配信予約を促すことができる。
一方、ステップS411において、制御部430は、コンテンツリスト要求なしと判定した場合には(ステップS411:NO)、ステップS421に処理を移す。
ステップS421において、制御部430は、トポロジID受信か否かを判断する。この処理において、制御部430は、ネットワークインタフェース404を介して接続管理装置3からトポロジIDを受信したか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部430は、トポロジIDを受信したと判定した場合には(ステップS421:YES)、受信したトポロジIDをコンテンツIDに対応させて、コンテンツチャンネルテーブル(図7参照)に保存する。この処理が終了した場合には、図16のステップS410に処理を移す。
一方、ステップS421において、制御部430は、トポロジIDを受信していないと判定した場合には(ステップS421:NO)、図17に示すステップS431に処理を移す。
ステップS431において、制御部430は、購入予約要求ありか否かを判断する。この処理において、制御部430は、ネットワークインタフェース404を介して端末装置2から購入予約要求があったか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部430は、購入予約要求ありと判定した場合、つまり、制御部430は、複数の端末装置のいずれかから予約情報を受信した場合には(ステップS431:YES)、詳しくは図18を用いて詳しく説明するが、購入予約要求処理を実行し(ステップS432)、図16のステップS410に処理を移す。なお、上述したようなステップを実行する制御部430は、予約情報受信手段として機能する。
一方、ステップS431において、制御部430は、購入予約要求なしと判定した場合には(ステップS431:NO)、ステップS441に処理を移す。
ステップS441において、制御部430は、購入要求ありか否かを判断する。この処理において、制御部430は、ネットワークインタフェース404を介して端末装置2から購入要求ありか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部430は、購入要求ありと判定した場合には(ステップS441:YES)、詳しくは図19を用いて詳しく説明するが、購入要求処理を実行し(ステップS442)、図16のステップS410に処理を移す。
一方、ステップS441において、制御部430は、購入要求なしと判定した場合には(ステップS441:NO)、ステップS451に処理を移す。
ステップS451において、制御部430は、発売時間であるか否かを判断する。この処理において、制御部430は、ハードディスク装置403におけるコンテンツデータベース(図7参照)などを参照し、発売時間(配信時間、配信日時)であるか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部430は、発売時間であると判定した場合には(ステップS451:YES)、設定されているモードが、接続形態がツリー配信型である第一のモードであるか否かを判断する(ステップS452)。この処理において、制御部430は、設定されているモードが第一のモードであると判定した場合には(ステップS452:YES)、ハードディスク装置403におけるコンテンツデータベース(図7参照)などを参照し、次回の配信時間が設定している場合には、その次回配信時間をコンテンツ配信装置1へ送信し、図16のステップS410に処理を移す。
一方、ステップS452において、制御部430は、設定されているモードが、サーバクライアント型である第二のモードであると判定した場合には(ステップS452:NO)、図16に示すステップS410に処理を移す。
また、ステップS451において、制御部430は、発売時間ではないと判定した場合には(ステップS451:NO)、ステップS461に処理を移す。
ステップS461において、制御部430は、発売後の配信時間であるか否かを判断する。この処理において、制御部430は、ハードディスク装置403におけるコンテンツデータベース(図7参照)などを参照し、発売後の配信時間であるか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部430は、発売後の配信時間であると判定した場合には(ステップS461:YES)、設定されているモードが、接続形態がツリー配信型である第一のモードであるか否かを判断する(ステップS462)。この処理において、制御部430は、設定されているモードが第一のモードであると判定した場合には(ステップS462:YES)、ハードディスク装置403におけるコンテンツデータベース(図7参照)などを参照し、次回の配信時間が設定している場合には、その次回配信時間をコンテンツ配信装置1へ送信し、図16のステップS410に処理を移す。
一方、ステップS462において、制御部430は、設定されているモードが、サーバクライアント型である第二のモードであると判定した場合には(ステップS462:NO)、図16に示すステップS410に処理を移す。
また、ステップS461において、制御部430は、発売後の配信時間ではないと判定した場合には(ステップS461:NO)、図16に示すステップS410に処理を移す。
ステップS410において、制御部430は、コンテンツ管理装置4のサービスが終了したか否かを判断し、コンテンツ管理装置4のサービスが終了したと判定した場合には、本処理を終了する一方、コンテンツ管理装置4のサービスが終了していないと判定した場合には、ステップS401から繰り返し処理を実行することとなる。
(購入予約要求処理)
次に、図17に示すステップS432で行う購入予約要求処理について、図18を参照して具体的に説明する。
まず、図18に示すように、コンテンツ管理装置4における制御部430は、発売時間よりも所定時間以上前であるか否か、例えば、11分以上前であるか否かを判断する(ステップS471)。この処理において、制御部430は、ハードディスク装置403におけるコンテンツデータベース(図7参照)などを参照し、発売時間よりも11分以上前であるか否かを判断することとなる。また、制御部430は、予約締切時間以前であるか否かを判断してもよい。
この処理において、制御部430は、発売時間よりも11分以上前であると判定した場合には(ステップS471:YES)、ステップS472に処理を移す。
一方、ステップS471において、制御部430は、発売時間よりも11分以上前ではないと判定した場合には(ステップS471:NO)、予約できなかったたことを購入予約要求を送信してきた端末装置2に通知し、本サブルーチンを終了する。
ステップS472において、制御部430は、予約した端末を登録する。この処理において、制御部430は、予約情報に基づいて、予約コンテンツデータの配信が予約された端末装置2を、ハードディスク装置403における予約端末装置テーブル(図8参照)に登録する。つまり、制御部430は、予約コンテンツデータの予約可能時間内に、予約情報が受信された場合に、その予約情報に基づいて、予約コンテンツデータの配信を予約した端末装置を予約端末装置として登録することとなる。このようなステップを実行する制御部430は、予約端末登録手段として機能する。この処理が終了した場合には、ステップS473に処理を移す。
ステップS473において、制御部430は、予約した端末数をインクリメントする。この処理において、制御部430は、ハードディスク装置403における予約端末装置テーブル(図8参照)に登録された予約端末装置の数を所定の記憶領域(主記憶装置405の所定の記憶領域)から読み出し、“1”増加させ、記憶する。つまり、制御部430は、ステップS472によって登録された予約端末装置の数を計数することとなる。このようなステップを実行する制御部430は、予約端末装置計数手段として機能する。この処理が終了した場合には、ステップS474に処理を移す。
ステップS474において、制御部430は、要求元へトポロジIDと配信時間を送信する。この処理において、制御部430は、ハードディスク装置403における予約端末装置テーブル(図8参照)に登録され、予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置2に対して、その予約コンテンツデータのコンテンツIDに対応するトポロジID、配信時間(配信日時)、接続時間(接続日時)等を送信する。つまり、制御部430は、登録された予約端末装置に予約コンテンツデータの配信時間等を送信することとなる。このようなステップを実行する制御部430は、配信時間送信手段として機能する。この処理が終了した場合には、ステップS475に処理を移す。
ステップS475において、制御部430は、予約数がサーバクライアント型で処理可能な数であるか否かを判断する。この処理において、制御部430は、ハードディスク装置403におけるコンテンツデータベース(図7参照)などを参照し、ステップS473において計数された予約端末装置2の数が、コンテンツデータに対応する上限数(特定数)以上であるか否かによって、予約数がサーバクライアント型で処理可能な数であるか否かを判断することとなる。これによって、制御部430は、ステップS473によって計数された予約端末装置の数が予め設定された特定数以上であることを条件に、第一のモードを設定することとなる。
この処理において、制御部430は、予約数がサーバクライアント型で処理可能な数であると判定した場合には(ステップS475:YES)、モードをサーバクライアント型となる第二のモードに設定し(ステップS476)、ステップS478に処理を移す。つまり、制御部430は、第一のモードと第二のモードとのいずれかを変更可能に設定することとなる。このようなステップを実行する制御部430は、モード設定手段として機能する。
一方、ステップS475において、制御部430は、予約数がサーバクライアント型で処理可能な数ではないと判定した場合には(ステップS475:NO)、モードをツリー型となる第一のモードに設定し(ステップS477)、ステップS478に処理を移す。つまり、制御部430は、第一のモードと第二のモードとのいずれかを変更可能に設定することとなる。このようなステップを実行する制御部430は、モード設定手段として機能する。
ステップS478において、制御部430は、接続管理装置に登録端末装置情報を送信する。この登録端末装置情報には、登録された予約端末装置の識別情報と、設定されたモードと、が含まれている。つまり、制御部430は、登録された予約端末装置の識別情報と、設定されたモードとを接続管理装置3に通知することとなる。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
このように、予約端末装置の数が多すぎる場合であっても、接続状態情報に基づいて、コンテンツ配信装置を頂点として予約端末装置がネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるため、全ての予約端末装置のうち最上階層予約端末装置にコンテンツ配信装置から予約コンテンツデータの配信が行われ、予約端末装置において受信した予約コンテンツデータの中継が行われるので、全ての予約端末装置に対して予約コンテンツデータを配信することができ、全ての予約端末装置に直接配信しなくてもよく、コンテンツ配信装置における制御負荷を軽減することができる。このため、ユーザの予約の数が著しく多い場合であっても、予約端末装置における論理接続の階層を増加させ、中継する回数を増加させることによって、コンテンツ配信装置を性能面から補強することなく、迅速かつ確実に全ての予約端末装置に予約コンテンツデータを配信することができる。また、コンテンツ配信装置からのプッシュ型の配信形態など、配信形態に関わらず、迅速かつ確実に全ての予約端末装置に予約コンテンツデータを配信することができる。更に加えて、コンテンツ配信装置からのプッシュ型の配信形態など、配信形態に関わらず、迅速かつ確実に全ての予約端末装置に予約コンテンツデータを配信することができる。
また、コンテンツ配信装置を頂点とするツリー型にて予約コンテンツデータを配信する第一のモードと、コンテンツ配信装置から全ての予約端末装置に予約コンテンツデータをサーバクライアント型にて配信する第二のモードとのいずれかに切替えが可能となる。
また、計数された予約端末装置の数が予め設定された特定数以上であることを条件に、第一のモードに設定するので、予約端末装置の数によって、第一のモードに切替えが行われることとなり、ユーザの予約の数が著しく多い場合であっても、全ての予約端末装置に対して予約コンテンツデータを配信することができ、全ての予約端末装置に直接配信しなくてもよく、コンテンツ配信装置における制御負荷を軽減することができる。また、計数された予約端末装置の数が予め設定された特定数未満であることを条件に、第二のモードに設定することによって、ユーザの予約の数が著しく少ない場合には、コンテンツ配信装置における制御負荷がかかり過ぎないため、全ての予約端末装置に対して予約コンテンツデータを直接配信することによって、例えば予約コンテンツデータの中継のための接続状態情報の管理などの非効率な制御処理を省略することができる。
(購入要求処理)
次に、図17に示すステップS442で行う購入要求処理について、図19を参照して具体的に説明する。
この処理において、コンテンツ管理装置4における制御部430は、コンテンツが発売されているか否かを判断する(ステップS481)。この処理において、制御部430は、コンテンツデータベースにおける配信時間を読み出し、初回配信時間か否かによって、コンテンツが発売されているか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部430は、コンテンツが発売されていると判定した場合には(ステップS481:YES)、制御部430は、モードが、ツリー配信型する第一のモードであるか否かを判断する(ステップS482)。この処理において、制御部430は、そのコンテンツデータに対応するモードを示すデータを読み出し、そのモードが、ツリー配信型する第一のモードであるか否かを判断することとなる。なお、予約コンテンツデータが配信された後に、その予約コンテンツデータが通常コンテンツデータとなるが、その通常コンテンツデータの配信をツリー型にするかサーバクライアント型にするかどうかは、予約受付時の予約端末装置の数によって決定されている。
この処理において、制御部430は、ツリー配信型にする第一のモードであると判定した場合には(ステップS482:YES)、ステップS483に処理を移す。
一方、ステップS482において、制御部430は、ツリー配信型する第一のモードではないと判定した場合には(ステップS482:NO)、ステップS491に処理を移す。
ステップS491において、制御部430は、設定されているモードが、サーバクライアント型となる第二のモードであるか否かを判断する。この処理において、制御部430は、そのコンテンツデータに対応するモードを示すデータを読み出し、そのモードが、サーバクライアント型となる第二のモードであるか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部430は、サーバクライアント型となる第二のモードであると判定した場合には(ステップS491:YES)、コンテンツ購入要求を送信した要求元の端末装置2へコンテンツデータを送信させる制御を行い(ステップS492)、本サブルーチンを終了する。これによって、コンテンツ管理装置4において、制御部430は、購入要求が送信された端末装置2に対してコンテンツデータを配信することとなる。
一方、ステップS491において、制御部430は、サーバクライアント型となる第二のモードではないと判定した場合には(ステップS491:NO)、ステップS492を実行することなく、本サブルーチンを終了する。
また、ステップS481において、制御部430は、コンテンツが発売されていないと判定した場合には(ステップS481:NO)、本サブルーチンを終了する。
ステップS483において、コンテンツ管理装置4における制御部430は、配信時間よりも11分以上前であるか否かを判断する(ステップS483)。この処理において、制御部430は、コンテンツデータに対応する配信時間よりも所定時間以上前であるか否か、例えば、11分以上前であるか否かを判断することとなる。
この処理において、制御部430は、配信時間よりも11分以上前であると判定した場合には(ステップS483:YES)、ステップS484に処理を移す。
一方、ステップS483において、制御部430は、配信時間よりも11分以上前ではないと判定した場合には(ステップS483:NO)、本サブルーチンを終了する。
ステップS484において、制御部430は、コンテンツ購入要求を送信した端末装置を登録し、その端末数をインクリメントする。この処理において、制御部430は、受信したコンテンツ購入要求に基づいて、コンテンツデータが配信される端末装置2を、ハードディスク装置403に登録する。そして、制御部430は、登録された購入可能端末装置の数を所定の記憶領域(主記憶装置405の所定の記憶領域)から読み出し、“1”増加させ、記憶する。つまり、制御部430は、コンテンツ購入要求を送信した端末装置の数を計数することとなる。この処理が終了した場合には、ステップS485に処理を移す。
ステップS485において、制御部430は、要求元へトポロジIDと配信時間を送信する。この処理において、制御部430は、ハードディスク装置403に登録され、購入可能なコンテンツデータが配信される購入可能端末装置2に対して、そのコンテンツデータのコンテンツIDに対応するトポロジID、配信時間(配信日時)、接続時間(接続日時)等を送信する。この処理が終了した場合には、ステップS486に処理を移す。
ステップS486において、制御部430は、次回の配信をサーバクライアントで行うか、ツリー型で行うかを決定するために、購入受付数がサーバクライアント型で処理可能な数であるか否かを判断する。この処理において、制御部430は、ハードディスク装置403などを参照し、ステップS485において計数された端末装置2の数が、コンテンツデータに対応する上限数(特定数)以上であるか否かによって、購入受付数がサーバクライアント型で処理可能な数であるか否かを判断することとなる。つまり、制御部430は、ステップS485によって計数された購入受付端末装置の数が予め設定された特定数以上であることを条件に、第一のモードを設定する。
この処理において、制御部430は、購入受付数がサーバクライアント型で処理可能な数であると判定した場合には(ステップS486:YES)、モードをサーバクライアント型となる第二のモードに設定し(ステップS487)、ステップS489に処理を移す。つまり、制御部430は、第一のモードと第二のモードとのいずれかを変更可能に設定することとなる。このようなステップを実行する制御部430は、モード設定手段として機能する。
一方、ステップS486において、制御部430は、購入受付数がサーバクライアント型で処理可能な数ではないと判定した場合には(ステップS486:NO)、モードをツリー型となる第一のモードに設定し(ステップS488)、ステップS489に処理を移す。つまり、制御部430は、第一のモードと第二のモードとのいずれかを変更可能に設定することとなる。このようなステップを実行する制御部430は、モード設定手段として機能する。
ステップS489において、制御部430は、接続管理装置3に登録端末装置情報を送信する。この登録端末装置情報には、登録された端末装置の識別情報と、設定されたモードと、が含まれている。つまり、制御部430は、登録された端末装置の識別情報と、設定されたモードとを接続管理装置3に通知することとなる。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
(その他の実施形態)
なお、本実施形態においては、予約コンテンツデータの配信を予約した予約端末装置の数を計数して、特定数以上となったか否かによって、モードが変更されたが、これに限らず、キーボード407やマウス408などの入力情報に基づいて、即ち、入力手段(操作手段)による設定操作に応じて、第一のモードと第二のモードとのいずれかとして判定し、設定するように設定してもよい。これによって、設定操作に応じて、第一のモードと第二のモードとのいずれかを変更可能に設定するので、第一のモードと第二のモードとで、コンテンツ管理者等の所望とする設定が可能となり、簡便である。
また、本実施形態においては、予約コンテンツデータの配信を予約するためには、時間的な制限のみが設定されていたが、これに限らず、例えば、コンテンツ配信システムに課金装置などが備えられ、端末装置に対応する課金が正常に行われた場合に予約コンテンツデータの配信を予約することができるように構成してもよい。
更にまた、本実施形態においては、予約コンテンツデータの配信時間以降において、その予約コンテンツデータの配信を途中で受けることができないように構成したが、これに限らず、予約コンテンツデータの配信時間以降であっても、その予約コンテンツデータの配信を途中から受けることができるように構成してもよい。
更にまた、本実施形態において、端末装置において、コンテンツリストの要求をユーザの操作に応じてコンテンツ管理装置4に送信し、その要求に応じたコンテンツリストをコンテンツ管理装置4から受信したが、これに限らず、例えば、操作に関わらず、所定時間となったときに、コンテンツ管理装置4に送信してもよい。もちろん、端末装置に関わらず、所定時間となったときに、コンテンツ管理装置4がコンテンツリストを送信してもよい。もちろん、これらの組み合わせであってもよいし、コンテンツリストを受信しないように構成しても問題ない。
更にまた、本実施形態においては、予約コンテンツデータの受信処理と、他のコンテンツデータの受信などの他の処理と、のいずれか一つを選択的に実行する構成であったが、これに限らず、例えば、図20に示すように、予約コンテンツデータの受信処理と、他のコンテンツデータの受信などの他の処理と、のいずれをも、並列的に実行する構成であってもよい。これによって、複数の処理を並列的に実行することができ、他の処理を妨げることなく、予約コンテンツデータを確実に受信することができ、簡便である。
更にまた、本実施形態においては、端末装置2は、予約情報をコンテンツ管理装置4に送信したり、通常のコンテンツデータを受信したりする場合には、必ず、装置と、サーバクライアント型の接続形態を形成していたが、これに限らず、例えば、図21に示すように、分散ハッシュテーブル(DHT(Distributed Hash Table))を利用して論理的にオーバーレイネットワークを構築する接続形態であってもよい。図21に示すような構成におけるコンテンツ配信システムは、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード装置(端末装置)と、前記複数のノード装置のうちの一部のノード装置を、前記複数のノード装置間で共用されるべきコンテンツデータを記憶するコンテンツ保持ノード装置とするために前記コンテンツデータを前記一部のノード装置に記憶させるコンテンツデータ管理装置とを備え、前記コンテンツ保持ノード装置から、他のノード装置にコンテンツデータが配信されるものである。また、このノード装置は、前記複数のノード装置のうち一部のノード装置の識別情報と位置情報とを関連付けたルーティングテーブルを記憶するルーティングテーブル記憶手段、前記ネットワークを介して受信したメッセージの宛先識別情報と前記ルーティングテーブルとに基づいて、前記受信したメッセージが自ノード装置宛であるか否かを判定するメッセージ宛先判定手段、前記メッセージ宛先判定手段により前記ネットワークを介して受信したメッセージが自ノード装置宛ではないと判定されると、受信したメッセージの宛先識別情報に基づいて、転送先のノード装置の位置情報を前記ルーティングテーブルから取り出し、前記転送先のノード装置へ前記受信したメッセージを転送するメッセージ転送手段などを備えた装置である。なお、具体的な構成については、特願2006−11889号明細書や、特願2006−4210号明細書などに一般的に記載されている。また、例えば、図22に示すように、ツリー配信型の接続形態など、他の接続形態を形成していてもよい。つまり、これらのシステムに限定されることがなく、これらの組み合わせであってもよい。
以上、本発明の実施の形態のうちのいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、前記[発明の開示]の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
本実施形態に係るコンテンツ配信システムSの概要構成例を示す図である。 本実施形態に係るコンテンツ配信システムSの概要構成例を示す図である。 コンテンツ配信装置を示す機能ブロック図である。 端末装置を示す機能ブロック図である。 接続管理装置を示す機能ブロック図である。 コンテンツ管理装置を示す機能ブロック図である。 コンテンツデータベースを示す説明図である。 コンテンツチャンネルテーブルを示す説明図である。 予約端末装置テーブルを示す説明図である。 コンテンツ配信装置の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 端末装置の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 端末装置の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 端末装置の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 接続管理装置の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 接続管理装置の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 コンテンツ管理装置の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 コンテンツ管理装置の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 コンテンツ管理装置の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 コンテンツ管理装置の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係るコンテンツ配信システムSの概要構成例を示す図である。 本実施形態に係るコンテンツ配信システムSの概要構成例を示す図である。 本実施形態に係るコンテンツ配信システムSの概要構成例を示す図である。
符号の説明
S コンテンツ配信システム
1 コンテンツ配信装置
2 端末装置
3 接続管理装置
4 コンテンツ管理装置
130,230,330,430 制御部

Claims (21)

  1. ネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツデータに関する管理を行うコンテンツ管理装置と、前記ネットワークを介して前記コンテンツデータを受信及び再生する複数の端末装置と、前記コンテンツ配信装置及び前記複数の端末装置の前記ネットワーク上における接続状態を管理する接続管理装置と、を備え、前記コンテンツ配信装置は、予め配信時間が設定された予約コンテンツデータを、当該配信時間となったときに、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置に配信する機能を有するコンテンツデータ配信システムにおいて、
    前記複数の端末装置の各々は、前記予約コンテンツデータの配信を予約する予約情報を、前記コンテンツ管理装置に送信する予約情報送信手段を有し、
    前記コンテンツ管理装置は、
    前記予約コンテンツデータに対応する予約可能時間が記憶された予約可能時間記憶手段と、
    前記複数の端末装置のいずれかから予約情報を受信する予約情報受信手段と、
    前記予約コンテンツデータの予約可能時間内に、前記予約情報受信手段によって予約情報が受信された場合に、当該予約情報に基づいて、前記予約コンテンツデータの配信を予約した端末装置を予約端末装置として登録する予約端末登録手段と、を有し、
    前記接続管理装置は、
    前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続された前記複数の端末装置の接続状態情報を記憶する接続状態情報記憶手段と、
    前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置の識別情報を前記コンテンツ管理装置又は前記予約端末装置から取得する予約端末識別情報取得手段と、
    前記接続状態情報記憶手段によって記憶された前記接続状態情報に基づいて、前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末識別情報取得手段によって識別情報が取得された前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるように接続先候補を選択する接続先候補選択手段と、
    前記接続先候補選択手段によって選択された接続先候補を前記予約端末装置へ通知する接続先候補通知手段と、を有し、
    前記予約端末装置は、
    前記接続先候補通知手段によって通知された接続先候補を受信する接続先候補受信手段と、
    前記接続先候補受信手段によって受信された接続先候補に論理接続する接続手段と、を有し、
    前記コンテンツ配信装置は、
    前記予約コンテンツデータと、当該予約コンテンツデータに対応する配信時間とが記憶された予約コンテンツデータ記憶手段と、
    前記予約コンテンツデータ記憶手段に記憶された前記予約コンテンツデータの配信時間となったか否かを判定する配信時間判定手段と、
    前記配信時間判定手段によって前記予約コンテンツデータの配信時間となったと判定されたときに、接続された前記予約端末装置に、当該予約コンテンツデータを配信するコンテンツデータ配信手段と、を有し、
    前記予約端末装置は、
    前記接続手段によって上層に論理接続された前記コンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から前記予約コンテンツデータを受信するコンテンツ受信手段と、
    前記コンテンツ受信手段によって受信された予約コンテンツデータを、前記接続手段によって下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する制御を行う予約コンテンツデータ中継制御手段と、を有することを特徴とするコンテンツデータ配信システム。
  2. 前記コンテンツ管理装置は、
    前記予約コンテンツデータに対応する配信時間が記憶された配信時間記憶手段と、
    前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置に前記予約コンテンツデータの配信時間を送信する配信時間送信手段と、を有し、
    前記予約端末装置は、
    前記予約コンテンツデータの配信時間を前記コンテンツ管理装置から受信する配信時間受信手段と、
    前記配信時間受信手段によって受信された前記予約コンテンツの配信時間となる以前の配信前時間において、当該予約コンテンツデータの受信のための接続先紹介要求を前記接続管理装置に送信する接続先紹介要求手段と、を有し、
    前記接続先管理装置は、前記接続先紹介要求手段によって送信された接続先紹介要求を受信する接続先紹介要求受信手段を有し、
    前記予約端末識別情報取得手段は、前記接続先紹介要求受信手段によって接続先紹介要求を受信したときに、前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置の識別情報を、接続先紹介要求を送信した前記予約端末装置から取得する機能を有することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ配信システム。
  3. 前記コンテンツ管理装置は、予約可能な予約コンテンツデータを示す予約可能コンテンツリストを前記複数の端末装置に送信する予約可能コンテンツリスト送信手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツデータ配信システム。
  4. 前記予約端末装置は、
    前記予約コンテンツデータの受信が終了したか否かを判定する受信終了判定手段と、
    前記受信終了判定手段によって前記予約コンテンツデータの受信が終了したと判定した場合には、当該予約コンテンツデータの受信を行っていた前記コンテンツ配信装置又は前記上層予約端末装置との論理接続を遮断する制御を行う接続遮断制御手段と、を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコンテンツデータ配信システム。
  5. 前記コンテンツ管理装置は、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置のうち最上階層予約端末装置に、前記コンテンツ配信装置が前記予約コンテンツデータを配信する第一のモードと、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置のうち全部の予約端末装置に、前記コンテンツ配信装置が前記予約コンテンツデータを配信する第二のモードとのいずれかを変更可能に設定するモード設定手段を有し、
    前記接続管理装置における前記接続先候補選択手段は、前記モード設定手段によって設定されたモードに基づいて接続先候補を選択する機能を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のコンテンツデータ配信システム。
  6. 前記コンテンツ管理装置は、前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置の数を計数する予約端末装置計数手段を有し、
    前記モード設定手段は、予約端末装置計数手段によって計数された予約端末装置の数が予め設定された特定数以上であることを条件に、前記第一のモードを設定する機能を有することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツデータ配信システム。
  7. 前記モード設定手段は、設定操作に応じて、前記第一のモードと前記第二のモードとのいずれかを設定する機能を有することを特徴とする請求項5又は6に記載のコンテンツデータ配信システム。
  8. ネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツデータに関する管理を行うコンテンツ管理装置と、前記ネットワークを介して前記コンテンツデータを受信及び再生する複数の端末装置と、前記コンテンツ配信装置及び前記複数の端末装置の前記ネットワーク上における接続状態を管理する接続管理装置と、を備え、前記コンテンツ配信装置は、予め配信時間が設定された予約コンテンツデータを、当該配信時間となったときに、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置に配信する機能を有するコンテンツデータ配信システムにおける前記コンテンツ管理装置において、
    前記予約コンテンツデータに対応する予約可能時間が記憶された予約可能時間記憶手段と、
    前記予約コンテンツデータの配信を予約する予約情報を前記複数の端末装置のいずれかから受信する予約情報受信手段と、
    前記予約コンテンツデータの予約可能時間内に、前記予約情報受信手段によって予約情報を受信した場合に、当該予約情報に基づいて、前記予約コンテンツデータの配信を予約した端末装置を予約端末装置として登録する予約端末登録手段と、を有し、
    前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続された状態において、前記コンテンツ配信装置が、前記予約コンテンツデータの配信時間となったときに、接続された前記予約端末装置に前記予約コンテンツデータを配信し、前記予約端末装置が、上層に論理接続された前記コンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から受信した前記予約コンテンツデータを下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する制御を行うコンテンツデータ配信システムにおけるコンテンツ管理装置。
  9. 予約可能な予約コンテンツデータを示す予約可能コンテンツリストを前記複数の端末装置に送信する予約可能コンテンツリスト送信手段を有することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツデータ配信システムにおけるコンテンツ管理装置。
  10. 前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置のうち最上階層予約端末装置に、前記コンテンツ配信装置が前記予約コンテンツデータを配信する第一のモードと、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置のうち全部の予約端末装置に、前記コンテンツ配信装置が前記予約コンテンツデータを配信する第二のモードとのいずれかを変更可能に設定するモード設定手段を有することを特徴とする請求項8又は9に記載のコンテンツデータ配信システムにおけるコンテンツ管理装置。
  11. 前記予約端末登録手段によって登録された予約端末装置の数を計数する予約端末装置計数手段を有し、
    前記モード設定手段は、前記予約端末装置計数手段によって計数された予約端末装置の数が予め設定された特定数以上であることを条件に、前記第一のモードを設定する機能を有することを特徴とする請求項10に記載のコンテンツデータ配信システムにおけるコンテンツ管理装置。
  12. 前記モード設定手段は、設定操作に応じて、前記第一のモードと前記第二のモードとのいずれかを設定する機能を有することを特徴とする請求項10又は11に記載のコンテンツデータ配信システムにおけるコンテンツ管理装置。
  13. ネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツデータに関する管理を行うコンテンツ管理装置と、前記ネットワークを介して前記コンテンツデータを受信及び再生する複数の端末装置と、前記コンテンツ配信装置及び前記複数の端末装置の前記ネットワーク上における接続状態を管理する接続管理装置と、を備え、前記コンテンツ配信装置は、予め配信時間が設定された予約コンテンツデータを、当該配信時間となったときに、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置に配信する機能を有するコンテンツデータ配信システムにおける前記接続管理装置において、
    前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続された前記複数の端末装置の接続状態情報を記憶する接続状態情報記憶手段と、
    前記予約コンテンツデータの配信を予約した予約端末装置の識別情報を前記コンテンツ管理装置又は前記予約端末装置から取得する予約端末識別情報取得手段と、
    前記接続状態情報記憶手段によって記憶された前記接続状態情報に基づいて、前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末識別情報取得手段によって識別情報が取得された前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるように接続先候補を選択する接続先候補選択手段と、
    前記接続先候補選択手段によって選択された接続先候補を前記予約端末装置へ通知する接続先候補通知手段と、を有し、
    前記コンテンツ配信装置が、前記予約コンテンツデータの配信時間となったときに、接続された前記予約端末装置に当該予約コンテンツデータを配信し、前記予約端末装置が、上層に論理接続された前記コンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から受信した前記予約コンテンツデータを、下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する制御を行うコンテンツデータ配信システムにおける接続管理装置。
  14. 前記予約コンテンツの配信時間となる以前の配信前時間において、当該予約コンテンツデータの受信のための接続先紹介要求を予約端末装置から受信する接続先紹介要求受信手段を有し、
    前記予約端末識別情報取得手段は、前記接続先紹介要求受信手段によって接続先紹介要求を受信したときに、接続先紹介要求を送信した予約端末装置から当該予約端末装置の識別情報を取得する機能を有することを特徴とする請求項13に記載のコンテンツデータ配信システムにおける接続管理装置。
  15. ネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツデータに関する管理を行うコンテンツ管理装置と、前記ネットワークを介して前記コンテンツデータを受信及び再生する複数の端末装置と、前記コンテンツ配信装置及び前記複数の端末装置の前記ネットワーク上における接続状態を管理する接続管理装置と、を備え、前記コンテンツ配信装置は、予め配信時間が設定された予約コンテンツデータを、当該配信時間となったときに、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置に配信する機能を有するコンテンツデータ配信システムにおける前記端末装置において、
    前記予約コンテンツデータの配信を予約する予約情報を、前記コンテンツ管理装置に送信する予約情報送信手段と、
    前記予約情報送信手段によって送信された予約情報に基づいて予約端末装置として登録された場合には、前記コンテンツ配信装置を頂点として前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるように接続先候補を前記接続管理装置から受信する接続先候補受信手段と、
    前記接続先候補受信手段によって受信された接続先候補に論理接続する接続手段と、
    予約コンテンツデータの配信時間となったときに最上階層に論理接続されると選択された最上階層予約端末装置に前記コンテンツ配信装置から配信された予約コンテンツを、前記接続手段によって上層に論理接続された前記コンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から受信するコンテンツ受信手段と、
    前記コンテンツ受信手段によって受信された予約コンテンツデータを、前記接続手段によって下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する制御を行う予約コンテンツデータ中継制御手段と、を有することを特徴とするコンテンツデータ配信システムにおける端末装置。
  16. 前記予約情報送信手段によって送信された予約情報に基づいて予約端末装置として登録された場合には、前記コンテンツ管理装置から前記予約コンテンツデータの配信時間受信する配信時間受信手段と、
    前記配信時間受信手段によって受信された前記予約コンテンツの配信時間となる以前の配信前時間において、当該予約コンテンツデータの受信のための接続先紹介要求を前記接続管理装置に送信する接続先紹介要求手段と、を有することを特徴とする請求項15に記載のコンテンツデータ配信システムにおける端末装置。
  17. 前記予約コンテンツデータの受信が終了したか否かを判定する受信終了判定手段と、
    前記受信終了判定手段によって前記予約コンテンツデータの受信が終了したと判定した場合には、当該予約コンテンツデータの受信を行っていた前記コンテンツ配信装置又は前記上層予約端末装置との論理接続を遮断する制御を行う接続遮断制御手段と、を有することを特徴とする請求項15又は16に記載のコンテンツデータ配信システムにおける端末装置。
  18. ネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツデータに関する管理を行うコンテンツ管理装置と、前記ネットワークを介して前記コンテンツデータを受信及び再生する複数の端末装置と、前記コンテンツ配信装置及び前記複数の端末装置の前記ネットワーク上における接続状態を管理する接続管理装置と、を備え、前記コンテンツ配信装置は、予め配信時間が設定された予約コンテンツデータを、当該配信時間となったときに、前記予約コンテンツデータの配信が予約された予約端末装置に配信する機能を有するコンテンツデータ配信システムにおけるコンテンツ配信方法において、
    前記コンテンツ配信装置は、前記予約コンテンツデータに対応する配信時間が記憶された予約コンテンツデータ記憶手段を有し、
    前記コンテンツ管理装置は、前記予約コンテンツデータにおける配信時間より前であり、当該予約コンテンツデータに対応する予約可能時間が記憶された予約可能時間記憶手段を有し、
    前記複数の端末装置の各々が、前記予約コンテンツデータの配信を予約する予約情報を、前記コンテンツ管理装置に送信する予約情報送信ステップと、
    前記コンテンツ管理装置が、前記複数の端末装置のいずれかから予約情報を受信する予約情報受信ステップと、
    前記コンテンツ管理装置が、前記予約コンテンツデータの予約可能時間内に、前記予約情報受信ステップによって予約情報を受信した場合に、当該予約情報に基づいて、前記予約コンテンツデータの配信を予約した端末装置を予約端末装置として登録する予約端末登録ステップと、
    前記接続管理装置が、前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続された前記複数の端末装置の接続状態情報を記憶する接続状態情報記憶ステップと、
    前記接続管理装置が、前記予約端末登録ステップによって登録された予約端末装置の識別情報を前記コンテンツ管理装置又は前記予約端末装置から取得する予約端末識別情報取得ステップと、
    前記接続管理装置が、前記接続状態情報記憶ステップによって記憶された前記接続状態情報に基づいて、前記コンテンツ配信装置を頂点として、前記予約端末識別情報取得ステップによって識別情報が取得された前記予約端末装置が前記ネットワーク上において階層構造で多層に論理接続されるように接続先候補を選択する接続先候補選択ステップと、
    前記接続管理装置が、前記接続先候補選択ステップによって選択された接続先候補を前記予約端末装置へ通知する接続先候補通知ステップと、
    前記予約端末装置が、前記接続先候補通知ステップによって通知された接続先候補を受信する接続先候補受信ステップと、
    前記予約端末装置が、前記接続先候補受信ステップによって受信された接続先候補に論理接続する接続ステップと、
    前記コンテンツ配信装置が、前記予約コンテンツデータ記憶手段に記憶された前記予約コンテンツデータの配信時間となったか否かを判定する配信時間判定ステップと、
    前記コンテンツ配信装置が、前記配信時間判定ステップによって前記予約コンテンツデータの配信時間となったと判定されたときに、接続された前記予約端末装置に、当該予約コンテンツデータを配信するコンテンツデータ配信ステップと、
    前記予約端末装置が、前記接続ステップによって上層に論理接続された前記コンテンツ配信装置又は別の上層予約端末装置から前記予約コンテンツデータを受信するコンテンツ受信ステップと、
    前記予約端末装置が、前記コンテンツ受信ステップによって受信された予約コンテンツデータを、前記接続ステップによって下層に論理接続された別の下層予約端末装置へ中継する制御を行う予約コンテンツデータ中継制御ステップと、を有することを特徴とするコンテンツデータ配信システムにおけるコンテンツ配信方法。
  19. コンピュータを、請求項8から12のいずれかに記載のコンテンツ管理装置における各手段として機能させるためのプログラム。
  20. コンピュータを、請求項13又は14に記載の接続管理装置における各手段として機能させるためのプログラム。
  21. コンピュータを、請求項15から17のいずれかに記載の端末装置における各手段として機能させるためのプログラム。
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