JP2007313010A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 視覚的な発光装飾性の向上を図ると共に、スペース的な制約もなく設計の自由度が向上するようにする。
【解決手段】 発光装飾用の装飾レンズ40と、装飾レンズ40の後方に配置された発光体46aとを備え、装飾レンズ40に放音口58を形成すると共に、放音口58に対応して後方にスピーカ23を配置し、装飾レンズ40とスピーカ23との間に光透過性を有する放音ダクト59を設け、放音ダクト59に光を照射してその乱反射により放音ダクト59を発光させる発光手段61を設ける。
【選択図】 図9

Description

本発明は、スロットマシン等の遊技機、取り分けその発光式の装飾レンズに形成された放音口の周辺の部分を発光させるようにしたものである。
スロットマシン等の遊技機では、筐体の前側に開閉自在に装着された前面パネルの上下方向の中間に、各種の操作ボタンが設けられた操作パネル部を配置すると共に、この操作パネル部の上側に、複数個の図柄表示リールを有する表示リールユニット等の遊技図柄表示手段に対応する表示窓を配置し、遊技図柄表示手段を取り囲むようにその左右両側等に発光装飾手段を配置し、また上部の左右両側にスピーカを配置している(特許文献1、2)。
発光装飾手段は遊技状態を視覚的に演出するものであって、発光体からの光を装飾レンズに照射して、その装飾レンズで光を乱反射させて装飾レンズを発光させるようにしている。一方、スピーカは遊技状態を聴覚的に演出するものであり、放音口から前方に効果音を出すようになっている。
特開2003−225353号公報 特開2004−16320号公報
従来の遊技機では、スピーカの前側に装飾カバーを装着しているが、装飾カバー自体を発光させることはできず、このため前面パネルの上部側の発光装飾性が低下する欠点がある。
またスピーカを前面パネルの上部の左右両側に配置した場合には、スピーカの装飾カバーを避けて発光装飾手段を設ける必要がある。このため前面パネルの上部にリール式その他の遊技図柄表示手段を配置する場合には、スピーカ、発光装飾手段によってスペースが極端に制約されて、遊技図柄表示手段を大型化できない等、設計の自由度が低下する欠点がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、視覚的な発光装飾性の向上を図ると共に、スペース的な制約もなく設計の自由度が向上する遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、発光装飾用の装飾レンズ40と、該装飾レンズ40の後方に配置された発光体46aとを備えた遊技機において、前記装飾レンズ40に放音口58を形成すると共に、該放音口58に対応して後方にスピーカ23を配置し、前記装飾レンズ40と前記スピーカ23との間に光透過性を有する放音ダクト59を設け、該放音ダクト59に光を照射してその乱反射により該放音ダクト59を発光させる発光手段61を設けたものである。
本発明では、視覚的な発光装飾性の向上を図ると共に、スペース的な制約もなく設計の自由度が向上する利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図面は本発明をスロットマシンとして具現化した実施例を例示している。図1〜図3において、1は遊技機本体であり、筐体2と、この筐体2の前側に配置された矩形状の前面パネル3とを備えている。筐体2は前側が開放する箱形に形成されており、その前側を開閉自在に閉鎖するように前面パネル3が装着されている。
筐体2内には、図2に示すように、上部に左右方向に複数個の図柄表示リール5a〜5cを有する表示リールユニット6が設けられ、、下部にメダル払い出し装置7、メダル補助ケース8、電源基板ケース9が設けられ、上下方向の中間に主制御基板ケース10が設けられている。表示リールユニット6は筐体2の中間棚11上に着脱自在に装着されており、この表示リールユニット6により、複数個の遊技図柄を変動表示可能な第1の遊技図柄表示手段が構成されている。
メダル払い出し装置7は、図2に示すように払い出し用のメダルを貯留するメダルホッパー12と、メダルホッパー12内のメダルを払い出すメダル払い出し手段13と、メダルホッパー12から溢れたメダルをメダル補助ケース8側に排出する余剰メダル排出口14等を備え、底板15上に着脱自在に装着されている。
前面パネル3は骨格体を構成するパネル体16を備え、このパネル体16は左右一端側のヒンジ手段(図示省略)を介して筐体2に開閉自在に装着されている。前面パネル3の上部側には、図1、図3に示すように、矩形状の第1表示窓17と第2表示窓18とが上下に配置されると共に、その左右両側等の所定位置に、遊技状態を発光により視覚的に演出し装飾する第1〜第4発光装飾手段19〜22と、遊技状態を放音により聴覚的に演出する上スピーカ23とが配置されている。
前面パネル3の上下方向の中間部には、その上部に上操作パネル部24、前操作パネル部25、前面に装飾パネル26を有する前カバー27が配置されている。また前面パネル3の下部には、メダル排出口28、メダル受け皿29、灰皿30、下スピーカ31等が配置されている。
第1表示窓17は、筐体2側の図柄表示リール5a〜5cに対応して矩形状に形成されており、遊技者はこの第1表示窓17を介して図柄表示リール5a〜5cを前側から視認可能となっている。第2表示窓18は、前面パネル3の裏側に装着された液晶表示ユニット32に対応して、第1表示窓17よりも大型の矩形状に形成されており、遊技者はこの第2表示窓18を介して液晶表示ユニット32の表示画面を前側から視認可能となっている。
なお、液晶表示ユニット32は、複数個の遊技図柄を変動表示可能な第2の遊技図柄表示手段と、その他の演出図柄等を可変表示する表示手段とを兼用しているが、その何れか一方の専用でもよい。また液晶表示ユニット32に代えて表示リールユニットを設けてもよい。
上操作パネル部24には、その左右方向の一端側に1ベットボタン33、マックスベットボタン34、キャンセルボタン35が設けられ、他端側に遊技媒体としてのメダルを投入可能なメダル投入口手段36が設けられている。
前操作パネル部25には、図柄表示リール5a〜5cの回転を開始させるためのスタートレバー37、回転中の図柄表示リール5a〜5cを夫々個別に停止させるためのストップボタン38a〜38c、メダル投入口手段36内に詰まったメダルを返却させるための返却ボタン39等が設けられている。
第1発光装飾手段19は第1表示窓17の左右両側に、第2発光装飾手段20は第2表示窓18の左右両側に夫々上下方向に配置され、第3発光装飾手段21は上下の第1表示窓17と第2表示窓18との間に、第4発光装飾手段22は上下の第1発光装飾手段19と第2発光装飾手段20との間に夫々左右方向に配置されている。そして、各発光装飾手段19〜22はその発光により、そのときの遊技状態を視覚的に演出するようになっている。上スピーカ23は第1発光装飾手段19の裏側に配置されている。
なお、各発光装飾手段19〜22は、図外の発光制御手段により、そのときの遊技状態に応じて複数種類の発光パターンの何れかを選択して、その選択された発光パターンに従って点滅発光その他の発光形式により制御されている。
第1発光装飾手段19、第2発光装飾手段20は、前面パネル3の左右両側に上下方向に一列状に設けられており、図3〜図10に示すように、前面側に配置された発光装飾用の装飾レンズ40,41と、この装飾レンズ40,41の後方に配置された発光手段42,43とを有する。発光手段42,43は、基板44,45に装着された1個又は複数個の発光体46a,47a、46b,47bと、基板44,45の前面側に配置された反射板48,49と、反射板48,49側を前から覆う発光カバー50,51とを備え、基板取り付け台52,53を介して凹部54内でパネル体16に固定されている。
なお、後述の各装飾レンズ55,68、発光体63,73,79と同様に、装飾レンズ40,41は光透過性を有する無色透明又は着色透明の合成樹脂材料等により構成され、発光体46a,47a、46b,47bはLED、その他の発光素子により構成されている。
装飾レンズ40,41は、図6〜図9に示すように、左右方向に対して前内向きに傾斜する第1レンズ部40a,41aと、この第1レンズ部40a,41aの外端側の小さく湾曲する境界部から後外側へと鋭角方向に屈曲し且つ前外向きに傾斜する第2レンズ部40b,41bとを有し、境界部側が前側に突出する横断面三角形状に形成されている。従って、装飾レンズ40,41は、前内向きの第1レンズ部40a,41aの左右幅が前外向きの第2レンズ部40b,41bよりも大である。なお、装飾レンズ40,41は、第4発光装飾手段22の装飾レンズ55を介して一体に構成され、パネル体16の内外両側の縦壁56に前側から当接してネジ等により固定されている。
装飾レンズ40,41には、その内部側が透視し難くなり、しかも光の乱反射により各レンズ部40a,41a、40b,41bが光の乱反射により発光するように、内面側の略全面に乱反射部40c,41c、40d,41dが形成されている。例えば、第1レンズ部40a,41a側の乱反射部40c,41cは縦横の細かい格子模様の凹凸面に、第2レンズ部40b,41b側の乱反射部40d,41dは横の細かい格子模様の凹凸面になっている。なお、乱反射部40c,41c、40d,41dは、細かい凹凸形状の他、梨子地等のように細かい凹凸を有する粗面状に形成してもよい。
基板44,45には第1レンズ部40a,41aに対応する複数個の第1発光体46a,47aと、第2レンズ部40b,41bに対応する複数個の第2発光体46b,47bとが装着され、装飾レンズ40,41の第1レンズ部40a,41aに対向して、その第1レンズ部40a,41aと略平行に配置されている。
反射板48,49は第1発光体46a,47aと第2発光体46b,47bとの中間から前側へとく字状に屈曲しており、その先端が第1レンズ部40a,41aと第2レンズ部40b,41bとの境界側に近接している。そして、反射板48,49は、図11に発光手段42側を例示するように、屈曲部48a,49aを除く部分が第1発光体46a,47aの周辺で基板44,45の前面に当接しており、その当接部分に第1発光体46a,47aに対応して形成された開口48b,49baから第1発光体46a,47aが前側に露出している。
反射板48,49はその前面が第1発光体46a,47a用の第1反射部48c,49cとなっている。また反射板48,49の屈曲部48a,49aは第2発光体46b,47bに対応しており、その裏面が第2発光体46b,47bからの光を第2レンズ部40b,41bへと反射させる第2反射部48d,49dとなっている。
発光カバー50,51は第1発光体46a,47aからの光の乱反射により、その全面側が発光するように内面側の略全面に乱反射部(図示省略)が形成されており、左右両端を含む外周部分が反射板48,49に当接して、この反射板48,49を前側から覆うように設けられている。なお、乱反射部は細かい凹凸状、粗面状等に形成されている。
発光カバー50,51は後方に突出し基板44,45、反射板48,49を貫通する1個又は複数個の取り付けボス50a,51aを有し、その取り付けボス50a,51aがネジ50b,51bにより基板取り付け台52,53に固定されている。基板取り付け台52,53は後方に突出する1個又は複数個の取り付けボス52a,53aを有し、その取り付けボス52a,53aが縦壁56間の凹部54内でパネル体16に着脱自在に固定されている。なお、基板44,45、反射板48,49、発光カバー50,51、基板取り付け台52,53は、その一部がパネル体16の凹部54内に入り込んでいる。
このように構成すれば、第1発光体46a,47aが発光したときに、この第1発光体46a,47aと装飾レンズ40,41の第1レンズ部40a,41aとの間の発光カバー50,51が光の乱反射によって発光し、この発光カバー50,51で拡散した光が第1レンズ部40a,41aの乱反射部40c,41cに照射するため、第1レンズ部40a,41aを発光させることができる。また発光カバー50,51があるため、第1レンズ部40a,41a側での部分的な明るさのバラツキを極力防止でき、その全体を略均一に発光させることができる。
反射板48,49の前面が第1発光体46a,47a用の第1反射部48c,49cとなっているため、発光カバー50,51で反射した光を再度発光カバー50,51側へと反射させることができ、第1反射部48c,49cがない場合に比較して第1レンズ部40a,41a側を明るくすることができる。
また第2発光体46b,47bが発光すると、その光が第2反射部48d,49dを介して装飾レンズ40,41の第2レンズ部40b,41bに照射し、第2レンズ部40b,41bが前内向きの第1レンズ部40a,41aとは異なる外前向きであるにも拘わらず、その第2レンズ部40b,41bを第2発光体46b,47bからの光によって容易且つ確実に発光させることができる。
しかも、第2反射部48d,49dにより第2発光体46b,47bからの光を第2レンズ部40b,41bへと反射させるようにしているので、第2発光体46b,47bを第1発光体46a,47aと共に1個の基板44,45に装着でき、構造的に簡素化することができる。また1個の反射板48,49を第1発光体46a,47a用と第2発光体46b,47b用とに兼用しているので、両反射部48c,49c、48d,49dを別々に設ける場合に比較して構造を更に簡単にすることができる。
上スピーカ23は、図3〜図5、図9、図10に示すように、第1発光装飾手段19の第1レンズ部40aに対応してパネル体16の裏側に装着されている。即ち、第1発光装飾手段19の装飾レンズ40には、その第1レンズ部40aの上下方向の中間に放音口58が形成され、また上スピーカ23側へと凹部54内に突出する角筒状の放音ダクト59が放音口58の裏側に対応して一体に形成されている。
放音口58には左右方向の前後の横桟58a,58bが上下方向に交互に配置されている。放音ダクト59は後端が上スピーカ23に近接するように装飾レンズ40と上スピーカ23との間に配置されており、この放音ダクト59の後端とパネル体16との間に多孔板60が介在されている。放音ダクト59の外側方で第1発光装飾手段19の発光手段42の裏側には、放音ダクト59に光を照射して発光させるための発光手段61が配置され、また放音ダクト59の外周面には、発光手段61からの光を乱反射させる乱反射部59aが略全面に形成されている。
乱反射部59aは前後方向の凹凸筋を幅方向に多数形成して成り、装飾レンズ40の前側から見たときに、第1レンズ部40aの放音口58の周縁部分で放音ダクト59が発光するようになっている。なお、乱反射部59aは細かい縦横模様、横模様、縦模様等の凹凸を有する凹凸状、梨子地等の凹凸を有する粗面状に形成してもよい。
発光手段61は基板62に装着された1個又は複数個の発光体63を有し、その基板62は放音ダクト59と反対側に配置された基板取り付け台64の側面にネジ65等により固定されている。基板取り付け台64は、図12に示すように、上下一対の係合爪66aと、その間に配置された取り付けボス66bとを有し、基板62が放音ダクト59の側面と略平行となり且つ発光体63が放音ダクト59の一側面に近接するように、放音ダクト59の外側近傍でパネル体16の凹部54内に係合爪66a、ネジ66c等により固定されている。
なお、第1発光装飾手段19の発光手段42には、図6、図11に示すように、放音ダクト59に対応して切欠き部67が形成されている。即ち、基板取り付け台52、反射板48には放音ダクト59に対応する切欠き部67が形成されており、その切欠き部67に放音ダクト59が配置されている。基板44、発光カバー50は放音ダクト59を避けて上下に二分割されており、その個々が1個の基板取り付け台52に固定されている。
このように構成すれば、発光体63が発光したときに、その光が放音ダクト59に対して側方から照射し、その乱反射部59aで乱反射するため、前側から見た場合に放音口58の周縁部分で放音ダクト59自体が発光する。従って、装飾レンズ40の裏側に上スピーカ23を配置しているにも拘わらず、第1発光装飾手段19の発光装飾性を向上させることができる。
また装飾レンズ40の後方に上スピーカ23を配置できるため、第1発光装飾手段19と上スピーカ23とを離して設ける必要がなく、前面パネル3の上部側の設計の自由度が著しく向上する利点がある。しかも発光手段61が第1発光装飾手段19の発光手段42の裏側にあるため、この発光手段42の基板取り付け台64等で発光手段61を前側から覆うことができ、基板取り付け台64等が遮光板となって、発光体63から第1発光装飾手段19の装飾レンズ40側への光を遮光し、その光の漏れを防止することができる。
第3発光装飾手段21と第4発光装飾手段22は、上下幅が狭く左右方向に長い帯状に構成されている。そして、第3発光装飾手段21は第1表示窓17を有する上部パネル17aと、パネル体16に形成された第2表示窓18用の窓枠18aとの間に、第4発光装飾手段22は第1発光装飾手段19と第2発光装飾手段20との間に夫々配置され、図3に示すように正面視において前面パネル3の左右両端間に略直線状に設けられている。
第3発光装飾手段21は、図13、図15に示すように、後側が開放し左右方向に長く構成された箱状の装飾レンズ68と、この装飾レンズ68の裏側に配置された発光手段69とを備えている。装飾レンズ68はその前端部側の内面に、発光手段69からの光の乱反射により発光させる乱反射部68aが形成されている。そして、装飾レンズ68は上部パネル17aと窓枠18aとの間でパネル体16の挿入孔70に裏側から挿入され、その後端から下方に突出する取り付け部68bがパネル体16の窓枠18aの後側にネジ71により固定されている。なお、装飾レンズ68は上部パネル17a、窓枠18aよりも若干突出している。
発光手段69は板面を上下にして左右方向に水平状に配置された基板72と、この基板72の前端部の下面側に左右方向に所定間隔をおいて装着された複数個の発光体73と、上側に基板72がネジ72a等により固定された基板取り付け台74とを備え、基板取り付け台74の前端部に、発光体73からの光を装飾レンズ68の乱反射部68aへと反射させる反射部74aがその左右方向の略全長にわたって設けられている。反射部74aは基板取り付け台74の上面から前下りに傾斜する傾斜面により構成されている。
基板72、基板取り付け台74の前部側は、発光体73、反射部74a側を含む部分が装飾レンズ68に裏側から挿入され、その状態で基板取り付け台74が左右方向の中央部、両端部のネジ等により装飾レンズ68に固定されている。基板72の後部側は装飾レンズ68から後方に突出しており、その突出部分の上面にIC等の制御素子83が装着されている。制御素子83は発光体73及び第4発光装飾手段22の発光体79の点滅を制御するようになっている。
このように構成すれば、発光体73が発光したときに、その光が基板取り付け台74の反射部74aを介して装飾レンズ68の乱反射部68aへと照射し、その乱反射部68aで光が乱反射するため、前側から見た場合に第3発光装飾手段21の装飾レンズ68を左右方向の帯状に発光させることができる。
また基板取り付け台74の前端部側に反射部74aがあり、基板72の下面側の発光体73からの光をその反射部74aで装飾レンズ68の乱反射部68aへと前側に反射させるようにしているので、基板取り付け台74と別に反射部74aを設ける場合に比較して、第3発光装飾手段21の構造を簡単にできると共に、第3発光装飾手段21の上下幅を薄く構成でき、幅の狭い箇所にでも第3発光装飾手段21を配置することができる。しかも装飾レンズ68を箱状に構成しているため、装飾レンズ68が帯状であるにも拘わらず、その強度が向上し取り扱いを容易に行うことができる。
第4発光装飾手段22は、図14、図16、図17に示すように、前面側に配置された装飾レンズ55と、この装飾レンズ55の裏側に配置された発光手段76と、上下の各発光手段76の間を遮光する遮光ケース77とを備えている。装飾レンズ55はその上下の発光装飾手段19,20の装飾レンズ40,41の各レンズ部40a,41a、40b,41bに対応して横断面三角形状に一体に形成されており、その内面側に、発光手段76からの光の乱反射により発光させる乱反射部55aが形成されている。なお、装飾レンズ55は、その上下の装飾レンズ40,41よりも若干前側に突出している。
発光手段76は前端側が装飾レンズ55の内面形状に沿って三角形状に形成され且つ板面を上下にして略水平状に配置された基板78と、この基板78の前端部の前内向き縁部の下面側に左右方向に所定間隔をおいて装着された複数個の発光体79と、上側に基板78がネジ78a等により固定された基板取り付け台80とを備え、基板取り付け台80の前端部の前内向き縁部に、発光体79からの光を装飾レンズ55の乱反射部55aへと反射させる反射部80aがその略全長にわたって設けられている。反射部80aは基板取り付け台80の上面から前下りに傾斜する傾斜面により構成されている。基板取り付け台80はパネル体16の挿入孔70に裏側から挿入され、その後端外周の取り付け部80bがパネル体16にネジ80cにより固定されている。基板78はコネクタ等を介して第3発光装飾手段21の基板72に接続されている。
遮光ケース77は後部側が発光手段76に着脱自在に外嵌する偏平な矩形筒状であって、その前側に上下一対の板状の遮光部77aが設けられている。遮光部77aは装飾レンズ55の上下両端部に対応しており、その前端が装飾レンズ55の裏側に近接して配置され、発光手段76からの上下の装飾レンズ40,41への光、上下の発光手段42,43から装飾レンズ55への光を相互に遮光するようになっている。
このように構成すれば、発光体79が発光したときに、その光が基板取り付け台80の反射部80aを介して装飾レンズ55の乱反射部55aへと照射し、その乱反射部55aで光が乱反射するため、前側から見た場合に第4発光装飾手段22の装飾レンズ55の前内向き部分を左右方向の帯状に発光させることができる。
また基板取り付け台80の前端部側に反射部80aがあり、基板78の下面側の発光体79からの光をその反射部80aで装飾レンズ55の乱反射部55aへと前側に反射させるようにしているので、第3発光装飾手段21と同様に第4発光装飾手段22の構造を簡単にでき、その上下幅を薄く構成できる。
しかも装飾レンズ55は第1発光装飾手段19、第2発光装飾手段20の装飾レンズ40,41と一体であるため、夫々を別々に構成する場合に比較して構造を簡単にでき、強度も容易に確保できる。更に発光手段76の上下には遮光ケース77の遮光部77aがあるため、第4発光装飾手段22とその上下の各発光装飾手段19,20との相互間での光の漏れを容易に防止することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では第1発光装飾手段19、第2発光装飾手段20の装飾レンズ40,41は、前内向きの第1レンズ部40a,41aと前外向きの第2レンズ部40b,41bとを傾斜状に備えた構造になっているが、第1レンズ部40a,41a、第2レンズ部40b,41bは異なる部分、向きであれば十分であり、また概ね直線状に傾斜する形状の他、円弧状、凹凸面状等に構成することも可能である。第1発光装飾手段19、第2発光装飾手段20は左右逆向きに設けてもよい。
その他、第1レンズ部40a,41aと第2レンズ部40b,41bとを備えた装飾レンズ40,41であれば、その各レンズ部40a,41a、40b,41bが左右方向、斜め方向、上下方向の何れに配置される場合でも、装飾レンズ40,41の長短を問わず、第1発光装飾手段19、第2発光装飾手段20と同様に実施することも可能である。
放音ダクト59が角筒状の場合、それを発光させる発光手段61は放音ダクト59の各面に対応して設けてもよいし、隣り合う2面に設けてもよい。勿論、放音ダクト59は角筒以外の形状でもよく、その場合には、放音ダクト59に対して周方向に1個又は複数個の発光手段61を配置すればよい。
放音ダクト59の乱反射部59aは、その内周面に設けてもよいし、外周面と内周面との両方に設けてもよい。放音ダクト59の後端面又は前端面に乱反射部59aを設けて、放音ダクト59の後端から直接又は導光手段を介して間接的に乱反射部59aへと光を照射するように発光手段61を設けてもよい。装飾レンズ40と放音ダクト59は別体でもよい。発光手段61の前側に、第1発光装飾手段19の発光手段42とは別に遮光板を設けてもよい。上スピーカ23、放音ダクト59等は第2発光装飾手段20の裏側に設けてもよい。
第3発光装飾手段21、第4発光装飾手段22は上下逆に設けてもよい。第4発光装飾手段22の装飾レンズ55の前面側は湾曲状、凹凸状でも良く、その湾曲面、凹凸面に乱反射部を設けることにより、同様に発光させることができる。その場合には、湾曲面、凹凸面に沿って基板取り付け台80側に連続的に反射部80aを形成してもよいし、多数の反射部80aを屈曲状に形成してもよい。また左右幅の狭い装飾レンズ55,68を上下方向、斜め方向に配置する場合にも、第3発光装飾手段21、第4発光装飾手段22と同様に実施できる。
また遊技媒体としてメダルを使用するスロットマシンを例示しているが、メダル以外の遊技媒体を使用するものでもよい。更にパチンコ機その他の弾球遊技機、又はスロットマシン、弾球遊技機以外の遊技機においても同様に実施することが可能である。
本発明の一実施例に係るスロットマシンの全体斜視図である。 筐体側の正面図である。 前面パネルの上部側の正面図である。 第1、第2発光装飾手段側の左側面断面図である。 第1、第2発光装飾手段側の右側面断面図である。 要部の分解斜視図である。 第1発光装飾手段側の平面断面図である。 第2発光装飾手段側の平面面図である。 放音ダクト側の平面断面図である。 放音ダクト側の正面断面図である。 (A)は第1発光装飾手段の発光手段の平面図、(B)はその側面図である。 発光手段の側面図である。 第3発光装飾手段側の側面断面図である。 第4発光装飾手段側の側面断面図である。 (A)は発光手段の平面断面図、(B)はその正面断面図である。 第4発光装飾手段の発光手段の平面断面図である。 第4発光装飾手段の発光手段の正面断面図である。
符号の説明
23 スピーカ
40,41,55,68 装飾レンズ
40a,41a 第1レンズ部
40b,41b 第2レンズ部
42,43,61,69,76 発光手段
44,45,72,78 基板
46a,46b,47a,47b,63,73,79 発光体
48c,49c,48d,49d,74a,80a 反射部
48b,49b 開口
50,51 発光カバー
52,53,64,74,80 基板取り付け台
55a,59a,68a,74a,80a 乱反射部
58 放音口
59 放音ダクト

Claims (4)

  1. 発光装飾用の装飾レンズ(40)と、該装飾レンズ(40)の後方に配置された発光体(46a)とを備えた遊技機において、前記装飾レンズ(40)に放音口(58)を形成すると共に、該放音口(58)に対応して後方にスピーカ(23)を配置し、前記装飾レンズ(40)と前記スピーカ(23)との間に光透過性を有する放音ダクト(59)を設け、該放音ダクト(59)に光を照射してその乱反射により該放音ダクト(59)を発光させる発光手段(61)を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記装飾レンズ(40)と前記放音ダクト(59)とを一体に形成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記発光手段(61)を前記放音ダクト(59)の側方近傍に配置し、前記発光手段(61)からの光を乱反射して発光させるための乱反射部(59a)を前記放音ダクト(59)の外周面及び/又は内周面に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記放音ダクト(59)の外周に、前記発光手段(61)から前記装飾レンズ(40)側への光を遮光する遮光板(52)を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
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