JP2007315616A - 給湯装置 - Google Patents

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【課題】環境に優しく、かつ、保温・断熱性に優れた給湯装置の貯湯タンクを提供できるようにする。
【解決手段】複数の配管13、16、18、23が接続され、加熱装置4で加熱された湯を貯留する貯湯タンク12を備えている。そして、貯湯タンク12の保温・断熱用に用いる断熱材として、或いは、貯湯タンクの外郭を覆うように設ける断熱材として、古紙を粉状又は粒状にした木質系の再生セルロース繊維を主成分とするセルロース断熱材が用いられている構成である。
【選択図】図2

Description

本発明は、二酸化炭素などを冷媒とするヒートポンプ式給湯装置や貯湯式電気温水器等の給湯装置に関し、特に貯湯タンクの断熱構造に関する。
従来、この種の給湯装置において、貯湯タンクの保温や断熱のため、貯湯タンクの外面にグラスウールなどの面状の断熱材を巻き付ける構成のもの(例えば、特許文献1参照)や、型成形により上下及び前後の4個に分割形成された発泡性成形断熱材を用いて貯湯タンクの外側全体を覆う構成のもの(例えば、特許文献2参照)が知られている。
特開平7−243705号公報 特開2002−310511号公報
上記特許文献1に記載された貯湯タンクの断熱構造では、グラスウールは軟質樹脂シートの袋に収容したものでないと、貯湯タンクの外周に巻き付けたり、取り付けたりする作業において、グラスウールによる作業者へのカユミやチクチク感などの弊害や刺激を与え、取り扱い性が悪い上、断熱性能も十分とはいえないものである。
また、特許文献2に記載された貯湯タンクの断熱構造では、発泡性成形断熱材が合成樹脂を主成分とするため、断熱材を焼却処分する際には、黒煙などが発生し、環境保護面で好ましいとはいえないものである。
本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、環境に優しく、かつ、保温・断熱性に優れた給湯装置の貯湯タンクを提供できるようにすることを目的としている。
請求項1に記載の発明では、複数の配管が接続され、加熱装置で加熱された湯を貯留する貯湯タンクを備え、この貯湯タンクの保温・断熱用に用いる断熱材として、木質系の再生セルロース繊維を主成分とするセルロース断熱材が用いられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、複数の配管が接続され、加熱装置で加熱された湯を貯留する貯湯タンクを備え、この貯湯タンクの外郭を覆うように設ける断熱材として、木質系の再生セルロース繊維を主成分とするセルロース断熱材が用いられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の給湯装置において、前記木質系の再生セルロース繊維は、古紙を粉砕し、粉状又は粒状にしたものであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、請求項1又は2に記載の給湯装置において、前記セルロース断熱材は、木質系の再生セルロース繊維と発泡材料とを含む発泡断熱材であることを特徴とする。
本発明によれば、貯湯タンクの保温・断熱用に、木質系の再生セルロース繊維を主成分とするセルロース断熱材が用いられているため、環境に優しく、かつ、保温・断熱性に優れた給湯装置の貯湯タンクを提供できる。
本発明は、環境に優しく、かつ、保温・断熱性に優れた給湯装置の貯湯タンクを提供できるようにすることを目的として、複数の配管が接続され、加熱装置で加熱された湯を貯留する貯湯タンクを備え、この貯湯タンクの保温・断熱用に用いる断熱材として、木質系の再生セルロース繊維を主成分とするセルロース断熱材が用いられている構成であり、以下に本発明の実施形態について説明する。
次に、本発明に係る給湯装置の実施例について、図1ないし図4に基づいて説明する。図1は本発明の実施例を示す給湯装置の設置状態を説明する説明図、図2は全体構成の概略構成図、図3は断熱構造を施した状態の貯湯タンクの縦断面図、図4は貯湯タンクの外周にセルロース断熱材を施す状態を模式的に示して説明する説明図である。
図1において、ヒートポンプ式の給湯装置Aは、ヒートポンプユニット1と、このヒートポンプユニット1に配管接続される貯湯タンクユニット2とで構成され、これらヒートポンプユニット1及び貯湯タンクユニット2は、通常、屋外に設置される。また、これらヒートポンプユニット1及び貯湯タンクユニット2は、共通の外装ケース内に一体に組み込む一体型とすることもできる。
次に、図2を用いて説明すると、前記ヒートポンプユニット1は、外装ケース1A内に、ロータリー2段圧縮機などの能力可変の圧縮機3、放熱器4A、電動膨張弁などの減圧装置5、蒸発器6、アキュームレータ7、ヒートポンプ側制御装置8、前記蒸発器6に通風して空気と熱交換させる熱交換用送風機9、及び前記放熱器4Aと熱交換を行う受熱器4B等が収容されており、前記圧縮機3、放熱器4A、減圧装置5、蒸発器6及びアキュームレータ7は、冷媒配管10にて環状に接続されており、二酸化炭素を冷媒として圧縮機3で超臨界圧に圧縮するヒートポンプサイクルXを構成している。また、前記放熱器4Aと受熱器4Bとは互いに一体化されて加熱装置としての冷媒対水熱交換器4を構成している。
前記貯湯タンクユニット2は、タンク側外装ケース2A内に、ステンレス鋼板製の縦長な貯湯タンク12、給水配管13、給水開閉弁14、分岐給水配管15、貯湯用配管16、貯湯用循環ポンプ17、追い焚き用配管18、追い焚き用熱交換器19、風呂水用配管20、風呂水用循環ポンプ21、追い焚き用循環ポンプ22、給湯用配管23、混合弁装置24、風呂給湯開閉弁25、タンク側制御装置26等を収容している。
前記給水配管13及び貯湯用配管16の出口部16Aが前記貯湯タンク12の底部に接続され、貯湯用配管16の入口部16B、追い焚き用配管18の出口部18A及び給湯用配管23がそれぞれ前記貯湯タンク12の頂部に接続されている。
27は前記ヒートポンプ側制御装置8とタンク側制御装置26とを配線接続する通信線、28は台所用リモートコントローラ、29は風呂用リモートコントローラであり、これら各リモートコントローラ28、29はタンク側制御装置26に配線接続されている。30は風呂を示している。
ここで、台所などに設置してある蛇口(図示せず)を開けると、貯湯タンク12内上部の高温の湯が水道圧で給湯用配管23へ押し出され、給湯が行われると同時に、貯湯タンク12内下部には、底部に接続された水道配管13から水道水が給水される。
風呂30に注湯する湯張りを行う場合は、風呂用リモートコントローラ29の風呂湯張りスイッチ(図示せず)を押すと、貯湯タンク12内上部から給湯用配管23へ押し出された高温の湯が混合弁装置24へ流れ、ここで分岐給水管15から給水される水と混合されて、予め設定された温度の湯が風呂30へ注湯され、所定の湯量が注湯されると湯張りが完了する。この風呂30の湯張り時にも、湯張り運転の開始と同時に、貯湯タンク12内下部には、底部に接続された水道配管13から水道水が給水される。
上記したように台所や風呂30などの利用部への給湯が行われると、貯湯タンク12内の高温の湯が消費され、貯湯タンク12内における高温の湯の層が減少し、この高温の湯は貯湯タンク12内の上部にのみ貯留し、貯湯タンク12内の中間部や下部は、温度の低い湯或いは水が貯留された状態となる。
次に、お湯の沸き上げ運転について説明する。ヒートポンプユニット1の運転開始により、ヒートポンプサイクルXの圧縮機3が起動すると、二酸化炭素の冷媒が圧縮機3によって2段圧縮され、この圧縮機3で圧縮されて吐出した超臨界圧の高温・高圧の液状の冷媒は放熱器4Aで放熱して受熱器4Bを流れる水と熱交換し、その水を加熱する。
前記放熱器4Aで放熱して温度の低下した冷媒は、減圧装置5で減圧されて低圧となった後、蒸発器6に流れ、蒸発器6で空気から吸熱して蒸発し、低温・低圧のガス状の冷媒となり、アキュームレータ7に流れ、このアキュームレータ7から圧縮機3に吸入され再び圧縮される。
上述のヒートポンプユニット1の運転開始に伴い、貯湯タンクユニット2内の貯湯用循環ポンプ17が起動し、この循環ポンプ17の運転により、前記貯湯タンク12内下部の低温或いは常温の水が、貯湯用配管16の出口部16Aから貯湯用配管16内へ流れ、貯湯用循環ポンプ17を介して受熱器4Bへ流れ、ここで前記放熱器4Aを流れる高温・高圧の冷媒と熱交換して加熱される。そして、この受熱器4Bで加熱された高温の湯は前記入口部16Bから貯湯タンク12内の上部に流入し、沸き上げ運転の時間の経過に伴って、貯湯タンク12内には80℃以上の湯の貯留量が徐々に増加し、この高温の湯の湯層が貯湯タンク12内の下部に至ると沸き上げ運転が完了する。
次に、図3及び図4を用いて貯湯タンク12の断熱構造について説明する。前記貯湯タンク12は、それの外郭の上面部、底面部及び周面部を含む外郭全体が、木質系の再生セルロース繊維を主成分とするセルロース断熱材32で被覆されている。33、33は貯湯タンク12の下部に設けられた複数の支持脚である。
前記セルロース断熱材32は、貯湯タンク12の外郭全体にわたって、例えば、約50〜80mmの厚さ寸法Tで積層される。
このセルロース断熱材32は、例えば、新聞紙やダンボールなどの古紙を粉砕して、粉状又は粒状にした木質系の再生セルロース繊維を主成分としている。
そして、粉状又は粒状にした木質系の再生セルロース繊維に、例えば、ポリエチレン、ポリスチレン等の樹脂を含む発泡材料を混合させて加熱しながら練り、この混練物を、図5に示すように、例えば、押出し機34を用いて、組み合わされた複数の形状維持用の成形型35、35の注入口35A、35Aから成形型35、35内に注入して固めることにより、貯湯タンク12の外郭全体にわたってセルロース断熱材32が積層される。
ここで、セルロース断熱材32の主成分である木質系の再生セルロース繊維は、60〜90wt%含有することが好ましく、残りはポリオレフィン系樹脂が好ましい。
また、セルロース断熱材32は、発泡材料を混合せずに、非発泡断熱材であっても良いが、発泡材料を混合させた発泡断熱材とすると、内部に空気層が形成されて、貯湯タンク12の保温・断熱効果を一層高めることが可能となる。

上述の実施例によれば、給水配管13、貯湯用配管16、追い焚き用配管18及び給湯用配管23を含む複数の配管が接続され、加熱装置としてのヒートポンプサイクルXの冷媒対水熱交換器4で加熱された湯を貯留する貯湯タンク12を備え、この貯湯タンク12は、それの外郭の上面部、底面部及び周面部を含む外郭全体が、木質系の再生セルロース繊維を主成分とするセルロース断熱材32で被覆されている構成である。
そのため、セルロース断熱材32は、再生セルロース繊維自体が空気層を含み、断熱性が高く、しかも、新聞紙やダンボールなどの古紙を粉砕して、粉状又は粒状にすることで、混練物の押出し・成形性が良好となり、環境に優しく、かつ、保温・断熱性に優れた給湯装置の貯湯タンクを提供できる。
また、セルロース断熱材32は、発泡材料を混合させた発泡断熱材とすると、内部に一層多くの空気層が形成されて、貯湯タンク12の保温・断熱効果をさらに高めることができる。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
本発明の実施例を示す給湯装置の設置状態を説明する説明図である。 同じく全体構成の概略構成図である。 同じく断熱構造を施した状態の貯湯タンクの縦断面図である。 貯湯タンクの外周にセルロース断熱材を施す状態を模式的に示して説明する説明図である。
符号の説明
A 給湯装置
X ヒートポンプサイクル
1 ヒートポンプユニット
2 貯湯タンクユニット
3 圧縮機
4 冷媒対水熱交換器(加熱装置)
12 貯湯タンク
13 給水配管(配管)
16 貯湯用配管(配管)
18 追い焚き用配管(配管)
23 給湯用配管(配管)
32 セルロース断熱材
35 成形型

Claims (4)

  1. 複数の配管が接続され、加熱装置で加熱された湯を貯留する貯湯タンクを備え、この貯湯タンクの保温・断熱用に用いる断熱材として、木質系の再生セルロース繊維を主成分とするセルロース断熱材が用いられていることを特徴とする給湯装置。
  2. 複数の配管が接続され、加熱装置で加熱された湯を貯留する貯湯タンクを備え、この貯湯タンクの外郭を覆うように設ける断熱材として、木質系の再生セルロース繊維を主成分とするセルロース断熱材が用いられていることを特徴とする給湯装置。
  3. 前記木質系の再生セルロース繊維は、古紙を粉砕し、粉状又は粒状にしたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯装置。
  4. 前記セルロース断熱材は、木質系の再生セルロース繊維と発泡材料とを含む発泡断熱材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236372A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Osaka Gas Co Ltd 樹脂タンク及びその製造方法
JP2015148438A (ja) * 2015-05-28 2015-08-20 日立アプライアンス株式会社 タンクユニット、その製造方法及び給湯システム

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