JP2007310712A - コンテンツファイル処理装置 - Google Patents

コンテンツファイル処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007310712A
JP2007310712A JP2006140251A JP2006140251A JP2007310712A JP 2007310712 A JP2007310712 A JP 2007310712A JP 2006140251 A JP2006140251 A JP 2006140251A JP 2006140251 A JP2006140251 A JP 2006140251A JP 2007310712 A JP2007310712 A JP 2007310712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
file
storage device
content file
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006140251A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Minami
栄 二 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006140251A priority Critical patent/JP2007310712A/ja
Publication of JP2007310712A publication Critical patent/JP2007310712A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

【課題】補助記憶装置に格納されているコンテンツファイルをコンテンツファイル処理装置にバックアップする際に、適正なコンテンツファイルを選択的に転送可能な、コンテンツファイル処理装置を提供する。
【解決手段】コンテンツファイル処理装置は、コンテンツに関するデータを保持するコンテンツファイルと、このコンテンツファイルを管理するための情報を保持する第1のコンテンツ管理ファイルとが格納された第1の記憶装置から、前記コンテンツ管理ファイルを取得する、コンテンツ管理ファイル取得手段と、前記コンテンツ管理ファイル取得手段で取得したコンテンツ管理ファイルを解析して、所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルを選択する、選択手段と、前記選択手段で選択されたコンテンツファイルを、前記第1の記憶装置から取得する、コンテンツファイル取得手段と、前記コンテンツファイル取得手段で取得したコンテンツファイルを、第2の記憶装置に格納する、コンテンツファイル格納手段と、を備えて構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツファイル処理装置に関し、特に、保持しているファイルに基づくデータを再生して処理するコンテンツファイル処理装置に関する。
近年、プリンタにハードディスクドライブなどの補助記憶装置が搭載されているものが増えてきている。このようなプリンタでは、ユーザは、デジタルカメラ等で撮像した画像ファイルを、プリンタの補助記憶装置に転送し、プリンタの補助記憶装置を用いて画像ファイルを管理することが可能である。また、補助記憶装置の大容量化も進んでいることから、1つの補助記憶装置に、多数の画像ファイルを格納することも可能になっている。
デジタルカメラ等で撮像した静止画の画像ファイルは、メモリカードなどの小型記憶装置に一旦格納され、この小型記憶装置からプリンタの補助記憶装置に転送されることが多い。この小型記憶装置についても、その記憶容量が増大していることから、デジタルカメラで撮像した静止画の画像ファイルに加えて、動画ファイルや音声ファイルなどが、小型記憶装置に格納されることも多くなってきている。
このため、例えば特開2005−244722号公報に開示されているように、コンテンツ管理ファイルを用いて、静止画ファイル、動画ファイル、音声ファイルなどのコンテンツファイルを管理するようになってきている。このようなコンテンツ管理ファイルのフォーマット形式(フォーマット規格)としては、MPV(Music Photo Video)、PASS(Picture Archiving and Sharing Standard)、HighMAT(High Performance Media Access Technology)などの様々なものが登場している。
しかしながら、このような様々な種類のコンテンツファイルが格納された小型記憶装置から、プリンタの補助記憶装置に静止画の画像ファイルのバックアップをとる場合、小型記憶装置から一括でバックアップをすると、静止画の画像ファイルだけでなく、動画ファイルや音声ファイルまで補助記憶装置に転送されてしまう。しかし、これら動画ファイルや音声ファイルに基づくデータは、プリンタで印刷をすることができず、プリンタが内蔵する補助記憶装置に転送する意味がない。
無論、バックアップをとる際に、小型記憶装置から補助記憶装置に転送するファイルをユーザが1つひとつ選択するようにすれば、印刷できないファイルを転送しないようにできるが、そのような作業はユーザにとって面倒であり、ユーザにそのような作業を強いることは好ましくない。
また、このような不要なコンテンツファイルを転送してしまうという問題は、補助記憶装置を有する音声再生装置などの様々なコンテンツファイル処理装置でも同様に生じ得る。
特開2005−244722号公報
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、補助記憶装置に格納されているコンテンツファイルをコンテンツファイル処理装置にバックアップする際に、適正なコンテンツファイルを選択的に転送可能な、コンテンツファイル処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るコンテンツファイル処理装置は、
コンテンツに関するデータを保持するコンテンツファイルと、このコンテンツファイルを管理するための情報を保持する第1のコンテンツ管理ファイルとが格納された第1の記憶装置から、前記コンテンツ管理ファイルを取得する、コンテンツ管理ファイル取得手段と、
前記コンテンツ管理ファイル取得手段で取得したコンテンツ管理ファイルを解析して、所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルを選択する、選択手段と、
前記選択手段で選択されたコンテンツファイルを、前記第1の記憶装置から取得する、コンテンツファイル取得手段と、
前記コンテンツファイル取得手段で取得したコンテンツファイルを、第2の記憶装置に格納する、コンテンツファイル格納手段と、
を備えることを特徴とする。
この場合、コンテンツファイル処理装置は、
前記選択手段で選択したコンテンツファイルを管理するための情報を生成する、管理情報生成手段と、
前記管理情報生成手段に基づいて、前記コンテンツファイル格納手段が前記第2の記憶装置に格納したコンテンツファイルを管理するための情報を保持する第2のコンテンツ管理ファイルを生成する、コンテンツ管理ファイル生成手段と、
をさらに備えるようにしてもよい。
また、前記選択手段で選択する所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルは、当該コンテンツファイル処理装置が処理可能な種類のコンテンツファイルであるようにしてもよい。
また、前記選択手段は、1つのコンテンツが複数のコンテンツファイルから形成されている場合には、1つのコンテンツを形成する複数のコンテンツファイルの中から、前記所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルを選択するようにしてもよい。
また、コンテンツファイル処理装置は、前記コンテンツ管理ファイル生成手段が生成した前記第2のコンテンツ管理ファイルを、第3の記憶装置に格納する、コンテンツ管理ファイル格納手段を、さらに備えるようにしてもよい。
この場合、前記第2の記憶装置と前記第3の記憶装置とが、1つの記憶装置として当該コンテンツファイル処理装置に設けられているようにしてもよい。
或いは、前記第3の記憶装置は当該コンテンツファイル処理装置に設けられているが、前記第2の記憶装置は当該コンテンツファイル処理装置の外部に設けられているようにしてもよい。
本発明に係るコンテンツファイル処理装置の制御方法は、
コンテンツに関するデータを保持するコンテンツファイルと、このコンテンツファイルを管理するための情報を保持する第1のコンテンツ管理ファイルとが格納された第1の記憶装置から、前記コンテンツ管理ファイルを取得するステップと、
前記取得したコンテンツ管理ファイルを解析して、所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルを選択するステップと、
前記選択手段で選択されたコンテンツファイルを、前記第1の記憶装置から取得するステップと、
前記取得したコンテンツファイルを、第2の記憶装置に格納するステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、
コンテンツに関するデータを保持するコンテンツファイルと、このコンテンツファイルを管理するための情報を保持する第1のコンテンツ管理ファイルとが格納された第1の記憶装置から、前記コンテンツ管理ファイルを取得するステップと、
前記取得したコンテンツ管理ファイルを解析して、所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルを選択するステップと、
前記選択手段で選択されたコンテンツファイルを、前記第1の記憶装置から取得するステップと、
前記取得したコンテンツファイルを、第2の記憶装置に格納するステップと、
をコンテンツファイル処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明に係る記録媒体は、
コンテンツに関するデータを保持するコンテンツファイルと、このコンテンツファイルを管理するための情報を保持する第1のコンテンツ管理ファイルとが格納された第1の記憶装置から、前記コンテンツ管理ファイルを取得するステップと、
前記取得したコンテンツ管理ファイルを解析して、所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルを選択するステップと、
前記選択手段で選択されたコンテンツファイルを、前記第1の記憶装置から取得するステップと、
前記取得したコンテンツファイルを、第2の記憶装置に格納するステップと、
をコンテンツファイル処理装置に実行させるためのプログラムが記録されたことを特徴とする。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係るプリンタ10の内部構成の一例を示す図である。このプリンタ10は、コンテンツファイル処理装置の一例である。
この図1に示すように、プリンタ10は、CPU(Central Processing Unit)20と、RAM(Random Access Memory)22と、ROM(Read Only Memory)24と、表示画面26と、プリンタエンジン28と、操作パネル30と、リーダーライター32と、外部記憶ドライブ34と、補助記憶装置36とを備えて構成されており、これらは内部バスを介して相互に接続されている。
本実施形態においては、CPU20とRAM22とROM24とにより、プリンタ10の全体的な制御を行う制御部が構成されている。表示画面26は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)により構成されており、本実施形態では特に、小型のカラーLCDにより構成されている。
プリンタエンジン28は、印刷用紙などの印刷媒体に印刷を行う装置であり、例えば、インクジェット式のプリンタ機構やレーザー式のプリンタ機構により、構成されている。操作パネル30は、ユーザがこのプリンタ10に対して様々な操作を入力するためのパネルである。この操作パネル30の具体的なレイアウトは、後述する。
リーダーライター32は、プリンタ10に設けられたスロットに挿入されたメモリカード40にアクセスし、データを読み込んだり、データを書き込んだりするための装置である。このメモリカード40は、本実施形態における着脱可能な小型記憶装置の一例である。本実施形態では特に、メモリカード40はデジタルカメラに挿入されて使用され、デジタルカメラで撮像された静止画の画像ファイルが、このメモリカード40に格納されていることを想定している。但し、詳しくは後述するが、このメモリカード40には、静止画の画像ファイルに加えて、動画ファイルや音声ファイルがコンテンツファイルとして格納されている。また、これらのコンテンツファイルを管理するための情報を保持するコンテンツ管理ファイルも格納されている。
外部記憶ドライブ34には、DVDやCDなどの光ディスク50が装着され、この装着された光ディスク50からデータを読み込んだり、DVD−RWやCD−RWの光ディスク50であれば、データを書き込んだりするための装置である。
補助記憶装置36は、大容量の記憶装置であり、本実施形態では、ハードディスクドライブにより構成されている。特に、本実施形態では、メモリカード40に格納されている画像ファイルが、この補助記憶装置36に転送され、格納される。なお、図1の例では、この補助記憶装置36はプリンタ10に内蔵されているが、プリンタ10の外部にある補助記憶装置36に、接続ケーブルを介して接続されるようにしてもよい。
図2は、図1のプリンタ10に係る操作パネル30の構成を説明するための図である。この操作パネル30は、例えば、プリンタ10の筐体表面のいずれかの部分に設けられている。
この図2に示すように、操作パネル30には、上方向移動ボタンB10と、左方向移動ボタンB12と、右方向移動ボタンB14と、下方向移動ボタンB16と、OKボタンB18と、キャンセルボタンB20とを備えて構成されている。上方向移動ボタンB10と、左方向移動ボタンB12と、右方向移動ボタンB14と、下方向移動ボタンB16とが、本実施形態におけるカーソルボタンを構成している。操作パネル30に設けられているこれらのボタンは、本実施形態に係るプリンタ10を操作するのに必要なボタンの一例であり、これ以外のボタンが操作パネル30に設けられていてもよいし、或いは、他のボタンで図2に示したボタンを代替するようにしてもよい。
次に、図3及び図4に基づいて、プリンタ10が実行するバックアップ処理について説明する。この図3及び図4のバックアップ処理は、図5に示したメニュー画面W10でユーザが「バックアップ」を選択した場合に起動される処理である。すなわち、ユーザが、表示画面26にメニュー画面W10を表示し、カーソルボタンB10、B12、B14、B16を操作して、カーソルCRを「バックアップ」に位置させた上で、OKボタンB18を押下することにより、起動される処理である。また、このバックアップ処理は、ROM24又は補助記憶装置36に格納されているバックアップ処理プログラムを、CPU20が読み込んで実行することにより実現される処理である。
まず、図3に示すように、このバックアップ処理が起動されると、プリンタ10は、表示画面26に、確認画面を表示する(ステップS10)。図6は、このとき、表示画面26に表示される確認画面W20の一例を示す図である。
この図6に示すように、確認画面W20には、メモリカード40からのバックアップを開始してよいかどうかをユーザに確認するメッセージとともに、OKボタンB18か、キャンセルボタンB20の入力を促すメッセージが表示される。したがって、ユーザは、この確認画面W20のメッセージに従って、OKボタンB18か、キャンセルボタンB20を押下する。
次に、図3に示すように、プリンタ10はユーザが押下したボタンがOKボタンB18であるかどうかを判断する(ステップS12)。ユーザが押下したボタンがOKボタンB18でない場合(ステップS12:NO)には、ユーザが押下したボタンがキャンセルボタンB20であるので、プリンタ10は、このバックアップ処理を終了する。
一方、ユーザが押下したボタンがOKボタンB18である場合(ステップS12:YES)には、プリンタ10は、ユーザにメモリカード40を抜かないように注意を喚起するためのメッセージ画面を表示画面26に表示する(ステップS14)。
図7は、このステップS14で表示されるメッセージ画面W30の一例を示す図である。このように、ユーザに対して、バックアップ中であるので、メモリカード40を抜かないように注意するメッセージを表示する。
次に、図3に示すように、プリンタ10は、バックアップの書き込み先である補助記憶装置36からマニフェストを取得する(ステップS16)。すなわち、本実施形態では、補助記憶装置36には次第に画像ファイルが蓄積されていく使用態様を想定しているので、補助記憶装置36に既に格納されているマニフェストを取得する。無論、補助記憶装置36に既存のマニフェストがない場合には、新たに作成すればよい。
次に、プリンタ10は、バックアップ元のメモリカード40から、このメモリカード40に格納されているマニフェストを取得した上で、このマニフェストを解析し、メモリカード40に格納されているアセット数を取得する(ステップS18)。
図8は、メモリカード40に格納されているマニフェストの一例を示す図である。マニフェストは、コンテンツ管理ファイルの一例であり、本実施形態では、MPV形式のフォーマットにより作成されている。このマニフェストを作成するのは、例えば、撮像した画像データを画像ファイルとしてメモリカード40に格納するデジタルカメラである。或いは、ユーザが、パーソナルコンピュータにメモリカード40を挿入して、パーソナルコンピュータでこれらの画像ファイルや音声ファイル、動画ファイルを整理/編集した場合には、パーソナルコンピュータでも作成される。
この図8からも分かるように、メモリカード40には、静止画の画像データの画像ファイル、音声データの音声ファイル、動画データの動画ファイルなどが、コンテンツファイルとして格納されている。また、音声ファイルには、静止画の画像ファイルが添付されている場合もあり、動画ファイルにも、静止画の画像ファイルが添付されている場合もある。MPVでは、これらの各種のコンテンツのことを、アセットと呼ぶ。各アセットには、その属性を表すタグが付いている。ステップS16では、プリンタ10は、メモリカード40に格納されているマニフェストを解析して、このメモリカード40に格納されているアセット数を取得する。
次に、図3に示すように、プリンタ10は、1つのアセットのタグを取得する(ステップS20)。すなわち、本実施形態に係るバックアップ処理では、アセットを転送するかどうかを順番に判断するので、アセットのタグを1つ取得する。
次に、図4に示すように、プリンタ10は、取得したアセットのタグがVideoタグであるか、又は、Audioタグであるかどうかを判断する(ステップS30)。図8の例では、Videoタグのアセットには、<Video>と記載されており、Audioタグには、<Audio>と記載されているので、プリンタ10はこれにより判断する。なお、静止画のアセットには、<Still>のタグが付されている。
取得したアセットのタグがVideoタグでも、Audioタグでもない場合(ステップS30:NO)には、プリンタ10は、取得したアセットのタグが静止画のアセットを含むコンポジットのタグであるかどうかを判断する(ステップS32)。図8の例では、音声データと静止画の画像ファイルのコンポジットである場合には、<Still with Audio>のタグが付されているので、プリンタ10は、取得したタグが<Still with Audio>であるかどうかを判断することにより、静止画のアセットを含むコンポジットであるかどうかを判断する。
取得したタグが静止画を含むコンポジットのタグである場合(ステップS32:YES)には、このタグから静止画のアセットだけを抽出して、タグを静止画のタグである<Still>に変更する(ステップS34)。すなわち、ステップS20で取得したコンポジットのタグを、静止画のタグである<Still>に変更する。この変更に際しては、静止画に関係のない管理情報も合わせて削除する。
このステップS34の後、又は、上述したステップS32で静止画を含むコンポジットでないと判断した場合(ステップS32:NO)には、プリンタ10は、ステップS18で取得した書き込み先のマニフェストに、静止画のアセットを追加登録する(ステップS36)。
次に、プリンタ10は、ステップS36で書き込み先のマニフェストに追加登録したアセットの静止画の画像ファイルを、メモリカード40から補助記憶装置36に転送する(ステップS38)。すなわち、静止画の画像ファイルそのものを、メモリカード40から補助記憶装置36に転送する。
但し、コンポジットのアセットについては、静止画の画像ファイルだけが転送される。すなわち、<Still with Audio>タグのアセットについては、音声ファイルは転送せずに、静止画の画像ファイルだけを転送する。
このステップS38の後、又は、上述したステップS30でVideoタグであると判断した場合、若しくは、Audioタグであると判断した場合(ステップS30:YES)には、プリンタ10は、メモリカード40に格納されているすべてのアセットについて、プリンタ10の補助記憶装置36に転送する静止画の画像ファイルであるかどうかの判断をしたかどうかを判断する(ステップS40)。すべてのアセットについての判断が終了していないと判断した場合(ステップS40:NO)には、上述したステップS20に戻り、次のアセットのタグを取得し、ステップS20以降の処理を繰り返す。
一方、ステップS40において、すべてのアセットの判断が終了したと判断した場合(ステップS40:YES)には、プリンタ10は、ステップS36により生成されたマニフェストを、補助記憶装置36に書き込む(ステップS42)。すなわち、これまで新たに登録されたアセットのタグを含むマニフェストを、補助記憶装置36に書き戻す。但し、このステップS42の処理は、ステップS36で新たなアセットのタグをマニフェストに登録する都度、補助記憶装置36に書き込みをしている場合には、省略することも可能である。
次に、プリンタ10は、表示画面26に、バックアップが終了した旨のメッセージ画面を表示する(ステップS44)。図9は、このステップS44で表示画面26に表示されるメッセージ画面W40の一例を示す図である。この図9に示すように、メッセージ画面W40には、バックアップが正常に終了した旨のメッセージが表示される。このステップS44により、本実施形態に係るバックアップ処理が終了する。
図10は、図8のマニフェストを有するメモリカード40のバックアップをした後に、補助記憶装置36のマニフェストに追加されるマニフェストの内容を示す図である。この図10に示すように、静止画のアセットである<Still>のタグについては、そのまま登録され、<Still with Audio>のタグについては、<Still>に変更されて登録される。また、<Audio>や<Video>については、登録されない。
以上のように、本実施形態に係るプリンタ10によれば、メモリカード40のバックアップにあたり、メモリカード40のマニフェストを解析し、プリンタ10で印刷処理可能な静止画の画像ファイルだけを選択し、補助記憶装置36に転送することとしたので、プリンタ10で印刷処理できない音声ファイルや動画ファイルを補助記憶装置36に転送しないようにすることができる。このため、ユーザが1つひとつ静止画の画像ファイルを選択して、メモリカード40から補助記憶装置36に転送するという作業をしなくとも、静止画の画像データだけを、プリンタ10の補助記憶装置36に転送することができるようになる。
また、マニフェストを解析するにあたっては、音声ファイルに静止画の画像ファイルが添付されているような場合には、補助記憶装置36には、音声ファイルは転送せずに、静止画の画像ファイルを選択的に転送することとしたので、静止画の画像ファイルの補助記憶装置36への転送もれをなくして、ユーザの利便性を高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず種々に変形可能である。例えば、上述した実施形態では、静止画の画像ファイルをメモリカード40からプリンタ10の補助記憶装置36に転送した後にも、メモリカード40の画像ファイルは削除しないこととしているが、これを自動的に削除するようにしてもよい。すなわち、静止画の画像ファイルをメモリカード40から補助記憶装置36に転送した後、メモリカード40の静止画の画像ファイルを削除してもよい。但し、コンポジットのアセットに含まれている静止画の画像ファイルについては、削除しない。なぜなら、音声ファイルなどの他のファイルと画像ファイルとが結合して1つのアセットを形成しているので、画像ファイルを削除してしまうと、この結合関係が維持できなくなってしまうからである。
また、上述した実施形態では、コンテンツ管理ファイルのフォーマット形式がMPVである場合を例に、本発明を説明したが、PASS形式やHighMAT形式などの他のフォーマット形式のコンテンツ管理ファイルを用いても、本発明を実現できる。また、画像ファイルであるかどうかの判断は、コンテンツ管理ファイルのタグ以外の部分を用いて判断するようにしてもよい。つまり、コンテンツ管理ファイルにおけるコンテンツファイルの種類を判断できる部分を用いて、判断すればよい。
また、上述した実施形態では、プリンタ10でもマニフェストを用いて、画像ファイルの管理をすることとしたが、プリンタ10では、必ずしもマニフェストを用いたコンテンツファイルの管理をする必要はない。すなわち、上述したバックアップ処理におけるステップS36やステップS42の処理を省略して、プリンタ10ではマニフェストを生成しないようにすることもできる。この場合でも、プリンタ10の補助記憶装置36に転送されるコンテンツファイルは、プリンタ10で印刷可能な静止画の画像ファイルだけになるので、ユーザにとってはバックアップの手間が省けることとなる。
また、上述した実施形態では、プリンタ10が補助記憶装置36を備えており、メモリカード40からの静止画の画像ファイルは、この補助記憶装置36に格納することとしたが、実際に画像ファイルを格納するのは、プリンタ10の外部の装置であってもよい。例えば、図11に示すように、ネットワーク70を介して、プリンタ10をファイルサーバ60に接続し、メモリカード40からのバックアップの際には、マニフェストはプリンタ10で保持するが、実際の画像データのファイルはファイルサーバ60に転送して、保持するようにしてもよい。そして、プリンタ10が印刷等の指示を受けて、プリンタ10の保持するマニフェストを解析し、実際の画像ファイルが必要になった場合には、ファイルサーバ60からネットワーク70を介して、必要な画像ファイルを取得すればよい。
また、上述した実施形態では、コンテンツファイル処理装置がプリンタである場合を例に本発明を説明したが、プリンタ以外の他のコンテンツファイル処理装置でも、本発明を適用することができる。例えば、コンテンツファイル処理装置が音声再生装置である場合には、メモリカード40から音声再生装置がバックアップをとる際に、メモリカード40に格納されているマニフェストを解析し、音声ファイルだけを、メモリカード40から音声再生装置の補助記憶装置に転送するようにすればよい。すなわち、コンテンツファイル処理装置が自ら処理できるコンテンツに関するコンテンツファイルだけを、転送するようにすればよい。具体的に、どのような種類のコンテンツファイルを選択して、バックアップすべきかは、予め定めておけばよい。
上述の実施形態で説明したバックアップ処理については、このバックアップ処理を実行するためのプログラムをフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、ROM、メモリカード等の記録媒体に記録して、記録媒体の形で頒布することが可能である。この場合、この記録媒体に記録されたプログラムをコンテンツファイル処理装置に読み込ませ、実行させることにより、上述した実施形態を実現することができる。
また、コンテンツファイル処理装置は、オペレーティングシステムや別のアプリケーションプログラム等の他のプログラムを備える場合がある。この場合、コンテンツファイル処理装置の備える他のプログラムを活用するために、そのコンテンツファイル処理装置が備えるプログラムの中から、上述した実施形態と同等の処理を実現するプログラムを呼び出すような命令を含むプログラムを、記録媒体に記録するようにしてもよい。
さらに、このようなプログラムは、記録媒体の形ではなく、ネットワークを通じて搬送波として頒布することも可能である。ネットワーク上を搬送波の形で伝送されたプログラムは、コンテンツファイル処理装置に取り込まれて、このプログラムを実行することにより上述した実施形態を実現することができる。
また、記録媒体にプログラムを記録する際や、ネットワーク上を搬送波として伝送される際に、プログラムの暗号化や圧縮化がなされている場合がある。この場合には、これら記録媒体や搬送波からプログラムを読み込んだコンテンツファイル処理装置は、そのプログラムの復号や伸張を行った上で、実行する必要がある。
また、上述した実施形態では、バックアップ処理をソフトウェアにより実現する場合を例に説明したが、このバックアップ処理をASIC(Application Specific IC)などのハードウェアにより実現するようにしてもよい。
本実施形態に係るプリンタの内部構成の一例を説明するブロック図。 図1のプリンタが備える操作パネルのレイアウトの一例を示す図。 図1のプリンタが実行するバックアップ処理の内容を説明するためのフローチャートを示す図(その1)。 図1のプリンタが実行するバックアップ処理の内容を説明するためのフローチャートを示す図(その2)。 図1のプリンタの表示画面に表示されるメニュー画面の一例を示す図。 図1のプリンタの表示画面に表示される確認画面の一例を示す図。 図1のプリンタの表示画面に表示されるメッセージ画面の一例を示す図。 メモリカードに格納されたマニフェストの一例を示す図。 図1のプリンタの表示画面に表示されるメッセージ画面の一例を示す図。 補助記憶装置のマニフェストにバックアップ後に追加されるマニフェストの内容の一例を示す図。 プリンタをファイルサーバに接続した場合の変形例を示す図。
符号の説明
10 プリンタ
20 CPU
22 RAM
24 ROM
26 表示画面
28 プリンタエンジン
30 操作パネル
32 リーダーライター
34 外部記憶ドライブ
36 補助記憶装置
40 メモリカード
50 光ディスク

Claims (10)

  1. コンテンツに関するデータを保持するコンテンツファイルと、このコンテンツファイルを管理するための情報を保持する第1のコンテンツ管理ファイルとが格納された第1の記憶装置から、前記コンテンツ管理ファイルを取得する、コンテンツ管理ファイル取得手段と、
    前記コンテンツ管理ファイル取得手段で取得したコンテンツ管理ファイルを解析して、所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルを選択する、選択手段と、
    前記選択手段で選択されたコンテンツファイルを、前記第1の記憶装置から取得する、コンテンツファイル取得手段と、
    前記コンテンツファイル取得手段で取得したコンテンツファイルを、第2の記憶装置に格納する、コンテンツファイル格納手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツファイル処理装置。
  2. 前記選択手段で選択したコンテンツファイルを管理するための情報を生成する、管理情報生成手段と、
    前記管理情報生成手段に基づいて、前記コンテンツファイル格納手段が前記第2の記憶装置に格納したコンテンツファイルを管理するための情報を保持する第2のコンテンツ管理ファイルを生成する、コンテンツ管理ファイル生成手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツファイル処理装置。
  3. 前記選択手段で選択する所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルは、当該コンテンツファイル処理装置が処理可能な種類のコンテンツファイルである、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンテンツファイル処理装置。
  4. 前記選択手段は、1つのコンテンツが複数のコンテンツファイルから形成されている場合には、1つのコンテンツを形成する複数のコンテンツファイルの中から、前記所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルを選択する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコンテンツファイル処理装置。
  5. 前記コンテンツ管理ファイル生成手段が生成した前記第2のコンテンツ管理ファイルを、第3の記憶装置に格納する、コンテンツ管理ファイル格納手段を、さらに備えることを特徴とする請求項2に記載のコンテンツファイル処理装置。
  6. 前記第2の記憶装置と前記第3の記憶装置とが、1つの記憶装置として当該コンテンツファイル処理装置に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のコンテンツファイル処理装置。
  7. 前記第3の記憶装置は当該コンテンツファイル処理装置に設けられているが、前記第2の記憶装置は当該コンテンツファイル処理装置の外部に設けられている、ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツファイル処理装置。
  8. コンテンツに関するデータを保持するコンテンツファイルと、このコンテンツファイルを管理するための情報を保持する第1のコンテンツ管理ファイルとが格納された第1の記憶装置から、前記コンテンツ管理ファイルを取得するステップと、
    前記取得したコンテンツ管理ファイルを解析して、所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルを選択するステップと、
    前記選択手段で選択されたコンテンツファイルを、前記第1の記憶装置から取得するステップと、
    前記取得したコンテンツファイルを、第2の記憶装置に格納するステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツファイル処理装置の制御方法。
  9. コンテンツに関するデータを保持するコンテンツファイルと、このコンテンツファイルを管理するための情報を保持する第1のコンテンツ管理ファイルとが格納された第1の記憶装置から、前記コンテンツ管理ファイルを取得するステップと、
    前記取得したコンテンツ管理ファイルを解析して、所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルを選択するステップと、
    前記選択手段で選択されたコンテンツファイルを、前記第1の記憶装置から取得するステップと、
    前記取得したコンテンツファイルを、第2の記憶装置に格納するステップと、
    をコンテンツファイル処理装置に実行させるためのプログラム。
  10. コンテンツに関するデータを保持するコンテンツファイルと、このコンテンツファイルを管理するための情報を保持する第1のコンテンツ管理ファイルとが格納された第1の記憶装置から、前記コンテンツ管理ファイルを取得するステップと、
    前記取得したコンテンツ管理ファイルを解析して、所定の処理が可能な種類のコンテンツファイルを選択するステップと、
    前記選択手段で選択されたコンテンツファイルを、前記第1の記憶装置から取得するステップと、
    前記取得したコンテンツファイルを、第2の記憶装置に格納するステップと、
    をコンテンツファイル処理装置に実行させるためのプログラムが記録された記録媒体。
JP2006140251A 2006-05-19 2006-05-19 コンテンツファイル処理装置 Withdrawn JP2007310712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006140251A JP2007310712A (ja) 2006-05-19 2006-05-19 コンテンツファイル処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006140251A JP2007310712A (ja) 2006-05-19 2006-05-19 コンテンツファイル処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007310712A true JP2007310712A (ja) 2007-11-29

Family

ID=38843492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006140251A Withdrawn JP2007310712A (ja) 2006-05-19 2006-05-19 コンテンツファイル処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007310712A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102486675A (zh) * 2010-12-02 2012-06-06 富士施乐株式会社 控制装置、控制方法、及图像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102486675A (zh) * 2010-12-02 2012-06-06 富士施乐株式会社 控制装置、控制方法、及图像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8451509B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and computer-readable storage medium
JP2007310712A (ja) コンテンツファイル処理装置
JP4737631B2 (ja) データ処理装置
JP4505407B2 (ja) プリント受付装置および方法並びにプログラム
JP4760502B2 (ja) 印刷装置、印刷制御装置及び印刷制御方法
JP2002024060A (ja) ファイル保存装置
US8390870B2 (en) Recording apparatus, control method therefor, program, and computer-readable storage medium for printing on surface
JP2008055720A (ja) 画像印刷システム
JP4850809B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体、コンピュータプログラム
JP4923985B2 (ja) 記録情報作成装置及び記録情報作成方法
JP2006351052A (ja) 記録媒体へのデータ書込み及びレーベル印刷一体型装置
JP2008059186A (ja) 情報処理装置
JP2006345041A (ja) 画像処理装置
JP2007036467A (ja) 画像処理装置
JP2007288347A (ja) 動画中の静止画位置の再現
JP4640328B2 (ja) 記録媒体作成装置及び光学記録媒体の発行操作制御方法
JP4813612B2 (ja) プリント受付装置および方法並びにプログラム
JP4998190B2 (ja) 履歴記録システム、履歴記録プログラム、及び管理サーバ
JP6102238B2 (ja) メディア処理装置、制御装置および制御プログラム
JP2007175914A (ja) プリント受付装置および方法並びにプログラム
JP2007152814A (ja) プリンタと液晶プロジェクタ装置とプリンタ制御プログラムと記録媒体とプリンタ制御方法
JP5020798B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法
JP4373259B2 (ja) データ記録再生装置
JP2004102936A (ja) 画像出力装置、出力方法、記録媒体、およびデータ出力システム
JP2009015940A (ja) プリントタグを用いた電子情報の再生管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090804