JP2007311048A - 閃光放電ランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 閃光放電ランプに十分なトリガーエネルギーをかけ、閃光放電ランプを確実に発光させることができる閃光放電ランプ装置を提供することにある。
【解決手段】 本発明の閃光放電ランプ装置は、一対の電極1が対向配置されてなる発光管2を有する閃光放電ランプと、閃光放電ランプの発光管2の外部において電極1間にわたって伸びる高電圧給電用近接導体3とを備えてなり、高電圧給電用近接導体3は、ガラス製の封管体4の内部に配置され、一端部が金属箔33に接続された金属棒であり、金属棒3には凹部30が形成されており、金属棒3の凹部30および金属箔33と対向する部分の封管体4を溶融して、高電圧給電用近接導体3を封管体4内に封止したことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば半導体基板や液晶基板の熱処理などに好適に用いられる閃光放電ランプを用いた閃光放電ランプ装置に関する。
従来、閃光放電ランプ装置としては、例えば一対の電極が対向配置されてなる発光管を有する閃光放電ランプと、当該閃光放電ランプの発光管の外部に、トリガー電極と称される高電圧供給用近接導体(以下、単に「近接導体」ともいう。)を備えたものが広く知られている。
具体的には、近接導体を石英ガラスからなる封管体の内部に気密に配置し、この封管体を閃光放電ランプの発光管に沿って配置した閃光放電ランプ装置が知られている。このような技術は、特開2003−203606号に記載されている。
図7を用いて、従来の閃光放電ランプ装置を説明する。図8は、図7における封管体の封止構造を説明するための拡大断面図である。
この閃光放電ランプ装置は、石英ガラス製の管型の発光管2内に一対の電極1が配置された閃光放電ランプと、この閃光放電ランプの発光管2の外部にタングステン製の金属棒である近接導体3が配置されている。
この近接導体3は、両端が封止された円筒状の石英ガラス管よりなる封管体4の内部に配置されている。
近接導体3の一端部31は金属箔33に接続され、金属箔33の他端には封管体4から突出するようにリード34が接続されており、この金属箔33の部分で封管体4を圧潰封止することにより、近接導体3を封管体4内に密閉保持している。密閉された封管体4内には不活性ガスが充填されているかもしくは真空雰囲気になっており、近接導体3が酸化することを防止している。
そして、封管体4と発光管2はニッケル製の固定部材5によって、固定されている。
なお、図8では、固定部材は省略している。
近接導体3は、一端部31は封管体4を圧潰封止することにより封管体4に固定されており、他端部32は封管体4内で自由端となっているので、閃光放電ランプからの光を受け、近接導体3が加熱され膨張しても、その膨張量を他端部32と封管体4の内壁との隙間で吸収する構造になっている。
このように、近接導体を封管体内に密閉保持する構造であるため、近接導体の酸化を防止したり、或いは、近接導体が高温でスパッタした場合に、近接導体材料が発光管に付着することに起因して起こる発光管のクラックを防止することができる。
特開2003−203606号公報
しかしながら、この閃光放電ランプ装置に用いられる閃光放電ランプは、1msecの短時間の間に、20J/cm以上のエネルギーを有する光を、被処理物である半導体基板に対して照射することが要請され、これを達成するためには、閃光放電ランプに投入されるピークエネルギーは5×10Wにもおよぶ。
この結果、閃光放電ランプから放射される光が大きなエネルギーを有するものであることから、近接導体3が瞬時に高温となり膨張し、その後、収縮するものであり、閃光放電ランプの発光に伴い、繰り返し近接導体3が膨張収縮するものである。
そして、図8に示すように、封管体4によって近接導体3が封止された部分では、封管体4を構成している石英ガラスと近接導体3を構成しているタングステンとの膨張係数の違いにより、近接導体3の周りには微小な隙間が開いており、図8中破線で示す近接導体3と金属箔33の溶接部分Aに、膨張収縮する際の応力が繰り返し加わることになる。
また、閃光放電ランプから光が放射される際に、閃光放電ランプの周りの空間に衝撃波が発生する。
この衝撃波の影響により、閃光放電ランプ自体が振動し、この閃光放電ランプに固定された封管体4も振動し、内部の近接導体3も振動することになる。
また、近接導体3と金属箔33は、突合せ溶接によって接合されているので、金属箔33は溶接のために高温状態となり脆くなっている。
つまり、金属箔33の近接導体3と溶接された部分Aでは、本来の金属箔の強度より劣化した状態であるにもかかわらず、近接導体3の膨張収縮応力が繰り返し加わり、さらに、衝撃波の影響により振動も繰り返し加わる結果、金属箔33の一部が切れた状態になる。
この状態で、トリガー起動時、近接導体3に高周波・高電圧がかかると、金属箔33の切れた部分で放電が起こる場合があり、放電が起こると近接導体3のトリガー出力のエネルギーが低下し、閃光放電ランプが発光しなくなる場合があった。
つまり、閃光放電ランプが点灯する場合と点灯しない場合があり、閃光放電ランプの点灯性が不安定になるという問題があった。
さらには、金属箔33の切れた部分で放電が繰り返し起こるようになると、最終的には金層箔33が完全に切れ、閃光放電ランプが全く点灯しなくなるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、閃光放電ランプに十分なトリガーエネルギーをかけ、閃光放電ランプを確実に発光させることができる閃光放電ランプ装置を提供することにある。
本願発明の閃光放電ランプ装置は、一対の電極が対向配置されてなる発光管を有する閃光放電ランプと、当該閃光放電ランプの発光管の外部において電極間にわたって伸びる高電圧給電用近接導体とを備えてなる閃光放電ランプ装置において、前記高電圧給電用近接導体は、ガラス製の封管体の内部に配置され、一端部が金属箔に接続された金属棒であり、前記金属棒には、凹部が形成されており、前記金属棒の凹部および前記金属箔と対向する部分の封管体を溶融して、前記高電圧給電用近接導体を前記封管体内に封止したことを特徴とする。
さらに、前記凹部の表面に、高融点金属よりなる被覆層が形成されていることを特徴とする。
さらに、前記凹部は、前記閃光放電ランプの電極先端より前記封管体の端部方向の位置に設けられていることを特徴とする。
本発明の閃光放電ランプ装置は、閃光放電ランプを点灯させるための高電圧給電用近接導体が封管体内に密閉保持され、この高電圧給電用近接導体に、凹部が形成されており、この凹部に封管体を構成する石英ガラスが流れ込んで高電圧給電用近接導体が固定されているので、高電圧給電用近接導体が膨張収縮しても、あるいは、高電圧給電用近接導体に振動が加わっても、その応力が高電圧給電用近接導体と接続された金属箔にかからず、金属箔が破壊されることがなく、閃光放電ランプに十分なトリガーエネルギーをかけることができ、閃光放電ランプを確実に発光させることができる。
また、凹部の表面に高融点金属よりなる被覆層が形成されているので、高電圧給電用近接導体の表面に石英ガラスに対して親和性が高い酸化物ができなく、高電圧給電用近接導体が石英ガラスに溶着されることが防止され、封管体にクラックが入ることを防止できる。
さらに、凹部は、閃光放電ランプの電極先端より封管体の端部方向の位置に設けられているので、高電圧給電用近接導体の金属箔近傍に閃光放電ランプからの光が照射されないか、若しくは、光が照射されても光出力が低下しているので、金属箔近傍の高電圧給電用近接導体は膨張収縮がほとんど起こらないものであり、金属箔の破壊を確実に防止することができる。
以下、本発明の閃光放電ランプ装置を説明する。
図1を用いて、本発明の閃光放電ランプ装置を説明する。図2は、図1における封管体の封止構造を説明するための拡大断面図である。
この閃光放電ランプ装置は、石英ガラス製の管型の発光管2内に一対の電極1が配置された閃光放電ランプと、この閃光放電ランプの発光管2の外部に高電圧給電用近接導体(以下、単に、「近接導体」ともいう。)3が配置されている。
この近接導体3は、外径が1.5mm、長さが510mmのタングステン製の金属棒(以下、金属棒も符号3で示す。)である。
この金属棒3は、タングステン以外に、ニッケル、アルミニウム、白金、インコネル(ニッケル−クロム−鉄合金)、モリブデンなどの金属を用いることができる。
金属棒3は、図2に示すように、閃光放電ランプの電極1の先端より封管体4の端部方向の位置に凹部30が形成されている。
つまり、凹部30は、閃光放電ランプの電極1間と対向した位置に存在せず、電極1間で発生した光が真っ直ぐに凹部30に照射されない位置に形成されており、電極1間で発生した光が斜めから照射されて光出力が低下するところ、或いは、電極1によって遮光されるところに凹部30が形成されている。
この凹部30は、金属棒3の一部をバインダーによって切削加工したものであり、深さは0.2mm以上、長さが1.5mm以上である。
この例においては、深さは0.3mm、長さは4mmである。
また、凹部30の表面には、ロジウムもしくはレニウムの高融点金属よりなる被覆層3aが形成されている。
この被覆層3aは少なくとも凹部30の表面に形成するものであり、凹部30の表面を含んでその周辺の金属棒3の表面全体に被覆層3aを形成してもよい。
この金属棒3は、両端が封止された円筒状の封管体4の内部に配置されている。
封管体4は、石英ガラスよりなり、外径5mm、内径2mm、長さ600mmの円筒状であり、両端部が封止されている。
金属棒3の一端部31はモリブデン製の金属箔33に接続され、金属箔33の他端には封管体4から突出するようにモリブデン製のリード34が接続されている。
そして、金属箔33および金属棒3の凹部30と対向する位置の封管体4を溶融して、金属棒3を封管体4内に密閉封止する。
封止構造を具体的に説明すると、凹部30および金属箔33と対向する位置の封管体4をバナーで加熱して封管体4を溶融状態にして、凹部30に封管体4を構成している石英ガラスが流れ込むようにする。その後、金属箔33と対向する部分の封管体4をさらに高温で焼き込むことにより、金属箔33を挟んだ状態で封管体4が封止される。
この封止構造において、凹部30の表面に高融点金属よりなる被覆層3aが形成されているので、封管体4を溶融する時に金属棒3が加熱されても、金属棒3の表面に石英ガラスに対して親和性が高い酸化物ができなく、金属棒3が石英ガラスに溶着されることが防止され、封管体4にクラックが入ることを防止できる。
密閉された封管体4内には不活性ガスが充填されているかもしくは真空雰囲気になっており、金属棒3が酸化することを防止している。
そして、封管体4と発光管2はニッケル製の固定部材5によって、固定されている。なお、図2では、固定部材5は省略している。
金属棒3は、図2に示すように、一端部31は封管体4を圧潰封止することにより封管体4に固定されており、図1に示すように、他端部32は封管体4内で自由端となっているので、閃光放電ランプからの光を受け、金属棒3が加熱され膨張しても、その膨張量を他端部32と封管体4の内壁との隙間で吸収する構造になっている。
さらに、図2を用いて説明する。
金属棒3の凹部30に、封管体4を構成する石英ガラスが流れ込んで固化した状態になっているので、金属棒3は封管体4に対してこの凹部30部分で固定されることになる。つまり、金属棒3は、凹部30を中心に、凹部30から封管体4内に伸びる金属棒本体部分L1と、凹部30から金属箔33側に伸びる金属棒根元部分L2に分かれた構造になる。
そして、閃光放電ランプの発光に伴い金属棒3に光が照射されると、金属棒本体部分L1が膨張収縮するが、その膨張収縮応力は凹部30に流れ込んで固化した石英ガラスにかかるだけで、金属箔33と金属棒3が溶接された溶接部分Aにはかからないものである。
また、凹部30は、電極1間で発生した光が斜めから照射されて光出力が低下するところ、或いは、電極1によって遮光されるところに形成されており、つまり、金属棒3の金属棒根元部分L2に光が照射されないか、若しくは、光が照射されても光出力が低下しているので、金属棒根元部分L2は膨張収縮がほとんど起こらないものであり、溶接部分Aには金属棒根元部分L2の膨張収縮応力はほとんどかからないものである。
この結果、閃光放電ランプの発光に伴い金属棒3に光が照射されても、金属箔33と金属棒3が溶接された溶接部分Aに応力がかからず、金属箔33が切れることがないものである。
さらに、閃光放電ランプから光が放射される際に、閃光放電ランプの周りの空間に衝撃波が発生して、封管体4内で金属棒3が振動しても、金属棒3は封管体4に対してこの凹部30部分で固定されており、この凹部30は、金属箔33と金属棒3が溶接された溶接部分Aの近傍に形成されているので、金属棒本体部分L1が振動したとしても、その振動は溶接部分Aには伝わらず、よって、金属棒3が振動しても、金属箔33にはなんら振動による応力がかからず、金属箔33が切れることがないものである。
この結果、金属棒3が膨張収縮しても、あるいは、金属棒3が振動しても、それらの応力が金属箔33にかからず、金属箔33が切れないものであり、トリガー起動時に、金属箔33を通って金属棒3に確実に高周波・高電圧をかけることができ、金属棒3のトリガー出力のエネルギーが常に最適な状態になり、閃光放電ランプを常時確実に点灯させることができるものである。
次に、金属棒に設けられる凹部の形状について説明する。
図3は、金属棒の凹部部分の拡大説明図である。
図3(a)は金属棒の側面図、図3(b)は金属棒の斜視図である。
金属棒3の凹部30は、深さD1が0.2mm未満では、封管体を構成している石英ガラスが溶融した時に、溶融した石英ガラスが凹部に流れ込まなく、金属棒3を封管体で固定することができないものである。
一方、金属棒の外径をH(mm)とすると、深さD1が1/2Hを超えると、金属棒全体に対して深く切削しすぎた状態の凹部となり、金属棒自体の強度が低下し、金属棒3に振動が加わると金属棒が破断する恐れがある。
よって、凹部30の深さD1は、0.2mm≦D1≦1/2Hmmの範囲がよい。
金属棒3の凹部30は、長さD2が1.5mm以下では、封管体を構成している石英ガラスが溶融した時に、溶融した石英ガラスが凹部に十分に流れ込まなく、金属棒3を封管体で強固に固定することができないものである。
一方、長さD2の上限値は、特に限定されるものではないが、金属棒3の構造上、凹部30が長くなると金属棒3の強度が低下するものであり、凹部30の長さD2は20mm以下が好ましい。
以下、金属棒に設けられる凹部の他の実施例を説明する。以下の実施例は、金属棒のみ示すものであり、封管体は省略している。
図4は、金属棒3の凹部30は、金属棒3の表面から凹部30の底部中央部側に向かってテーパー状の傾斜面301を有するものである。
このように凹部30が傾斜面301を有することにより、封管体を構成している石英ガラスが溶融した時に、溶融した石英ガラスが傾斜面301に沿って凹部に流れ込みやすくなり、確実に、金属棒3を封管体で固定することができるものである。
図5(a)は金属棒3の側面図、図5(b)は金属棒3の斜視図であり、凹部30は、金属棒3の全周に連続して形成されている。
このように金属棒3の全周に凹部30が形成されていることにより、金属棒3の全周に溶融した石英ガラスが流れ込み、確実強固に、金属棒3を封管体で固定することができる。
図6は、金属棒3の長手方向に、複数の凹部を設けた実施例であり、図6(a)は、金属棒3の同一方向側に2つの凹部30を設けた実施例であり、図6(b)は、金属棒3の異なった方向側に2つの凹部30を設けた実施例である。
このように、金属棒3に、長手方向に複数の凹部30を設けることにより、金属棒3を封管体で確実に固定することができるとともに、金属棒3が膨張収縮を繰り返しても、あるいは、金属棒3が振動しても、金属棒3と封管体との固定部分が2箇所以上となり、金属棒と金属箔の溶接部分に加わる応力を確実に小さくすることができる。
本発明の閃光放電ランプ装置の断面説明図である。 図1における封管体の封止構造を説明するための拡大断面図である。 本発明の閃光放電ランプ装置の高電圧給電用近接導体である金属棒の説明図である。 本発明の閃光放電ランプ装置の高電圧給電用近接導体である金属棒の他の実施例の説明図である。 本発明の閃光放電ランプ装置の高電圧給電用近接導体である金属棒の他の実施例の説明図である。 本発明の閃光放電ランプ装置の高電圧給電用近接導体である金属棒の他の実施例の説明図である。 従来の閃光放電ランプ装置の断面説明図である。 図7における封管体の封止構造を説明するための拡大断面図である。
符号の説明
1 電極
2 発光管
3 高電圧給電用近接導体(金属棒)
30 凹部
3a 被覆層
4 封体管
5 固定部材
4 電極
5 放電空間

Claims (3)

  1. 一対の電極が対向配置されてなる発光管を有する閃光放電ランプと、当該閃光放電ランプの発光管の外部において電極間にわたって伸びる高電圧給電用近接導体とを備えてなる閃光放電ランプ装置において、
    前記高電圧給電用近接導体は、ガラス製の封管体の内部に配置され、一端部が金属箔に接続された金属棒であり、
    前記金属棒には、凹部が形成されており、
    前記金属棒の凹部および前記金属箔と対向する部分の封管体を溶融して、前記高電圧給電用近接導体を前記封管体内に封止したことを特徴とする閃光放電ランプ装置。
  2. 前記凹部の表面に、高融点金属よりなる被覆層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の閃光放電ランプ装置。
  3. 前記凹部は、前記閃光放電ランプの電極先端より前記封管体の端部方向の位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の閃光放電ランプ装置。
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