JP2007312167A - 画像読取装置 - Google Patents

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宏樹 田中
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幸博 今泉
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Abstract

【課題】コストを上昇させることなく、読取速度の変動による画質の劣化を防止する画像読取装置を提供する。
【解決手段】各色用画素ラインセンサ401〜403が被写体投影光を受光すると、受光量を指標するアナログ信号である赤色信号、緑色信号及び青色信号を出力する。また、読取速度検出用画素センサ410は読取速度検出用目盛を読み取って、受光量を指標するアナログ信号である読取速度信号を出力する。
画像処理部116は、赤色信号、緑色信号、青色信号及び読取速度信号をデジタル信号に変換した後、読取速度信号を2値化して読取速度を検出する。そして、検出した読取速度に応じて赤色信号、緑色信号及び青色信号を補正する。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像読取装置に関し、特に、原稿の読取速度の変動に起因する画質の劣化を防止する技術に関する。
近年、広く普及しているデジタル複写機やデジタルスキャナは様々な走査方式にて原稿を読み取る。
例えば、原稿固定方式では、原稿台ガラス上に載置された原稿がランプ等によってスキャン露光され、順次投影された原稿像がラインセンサにて光電変換され、得られた電気信号が画像処理されて、画像データが生成される(例えば、特許文献1を参照)。
また、原稿移動方式(シートスルー方式)では、ランプ等が固定された状態で原稿が搬送され、原稿像がラインセンサに投影されることによって、画像データが生成される。
その他、原稿台ガラス上に載置された原稿を原稿台ごと移動させて読み取り、画像データを生成する原稿台移動方式もある。
特開2000−151908号公報
しかしながら、何れの方式においても、原稿が副走査方向の一端から他端へ向けて一定の読取速度で読み取られることを前提として画像処理が行われ、画像データが生成されるところ、実際には様々な理由で読取速度が変動して、画質が劣化する。
特に、カラー原稿を読み取る際には、読取速度の変動によって色ずれが生じるため、画質の劣化が顕著である。
これに対して、従来、ランプや原稿、原稿台を移動させるための駆動源やその伝達手段を高精度で制御したり、装置内外からの振動や衝撃による影響を緩和するために防振材を設けたりして、読取速度の変動を画質の観点から許容できる範囲内に抑える対策がとられている。
しかしながら、このような対策は単に材料費を上昇させるのみならず、新たに装置を開発するごとに設計し、読取速度の変動を測定し、装置を調整しなければならないという意味においても装置コストを上昇させる原因となっている。
本発明は、上述のような問題に鑑みてなされたものであって、コストを上昇させることなく、読取速度の変動による画質の劣化を防止する画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像読取装置は、3ラインカラーラインセンサにて原稿を読み取る画像読取装置であって、原稿の副走査方向における一端から他端へ向けて順次読み取る際の読取速度を検出する検出手段と、3ラインカラーラインセンサの出力信号をライン毎かつ画素毎に読取速度が基準速度よりも大きいほど輝度を上げ、基準速度よりも小さいほど輝度を下げるように補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
このようにすれば、読取速度に応じて3ラインカラーラインセンサの出力信号を補正するので、読取速度が変動しても画質の劣化を防止することができる。したがって、読取速度の変動を抑える必要がないので、読取速度の変動を抑えるための複雑な構成や部品コスト、設計コスト等を削減することができる。
この場合において、読取速度を検出するための模様が施された参照部材を備え、検出手段は、原稿を読み取る際に3ラインカラーラインセンサと一体として副走査方向に駆動され、前記模様を読み取ることによって読取速度を検出するとしても良い。また、前記参照部材は、有効画像範囲外に施されており、検出手段は、3ラインカラーラインセンサの主走査方向における一端又は両端に配設されているとすれば、更に好適である。
本発明に係る画像読取装置は、前記模様は、主走査方向に引かれた直線が副走査方向に等間隔に配列されてなることを特徴とする。このようにすれば、より単純な構成にて読取速度を検出することができるので、読取速度の変動に起因する画質の劣化を防止するために必要なコストを低減することができる。
本発明に係る画像読取装置は、検出手段は、3ラインカラーラインセンサの読取幅よりも、副走査方向において大きいことを特徴とする。このようにすれば、より高い精度で読取速度を検出することができるので、読取速度の変動に起因する画質の劣化を精度良く防止することができる。
本発明に係る画像読取装置は、原稿から3ラインカラーラインセンサまでの距離と、参照部材から検出手段までの距離が略等しいことを特徴とする。このようにすれば、読取速度を検出するに際して適切な光量を確保することができる。
本発明に係る画像読取装置は、検出手段は、複数の画素センサが副走査方向に配列されてなり、3ラインカラーラインセンサよりも副走査方向について解像度が高いことを特徴とする。このようにすれば、精度良く読取速度を検出することができる。
この場合において、(副走査方向に関する、検出手段の解像度と3ラインカラーラインセンサの解像度とは整数比の関係にあるのが望ましく、検出手段が備える画素と、3ラインカラーラインセンサが備える画素とは、略同じ受光面積を有するとすれば、更に好適である。
本発明に係る画像読取装置は、補正手段は、読取速度と基準速度との差が所定値以上となった場合にのみ、3ラインカラーラインセンサの出力信号を補正することを特徴とする。このようにすれば、読取速度の変動量が小さく、画質の劣化が小さい場合には3ラインカラーラインセンサの出力信号を補正しないので、補正に係る処理負荷を軽減し、処理速度を向上させることができる。
本発明に係る画像読取装置は、検出手段は、3ラインカラーラインセンサにて原稿を読み取るのに先立って、模様を読み取ることによって予備読取速度を検出し、補正手段は、予備読取速度を基準速度として3ラインカラーラインセンサの出力信号を補正することを特徴とする。画像読取装置の読取速度は使用状況によって変動するので、読取速度の基準値として固定値を用いると、読取速度の変動量が過大に検出され得る。これに対して、予備読取速度を検出し、読取速度との差に応じて出力信号を補正すれば、読取速度の変動量が過大に検出され難くなり、原稿全体として画質を一定させることができる。
本発明に係る画像読取装置は、検出手段が、3ラインカラーラインセンサの主走査方向における両端に配設されており、3ラインカラーラインセンサの両端間で検出された読取速度が相異なる場合には、補正手段は、一方の読取速度にのみ応じて3ラインカラーラインセンサの出力信号を補正することを特徴とする。このようにすれば、例えば、検出された変動量が大きい方の読取速度に応じて出力信号を補正することができるので、より精度良く画質の劣化を防止することができる。
また、検出手段が、3ラインカラーラインセンサの主走査方向における両端に配設されており、補正手段は、3ラインカラーラインセンサの両端間で検出された読取速度の平均値に応じて、3ラインカラーラインセンサの出力信号を補正するとしても良い。
また、基準速度として固定値を用いれば、画質の劣化を防止するための構成を簡素化することができるので、コストを低減すると共に、画像読取装置の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明に係る画像読取装置の実施の形態について、複合機(MFP: Multi Function Peripheral)を例にとり、図面を参照しながら説明する。
[1] 第1の実施の形態
先ず、本発明の第1の実施の形態に係る複合機について説明する。
(1) 複合機の構成
先ず、本実施の形態に係る複合機の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る複合機の構成を示す断面図である。図1に示されるように、本実施の形態に係る複合機1は自動原稿送り装置(ADF: Automatic Document Feeder)100、画像読取装置110及び画像形成装置120からなっている。
(a) 自動原稿送り装置100
自動原稿送り装置100は、原稿給紙トレイ101、給紙ローラ102、分離ローラ103、レジストローラ104、搬送路105、原稿案内部材106、排紙ローラ107及び排紙トレイ108を備える。
原稿給紙トレイ101は、画像読取装置110にて読み取るべき原稿を載置するための部材である。給紙ローラ102は、原稿給紙トレイ101に載置された原稿を1枚ずつ給紙する。分離ローラ103は、給紙ローラが給紙した原稿を1枚ずつに分離する。レジストローラ104は、原稿を搬送するタイミングを制御する。
搬送路105は、レジストローラ104にて送り出された原稿を読取位置へと導く。原稿案内部材106は、読取位置にて読み取られた原稿を排紙ローラ107へと導く。排紙ローラ107は、原稿を排紙トレイ108に排出する。排紙トレイ108は排出された原稿を蓄積する。
(b) 画像読取装置110
画像読取装置110は、原稿台ガラス111、スリット露光用ガラス112、ミラー113a〜113c、結像レンズ114、イメージセンサ115及び画像処理部116を備える。ミラー113aは露光ランプ(不図示)と共に第1スライダユニットをなす。また、ミラー113b、113cは第2スライダユニットをなす。
原稿台ガラス111は、原稿固定方式にて原稿を読み取る際に、原稿が載置される。原稿移動方式による場合は、スリット露光用ガラス112を介して原稿が読み取られる。
ミラー113a〜113cは、原稿移動方式による場合は、スリット露光用ガラス112を透過した光を結像レンズ114に導く。また、原稿固定方式による場合は、原稿台ガラス111に沿って移動しながら、原稿からの反射光を結像レンズ114に導く。
結像レンズ114はミラー113a〜113cを経由した入射光をイメージセンサ115上に結像させる。イメージセンサ115は結像レンズ114を経由した入射光を光電変換して画素情報を生成する。
画像処理部116はイメージセンサ115が出力した電気信号を受け付けると、読取速度の変動によって生じる画素情報のタイミングのずれを補正する等の画像処理を実行して画像データを生成する。
(c) 画像形成装置120
画像形成装置120は像担持体121、給紙カセット122、定着部123、排紙路切替板124、排紙ローラ125、排紙トレイ126及び再搬送路127を備える。
像担持体121は、画像読取装置110が出力した画像データに応じて帯電、露光されることによって形成される静電潜像を担持すると共に、これを現像したトナー像を担持する。給紙カセット122は、画像を記録する記録紙を供給する。定着部123は、転写されたトナー像を記録紙に定着する。
排紙路切替板124は、トナー像を定着された記録紙を排紙するか、その裏面に画像形成するかに応じて、記録紙の排紙路を切り替える。排紙ローラ125は、記録紙を排紙トレイ126へ排出する。排紙トレイ126は画像形成された記録紙を蓄積する。再搬送路127は、裏面に画像形成されるべき記録紙を像担持体121に導く。
(d) 画像読取装置110の上面部分の構成
次に、画像読取装置110の上面部分の構成について詳述する。
図2は、原稿台ガラス111の上面を開放状態にした複合機1を示す斜視図である。
図2に示されるように、画像読取装置110の上部には原稿台ガラス111、スリット露光用ガラス112、原稿突当板118及び奥側原稿突当板119が配設されている。
原稿突当板118はシェーディング補正用の基準濃度シートを内蔵しており、原稿台ガラス111の短辺方向(主走査方向)に平行となるように配設される。複合機1のユーザは原稿台ガラス111上に載置する原稿の一方の側縁を原稿突当板118に当接させることによって、原稿の位置決めを行うことができる。
奥側原稿突当板119は、原稿台ガラス111の長辺方向(副走査方向)に平行となるように配設される。すなわち、原稿突当板118の原稿突当端面と奥側原稿突当板119の原稿突当端面とは互いに直交する。
複合機1のユーザは原稿台ガラス111上に載置する原稿のもう一方の側縁を奥側原稿突当板119に当接させることによって、原稿の位置決めを行うことができる。
(e) イメージセンサ115
次に、イメージセンサ115について詳述する。
図3は、イメージセンサ115を被写体投影光が入射する方向から見た図である。イメージセンサ115は細長形状をとり、その長手方向が主走査方向となるように配設される。
図4は、イメージセンサ115について図3における破線部分3を拡大して示す図である。図4に示されるように、イメージセンサ115は赤緑青の色成分毎に原稿を読み取るために3つのラインセンサを備える。
すなわち、赤色用画素ラインセンサ401、緑色用画素ラインセンサ402及び青色用画素ラインセンサ403である。何れのラインセンサも複数の画素が主走査方向に一列に真っ直ぐ配列されてなる。
上述のように、イメージセンサ115は長手方向が主走査方向となるように配設される。従って、複合機1に実装された状態においては、図4中、X方向が主走査方向となり、Y方向が副走査方向となる。各色用画素ラインセンサ401〜403は副走査方向(Y方向)に隣り合うように配設される。
また、各色用画素ラインセンサ401〜403の端部に接するようにして、読取速度検出用画素センサ410が配設されている。読取速度検出用画素センサ410は4つのセンサ群からなっており、何れのセンサ群も副走査方向に一列に配列された複数の画素からなっている。
各色用画素ラインセンサ401〜403と読取速度検出用画素センサ410とは組み立て誤差が数μm以下となるように同一基板上に実装されており、各色用画素ラインセンサ401〜403が出力する信号と読取速度検出用画素センサ410が出力する信号とを精度良く同期させることができる。
また、各色用画素ラインセンサ401〜403間の距離は1画素の幅wの半分、すなわち、w/2となっている。また、各色用画素ラインセンサ401〜403と読取速度検出用画素センサ410との間の副走査方向における画素の位置ずれ量、並びに、読取速度検出用画素センサ410のセンサ群間の副走査方向における画素の位置ずれ量はいずれもw/4となっている。
なお、各色用画素ラインセンサ401〜403の各画素と読取速度検出用画素センサ410の各画素とは外形寸法を同じくしている。すなわち、各色用画素ラインセンサ401〜403の各画素と読取速度検出用画素センサ410の各画素とは受光面積を同じくしており、入射光に対して同程度の感度を有する。
以上のような構成によって、各色用画素ラインセンサ401〜403と読取速度検出用画素センサ410とは、副走査方向に関する解像度が整数比の関係となっている。
また、読取速度検出用画素センサ410は、平面視において、各色用画素ラインセンサ401〜403よりも副走査方向に長くなっている。
(f) 原稿台ガラス111
図5は原稿台ガラス111を原稿台下側から見た図である。
図5に示されるように、原稿台ガラス111を原稿台下側から見上げると、原稿台ガラス111を透かして、奥側原稿突当板119が見える。奥側原稿突当板119の原稿台ガラス111側には読取速度検出用目盛5が設けられている。
読取速度検出用目盛5は、原稿台ガラス111上の有効画像領域外であって、読取速度検出用画素センサ410の読取範囲内に配設される。読取速度検出用目盛5は、主走査方向に引かれた直線が副走査方向に等間隔に配列されてなり、読取速度を検出する模様として用いられる。
(2) 複合機1の動作
次に、複合機1の動作について説明する。複合機1は、原稿移動方式と原稿固定方式との2つの方式にて原稿を読み取る。
(a) 原稿移動方式
原稿移動方式にて原稿を読み取る際には、先ず、原稿給紙トレイ101上に載置された原稿d1が、給紙ローラ102、分離ローラ103により送り出され、レジストローラ104を経て、搬送路105を通過する。
そして、原稿d2は、原稿案内部材106とスリット露光用ガラス112とが対向する位置を通過しながら、画像読取装置10にて読み取られる。その後、原稿d1は排紙ローラ107により排出され、排紙トレイ108上に載置される。
第1スライダユニットは、予めスリット露光用ガラス112の下方に停止しており、上方を通過する原稿d2を露光ランプにて照明し、その反射光をミラー113aにて第2スライダユニットに導く。当該反射光を第2スライダユニットが備えるミラー113b、113c及び結像レンズ114を経由してイメージセンサ115に導かれる。
イメージセンサ115が前記反射光を光電変換して生成した電気信号は、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を施されて画像データとされた後、画像形成装置120に送られる。
画像形成装置120は、像担持体121を帯電させた後、画像読取装置110からの画像データに基づいて半導体レーザ(不図示)を用いて像担持体121上に潜像を形成する。そして、当該潜像を現像してトナー像とし、給紙カセット122から給紙された記録紙Sに当該トナー像を転写する。トナー像を担持した記録紙Sは、定着部123にて定着され、排紙ローラ125にて排紙トレイ126に排出される。
両面印刷の場合には、排紙路切替版124にて再搬送路127に導かれ、裏面に画像が形成された後、やはり排紙ローラ125にて排紙トレイ126に排出される。
(b) 原稿固定方式
原稿固定方式にて原稿を読み取る際には、先ず、原稿台ガラス111上に原稿が載置される。そして、複合機1がユーザから読み取り開始の指示を受け付けると、第1スライダユニットが原稿台ガラス111の一端から副走査方向に移動しながら、露光ランプにて原稿を照明する。
原稿にて反射された照明光はミラー113aにて第2スライダユニットに導かれる。当該反射光を第2スライダユニットが備えるミラー113b、113c及び結像レンズ114を経由してイメージセンサ115に導かれる。
その後の動作は、原稿移動方式の場合と同様である。
(3) 画素情報の補正
原稿移動方式と原稿固定方式との何れの方式にて原稿を読み取るかにかかわらず、原稿の読取速度は変動して画質が劣化し得る。複写機1は、この読取速度の変動によって生じる画素情報を補正することによって画質の劣化を防止する。
(a) 読取速度の検出と画素情報の補正
先ず、読取速度の検出について説明する。
図6は、各色用画素ラインセンサ401〜403が被写体投影光を受光してから画素情報が補正されるまでの処理の流れを示す模式図である。
図6に示されるように、原稿固定方式にて原稿を読み取る際、各色用画素ラインセンサ401〜403が被写体投影光を受光すると、受光量を指標する信号である赤色信号、緑色信号及び青色信号をそれぞれアナログ信号として出力する。
また、読取速度検出用画素センサ410は原稿台ガラス111に設けられた読取速度検出用目盛5を読み取って、受光量を指標する信号である読取速度信号をアナログ信号として出力する。
赤色信号、緑色信号、青色信号及び読取速度信号は画像処理部116に入力され、先ず、デジタル信号に変換される。
更に、読取速度信号を適当な閾値を用いて2値化される。これによって、速度検出用画素センサ410が備える4つのセンサ群毎に読取速度検出用目盛5が通過する時間が検出されるので、読取速度が求まる。
この場合において、前述のように、センサ群どうしの位置ずれ量が1画素の幅wの1/4なので、1画素の読取時間の1/4毎に読取速度を検出することができる。
さて、読取速度が大きいと画素を読み取る時間が短くなるので、赤色信号、緑色信号及び青色信号の何れかであれ信号値が低下する。他方、読取速度が小さいと画素を読み取る時間が長くなるので、各信号値が増大する。
このため、画像処理部116は、読取速度が基準値よりも大きければ、赤色信号、緑色信号又は青色信号の信号値が大きくなるように補正し、読取速度が基準値よりも小さければ、各信号値が小さくなるように補正する。これによって、補正後の各信号値を読取速度が基準値であったなら得られたであろう信号値とされるので、読取速度の変動による画質の劣化を防止する。なお、基準値とは、例えば、設計時や製造時に設定される標準的な読取速度である。
なお、本実施の形態においては、各色用画素ラインセンサ401〜403並びに読取速度検出用画素センサ410を構成する各画素の幅、各センサ間の距離及び各色用画素ラインセンサ401〜403と読取速度検出用画素センサ410との間の副走査方向における位置ずれ量は互いに整数比の関係となっている。
これによって、読取速度の変動に起因する画質の劣化を容易に補正することができる。
(b) 読取速度に変動がない場合
次に、具体的な処理例を示して、画素情報の補正について説明する。先ず、読取速度に変動がない場合について説明する。
図7は、読取速度に変動がない場合におけるスライダの移動速度、各色用画素ラインセンサ401〜403の出力及び時間差を補正した後の出力の関係を例示する図である。図7においては、各色用画素ラインセンサ401〜403の出力値E1及びE2がそれぞれ等しい場合が例示されている。
図7に示されるように、各色用画素ラインセンサ401〜403はそれぞれ1画素毎に所定時間だけ画素情報を出力する。この時間を1画素相当時間という。各色用画素ラインセンサ401〜403はそれぞれ3画素相当時間毎に1画素相当時間だけ画素情報を出力する。
また、図4に示されるように、各色用画素ラインセンサ401〜403は副走査方向に相異なる位置に配されているので、読取速度に変動がない場合であっても、被写体投影光が入射するタイミングが異なる。
このため、図7に示されるように、赤色用画素ラインセンサ401と緑色用画素ラインセンサ402とではΔTaだけ、画素情報を出力するタイミングがずれる。また、赤色用画素ラインセンサ401と青色用画素ラインセンサ403との間のずれはΔTbである。
画像処理部116は、各色用画素ラインセンサ401〜403の間の画素情報の出力タイミングのずれを補正して、同一の画素に係る画素情報の出力タイミングを揃える。これによって、図7の例では、R(E1):G(E1):B(E1)、R(E2):G(E2):B(E2)という色成分をもつ画素情報が得られている。
(c) 読取速度に変動がある場合
次に、読取速度に変動がある場合について説明する。
図8は、読取速度に変動がある場合におけるスライダの移動速度、検出された読取速度、各色用画素ラインセンサ401〜403の出力及び時間差を補正した後の出力の関係を例示する図である。
図8に示されるように、各色用画素ラインセンサ401〜403はそれぞれ1画素毎に所定時間だけ画素情報を出力する。この時間を1画素相当時間という。各色用画素ラインセンサ401〜403はそれぞれ3画素相当時間毎に1画素相当時間だけ画素情報を出力する。
また、図4に示されるように、各色用画素ラインセンサ401〜403は副走査方向に相異なる位置に配されているので、読取速度に変動がない場合であっても、被写体投影光が入射するタイミングが異なる。
このため、図8においても図7と同様に、緑色用画素ラインセンサ402と青色用画素ラインセンサ403とは、それぞれΔTa、ΔTbだけ赤色用画素ラインセンサ401とタイミングがずれる。
図8においては、本来、緑色用画素ラインセンサ402が画素情報E1を出力すべきタイミングに、スライダの移動速度が大きくなっているので、緑色用画素ラインセンサ402はE1よりも小さい値を出力する。
一方、同じくこのタイミングにおいて、複写機1は、スライダの移動速度、すなわち読取速度が大きくなっていることが検出して、緑色用画素ラインセンサ402の出力を補正して、その値をE1αから本来の値であるE1とする。
また、青色用画素ラインセンサ403が画素情報E1を出力すべきタイミングには、スライダの移動速度が小さくなっているので、本来の値E1よりも大きい値E1βが出力されるが、読取速度が検出されるので本来の値のE1に補正される。また、同じタイミングで赤色用画素ラインセンサ401が出力する値E2γも本来の値であるE2に補正される。
以上のような処理によって、図7と同様に、R(E1):G(E1):B(E1)、R(E2):G(E2):B(E2)という色成分をもつ画素情報が得られる。
(d) 補正しない場合
一方、従来技術においては、上述のような補正を行わないので、読取速度の変動によって画質が劣化する。
図9は、従来技術について、読取速度に変動がある場合におけるスライダの移動速度、検出された読取速度、各色用画素ラインセンサ401〜403の出力及び時間差を補正した後の出力の関係を例示する図である。
図9に示されるように、各色用画素ラインセンサ401〜403はそれぞれ画素毎に1画素相当時間だけ画素情報を出力する。各色用画素ラインセンサ401〜403はそれぞれ3画素相当時間毎に1画素相当時間だけ画素情報を出力する。
図9においては、図8におけるのと同様に、読取速度が変動する。すなわち、赤色用画素ラインセンサ401がE1を出力した後、読取速度が増大して、緑色用画素ラインセンサ402はE1を出力すべきところ、E1よりも小さいE1αを出力する。
その後、読取速度が減少するため、赤色用画素ラインセンサ401はE2を出力すべきところ、E2よりも大きいE2γを出力する。また、青色用画素ラインセンサ403はE1を出力すべきところ、E1よりも大きいE1βを出力する。
その結果、各色用画素ラインセンサ401〜403の合成出力も読取速度の変動の影響を受けて、R(E1):G(E1α):B(E1β)及びR(E2γ):G(E2):B(E2)と変色を来たしてしまう。
[2] 第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態に係る複合機について説明する。本実施の形態に係る複合機は、上記第1の実施の形態に係る複合機と概ね同様の構成を備える一方、イメージセンサの構成において相違している。以下、専ら相違点に着目して説明する。
図10は、本実施の形態に係るイメージセンサの構成を示す図である。図10に示されるように、イメージセンサ10は、赤色用画素ラインセンサ1001、緑色用画素ラインセンサ1002、青色用画素ラインセンサ1003及び読取速度検出用画素センサ1010を備えている。
読取速度検出用画素センサ1010は、読取速度検出用画素センサ410が4つのセンサ群からなっているのとは異なり、副走査方向に一列に配列された複数の画素からなる1つのセンサ群からなっている。
また、各色用画素ラインセンサ401〜403と読取速度検出用画素センサ410とが互いに同形同寸の画素からなっているのに対して、読取速度検出用画素センサ1010が備える画素は各色用画素ラインセンサ1001〜1003が備える画素と面積は等しいものの形状を異にしている。
すなわち、各色用画素ラインセンサ1001〜1003が備える画素は平面視正方形状であるのに対して、読取速度検出用画素センサ1010が備える画素は平面視において主走査方向に長い長方形状となっている。すなわち、当該正方形状の画素の一辺の長さをwとすれば、当該長方形は主走査方向の辺の長さが2wで、副走査方向の辺の長さがw/2となっている。
このようにすれば、読取速度検出用画素センサ410では4つのセンサ群が互いに主走査方向にずれて配置されるのに対して、読取速度検出用画素センサ1010では主走査方向へのずれがないので、主走査方向についての光量むらに関わらず読取速度を検出することができる。また、言うまでもなく、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
[3] 変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1) 上記実施の形態においては、専ら読取速度検出用画素センサを主走査方向についてイメージセンサの一方の側にのみ配設する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしても良い。
すなわち、読取速度検出用画素センサを主走査方向についてイメージセンサの両側に配設しても良い。この場合において、2つの読取速度検出用画素センサの何れの出力を用いて各色用画素ラインセンサの出力を補正しても良いし、2つの読取速度検出用画素センサの出力の平均値を用いて補正しても良い。何れの場合において、本発明の効果を得ることができる。
(2) 上記実施の形態においては、特に言及しなかったが、スライダユニットを副走査方向の両端において駆動しても良いし、片端において駆動しても良い。何れの駆動方式をとる場合でも、本発明を適用すれば読取速度の変動を検出して各色用画素ラインセンサの出力を補正し、画質を向上させることができる。
(3) 上記実施の形態においては、専ら読取速度の変動を基準値からの乖離として検出する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしても良い。
すなわち、上記実施の形態と同様の構成において、原稿を読み取るのに先立って、読取速度検出用画素センサに読取速度検出用目盛を読み取って読取速度を予備読取速度として検出しておき、原稿を読み取る際の読取速度と予備読取速度との差の大小に応じて各色用画素ラインセンサが出力する信号値を補正しても良い。
画像読取装置の読取速度は使用状況によって変動するので、読取速度の基準値として固定値を用いると、読取速度の変動量が過大に検出され得る。これに対して、予備読取速度を検出し、読取速度との差に応じて出力信号を補正すれば、読取速度の変動量が過大に検出され難くなり、原稿全体として画質を一定させることができる。
(4) 上記実施の形態においては、専ら読取速度が基準値よりも大きければ、信号値が大きくなるように補正し、読取速度が基準値よりも小さければ、各信号値が小さくなるように補正する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしても良い。
すなわち、読取速度の変動量が所定値以上となった場合にのみ信号値を補正し、当該変動量が所定値未満の場合には信号値を補正しないものとしても良い。このようにすれば、読取速度の変動量が小さく、画質にあまり影響がない場合には信号値を補正しないので、画像処理部の処理負荷を低減すると共に、処理速度を向上させることができる。
(5) 上記実施の形態においては、専ら奥側原稿突当板119に読取速度検出用目盛5が設けられている場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、例えば、原稿台ガラス111に読取速度検出用目盛を設けてもよい。また、読取速度検出用画素センサ410にて読取速度を検出することができさえすれば、他の部材に読取速度検出用目盛が設けても良い。
本発明に係る画像読取装置は、原稿の読取速度の変動に起因する画質の劣化を防止することができる装置として有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る複合機の構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る原稿台ガラス111の上面を開放状態にした複合機1を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るイメージセンサ115を被写体投影光が入射する方向から見た図である。 本発明の第1の実施の形態に係るイメージセンサ115について図3における破線部分3を拡大して示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る原稿台ガラス111を原稿台下側から見た図である。 本発明の第1の実施の形態に係る各色用画素ラインセンサ401〜403が被写体投影光を受光してから画素情報が補正されるまでの処理の流れを示す模式図である。 読取速度に変動がない場合におけるスライダの移動速度、各色用画素ラインセンサ401〜403の出力及び時間差を補正した後の出力の関係を例示する図である。 読取速度に変動がある場合におけるスライダの移動速度、検出された読取速度、各色用画素ラインセンサ401〜403の出力及び時間差を補正した後の出力の関係を例示する図である。 従来技術について、読取速度に変動がある場合におけるスライダの移動速度、検出された読取速度、各色用画素ラインセンサ401〜403の出力及び時間差を補正した後の出力の関係を例示する図である。 本発明の第2の実施の形態に係るイメージセンサの構成を示す図である。
符号の説明
1………………………複合機
5………………………読取速度検出用目盛
10……………………イメージセンサ
100…………………自動原稿送り装置
101…………………原稿給紙トレイ
102…………………給紙ローラ
103…………………分離ローラ
104…………………レジストローラ
105…………………搬送路
106…………………原稿案内部材
107…………………排紙ローラ
108…………………排紙トレイ
110…………………画像読取装置
111…………………原稿台ガラス
112…………………スリット露光用ガラス
113a〜113c…ミラー
114…………………結像レンズ
115…………………イメージセンサ
116…………………画像処理部
120…………………画像形成装置
121…………………像担持体
122…………………給紙カセット
123…………………定着部
124…………………排紙路切替板
125…………………排紙ローラ
126…………………排紙トレイ
127…………………再搬送路
401…………………赤色用画素ラインセンサ
402…………………緑色用画素ラインセンサ
403…………………青色用画素ラインセンサ
410…………………読取速度検出用画素センサ
1001………………赤色用画素ラインセンサ
1002………………緑色用画素ラインセンサ
1003………………青色用画素ラインセンサ
1010………………読取速度検出用画素センサ
d1、d2……………原稿

Claims (14)

  1. 3ラインカラーラインセンサにて原稿を読み取る画像読取装置であって、
    原稿の副走査方向における一端から他端へ向けて順次読み取る際の読取速度を検出する検出手段と、
    3ラインカラーラインセンサの出力信号をライン毎かつ画素毎に読取速度が基準速度よりも大きいほど輝度を上げ、基準速度よりも小さいほど輝度を下げるように補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 読取速度を検出するための模様が施された参照部材を備え、
    検出手段は、原稿を読み取る際に3ラインカラーラインセンサと一体として副走査方向に駆動され、前記模様を読み取ることによって読取速度を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記参照部材は、有効画像範囲外に配設されており、
    検出手段は、3ラインカラーラインセンサの主走査方向における一端又は両端に配設されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記模様は、主走査方向に引かれた直線が副走査方向に等間隔に配列されてなる
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 検出手段は、3ラインカラーラインセンサの読取幅よりも、副走査方向において大きい
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 原稿から3ラインカラーラインセンサまでの距離と、参照部材から検出手段までの距離が略等しい
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  7. 検出手段は、複数の画素センサが副走査方向に配列されてなり、3ラインカラーラインセンサよりも副走査方向について解像度が高い
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  8. 副走査方向に関する、検出手段の解像度と3ラインカラーラインセンサの解像度とは整数比の関係にある
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
  9. 検出手段が備える画素と、3ラインカラーラインセンサが備える画素とは、略同じ受光面積を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置。
  10. 補正手段は、読取速度と基準速度との差が所定値以上となった場合にのみ、3ラインカラーラインセンサの出力信号を補正する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  11. 検出手段は、3ラインカラーラインセンサにて原稿を読み取るのに先立って、模様を読み取ることによって予備読取速度を検出し、
    補正手段は、予備読取速度を基準速度として3ラインカラーラインセンサの出力信号を補正する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  12. 検出手段が、3ラインカラーラインセンサの主走査方向における両端に配設されており、
    3ラインカラーラインセンサの両端間で検出された読取速度が相異なる場合には、補正手段は、一方の読取速度にのみ応じて3ラインカラーラインセンサの出力信号を補正する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  13. 検出手段が、3ラインカラーラインセンサの主走査方向における両端に配設されており、
    補正手段は、3ラインカラーラインセンサの両端間で検出された読取速度の平均値に応じて、3ラインカラーラインセンサの出力信号を補正する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  14. 基準速度として固定値を用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
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