JP2007314946A - 屋根の重ね葺き方法及びそれに用いる水切り部材 - Google Patents

屋根の重ね葺き方法及びそれに用いる水切り部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2007314946A
JP2007314946A JP2006142540A JP2006142540A JP2007314946A JP 2007314946 A JP2007314946 A JP 2007314946A JP 2006142540 A JP2006142540 A JP 2006142540A JP 2006142540 A JP2006142540 A JP 2006142540A JP 2007314946 A JP2007314946 A JP 2007314946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asbestos
eaves
roof
draining member
roofing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006142540A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Matsuo
松尾  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEKISUI YANE SYSTEM KK
Original Assignee
SEKISUI YANE SYSTEM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEKISUI YANE SYSTEM KK filed Critical SEKISUI YANE SYSTEM KK
Priority to JP2006142540A priority Critical patent/JP2007314946A/ja
Publication of JP2007314946A publication Critical patent/JP2007314946A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

【課題】鼻隠し部材に対する水切り機能を有する水切り部材を用いて軒先部の全てのアスベスト混入屋根材(軒瓦)の先端部を被覆するようにしてアスベスト成分の飛散を有効に抑制するとともに、雨天時、重ね葺きされた軒先部の最前列の非アスベスト屋根材の先端部から飛び出す雨水を、既設の樋の取付け位置を変更することなく、該樋内に落下するようにした屋根の重ね葺き方法及びその方法に好適な水切り部材を提供すること。
【解決手段】軒先部の各アスベスト混入屋根材(軒瓦)の先端部を包囲して該軒先部全長にわたって被覆するように水切り部材を装着し、軒先部を被覆する水切り部材の上面部に、軒先端縁から棟側にずれた位置で軒先側最前列の各非アスベスト屋根材の先端部を積重ねて水平方向に直線状に延びる段部を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根、特に、アスベスト混入屋根材を用いて葺いた傾斜屋根を、非アスベスト屋根材を用いて重ね葺きする方法及びそれに用いる水切り部材に関する。
従来、複数の屋根材又は瓦(以下、単に屋根材という)を用いて葺いた(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)、寄棟屋根とか切妻屋根等の傾斜屋根を葺き替えるにあたり、傾斜屋根の軒先部、即ち、水平方向に配列された最前列の各屋根材の先端部分を、長尺の押え金物により包囲して包括的に固定するとともに、該押え金物の表面部及びそれより上方に敷設された全ての屋根部材の表面を覆うようにシート状の下葺材を装着し、前記押え金物及び下葺材の上部に、複数の葺き替え用の屋根材を葺くようにした屋根の重ね葺き方法が知られている(例えば、特許文献3を参照)。
また、最近、図13に示されるように、アスベスト混入屋根材を用いて葺かれた傾斜屋根1を、非アスベスト屋根材により重ね葺きするにあたり、既設のアスベスト混入屋根材の撤去作業及び廃棄処理において種々の公害問題を惹起する虞があることから、既設のアスベスト混入屋根材を撤去することなく、既設のアスベスト混入屋根材の上に非アスベスト屋根材を重ね葺きすることが行われている。すなわち、傾斜屋根1の図示しない垂木の上に敷設された野地板3の全面を防水シート4で被覆し、野地板3の先端部分、いわゆる軒先部2に、水平方向(図13の画面に垂直な方向)に複数のアスベスト混入屋根材(瓦)を、野地板3の先端よりはみ出すようにして配列し、更に、最前列の各アスベスト混入屋根材(瓦)、即ち、軒瓦5の上端側に、それぞれ、図示しない棟に至るまで、複数のアスベスト混入屋根材(瓦)6を配列し、図示しない釘等の固定部材を介して全てのアスベスト混入屋根材5、6が固定される。このようにして葺かれた全アスベスト混入屋根材(瓦)5、6の上に、例えば、アスファルトルーフィングを用いた防水シート(下葺材)14を敷設し、軒先部2の最前列の各軒瓦5の上方に、軒先用の非アスベスト屋根材(瓦)15を重ね合わせて配置するとともに、軒瓦5以外の各アスベスト混入屋根材6の上部に、それぞれ、非アスベスト屋根材16を重ね合わせて配置し、釘等の固定部材13により固定される。図13において、7は鼻隠し板(頭つなぎ板)、8は水切り片部材、9は鼻隠し板7に固定したブラケット(図示しない)を介して取り付けられた樋である。該樋9は、水平方向に直線状に配列された各軒瓦5の先端部の高さ位置に応じて調整した高さ位置、即ち、雨天時、各軒瓦5の先端部から飛び出す雨水の全てが樋9の受水部に落下するように調整した高さ位置に設置される。
しかしながら、前述した重ね葺き施工方法により葺き替えられた屋根(図13)においては、軒先部2の各アスベスト混入屋根材(軒瓦)5の先端部の下面部分5aが露出した状態とされ、該露出部分5aから老朽化したアスベスト混入屋根材からアスベスト成分の飛散する虞があるという重大な問題点がある。
前記問題点に対し、前記公知の押え金物を用いて屋根の軒先部の各アスベスト混入屋根材の先端部分の下面部、起立端面部及び上面部の三面部を被覆するとともに、それらの軒先アスベスト混入屋根材及びそれらより上方に敷設された全てのアスベスト混入屋根材の上に、葺き替え用の非アスベスト屋根材を敷設して重ね葺きすることが考えられる。
しかしながら、前記公知の押え金物を用いた重ね葺き方法では、屋根の軒先部のアスベスト混入屋根材(軒瓦)の上に、葺き替え用の非アスベスト屋根材が重ね合わされるため、新しく葺かれた軒瓦の先端縁の高さ位置が高くなり、雨天時、重ね葺きされた軒瓦の先端縁から飛び出した雨水は、既設の軒瓦5の先端縁の高さ位置に合わせて設置された樋9の前側縁部を飛び越えて軒下に落下するという問題が生じる。
前記樋からの雨水の飛び出しを防止するには、重ね葺きされる軒先部の非アスベスト屋根材(軒瓦)の高さ位置に合わせて既設の樋の取り付け位置を変更するとか、既設軒先部のアスベスト混入屋根材の先端部分を切断してその長さを短くすることが考えられる。しかしながら、前者の樋の設置位置の変更作業は非常に多大な作業手間を要し、後者のアスベスト混入屋根材(軒瓦)の切断作業はアスベスト成分(切粉)が周辺部に飛散して環境を汚染する等の重大な問題を惹起し、前記防止策は即座に実施し難い。
特開平7−233604号公報 特開平2001−329667号公報 特開2000−145039号公報
本発明は、前記問題点を完全に解消するためになされたものであり、その主たる目的は、屋根の軒先部に設置した樋の取付け位置の変更を要することなく、該軒先部の鼻隠し部材に対し水切り機能を有する水切り部材を用いて軒先部に既設の全てのアスベスト混入屋根材(軒瓦)の先端部を被覆するようにしてアスベスト成分の飛散を有効に抑制するとともに、雨天時、重ね葺きされた軒先部の最前列の非アスベスト屋根材の先端部から飛び出す雨水を、既設の樋の取付け位置を変更することなく、該樋内に落下するようにした屋根の重ね葺き方法及びその方法に好適な水切り部材を提供することにある。
本発明のアスベスト混入屋根材を用いて葺いた屋根を、非アスベスト屋根材により重ね葺きする方法は、前記屋根の水平方向に複数のアスベスト混入屋根材を配列して形成される軒先部の各アスベスト混入屋根材の下面部から起立端面部を経由して上面部に至り包囲して該軒先部を全長にわたって被覆するように水切り部材を装着し、前記軒先部の各アスベスト混入屋根材の上面部と該軒先部より棟側上方に配置された各アスベスト混入屋根材の上面部とを被覆するように、複数の非アスベスト屋根材を敷設するとともに、前記軒先部を被覆する水切り部材の上面部に、軒先端縁から棟側にずれた位置で軒先側最前列の各非アスベスト屋根材の先端部を積重ねて水平方向に直線状に延びる段部を形成することを特徴とする。
また、本発明の前記屋根の重ね葺き方法に用いる水切り部材は、金属板材料を曲げ成形するか又はプラスチック材料により一体的に成形して屋根の軒先部の先端縁部を包囲する断面形状が略コ字形の折曲部を有するようにしたことを特徴とする。
更に、前記水切り部材の断面形状が略コ字形の折曲部の下面部における起立端面部との境界縁部に長手方向に複数の水抜き孔を設けたことを特徴とする。
更にまた、前記水切り部材の折曲部の上面部に、屋根の軒先部の上面部に取り付けられる広小舞部材又は桟部材を被覆可能とする折曲部を形成したことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の屋根の重ね葺き方法は、屋根の軒先部の全長にわたって延びる水切り部材に形成される断面形状が略コ字形の折曲部に、アスベスト混入屋根材により葺いた屋根の軒先部に配列された各アスベスト混入屋根材の先端部の下面部、起立端面部及び上面部の三面部を包み込むことにより既設のアスベスト混入屋根材からのアスベスト成分の飛散を有効に抑制するとともに、該水切り部材の上面部に、軒先端縁から棟側にずれた位置で軒先側最前列の各非アスベスト屋根材の先端部により水平方向に直線状に延びる段部を形成し、該段部により雨天時に軒先側に向かって流下する雨水速度を低減させることにより、前記屋根の軒先に既設の樋の取り付け位置を変更することなく、水切り部材の折曲部の起立端面部の先端縁から飛び出す雨水を樋内に落下させることができるという優れた作用効果を奏し得る。
本発明の請求項2に記載の水切り部材に形成される断面形状が略コ字形の折曲部により、軒先部に既設の各アスベスト混入屋根材の先端部分の三面部を包囲して既設のアスベスト混入屋根材からのアスベスト成分の飛散を有効に抑制することができるとともに、該折曲部の起立端面部により前記屋根の鼻隠し部材側への雨水の浸入を有効に阻止することができるという優れた作用効果を奏し得る。
本発明の請求項3に記載の水切り部材に形成される折曲部の下面部における起立端面部との境界縁部に設けられた複数の水抜き孔により、該折曲部の内部に浸入した雨水をその自重によって自動的に外部に排出することができるという優れた作用効果を奏し得る。
本発明の請求項4に記載の水切り部材に形成される折曲部の上面部に設けた折曲部の起立端面部により軒先部から浸入した雨水を軒先側に戻し、新しく葺いた各非アスベスト屋根部材の下方部へ雨水が進入することを阻止することができるという優れた作用効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の屋根の重ね葺き方法を使用して、図13中に示されるアスベスト混入屋根材で葺かれた傾斜屋根と同様の傾斜屋根1を、非アスベスト屋根材により葺き替えた屋根の主要構成部分を示す。なお、図1において、図13に示される構成部分と等価の構成部分には同一の数字符号を付してその詳細な説明を省略する。
本発明の屋根の重ね葺き方法は、従来方式の屋根の重ね葺き方法と比べ、(1)傾斜屋根1の軒先部2の長さと略同じ長さを有する長尺の水切り部材10を用いて施工する点、及び(2)葺き替え用の非アスベスト屋根材のうち軒先部2に敷設する最前列の非アスベスト屋根材(瓦)15を、既設の軒瓦(アスベスト混入屋根材料)5の先端部を被覆する水切り部材10の上面部における棟側にずらした位置に積み重ねて段部17を形成する点が原理的に相違する。
前記水切り部材10は、例えば、厚み0.3mm〜0.4mmのカラーめっきした鉄板材を、図2〜図4に示すように、曲げ加工して形成される。該水切り部材10において、断面形状が略コ字形に成形された折曲部11の上面部12−1の先端部を折返して水返し部12−4が形成され、該折曲部11の下面部12−3の先端に小さい傾斜角をもって垂下する水切り片部12−5が形成される。該水切り片部12−5は、傾斜屋根1に既設の水切り片部材8の略全面を覆う大きさとされる。折曲部11の下面部12−3における起立端面部12−2との境界縁部に長手方向に複数の水抜き孔25が形成される。なお、水切り部材10を傾斜屋根1の軒先部の先端部に装着した際、該傾斜屋根1の勾配に応じて傾斜する起立端面部12−2により所要の水切り作用が得られる場合には、該水切り部材10の水切り片部12−5を省略することができる。また、前記水切り部材10は、傾斜屋根1の軒先部2に装着する前に予め曲げ成形したものに限らず、長尺の金属板(図示しない)に、図2及び図3に示す成形体の折線に対応した折曲容易化溝を設け、傾斜屋根1の重ね葺き施工現場で前記金属板を折曲容易化溝に沿って折り曲げて装着するようにしてもよい。
前記水切り部材10は、鉄に限らず、アルミニウム、銅、ステンレススチール等の金属板材を曲げ加工法により成形したものであってもよい。また、水切り部材10は、アルミニウム、銅等の金属板素材を押出し加工法により成形することができる。更にまた、水切り部材10は、耐水性及び耐熱性を有するプラスチック材料を用いて押出成形法又は射出成形法により成形したものであってもよい。
前記傾斜屋根1を非アスベスト屋根材15で重ね葺きする際、軒先側最前列の葺き替え用の非アスベスト屋根材(軒瓦)15に対し、既設の軒瓦(アスベスト混入屋根材)5を被覆する防水シート(下葺材)14の上部に、断面形状が直角三角形状の広小舞部材18(図11を参照)を取り付ける場合には、図5〜図7に示すように、水切り部材20の上面部22−1に断面形状が略直角三角形状の折曲部23を形成し、当該水切り部材20を傾斜屋根1の軒先部2に装着した(図11)際、折曲部23内に広小舞部材18を収容して該広小舞部材18を被覆するようにする。
一方、前記広小舞部材18に代えて、既設の軒瓦(アスベスト混入屋根材)5を被覆する防水シート(下葺材)14の上部に、断面形状が四角形状の桟部材19(図12を参照)を取り付ける場合には、図8〜図10に示すように、水切り部材25の上面部27−1に断面形状が四角形状の折曲部28を形成し、当該水切り部材25を傾斜屋根1の軒先部2に装着した際(図12)、折曲部28内に桟部材19収容して該桟部材18を被覆するようにする。
前記傾斜屋根1が切妻屋根である場合、該切妻屋根のけらば端縁部に、前記水切り部材10と概略同形状であって、該けらば端縁部の傾斜角と同等の傾斜角をもって直線状に延びる水切り部材(図示しない)を装着し、該水切り部材の折曲部によってけらば端縁部を包囲するように被覆することにより、該切妻屋根に既設の全てのアスベスト混入屋根材(瓦)の露出部を完全に無くし、既設のアスベスト混入屋根材(瓦)の老朽化によるアスベスト成分の飛散をより有効に抑制することができる。なお、前記けらば端縁部に装着する水切り部材は、前述した水切り部材10の変形例(水切り片部12−5を省略したもの)と同様、水切り片部を省略したものであってもよい。
本発明の水切り部材は、前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の重ね葺き方法を使用してアスベスト混入屋根材で葺かれた傾斜屋根を、非アスベスト屋根材により重ね葺きした屋根の主要構成部分の部分断面図である。 本発明の重ね葺き方法の実施に適用できる水切り部材の一部切欠斜視図である。 図2に示す水切り部材の側面図である。 図2に示す水切り部材の正面図である。 水切り部材の第1変形例の一部切欠斜視図である。 図5に示す水切り部材の側面図である。 図5に示す水切り部材の正面図である。 水切り部材の第2変形例の一部切欠斜視図である。 図8に示す水切り部材の側面図である。 図8に示す水切り部材の正面図である。 図5の水切り部材を用いて図1の傾斜屋根と同様の屋根を重ね葺きした屋根の主要構成部分の部分断面図である。 図8の水切り部材を用いて図1の傾斜屋根と同様の屋根を重ね葺きした屋根の主要構成部分の部分断面図である。 従来方式の重ね葺き方法によりアスベスト混入屋根材で葺いた傾斜屋根を、非アスベスト屋根材で葺き替えた屋根の主要構成部分の部分断面図である。
符号の説明
1 傾斜屋根
2 軒先部
3 野地板
4 防水シート
5 軒先部のアスベスト混入屋根材(軒瓦)
5a 既設のアスベスト混入屋根材(軒瓦)の露出部
6 軒瓦以外のアスベスト混入屋根材(瓦)
7 鼻隠し(頭つなぎ)部材
8 既設の水切り片部材
9 既設の樋
10 本発明の水切り部材
11 折曲部
12−1 水切り部材の上面部
12−2 水切り部材の起立端面部
12−3 水切り部材の下面部
12−4 水切り部材の水返し部
12−5 水切り部材の水切り片部
13 屋根材固定用の釘
14 葺き替え用の防水シート(アスファルトルーフィング)
15 葺き替え用の非アスベスト屋根材(軒瓦)
16 軒瓦以外の非アスベスト屋根材(屋根瓦)
17 段部
18 広小舞部材
19 桟部材
20 水切り部材(第1変形例)
21 折曲部
22−1 水切り部材の上面部
23 折曲部
25 水切り部材(第2変形例)
26 折曲部
27−1 水切り部材の上面部
28 折曲部
29 水抜き孔

Claims (4)

  1. アスベスト混入屋根材を用いて葺いた屋根を、非アスベスト屋根材により重ね葺きするにあたり、
    前記屋根の水平方向に複数のアスベスト混入屋根材を配列して形成される軒先部の各アスベスト混入屋根材の下面部から起立端面部を経由して上面部に至り包囲して該軒先部を全長にわたって被覆するように水切り部材を装着し、
    前記軒先部の各アスベスト混入屋根材の上面部と該軒先部より棟側上方に配置された各アスベスト混入屋根材の上面部とを被覆するように、複数の非アスベスト屋根材を敷設するとともに、前記軒先部を被覆する水切り部材の上面部に、軒先端縁から棟側にずれた位置で軒先側最前列の各非アスベスト屋根材の先端部を積重ねて水平方向に直線状に延びる段部を形成することを特徴とする屋根の重ね葺き方法。
  2. 請求項1に記載の屋根の重ね葺き方法に使用する水切り部材は、金属板材料を曲げ成形するか又はプラスチック材料により一体成形して前記屋根の軒先部の先端縁部を包囲する、断面形状が略コ字形の折曲部を有するようにしたことを特徴とする屋根の重ね葺き用の水切り部材。
  3. 水切り部材の断面形状が略コ字形の折曲部の下面部における起立端面部との境界縁部に長手方向に複数の水抜き孔を設けたことを特徴とする請求項2に記載の屋根の重ね葺き用の水切り部材
  4. 水切り部材の折曲部の上面部に、屋根の軒先部の上面部に取り付けられる広小舞部材又は桟部材を被覆可能とする折曲部を形成したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の屋根の重ね葺き用の水切り部材。
JP2006142540A 2006-05-23 2006-05-23 屋根の重ね葺き方法及びそれに用いる水切り部材 Pending JP2007314946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006142540A JP2007314946A (ja) 2006-05-23 2006-05-23 屋根の重ね葺き方法及びそれに用いる水切り部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006142540A JP2007314946A (ja) 2006-05-23 2006-05-23 屋根の重ね葺き方法及びそれに用いる水切り部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007314946A true JP2007314946A (ja) 2007-12-06

Family

ID=38849060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006142540A Pending JP2007314946A (ja) 2006-05-23 2006-05-23 屋根の重ね葺き方法及びそれに用いる水切り部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007314946A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022190960A (ja) * 2021-06-15 2022-12-27 積水ハウス株式会社 勾配屋根の軒先構造及び勾配屋根の軒先施工方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS559346A (en) * 1978-07-05 1980-01-23 Fuji Electric Co Ltd Circuit breaker
JPS6015523A (ja) * 1983-06-20 1985-01-26 ウエスチングハウス エレクトリツク コ−ポレ−シヨン 燃料棒の個別計量装置
JP2007046248A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Roof System Co Ltd 石綿スレート屋根の改修構造の軒先部

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS559346A (en) * 1978-07-05 1980-01-23 Fuji Electric Co Ltd Circuit breaker
JPS6015523A (ja) * 1983-06-20 1985-01-26 ウエスチングハウス エレクトリツク コ−ポレ−シヨン 燃料棒の個別計量装置
JP2007046248A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Roof System Co Ltd 石綿スレート屋根の改修構造の軒先部

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022190960A (ja) * 2021-06-15 2022-12-27 積水ハウス株式会社 勾配屋根の軒先構造及び勾配屋根の軒先施工方法
JP7482379B2 (ja) 2021-06-15 2024-05-14 積水ハウス株式会社 勾配屋根の軒先構造及び勾配屋根の軒先施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2377374C1 (ru) Кровельная черепица по меньшей мере с одним водотоком, ограниченным возвышениями
US9016008B2 (en) Roofing cap system
JP4840539B2 (ja) 屋根材付き太陽光発電パネル及び屋根材付き軒先材
WO2014073073A1 (ja) 横葺き屋根構造
US9316001B2 (en) Roof drainage system
US20160312474A1 (en) Roofing cap system
JP5588556B1 (ja) コーナー水切り材、屋根パネル及び建物の屋根構造
JP2007314946A (ja) 屋根の重ね葺き方法及びそれに用いる水切り部材
JP5618121B2 (ja) 屋根構造及び防水下地材
JP2008231665A (ja) 屋根構造
US20140069027A1 (en) Gutter Protection System
JP4873941B2 (ja) けらば板金及び屋根構造
JP6603041B2 (ja) 内樋支持構造
JP6803609B2 (ja) 換気構造体
RU2552283C1 (ru) Гидроизолирующий фартук для рубероидной крыши
SE529495C2 (sv) Anordning och förfarande vid takspets
JP2012102577A (ja) 谷部化粧板金及びそれを使用した屋根構造
JP7305184B2 (ja) 軒先構造
RU2608369C2 (ru) Стыковочная конструкция внешних стеновых материалов
JP6265465B2 (ja) けらば水切り、棟違い屋根のけらば水切り構造、および導水板
JP5606978B2 (ja) 屋根材
WO2022249374A1 (ja) 建物
JP7144984B2 (ja) 建築板
JP2022117879A (ja) カバー及び屋根構造
JP2007085046A (ja) 雪止め瓦

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20090105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110906