JP2007314321A - エレベーター遠隔操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が直ちにエレベーターを利用することができない遠方からの操作を阻止することができるようにする。
【解決手段】ID照合部23からID1の一致を示す照合結果が出力されてから一定時間を経過する前に、遠距離通信部24により利用者のID2が受信された場合、その利用者のID2とID入力部22により入力が受け付けられたID1が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定し、同一の利用者に係る識別情報であれば、遠距離通信部24により受信されたエレベーターの遠隔操作指令を受け付けるようにする。
【選択図】図2

Description

この発明は、エレベーターの遠隔操作指令を受け付けて、その遠隔操作指令に応じてエレベーターを制御するエレベーター遠隔操作装置に関するものである。
従来のエレベーター遠隔操作装置では、携帯電話などの携帯端末からエレベーターの呼び登録要求を受信すると、エレベーターの呼び登録を実施するようにしている。
例えば、以下の特許文献1に開示されているエレベーター遠隔操作装置では、携帯電話から公衆回線を通じて、電話番号を含む暗証コードを受信すると、その暗証コードの照合を実施する。
エレベーター遠隔操作装置は、暗証コードの照合を実施して、予め登録されている利用者に係る暗証コードであることが判明すると、携帯電話から送信される特定階の呼び登録要求を受信して、エレベーターの呼び登録を実施する。
特開2005−124023号公報(段落番号[0010]、図1)
従来のエレベーター遠隔操作装置は以上のように構成されているので、利用者が直ちにエレベーターを利用することができない遠隔地に存在する場合でも、利用者が携帯電話を使用して、エレベーターの呼び登録を実施することができる。このため、例えば、悪戯などの悪意を持って無駄に遠方からエレベーターの呼び登録を行うことが可能であるなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、利用者が直ちにエレベーターを利用することができない遠方からの操作を阻止することができるエレベーター遠隔操作装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベーター遠隔操作装置は、識別情報照合手段から識別情報の一致を示す照合結果が出力された場合、遠距離通信手段により受信された利用者の識別情報と識別情報入力手段により入力が受け付けられた識別情報が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定し、同一の利用者に係る識別情報であれば、遠距離通信手段により受信されたエレベーターの遠隔操作指令を受け付ける遠隔操作管理手段を設け、遠隔操作管理手段によりエレベーターの遠隔操作指令が受け付けられた場合、その遠隔操作指令に応じてエレベーターを制御するようにしたものである。
この発明によれば、識別情報照合手段から識別情報の一致を示す照合結果が出力された場合、遠距離通信手段により受信された利用者の識別情報と識別情報入力手段により入力が受け付けられた識別情報が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定し、同一の利用者に係る識別情報であれば、遠距離通信手段により受信されたエレベーターの遠隔操作指令を受け付ける遠隔操作管理手段を設け、遠隔操作管理手段によりエレベーターの遠隔操作指令が受け付けられた場合、その遠隔操作指令に応じてエレベーターを制御するように構成したので、利用者が直ちにエレベーターを利用することができない遠方からの操作を阻止することができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベーター遠隔操作装置が設置される建物の玄関階を示す平面図である。
自動ドア1は通常施錠がされており、利用者が識別情報であるIDを照合装置2に入力すると、照合装置2がID照合を実施する。
照合装置2は、ID照合を実施して、入力されたIDが予め登録されているIDと一致すれば、自動ドア1を開錠する。
したがって、予めIDが登録されている利用者であれば、建物内の玄関ホールに進むことができる。
その後、利用者は、例えば、郵便・宅配BOX3に立ち寄った後、エレベーター乗降ロビー4に進めば、エレベーター5又はエレベーター6に乗車することができる。
例えば、玄関ホールが広い建物では、利用者がエレベーター乗降ロビー4に到着する前に適当なタイミングでエレベーター5,6の呼び登録を遠隔操作できれば、エレベーター5,6の待ち時間を短縮することができる。
また、利用者がエレベーター乗降ロビー4に到着する前に、エレベーター5,6内のカメラ映像や、エレベーター乗降ロビー4のカメラ映像を遠隔で見ることができれば、危険な状況を回避することが可能になる。
そのため、携帯電話などの無線通信機能を備えた携帯端末からの要求に応じたエレベーター5,6の呼び登録や、カメラ映像の配信が可能になれば便利である。
しかし、携帯端末とエレベーター間の通信手段として、例えば、インターネットなど、非常に長距離の間で通信が可能な手段を用いた場合、携帯端末とエレベーターの距離が遠くても呼び登録やカメラ映像の取得が可能になり、悪意をもった居住者や、携帯端末を不正に取得した第3者によって、不正な利用が行われる可能性がある。
この場合、遠方からエレベーターに無駄な呼び登録が行われるほか、カメラ映像の取得に関しては、居住者のプライバシーが侵される可能性がある。
そこで、この実施の形態1のエレベーター遠隔操作装置では、利用者が直ちにエレベーター5,6を利用することができない遠方からの操作を阻止するようにしている。
図2はこの発明の実施の形態1によるエレベーター遠隔操作装置を示す構成図であり、図において、携帯端末11は利用者がエレベーターを遠隔操作する際に使用する携帯電話などの端末であり、例えば、公衆回線やインターネットなどを通じて、エレベーター遠隔操作装置16と無線通信を実施する。
ID提示部12は利用者の識別情報であるID1を記憶しており、そのID1をエレベーター遠隔操作装置16のID入力部22に出力する装置である。
例えば、ID提示部12がICカードで、ID入力部22がICカードリーダーである組み合わせが考えられる。
また、ID提示部12が非接触ICカードで、ID入力部22が非接触ICカードリーダーである組み合わせや、ID提示部12がRFIDで、ID入力部22がRFIDリーダーである組み合わせも考えられる。
また、ID提示部12が指で、ID入力部22が指紋照合装置である生体情報照合手段や、ID提示部12が顔で、ID入力部22が顔認証装置である生体情報照合手段であってもよい。
かご装置13−1〜13―N(Nは1以上の整数)はエレベーターのかごや駆動装置から構成されており、エレベーター制御部27や乗場呼び装置14−1〜14−Mの指示の下、上下移動やドアの開閉を行う装置である。
乗場呼び装置14−1〜14−Mは建物の各フロアーに設置され、エレベーター制御部27の指示の下、エレベーターの呼び登録を実施する装置である。
カメラ15−1〜15−Nはかご装置13−1〜13―Nの内部に設置され、かごの内部の映像を撮影する。
カメラ15−Pは例えばエレベーター乗降ロビー4に設置され、エレベーター乗降ロビー4の映像を撮影する。
エレベーター遠隔操作装置16は携帯端末11からエレベーターの遠隔操作指令を受け付けて、その遠隔操作指令に応じてかご装置13−1〜13―N、乗場呼び装置14−1〜14−M又はカメラ15−1〜15−N,15−Pを制御する装置である。
エレベーター遠隔操作装置16のID情報蓄積部21はエレベーターの使用が許可されている利用者の識別情報であるID1,ID2を蓄積しているメモリである。なお、ID情報蓄積部21は識別情報蓄積手段を構成している。
図3はID情報蓄積部21における識別情報の蓄積例を示しており、図3の例では、利用者Aの識別情報としてID1−A,ID2−Aを蓄積し、利用者Bの識別情報としてID1−B,ID2−Bを蓄積している。
エレベーター遠隔操作装置16のID入力部22は例えば建物の玄関(例えば、照合装置2の操作部付近)や玄関ロビーに設置され、ID提示部12から出力されるID1の入力を受け付ける処理を実施する。なお、ID入力部22は識別情報入力手段を構成している。
エレベーター遠隔操作装置16のID照合部23はID入力部22により入力が受け付けられたID1とID情報蓄積部21に蓄積されているID1を照合する処理を実施する。なお、ID照合部23は識別情報照合手段を構成している。
エレベーター遠隔操作装置16の遠距離通信部24は無線通信装置を実装しており、携帯端末11から送信される利用者の識別情報であるID2や、携帯端末11から送信されるエレベーターの遠隔操作指令を受信する処理を実施する。また、遠距離通信部24はカメラ15−1〜15−N,15−Pの映像等を携帯端末11に送信する処理を実施する。
なお、遠距離通信部24は遠距離通信手段を構成している。
エレベーター遠隔操作装置16の遠隔操作管理部25はID照合部23からID1の一致を示す照合結果が出力されてから一定時間(例えば、3分)を経過する前に、遠距離通信部24により利用者のID2が受信された場合、利用者のID2とID入力部22により入力が受け付けられたID1が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定し、同一の利用者に係る識別情報であれば、遠距離通信部24により受信されたエレベーターの遠隔操作指令を受け付ける処理を実施する。なお、遠隔操作管理部25は遠隔操作管理手段を構成している。
エレベーター遠隔操作装置16のサービス提供部26はエレベーター制御部27及び映像取得部28から構成されており、遠隔操作管理部25によりエレベーターの遠隔操作指令が受け付けられた場合、その遠隔操作指令に応じたサービスを実施する。なお、サービス提供部26はエレベーター制御手段を構成している。
サービス提供部26のエレベーター制御部27は遠隔操作管理部25により受け付けられた遠隔操作指令が特定階の呼び登録要求であれば、特定階の乗場呼び装置14に呼び登録を実施し、遠隔操作管理部25により受け付けられた遠隔操作指令が所定階への移動要求であれば、その移動要求をかご装置13に出力する。
サービス提供部26の映像取得部28は遠隔操作管理部25により受け付けられた遠隔操作指令がかご装置13−1〜13―Nの内部に設置されたカメラ15−1〜15−N又はエレベーター乗降ロビー4に設置されたカメラ15−Pの映像取得要求であれば、遠距離通信部24を介して、カメラ15−1〜15−N又はカメラ15−Pの映像を携帯端末11に送信する処理を実施する。
図4はこの発明の実施の形態1によるエレベーター遠隔操作装置のID入力部22及びID照合部23の処理内容を示すフローチャートである。
図5はこの発明の実施の形態1によるエレベーター遠隔操作装置の遠距離通信部24、遠隔操作管理部25及びサービス提供部26の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
例えば、利用者が建物内に進入して、建物に設置されているエレベーターを使用する必要がある場合、ID提示部12を使用して、利用者の識別情報であるID1をエレベーター遠隔操作装置16のID入力部22に出力する。
エレベーター遠隔操作装置16のID入力部22は、ID提示部12から出力されたID1を検知すると、そのID1の入力を受け付ける(ステップST1)。
ここでは、説明の便宜上、利用者が利用者Aであり、利用者Aの識別情報であるID1−Aの入力を受け付けるものとする。
エレベーター遠隔操作装置16のID照合部23は、ID入力部22がID1−Aの入力を受け付けると、そのID1−AとID情報蓄積部21に蓄積されているID1を照合する(ステップST2)。
即ち、ID照合部23は、ID情報蓄積部21に蓄積されているID1の中に、ID入力部22により入力が受け付けられたID1−Aと同じID1が存在しているか否かを判別する。
図3の例では、ID入力部22により入力が受け付けられたID1−Aと同じID1がID情報蓄積部21に蓄積されているので、ID照合部23は、ID1の一致を示す照合結果(照合結果には、ID1−Aの情報が含まれている)を遠隔操作管理部25に出力する(ステップST3)。
なお、ID入力部22により入力が受け付けられたID1−Aと同じID1がID情報蓄積部21に蓄積されていない場合には(エレベーターの利用が許可されていない利用者の識別情報であるID1が入力された場合)、ID照合部23は、ID1の不一致を示す照合結果を遠隔操作管理部25に出力する。
利用者は、ID提示部12を使用して、利用者の識別情報であるID1をエレベーター遠隔操作装置16のID入力部22に出力したのち、携帯端末11を使用して、利用者の識別情報であるID2とエレベーターの遠隔操作指令をエレベーター遠隔操作装置16の遠距離通信部24に送信する。
ここでは、利用者の識別情報であるID2とエレベーターの遠隔操作指令を一緒に送信するものについて示しているが、利用者の識別情報であるID2を送信してから、エレベーターの遠隔操作指令を送信するようにしてもよい。
エレベーター遠隔操作装置16の遠距離通信部24は、携帯端末11から送信される利用者の識別情報であるID2とエレベーターの遠隔操作指令を受信する(ステップST11)。
エレベーター遠隔操作装置16の遠隔操作管理部25は、ID照合部23からID1の一致を示す照合結果が出力されてから一定時間(例えば、3分)を経過する前に、遠距離通信部24により利用者の識別情報であるID2が受信された場合、利用者のID2とID入力部22により入力が受け付けられたID1が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定する(ステップST12)。
即ち、遠隔操作管理部25は、ID情報蓄積部21の蓄積情報を参照して、ID照合部23から出力された照合結果に含まれているID1−Aの情報から、エレベーターの使用を許可する利用者が利用者Aであることを認識して、ID情報蓄積部21から利用者Aの識別情報であるID2−Aを取得する。
遠隔操作管理部25は、ID情報蓄積部21から利用者Aの識別情報であるID2−Aを取得すると、遠距離通信部24により受信されたID2がID2−Aであれば、ID1とID2が同一の利用者に係る識別情報であると判定する。
遠隔操作管理部25は、ID1とID2が同一の利用者に係る識別情報であると判定すると、遠距離通信部24により受信されたエレベーターの遠隔操作指令を受け付けて、その遠隔操作指令をサービス提供部26に出力する。
遠隔操作管理部25は、ID1とID2が同一の利用者に係る識別情報ではないと判定すると、遠距離通信部24を介して、エレベーターの遠隔操作指令を受け付けることができない旨を示すメッセージを携帯端末11に送信する(ステップST13)。
なお、遠隔操作管理部25は、ID照合部23からID1の一致を示す照合結果が出力されてから一定時間(例えば、3分)を経過した後に、遠距離通信部24により利用者のID2が受信された場合、エレベーター遠隔操作装置の安全性を確保する観点から、時間切れ操作と判断して、遠距離通信部24により受信された利用者のID2とID入力部22により入力が受け付けられたID1が同一の利用者に係る識別情報であるか否かの判定処理を実施しない。
この場合、遠隔操作管理部25は、時間切れ操作であるため、再度、ID提示部12及び携帯端末11の操作を行う必要がある旨を示すメッセージを携帯端末11に送信する。
サービス提供部26のエレベーター制御部27は、遠隔操作管理部25により受け付けられた遠隔操作指令が特定階(例えば、エレベーター乗降ロビー4の階)の呼び登録要求であれば(ステップST14)、特定階の乗場呼び装置14に呼び登録を実施する(ステップST15)。
また、エレベーター制御部27は、遠隔操作管理部25により受け付けられた遠隔操作指令が所定階への移動要求であれば、その移動要求をかご装置13に出力する。
サービス提供部26の映像取得部28は、遠隔操作管理部25により受け付けられた遠隔操作指令がかご装置13−1〜13―Nの内部に設置された特定のカメラ15−1〜15−N又はエレベーター乗降ロビー4に設置されたカメラ15−Pの映像取得要求であれば(ステップST16)、カメラ15−1〜15−N又はカメラ15−Pの映像を取得する(ステップST17)。
ここでは、遠隔操作指令が呼び登録要求、移動要求又は映像取得要求であるものについて示したが、これらは一例に過ぎず、他の要求であってもよい。
サービス提供部26のエレベーター制御部27は、遠隔操作指令に伴う呼び登録等が完了すると、サービス結果として、例えば、呼び登録を実施した割当かごの情報、かごの到着予測時刻などを、遠距離通信部24を介して携帯端末11に送信する(ステップST18)。
サービス提供部26の映像取得部28は、カメラ15−1〜15−N又はカメラ15−Pの映像を取得すると、遠距離通信部24を介して、カメラ15−1〜15−N又はカメラ15−Pの映像を携帯端末11に送信する(ステップST18)。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、ID照合部23からID1の一致を示す照合結果が出力されてから一定時間を経過する前に、遠距離通信部24により利用者のID2が受信された場合、その利用者のID2とID入力部22により入力が受け付けられたID1が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定し、同一の利用者に係る識別情報であれば、遠距離通信部24により受信されたエレベーターの遠隔操作指令を受け付ける遠隔操作管理部25を設け、遠隔操作管理部25によりエレベーターの遠隔操作指令が受け付けられた場合、その遠隔操作指令に応じてエレベーターを制御するように構成したので、利用者が建物に固定されている機器を操作せずに、携帯端末11を使用して、遠隔でエレベーターを操作することができる一方、利用者が直ちにエレベーターを利用することができない遠方からの操作を阻止することができる効果を奏する。
なお、この実施の形態1では、ID照合部23からID1の一致を示す照合結果が出力されてから一定時間を経過する前に、遠距離通信部24により利用者のID2が受信された場合、遠隔操作管理部25が、その利用者のID2とID入力部22により入力が受け付けられたID1が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定するものについて示したが、ID照合部23からID1の一致を示す照合結果が出力されてから遠距離通信部24により受信された利用者のID2の受信回数が規定回数(例えば、3回)以内であれば、遠隔操作管理部25が、その利用者のID2とID入力部22により入力が受け付けられたID1が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定するようにしてもよく、同様の効果を奏することができる。
また、この実施の形態1では、ID入力部22が建物の入口付近に設置されているものについて示したが、ID入力部22は、例えば、建物の外周などの近傍地や、建物の内部に設置されていてもよい。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2によるエレベーター遠隔操作装置を示す構成図であり、図において、図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
携帯端末11の遠距離通信部31はエレベーター遠隔操作装置16の遠距離通信部24の無線通信を実施して、利用者のID2をエレベーター遠隔操作装置16の遠距離通信部24に送信する一方、エレベーター遠隔操作装置16の遠距離通信部24からカメラ15の映像等を受信する。
携帯端末11の短距離通信部32は携帯電話端末11内に記憶されている利用者のID1をエレベーター遠隔操作装置16のID入力部22に送信する。
上記実施の形態1では、ICカードなどのID提示部12を用いて、利用者のID1をエレベーター遠隔操作装置16のID入力部22に出力するものについて示したが、図6に示すように、携帯端末11の短距離通信部32を用いて、携帯電話端末11内に記憶されている利用者のID1をエレベーター遠隔操作装置16のID入力部22に送信するようにしてもよく、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
なお、携帯端末11の短距離通信部32は、概ね、1つのビル内において通信できる距離よりも短い通信距離の性能を有する通信手段であり、例えば、無線LAN、Bluetooth、RFID、ZigBee、UWB、赤外線通信などが考えられる。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3によるエレベーター遠隔操作装置を示す構成図であり、図において、図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
エレベーター遠隔操作装置16の遠隔操作管理部41は図2の遠隔操作管理部25と同様に、ID照合部23からID1の一致を示す照合結果が出力されてから一定時間(例えば、3分)を経過する前に、遠距離通信部24により利用者のID2が受信された場合、利用者のID2とID入力部22により入力が受け付けられたID1が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定する。
遠隔操作管理部41は、遠距離通信部24により受信された利用者のID2とID入力部22により入力が受け付けられたID1が同一の利用者に係る識別情報である場合、ゲート42を開いて、遠距離通信部24により受信されたエレベーターの遠隔操作指令がサービス提供部26に与えられるようにする。
エレベーター遠隔操作装置16のゲート42は通常閉状態を維持しているが、遠隔操作管理部41から開指令を受けると開状態に遷移し、遠距離通信部24により受信されたエレベーターの遠隔操作指令を入力して、その遠隔操作指令をサービス提供部26に出力するとともに、サービス提供部26から出力されたカメラ15の映像やメッセージなどを入力して、カメラ15の映像やメッセージなどを遠距離通信部24に出力する。
なお、遠隔操作管理部41及びゲート42から遠隔操作管理手段が構成されている。
上記実施の形態1では、遠隔操作管理部25が遠距離通信部24により受信されたエレベーターの遠隔操作指令を受け付けて、その遠隔操作指令をサービス提供部26に出力するものについて示したが、図7に示すように、遠距離通信部24により受信された利用者のID2とID入力部22により入力が受け付けられたID1が同一の利用者に係る識別情報である場合、遠隔操作管理部41がゲート42を開いて、遠距離通信部24とサービス提供部26が、直接、各種の情報を入出力するようにしてもよく、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
この発明の実施の形態1によるエレベーター遠隔操作装置が設置される建物の玄関階を示す平面図である。 この発明の実施の形態1によるエレベーター遠隔操作装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるエレベーター遠隔操作装置のID情報蓄積部21における識別情報の蓄積例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるエレベーター遠隔操作装置のID入力部22及びID照合部23の処理内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるエレベーター遠隔操作装置の遠距離通信部24、遠隔操作管理部25及びサービス提供部26の処理内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるエレベーター遠隔操作装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるエレベーター遠隔操作装置を示す構成図である。
符号の説明
1 自動ドア、2 照合装置、3 郵便・宅配BOX、4 エレベーター乗降ロビー、5,6 エレベーター、11 携帯端末、12 ID提示部、13−1〜13―N かご装置、14−1〜14−M 乗場呼び装置、15−1〜15−N,15−P カメラ、16 エレベーター遠隔操作装置、21 ID情報蓄積部(識別情報蓄積手段)、22 ID入力部(識別情報入力手段)、23 ID照合部(識別情報照合手段)、24 遠距離通信部(遠距離通信手段)、25 遠隔操作管理部(遠隔操作管理手段)、26 サービス提供部(エレベーター制御手段)、27 エレベーター制御部、28 映像取得部、31 遠距離通信部、32 短距離通信部、41 遠隔操作管理部(遠隔操作管理手段)、42 ゲート(遠隔操作管理手段)。

Claims (5)

  1. エレベーターの使用が許可されている利用者の識別情報を蓄積する識別情報蓄積手段と、利用者の識別情報の入力を受け付ける識別情報入力手段と、上記識別情報入力手段により入力が受け付けられた識別情報と上記識別情報蓄積手段に蓄積されている識別情報を照合する識別情報照合手段と、携帯端末から送信される利用者の識別情報又はエレベーターの遠隔操作指令を受信する遠距離通信手段と、上記識別情報照合手段から識別情報の一致を示す照合結果が出力された場合、上記遠距離通信手段により受信された利用者の識別情報と上記識別情報入力手段により入力が受け付けられた識別情報が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定し、同一の利用者に係る識別情報であれば、上記遠距離通信手段により受信されたエレベーターの遠隔操作指令を受け付ける遠隔操作管理手段と、上記遠隔操作管理手段によりエレベーターの遠隔操作指令が受け付けられた場合、上記遠隔操作指令に応じてエレベーターを制御するエレベーター制御手段とを備えたエレベーター遠隔操作装置。
  2. 遠隔操作管理手段は、識別情報照合手段から識別情報の一致を示す照合結果が出力されてから一定時間を経過する前に、遠距離通信手段により利用者の識別情報が受信された場合、上記利用者の識別情報と上記識別情報入力手段により入力が受け付けられた識別情報が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載のエレベーター遠隔操作装置。
  3. 遠隔操作管理手段は、識別情報照合手段から識別情報の一致を示す照合結果が出力されてから遠距離通信手段により受信された利用者の識別情報の受信回数が規定回数以内であれば、上記利用者の識別情報と上記識別情報入力手段により入力が受け付けられた識別情報が同一の利用者に係る識別情報であるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載のエレベーター遠隔操作装置。
  4. エレベーター制御手段は、遠隔操作管理手段により受け付けられた遠隔操作指令がエレベーターの呼び登録要求であれば、上記エレベーターの呼び登録を実施し、上記遠隔操作指令が上記エレベーター内に設置されているカメラ又は上記エレベーターの乗降場に設置されているカメラの映像取得要求であれば、遠距離通信手段を介して、カメラの映像を携帯端末に送信することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のエレベーター遠隔操作装置。
  5. 識別情報入力手段は、エレベーターが設置されている建物の入口付近に設置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のエレベーター遠隔操作装置。
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