JP2007313960A - 運転シートのアームレスト - Google Patents

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英司 赤羽根
Akiyasu Yamada
晃廉 山田
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Abstract

【課題】きわめて簡易な構成でアームレストの態様を変更できる技術を提供する。
【解決手段】支持シャフト11の軸心11aを中心として、その前方側と後方側とが非線対称形となる本体部10と、コンソール2に反転自在に固定される支持シャフト11とから構成される。また、本体部10を支持シャフト11に対して反転自在に接続し、かつその接続部を傾斜させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、運転シートのコンソールに設置されるアームレストに関する。
作業機械の運転シートのコンソールに設置されるアームレストは、オペレータの体格や好みに応じて高さが調整されるものとなっているが、それにとどまらず、前後位置調整や傾斜角調整の機構が備えられており、それら機構によってアームレストの態様が変更自在となっている。
特許文献1(特開2000−328602)や特許文献2(特開2005−335429)はその一例であり、それらを図3及び図4に示す(特許文献1は図3、特許文献2は図4)。
特開2000−328602(図6) 特開2005−335429(図2)
しかし、両図に示すように、いずれの技術もアームレスト本体部4を傾斜させたり、前後移動させる機構として、可動用支持軸ないしピン5(図4では二点となる)を中心に前記本体部4を可動させる機構(ピン、軸受け等)と、所定の移動点で固定するための機構(長溝や係合片等)とを要すものとなっていた。また、シャフトないしブラケット6に対してアームレスト本体部4を可動させる機構なので、可動用支持軸ないしピン5に荷重がかかりやすく、そのため該支持軸の受け部(アームレスト本体部側)はある程度の強度を考慮する必要があった。
この発明は、従来技術の以上のような問題に鑑み創案されたもので、きわめて簡易な構成でアームレストの態様を変更できる技術を提供しようとするものである。
このため、本願に係る第1の発明は、支持シャフトの軸心を中心として、その前方側と後方側とが非線対称形となる本体部と、コンソールに反転自在に固定される支持シャフトとからなることを特徴とする運転シートのアームレストである。なお、前記本体部とは、言うまでもなく、オペレータの腕が置かれる腕あて部分をいう(本願においてはすべて同様の意味で用いる)。また、非線対称形とは、本体部が支持シャフトに支持された状態において、その支持シャフトの軸心を中心としたとき、その前後方向に沿った本体部外形形状が線対称となっていないような形状、という意味である。
また本願に係る第2の発明は、本体部が支持シャフトに対して反転自在に接続され、かつその接続部が傾斜していることを特徴とする運転シートのアームレストである。
前記第1発明では、支持シャフトがコンソールに反転自在に固定されるので、支持シャフトに本体部を固定している状態においては、その本体部は支持シャフトと一体的に、前後自由に反転させることができる。第1発明の本体部は、支持シャフトの軸心を中心に非線対称形であるので、反転させた形状は、アームレストが反転させる前と異なる形状となり、すなわち支持シャフトを反転させることで、2種類のアームレストの形状態様が得られることになる。
一方第2発明は、本体部が支持シャフトに対して反転自在に接続され、かつその接続部が傾斜しているので、本体部を反転させて接続させれば、反転によりその傾斜方向が逆転し、アームレストの形状が変わる。すなわちこの発明においては、本体部を反転させることで、アームレストの2種類の形状態様が得られることになる。
なお、両発明の構成を1のアームレストに同時に備えさせても良く(後述する実施形態例の態様)、そのような態様の場合、支持シャフトの反転態様、本体部の取り付け方向の反転態様の組み合わせにより、1のアームレストについて4種類の異なる形状態様が得られることになる。
本願に係る第1発明によれば、本体部の形状を前後(支持シャフトの軸心が中心)で変えることと、支持シャフトを反転自在に固定することだけで、一方、第2発明によれば、本体部の支持シャフトに対する接続を反転自在とすることと、その接続部を傾斜させることだけで、それぞれアームレスト本体部の異なる形状態様が得られる。すなわち、いずれの発明でも、本体部の形状を簡易な構造で変更可能となっている。
しかも、従来構造のように、支持シャフトに対して、本体部を支持軸(ピン)を中心にして移動させるような構造ではないので、支持シャフトに対して本体部をしっかり固定させることができ、このため強度も強く、耐久性のある構造となる。
本発明に係る具体的形態の一例を図面に基づき説明する。以下説明する2つの形態例は、いずれも本願第1発明と第2発明の双方の特徴を備えた例である。それらを示す図は、いずれも作業機械の運転室に設置されるコンソール2を側方から見た図であり、そのため片側のコンソール2しか示していないことになるが、もう一方のコンソール2も同様の構成であってももちろん良い。なお、特に説明しないが、本形態例における支持シャフト11は、周知の高さ調整手段により、その高さが自在に変更できる構成となっている(そのため、図面によって支持シャフト11の高さが異なるものがある)。
図1は第1形態例を示している。本形態例のアームレスト本体部10は、外形が平坦な直方体状よりなり、その中央より一端側に寄った部分の底部には、前後2箇所のボルト孔が穿設された支持シャフト用受け部12が設けられる。該受け部12は、アームレスト本体部10の上面と平行でないように、すなわち傾斜して形成されている。一方、支持シャフト11の先端には、ボルト孔が前後2箇所に穿設された台座13が設けられており、該台座13も傾斜している。該台座13に前記受け部12が載置された状態において、両ボルト孔を通してボルト締めすることで、本体部10の支持シャフト11に対する接続がなされる。すなわち、受け部12と台座13とで両者10,11の接続部が形成される。支持シャフト11の基端部は、コンソール2に形成された嵌合孔(図示なし)に反転自在でかつ抜き差し自在に嵌合され、本体部10のいずれか一方端が前方を向いた位置で周知の位置決め固定手段(図示なし)により固定される。
本体部10が支持シャフト11に接続された状態では、その本体部10は、接続部となる受け部12が中央より一端側に寄っていることにより、支持シャフト11の軸心11aを中心とすると、その前後で長さが異なる非線対称形となる。このため、支持シャフト11を反転させれば、アームレスト1が異なる形状となる。一方、支持シャフト11の台座13は傾斜し、またそこに載置される本体部10の受け部12も傾斜しているので、両者10,11の接続部も傾斜する。このため、本体部10を支持シャフト11に対して反転させて接続させれば、この場合も、アームレスト1が異なる形状となる。
このことを図面を用いて説明する。図1(a)の状態がアームレスト1の初期状態とする。その状態から、支持シャフト11 のコンソール2に対する固定を解き、反転させて固定し直すと、同図(b)の状態となる。反転前のアームレスト1は、同図(a)のように、前方側(操作レバー3側)が短い形状となっているが、反転後は前方側が長い態様となる。次に、同図(a)の初期状態から、本体部10の支持シャフト11に対する接続を解き、本体部10を反転させて再接続させると同図(c)の状態となる。同図に示すように、初期状態ではアームレスト1が水平状態であったが、再接続の後では、接続部の傾斜により本体部10が前方に向かって上昇する態様となる。さらに、同図(c)の状態から、支持シャフト11のコンソール2に対する固定を解き、反転させて固定し直すと、同図(d)の状態となる(なお、この状態は同図(b)から、本体部10を反転させることでも得られる)。この状態は、反転前と上下方向の傾斜が逆になり、また前方側(操作レバー3側)の本体部10が短くなる態様となる。以上より、本形態例においては、本体部10が支持シャフト11の軸心を中心として非線対称形となっていること、支持シャフト11が反転自在に固定され得ること、本体部10と支持シャフト11の接続部が傾斜していること、本体部10が支持シャフト11に対して反転自在に接続され得ることにより、本体部10と支持シャフト11のそれぞれの反転態様によって4種類のアームレスト1の形状変更(角度・長さ)が可能となっており、オペレータはその4種類の態様から適宜好みの態様を選択可能となっている。
図2は第2形態例を示している。基本的には第1形態例と同様であるが(そのため同じ構成の説明は省略する)、アームレスト1'の本体部10'の形状のみが第1形態例と異なる。すなわち、図示のように、本体部10'は、その接続部を中心とすると前後の長さは同じである一方(第1形態例では異なる)、一端側の先端部上面が先端に向かって下降するテーパ面(テーパ角約5°)となっている。したがって、この形態例においても、アームレスト1'は、支持シャフト11に接続される際のその軸心11aを中心とすると、その前後で非線対称形となる。他の構成は第1形態例と同様であり、それゆえ図2(a)〜(d)に示すように、コンソール3に対して支持シャフト11を反転させれば、アームレスト1が異なる形状となるし、本体部10'を支持シャフト11に対して反転させて接続させれば、この場合もアームレスト1'が異なる形状となる。すなわち、本体部10'と支持シャフト11のそれぞれの反転態様によって4種類のアームレスト1の形状変更(角度)が可能となっている。
この発明は、作業機械の運転室のコンソールに設置されるアームレストに適用可能である。
第1形態例の説明図であり、(a)は一の使用態様、(b)は(a)の状態において支持シャフトを反転させた態様、(c)は(a)の状態において本体部を反転させて支持シャフトに接続させた態様、(d)は(c)の状態において支持シャフトを反転させた態様((b)の状態において本体部を反転させて支持シャフトに接続した態様でもある)をそれぞれ示している。 第2形態例の説明図であり、(a)は一の使用態様、(b)は(a)の状態において支持シャフトを反転させた態様、(c)は(a)の状態において本体部を反転させて支持シャフトに接続させた態様、(d)は(c)の状態において支持シャフトを反転させた態様((b)の状態において本体部を反転させて支持シャフトに接続した態様でもある)をそれぞれ示している。 特開2000−328602に開示される従来構造の説明図である。 特開2005−335429に開示される従来構造の説明図である。
符号の説明
1 アームレスト
2 コンソール
3 操作レバー
10 アームレスト本体部
11 支持シャフト

Claims (2)

  1. 支持シャフトの軸心を中心として、その前方側と後方側とが非線対称形となる本体部と、コンソールに反転自在に固定される支持シャフトとからなることを特徴とする運転シートのアームレスト。
  2. 本体部が支持シャフトに対して反転自在に接続され、かつその接続部が傾斜していることを特徴とする運転シートのアームレスト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7338989B2 (ja) 2019-03-01 2023-09-05 株式会社小松製作所 運転室および作業車両

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