JP2007311985A - 映像信号処理回路及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力する映像信号のレベルに影響されずに、安定した色復調処理を行う映像信号処理回路及び表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の映像信号処理回路100は、デジタル映像信号のサンプリング周波数を変換して、バーストロックデータを生成するバーストロック補間回路3と、バーストロックデータに基づいて、バースト区間に最新ラインの周波数帯域フィルタから出力されるバースト信号を出力し、映像区間に色信号を出力するYC分離回路4と、YC分離回路4から出力されたバースト信号と色信号のレベルを補正する自動色レベル補正回路5と、自動色レベル補正回路5から出力されるバースト信号と色信号とに基づいて、バーストロック補間回路3のサンプリング周波数を制御するバースト位相制御回路8と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンポジット映像信号をYUV信号に復調する映像信号処理回路及びその映像信号処理回路を有する表示装置に関する。
近年、基板内の複数のクロックの妨害による画質劣化を抑えるために、単一のクロックを使用して、NTSCコンポジット映像信号をデコードし、デジタルデータに変換する映像信号処理回路が開発されてきている。図7を用いて、単一のクロックで動作する特許文献1に記載の従来の映像信号処理回路を説明する。
図7に示す従来の映像信号処理回路700において、バーストロック補間回路3は、バースト位相制御回路8からフィードバックされるバースト位相誤差に基づいて、A/D変換回路2が出力するNTSCコンポジット映像信号のサンプリングデータをバースト信号の周波数(fsc)のN倍の周波数のバーストロックデータBLに変換する。
バースト位相制御回路8は、バーストロック補間回路3から出力されたバーストロックデータBLからバースト信号を抜き出し、バーストロック補間回路3のサンプリングポイントが、バースト信号の0°、90°、180°、270°のポイントに対し、どの程度ずれているかを検出し、バースト位相誤差を出力する。このバースト位相誤差がゼロになるように、バーストロック補間回路3は、バーストロックデータBLの補間データの生成位置を調整する。
YC分離回路40は、バーストロックデータBLを遅延させて、3ラインのデータに変換し、3ライン間の相関を検出することにより、バーストロックデータBLを輝度信号(以下、「Y信号」と呼ぶ。)と色信号(以下、「C信号」と呼ぶ。)に分離する。
自動色レベル補正回路5は、C信号の信号レベルが一定になるように補正して出力する。色復調回路6は、C信号をバースト信号と乗算して、低域通過フィルター(LPF)を通して、U信号とV信号にデコードする。
特開2001−112016号公報
映像信号処理回路は、例えばナビゲーション、テレビ、あるいは車両情報等のような複数の映像ソースを表示する車載液晶ディスプレイに組み込まれる。映像信号処理回路が車載液晶ディスプレイに組み込まれると、弱電界等によりレベルの小さい信号が映像信号処理回路700に入力されることがある。また、後席者向けの車載液晶ディスプレイにおいては、テレビ映像、DVD映像、ゲーム映像等のような劣悪な信号が入力されることも多い。そのため、車載液晶ディスプレイは、規格に準拠した映像信号のみならず、規格外の映像信号においても、安定して映像を表示することが必要である。
しかしながら、信号レベルが小さい不安定な信号や劣悪な信号が従来の映像信号処理回路700の入力端子1に入力された場合、バースト位相制御回路8はバーストロック補間回路3により量子化された直後のバーストロックデータBLからバースト信号を抽出しているために、正常なバースト位相誤差を出力できなくなる。そのため、バースト位相誤差に応じて動作するバーストロック補間回路3は、誤ったバーストロックデータを出力することになる。その結果、バーストロックデータBLから生成されたC信号とバースト信号とを乗算する色復調回路6による色復調動作は不安定になる。このように、従来の映像信号処理回路700においては、車載機器で必要となる弱電界時や色副搬送波周波数ずれの対策を十分に考慮することなく色同期処理を実現しているため、非標準信号における性能劣化が激しい。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、不安定な信号が入力された場合であっても、回路規模を増大させずに、安定した色復調処理を実現する映像信号処理回路及び表示装置を提供する。
本発明の映像信号処理回路は、バースト信号を含むデジタル映像信号のサンプリング周波数を変換して、バーストロックデータを生成するバーストロック補間回路と、前記バーストロックデータを輝度信号と色信号に分離するYC分離回路と、前記色信号のレベルを一定にするよう補正する自動色レベル補正回路と、前記デジタル映像信号から前記バースト信号の水平位置を示すバースト区間信号を生成する水平同期検出回路と、前記バースト区間信号と前記自動色レベル補正回路から出力される信号とに基づいて、前記バーストロックデータが前記バースト信号に位相同期するように、前記サンプリング周波数を制御するバースト位相制御回路と、を有する。
本発明の映像信号処理回路によれば、不安定な信号が入力された場合であっても、回路規模を増大させずに、安定した色復調処理を実現できる。
前記バースト位相制御回路は、前記バースト信号の区間に前記バーストロックデータを入力し、前記バースト信号の区間以外に前記色信号を入力しても良い。
前記YC分離回路は、前記バーストロックデータの相関を検出することにより、前記色信号を生成する相関検出回路と、前記バースト区間信号に基づいて、前記バースト信号の区間内は前記バーストロックデータを出力し、前記バースト信号の区間以外は前記色信号を出力するC出力切替回路と、前記バーストロックデータから前記色信号を減算することにより、前記輝度信号を生成するY信号算出回路と、を有しても良い。
前記バースト位相制御回路は、前記バースト信号の信号レベルを規格値に補正した後の信号を基に、前記バーストロック補間回路を制御しても良い。
本発明の表示装置は、液晶パネルと、前記映像信号処理回路と、前記映像信号処理回路から出力される信号をRGB信号に復調するRGB復調回路と、前記RGB信号に基づいて前記液晶パネルを駆動する駆動回路と、を有する。
本発明の映像信号処理回路によれば、不安定な信号が入力された場合であっても、回路規模を増大させずに、安定した色復調処理を実現できる。本発明の映像信号処理回路は、色副搬送波の許容範囲を増大することが可能となり、従来に比べ画質性能が大きく向上するという効果が得られる。
以下、本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施形態について、図面を参照して説明する。
[映像信号処理回路の構成]
図1に、本発明の実施形態の映像信号処理回路の構成を示す。本実施形態の映像信号処理回路100は、アナログのNTSCコンポジット映像信号CVを入力する入力端子1、入力端子1から入力されたアナログのNTSCコンポジット映像信号CVをクロックCKに同期してデジタルデータに変換するA/D変換回路2、及びA/D変換回路2から出力されるコンポジット映像信号のデジタルデータのサンプリング周波数を変換してバーストロックデータBLを生成するバーストロック補間回路3、バーストロックデータBLをY信号とC信号に分離するYC分離回路4、入力した信号の信号レベルが一定になるように補正する自動色レベル補正回路5、C信号をU信号とV信号に変換する色復調回路6、コンポジット映像信号CVをYUV信号に復調するための周波数をもつクロックCKを発生するフリークロック発生回路9、及びY信号、U信号、V信号を出力する出力端子10、11、12を有する。
図2に、本実施形態の映像信号処理回路に入力されるアナログのコンポジット映像信号の波形を示す。コンポジット映像信号CVは、水平同期信号HSと、水平同期信号HSのすぐ後に挿入される、カラー再生のための同期信号であるバースト信号BSを含む。
本実施形態の映像信号処理回路100は、A/D変換回路2から出力されるコンポジット映像信号CVに含まれる水平同期信号HSから、バースト信号BSの存在するバースト区間Aを検出して、バースト区間Aを示すバースト区間信号BPを出力する水平同期検出回路7、及びバースト区間信号BPに基づいて自動色レベル補正回路5の出力信号からバースト信号BSを抽出し、バーストロック補間回路3のサンプリングポイントが抽出したバースト信号BSに位相同期するように、サンプリングポイントの位置を調整すると共に、バーストロック補間回路3から出力されるバーストロックデータBLの出力区間を制御する有効区間信号LHを生成するバースト位相制御回路8、及び有効区間信号LHを出力する出力端子13をさらに有する。
上記のように構成される映像信号処理回路100において、A/D変換回路2、水平同期検出回路7、及びバースト位相制御回路8は、フリークロック発生回路9から出力されるクロックCKに基づいて動作する。バーストロック補間回路3、YC分離回路4、自動色レベル補正回路5、色復調回路6は、クロックCKとバースト位相制御回路8から出力される有効区間信号LHとに基づいて動作する。
[バーストロックデータBLの生成]
図3を参照し、バーストロックデータBLの生成動作を説明する。図3の(a)に入力端子1に入力されるコンポジット映像信号CV、(b)にフリークロック発生回路9が生成するクロックCK、(c)にバースト位相制御回路8が出力する有効区間信号LH、及び(d)にバーストロック補間回路3から出力されるバーストロックデータBLを示す。
A/D変換回路2は、入力端子1に入力されたアナログのコンポジット映像信号CVを、フリークロック発生回路9から出力された駆動周波数であるクロックCKに同期して、サンプリングされたデジタルのコンポジット映像信号(図3において、×印で表示)に量子化する。
バーストロック補間回路3は、バースト位相制御回路8からフィードバックされる、補間データの生成位置であるサンプリングポイント(図3において、○印で表示)の位置決めの係数PEに基づいて、デジタルのコンポジット映像信号(×印)のデータに対して、補間データ(○印)を付加して、周波数NfscのバーストロックデータBLを生成し、有効区間信号LHに同期して出力する。本実施形態において、周波数Nfscは、バースト信号の周波数(fsc)のN倍(Nfsc=3.579545MHz×N)に設定する。また、バーストロック補間回路3は、設定周波数情報を切り替えた場合でもコンポジット映像として必要な帯域である約6MHzまで帯域減衰のないフィルタにより実現する。
[YC分離回路によるバースト信号の出力]
図4に、バーストロックデータBLをY信号とC信号に分離するYC分離回路4の内部回路を示す。YC分離回路4は、水平同期検出回路7から出力されたバースト区間信号BPを入力する入力端子401、バースト補間回路3から出力されたバーストロックデータBLを入力する入力端子402、バーストロックデータBLを1ライン遅延させて出力する1Hメモリ403、404、及び各ラインのデータの帯域を制限して、色成分を抽出するバンドパスフィルタ(以下、「BPF」と呼ぶ。)405、406、407、BPF405、406、407から出力される各ラインのデータの相関を検出する相関検出回路408、C信号の出力を切り替えるC出力切替回路409、Y信号を算出するY信号算出回路410、C信号を出力する出力端子411、及びY信号を出力する出力端子412を有する。メモリを使用したYC分離回路4は、一般的に「3ラインロジカルコムフィルタ」と呼ばれている。
1Hメモリ403、404は、1ライン前のバーストロックデータBLを保持する。1Hメモリ403、404は、相関検出回路408がバーストロックデータBLのライン間の相関を検出する為に設けられる。入力端子402に入力されたバーストロックデータBLは、1Hメモリを介さずにBPF405に入力されるデータと、1Hメモリ403を介してBPF406に入力されるデータと、1Hメモリ403と1Hメモリ404の両方を介してBPF407に入力されるデータと、を含む、垂直方向3ラインのデータに変換される。
相関検出回路408は、BPF405、406、407から出力される各ラインのデータの相関を検出して、C信号を出力する。
C出力切替回路409は、バースト区間信号BPに基づいて入力する信号を切り替えるスイッチ413を有する。スイッチ413は、図2に示すバースト区間Aの間、BPF405から出力されるデータBL、すなわち1Hメモリ403、404を介さずにBPF405に入力された時間遅れの一番少ないバースト信号BSを出力端子411に接続する。スイッチ413は、図2に示す映像区間Bの間、相関検出回路408から出力される信号、すなわちC信号を出力端子411に接続する。
Y信号算出回路410は、相関検出回路408から出力されるC信号と、1Hメモリ403から出力されるバーストロックデータBLとを入力し、バーストロックデータBLからC成分を減算してY信号を生成し、出力端子412に出力する。
図5は、相関検出回路408が検出するバースト情報を説明した図である。図5の(a)に最新のバースト信号、(b)に1ライン前のバースト信号、(c)に正常相関検出時のバースト情報、(d)に相関誤検出時のバースト情報、をそれぞれ示す。
通常、バーストロックが正常にかかっている場合、バースト信号は1ライン反転処理されるため、最新のバースト信号と1ライン前のバースト信号は、必ず逆相になる。その場合、最新のバースト信号と1H前のバースト信号の画素毎の相関情報は正常に検出され、(c)に示すバースト情報が相関検出回路408から出力される。しかし、本発明においては、温度ドリフト等で規格範囲外の位相条件でNTSCコンポジット映像信号CVが入力される可能性がある車載用機器に映像信号処理回路100を搭載した場合でも、映像信号処理回路100が正常に動作するように、バースト位相制御回路8は、位相誤差範囲を引き込み時間や引き込み範囲を拡大した状態に設定している。バースト位相制御回路8は、バーストロック補間回路3により固定のクロックCKを用いて算出されたバーストロックデータBLを用いて位相情報をとる。そのため、不安定な信号が入力された場合に、(d)に示すように、キャリア成分が出力されなくなる場合があり、APC(Auto Phase Control)動作において、非正規な動作を行ってしまう。これを回避するため、本発明のC出力切替回路409は、バースト区間Aにおいて、相関検出回路408の出力ではなく、図5(a)に示す、BPF405から出力されるバースト信号BSを選択して出力端子411に出力する。
図1において、C出力切替回路409から出力されるバースト信号BSとC信号は、自動色レベル補正回路5に入力される。自動色レベル補正回路5は、バースト信号BSとC信号の信号レベルを規格値である一定値になるように補正して、バースト位相制御回路8と色復調回路6とに出力する。
バースト位相制御回路8は、自動色レベル補正回路5から出力される信号、すなわちバースト区間Aにおいてバースト信号BS、映像区間BにおいてC信号を入力する。バースト位相制御回路8は、水平同期検出回路7から出力されるバースト区間信号BPに基づいて自動色レベル補正回路5から出力される信号がバースト信号BSかC信号かを判断する。バースト区間信号BPがバースト区間Aを示している間、自動色レベル補正回路5はバースト信号BSを抽出する。バースト位相制御回路8は、抽出したバースト信号BSと、映像区間Bに入力されるC信号とに基づいて、図3の○印で示すバーストロック補間回路3のサンプリングポイントが、バースト信号BSの0°、90°、180°、270°のポイントに対しどの程度ずれているかを検出する。バースト位相制御回路8は、バーストロック補間回路3のサンプリングポイントとバースト信号BSの0°、90°、180°、270°のポイントとの差を示すバースト位相誤差がゼロになるように、サンプリングポイントの位置決めの係数PEを出力すると共に、バーストロックデータBLの出力区間を示す有効区間信号LHを生成し、出力する。
色復調回路6は、自動色レベル補正回路5から出力されるC信号とバースト信号BSと乗算することにより、U信号とV信号を生成し、出力する。
上記のように、YC分離回路4が、バースト区間Aにおいて、BPF405から出力されるバースト信号BSを選択して出力するようにしたことにより、バースト信号BSの相関検出が正常にできないような不安定な信号が入力端子1に入力された場合であっても、バースト位相制御回路8はバースト信号BSを直接用いて、バースト位相誤差を検出できる。
さらに、バースト位相制御回路8が自動色レベル補正回路5から出力される信号を入力することにより、信号レベルの小さい信号が入力端子1に入力された場合であっても、自動色レベル補正回路5において、十分なレベルに補正されたバースト信号BSがバースト位相制御回路8に入力される。これにより、バースト位相制御回路8は、入力信号の入力レベルに拘わらず、バースト信号BSとバーストロック補間回路3のサンプリングポイントとの、正確なバースト位相誤差を検出できる。さらに、C信号についても、自動色レベル補正回路5において、十分なレベルに補正された後にバースト位相制御回路8に入力されるため、ロック動作に入った後の安定性が向上される。そのため、信号レベルのみが減衰している場合でも安定した動作を行うことが可能になる。
このように、YC分離回路4がバースト区間Aにおいてバースト信号BSを出力し、自動色レベル補正回路5がバースト信号BSの信号レベルを補正することにより、バースト位相制御回路8はバースト位相誤差を正確に検出でき、バーストロック補間回路3は安定してバーストロックデータBLを生成できる。これにより、YC分離回路4は、バーストロックデータBLから正常なC信号を抽出できる。YC分離回路4により生成された正常なC信号と直接出力されたバースト信号BSとを自動色レベル補正回路5を介して入力することにより、それらを乗算する色復調回路6は安定して色復調処理を行うことができる。
なお、YC分離回路4において、C出力切替回路409は、バースト区間Aの間、BPF406又はBPF407から出力される信号を出力端子411に出力しても良い。また、YC分離回路4は、バースト区間AにBPFから出力されるバースト信号BSを出力し、通常の映像区間Bにおいて、ドット妨害の防止の為に相関検出を行って、最適なC信号を出力するものであれば、図4の構成に限定されない。
[表示装置の構成]
図6に、本発明の映像信号処理回路100を備えた表示装置の構成を示す。本発明の表示装置は、映像を表示する液晶パネル103、図1に示す映像信号処理回路100、映像信号処理回路100から出力されるYUV信号を復調してRGB信号を出力するRGB復調回路101、及びRGB信号に基づいて液晶パネル103を駆動する駆動回路102を有する。本発明の表示装置は、映像信号処理回路100を有することにより、信号レベルの大きさに影響されず、正常に映像を表示することができる。
このように、本発明の映像信号処理回路及び表示装置によれば、回路を増加することなく、安定した色復調処理を実現することが可能となる。従って、従来に比べ、画質が大きく向上するという効果が得られる。また、液晶TV等の全体システム構成までを鑑みたクロックシステムを構築する場合、本発明の映像信号処理回路は、固定クロック周波数動作においても安定した動作を実現し、クロック周波数の高調波妨害を防止することができる。
本発明の映像信号処理回路は、信号レベルの大きさに影響されず、安定した色復調処理を実現する機能を有し、車載用の表示装置等に有用である。
本発明の実施形態の映像信号処理回路の構成を示すブロック図 映像信号処理回路に入力されるコンポジット映像信号を示す図 (a)コンポジット映像信号、(b)クロック、(c)有効区間信号、(d)バーストロックデータを示す図 YC分離回路の内部構成を示すブロック図 (a)最新のバースト信号、(b)1H前のバースト信号、(c)正常相関検出時のバースト情報、(d)相関誤検出時のバースト情報、を示す図 本発明の実施形態の表示装置の構成を示すブロック図 従来の映像信号処理装置の構成を示すブロック図
符号の説明
1 入力端子
2 A/D変換回路
3 バーストロック補間回路
4 YC分離回路
5 自動色レベル補正回路
6 色復調回路
7 水平同期検出回路
8 バースト位相制御回路
9 フリークロック発生回路
10、11、12、13 出力端子
100 映像信号処理回路
101 RGB復調回路
102 駆動回路
103 液晶パネル
401、402 入力端子
403、404 1Hメモリ
405、406、407 BPF
408 相関検出回路
409 C出力切替回路
410 Y信号算出回路
411、412 出力端子
413 スイッチ

Claims (5)

  1. バースト信号を含むデジタル映像信号のサンプリング周波数を変換して、バーストロックデータを生成するバーストロック補間回路と、
    前記バーストロックデータを輝度信号と色信号に分離するYC分離回路と、
    前記色信号のレベルを一定にするよう補正する自動色レベル補正回路と、
    前記デジタル映像信号から前記バースト信号の水平位置を示すバースト区間信号を生成する水平同期検出回路と、
    前記バースト区間信号と前記自動色レベル補正回路から出力される信号とに基づいて、前記バーストロックデータが前記バースト信号に位相同期するように、前記サンプリング周波数を制御するバースト位相制御回路と、
    を有することを特徴とする映像信号処理回路。
  2. 前記バースト位相制御回路は、前記バースト信号の区間に前記バーストロックデータを入力し、前記バースト信号の区間以外に前記色信号を入力する、ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理回路。
  3. 前記YC分離回路は、
    前記バーストロックデータの相関を検出することにより、前記色信号を生成する相関検出回路と、
    前記バースト区間信号に基づいて、前記バースト信号の区間内は前記バーストロックデータを出力し、前記バースト信号の区間以外は前記色信号を出力するC出力切替回路と、
    前記バーストロックデータから前記色信号を減算することにより、前記輝度信号を生成するY信号算出回路と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の映像信号処理回路。
  4. 前記バースト位相制御回路は、前記バースト信号の信号レベルを規格値に補正した後の信号を基に、前記バーストロック補間回路を制御することを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理回路。
  5. 液晶パネルと、
    請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の前記映像信号処理回路と、
    前記映像信号処理回路から出力される信号をRGB信号に復調するRGB復調回路と、
    前記RGB信号に基づいて前記液晶パネルを駆動する駆動回路と、
    を有することを特徴とする表示装置。

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