JPH0458934A - 内視鏡管路洗浄装置 - Google Patents

内視鏡管路洗浄装置

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JPH0458934A
JPH0458934A JP2168108A JP16810890A JPH0458934A JP H0458934 A JPH0458934 A JP H0458934A JP 2168108 A JP2168108 A JP 2168108A JP 16810890 A JP16810890 A JP 16810890A JP H0458934 A JPH0458934 A JP H0458934A
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JP
Japan
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fluid switching
switching cylinder
endoscope
suction
connection port
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JP2168108A
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English (en)
Inventor
Takahiro Kishi
孝浩 岸
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は内視鏡の管路内を洗浄する内視鏡管路洗浄装
置に関する。
[従来の技術] 内視鏡は通常、その使用後に挿入部および連結コード内
の各種の管路を洗浄する必要があり、これらの各種管路
に洗浄液を送液して洗浄するための内視鏡管路洗浄装置
が知られている。
こうした内視鏡管路洗浄装置は、注射器状の器具を送液
手段として用い、内視鏡の各種管路につながる口金へ送
液するようにした簡易タイプと、電動ポンプを送液手段
として用い、同様に内視鏡の口金へ送液するようにした
タイプとの2つに分類される。
特開昭fil−109541号には、送液手段として注
射器状の器具あるいは電動ポンプのいずれをも用いるこ
とが可能な内視鏡管路洗浄装置が示されている。
この内視鏡管路洗浄装置は、内視鏡操作部に設けられた
供給流体切換シリンダおよび吸引流体切換シリンダの各
開口部にそれぞれ接続される接続口部を弾力的に装着し
た本体と、この本体に対して摺動するスライダとを備え
る。本体の接続口部を内視鏡操作部の各シリンダに装着
した後、スライダを摺動させて各シリンダの外部に露出
したフランジ部に係止させると、各接続口部はそれぞれ
対応するシリンダの開口内に液密に接続される。
この後、送液手段から各接続口部内の洗浄液供給路を介
して各シリンダに洗浄液を供給し、これらの各シリンダ
から延設される挿入部側及びコネクタ側管路に洗浄液を
送液して洗浄する。
この内視鏡管路洗浄装置によると、各接続口部とシリン
ダとが液密に接続され、極めて簡単な操作で全ての管路
を同時に効率よく洗浄することができる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の内視鏡管路洗浄装置では、各接続口部の洗浄液供
給通路がそれぞれ接続口部の軸線方向に沿って形成され
ており、これらの洗浄液供給通路から各シリンダの軸線
方向に向けて洗浄液が送液される。一方、通常、内視鏡
操作部の吸引流体切換シリンダは、例えばその側部中間
部から挿入部側吸引管路が延設されて先端部に開口し、
連結コード内を延設されてコネクタで開口するコネクタ
側吸引管路はこのシリンダの底部に開口する等方いに離
隔し、かつ、その軸線方向が相違している。
したがって、内視鏡管路洗浄装置の接続口部から供給さ
れる洗浄液は、吸引流体切換シリンダ内をその軸線方向
に沿い、コネクタ側吸引管路に向けて送液される。
このため、吸引流体切換シリンダに送液された洗浄液の
大部分がコネクタ側吸引管路に流出し、挿入部側吸引管
路に流れる洗浄液の量は僅かとなり、十分な洗浄を行う
ためには洗浄時間が長時間となる虞がある。
また、供給流体切換シリンダにおいても、これから延設
される挿入部側送気・送水管路及びコネクタ側送気・送
水管路のそれぞれの径の大きさによっては、洗浄液量が
僅かなものとなる虞がある。
本願発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、その
目的は内視鏡の各管路に十分な量の洗浄液を送液でき、
十分な管路洗浄を可能とする内視鏡管路洗浄装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 本願発明による内視鏡管路洗浄装置は、内視鏡操作部に
設けられた供給流体切換シリンダおよび吸引流体切換シ
リンダの各開口部にそれぞれ接続される接続口部を有し
、供給流体切換シリンダおよび吸引流体切換シリンダに
それぞれ接続される挿入部側およびコネクタ側管路にこ
れらの各接続口部から洗浄液を送液する内視鏡管路洗浄
装置において、少なくとも1つの接続口部に、挿入部側
管路とコネクタ側管路とに配分する洗浄液量を調節する
調節手段を設けたことを特徴とする。
[作 用] この内視鏡管路洗浄装置によると、挿入部側管路および
コネクタ側管路が互いに離隔した位置で開口し、これら
の管路の開口の軸線方向あるいは径が相違しているシリ
ンダへの接続口部に調節手段が設けられる。この調節手
段を設けた接続口部からは、洗浄液が所定の比率に応じ
てシリンダ内に供給され、したがって、このシリンダに
開口する挿入部側管路およびコネクタ側管路にそれぞれ
所要量の洗浄液が供給される。
[実施例] 以下、本発明を第1図乃至第4図に示す第1の実施例に
基づいて説明する。第1図は内視鏡操作部に取付けた状
態の第1実施例の内視鏡洗浄装置を、第2図および第3
図は洗浄される光学内視鏡および電子内視鏡を、また、
第4図は洗浄される内視鏡内の管路系を示す。
第2図に示すように、内視鏡]は種々の操作を手元で行
うための操作部2と、患者の体腔内に挿入される挿入部
3とを備える。この挿入部3は操作部2側から順に可撓
部4と湾曲部5と先端部6とで形成されており、湾曲部
5は操作部2に設けられた湾曲操作用ノブ7を回転操作
することによって、図示しない湾曲操作ワイヤを介して
この操作部2側から遠隔的に操作することができる。操
作部2に設けられた接眼部8を介して肉眼で観察しつつ
、この湾曲操作用ノブ7を操作して先端部6を所要の位
置に配置し、この操作部2に配設されている送気・送水
釦1−Oaおよび吸引釦10bの操作で、体腔内に送水
し、送気し、あるいは、吸引処置を行うことができる。
符号9は照明装置への連結コードである。
また、第3図に示すように電子内視鏡11は、操作部1
2と挿入部13とビデオプロセッサ21とテレビモニタ
22とを備え、このビデオプロセッサ21と操作部12
とは連結コード19で接続されている。上記内視鏡]1
の場合と同様に、挿入部13は操作部12側から順に可
撓部14と湾曲部15と先端部16とで形成されており
、湾曲操作ノブ17を回転操作することによって湾曲部
15を遠隔的に操作することができ、送気・送水釦20
aおよび吸引釦20bの操作により、ビデオモニタ22
で観察しつつ所要の処置を行うことができる。
このような内視鏡1,11を用いての体腔内への送気・
送水、吸引、あるいはCO2ガスの供給を行うため、こ
れらの内視鏡1および電子内視鏡11内には送気・送水
、吸引、あるいは、CO2ガス用の各種管路が配設され
ている。これらの管路系は光学式あるいは電子式いずれ
の場゛合もほぼ同様であり、これらの管路系の例として
第4図に光学内視鏡1の管路系を示す。
第4図に示すように、内視鏡1内の操作部2には送気・
送水の切換えのための供給流体切換シリンダ22と吸引
流体切換シリンダ24とガスシリンダ26とが一列に配
置しである。この供給流体切換シリンダ22はその側部
中間部で、挿入部4内に延設した挿入部側送気管路22
a及び送水管路22cに連通ずると共に、連結コード9
内に延設したコネクタ側送気管路22b及び送水管路2
2dに連通ずる。また、吸引流体切換シリンダ24は挿
入部4内に延設した挿入部側吸引管路24aにその側部
中間部で連通ずると共に、その底部では連結コード9内
に延設したコネクタ側吸引管路24bが連通ずる。更に
、ガスシリンダ26はその底部で送気管路22aに連通
ずる挿入部側ガス管路26aと、連結コード9内のコネ
クタ側ガス管路26bとに連通ずる。
連結コード9内に延設されたコネクタ側管路すなわち、
送気管路22bと送水管路22dと吸引管路24bは、
それぞれにコネクタ29の送気口金23aと送水口金2
3bと吸引口金25に開口し、ガス管路26bはガス口
金27に開口する。
また、挿入部4内に延設された挿入部側管路すなわち送
気管路22aと送水管路22cと吸引管路24aは先端
部6で開口しており、更に吸引管路24aには鉗子管路
28が連通ずる。
これらの供給流体切換シリンダ22および吸引流体切換
シリンダ24の内部には図示しない切換弁部材が装着さ
れ、挿入部側管路とコネクタ側管路とを必要に応じて互
いに連通し、あるいは、遮断するため、操作釦10a、
10b (第2図)により外部から切換え操作できるよ
うになっている。また、ガスシリンダ26の内部にはガ
ス管路26a、26b間を連通しあるいは遮断する弁機
構23(第1図)が設けてあり、図示しない操作釦で外
部から操作することができる。通常、供給流体切換シリ
ンダ22および吸引流体切換シリンダ24内の切換弁部
材は着脱自在な構造を有するが、ガスシリンダ26内の
弁機構23(第1図)は、供給流体切換シリンダ22お
よび吸引流体切換シリンダ24内の切換弁部材と異なり
、通常は取外しできない構造となっている。なお、符号
32.34.36はそれぞれ供給流体切換シリンダ22
、吸引流体切換シリンダ24、ガスシリンダ26に設け
られたフランジ部を示す。
次ぎに、使用を終えた内視鏡1を洗浄する内視鏡管路洗
浄装置について説明する。
この内視鏡管路洗浄装置は、第4図に鎖線で示すように
、内視鏡操作部2のシリンダ22,24゜26のフラン
ジ部32,34.36を介して着脱自在に装着されるコ
ネクタ装置40を備える。このコネクタ装置40は洗浄
液供給用のチューブ41a、41bを有し、これらのチ
ューブ41a。
41bは直接あるいは共通チューブ(図示しない)を介
して適宜の送液手段に接続される。
第1図に示すようにコネクタ装置40は金属あるいはプ
ラスチック材料で矩形の板状に形成された本体48と、
この本体48に設けられた供給流体切換シリンダ接続口
部42と、吸引流体切換シリング接続口部44と、ガス
シリンダ栓46とを備える。これらの供給流体切換シリ
ンダ接続口部42と吸引流体切換シリンダ接続口部44
とはいずれも上端側にフランジ部52を有し、下端側に
は外周にフランジ部を形成した装着塵54を螺合し、下
端部外層には各シリンダ22.24の開口内に気密かつ
液密に装着するためのシール部材60を装着しである。
そして、これらの供給流体切換シリンダ接続口部42と
吸引流体切換シリンダ接続口部44とは、本体48の板
面に対して直角方向に移動自在に嵌挿され、本体48と
装着塵54との間に介装したコイル状ばね56により第
1図の下方に向けて付勢されている。また、ガスシリン
ダ栓46は上端にフランジ部62を有し、下端にはガス
シリンダ26の弁機構23を解放するための突起部材6
4が螺合しである。この突起部材64にはガスシリンダ
26の上端開口部との間をシールするシール部材64が
装着しである。
更に、供給流体切換シリンダ接続口部42および吸引流
体切換シリンダ接続口部44と同様に、このガスシリン
ダ栓46も本体48と突起部材64との間に介装したコ
イル状ばね66で第1図の下方に向けて付勢されている
。このコイル状ばね66は弁機構23のばねよりも付勢
力の強いものを使用している。
このコネクタ装置40では、供給流体切換シリンダ接続
口部42と吸引流体切換シリンダ接続口部44とガスシ
リンダ栓46とは、内視鏡操作部2の供給流体切換シリ
ンダ22と吸引流体切換シリンダ24とガスシリンダ2
6と同じ間隔に整合して本体48に配置され、更に、箱
状のスライダ50が本体48の下側で摺動自在に取付け
である。
このスライダ50には、その低壁部5]に上記内視鏡の
各シリンダ22,24.26のフランジ部32.34.
36の径より大きな径を持っ透孔を各供給流体切換シリ
ンダ22と吸引流体切換シリンダ24とガスシリンダ2
6とにそれぞれ対応させて形成し、更にこれらの透孔の
中央の相互をフランジ部32,34.36の首部31,
33゜35の径とほぼ同じ寸法の溝孔部で連通しである
したがって、スライダ50の低壁部51に形成した各透
孔に供給流体切換シリンダ22と吸引流体切換シリンダ
24とガスシリンダ26のそれぞれのフランジ部32.
34.36を挿入し、スライダ50の溝孔部が各フラン
ジの首部31.33゜35に至るように摺動すると、こ
のコネクタ装置40が係II−される。これにより、供
給流体切換シリンダ接続口部42が内視鏡1の供給流体
切換シリンダ22に接続し、吸引流体切換シリンダ接続
口部44が吸引流体切換シリンダ24に接続し、ガスシ
リンダ栓46はガスシリンダ26を密閉しつつ弁機構2
3を解放する。
そして、洗浄液の送液手段に連通ずるチューブ41a、
41bから内視鏡1の管路系に洗浄液を供給するため、
供給流体切換シリンダ接続口部42と吸引流体切換シリ
ンダ接続口部44とにそれぞれ軸線方向に沿う洗浄液流
通路72.74を形成してあり、これらの接続口部42
.44の少なくとも1に、挿入部側管路とコネクタ側管
路とに配分する洗浄液量を調節する調節手段か設けられ
る。
本実施例では、この調節手段は吸引流体切換シリンダ4
4の先端のオリフィス80で形成される。
すなわち、第1図に示すように吸引流体切換シリンダ接
続口部44はその先端に開口するオリフィス80を有し
、このオリフィス80は洗浄液流通路74をコネクタ側
吸引管路24bに連通する。
更に、この吸引流体切換シリンダ接続口部44には、挿
入部側吸引管路24aが開口するシリンダ24の部位と
対応した部位に環状溝76を形成してあり、この環状溝
76は半径方向通路78により洗浄液流通路74に連通
される。このオリフィス80および半径方向通路78の
開口面積は、例えば挿入部側吸引管路24aとコネクタ
側吸引管路24bとの容積、径、あるいは管路抵抗に応
じて定める。
このようなオリフィス80を、挿入部側およびコネクタ
側の各管路24a、24bに配分する洗浄液の調節手段
として吸引流体切換シリンダ接続口部44に設けること
により、洗浄液流通路74内を流れてきた洗浄液はこの
先端のオリフィス80で絞られ、洗浄液流通路74内の
洗浄液圧力が上昇する。したがって、第1図に矢印で示
すように洗浄液は挿入部側吸引管路24aとコネクタ側
吸引管路24bとに向かう2方向の流れとなる。
このため、挿入部側吸引管路24aとコネクタ側吸引管
路24bとの管路容積あるいは流体抵抗の差異に関係な
く、両者の管路24a、24bに洗浄液を送り込む。
上記第1実施例の内視鏡管路洗浄装置により内視鏡を洗
浄する場合には、コネクタ装置40の供給流体切換シリ
ンダ接続口部42と吸引流体切換シリンダ接続口部44
とにそれぞれチューブ41a、41bを装着し、これら
のチューブ41a、41bを適宜の送液手段に接続する
。この後、供給流体切換シリンダ接続口部42と吸引流
体切換シリンダ接続口部44とガスシリンダ栓46をそ
れぞれ供給流体切換シリンダ22と吸弓流体切換シリン
ダ24とガスシリンダ26とに整合させ、スライダ50
の低壁部51に形、成した各透孔に各シリンダ22,2
4.26のそれぞれのフランジ32,34.36を挿入
し、スライダ50の溝孔部が各フランジ部の首部31.
3335に至るまで摺動する。これにより、コネクタ装
置40が内視鏡操作部2に係止され、供給流体切換シリ
ンダ接続口部42と吸引流体切換シリンダ接続口部44
とガスシリンダ栓46がそれぞれ対応するシリンダ22
,24.26に液密に接続される。
この後、送液手段から洗浄液を送液すると、チューブ4
1aから送られる洗浄液は供給流体切換シリンダ接続口
部42からシリンダ22内に入り、このシリンダ22か
ら更に挿入部側の送気管路22aおよび送水管路22c
とコネクタ側の送気管路22bおよび送水管路22dに
流れ、これらの管路内を洗浄する。第4図に示すように
、挿入部側送気管路22aおよび送水管路22bの洗浄
を終えた洗浄液は先端部6の開口から外部に流出し、コ
ネクタ側の送気管路22bおよび送水管路22dを洗浄
した洗浄液はコネクタ29の送気・送水口栓23a、2
3bから流山する。更に、送気管路22aからこれに連
通ずる挿入部側ガス管路26aを介してガスシリンダ2
6に流れ、ガスシリンダ栓46で解放されている弁機構
23を介してコネクタ側ガス管路26bを洗浄した後、
ガス口栓27から流出する。
そして、チューブ41bから送られる洗浄液は吸引流体
切換シリンダ接続口部44内の洗浄液流通路74を流れ
、この接続口部44の先端の調節手段すなわちオリフィ
ス80によりこのオリフィス80を通る流れと、半径方
向通路78および環状溝76を通る流れとに分流される
。したがって、この吸引流体切換シリンダ24の側部に
開口する挿入部側吸引管路24aと底部に開口するコネ
クタ側吸引管路24bとの両管路に所定配分量の洗浄液
が送られる。更に、挿入部側吸引管路24aからはこれ
に連通ずる鉗子管路28にも洗浄液が送られる。
したがって、第1実施例の内視鏡管路洗浄装置によれば
、コネクタ装置40の吸引流体切換シリンダ接続口部4
4に、挿入部側吸引管路24aとコネクタ側吸引管路2
4bとに配分する洗浄液量を調節する調節手段としてオ
リフィス80を設けたため、内視鏡1の各管路に十分な
量の洗浄液を送液でき、十分な管路洗浄を効率良く行う
ことができる。
第5図および第6図は本発明の第2実施例を示す。図中
、第1実施例と同様な部分には同様な符号を付してその
説明を省略する。
上記第1実施例と同様に、この第2実施例でも調節手段
は吸引流体切換シリンダ接続口部44に設けである。
第5図に示すように、吸引流体切換シリンダ接続口部4
4は軸線方向長さが短く形成してあり、吸引流体切換シ
リンダ24の開口部に奥部までは挿入されない。そして
、この接続口部44の先端には、接続口部44すなわち
この洗浄液流通路74の軸線74aに対して挿入部側吸
引管路24a方向に角度θ傾斜した軸線84aを有する
ノズル口84を調節手段として形成しである。この傾斜
角度θは、軸線84aがシリンダ24に開口する挿入部
側吸引管路24aの頂部86を通るように設定するのが
望ましい。
更に、吸引流体切換シリンダ接続口部44のフランジ部
52にノツチ52aを形成してあり、方、コネクタ装置
40の本体48にはこのノツチ52aに噛み合い可能な
位置決めピン88を装着しである。位置決めピン88は
ノツチ52a内に配置されて、接続口部44の本体48
に対する回転を防止し、挿入部側吸引管路24aに対す
るノズル口84の向きがずれるのを阻止する。
この第2実施例による内視鏡管路洗浄装置により内視鏡
管路を洗浄する場合は、上記第1実施例と同様に内視鏡
操作部2にコネクタ装置40を装着する。この場合には
、チューブ41bから送られた洗浄液は流通路74を通
ってノズル口84から吸引流体切換シリンダ24内に流
れ込む。ノズル口840輔線84aが頂部86を通るよ
うに、洗浄液流通路74の軸線74aに対して角度θだ
け傾斜しているため、ノズル口84から流出する洗浄液
はこの頂部86に当たり、2方向に分かれる。挿入部側
吸引管路24aおよびコネクタ側吸引管路24bの両者
に十分な洗浄液が送られる。
このとき、吸引流体切換シリンダ接続口部44のフラン
ジ部52に形成したノツチ52aに、コネクタ装置本体
48の位置決めピン88が嵌合するため、シリンダ24
内の頂部86とノズル口84との位置関係が一定に保た
れ、各管路に所定配分の洗浄液を送液することができる
。更に、本実施例によれば、吸引流体切換シリンダ接続
口部44が短く形成され、吸引流体切換シリンダ24の
奥部まで挿入されないため、このシリンダ24の内面を
同時に洗浄することも可能となる。なお、軸線74a、
84aの傾斜角度θを変更することにより、洗浄液の配
分を変更可能なことは明らかである。
第7図は第3実施例による内視鏡管路洗浄装置を示す。
この実施例による内視鏡管路洗浄装置のコネクタ装置4
0は上記第1実施例と同様に吸引流体切換シリンダ接続
口部44に調節手段を設けたものであるが、この第3実
施例の吸引流体切換シリンダ接続口部44は先端に螺合
した板状の先端部材90を備える。この先端部材90は
、その中央部に!オリフィス80を有し、更に、吸引流
体切換シリンダ接続口部44の洗浄液流通路74内にね
じ込まれる中空構造のねじ部91を有する。このね・じ
部91は流通路74内に進退し、ねじ部91の先端部は
、流通路74と環状溝76とを連通ずる半径方向通路7
6の開口面積を増減可能に形成しである。したがって、
本実施例では、オリフィス80を有する先端部材90お
よびこの先端部材90のねじ部91で開口面積を調整可
能な半径方向通路78が、挿入部側およびコネクタ側管
路への洗浄液の配分を調整するための調整手段を形成す
る。
この第3実施例によると、先端部材90のオリフィス8
0によりこのオリフィス80を通る流れと、半径方向通
路78および環状溝76を通る流れとに分流されると共
に、ねじ部91を吸引流体切換シリンダ接続口部44に
対して進退させることにより、半径方向通路78の開口
面積を調整して挿入部側およびコネクタ側管路24 a
、  24 bへの洗浄液の配分を任意に変更調整する
ことができる。
したがって、第3実施例による内視鏡管路洗浄装置を使
用する際にも、挿入部側およびコネクタ側の各管路の径
に合わせて流量配分を調整できるので、挿入部側吸引管
路24aとコネクタ側吸引管路24b共に適当な量の洗
浄液を送液でき、両者の管路を十分に洗浄できる。
なお、本実施例においても重複をさけるため、同様な部
分には同様な符号を付してその説明を省略しである。
第8図は供給流体切換シリンダ接続口部42に調節手段
を設けた第4実施例を示す。
本実施例の供給流体切換シリンダ接続口部42は、その
先端部が挿入部側送気管路22cを超える位置まで供給
流体切換シリンダ22内に延長され、その外周部にはこ
のシリンダ22内に開口する挿入部側送水管路22aと
挿入部側送気管路22cとコネクタが送水管路22bと
にそれぞれ対応する部位に環状溝94 a、94b、9
4 cを形成しである。これらの環状溝94a、94b
94cはそれぞれ半径方向通路96a、96b。
96cを介してこの供給流体切換シリンダ接続口部42
の内部に延設した洗浄液流通路72に連通ずる。そして
、この洗浄液流通路72は調節手段として先端に向けて
順次縮径して形成し、先端に形成したオリフィス92を
介してシリンダ22の底部に連通ずる。
この実施例によると、供給流体切換シリンダ接続口部4
2の洗浄液流通路72を先端に向けて徐々に絞り、徐々
に管路抵抗を大きく形成したため、この洗浄液流通路7
2から供給される洗浄液は先端側のコネクタ側送水管路
22dおよび挿入部側送水管路22cに集中することな
く、他の管路すなわち挿入部側送気管路22aおよびコ
ネクタ側送気管路22bにも所定の配分量にしたがって
分散して流れ、十分効率よく洗浄することができる。
なお、洗浄液流通路72の絞りの程度はシリンダ22に
開口する各管路22 a、  22 b、  22 c
22dの管路径等に基づいてこれらの各管路に十分な洗
浄液が確保できるものに定める。
以上、第1乃至第4実施例についてそれぞれ説明したが
、これらの各実施例における調節手段は単独で用いるこ
とはもちろんのこと、各調節手段を適宜に組合わせて用
いることが可能なことは明らかである。
[発明の効果コ 以上明らかなように、本発明によると、少なくとも1つ
の接続口部に、挿入部側管路とコネクタ側管路とに配分
する洗浄液量を調節する調節手段を設けため、内視鏡の
各管路に洗浄液を送液することができ、内視鏡の管路系
の洗浄を効率よく十分行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による内視鏡管路洗浄装置
の構造を示す断面図、第2図は本発明の内視鏡管路洗浄
装置により洗浄される光学内視鏡の外観構成図、第3図
は同じく電子内視鏡の外観構成図、第4図は内視鏡の管
路系を示す概略図、第5図は第2実施例による内視鏡管
路洗浄装置の構造を示す断面図、第6図は第5図のvi
−v+線に沿う図、第7図は第3実施例による内視鏡管
路洗浄装置の構造を示す断面図、第8図は第4実施例に
よる内視鏡管路洗浄装置の一部の断面図である。 1.11・・・内視鏡、2,12・・・操作部、3゜1
3・・・挿入部、9,19・・・連結コード、22゜2
4.26・・・シリンダ、32,34,36,52゜6
2・・・フランジ部、40・・・コネクタ装置、41 
a 。 41b・・・チューブ、42・・・供給流体切換接続口
部、44・・・吸引流体切換接続口部、46・・・ガス
シリンダ栓、48・・・本体、50・・・スライダ、7
2゜74−・・洗浄液流通路、76.94a、94b9
4 c−・・環状溝、78.96a、96b。 96c・・・半径方向通路、80・・・オリフィス、8
4・・・ノズル口、88・・・位置決めピン、9o・・
・先端部材。 出願人代理人 弁理士 坪井  淳

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内視鏡操作部に設けられた供給流体切換シリンダおよび
    吸引流体切換シリンダの各開口部にそれぞれ接続される
    接続口部を有し、供給流体切換シリンダおよび吸引流体
    切換シリンダにそれぞれ接続される挿入部側およびコネ
    クタ側管路にこれらの各接続口部から洗浄液を送液する
    内視鏡管路洗浄装置において、少なくとも1つの接続口
    部に、挿入部側管路とコネクタ側管路とに配分する洗浄
    液量を調節する調節手段を設けたことを特徴とする内視
    鏡管路洗浄装置。
JP2168108A 1990-06-26 1990-06-26 内視鏡管路洗浄装置 Pending JPH0458934A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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