JP2007314139A - 冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内気循環モードにおいては、吹き出し口32から吹き出された空気60は、車室内24を循環する。そして、循環する空気60の一部である空気60aは、空気吸入口8で取り込まれて冷却に使用された後に空気排出路10から排出される(空気62)。この空気排出路10による空気62の排出に伴い、車室内24の圧力が低下するが、逆流防止ダンパ14が連通路12を閉塞状態に維持するため、排出された空気62の一部である空気62aは、連通路12の逆流を制限される。一方、排出された空気62の別の一部である空気62bは、空気吸入口8と離れた位置にある後部座席の隙間などから車室内24へ流入する。そのため、この空気62bは、空気吸入口8で取り込まれない。
【選択図】図3
Description
図1は、この発明の実施の形態1に従う冷却装置を搭載した車両100の概略構成図を示す。
温度調整機構30は、吹き出し口32から車室内24へ吹き出す空気を、コンプレッサ・エバポレータなどを含む一般的構成の冷凍サイクルによって冷却および除湿する冷房機構(図示せず)を備える。そして、温度調整機構30は、吹き出し口32から車室内24へ空気を吹き出すためのブロワファン36をさらに備える。また、温度調整機構30は、車外から空気を取り入れる外気導入状態(外気導入モード)と車室内24の空気を循環させる内気循環状態(内気循環モード)とを選択可能とするための内外気切換ダンパ38をさらに備える。
図2(a)は、外気導入モードである。
図2(a)を参照して、外気導入モードにおいては、車外から取り込まれた車外空気54は、吹き出し口32から吹き出される。そして、吹き出された空気50は、車両後方に流れていき、その一部である空気50aは、空気吸入口8で取り込まれて冷却に使用された後に空気排出路10から排出される(空気52)。一方、残りの空気50bは、連通路12を介してトランクルーム18に排出される。
図3(a)は、外気導入モードである。
図3(a)を参照して、外気導入モードにおいては、車外から取り込まれた車外空気54は、吹き出し口32から吹き出される。そして、吹き出された空気50は、車両後方に流れていき、その一部である空気50aは、空気吸入口8で取り込まれて冷却に使用された後に空気排出路10から排出される(空気52)。一方、逆流防止ダンパ14は、連通路12を開放状態に維持するため、残りの空気50bは、連通路12を介してトランクルーム18に排出される。すなわち、上述した図2(a)と同様の空気の流れが生じる。
上述のこの発明の実施の形態1においては、制御指令に応じて、電気モータや空気アクチュエータにより作動する逆流防止ダンパ14で制限手段を実現する構成について説明したが、車室内と排気空間との圧力差を利用する感圧部材により実現することもできる。すなわち、排気空間から車室内への空気の逆流は、車室内の圧力が排気空間の圧力に比較して低い場合(負圧状態)にのみ生じるので、このような圧力差に応じて作動する機構を用いることで、制御装置を不要とする簡素な構成を採用できる。
図5(a)は、車室内24の圧力が排気空間(トランクルーム18)の圧力に比較して高い場合を示す。
上述したこの発明の実施の形態1においては、リアパッケージトレイに空気吸入口および連通路がそれぞれ開口している構成について説明した。一方、この発明の実施の形態2においては、リアパッケージトレイには空気吸入口のみが開口しており、空気吸入口と接続されるダクト内に連通路が開口している構成について説明する。
図7(a)は、外気導入モードである。
図7(a)を参照して、外気導入モードにおいては、車外から取り込まれた車外空気74は、吹き出し口32から吹き出される。そして、吹き出された空気70は、車両後方に流れていき、空気吸入口8により取り込まれる(空気70aおよび70b)。そして、逆流防止ダンパ14#により連通路12#が開放状態にされているので、空気70bは連通路12#を介してトランクルーム18へ排出される一方、空気70aは冷却に使用された後に空気排出路10から排出される(空気72)。
なお、この発明の実施の形態1および2、ならびにこの発明の実施の形態1の変形例においては、車載機器の一例として二次電池を冷却する車両用冷却装置について説明したが、冷却対象はこれに限定されるものではない。すなわち、冷却対象は、蓄電装置を構成するコンデンサや、インバータやDC/DCコンバータなどがパッケージ化されたパワーコントロールユニットであってもよい。
Claims (7)
- 車室内の空気を用いて車載機器を冷却する冷却装置であって、
前記車室内の空気を流動可能とするために前記車室内と排気空間とを連通する連通路における前記車室内側の開口に近接して配置され、前記車載機器を冷却するために前記車室内から冷却空気を取り込む空気吸入口と、
前記車載機器を冷却した後の前記冷却空気を車室外へ排出する空気排出路と、
前記車室内と前記排気空間との圧力差に応じて、前記排気空間から前記連通路を介して前記車室内へ流れる空気を制限するための制限手段とを備える、冷却装置。 - 前記制限手段は、前記連通路に配置され、前記車室内と前記排気空間との圧力差により可動に構成された感圧部材からなり、
前記感圧部材は、前記車室内の圧力が前記排気空間の圧力に比較して低いときに、前記連通路を流れる空気量を小さくするように構成される、請求項1に記載の冷却装置。 - 前記制限手段は、前記連通路に配置され、制御指令に応じて前記連通路を流れる空気量を変化可能に構成され、
前記冷却装置は、
冷却空気を前記車室内に吹き出し可能、かつ内気循環モードまたは外気導入モードを選択可能に構成された温度調整機構における選択中のモードを検知するモード検知手段と、
前記モード検知手段により検知されるモードに応じて、前記制限手段により前記連通路を流れる空気量を制御する制御手段とをさらに備える、請求項1に記載の冷却装置。 - 前記制御手段は、選択中のモードとして前記内気循環モードが検知されると、前記連通路を流れる空気量を小さくする、請求項3に記載の冷却装置。
- 前記空気吸入口は、前記連通路における前記車室内側の開口とは異なる開口を介して前記車室内から冷却空気を取り込むように構成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷却装置。
- 前記連通路は、前記空気吸入口を介して取り込まれた前記車室内の空気の少なくとも一部を前記排気空間へ流動可能な位置に開口される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷却装置。
- 前記連通路は、前記空気吸入口を介して取り込まれた前記車室内の空気の少なくとも一部を前記排気空間へ流動可能な位置に開口され、
前記車載機器は、充放電可能に構成された二次電池を含み、
前記冷却装置は、前記二次電池の電池温度を検知する電池温度検知手段をさらに備え、
前記制御手段は、さらに、前記電池温度検知手段により検知される前記電池温度に基づいて、前記制限手段により前記連通路を流れる空気量を変化させる、請求項3または4に記載の冷却装置。
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