JP2007313047A - 洗浄アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類の内視鏡に適用可能であって、しかも送液用チューブ等からなる洗浄液供給手段を容易に着脱でき、かつ内視鏡を洗浄槽に浸漬させて行う洗浄を円滑かつ効率的に行えるようにする。
【解決手段】洗浄アダプタユニット50は、2つの洗浄アダプタ60,70と連結部材80とから構成され、バルブスリーブ61,71と、両端にはそれぞれ第1の選択的連通路65,75と、第2の選択的連通路66,76とが開口したバルブ本体62,72との間に形成したバルブチャンバ63,73に接続パイプ64,74が連通しており、これら接続パイプ64,74には送液用チューブが着脱可能に接続され、バルブスリーブ61,71は連結部材80の貫通孔80a,80bに挿通されて、フランジ部61b,71bとストッパリング69,79との間に回転可能に挟持されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、医療用等として用いられる内視鏡に設けた管路の内部を洗浄するために、この内視鏡に設けられ、これら管路が接続された流体制御弁の弁ケーシングに着脱可能に装着して、前記各管路に洗浄液を供給するための洗浄アダプタに関するものである。
特に医療用として用いられる内視鏡においては、挿入部の先端に開口する複数の管路が設けられている。その代表的なものとしては処置具挿通チャンネルがある。処置具挿通チャンネルは鉗子その他の処置具を体内に挿入して、体内組織の採取や患部の治療等を施すためのものである。また、挿入部の先端には観察窓が設けられており、この観察窓が体液等で汚損されたときには、送気送水チューブ及びノズルから洗浄水と加圧エアを噴出させて、汚損物を除去することによって、観察窓による視野を良好に保つようにする。また、体内の汚物を吸引除去する吸引通路も設けられる。ただし、通常、この吸引通路は独立の通路として構成するのではなく、処置具挿通チャンネルを兼用することになる。そして、処置具挿通チャンネルは本体操作部における所定の位置に設けた処置具導入部に接続されるが、吸引通路はこの処置具挿通チャンネルから分岐させて、ユニバーサルコード内に延在させて、吸引源に通じる通路を構成している。さらに、これら以外にも、補助噴射通路を設ける構成としたものもある。
これらの管路のうち、送気送水チューブ及び処置具挿通チャンネルに通じる吸引通路には、本体操作部に設けた流体制御弁が介装される。流体制御弁は、送気送水制御弁と吸引制御弁とから構成され、本体操作部を把持する手の指で操作できるようになっている。このために、これら送気送水制御弁と吸引制御弁とは相互に近接した位置に配設されている。送気送水制御弁及び吸引制御弁は、それぞれ必要な通路が接続された弁ケーシングに弁部材を装着し、術者等がこの弁部材を操作するために、本体操作部のハウジングから突出する状態に操作ボタンが設けられる。
一般に、内視鏡は使用の都度洗浄及び消毒を行う必要があり、この内視鏡の洗浄はその全体を洗浄槽内に浸漬させるようにして行われる。内視鏡の本体操作部及び挿入部,ユニバーサルコードの外面は洗浄槽内に浸漬させただけでも洗浄できるが、送気送水チューブと、処置具挿通チャンネル及び吸引通路とからなる管路内の洗浄を行うことはできない。そこで、送気送水制御弁及び吸引制御弁の弁部材及び操作ボタンを取り外して、これらに代えて洗浄アダプタを装着する構成としたものが、例えば特許文献1に開示されている。即ち、この特許文献1の開示においては、弁部材と操作ボタンとを取り外すと、弁機構のケーシングが本体操作部の外部に露出するようになり、かつケーシングには操作ボタンを装着するためのフランジ部が形成されている。特許文献1における洗浄アダプタは、このフランジ部を利用して装着する構成としている。即ち、送気送水制御弁及び吸引制御弁の各フランジ部に着脱可能に連結されるコネクタ装置のコネクタ本体に2個の注入口金を装着し、これら両注入口金には送液用チューブが接続されている。そして、コネクタ本体をフランジ部に固定した状態で、送液用チューブに洗浄液を圧送することによって、送気送水チューブ及び吸引通路の内部に洗浄液が供給されることになる。
特公平6−6103号公報
ところで、内視鏡の送気送水制御弁及び吸引制御弁は、ケーシングから弁部材及び操作ボタンを取り外すことができるが、これらを取り外した状態でのケーシングの先端部分の形状や寸法等は一定ではない。従って、複数種類の内視鏡を洗浄する場合には、各内視鏡におけるケーシングの形状に適応する注入口金を有するものを選択して用いなければならない。このために、ケーシングの構造毎に異なる種類の洗浄アダプタを用意しておかなければならないことになり、これらの収納スペースを確保し、この収納スペースから洗浄するのに見合った洗浄アダプタを選択して取り出すというように、使い分けが必要である等の面倒がある等といった不都合がある。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、それぞれ送気送水制御弁,吸引制御弁等の構造が異なる複数種類の内視鏡に適用可能であって、しかも送液用チューブ等からなる洗浄液供給手段を容易に着脱でき、かつ内視鏡を洗浄槽に浸漬させて行う洗浄を円滑かつ効率的に行えるようにした洗浄アダプタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明は、内視鏡の本体操作部に、複数の管路を接続した弁ケーシングを含む流体制御弁が少なくとも2箇所設けられ、これら流体制御弁の弁ケーシングに装着されて、前記各管路内に洗浄液を供給して、これらの管路内を洗浄する洗浄アダプタであって、前記各弁ケーシングに着脱可能に装着される複数のバルブ部材と、これらのバルブ部材を連結する連結部材とを備え、前記各バルブ部材は、洗浄液供給手段が着脱可能に接続される接続パイプを突出させて設けたバルブスリーブと、このバルブスリーブ内に摺動可能に設けたバルブ本体から構成され、前記接続パイプを設けた各バルブスリーブはそれぞれ前記連結部材に対して回転可能に連結する構成としたことをその特徴とするものである。
洗浄アダプタは、管路の内部を滅菌するための洗浄液,消毒液,滅菌液等といった液体(以下、洗浄液という)を供給するための手段を内視鏡の管路の先端に接続するために介在させる機構である。そして、洗浄アダプタの接続パイプに着脱可能に接続される洗浄液供給手段の構成としては、通常、送液用チューブと供給ポンプ、シリンジ等が用いられる。ただし、接続パイプに接続されるのは、チューブに限定されるものではなく、硬質パイプ等であっても良い。
洗浄アダプタを構成するバルブ部材は複数設けられることから、連結部材に連結することによって、1つのユニットを構成する。連結部材は、各バルブ部材のバルブスリーブを挿通させる貫通孔を形成したものであり、これら各バルブスリーブの外面にフランジ部を形成し、またこのフランジ部と連結部材を挟んだ反対側にストッパリングを嵌合・固定して設けて、これらフランジ部とストッパリングとの間で連結部材に対して回転可能に挟持させる構成とすると、この挟持部の隙間管理を厳格に行うことができ、連結部材に対してバルブ部材が軸線方向にガタが生じるのを防止できるので望ましい。ただし、これに代えて、例えば一方側にフランジ部を設け、反対側にはナットを螺合するように構成したり、バルブ部材におけるバルブスリーブの両側からナットを螺合させたりする構成としても良い。
洗浄アダプタが接続される弁ケーシングに設けた流体制御弁は格別制限はないが、一般的な内視鏡においては、送気送液チューブと、処置具挿通チャンネルに連通する吸引通路という2系統の管路が設けられ、本体操作部には送気送水制御弁と吸引制御弁とが装着される。従って、この場合には、連結部材に2個のバルブ部材を設け、これら各バルブ部材に選択的連通路を設けて、内視鏡の種類に応じて、送気送水制御弁及び吸引制御弁の弁ケーシングにいずれかの選択的連通路を接続させることになる。
各バルブ部材に設けられる選択的連通路は、バルブ本体の両端にそれぞれ開口させるようになし、これら各選択的連通路をバルブ本体の側面に開口する導通路と連通させるように構成することができる。また、バルブ本体とバルブスリーブとの間にバルブチャンバを形成する。これによって、バルブ本体をバルブスリーブ内で摺動させたときに、その摺動位置により一方側の選択的連通路に通じる導通路を介してバルブチャンバに連通し、他方の選択的連通路はこのバルブチャンバとの連通を遮断させる。このように構成したときには、それぞれのバルブ部材の各バルブスリーブに、その軸線と直交する方向に接続パイプをそれぞれ延在させて、いずれの選択的連通路に洗浄液を供給する場合でも、ほぼ同じ位置で送液用チューブに接続できることになる。
バルブスリーブの側部位置に接続パイプを設けると、送液用チューブの接続操作及び内視鏡を洗浄槽に浸漬させて行う洗浄操作に支障を来たすことがある。即ち、内視鏡の本体操作部には、挿入部の先端部を所望の方向に向けるために湾曲部を湾曲操作するアングル操作ノブが一方の側面に装着されており、内視鏡を洗浄槽に浸漬させるに当っては、このアングル操作ノブを上方に向けるようにする。従って、接続パイプはアングル操作ノブと同じ方向に延在させる。しかも、アングル操作ノブを避けるように延在させるために、その角度を調整できるようにする。各バルブ部材のバルブスリーブを連結部材に対して回転可能に連結するように構成したのはこのためである。そして、内視鏡の弁ケーシングに各バルブ部材が装着されたときには、接続パイプは弁ケーシングに対して回転可能ではあるが、回転時にある程度の抵抗を与えることによって、所望の方向に向けた状態で安定させるようにするのが望ましい。このための手段としては、バルブ本体及びバルブスリーブの弁ケーシングに着脱可能に挿嵌される挿嵌部にはシール部材が装着されるが、これらのシール部材を弁ケーシングの内面に圧接させることにより各バルブスリーブの回転に対する抵抗を生じさせる構成とすることができる。
以上のように構成することによって、複数種類の内視鏡に洗浄アダプタを共用することができて、内視鏡の管路に洗浄液を供給するための送液用チューブ等からなる洗浄液供給手段を容易に着脱でき、内視鏡を洗浄槽に浸漬させて、その管路を含む全体を洗浄する作業を円滑かつ効率的に行えることになる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の一形態について説明する。まず、図1に内視鏡に設けられる管路の概略構成を示す。図中において、1は本体操作部、2は体腔内等への挿入部、3はユニバーサルコードであり、ユニバーサルコード3の先端部はコネクタ4が設けられており、このコネクタ4は制御装置5(光源装置や映像信号処理回路を含むのが一般的である)に着脱されるようになっている。本体操作部1には、送気送水制御弁6及び吸引制御弁7が装着されており、また処置具導入部8が設けられている。
内視鏡における管路としては、処置具挿通チャンネル10と、送気配管11,送水配管12及び吸引通路13が主なものである。処置具挿通チャンネル10は、その基端部が処置具導入部8に接続され、先端部は挿入部2の先端面に開口している。送気配管11及び送水配管12は、共に送気送水制御弁6に接続されており、それらの先端は、そのまままたは両管路を合流させた上で、ノズル14によって図示しない観察窓に向けられる。送気配管11及び送水配管12における送気送水制御弁6から基端側は、ユニバーサルコード3のコネクタ4にまで延在されている。そして、送水配管12は、送水タンク15からの配管16に接続される。
制御装置5にはエアポンプ17が装着されており、このエアポンプ17からの配管18は送気配管11に着脱可能に接続される。送気配管11は、送水タンク15の液面を加圧するための加圧配管19とも接続される。また、吸引通路13は、本体操作部1内において、処置具挿通チャンネル10に合流しており、さらに吸引制御弁7を介してユニバーサルコード3のコネクタ4まで引き回されて、図示しない吸引源に着脱可能に接続されるようになっている。
以上のように構成される内視鏡の各管路を洗浄するために、送気送水制御弁6及び吸引制御弁7に本発明の特徴とする洗浄アダプタが着脱可能に装着されることになる。これら送気送水制御弁及び吸引制御弁は、内視鏡の種類等により異なる構成を有している。例えば、図2と図3とでは、これらの流体制御弁の構成やサイズ等が異なっている。なお、内視鏡の管路そのものの構成は変わらないので、異なる流体制御弁についても同じ符号を用いる。また、各管路において、それぞれ流体制御弁を介して先端側、つまり挿入部2方向に延在される側は「a」、基端側、つまりユニバーサルコード3方向に延在されている側は「b」の添え字を付するものとする。
図2に1つのタイプの送気送水制御弁20及び吸引制御弁30の断面構成を示す。本体操作部1におけるハウジング1aには、送気送水制御弁20の装着部20aと、吸引制御弁30の装着部30aとが形成されており、これら各装着部20a,30aはハウジング1aに設けた透孔からなり、弁ケーシング21,31が固定的に装着されており、弁ケーシング21,31の大半の部分は本体操作部1の内部に位置している。そして、弁ケーシング21には、送気配管11a,11bと、送水配管12a,12bとが接続されている。また、弁ケーシング31には吸引通路13a,13bが接続されている。
送気送水制御弁20の弁ケーシング21内には、弁部材22が装着されており、また弁ケーシング21の開口端側は大径部21aとなって、この大径部21a内にはばね受け部材23が嵌合されている。さらに、弁部材22の先端部には術者が操作する操作ボタン24が固定して設けられている。そして、弁ケーシング21に対して、弁部材22,ばね受け部材23及び操作ボタン24は一体的に取り外せるようになっている。
吸引制御弁30においては、弁ケーシング31に弁ガイド32が連結固定されており、この弁ガイド32は本体操作部1のハウジング1aに装着される。弁部材33は、その先端部が弁ケーシング31の内面にガイドされ、中間部は大径部となって弁ガイド32にガイドされる。また、操作ボタン34は弁部材33の先端に連結されている。そして、弁部材33と操作ボタン34とは、ばね受け部材35と共に弁ガイド32から取り外すことができるようになっている。
次に、図3には、他の構成を有する送気送水制御弁40が示されている。この図から明らかなように、送気送水制御弁40は本体操作部1のハウジング1aに設けた装着部41に装着された弁ケーシング42と、この弁ケーシング42内に設けられ、弁部材43と操作ボタン44とからなる組立体とで構成される。この場合における弁ケーシング42の装着部41への取付構造としては、装着部41に形成され、弁ケーシング42を挿通させる小径孔部41aと、弁ケーシング42を固定するためのナット45を装着した大径部41bとを有している。そして、弁ケーシング42の先端側の内面には弁ガイド46が螺挿されており、この弁ガイド46の先端面は円環状となったフランジ部46aを有し、このフランジ部46aの表面にシール部材47が装着されるシール溝48が形成されて、弁部材43と操作ボタン44とのユニットが装着されたときに、弁ケーシング42の内部をシールするようにしている。
また、この送気送水制御弁40と並ぶようにして吸引制御弁が装着されるが、その弁ケーシングの具体的な構成は送気送水制御弁40と全く同じ構造となっており、その図示及び説明は省略する。そして、以下の説明においては、吸引制御弁を符号49で引用し、この吸引制御弁49を構成する弁ケーシング及びその取付構造部については、送気送水制御弁40のそれと同じ符号を使用する(ただし、吸引制御弁49は図面上では表されておらず、具体的な構成については図2を参照のこと)。
図2に示した構成の流体制御弁の弁ケーシングにも、また図3に示した構成の流体制御弁の弁ケーシングにも装着することができる洗浄アダプタユニット50の構成を図4に示す。同図に示したように、洗浄アダプタユニット50は、2つの洗浄アダプタ60,70と、これら両洗浄アダプタ60,70を連結する連結部材80とから構成される。
洗浄アダプタ60,70は、図5及び図6に示したように、バルブスリーブ61,71と、このバルブスリーブ61,71内に軸線方向に摺動可能に設けたバルブ本体62,72とから構成される。
バルブスリーブ61,71は、その中間部が軸線方向に所定の長さ分だけ大径化され、かつバルブ本体62,72の中間部は細径化されている。従って、その間に生じる径差によって、円環状の隙間からなるバルブチャンバ63,73が形成される。そして、バルブチャンバ63,73には接続パイプ64,74が連通しており、この接続パイプ64,74はバルブ本体62,72の軸線と直交する方向に延在されており、これら接続パイプ64,74はそれぞれバルブチャンバ63,73に常時連通している。そして、これら接続パイプ64,74には、図4に示したように、洗浄液供給手段としての送液用チューブ90の接続部90aが着脱可能に接続される。
バルブ本体62,72の両端にはそれぞれ第1の選択的連通路65,75と、第2の選択的連通路66,76とが開口している。第1の選択的連通路65,75と、第2の選択的連通路66,76とは選択的にバルブチャンバ63,73と接続されるものであり、これと同時にバルブチャンバ63,73に接続されない側の選択的連通路は大気と遮断されることになる。このために、バルブ本体62,72の軸線方向において、バルブチャンバ63,73の形成部の両側に構成され、縮径された部分とバルブ本体62,72の両端における太径の部分との間は摺動面となっており、かつバルブ本体62,72には、この摺動面の中間細径部に近い位置にそれぞれOリング等からなるシール部材62a,62b及び72a,72bが装着されている。第1,第2の選択的連通路65,75及び66,76は、バルブ本体62,72の軸線方向に向けて延在されるが、シール部材62a,62b及び72a,72bに至る手前の位置でそれぞれ半径方向外向きの導通路65a,75a及び66a,76aとして、バルブ本体62,72の側面に開口している。
従って、バルブスリーブ61,71内でバルブ本体62,72が摺動することによって、バルブチャンバ63,73に接続した接続パイプ64,74は、これらバルブチャンバ63,73に開口する導通路65a,75aを介して第1の選択的連通路65,75または導通路66a,76aを介して第2の選択的連通路66,76のいずれか一方に連通し、他方とは遮断する状態に切り換わる。ここで、第2の選択的連通路66,76はバルブ本体62,72に直接形成されているが、第1の選択的連通路65,75はバルブ本体62,72に嵌合させた通路構成体65b,75bを含むものである。
さらに、バルブスリーブ61,71に挿通されたバルブ本体62,72の一端側には第1の選択的連通路65,75が開口しており、その開口側の端部近傍にOリング等のシール部材61a,71aが装着されている。従って、このバルブスリーブ61,71のシール部材61a,71aを装着した部位が第1の嵌合部67,77となる。一方、バルブ本体62,72の第2の選択的連通路66,76を開口させた端部は太径化され、かつ外周面に、例えばOリングから構成されるシール部材62c,72cが装着されて、第2の嵌合部68,78となっている。これら第1の嵌合部67,77及び第2の嵌合部68,78は、それぞれの構造を有する弁ケーシングに着脱可能に挿嵌されるものである。
既に説明したように、バルブスリーブ61,71はバルブ本体62,72の軸線方向に摺動可能な構成となっているが、このバルブスリーブ61,71の移動ストロークは、その端面がバルブ本体62,72における第2の嵌合部68,78への移行部の段差に当接する位置と、バルブ本体62,72に挿嵌させた通路構成体65a,75aに形成した段差に当接する位置との間に摺動変位する。つまり、これらがバルブスリーブ61,71の移動ストロークの両端を規制する機能を発揮する。
以上のように構成することによって、異なる流体制御弁を装着した2種類の内視鏡に装着可能となっている。図5に示したのは、図2の送気送水制御弁20及び吸引制御弁30を設けた内視鏡に洗浄アダプタユニット50を装着した状態を、また図6に示したのは、図3の送気送水制御弁40及び吸引制御弁49を設けた内視鏡に洗浄アダプタユニット50を装着した状態を示している。いずれにしろ、それぞれ洗浄アダプタユニット50が装着される内視鏡に設けた2つの流体制御弁の位置関係はほぼ変わらない。そこで、洗浄アダプタユニット50を構成する2つの洗浄アダプタ60,70は連結部材80により連結して一体化させることにより、取り扱いが容易になるようにしている。
この連結部材80は所定の厚みを有する板体から構成され、両洗浄アダプタ60,70の第1の嵌合部67,77を設けた側とは反対側の部位において、2つのバルブスリーブ61,71を回転可能に連結するものである。このために、連結部材80の板厚を貫通する方向に2箇所の貫通孔80a,80bが穿設され、洗浄アダプタ60,70はこれら貫通孔80a,80bに挿通されている。バルブスリーブ61,71の外周部には貫通孔80a,80bの孔径より大径の円環状のフランジ部61b,71bが張り出すように設けられている。バルブスリーブ61,71は連結部材80の貫通孔80a,80bの一側からフランジ部61b,71bが当接する位置まで挿入されている。そして、バルブスリーブ61,71の貫通孔80a,80bを挟んでフランジ部61b,71bとは反対側には外径が貫通孔80a,80bの孔径より大きいストッパリング69,79が装着されている。ここで、ストッパリング69,79は、例えば圧入手段等により固定されており、従ってバルブスリーブ61,71はこれらフランジ部61b,71bと、ストッパリング69,79とで連結部材80を挟持するようにして連結されている。
貫通孔80a,80bの孔径はバルブスリーブ61,71の外径より大きくなっており、しかもフランジ部61b,71bとストッパリング69,79との間隔は連結部材80の厚みより僅かに広い間隔を有するものである。従って、洗浄アダプタ60,70は、その全体が連結部材80に対して回転可能となっており、しかも軸線方向には実質的に移動不能となっている。
さらに、連結部材80の一端側は概略直角に曲成されて、ばねガイド81が突出するように設けられており、このばねガイド81を設けた側の端部において、概略L字形状となったストッパ板82が装着されて、このストッパ板82の曲げ部82aには一方向に押動するためのばね83が設けられている。ストッパ板82には送気送水制御弁40及び吸引制御弁49に装着した最も外径の大きい弁ガイド46のフランジ部46aの外径より大きい透孔84,84が穿設されており、洗浄アダプタユニット50を図3の送気送水制御弁40及び吸引制御弁49に装着したときに、ストッパ板82の透孔84はフランジ部46aに嵌合されて、ナット45の側面部にストッパ板82の透孔84の端面が圧接されるようになっている。
内視鏡は使用の都度洗浄されるものであり、その洗浄は体腔内に挿入された挿入部2だけでなく、本体操作部1及びユニバーサルコード3、さらにはコネクタ4を含めた全体を少なくとも洗浄液に浸漬させて洗浄する。また、処置具挿通チャンネル10,送気配管11,送水配管12及び吸引通路13の内部にも洗浄液を供給することにより洗浄する。この洗浄を容易に、しかも確実に行うために、送気送水制御弁及び吸引制御弁の弁ケーシングから弁部材及び操作ボタンを含む部材を取り外して、洗浄液供給手段が接続される洗浄アダプタユニット50を弁ケーシングに装着する。そして、この洗浄アダプタユニット50を構成する2個の洗浄アダプタ60及び70のバルブスリーブ61,71に連結して設けた接続パイプ64,74に送液用チューブ90を接続して、この送液用チューブ90に洗浄液を圧送することによって、管路の洗浄が実行される。
而して、1個の洗浄アダプタユニット50によって、異なる種類の内視鏡に接続することができる。即ち、図2にあるように、送気送水制御弁20と吸引制御弁30とを装着した内視鏡を洗浄する場合には、送気送水制御弁20の弁ケーシング21から弁部材22及びばね受け部材23、さらには操作ボタン24を取り外す。吸引制御弁30については、弁ケーシング31と弁ガイド32とが連結した状態となっており、これから弁部材33及び操作ボタン34を取り外す。
この状態で、洗浄アダプタユニット50を構成する2個の洗浄アダプタ60,70に設けた第1の嵌合部67,77をそれぞれ弁ケーシング21及び弁ガイド32に挿入する。そして、これら第1の嵌合部67,77を構成するバルブスリーブ61,71の端面をそれぞれ弁ケーシング21,弁ガイド32の段差面に押し当てるようにする。この状態で、バルブ本体62,72における第2の嵌合部68,78側をバルブスリーブ61,71内に押し込む方向に押圧する。
その結果、図5に示したように、常時接続パイプ65,75と連通しているバルブチャンバ63,73が第1の選択的連通路65,75と連通する。このときに、バルブ本体62,72に設けたシール部材62b,72bがそれとバルブスリーブ61,71の縮径部分の内面における摺接部に当接して、第2の選択的連通路66,76がバルブチャンバ63,73から閉鎖され、しかもバルブチャンバ63,73は外気と遮断される。これと共に、第1の選択的連通路65,75は送気送水制御弁20の弁ケーシング21及び吸引制御弁30の弁ガイド32及び弁ケーシング31と連通する。そして、これら弁ケーシング21,31に接続した各管路は全て弁ケーシング21,31に開口し、接続パイプ64,74には送液用チューブ90,90が接続されているので、洗浄液を圧送することによって、バルブチャンバ63,73及び弁ケーシング21,31を介して各管路を洗浄及び消毒される。
ここで、第1の嵌合部67,77の弁ケーシング21及び弁ガイド32への挿入長はある程度長くなっており、かつシール部材61a,71aの圧縮による抵抗が生じることから、接続パイプ64,74への洗浄液供給手段の接続時や、内視鏡全体を洗浄する際等において、洗浄アダプタユニット50が外れるおそれはない。
次に、図3に示した送気送水制御弁40,吸引制御弁49を装着した内視鏡に対して、弁ケーシング42から弁部材43及び操作ボタン44を取り外して、洗浄アダプタユニット50を装着する。ただし、このときには、図2の内視鏡とは異なり、図6に示したように、洗浄アダプタユニット50を構成する2個の洗浄アダプタ60,70のうち、第1の嵌合部67,77とは反対側に設けた第2の嵌合部68,78を弁ケーシング42,42に挿入する。つまり、洗浄アダプタユニット50の天地が逆になるようにして内視鏡に装着する。
第2の嵌合部68,78はバルブ本体62,72と一体に形成されており、その外周面にはシール部材62c,72cが設けられているので、弁ケーシング42内には、これらシール部材62c,72cが押し込まれることになる。そして、バルブスリーブ61の端面を第2の嵌合部68,78における肩部(バルブ本体62,72の拡径部における段差面)に当接させる。なお、第2の嵌合部68,78側にはストッパ板82が設けられている。ストッパ板82には透孔84,84が形成されているので、ばね83を押動するようにして、弁ガイド46のフランジ部46aをこの透孔84に挿通させる。
その結果、図6に示したように、常時、接続パイプ64,74と連通しているバルブチャンバ63,73が第2の選択的連通路66,76と連通する。このときに、バルブ本体62,72に設けたシール部材62b,72bがバルブスリーブ61,71の縮径部分の内面における摺接部に当接して、第1の選択的連通路65,75から大気への連通が閉鎖され、また第2の選択的連通路66,76は各管路が開口している弁ケーシング42と連通する。これにより、接続パイプ64,74に洗浄液供給手段を接続して、洗浄液を圧送することによって、各管路を洗浄・消毒することができる。
この場合も、第2の嵌合部68,78の弁ケーシング42内面へのシール部材62c,72cの圧縮による押圧力の作用により洗浄アダプタユニット50が保持されるが、さらにストッパ板82の作用によりこの洗浄アダプタユニット50の内視鏡からの抜け止め機能が発揮される。勿論、ストッパ板82を押し込めば、弁ガイド46のフランジ部46aを透孔84から離脱させることができる。
以上のように、洗浄アダプタユニット50を内視鏡に接続する際に、図5に示した接続態様と、図6に示した接続態様とでは、天地が反対になることから、2個の洗浄アダプタ60,70を構成するバルブスリーブ61,71を連結部材80に対して固定的に設けていると、接続パイプ64,74の向きが反対になる。内視鏡には、その本体操作部1の一方側の側面にアングル操作ノブが設けられており、内視鏡の洗浄時には、洗浄槽内でアングル操作ノブを上向きにして載置される。従って、1種類の内視鏡に洗浄アダプタユニット50を装着したときには、接続パイプ64,74が上向きになっていたとすると、もう1種類の内視鏡に洗浄アダプタユニット50を接続したときには、接続パイプ64,74が下向きになるので、アングル操作ノブを下向きにして洗浄槽内に浸漬させなければならなくなってしまう。
しかしながら、バルブスリーブ61,71は連結部材80に対して相対回転可能となっているので、接続パイプ64,74を回転させることによって、これら接続パイプ64,74をアングル操作ノブの装着部と同じ方向に向けることができる。また、アングル操作ノブの形状や、本体操作部に装着されているスイッチ類等によっては、内視鏡を洗浄槽内に載置したときに、接続パイプ64,74が真上を向けず、所定の角度を持たせた方が良い場合もある。図5の接続態様では、バルブスリーブ61,71に装着したシール部材61a,71aが弁ケーシング21,31の内周面に圧接されて摩擦係合し、バルブスリーブ61,71の回転に対する抵抗が発生することになる。このために、接続パイプ64,74が所望の方向に向くように方向調整が行われると、その状態で安定的に保持される。また、図6の接続態様においては、バルブ本体62,72に設けたシール部材62c,72cが同様の作用をすることになる。従って、送液用チューブ90から洗浄液を圧送したときに脈動が生じる等、送液用チューブ90及び接続パイプ64,74に外力が作用しても、接続パイプ64,74の突出方向は比較的安定した状態に保持されて、振動する等といったおそれはない。さらに、バルブスリーブ61,71は連結部材80に対して軸線方向に固定されていることからも、洗浄アダプタ60,70の安定性が確保される。
前述したように、洗浄アダプタユニット50を内視鏡に装着したときには、接続アダプタ60,70に設けた接続パイプ64,74はある程度は角度維持が図られるが、洗浄アダプタユニット50を内視鏡から取り外すと、シール部材61a,71a及び62c,72cによる角度維持機能が失われる。従って、この状態で洗浄アダプタユニット50を横たえるようにして設置すると、接続パイプ64,74は直ちに設置面に当接するようになって、設置面から上方に大きく突出することはない。従って、他の物体と衝突する等による接続パイプ64,74の破損といった事態を避けることができる。また、洗浄アダプタユニット50の取り扱い時に、誤って取り落とす等の事故が生じても、接続パイプ64,74の部位が損傷するのを抑制することができる。
内視鏡の管路構成を示す説明図である。 第1のタイプの内視鏡における送気送水制御弁及び吸引制御弁の断面図である。 第2のタイプの内視鏡における送気送水制御弁の弁部材及び操作ボタンを取り出した状態を示す弁ケーシングの断面図である。 本発明による洗浄アダプタユニットの外観図である。 図2の内視鏡に洗浄アダプタユニットを組み込んだ状態を示す断面図である。 図3の内視鏡に洗浄アダプタユニットを組み込んだ状態を示す断面図である。
符号の説明
6,20,40 送気送水制御弁
7,30,49 吸引制御弁
10 処置具挿通チャンネル
11 送気配管
12 送水配管
13 吸引通路
21,31,42 弁ケーシング
22,33,43 弁部材
23,32,46 弁ガイド
24,34,44 操作ボタン
50 洗浄アダプタユニット
60,70 洗浄アダプタ
61,71 バルブスリーブ
61b,71b フランジ部
62,72 バルブ本体
61a,62c,71a,72c シール部材
63,73 バルブチャンバ
64,74 接続パイプ
65,75 第1の選択的連通路
66,76 第2の選択的連通路
67,77 第1の嵌合部
68,78 第2の嵌合部
69,79 ストッパリング
80 連結部材
80a,80b 貫通孔
90 送液用チューブ

Claims (5)

  1. 内視鏡の本体操作部に、複数の管路を接続した弁ケーシングを含む流体制御弁が少なくとも2箇所設けられ、これら流体制御弁の弁ケーシングに装着されて、前記各管路内に洗浄液を供給して、これらの管路内を洗浄する洗浄アダプタにおいて、
    前記各弁ケーシングに着脱可能に装着される複数のバルブ部材と、これらのバルブ部材を連結する連結部材とを備え、
    前記各バルブ部材は、洗浄液供給手段が着脱可能に接続される接続パイプを突出させて設けたバルブスリーブと、このバルブスリーブ内に摺動可能に設けたバルブ本体から構成され、
    前記接続パイプを設けた各バルブスリーブはそれぞれ前記連結部材に対して回転可能に連結する
    構成としたことを特徴とする洗浄アダプタ。
  2. 前記連結部材は前記各バルブ部材のバルブスリーブを挿通させる貫通孔を形成したものであり、前記各バルブスリーブには、その外面にフランジ部が形成されており、またこのフランジ部と前記連結部材を挟んだ反対側にストッパリングが嵌合・固定して設けられており、これらフランジ部とストッパリングとの間で前記連結部材を挟持することによって、この連結部材に対して前記バルブスリーブを回転可能に連結する構成としたことを特徴とする請求項1記載の洗浄アダプタ。
  3. 前記流体制御弁は送気送水制御弁と吸引制御弁とから構成され、前記連結部材には前記各流体制御弁の弁ケーシングに挿嵌される2つのバルブ部材を装着し、これら各バルブ部材のバルブスリーブの軸線と直交する方向に前記接続パイプをそれぞれ延在させる構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の洗浄アダプタ。
  4. 前記各バルブ部材に設けたバルブ本体は、その両端に開口する一対の選択的連通路が形成されており、これら各選択的連通路は前記バルブ本体の側面に開口する導通路と連通しており、また前記バルブ本体と前記バルブスリーブとの間にバルブチャンバを形成し、かつ前記バルブ本体の前記バルブスリーブ内での摺動位置によって、いずれか一方側の選択的連通路に通じる導通路により前記バルブチャンバと連通させ、このときに他方の選択的連通路はこのバルブチャンバとの連通を遮断する構成としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の洗浄アダプタ。
  5. 前記バルブ本体及び前記バルブスリーブの前記弁ケーシングに着脱可能に挿嵌される挿嵌部にシール部材が装着されており、これらのシール部材を前記弁ケーシングの内面に圧接させることにより前記各バルブスリーブの回転に対する抵抗を生じさせる構成としたことを特徴とする請求項3記載の洗浄アダプタ。

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