JP2007314085A - 中継接続ユニットおよびジャンクションコネクタ - Google Patents

中継接続ユニットおよびジャンクションコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2007314085A
JP2007314085A JP2006147151A JP2006147151A JP2007314085A JP 2007314085 A JP2007314085 A JP 2007314085A JP 2006147151 A JP2006147151 A JP 2006147151A JP 2006147151 A JP2006147151 A JP 2006147151A JP 2007314085 A JP2007314085 A JP 2007314085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
connectors
unit
connection unit
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006147151A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5095130B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Sonoda
敏之 園田
Yoshiichi Isoyama
芳一 礒山
Takeo Uchino
剛雄 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2006147151A priority Critical patent/JP5095130B2/ja
Priority to US11/802,520 priority patent/US7869458B2/en
Priority to DE102007024434.9A priority patent/DE102007024434B4/de
Priority to CN2007101087021A priority patent/CN101090288B/zh
Publication of JP2007314085A publication Critical patent/JP2007314085A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5095130B2 publication Critical patent/JP5095130B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/36Repeater circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】メッセージの中継を行うと共に十分な数の分岐を行って多数のECUを接続可能とする中継接続ユニットを提供することである。
【解決手段】複数の通信線の差込コネクタをそれぞれ接続可能である受容コネクタと、前記受容コネクタを複数のグループにグループ分けし、それぞれのグループに属する受容コネクタを介して前記通信線を分岐接続する分岐接続手段と、前記分岐接続手段を介して各グループの受容コネクタに接続され、メッセージの送受信を行うように構成された複数の車載LAN通信手段と、1つの車載LAN通信手段を介して受信するメッセージを中継先となる別の車載LAN通信手段を介して中継送信する中継処理手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は車載用の中継接続ユニットおよびジャンクションコネクタに関し、詳しくは、車載LANのシステムにおいて通信線の配策を改善するとができると共に信頼性の向上を図ることができる中継接続ユニットおよびジャンクションコネクタに関するものである。
近年、自動車に多数の電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)が搭載されており、その数は増加する傾向にある。各ECUは通信線を介して互いに接続されることにより車載LANを構築し、ECU間でメッセージを送受信できるように構成される。さらに、各通信線を介して送受信されるメッセージの量を削減するために、複数の通信線を中継接続ユニットによって接続し、一本の通信線(車載LANの単一セグメント)に接続されるECUの数を削減することが行われている。また、特許文献1(特開2006−67543号)には、幹線を構成する一本の通信線に複数の通信線を接続可能とするジャンクションコネクタの構成が示されている。
図11は前記ジャンクションコネクタを用いて形成される車載LANの一例を示す。90A,90B…は車両に搭載されたECU、91A,91B…、92A,92B…はCAN等の車載LANの規格に準拠するツイストペアケーブルからなりECU90A,90B…を接続する通信線、93A,93Bはジャンクションコネクタである。これらのECU90A,90B…は、各通信線91A,91Bとジャンクションコネクタ93Aによって互いにメッセージを送受信できる車載LANの第1セグメントを構成し、通信線92A,92Bとジャンクションコネクタ93Bによって車載LANの第2セグメントを構成する。なお、以下の説明において特に区別が必要でない場合には、各部材90A,…、91A,…、92A,…、93A,…をそれぞれ符号90,91,92,93を用いて表す。
このように構成された車載LANを構築した場合には各セグメントを適宜に形成することにより、通信線91,92を適宜に選択してメッセージの送受信を行うことにより、全てのECU90は他のECU90との間でメッセージの送受信を行うことができる。また、ジャンクションコネクタ93をECU90の論理経路毎にグループ分けすることにより、各通信線91における通信負荷率を低く抑えることが可能である。なお、ゲートウェイ94A,94Bについてもこれを区別する必要がない場合には符号94を用いて表す。
図12はさらに、ゲートウェイ94A,94Bを用いた車載LANの構成を示す。つまり、ジャンクションコネクタ93をゲートウェイ94A,94Bに接続し、各ゲートウェイ94A,94B間を通信線91Oを幹線として用いて接続することにより各ECU90が少なくとも一本の通信線91を用いて車載LANに接続されるだけで、全てのECU90と互いにメッセージの送受信を行うことができる。
上述のように車載LANを構成すると、ゲートウェイ94A,94Bを離して配置することにより、ECU90を最寄りの中継接続ユニット94を介して車載LANを構成する各ECUに接続することができるので、各通信線91の長さを短くすることができる。また、中継接続ユニット94はそれぞれ4本の通信線91に接続される通信ポートを有し、1つの通信ポートに接続されるECU90の数を少なくすることができるので、中継接続ユニット94によって各通信線91に中継送信するメッセージの量を削減することができ、それだけ、各通信線91における通信負荷率を引き下げることができる。また、特許文献1のジャンクションコネクタを用いることにより、通信線91におけるリンギングを防止できるので、それだけ通信線91の長さを長くすることができる。
特開2006−67543号
ところが、図11のように構成された車載LANでは、1つのECU90に複数の通信線91,92を接続して、メッセージの送受信をする必要が生じるので、通信線91,92の数が多くなるだけでなく、各ECU90では複数の通信線91,92を用いた通信をそれぞれ行う必要が生じる。また、各ジャンクションコネクタ93A,93Bに複数のECU90が直接的に接続されており、幾つかのECU90が両方のジャンクションコネクタ93A,93Bに接続されているので、ECU90の配置を自由に設定することが困難であった。
一方、図12のように構成された車載LANでは、ゲートウェイ94が備える通信線91接続用の受容コネクタの数に比べてECU90の数が多く、すべてのECU90を1対1の関係で受容コネクタに接続できないときに、ジャンクションコネクタ93を用いて複数のECU90を一つの通信ポートに対して分岐接続する必要が生じていた。このため、中継接続ユニット92とは別にジャンクションコネクタ93A〜93Cや、これらのジャンクションコネクタ93A〜93Cとゲートウェイ94を接続するための通信線91L〜91Nを必要としていた。
また、特許文献1のジャンクションコネクタ93を用いることにより、通信線91におおけるリンギングを軽減できるが、ジャンクションコネクタ93に接続される通信線91,92の長さには限界があり、ECU90の自由な配置を難しくしていた。
本発明は上述の問題を考慮に入れてなされたものであり、メッセージの中継を行うと共に十分な数の分岐を行って多数のECUを接続可能とする中継接続ユニットを提供することである。
前記課題を解決するため、本発明は、
複数の通信線の差込コネクタをそれぞれ接続可能である受容コネクタと、
前記受容コネクタを複数のグループにグループ分けし、それぞれのグループに属する受容コネクタを介して前記通信線を分岐接続する分岐接続手段と、
前記分岐接続手段を介して各グループの受容コネクタに接続され、メッセージの送受信を行うように構成された複数の車載LAN通信手段と、
1つの車載LAN通信手段を介して受信するメッセージを中継先となる別の車載LAN通信手段を介して中継送信する中継処理手段とを備えることを特徴とする中継接続ユニットを提供している。
前記構成よりなる中継接続ユニットにおいて、各受容コネクタは、車載LAN通信手段の数に合わせた数のグループにグループ分けされており、各グループに属する受容コネクタに接続された通信線は、前記分岐接続手段において車載LAN通信手段に分岐接続されるので、一つのグループに属する各通信線を介して接続される各ECU間は互いにメッセージの送受信を行うことができる。また、中継接続ユニットが一つの車載LAN通信手段に分岐接続される受容コネクタを介してメッセージを受信し、このメッセージを受信するECUが別の車載LAN通信手段に分岐接続される受容コネクタを介して接続されている場合には、中継処理手段がこのメッセージの中継を行う。したがって、すべての通信ポートに接続されたECUは互いにメッセージの送受信を行うことができる。
本発明の中継接続ユニットは、ゲートウェイのようなメッセージの中継処理を専門的に行うユニットであってもよいが、ECUなどの電子制御ユニットにメッセージの中継機能を持たせたものであってもよい。前記受容コネクタは、通信線の特性インピーダンスに合わせたインピーダンスを備え、通信線と受容コネクタの受容コネクタにおいて反射がおこらないように構成されたものであることが好ましい。
また、前記分岐接続手段は通信線のそれぞれを分岐接続するパッシブな分岐部を備えたものであってもよいが、アクティブ素子を用いて分岐部におけるインピーダンスマッチングを確実にとったものであってもよい。前記車載LAN通信手段はCAN、Flex−Ray、LIN等の種々の車載LANの規格に準拠するメッセージの送受信を行うものである。また、複数の車載LANの規格に準拠する車載LAN通信手段を混在させてもよい。
前記中継処理手段は中継するべきメッセージのバッファリングと中継対象メッセージの識別情報と中継先車載LAN通信手段の関係を示す中継情報記録手段、および各メッセージの識別情報を中継情報記録手段内に記録された識別情報と比較する比較器を備えてメッセージの中継処理を並列に行うように構成された論理回路からなることが好ましいが、中継処理はソフトウェア処理によって行ってもよい。
本発明の中継接続ユニットを用いることにより、中継接続ユニットが十分な数の受容コネクタを有するので、一本の通信線を用いてECUを1対1の関係で受容コネクタに接続することが可能である。したがって、従来のように別途のジャンクションコネクタによる通信線の分岐を行う必要がなく、車載LANの構成を簡素にすることができる。また、一本の通信線に別途のジャンクションコネクタを取り付けた部分におけるインピーダンス不整合に起因するリンギングの発生を抑制することができ、それだけ安定した通信を行うことができる。
前記分岐接続手段は、前記受容コネクタに接続された第一の導電体と前記車載LAN通信手段に接続された第二の導電体の間において電気信号を双方向に通過または遮断させるように設定可能なスイッチ回路が並べて配置されてなる行列回路群であることが好ましい。
前記構成により、行列回路群内の各スイッチ回路の設定を行なうことによって、受容コネクタのグループ分けを自在に設定することができる。従って、同じ回路構成の中継接続ユニットを製造した後に、前記スイッチ回路の接続状態のみを設定して、各受容コネクタを任意にグループ分けすることが可能となるので、中継接続ユニットの共通化によって製造コストを抑えることができる。加えて、前記第一の導電体と第二の導電体と行列回路群は容易に1つの半導体集積回路内に形成することが可能であるから、中継接続ユニットの小型化を達成することも可能である。この場合、前記分岐接続手段と前記車載LAN通信手段と中継処理手段をまとめて1つの半導体集積回路に形成することも可能であるから、さらなる小型化を達成することが可能である。
前記スイッチ回路はアナログスイッチのようなものであり、第一の導電体と第二の導電体を導通状態にすることにより両導電体の間で電気信号を双方向に通過または遮断させるものであることが考えられる。また、スイッチ回路が受信回路と送信回路を組み合わせたものである場合には、パッシブな分岐部をなくすことによりインピーダンス不整合によるリンギングの発生を確実に防止することも可能である。また、スイッチ回路は各第一の導電体にそれぞれ設けられ、第一の導電体をすべての第二の導電体から切り離した状態、あるいは、第一の導電体とそれぞれ第二の導電体のうち設定された一つの導電体との間で電気信号を双方向に通過させ、他の導電体と第一の導電体との間では電気信号を遮断する状態の何れかを選択できるものであることが好ましい。
前記各第二の導電体を介するメッセージの通信状況をそれぞれ監視し、前記第二の導電体を用いる通信の状況が悪化したときに、前記スイッチ回路の設定を変更して、前記受容コネクタのグループ分けを動的に調整する接続調整手段を備えることが好ましい。
前記構成により、各第二の導電体に接続される各通信線を用いて送受信するメッセージの量が増大し、その通信負荷率が大きくなりすぎて通信状況が悪化する場合に、前記接続調整手段がこれを監視して、第二の導電体を用いたメッセージの送受信に通信障害が生じる前に前記グループ分けを見直して、各部の通信負荷率の均等化を図る。また、第二の導電体を介してメッセージの送受信を行うECUのうちの何れかが、車載LANの規格にあわない異常信号を出力して、同一グループに属する他のECUに悪影響を及ぼす場合には、前記接続調整手段が悪影響を与えているECUに接続される第一の導電体を第二の導電体から切り離して、悪影響がグループ内に拡散するのを防止する。
また、重要なメッセージを送信しているECUは複数の受容コネクタを用いて複数の通信線によって中継接続ユニットに接続することにより、各通信線を介するメッセージの通信に傷害が生じた場合にも、前記接続調整手段が健全な通信線を介してメッセージの送受信を行うようにグループ分けを再調整することにより、通信障害による影響を必要最小限に抑えることが可能となる。
前記分岐接続手段は前記グループ内の受容コネクタと車載LAN通信手段の間を分岐接続する導電体であることが好ましい。
前記構成により、分岐接続手段の構成を可及的に簡素にすることができ、その製造コストを削減することができる。さらに、この場合は前記分岐接続手段を構成する導電体と受容コネクタは一体化して、受容コネクタに分岐接続手段となる導電体を一体的に形成した受容コネクタモジュールとすることが好ましい。つまり、受容コネクタモジュールは中継接続ユニットを取り付ける車載LANの環境に合わせて複数の分岐パターンを用意しておき、前記車載LAN通信手段と中継処理手段とを形成する基板に、受容コネクタモジュールを選択的に接続することができる。
前記分岐接続手段と前記車載LAN通信手段の間に、前記受容コネクタおよび前記分岐接続手段を前記車載LAN通信手段および前記中継処理手段に対して着脱自在とするコネクタを備えることが好ましい。
この場合、前記受容コネクタと前記分岐接続手段からなる受容コネクタモジュールを、前記車載LAN通信手段と中継処理手段とからなる中継接続ユニット本体に対して着脱自在とすることができるので、受容コネクタモジュールを容易に差し替えて、異なる環境の車載LANに適用させることができる。
本発明は、
複数の通信線の差込コネクタをそれぞれ接続可能である受容コネクタと、
前記受容コネクタを複数のグループにグループ分けし、それぞれのグループに属する受容コネクタを分岐接続する分岐接続手段と、
前記分岐接続手段を介して前記受容コネクタの各グループに分岐接続されると共に中継接続ユニットに設けられた複数のユニット側受容コネクタの数に合わせて形成され、かつ、ユニット側受容コネクタに対してまとめて接続可能に構成されたユニット側差込コネクタとを備えることを特徴とするジャンクションコネクタ
を提供している。
前記構成によりなるジャンクションコネクタは、中継接続ユニットのユニット側受容コネクタにまとめて接続することができ、このユニット側受容コネクタの数のグループに分けられた多数の受容コネクタを有する。したがって、中継接続ユニットに形成されるユニット側受容コネクタの数が不足する場合に、このユニット側受容コネクタに対して本発明のジャンクションコネクタを接続することにより受容コネクタの数を増加させることができる。
また、分岐接続手段が中継接続ユニットのユニット側受容コネクタに対して直接的にコネクタ接続され、通信線の分岐点と受容コネクタとの間の距離が極めて短いので、通信線の分岐部におけるインピーダンス不整合によって反射が発生しても、分岐点と受容コネクタとの間でリンギングが発生しにくくなる。ゆえに、より安定した通信を行うことができる。なお、分岐接続手段にレシーバやドライバを介在させることにより各受容コネクタを設けた部分におけるインピーダンス整合を適正に行うことも可能である。
本発明の中継接続ユニットは、中継接続ユニットが十分な数の受容コネクタを有するので、一本の通信線を用いてECUを1対1の関係で受容コネクタに接続することが可能である。したがって、従来のように別途のジャンクションコネクタによる通信線の分岐を行う必要がなく、車載LANの構成を簡素にすることができる。また、一本の通信線に別途のジャンクションコネクタを取り付けて分岐する場合に比べて、通信線の数を削減できる。さらに、一本の通信線に別途のジャンクションコネクタを取り付けた部分におけるインピーダンス不整合に起因するリンギングの発生を抑制することができ、それだけ安定した通信を行うことができる。
本発明の中継接続ユニットを用いて構築される車載LANにおいては、中継接続ユニットが各受容コネクタをグループ分けして接続するので、ECUを複数の論理経路を構成する車載LANに対してそれぞれ接続させる必要がないので、ECUの構成を簡素にすることが可能である。
また、中継接続ユニットが十分な数の受容コネクタを有するので、拡張性に優れていると共に、中継処理手段によって行われる中継処理の対象となる車載LAN通信手段の数は必要最小限のものとすることができるので、安価にて製造することが可能である。
以下、本発明の中継接続ユニット1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図5は本発明の第1実施形態を説明する図であり、図1は第1実施形態に係る中継接続ユニット1(以下、第1実施形態の中継接続ユニット1を符号1aによって表す)を用いた車載LANの構成を示し、図2は中継接続ユニット1aの内部を概念的に示すブロック図、図3は中継接続ユニット1aの内部のより詳細な構成を示すブロック図、図4,5は中継接続ユニット1aの動作を説明する図である。
図1において、2は中継接続ユニット1aに接続されたECU(以下、各ECU2を区別して説明するときは符号2A,2B…を用いる)、3は各ECU2…を中継接続ユニット1aに接続する通信線である(以下、各通信線3を区別して説明するときは符号3A,3B…)を用いる。
前記ECU2…は例えばCANの規格に準拠するメッセージma,mb…の送受信を行う車載LAN通信手段2aをそれぞれ備えており、前記通信線3はCANの規格に準拠するツイストペアケーブルである。また、本実施形態においては、通信線3A,3B…は何れも500kpsの通信速度でメッセージを送受信するものである。なお、各通信線3A,3B…は、LIN,CAN,FlexRay(登録商標)、MOST、D2B、IDB1394、イーサネット(登録商標)などの種々の規格に準拠する車載LANを構成するものであってもよい。また、各通信線3毎に異なる規格あるいは/および異なる通信速度の車載LANを構成するものであってもよい。
また、図1に示す2つの中継接続ユニット1は互いに通信線3Lによって接続されており、これによってECU2A〜2EとECU2F〜2Kの間でメッセージmの送受信を行うことができるように構成されている。また、ECU2A〜2EとECU2F〜2Kは設置位置によって適宜に分割して、最寄りの中継接続ユニット1に接続されることにより全てのECU2間でメッセージmの送受信を行うことが可能である。
図2に示すように、本実施例の中継接続ユニット1aは、複数の通信線3A,3B…3Lの差込コネクタPa,Pb…Plをそれぞれ接続可能である受容コネクタRa〜Rlと、この受容コネクタRa〜Rl(以下、区別が不要であるときは受容コネクタRという)を複数のグループGa〜Gdにグループ分けして通信線3A,3B…を分岐接続する分岐接続手段Jaと、この分岐接続手段Jaを介して各グループGa,Gb…の受容コネクタRa,Rb…に接続されてメッセージma,mb…(以下、各メッセージma,mb…を区別しないときは符号mを用いる)の送受信を行う車載LAN通信手段からなるポート10a〜10d(以下、区別が不要であるときは単にポート10という)と、これらのポート10a〜10dに接続されてメッセージmの中継処理を行う中継処理部11と、この中継処理部11を制御して中継処理を管理するCPU12と、このCPU12の動作プログラムおよび中継処理部11の設定値が記録された記録手段13とを備える。なお、本実施形態は前記ポート10の数を4として、中継接続ユニット1aの構成を説明するが、本発明はポート10の数を限定するものではないことはいうまでもない。
前記分岐接続手段Jaは例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)などのメモリ混在ロジックICからなり、必要な情報を書き込むことにより前記受容コネクタRa,Rb…のグループGa,Ga…分けを任意に設定できるように構成されている。(詳細は後述する)
前記ポート10a〜10dはそれぞれが独立して動作可能に構成されており、各ポート10a〜10dは分岐接続手段Jaを介することにより各グループGa〜Gdを構成する通信線3A〜3C,3D,3E,3Lにそれぞれ接続されている。つまり、各受容コネクタRa,Rb…のグループGa,Gb…はそれぞれ車載LANのセグメントを構成する。
前記中継処理部11は例えばメッセージmを中継するための論理回路が記録されたFPGAなどのメモリ混載ロジックICからなり、必要な情報を書き込むことにより形成される複数の機能ブロック(IP:Intellectual Property)を備え、複数のメッセージmの中継を並列処理するものである。なお、本実施形態では中継処理部11をFPGAを用いて形成し、その汎用性を高めているが、中継処理部11を特定用途向けIC(ASIC:Appliaction Specific Integrated Circuit)などのカスタムICを用いて形成し、前記機能ブロックを固定的に形成してもよい。逆に、中継処理部11における中継処理をソフトウェアによって実現してもよい。
前記CPU12は、例えば中継接続ユニット1aの起動時(またはリセット時)に前記メモリ混載ロジックICに前記機能ブロックを形成するためのデータを書き込むことによって、このメモリ混載ロジックICをハードウェアによる適切な中継処理を行う中継処理部11として機能させるものである。また、ポート10による通信状況を監視したり中継処理部11による中継を管理する。
前記記録手段13は不揮発性を有するROMであり、このROM13には、前記起動時等にCPU12によって読み出されて前記分岐接続手段Jaや中継処理部11内に書き込まれる、ハードウェア記述言語などで記述された機能ブロックを表すデータが、前記分岐接続手段Jaや中継処理部11の設定値として記録されている。また、ROM13は前記CPU12に前記ポート10による通信状況や中継処理部11の管理を行わせるための管理プログラムを記録している。しかしながら、前記機能ブロックの形成を製造時に固定的に行い、メモリ混載ロジックIC内に中継接続ユニット1aの起動時に機能ブロックを形成しない場合には、ROM13はメモリ混載ロジックICを前記中継処理部11として機能させるためのデータを有する必要はない。
本実施形態では発明を説明しやすいように、分岐接続手段Ja、ポート10a〜10d、中継処理部11をそれぞれ別々に記載しているが、これらは1つのロジックIC内に形成されていてもよい。また、前記CPU12およびROM13も1つにまとめることにより、前記各部材Ja,10〜13をワンチップによって形成することも可能である。
次に、図3を用いて、本実施形態の中継接続ユニット1aの構成をさらに詳細に示す。図3に示すように、前記分岐接続手段Jaは、受容コネクタRa〜Rlに接続された第一の導電体Ca〜Clと、ポート10a〜10dにそれぞれ接続された第二の導電体Da〜Ddと、第一の導電体Ca〜Clと第二の導電体の間において電気信号を双方向に通過または遮断させるように設定可能であるようにマトリックス状に並べて配置されたスイッチ回路Saa〜Sldとを備える行列回路群である。なお、以下の説明で個々の導電体Ca〜Cl、Da〜Ddおよびスイッチ回路Saa〜Sldを区別する必要がない場合には、それぞれ符号C,D,Sを用いて示す。
本実施例示すスイッチ回路Sはアナログスイッチであり、図3に実線で示すスイッチ回路Saa〜Sga,Sha,Sia,Sjc,Skc,Sldは、導電体C,D間で電気信号を双方向に通過させるように設定されており、その他の仮想線で示すスイッチ回路Sは導電体C,D間で電気信号を遮断するように設定されている。このように設定された分岐接続手段Jaによれば、受容コネクタRa〜Rg、Rh,Ri、Rj,Rk、RlをそれぞれグループGa、Gb、Gc、Gdに属するものとしてグループ分けすることができる。なお、前記スイッチ回路Sにレシーバとドライバを介在させることにより、各第一の導電体Cにけるインピーダンス整合を確実に行うことも可能である。
また、前記CPU12は既に詳述した中継処理部11の初期設定を行うプログラムP0と、前記スイッチ回路Sの設定を変更可能とする接続調整プログラムP1とを実行するものである。
なお、前記接続調整プログラムP1はCPU12によって読み出し可能なROM13に記録されているものであるが、CPU12によって実行されることにより、接続調整手段として機能するものである。また、この接続調整手段P1はCPU12によって実行されるソフトウェアのみならず、ハードウェアの機能ブロックによって構成されていてもよく、この場合には、分岐接続手段Jaや中継処理部11を構成するメモリ混載ロジックIC内に形成することも可能である。したがって、以下の説明においては、接続調整手段P1と表現する。
前記接続調整手段P1は、前記各ポート10a〜10dに接続される第二の導電体Da〜Ddを介するメッセージの通信状況を監視して、前記第二の導電体Da〜Ddを用いる通信の状況が悪化したときに、前記スイッチ回路Sの設定を変更して、前記受容コネクタのグループGa〜Gd分けを動的に調整するものである。
次に、上述のように構成された中継接続ユニットの動作を説明する。
本実施形態の中継接続ユニット1aには、十分な数の受容コネクタRを備えているので、これらの受容コネクタRにそれぞれ通信線3の差込コネクタPa,Pb…を接続することにより、中継接続ユニット1aに対してECU2A,2B…を1体1の関係で接続することができる。
また、本実施形態に示す状態では、12の受容コネクタRを設けており、受容コネクタRa〜Rgが1つのグループGaに属している。したがって、これらの受容コネクタRa〜Rgの何れかに接続された差込コネクタPa〜Pcを介して各通信線3A〜3Cはポート10aに分岐接続され、これらの通信線3A〜3CとECU2A〜2Cは車載LANの1つのセグメントを構成するようになり、中継処理部11を介することなく互いに双方向にメッセージmの送受信を行うことができる。このとき各ECU2A〜2Cと中継接続ユニット1aを接続する通信線3A〜3Cには分岐を設ける必要がないので、安定したメッセージmの送受信を行うことができる。
さらに、同じグループGaに属する受容コネクタRa〜Rgには、まだ、接続されていない受容コネクタRa,Rb,Rd,Rfがあるので、これらを用いて同一セグメント内に他のECU2を接続することも可能である。つまり,拡張性に優れている。なお、本発明は受容コネクタRa,Rbに予備を設けることに限定されるものではない。
図4は前記接続調整手段P1の動作を説明する図である。図4に示すように、同じグループGaに属する受容コネクタRa〜Rgに接続されたECU2のうち1つが、他のECU2B,2Cに悪影響を与えるようなエラーメッセージEmを送信しているとすると、前記接続調整手段P1はポート10aを監視して第二の導電体Daを介するメッセージmの通信状況を監視し、前記エラーメッセージEmによる影響を確認する。そして、前記エラーメッセージEmを送信しているECU2Aを切り離すように、前記スイッチ回路Scaを遮断状態に切り替えるための制御信号Ct1を出力する。これによって、前記エラーメッセージEmによる影響が他のECU2B,2Cに及ぶことを防止できる。
図5は前記接続調整手段P2の別の動作を説明する図である。図5に示すように、グループGaに属する受容コネクタRa〜Rgに接続された1つのECU2Aが、画像情報のように多くのイメージメッセージImを送信し、このセグメント内の通信負荷率が引き上げられたとすると、前記接続調整手段P1はポート10aを監視して第二の導電体Daを介するメッセージmの通信状況を監視し、その通信負荷率が閾値を超えることを検知する。
そして、前記イメージメッセージImを送信しているECU2Aをトラフィックに余裕のある別の第二の導電体Dbに接続するように、スイッチ回路Scaを遮断すると共に、スイッチ回路Scbを通過状態にする制御信号Ct2を出力し、かつ、前記中継処理手段11にイメージメッセージImの中継情報を書き換える制御信号Ct3を出力する。これによって、一時的な通信負荷率の上昇がグループGa内の他のメッセージmの通信不良を引き起こすという問題を解決することができる。
上述のように、中継接続ユニット1a内において分岐接続手段Jaによるグループ分けを動的に調整することにより、中継接続ユニット1aは車載LANの状態に合わせてより柔軟なメッセージmの中継を行うことができる。また、重要な通信を行う部分には複数の通信線3L,3Mを配策して、通信トラフィックの増大に柔軟に対応させることも、通信不良による機能停止を防止して信頼性を向上することも可能である。
図6,7は本発明の中継接続ユニット1の第二実施形態(以下、第二実施形態に言及する場合は符号1bを用いて中継接続ユニット1bという)を示す図である。本実施形態に示す中継接続ユニット1bにおいて、図1〜5に示す中継接続ユニット1aと異なる点は、分岐接続手段Jbが受容コネクタRと車載LAN通信手段10の間を分岐接続する導電体である点である。本実施形態に示す分岐接続手段Jbは導電体であるから、分岐部の構成がきわめて簡素であり、それだけ製造コストを削減することができる。
また、前記分岐接続手段Jbは受容コネクタRと一体的に構成されたコネクタユニットUを構成している。したがって、図7(A),7(B)に示すように、受容コネクタRと車載LAN通信手段10の間に異なる分岐を施した分岐接続手段Jba,Jbbを有するコネクタユニットUa,Ub…を幾つか用意し、適宜のコネクタユニットUa,Ub…を選択して車載LAN通信手段10に接続する実装することにより、中継接続ユニット1bを異なる車載LANの構成に対応させることができる。
図8,9は本発明の第三実施形態を示す図である。なお、以下の説明において、図1〜7に示すものと同じ符号を付した部材は同一または同等の部材であるから、その詳細な説明を省略する。
図8において、20は中継接続ユニット1に直接的に接続されるジャンクションコネクタであり、その電気的な構成は図1に示す中継接続ユニット1aにおける分岐接続手段Jaと車載LAN通信手段10との間を着脱可能とするコネクタを設けたものである。なお、前記分岐接続手段Jaの代わりに、図6,7に示す導電体からなる分岐接続手段Jbを用いてもよいことは言うまでもない。
図9は第三実施形態のジャンクションコネクタ20の構造的な構成を示しており、このジャンクションコネクタ20は中継接続ユニット1’のユニット側受容コネクタRa’〜Rd’(以下、区別する必要がない場合は符号R’を用いる)に対してまとめて接続可能に構成されたユニット側差込コネクタP’と、複数の通信線3の差込コネクタPをそれぞれ接続可能である受容コネクタRと、この受容コネクタを複数のグループGa〜Gdにグループ分けして、それぞれのグループGa〜Gdに対応するユニット側受容コネクタRa’〜Rd’とを備える。また、20aは各受容コネクタRの分岐接続状態が明確になるように記載された表示部である。
本実施例のジャンクションコネクタ20を用いることにより、中継接続ユニット1’のユニット側受容コネクタR’の数が足りないときにも十分な数の分岐接続された受容コネクタRを得ることができ、ハーネスの配策を容易に行うことができる。また、異なる分岐接続が施されたジャンクションコネクタを幾つか用意することにより、中継接続ユニット1’を配置する車載LANの状況に合わせることが可能である。
図10は図9の変形例であるジャンクションコネクタ21の構成を示す図である。図10の用に受容コネクタRを複数列に重ねて配置することにより、受容コネクタRをコンパクトに配置することが可能である。
本発明の中継接続ユニットを用いた車載LANの構成図である。 第1実施形態に係る中継接続ユニットの構成図である。 前記中継接続ユニットのより詳細な内部構成を示す図である。 前記中継接続ユニットの動作を説明する図である。 前記中継接続ユニットの別の動作を説明する図である。 第二実施形態の中継接続ユニットの構成を示す図である。 前記中継接続ユニットの部分的な構成を示す図である。 第三実施形態に係るジャンクションコネクタの電気的な構成を示す図である。 前記ジャンクションコネクタの構造的な構成を示す図である。 前記ジャンクションコネクタの変形例を示す図である。 従来のジャンクションコネクタを用いた車載LANの構成を示す図である。 従来の中継接続ユニットを用いた車載LANの構成を示す図である。
符号の説明
1(1a,1b,1c) 中継接続ユニット
2(2A,2B…) ECU
3(3A,3B…) 通信線
10(10a,10b…) 車載LAN通信手段
20 ジャンクションコネクタ
m メッセージ
Ja 分岐接続手段(行列回路群)
Jb 分岐接続手段(導電体)
P1 接続調整手段
P(Pa,Pb…) 差込コネクタ
P’ ユニット側差込コネクタ
R(Ra,Rb…) 受容コネクタ
R’ ユニット側受容コネクタ
Saa〜Sld スイッチ回路

Claims (6)

  1. 複数の通信線の差込コネクタをそれぞれ接続可能である受容コネクタと、
    前記受容コネクタを複数のグループにグループ分けし、それぞれのグループに属する受容コネクタを介して前記通信線を分岐接続する分岐接続手段と、
    前記分岐接続手段を介して各グループの受容コネクタに接続され、メッセージの送受信を行うように構成された複数の車載LAN通信手段と、
    1つの車載LAN通信手段を介して受信するメッセージを中継先となる別の車載LAN通信手段を介して中継送信する中継処理手段とを備えることを特徴とする中継接続ユニット。
  2. 前記分岐接続手段は、前記受容コネクタに接続された第一の導電体と前記車載LAN通信手段に接続された第二の導電体の間において電気信号を双方向に通過または遮断させるように設定可能なスイッチ回路が並べて配置されてなる行列回路群である請求項1に記載の中継接続ユニット。
  3. 前記各第二の導電体を介するメッセージの通信状況をそれぞれ監視し、前記第二の導電体を用いる通信の状況が悪化したときに、前記スイッチ回路の設定を変更して、前記受容コネクタのグループ分けを動的に調整する接続調整手段を備える請求項2に記載の中継接続ユニット。
  4. 前記分岐接続手段は前記グループ内の受容コネクタと車載LAN通信手段の間を分岐接続する導電体である請求項1に記載の中継接続ユニット。
  5. 前記分岐接続手段と前記車載LAN通信手段の間に、前記受容コネクタおよび前記分岐接続手段を前記車載LAN通信手段および前記中継処理手段に対して着脱自在とするコネクタを備える請求項1に記載の中継接続ユニット。
  6. 複数の通信線の差込コネクタをそれぞれ接続可能である受容コネクタと、
    前記受容コネクタを複数のグループにグループ分けし、それぞれのグループに属する受容コネクタを分岐接続する分岐接続手段と、
    前記分岐接続手段を介して前記受容コネクタの各グループに分岐接続されると共に中継接続ユニットに設けられた複数のユニット側受容コネクタの数に合わせて形成され、かつ、ユニット側受容コネクタに対してまとめて接続可能に構成されたユニット側差込コネクタとを備えることを特徴とするジャンクションコネクタ。
JP2006147151A 2006-05-26 2006-05-26 中継接続ユニット Expired - Fee Related JP5095130B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006147151A JP5095130B2 (ja) 2006-05-26 2006-05-26 中継接続ユニット
US11/802,520 US7869458B2 (en) 2006-05-26 2007-05-23 Relay connection unit and junction connector
DE102007024434.9A DE102007024434B4 (de) 2006-05-26 2007-05-25 Relaisverbindungseinheit
CN2007101087021A CN101090288B (zh) 2006-05-26 2007-05-28 中继连接单元和汇合连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006147151A JP5095130B2 (ja) 2006-05-26 2006-05-26 中継接続ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007314085A true JP2007314085A (ja) 2007-12-06
JP5095130B2 JP5095130B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=38622486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006147151A Expired - Fee Related JP5095130B2 (ja) 2006-05-26 2006-05-26 中継接続ユニット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7869458B2 (ja)
JP (1) JP5095130B2 (ja)
CN (1) CN101090288B (ja)
DE (1) DE102007024434B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011201527A (ja) * 2010-03-04 2011-10-13 Denso Corp 車両用通信装置および車両用通信システム

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4922120B2 (ja) * 2007-10-05 2012-04-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 通信システム及び中継装置
JP4924373B2 (ja) * 2007-11-14 2012-04-25 住友電装株式会社 通信ユニット及び通信システム
DE102007061097A1 (de) * 2007-12-19 2009-06-25 Robert Bosch Gmbh Buskommunikationssystem
US8397243B2 (en) * 2008-02-26 2013-03-12 Autonetworks Technologies, Ltd. On-vehicle relay connection unit
CN102666206B (zh) * 2009-12-15 2015-06-17 株式会社自动网络技术研究所 一种通信系统
DE102010008818A1 (de) * 2010-02-22 2011-08-25 Continental Automotive GmbH, 30165 Verfahren zur Aktivierung einer Netzwerk-Komponente eines Fahrzeug-Netzwerksystems
EP2741452A1 (en) * 2012-12-10 2014-06-11 Robert Bosch Gmbh Method for data transmission among ECUs and/or measuring devices
JP5702829B2 (ja) * 2013-05-23 2015-04-15 本田技研工業株式会社 中継装置
KR101559510B1 (ko) * 2014-04-28 2015-10-22 주식회사 우신세이프티시스템 좌석벨트 착용 감지모듈 및 이를 이용한 감지방법
JP2017039369A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載用コネクタ対
JP2017136926A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 矢崎総業株式会社 車両用回路体および車両用回路配索システム
JP6631415B2 (ja) * 2016-06-15 2020-01-15 株式会社デンソー 中継装置
JP6965767B2 (ja) * 2018-01-23 2021-11-10 株式会社デンソー 車載通信システム
JP7059806B2 (ja) * 2018-05-29 2022-04-26 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載通信システム、車載中継装置、通信プログラム及び通信方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003264571A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Denso Corp ゲートウェイおよび通信データの中継方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4403155A (en) * 1980-01-17 1983-09-06 Yazaki Corporation Wiring system for automotive vehicles
US5258978A (en) * 1989-05-08 1993-11-02 At&T Bell Laboratories Space-division switching network having reduced functionality nodes
JP3011521B2 (ja) * 1991-03-28 2000-02-21 矢崎総業株式会社 車両用電気配索構造
JP3618119B2 (ja) * 1994-06-23 2005-02-09 株式会社デンソー 車両通信システム
US5857863A (en) * 1995-11-28 1999-01-12 Harness System Techologies Research, Ltd. Automobile instrument panel harness-connecting construction
US6434459B2 (en) * 1996-12-16 2002-08-13 Microsoft Corporation Automobile information system
US6291770B1 (en) * 1999-05-14 2001-09-18 Leoni Wiring Systems, Inc. Wiring system and method therefor
US6909944B2 (en) * 1999-07-30 2005-06-21 Oshkosh Truck Corporation Vehicle control system and method
DE19944132A1 (de) * 1999-09-15 2001-08-09 Krauss Maffei Wegmann Gmbh & C System zur prozessgesteuerten Übertragung von elektrischen Signalen und elektrischer Energie innerhalb eines militärischen Fahrzeugs
US6484082B1 (en) * 2000-05-24 2002-11-19 General Motors Corporation In-vehicle network management using virtual networks
JP3972730B2 (ja) * 2001-07-18 2007-09-05 株式会社デンソー 車両用通信システム
US7170853B2 (en) * 2001-08-31 2007-01-30 Temic Automotive Of North America, Inc. Vehicle active network topologies
JP2003204340A (ja) * 2001-10-31 2003-07-18 Yazaki Corp 車載用多重通信装置
EP1579279B1 (en) * 2002-12-19 2007-02-21 International Business Machines Corporation Tcet expander
JP4583897B2 (ja) 2004-07-28 2010-11-17 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載バス支線用ワイヤハーネス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003264571A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Denso Corp ゲートウェイおよび通信データの中継方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011201527A (ja) * 2010-03-04 2011-10-13 Denso Corp 車両用通信装置および車両用通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN101090288A (zh) 2007-12-19
CN101090288B (zh) 2012-05-16
DE102007024434A1 (de) 2007-11-29
US20070274328A1 (en) 2007-11-29
JP5095130B2 (ja) 2012-12-12
US7869458B2 (en) 2011-01-11
DE102007024434B4 (de) 2015-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5095130B2 (ja) 中継接続ユニット
JP5021037B2 (ja) マスタ/スレーブ構造を有する通信システム
FI113420B (fi) Älykäs ohjausjärjestelmä kulkuneuvon virranjakelua varten
EP2346214B1 (en) Communication circuit, relay connecting circuit, and communication network
JP5387693B2 (ja) 通信システム
JP5548461B2 (ja) 通信回路、通信ネットワークおよび連結装置
JP2008536412A (ja) ユーザ端末、マスタ・ユニット、通信システムおよびその稼動方法
JP2007135011A (ja) 中継接続ユニットおよび仮想車載lanシステム
JP2006246280A (ja) 分岐ケーブル接続装置及び分岐ケーブル
WO2020122144A1 (ja) コネクタ、車載装置及び通信中継方法
US8811414B2 (en) Network system
US7164684B2 (en) Ethernet node having hub, switch and/or repeater characteristics
US20190184917A1 (en) Control system
US10795847B2 (en) Coupler for an automation system
US7515603B2 (en) One-way connection device suitable for use in an ethernet network
CN111694299B (zh) 车辆用通信系统
US7388452B2 (en) Integrated branching network system and joint connector
JP5312178B2 (ja) 車載通信装置
WO2022202388A1 (ja) I/oユニット、マスターユニットおよび通信システム
JP5096082B2 (ja) イーサネット(登録商標)・チェーニングネットワークおよび方法
KR100801291B1 (ko) 라우터 상태 관리 방법 및 장치
JP2007228151A (ja) リピータが介在する通信システムにおける信号切替方式及び信号切替回路
TW202238293A (zh) 輸入輸出單元及通信系統
US20060013267A1 (en) Integrated branching network system
JP2022112837A (ja) 車載通信システム、車載制御装置及び通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees