JP2007312963A - マスクの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マスクの製造方法であって、材料の無駄を無くすこと、並びに、装着性が容易であり、且つ、着用感の優れた耳掛用シートを備えたマスクの製造方法を提供する。
【解決手段】第1耳掛用シート1Aの第1側縁11より、切断線CLに向けて切断部SL1を形成するとともに、第2耳掛用シート2Aの第2側縁12より、切断線CLに向けて切断部SL2を形成する。上記耳掛用シートに対して、流れ方向に沿って一定の張力を作用させることにより、切断部SLを拡張する。耳掛用シート1A、2Aの基端部bpは、本体シート20の側縁部21、22に配置され、接合される。この結果、切断部の内側縁とマスク本体の側縁とによって、耳を通すための開口Hが区画形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、口元を覆うマスク本体および耳を通す耳掛部とからなるマスクの製造方法に関するものである。
従来の使い捨てマスクとして、耳掛部が高伸縮性のシート状繊維材料であって、耳を通すための環状部を形成することにより、着用感に優れたマスクについて開示されている(特許文献1)。しかし、特許文献1では、耳を通すための環状部を形成するために、シート状繊維材料を切り抜く必要があり、使用材料に無駄が生じる問題があった。
一方、そのようなトリムロスを無くす目的で、耳に掛ける環状部の変わりに、耳掛シートに対して切込線を設けることで切れ目を形成し、切れ目に耳を通して使用するマスクおよびその製造方法が開示されている(特許文献2)。

特開平7−275384号 特開2001−198231号
しかし、特許文献2のような耳掛用シートでは、切れ目に耳を通さなければならないため、装着が極めて困難である。その上、切れ目であるため、開口の大きさが耳を通すために十分確保されているとは言えず、切れ目縁部によって着用感が著しく損なわれる。
そこで、本発明の課題は、マスクの製造方法であって、本体用シートと、材料の無駄が少なく且つ着用感の優れた耳掛用シートとを接合して形成されるマスクの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、耳掛用シートとなるウェブシートを搬送するウェブシート搬送工程、前記ウェブシートの流れ方向に沿って、所定間隔離間して、前記ウェブシート上の一方側縁から他方側縁に向けて切断部を形成する切断部形成工程、前記ウェブシートの切断部を、流れ方向に沿って広げる切断部拡張工程、を含むマスクの製造方法によって、マスクを製造することを特徴とする。
上記構成において、切断部形成工程により、耳開口を形成するための無駄なトリムを生じることが無い上、切断部拡張工程により、耳を通すための開口部を十分な大きに形成することができるため、装着性および着用感に優れる耳掛用シートを備えたマスクが製造可能となる。
また、当該耳掛用シートは、耳掛用シートとなるウェブシートを搬送するウェブシート搬送工程、前記ウェブシートが所定の切断線に沿って切断され幅方向に分割される、シート切断工程、前記ウェブシートの流れ方向に沿って、所定間隔離間して、前記ウェブシート上の両側縁近傍から切断線に向けて切断部を形成する切断部形成工程、前記ウェブシートの切断部を、流れ方向に沿って広げる切断部拡張工程、を含むマスクの製造方法を採用することもできる。
上記構成により、ウェブシートから対向一対の耳掛用シートが同時に形成されるため、生産効率が向上する。
さらに、本発明におけるマスクの製造方法は、マスク本体となる本体シートを搬送する本体シート搬送工程、上記構成からなる耳掛用シートを搬送する耳掛用シート搬送工程、前記耳掛用シートの基端部を、本体シート側縁に接合することによって複合シートを形成する複合シート形成工程、前記複合シートから、マスク本体の外形線に沿ってマスクを切り出すマスク切り出し工程、を含むマスクの製造方法が好適である。
上記構成により、連続的に供給される本体シートの両側縁において、連続的に供給される耳掛用シートが接合され、個々のマスクが連続的に製造されるため、材料の無駄が無く、装着性および着用感に優れたマスクを、効率よく製造することができる。
上述のように、当該マスクの製造方法によれば、材料の無駄が無い上に、耳に掛けるための十分な開口が形成されるため、装着が容易であり、且つ、着用感の優れる耳掛用シートを備えたマスクの製造を連続的に行なうことができる。
以下、本発明の実施形態に係るマスク1を図面に基づいて説明する。図1は、口元を覆うマスク本体2と、このマスク本体2の両側に接合された耳掛部3R、3Lとを備えるものである。
マスク本体2は、右半分2Rと左半分2Lとが接合される中心線が円弧状で表側に膨らむ立体形状とされており、通気性、柔軟性を有するアウターシート4とインナーシート6との間にフィルタエレメント5を挟み込んだ状態で一体化された構造となっている。
具体的には、アウターシート4とインナーシート6には、樹脂性のウェブシートが用いられており、フィルタシート5には、極細の樹脂繊維からなる不織布シートが用いられているが、他のものでもよい。それらのシートは、その外縁をS1およびS2の接合線により接合され、右半分2Rと左半分2LとがS3の接合線により接合されている。
本実施例において、耳掛部3R、3Lは、一層のウェブシートが所定の形状に切断され、マスク本体の側縁部において接合線S1により接合される。この結果、耳掛部の内側縁とマスク本体の側縁とによって、耳を通すための開口Hが区画形成される。
以下、本体用シートと、耳掛部3となる耳掛用シートとを接合して形成されたマスクの製造方法の一実施形態について説明する。なお、必要に応じて図1の符号を引用する。
先ず、図2に示すように、第1側縁11および第2側縁12を有する長尺のウェブシート10が、流れ方向(図中の矢印方向)に沿って連続的に送られる(ウェブシート搬送工程)。
次に、ウェブシート10の一面において、サインカーブ状の切断線CLに沿って、ウェブシート10を切断する(シート切断工程)。これにより、ウェブシート10は、第1側縁11を有する第1耳掛用シート1Aと第2側縁12を有する第2耳掛用シート2Aとに分割される。耳掛用シート1Aおよび2Aは、それぞれ凸状部が交互に形成され、それぞれの凸状部apは基端部bpにおいて連なる。
なお、本実施例においては、一定周期(λ1)のサインカーブ状切断線CLに沿って切断を行なう。
次に、図3に示すように、第1耳掛用シート1Aの第1側縁11より、切断線CLに向けて切断部SL1を形成する。この時、切断部SL1は、流れ方向にλ1ずつ離間して形成される。同様に、第2耳掛用シート2Aの第2側縁12より、切断線CLに向けて切断部SL2を、流れ方向にλ1ずつ離間させて形成する(切断部形成工程)。
本実施例において、切断部SL1およびSL2は、カッタ等の刃物を有する加工手段によって形成される切り目形状(スリット)となる。
この時、切断部SL1およびSL2は、第1側縁11および第2側縁12から凸状部apの内方にかけて位置し、切断線CLと切断部SL1およびSL2の一端との間に頂部tpが形成される。
なお、切断部形成工程は、シート切断工程よりも先に行なわれてもよいし、シート切断工程と略同時に行なわれてもよい。
次に、図4(a)〜(c)に示すように、第1耳掛用シート1Aに対して、流れ方向に沿って一定の張力を作用させることにより、切断部SL1を広げる。同様に、第2耳掛用シート2Aに対して、流れ方向に沿って一定の張力を作用させることにより、切断部SL2を搬送方向に広げる(切断部拡張工程)。
このとき、図4(a)〜(c)に示すように、切断線の波長がλ1である耳掛用シートは、切断部の側縁側端部e1、e2を流れ方向に沿って広げることによって、所定の波長λ2となるように、それぞれ広げられる。このとき、波長λ2は、マスク本体2の側縁の長さに対応する長さとする。
本実施例において、前記サインカーブ状の切断線CLは、最終的なマスク本体2のサイズに応じて、振幅や波長を自由に設定することができる。
また、本実施例において、切断部SL1およびSL2は切り目形状(スリット)であるが、ダイカット等によって一部切り取られた形状であってもよいし、ミシン目状であってもよい。
本実施例において、シート切断工程の後、切断部形成工程の前に、第1耳掛用シート1Aおよび第2耳掛用シート2Aが、流れ方向に対して垂直方向に離間してもよい。これにより、第1耳掛用シート1Aと第2耳掛用シート2Aが相互に干渉することを防止することができる。
さらに、切断部拡張工程は、第1耳掛用シート1Aと第2耳掛用シート2Aに対して略同時に行なわれてもよいし、別々に行なわれてもよい。
図5は、アウターシート14とインナーシート16、および両シート間に積層されるフィルタシート15から構成される本体用シート20の両側縁部において、上記第1耳掛用シート1Aおよび第2耳掛用シート2Aの基端部bpが接合される概略図である。
図6(a)に示すように、本発明に係るマスクの製造方法は、先ずマスク本体2となる本体用シート20が搬送される(本体用シート搬送工程)。
次に、本体用シート20とは別に耳掛用シート1A、2Aが搬送され(耳掛用シート搬送工程)、本体用シート20の第1側縁部21に第1耳掛用シート1Aの基端部bpが配置され、第2側縁部22に第2耳掛用シート2Aの基端部bpが配置される(耳掛用シート配置工程)。
ここで、耳掛用シート配置工程よりも以前に、第1耳掛用シート1Aおよび第2耳掛用シート2Aは、それぞれの頂部tpが幅方向外向きとなって対向するように、位置合わせされているのが好ましい。
上記位置合わせは、一対の耳掛用シート1A、2Aの搬送位置を入れ替えることや、一方を反転させること、調整ローラを介して一方の搬送距離を長くする等、当業者にとって公知の方法であれば、どのような方法であってもよい。
次に、本体用シート20の両側縁部21、22および各耳掛用シートの基端部bpは、接合線S1により接合されるとともに、本体用シート20を構成するアウターシート14とインナーシート16、および両シート間に積層されるフィルタシート15が、接合線S2に沿って接合され、複合シート30が形成される(複合シート形成工程)。
本発明において、当該耳掛用シートは波長λ1の切断線CLに沿って切断され、波長λ2となるまで、切断部SLが流れ方向に拡張されている。そのため、本体シート20と各耳掛用シート1Aおよび2Aを接合して、複合シート30を形成したとき、本体シート20の側縁および耳掛用シートの切断部縁によって耳を通すための開口Hが区画形成される。
次に、図6(b)に示すように、複合シート30は幅方向の中心線に沿って二つ折りにされ、中心線近傍で円弧状の接合線S3により接合される。
そして、マスク本体2の外形線に沿って、マスク1を順次切り出す(マスク切り出し工程)。この結果、マスク1が完成する。
なお、本体シート20の両側縁部21、22および各耳掛用シートの基端部bpの接合部S1、S2、S3は、いずれもヒートシールやソニックシール、あるいはホットメルト等、公知の接着・溶着手段であればいずれであってもよい。
また、本体用シート20の両側縁部21、22と各耳掛用シートの基端部bpとの接合は、アウターシート14、インナーシート16、あるいはフィルタシート15のいずれかのシート間で接合されてもよいし、アウターシート14の外面側又はインナーシート16の内面側に接合されてもよい。
次に、本件マスクの製造方法に関する他の実施形態について説明する。
図7では、連続的に搬送される本体用シート20に対して、耳掛用シートを配置するより以前に、第1耳掛用シート1Aおよび第2耳掛用シート2Aは、それぞれの頂部tpが幅方向内向きとなって対向するように、位置合わせされている。
このとき、第1耳掛用シート1Aと第2耳掛用シート2Aの頂部tp同士が重なるときは、仮止めをするのが好ましい。これにより、第1耳掛用シート1Aと第2耳掛用シート2Aを一体とすることができ、搬送が容易となるからである。
また、耳掛用シート配置工程において、第1耳掛用シート1Aと第2耳掛用シート2Aの基端部bpが本体シート20の両側縁から幅方向に突出するように配置されてもよい。その後、本体シート20の両側縁部21,22を挟むように、基端部bpを折り込み、本体シート20と基端部bpを接合する。
本実施例により、両耳掛用シート1A、2Aの搬送が容易となると同時に、予め耳掛用シートが内面側に折り曲げられた状態となるため、最終商品として梱包する前に、耳掛用シートを折り曲げる工程を省くことができ、生産効率が向上する。
さらに、本件マスクの製造方法に関する他の実施形態について説明する。
図8は、マスク本体2の右半分2Rとなる本体シート半分体20aの一方側縁部23と、第1耳掛用シート1Aの基端部bpとを接合して、第1複合半シート30aを形成する。同様に、マスク本体2の左半分2Lとなる他の本体シート半分体20bの一方側縁部25と、第2耳掛用シート2Aの基端部bpとを接合して、第2複合半シート30bを形成するものである。
上記複合半シートを形成後、位置合わせを行い、耳掛用シートが接合されていない側縁部24と26とを接合する。
本実施例によれば、耳掛用シートは、位置合わせを行なう前に、本体シート半分体と接合されるため、位置合わせの際の搬送性がよく、容易且つ正確に所定の位置合わせを行なうことができる。
次に、本件マスクの製造方法に関する他の実施形態について説明する。
図9は、耳掛用シートとなるウェブシート10を連続的に搬送し、切断線CLに沿って切断する際、切断線CLに沿うように且つ交差しないように、少なくとも1本の弾性部材7が伸張状態で配置されるものである。
このとき、弾性部材7は切断線CLに対して、略平行に配置されるのが好ましい。これにより、見栄えのよい耳掛用シートとなるからである。
また、本実施例により、耳周りの略全周が伸縮可能となるため、着用時のフィット性が極めて高い耳掛用シートを安価に製造することができる。なお、弾性部材7として、糸ゴム、平ゴム、弾性フィルムあるいは弾性ホットメルト等、伸縮性を有するものであればいずれであってもよい。
さらに、本件マスクの製造方法に関する他の実施形態について説明する。
図10において、弾性部材7は、切断線CLに対して周期と波長は略同一であるが、振幅が小さい波形に沿って、ウェブシート10に配置されるものである。
これにより、第1耳掛用シート1Aと第2耳掛用シート2Aとは、凸状部apの頂部tp近傍において伸縮性を有し、基端部bp近傍において伸縮性を有さない耳掛用シートとなる。
従って、本実施例によれば、凸状部apの頂部tp近傍のみが伸縮性を有する耳掛用シートが形成されるため、耳周り全周を弾性部材によって締め付けることなく、着用感に優れている。
また、弾性部材7の使用量を低減することができ、製造コストを安価にすることができる。
また、図示しない他の実施例として、耳掛用シートとなるウェブシート10が弾性伸縮性を有するシートであってもよい。
さらに、ウェブシート10は、2枚以上のシートが積層されてなる積層シートであってもよく、前記積層シート間に弾性部材を挟み込んでもよい。また、前記積層シートは、不織布のような非伸縮性シートと弾性フィルムのような伸縮性シートを積層したものであってもよい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
従って、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明は、材料に無駄が無く、かつ着用感に優れた耳掛用シートを備えるマスクの製造に利用できる。
実施形態に係るマスクの一部を切り欠いた状態で示した全体斜視図 一実施形態に係る耳掛用シートの製造方法のウェブシート搬送工程およびシート切断工程を示した工程概念図 一実施形態に係る耳掛用シートの製造方法の切断部形成工程を示した工程概念図 (a)〜(c)一実施形態に係る耳掛用シートの製造方法の切断部拡幅工程を示した工程概念図 一実施形態に係るマスクの製造方法において、本体シートに耳掛用シートを配置する様子を示した工程概念図 (a)一実施形態に係るマスクの製造方法において、耳掛用シート配工程および複合シート形成工程を示した工程概念図(b)一実施形態に係るマスクの製造方法において、マスク切り出し工程を示した工程概念図 別の実施形態に係るマスクの製造方法の工程概念図 別の実施形態に係るマスクの製造方法の工程概念図 別の実施形態に係る耳掛用シートの製造方法の工程概念図 別の実施形態に係る耳掛用シートの製造方法の工程概念図
符号の説明
1 マスク
1A 第1耳掛用シート
2 マスク本体
2A 第2耳掛用シート
3R、3L 耳掛部
4 アウターシート
5 フィルタシート
6 インナーシート
7 弾性部材
10 ウェブシート
11 第1側縁
12 第2側縁
14 アウターシート
15 フィルタシート
16 インナーシート
20 本体シート
20a、20b 本体シート半分体
21 第1側縁部
22 第2側縁部
23〜26 側縁部
30a、30b 複合半シート
CL 切断線
SL 切断部
SL1 第1切断部
SL2 第2切断部
tp 頂部
bp 基端部
e1、e2 側縁側端部
H 開口
S1、S2、S3 接合線

Claims (11)

  1. 本体用シートと耳掛用シートとを接合して形成されるマスクの製造方法であって、
    耳掛用シートとなるウェブシートを搬送するウェブシート搬送工程、
    前記ウェブシートの流れ方向に沿って、所定間隔離間して、前記ウェブシートの一方側縁から他方側縁に向けて切断部を形成する切断部形成工程、
    前記ウェブシートの切断部を、流れ方向に沿って広げる切断部拡張工程、
    を含むマスクの製造方法。
  2. 本体用シートと耳掛用シートとを接合して形成されるマスクの製造方法であって、
    耳掛用シートとなるウェブシートを搬送するウェブシート搬送工程、
    前記ウェブシートを、所定の切断線に沿って切断して幅方向に分割するシート切断工程、
    前記ウェブシートの流れ方向に沿って、所定間隔離間して、前記ウェブシートの両側縁から切断線に向けて切断部を形成する切断部形成工程、
    前記ウェブシートの切断部を、流れ方向に沿って広げる切断部拡張工程、
    を含むマスクの製造方法。
  3. 前記シート切断工程において、前記切断線が所定の波形を描くことによって、凸状部と基端部を交互に連ねた一対の耳掛用シートを形成することを特徴とする請求項2記載のマスクの製造方法。
  4. 前記切断部形成工程において、凸状部内方に切断部を形成することを特徴とする請求項3記載のマスクの製造方法。
  5. 前記切断部拡張工程において、切断部の側縁側端部を流れ方向に沿って広げることによって、拡張後の波長が所定の長さとなるように拡張することを特徴とする請求項4記載のマスクの製造方法。
  6. 前記ウェブシート搬送工程において、ウェブシートに対して、伸縮性を付与するための弾性部材を配置する弾性部材配置工程を更に含むことを特徴とする請求項2乃至5記載のマスクの製造方法。
  7. 前記弾性部材配置工程において、弾性部材は前記切断線と交差せずに配置されることを特徴とする請求項6記載のマスクの製造方法。
  8. 前記弾性部材配置工程において、弾性部材は前記切断線と交差するように配置されることを特徴とする請求項6記載のマスクの製造方法。
  9. 本体用シートと耳掛用シートとを接合して形成されるマスクの製造方法であって、
    マスク本体となる本体用シートを搬送する本体用シート搬送工程、
    請求項3乃至8にかかる耳掛用シートを搬送する耳掛用シート搬送工程、
    前記耳掛用シートの基端部を、本体シート両側縁部に配置する耳掛用シート配置工程、
    前記本体シートおよび耳掛用シートの基端部を接合して複合シートを形成する複合シート形成工程、
    前記複合シートから、マスク本体の外形線に沿ってマスクを切り出すマスク切り出し工程、
    を含むマスクの製造方法。
  10. 前記耳掛用シート搬送工程において、一対の耳掛用シートが、凸状部先端を幅方向外方に向けて、相互に対向するように、一対の耳掛用シートの位置を変更することを特徴とする請求項9記載のマスクの製造方法。
  11. 前記耳掛用シート搬送工程において、一対の耳掛用シートが、凸状部先端を幅方向内方に向けて、相互に対向するように、一対の耳掛用シートの位置を変更することを特徴とする請求項9記載のマスクの製造方法。





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