JP2007313531A - 成形機のガイド構造 - Google Patents

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Toshihiko Hieda
俊彦 稗田
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    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
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Abstract

【課題】側板8に沿って可動盤6を移動させる成形機1のガイド構造において、摩耗や抵抗を低減させ、もって型板の平行度を出しやすい構造の成形機におけるガイド構造を提供する。
【解決手段】側板8に沿って可動盤6を移動させる成形機1のガイド構造において、側板8側に設定した転がり面12上を回転しなから走行するローラー軸受け13を可動盤6側に装着する。転がり面12は、側板8に取り付けた転がり面部材14により設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、側板に沿って可動盤を移動させる成形機のガイド構造に関するものである。
成形機は、その固定盤に固定側型板を取り付けるとともに可動盤に可動側型板を取り付け、シリンダ内のラムを稼動させ、固定盤に向けて可動盤を進退させることにより、両型板を開閉するとともに所定の成形圧を設定する構造を有している。このとき可動盤は、側板に沿って移動する。
しかしながら従来は、図4に示すように、可動盤51側に装着したカミソリガイド52を側板53に設定したガイド面53aに沿って滑らせるものとされ、すなわち平面同士を摺動させる構造とされていることから、摺動面の摩耗や摺動抵抗が大きく、よって型板の平行度(隙間)等の管理に多大なメンテナンスを必要とすると云う不具合がある。
実開昭62−113896号公報(第4図)
尚、この特許文献1記載の出願に係る発明は、カミソリガイドをガイド面へ向けて押圧する付勢手段を設けることにより摩耗によるガタツキを抑えようとするものであって、本発明とは全く異なる内容を有している。
本発明は以上の点に鑑みて、平面同士を摺動させる構造を取り止めることにより摩耗や抵抗を低減させ、もって型板の平行度(隙間)等を出しやすい構造の成形機におけるガイド構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるガイド構造は、側板に沿って可動盤を移動させる成形機のガイド構造において、側板側に設定した転がり面上を回転しなから走行するローラー軸受けを可動盤側に装着したことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2によるガイド構造は、上記した請求項1記載の成形機のガイド構造において、転がり面は、側板に取り付けた転がり面部材により設定されることを特徴とするものである。
側板のガイド面に対してカミソリガイドを摺動させるのではなく、ローラーを回転しながら走行させれば、ガイド面およびローラーとも摩耗や抵抗を格段に小さくすることが可能となる。したがって本発明ではこの点に着目して、側板側に設定した転がり面上を回転しなから走行するローラーを可動盤側に装着することにした。
また、側板側の転がり面を、側板自体の表面ではなく、側板に取り付ける転がり面部材により設定すると、該部材の部品単位での平面度の設定やメンテナンスが可能となる。
したがって本発明の請求項1によれば、ガイド面である転がり面およびローラーであるローラー軸受けともに摩耗や抵抗が格段に小さくなることから、これらの摩耗や抵抗について余り考慮せずとも比較的容易に型板の平行度を出すことができる。平行度が向上すれば、成形時生地の流動が均一となることから、生地の流動性に起因する成形不良の発生を減少させることができる。また平行度が向上すれば、成形品の厚み方向の寸法(線径やカミキリ厚など)が均一となることから、成形品の寸法精度や抜き仕上げ性を向上させることができる。
またこれに加えて、本発明の請求項2によれば、転がり面の平面度の設定やメンテナンスが部品単位でなされることから、これらの作業を容易化することができる。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1および図2は、本発明の実施例に係る成形機1を示しており、当該成形機1においては、側板8(図2参照)側に設定した転がり面12上を回転しなから走行するローラー軸受け13が可動盤6側に装着されている。また、転がり面12は、側板8に取り付けた転がり面部材14により設定されている。符号2はプレスヘッド、3は固定側型板(上型)、4はシリンダ、5はラム、6は可動盤(ボルスタ)、7は可動側型板(下型)、8は側板、9は生地シートをそれぞれ示している。また、符号Sは作業者の立つ位置を示している。
シリンダ4のラム5の稼動により上下方向に往復動する可動盤6の左右両側(作業者S側から見て左右両側)に一対の側板8が平行に立設され、各側板8を前後(作業者S側から見て前後)から挟み込むようにして一対のローラー保持部11が配置され、このローラー保持部11がそれぞれ可動盤6の側部前後面に取り付けられている。
各側板8の前後両端部にそれぞれ上下方向に垂直に延びるテーパー面状の転がり面12が設けられ、この各転がり面12上を走行するように各転がり面12と平行にローラー軸受け13が配置され、このローラー軸受け13がそれぞれローラー保持部11に取り付けられている。
ローラー軸受け13はそれぞれ、所要数の転動輪を保持器によって転動自在に保持したものであって、例えばLMローラー形式のTHK製LR−3275を使用し、これをローラー保持部11にボルトで固定する。
側板8に設けられる転がり面12はそれぞれ、側板8に着脱可能に取り付けた板状の転がり面部材14によって形成されており、この部材14はSK焼入れ材などによって面精度良く成形されている。
尚、上記したように転がり面12は上方から見て、ハの字状に広がるテーパー面状に設定されているが、面自体は高精度加工された平面(平坦面)である。
上記構成のガイド構造においては、側板8側に設定した転がり面12上を回転しなから走行するローラー軸受け13がローラー保持部11を介して可動盤6に装着されているために、上記従来のように側板のガイド面に対してカミソリガイドを摺動させる場合と比較して、転がり面12およびローラー軸受け13ともに摩耗や抵抗を格段に小さくすることが可能とされている。したがって、これらの摩耗や抵抗について余り考慮することなく比較的容易に型板3,7の平行度を出すことができ、型板3,7の平行度(隙間)等の管理に係るメンテナンス性を低減させることができる。
また、側板8側の転がり面12が、側板8自体の表面ではなく、側板8に取り付ける転がり面部材14により設定され、転がり面12の平面度の設定やメンテナンスが部品単位でなされるために、これら作業を容易化するとともに部品交換時のメンテナンスコストを低減させることもできる。
尚、上記ローラー保持部11は、締め込みボルトの締め込み等による調整手段15によりローラー軸受け13の転がり面12に対する接触面圧を調整することができるように構成されており、これにより型板3,7の平行度を調整することが可能とされている。
上記従来技術に係るカミソリガイドと本発明に係る転がり面12およびローラー軸受け13の組み合わせよりなるローラーガイドとを平行度調整時の比較として纏めると、以下のとおりとなる。
(1)カミソリガイド(鋼と砲金との滑りガイド)
a.カミソリガイドを締め付け過ぎると、ラムが動かなくなる。
b.ガイドに隙間が必要で、ガタがあると精度が落ちる。
c.ガイドを締め付けるときには反対側のガイドを緩める必要があり、ガタが出やすい。
(2)ローラーガイド(SK焼入れ材とローラー軸受けの転がりガイド)
a.摩擦が小さいのでローラーガイドを締め付けることができる。
b.ガイドに隙間は不要で、ガタが無いので精度が良い。
c.少しの締め付け量なら、反対側のガイドを緩めなくても良い(ローラー保持部11の撓みで吸収可能)。
また、プレス作動での比較としてみると、以下のようになる。
図3に示すように、プレスのラム5の作動(動き)は以下のとおりである。
(A)高速上昇:ラム5を高速で上昇させる。
(B)SK停止:真空引きのための一時停止。
(C)低速上昇:ラム5を低速で上昇させ、作動圧力は高圧(成形圧力)とする。生地シート9を潰しながら成形圧まで加圧させる。
(D)エア抜き:加圧後にキャビティ内のエアを逃がすためのエア抜き作動、短時間で短いストロークの降下と上昇を行なう。
(E)低速降下:ラム5を低速で降下させ、ゆっくり型開きを行ない、このときに型3,7から成形シートを離型させる。
(F)高速降下:ラム5を高速で降下させる。
尚、単動プレスでの降下は、ラム5や熱盤などの部品の自重で降下させる。油圧力は働かない。よってガイドの摩擦の影響が大きく作用し、これにより降下速度が変化し、ラム動作レスポンスが特に悪くなる。
上記プレス作動に関して、上記従来技術に係るカミソリガイドによると、以下の問題がある。
(1)低速上昇・生地シート潰し時の生地流動について、型でシートを潰してゆくと型隙間が大きい方へ生地が流動する(流れ不良の発生)。
(2)加圧時のシート厚みのバラツキについて、平行度が悪く、カミキリ厚にバラツキが生じる。また抜き仕上げで、抜き不良、バリ残り不良が生じる。
(3)エア抜き・降下時のラムの作動について、摩擦が大きく、安定して降下しない。また、自重降下(単動プレス)では、ラムの動きが追いつかないことがある。エア抜きが不完全になると、エア入り不良が発生する。
(4)低速降下・型開き時のシート離型について、降下速度が不安定となる。製品外れやシート破れ、上型へのシート付着等の原因となる。
これらに対して本発明のローラーガイドによれば、上記各問題を解消することが可能である。
本発明の実施例に係る成形機の側面方向から見た説明図 同成形機の上方から見た説明図 プレス作動の説明図 従来例に係る説明図
符号の説明
1 成形機
2 プレスヘッド
3 固定側型板(上型)
4 シリンダ
5 ラム
6 可動盤(ボルスタ)
7 可動側型板(下型)
8 側板
9 生地シート
11 ローラー保持部
12 転がり面
13 ローラー軸受け
14 転がり面部材
15 調整手段
S 作業者

Claims (2)

  1. 側板(8)に沿って可動盤(6)を移動させる成形機(1)のガイド構造において、
    側板(8)側に設定した転がり面(12)上を回転しなから走行するローラー軸受け(13)を可動盤(6)側に装着したことを特徴とする成形機のガイド構造。
  2. 請求項1記載の成形機のガイド構造において、
    転がり面(12)は、側板(8)に取り付けた転がり面部材(14)により設定されることを特徴とする成形機のガイド構造。
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