JPS6015523A - 燃料棒の個別計量装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉燃料棒の計量に関し特に、新たに製造
され、材料取扱コンベヤに沿って最終工程に向がって進
み原子炉燃料集合体内に入るトレー上に支持された核燃
料棒を個別に計量するための装置に関するものである。

従来、各燃料棒の計量は、該燃料棒の内側にある核燃料
の量を計算する手順の一部として手動で行なわれていた
。そのため、自動化した核燃料棒の品質管理検査ライン
に組み込み可能な自動燃料棒計量装置が必要になってい
る。

従って、本発明の目的は、自動燃料棒計量装置を提供す
ることである。

この目的から、本発明は広義には、材料取扱コンベヤの
長さ方向に沿って移！ｌ１ｌＪ開始位置がら最終位置に
移動するトレー上に支持された複数本の核燃料棒の個別
計量装置であって、前記材料取扱装置上方に固着された
計量器と、個別に計量するため前記計量器に一度に一本
づつ前記燃料棒を装荷する装荷装置ｄと、前記材料取扱
コンベヤの上方に配置された高架傾斜路と、前記トレー
が前記移動開始位置にあるとき、該トレーから前記燃料
棒を持ち」二げて、前記装荷装置による前記高架傾斜路
から０１ｊ記計量器への前記燃料棒の装荷のために、該
燃料棒を前記高架傾斜路に置（昇降装置と、前記トレー
が前記最終位置にあるときに、計量後の各燃料棒を前記
計量器から前記トレーに搬送する搬送装置と、を（ＩＩ
えるものである。

簡略に述べると、本発明は、材料取扱コンベヤに沿って
移動するトレー上に支持された燃料棒のための個別計量
装置に向けられている。トレーが前記コンベヤに沿った
第一位置（移動開始位置）にあるとき、昇降装置が燃料
棒を持ち上げ−てトレーから離し、高架傾斜路上に置く
。装荷装置は燃料棒を個別計量のため一本づつ高架傾斜
路から計量器まで運ぶ。トレーがコンベヤに沿った第二
位置（を終位置）にあるとき、搬送装置は計量された各
燃料棒を搬送して計量器からトレー上に戻す。

本発明は、添イ」図面に例示したその好適な実施例に関
する下記の説明から一層容易に明らかになろう。図中、
同一符号は同−又は対応部分を示すものとする。核燃料
棒の個別計量装置の好適な実施例は第１図及び第２図に
示されており、燃料棒取扱装置の一部の詳細は残りの図
に示されている。

燃料棒１０は複数のトレー１２上に支持されており、各
トレー１２が複数の燃料棒１０を保持する。トレー１２
は大体水平に配置された梯子のような形状を有するのが
好ましく、この梯子に隔置して設けられた横断部材１４
には、燃料棒１０をトレー１２上で長さ方向に支持する
場合に燃料棒の入る切り欠き１６がある。トレー１２は
、材料取扱コンベヤ１８の長さ方向に沿って、移動開始
位置く第１図において右方にある実線のトレー１２ａの
位置）と、最終位置（第１図において左方にある点線の
トレー１２ａの位置）との間を移動する。好適なのは、
材料取扱コンベヤ１８が多数の、間隔を置いて平行に傾
斜したコンベヤ傾斜路２４を有すると共に、トレー１２
が重力の影響下に前記コンベヤ傾斜路２４のロー２２６
上を横方向に移動することである。代表的な据え付は例
では、材料取扱コンベヤ１８は支持体２０を介してプラ
ントの床２Ｚに装着され、最終の燃料棒製造部から最初
の品質管理検査部へ通過する燃料棒１０のための案内体
として作用している。

この個別計量装置は、材料取扱コンベヤ１８の上方に配
置された高架の装荷用傾斜路２８と、燃料棒昇降装置と
、材料取扱コンベヤ１８の上方に固定された計量器４６
と、燃料棒装荷装置と、燃料棒搬送装置とを有する。

燃料棒昇降装置は、トレー１２が材料取扱コンベヤ１８
上でその移動開始位置にあるとき、燃料棒１０をトレー
１２から持ち上げて装荷用傾斜路２８上に置（装置であ
る。該燃料棒昇降装置は、コンベヤ傾斜路２４及びトレ
ー横断部材１４の双方の側方及び下方に置かれた複数の
液圧す７ト５２を有するのが好適であり、該液圧り７ト
５Ｚは全ての燃料棒をそれ等のトレーから同時に持ち上
げる。各液圧り７ト５２か、リンク５６によって駆動さ
れる傾斜可能のリンクパッド５４を有するのが望ましい
。その他の燃料棒昇降装置としては、電動モータ、空圧
シリング等で作動される通常のどんな機械的昇降装置で
もよい。

計量器４６は、コンベヤ傾斜路２４の外側及び下方に延
びる支持体５０を有するのが好適である。燃料棒１０の
重量についての計量器の読みの精度に影響しうる空気流
から計量器４６を遮断するために遮断装置を設けておく
のが望ましし・。かかる遮断装置としては、支持体５０
に取り付けられる部分的なカバー５８が好ましい（取り
付は手段につり・では、図面を簡略にするため第１図及
び第２図から省略しである）。その他の遮断装置には天
井から吊り下げられる保護板等がある。

個別に計量するため、燃料枠１０を一度に一本、高架の
装荷用傾斜路２８から計量器４６上に装荷する装置が設
けられている。該装荷装置はロボ・ントの使用を含む通
常のどんな燃料棒取扱装置でもより・が、好ましいのは
、該装荷装置が第３八図、第３Ｂ図に示すような複数の
燃料棒一本送りホイール３０及び燃料棒装荷腕３６を有
することである。計量器４６は燃料枠ホルダ４８を備え
ており、その上に一本の燃料棒１０が計量のため置かれ
る。先頭の一本の燃料棒１．Ｏａが一本送りホイール３
０の切欠き３２に嵌入する。

軸３４が一本送りホイール３０を回転させ、先頭の燃料
棒１０ａを燃料棒装荷腕３６に搬送する。軸３８は燃料
棒装荷腕３６を回転させ、燃料棒１０ａを計量器４６上
の燃料棒ホルダ４８まで下降させる。

また、トレー１２が材料取扱コンベヤ１８上の最終位置
にあるとき、計量後の各燃料棒を計量器４６がらトレー
１２へ搬送するための装置も設けられている。本発明の
好適な実施例では計量後の燃料棒をその元のトレーに戻
しているが、前に計量した各回分′の燃料枠を受け入れ
る当業者周知のような補助トレーがあるなら、計量後の
燃料棒を前に計量した燃料棒が入っていたトレーに同様
に戻すことができる。この搬送装置はロボットの使用を
含む通常のどんな燃料棒取扱装置でもよいが、好ましい
のは、複数の燃料棒取卸し腕４０、燃料棒降下腕６０、
及び燃料棒運動停止装置等を含む装置である。

燃料棒１０ａの計量後、軸４２が取卸し腕４０を回転さ
せて、燃料棒１２ａを、第３Ｂ図及び第３０図に示すよ
うに、燃料棒ホルダ４８から連結傾斜路４４へと持ち上
げる。燃料棒は連結傾斜路４４を転動して燃料棒降下腕
６０へと下って行く。燃料＃降下腕６０は、計量後の燃
料棒を連結傾斜路４４がら受け取る上方位置（第１図及
び第４八図参照）と、該燃料枠な燃料棒運動停止装置に
運ぶ下方位置（第２図及び第４Ｂ図参照）とを有する。

燃料棒運動停止装置は、トレー１２が材料取扱コンベヤ
１８上のその最終位置にあるとき、燃料棒が該トレー１
２に達する前に、各燃料棒の運動を拘束又は停止させる
装置である。かがる装置は、燃料棒がそのトレーに穏や
かに入るのを保証する必要がある。好適なのは、この燃
料棒運動停止装置６２が案内レール６４と、レバー６６
と、昇降可能な燃料棒ストッパ６８とを有することであ
る（第４八図及び第４Ｂ図参照）。レバー６６は燃料棒
ストッパ６８に取り付けられており、同燃料棒ストッパ
６８を作動する。スプリング７０は燃料棒６８を下方位
置に付勢する。又、燃料棒降下腕６０は、その下方位置
にあるとき、レバー６６に接触して同レバー６６を作動
し燃料棒ストッパ６８を持ち上げると共に、その上方位
置にあるとき、同レバー６６に接触せず、従って作動し
ないように、燃料棒運動停止装置６２に関して配置され
ているのが好ましい。その他の燃料棒運動停止装置には
、スイッチの上を通る燃料棒によって作動され、時間遅
延により不作動にされる燃料棒ストッパがある。

燃料棒搬送装置は、トレー１２が材料取扱コンベヤ１８
上のその最終位置にあるとき、燃料棒１０を計量器４６
からトレー１２まで搬送するのに通過しなければならな
い垂直距離を減じるため、トレー１２の昇降装置を随意
に含むことができる。好ましいのは、かかる装置は組み
になった液圧り７ト７４を含み、トレー１．２ａを均等
に持ち上げることである（第１図及び第２図参照）。そ
の他のトレー昇降装置には、電動モータ、空圧モータ等
で作動される通常の機械的リフトがある。

本発明の装置は、計量後の燃料棒をそのトレー上に戻し
た後、その度に、トレーを燃料棒の直径にほぼ等しい距
離だけ側方に移動させるトレー割出装置７２（＄２図参
照）を使用することができる。これにより、待に各燃料
棒をそのトレーに穏やかに運ぶため燃料棒運動停止装置
６２を使用する場合、燃料棒をトレー内にあるその切欠
す位置に戻すことができる。物品を装荷するための容器
の位置を割り出す装置は当業者に周知である。

計量器支持体５０は燃料棒降下装置及び燃料棒搬送装置
も支持する。

当業者にとってツに諒解しうるように、フンピユータシ
ステムに燃料棒の重量データを記憶させると共に、同コ
ンピュータシステムをトレー及び燃料棒取扱ＨＭの作動
を同期させるコントローラとして使用するのが望ましい
。

燃料棒の個別計量装置の作動サイクルは、未計量の燃料
棒１０のトレー１２ａを材料取扱コンベヤ１８に沿って
転がし、トレーストッパ（図示しない）によって移動開
始位置（第１図の実線のトレー１２ａを参照）で止める
ことから始まる。次に、燃料棒す７ト５２が燃料棒１０
をトレー１２ａから持ち上げ、その後リンク５６がリフ
トバッド５４を傾斜させると、全燃料棒が高架された装
荷用傾斜路２８上へ転動する。

しかる後、一本送りホイール３０が一度に一本づつ燃料
棒１０ａを装荷腕３６に運び、該装荷腕３６が燃料棒を
計量器の燃料棒ホルダ４８上に置く。計量器４６が燃料
棒を計量すると、その後、取卸し腕４０が燃料棒を連結
傾斜路４４上に置く。次に、燃料棒は上方位置にある降
下腕６０（第１図及び第４八図）まで転がり、該降下腕
６０がその下方位置（第２図及び第３図）に降下して、
レバー６６を作動させ、燃料棒運動停止装置６２のスト
ッパ６８を上昇させる。燃料棒は転がって降下腕６０を
離れ、案内レール６４に達してストッパ６８に打つかる
。降下腕６０が計量器からの二番目の燃料棒を待つため
及び燃料棒ストッパ６日をリリースするため上昇する前
に、トレー１２は材料取扱コンベヤ１８を転がり落ちて
その最終位置（ｆｆｉ１図の点線のトレー１２ａ）に既
に達しており、トレーリフ１°７４によって上昇させら
れており、しかもトレー割出装置７２（第２図参照）に
よって適切に位置決めされてしまっている。降下腕６０
の上昇によって燃料棒ストッパがリリースされると（そ
して、スプリングで付勢されるその下方位置に戻ると）
、一番目の燃料棒１０ａが穏やかに献がって案内レール
６４を離れ、トレー内の適切な位置に入る。各燃料棒の
計量動作が完了しトレーに戻される前に、トレーは割り
出される。トレー１２ａが計量済みの燃料棒１０で一杯
になったら、別のトレーが燃料棒の個別計量プロセスを
開始する。

上述した記載から明らかなように、本発明の利点は、燃
料棒計量動作を行いたくない場合に、燃料棒をコンベヤ
の長さ方向に、干渉なしに且つそのトレーに置き忘れる
ことなく、随意に移動させうろことである。

上述の説明から、多くの改変及び変更が可能であること
は明らかであろう。従って、本発明は特許請求の範囲内
で、上述した特定の実施例以外の形で実施可能であるこ
とを理解されたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、燃料棒を特定のトレーから持ち上げた状態の
燃料棒個別計量装置の概略側面図、　第２図は、燃料棒
が計量され同トレーに戻される状態の第１図と同様の概
略側面図、第３八図、第３Ｂ図、第３Ｃ図は、計量器及
び近傍の燃料棒取扱装置を示す第１図の一部の図であっ
て、燃料棒を計量器上に置き、そしてそこから除去する
ための種々の動作を説明するための概略拡大斜視図、第
４八図及び＠４Ｂ図は、空のトレー及び近傍の燃料棒取
扱装置を示す図であって、計量後の燃料棒をそのトレー
に戻す種々の動作を説明するための概略拡大斜視図であ
る。 １２・・・トレー、１８・・・材料取扱コンベヤ、２８
・・・高架傾斜路、３０及び３６・・・装荷装置を構成
する燃料枠一本送りホイール及び燃料棒装荷腕、４０及
び６０・・・搬送装置を構成する燃料枠取卸し腕及び燃
料棒降下腕、４６・・・計量器、５２・・・昇降装置。 特許出願人　ウェスチングハウス・エレクトリック・コ
ーポレーション ＝１１ 第１頁の続き ０発　明　者　ジョージ・アーネスト・バイニング アメリカ合衆国サウス・キャロ ライナ州ウェスト・コロンビア ・バイニング・レーン２５５ ＠発明者　セシル・オータス・ハウエルアメリカ合衆国
サウス・キャロ ライナ州コロンビア・セニト・ ストリート１８２９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 材料取扱コンベヤの長さ方向に沿って移動開始位置から
   最終位置に移動するトレー上に支持された複数本の核燃
   料棒の個別計量装置であって、前記材料取扱装置上方に
   固着された計量器と、個別に計量するため前記計量器に
   一度に一本づつ前記燃料棒を装荷する装荷装置と、 前記材料取扱コンベヤの上方に配置された高架傾斜路と
   、 前記トレーが前記移動開始位置にあるとさ、該トレーか
   ら前記燃料棒を持ち上げて、前記装荷装置による前記高
   架傾斜路から前記計量器への前記燃料棒の装荷のために
   、該燃料棒を前記高架傾斜路に置く昇降装置と、 前記トレーが前記最終位置にあるときに、計量後の各燃
   料棒を前記計量器から前記トレーに搬送する搬送装置と
   、 を備える燃料棒の個別計量装置８