JP2007152814A - プリンタと液晶プロジェクタ装置とプリンタ制御プログラムと記録媒体とプリンタ制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリ素子をパーソナルコンピュータに接続しなくても、コンテンツリスト等を入手する。
【解決手段】インタフェース22を介して接続されたメモリ素子10に記憶されたデータファイル14の、ディレクトリと属性データを含む管理情報31を読み取る管理情報読み取り手段26と、管理情報31を印刷データ34に変換処理する印刷制御手段27と、印刷データ34を印刷するプリントエンジン29とを備える。メモリ素子10をインタフェース22を介してプリンタに接続するだけで、メモリ素子10に記憶されたデータファイル14の管理情報31が印刷される。
【選択図】図1
【解決手段】インタフェース22を介して接続されたメモリ素子10に記憶されたデータファイル14の、ディレクトリと属性データを含む管理情報31を読み取る管理情報読み取り手段26と、管理情報31を印刷データ34に変換処理する印刷制御手段27と、印刷データ34を印刷するプリントエンジン29とを備える。メモリ素子10をインタフェース22を介してプリンタに接続するだけで、メモリ素子10に記憶されたデータファイル14の管理情報31が印刷される。
【選択図】図1
Description
本発明は、メモリ素子に記憶されたデータやコンテンツのタイトル情報等を印刷できる、プリンタと液晶プロジェクタ装置とプリンタ制御プログラムと記録媒体とプリンタ制御方法に関する。
小型記憶用デバイスの高性能化に伴い、コンピュータで処理する大量のデータをメモリ素子に保存して利用するケースが増加している。デジタルカメラにはメモリ素子が内蔵されており、撮影した画像を記憶する。こうしたメモリ素子に記憶されたデータは、通常、パーソナルコンピュータに接続して処理される。一方、デジタルカメラで撮影した画像を直接プリンタで印刷できるようにしたものも開発されている(特許文献1参照)。
特開2004−98502号公報
ここで、従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
コンピュータを使用した業務に利用するメモリ素子には、各種のデータファイルが記憶される。しかし、メモリ素子自体に、記憶されたデータファイル名等を表示する機能を備えたものは少ない。従って、どのメモリ素子にどんなデータファイルが記憶されているかを確認するには、コンピュータを立ち上げてファイルマネージャを起動する必要がある。この操作は煩わしくて時間がかかる。本発明は、以上の点に着目してなされたもので、メモリ素子に記憶されたデータやコンテンツを素早く簡単に確認できる、プリンタと液晶プロジェクタ装置とプリンタ制御プログラムと記録媒体とプリンタ制御方法を提供することを目的とする。
コンピュータを使用した業務に利用するメモリ素子には、各種のデータファイルが記憶される。しかし、メモリ素子自体に、記憶されたデータファイル名等を表示する機能を備えたものは少ない。従って、どのメモリ素子にどんなデータファイルが記憶されているかを確認するには、コンピュータを立ち上げてファイルマネージャを起動する必要がある。この操作は煩わしくて時間がかかる。本発明は、以上の点に着目してなされたもので、メモリ素子に記憶されたデータやコンテンツを素早く簡単に確認できる、プリンタと液晶プロジェクタ装置とプリンタ制御プログラムと記録媒体とプリンタ制御方法を提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉インタフェースを介して接続されたメモリ素子に記憶されたデータファイルの、ディレクトリと属性データを含む管理情報を読み取る管理情報読み取り手段と、上記管理情報を印刷データに変換処理する印刷制御手段と、上記印刷データを印刷するプリントエンジンとを備えたことを特徴とするプリンタ。
〈構成1〉インタフェースを介して接続されたメモリ素子に記憶されたデータファイルの、ディレクトリと属性データを含む管理情報を読み取る管理情報読み取り手段と、上記管理情報を印刷データに変換処理する印刷制御手段と、上記印刷データを印刷するプリントエンジンとを備えたことを特徴とするプリンタ。
メモリ素子をインタフェースを介してプリンタに接続すると、メモリ素子に記憶されたデータファイルの管理情報が印刷される。従って、メモリ素子をパーソナルコンピュータに接続しなくても、コンテンツリスト等を入手できる。
〈構成2〉構成1に記載のプリンタにおいて、上記管理情報読み取り手段が読み取った管理情報を表示するディスプレイと、ディスプレイに表示された管理情報の全部又は一部を選択して、上記変換処理の対象にする情報選択手段、とを備えたことを特徴とするプリンタ。
プリンタに設けられた液晶ディスプレイ等に管理情報を表示する。そして、必要な部分だけを選択して印刷させることができる。大量のコンテンツが記憶されているような場合に有効である。
〈構成3〉構成1又は2に記載のプリンタにおいて、上記メモリ素子の機種情報と管理情報の読み取り手順とを対応付けた素子データベースを備え、上記管理情報読み取り手段は、インタフェースを介してメモリ素子と接続をしたときに、当該メモリ素子から上記機種情報を読み取って、上記素子データベースを参照して上記管理情報の読み取り手順を使用し、該当する管理情報を読み取るものであることを特徴とするプリンタ。
メモリ素子は機種ごとに管理情報の読み取り手順が異なる。そこで、予め、素子データベースを用意しておく。これにより、任意の機種のメモリ素子の管理情報を正確に読み取って印刷ができる。
〈構成4〉構成1乃至3のいずれかに記載のプリンタにおいて、上記印刷データに、メモリ素子から読み取った管理情報に含まれる、メモリ素子に内蔵された電源の状態を示す情報を含めることを特徴とするプリンタ。
メモリ素子はバックアップ電源により駆動されているものがある。また、デジタルオーディオプレイヤやボイスレコーダには、オーディオ回路を駆動する電源が内蔵されている。この電源の状態を示す情報を表示できると、利用者にとって便利である。
電源の状態というのは、充電量不足といった情報である。メモリ素子に表示部がないか非常に小さいと電源の状態表示が見にくいこともある。これを解決できる。
〈構成5〉メモリ素子がインタフェースを介して接続されているときに、当該メモリ素子に記憶されたデータファイルの、ディレクトリと属性データを含む管理情報を読み取る管理情報読み取り手段と、上記管理情報を画像データに変換処理する表示制御手段と、上記表示制御手段の出力する画像データを投影して表示する表示装置を備えたことを特徴とする液晶プロジェクタ装置。
液晶プロジェクタ装置を使って、メモリ素子に記憶されたコンテンツリスト等を手軽に表示できる。この場合は、操作選択画面も全て投影して表示できる。
〈構成6〉コンピュータを、インタフェースを介して接続されたメモリ素子に記憶されたデータファイルの、ディレクトリと属性データを含む管理情報を読み取る管理情報読み取り手段と、上記管理情報を印刷データに変換処理する印刷制御手段と、上記印刷データを印刷するプリントエンジン、として機能させるプリンタ制御プログラム。
〈構成7〉コンピュータを、インタフェースを介して接続されたメモリ素子に記憶されたデータファイルの、ディレクトリと属性データを含む管理情報を読み取る管理情報読み取り手段と、上記管理情報を印刷データに変換処理する印刷制御手段と、上記印刷データを印刷するプリントエンジン、として機能させるプリンタ制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
〈構成8〉管理情報読み取り手段が、インタフェースを介して接続されたメモリ素子に記憶されたデータファイルの、ディレクトリと属性データを含む管理情報を読み取るステップと、印刷制御手段が、上記管理情報を印刷データに変換処理するステップと、プリントエンジンが、上記印刷データを印刷するステップと、を含むプリンタ制御方法。
本発明では、メモリ素子をプリンタに直接接続する。プリンタには、メモリ素子を接続するインタフェースが設けられている。メモリ素子を接続すると、プリンタがメモリ素子の管理情報を読み取って、用紙にその管理情報を印刷する。同様の機能を持ち、管理情報をスクリーン等に投射する液晶ディスプレイも紹介する。以下、本発明の実施の形態を実施例ごとに詳細に説明する。
図1は、実施例1のプリンタ及びメモリ素子のブロック図である。
図に示したメモリ素子10は、パーソナルコンピュータのUSBインタフェースなどに接続して使用され、データの読み書きを行う素子である。メモリ素子10には、コネクタ11、オーディオ再生回路12、制御部13、データファイル14や機種情報16を記憶した記憶領域、USBインタフェース15、電源17等が設けられている。制御部13は、メモリ素子10のデータの読み書き制御や、オーディオ再生回路12の起動制御などを行うマイクロプロセッサである。データファイル14は、メモリ素子10へ記憶されたデータ群であって、管理情報なども含まれている。
図に示したメモリ素子10は、パーソナルコンピュータのUSBインタフェースなどに接続して使用され、データの読み書きを行う素子である。メモリ素子10には、コネクタ11、オーディオ再生回路12、制御部13、データファイル14や機種情報16を記憶した記憶領域、USBインタフェース15、電源17等が設けられている。制御部13は、メモリ素子10のデータの読み書き制御や、オーディオ再生回路12の起動制御などを行うマイクロプロセッサである。データファイル14は、メモリ素子10へ記憶されたデータ群であって、管理情報なども含まれている。
管理情報は、例えば、ファイル名やファイルのサイズその他の属性情報を含む。USBインタフェース15は、パーソナルコンピュータやプリンタなどにメモリ素子10を接続をするための汎用のインタフェースである。なお、この実施例ではUSBインタフェースを使用したが、例えば、ブルートゥースのような無線インタフェースを使用しても構わない。オーディオ再生回路12は、データファイル14に記憶されたオーディオデータを読み出して、音楽を再生するための機能を持つ回路である。コネクタ11は、オーディオ再生回路12にヘッドフォンなどを接続するためのものである。このメモリ素子10は、USBインタフェース15から電力を受け入れて電源17を充電するように構成されている。データファイル14には、電源17の残量などを示す情報も、制御部13により書き込まれる。
プリンタ20は、バスライン21に接続された演算処理装置25と記憶装置30を備える。バスライン21には、USBインタフェース22と操作パネル35とディスプレイ36とプリンタインタフェース37とプリントエンジン29が接続されている。USBインタフェース22は、メモリ素子10と接続され、メモリ素子から後で説明するような管理情報を受け入れる機能を持つ。なお、このプリンタ20は、USBインタフェース22に接続されたメモリ素子10から、例えば、写真データを読み取って印刷する機能も持つ。この機能は既知の機能のため、詳細な説明を省略する。
操作パネル35は、プリンタ20に設けられていて、印刷操作のために使用される。この発明では、操作パネル35により、メモリ素子10の管理データ印刷要求がされる。ディスプレイ36は、プリンタ操作内容表示用の液晶ディスプレイなどからなる。プリンタインタフェース37は、パーソナルコンピュータ38に接続をするためのインタフェースである。なお、プリンタインタフェース37は、USBインタフェースであっても構わない。また、ブルートゥースなどの無線インタフェースであっても構わない。プリントエンジン29は既知の印刷機構等を備える。
演算処理装置25は、管理情報読み取り手段26、印刷制御手段27、情報選択手段28、プリントエンジン29を備える。記憶装置30には、メモリ素子10から読み取られた管理情報31が記憶される。また、記憶装置30には、機種の異なる様々なメモリ素子から管理情報を読み取るための素子データベース32と、プリントバッファ33とを備える。素子データベース32には、メモリの機種に対応した管理情報読み取りアドレスが記録されている。プリントバッファ33には、プリントエンジンに転送される印刷データ34が記憶される。
演算処理装置25において、各手段はいずれもプリンタに内蔵されたコンピュータに所定の機能を付与するコンピュータプログラムからなる。管理情報読み取り手段26は、USBインタフェース22に接続されたメモリ素子10から管理情報31を読み取る機能を持つ。メモリ素子10のデータファイル14の中には、メモリ素子のディレクトリ構造や、記憶されたデータファイルの属性データを含む管理情報が含まれている。管理情報読み取り手段26は、メモリ素子10から最初に機種情報16を読み取り、素子データベース32を参照して、管理情報読み出しアドレスを取得する。その後、管理情報読み取り手段26は管理情報31を読み取って記憶装置30に記憶する。
印刷制御手段27は、読み取られた管理情報31から印刷データ34を生成する機能を持つ。プリントエンジン29は、プリントバッファ33に記憶された印刷データ34を読み出して印刷する機能を持つ。ディスプレイ36は、管理情報読み取り手段26の読み取った管理情報31の全部又は一部を表示する機能を持つ。このディスプレイ36に表示された管理情報31は、操作パネル35により選択することができる。選択をしたときは、選択された一部の管理情報のみが、印刷される。もちろん無条件に全ての管理情報を印刷することもできる。
図2は、メモリ素子とプリンタを示す斜視図である。
図に示すように、プリンタ20は、給紙トレイ41と排紙トレイ42とを備える。プラテンの左側には、操作パネル35とディスプレイ36とUSBインタフェース22とが設けられている。メモリ素子10のコネクタ11は、USBインタフェース22に差し込まれる。このメモリ素子10をUSBインタフェース22に装着すると、管理情報読み取り手段26(図1)が管理情報を読み取ってディスプレイ36にその一部を表示する。操作パネル35上の指定されたボタンを押すと、管理情報の一部が選択される。また、別のボタンを押すと、管理情報が給紙トレイ41から供給された用紙48に印刷される。印刷後の用紙は排紙トレイ42に排出される。
図に示すように、プリンタ20は、給紙トレイ41と排紙トレイ42とを備える。プラテンの左側には、操作パネル35とディスプレイ36とUSBインタフェース22とが設けられている。メモリ素子10のコネクタ11は、USBインタフェース22に差し込まれる。このメモリ素子10をUSBインタフェース22に装着すると、管理情報読み取り手段26(図1)が管理情報を読み取ってディスプレイ36にその一部を表示する。操作パネル35上の指定されたボタンを押すと、管理情報の一部が選択される。また、別のボタンを押すと、管理情報が給紙トレイ41から供給された用紙48に印刷される。印刷後の用紙は排紙トレイ42に排出される。
図3は、データ構造を示す説明図である。
まず、図3(a)は、管理情報31のデータ構造である。管理情報31はディレクトリ情報51、属性データ52、電源情報53などを備える。ディレクトリ情報51は、メモリ素子10に記憶された様々なデータファイルのディレクトリを管理する情報である。属性データ52は、記憶されたデータファイルのサイズやファイル名などを示す様々な情報を含む。電源情報53は、メモリ素子10の電源17の電源容量、充電電池残量などを表示する。図3(b)は、素子データベース32の内容を示す。素子データベース32には、機種情報54、管理情報読み出しアドレス55、電源情報読み出しアドレス56が記憶されている。
まず、図3(a)は、管理情報31のデータ構造である。管理情報31はディレクトリ情報51、属性データ52、電源情報53などを備える。ディレクトリ情報51は、メモリ素子10に記憶された様々なデータファイルのディレクトリを管理する情報である。属性データ52は、記憶されたデータファイルのサイズやファイル名などを示す様々な情報を含む。電源情報53は、メモリ素子10の電源17の電源容量、充電電池残量などを表示する。図3(b)は、素子データベース32の内容を示す。素子データベース32には、機種情報54、管理情報読み出しアドレス55、電源情報読み出しアドレス56が記憶されている。
図4は、メモリ素子とプリンタのハードウエアブロック図である。
メモリ素子10において、MPU18は、制御部13であって、マイクロプロセッサである。RAM19は、データファイル14や機種情報16を記憶するランダムアクセスメモリである。プリンタ20は、バスライン120に、CPU(中央演算処理装置)121、ROM(リードオンメモリ)122、RAM(ランダムアクセスメモリ)123、RAM124、操作キー125、ディスプレイ36、及びプリントエンジン29を接続したものである。
メモリ素子10において、MPU18は、制御部13であって、マイクロプロセッサである。RAM19は、データファイル14や機種情報16を記憶するランダムアクセスメモリである。プリンタ20は、バスライン120に、CPU(中央演算処理装置)121、ROM(リードオンメモリ)122、RAM(ランダムアクセスメモリ)123、RAM124、操作キー125、ディスプレイ36、及びプリントエンジン29を接続したものである。
CPU121は、プリンタを制御するコンピュータである。ROM122は、ファームウエアを記憶するメモリである。RAM123は、管理情報31や素子データベース32等を記憶するメモリである。RAM124は、プリントエンジン29に供給する印刷データ34を記憶するためのメモリである。操作キー125とディスプレイ36は、プリンタを操作するためのもので、印刷要求やコンテンツ選択要求等の入力に使用される。プリントエンジン29は、用紙を搬送し、印字ヘッドを用いて用紙上に印刷を実行する既知のプリントメカニズムである。なお、操作キー125、ディスプレイ36には、それぞれバスライン120との接続のために、内部に独自のインタフェースを設けているが、その図示は省略した。
図5は、プリンタのディスプレイに表示される操作画面の説明図である。
プリンタのディスプレイ36には、図示の画面47のように、例えば、印刷するコンテンツ等の種類をリストアップする。これらの左側に配置されたチェックボックス46にチェックを入力すると、上記情報選択手段28(図1)が、該当する管理情報を印刷制御手段27に渡す。この管理情報がプリントエンジン29で印刷される。
プリンタのディスプレイ36には、図示の画面47のように、例えば、印刷するコンテンツ等の種類をリストアップする。これらの左側に配置されたチェックボックス46にチェックを入力すると、上記情報選択手段28(図1)が、該当する管理情報を印刷制御手段27に渡す。この管理情報がプリントエンジン29で印刷される。
図6は、印刷制御手段27によって印刷された用紙60の説明図である。
この例では、画像データファイルに関する情報61と、オーディオデータファイルに関する情報62と、メモリの使用領域に関する情報63と、電源の状態に関する情報64とが印刷されている。情報61の/PIC/は画像データファイルのリストである。情報62の/MP3/はオーディオデータファイルのリストである。情報63の/Memory/では、30 Mbiteが既に使用され、残りが98 Mbitetであることを示している。情報64の/Battery/は、バワーが84 %残っていることを示している。これらの情報がプリンタによって一気に印刷されれば、パーソナルコンピュータ等を使用することなく、メモリ素子に記憶された様々な情報の内容を簡単に確認することができる。一般にプリンタは電源が常時オンされており、また、オフされていたとしても起動時間が非常に短い。従って、簡単にメモリ素子の内容を確認することができる。また、印刷されたコンテンツリストは、例えば、持ち歩いて音楽を聴くときなどに非常に便利に利用できる。
この例では、画像データファイルに関する情報61と、オーディオデータファイルに関する情報62と、メモリの使用領域に関する情報63と、電源の状態に関する情報64とが印刷されている。情報61の/PIC/は画像データファイルのリストである。情報62の/MP3/はオーディオデータファイルのリストである。情報63の/Memory/では、30 Mbiteが既に使用され、残りが98 Mbitetであることを示している。情報64の/Battery/は、バワーが84 %残っていることを示している。これらの情報がプリンタによって一気に印刷されれば、パーソナルコンピュータ等を使用することなく、メモリ素子に記憶された様々な情報の内容を簡単に確認することができる。一般にプリンタは電源が常時オンされており、また、オフされていたとしても起動時間が非常に短い。従って、簡単にメモリ素子の内容を確認することができる。また、印刷されたコンテンツリストは、例えば、持ち歩いて音楽を聴くときなどに非常に便利に利用できる。
図7は、液晶プロジェクタを示す斜視図である。
図に示す液晶プロジェクタ70の背面には、USBインタフェースが配置されている。この内部には、図1に示したプリンタ20と同様に、バスライン72に接続された演算処理装置73と記憶装置74を備える。バスライン72には、USBインタフェース71と操作パネル75と表示装置76が接続されている。このUSBインタフェース22にはメモリ素子10(図1)が接続される。操作パネル75は、液晶プロジェクタ70の側面に設けられていて、表示操作のために使用される。表示装置76は、投影用の液晶パネルや光学系からなる。
図に示す液晶プロジェクタ70の背面には、USBインタフェースが配置されている。この内部には、図1に示したプリンタ20と同様に、バスライン72に接続された演算処理装置73と記憶装置74を備える。バスライン72には、USBインタフェース71と操作パネル75と表示装置76が接続されている。このUSBインタフェース22にはメモリ素子10(図1)が接続される。操作パネル75は、液晶プロジェクタ70の側面に設けられていて、表示操作のために使用される。表示装置76は、投影用の液晶パネルや光学系からなる。
演算処理装置73は、管理情報読み取り手段81、表示制御手段82などを備える。記憶装置74には、メモリ素子10から読み取られた管理情報85が記憶される。また、機種の異なる様々なメモリ素子から管理情報を読み取るために、素子データベース86を備える。このほかに、表示装置76に転送される画像データ87が記憶される。実施例1のプリンタと同様の名称の機能ブロックは同様の機能を備える。即ち、メモリ素子10から読み取られた管理情報85から画像データ87が生成され、表示装置76によって図示しないスクリーンに投影表示される。
図8は、上記のプリンタの動作フローチャートである。
以下、コンピュータプログラムの実施例について説明する。まず、プリンタ20にメモリ素子10が装着されると、ステップS11でその接続状態が検出される。ステップS12では、メモリ素子かその他のデバイスかという判断がされる。装着されたものがメモリ素子でなければ、別の処理に進む。メモリ素子であれば、ステップS13に進む。ステップS13では、管理情報読み取り手段26がメモリ素子10の機種情報を読み取る。そして、ステップS14で、素子データベース32を参照する。ステップS15では、素子データベース32から、管理情報の読み出しアドレスを取得する。
以下、コンピュータプログラムの実施例について説明する。まず、プリンタ20にメモリ素子10が装着されると、ステップS11でその接続状態が検出される。ステップS12では、メモリ素子かその他のデバイスかという判断がされる。装着されたものがメモリ素子でなければ、別の処理に進む。メモリ素子であれば、ステップS13に進む。ステップS13では、管理情報読み取り手段26がメモリ素子10の機種情報を読み取る。そして、ステップS14で、素子データベース32を参照する。ステップS15では、素子データベース32から、管理情報の読み出しアドレスを取得する。
管理情報読み取り手段26は、ステップS16でメモリ素子10から管理情報を取得する。ステップS17で、管理情報読み取り手段26は、図5で説明したような管理情報のタイトルをディスプレイ36に表示する。ステップS18では、操作パネル35を使用した印刷指示の入力を待つ。印刷指示の入力があればステップS19に進む。ステップS19においては、印刷項目の選択情報が入力されたかどうかを判断する。情報選択手段28は、図5で説明したチェックボックスを参照して、全てが選択されていないときは、ステップS20に進み、印刷情報の選択処理をする。全てが選択されていれば、ステップS19からステップS21にジャンプする。こうして印刷制御手段27は印刷データを生成し、プリントバッファ33に記憶させる。その後、プリントエンジン29は、ステップS22で印刷用紙を給入し、ステップS23で印刷を実行する。ステップS24で印刷結果が排出される。
図9は、液晶プロジェクタの動作フローチャートである。
まず、ステップS31からステップS36までの処理は、プリンタの処理と変わらない。液晶プロジェクタは、その後ステップS37で、読み取った内容をいつでも投影できる旨のスタンバイ表示を行う。この表示は、液晶プロジェクタに設けられたディスプレイなどで行えばよい。また、スタンバイ表示用のLEDなどを点滅させればよい。ステップS38で、投影指示の入力を待つ。投影指示の入力があれば、ステップS39に進み、読み取った管理情報から画像データを生成する。そして、ステップS40で、その内容を投影する。従って、ユーザは、メモリ素子を液晶プロジェクタに装着すると、その内容を直ちに表示し、特に印刷をすることなくメモリ素子の内容を確認できる。液晶プロジェクタの立ち上げが非常に高速になったので、パーソナルコンピュータなどを利用する場合に比べて速やかに内容を確認できる。この実施例では、印刷用紙の代わりにスクリーンにメモリ素子の管理情報を出力するが、その他の処理はプリンタの場合と全く同様である。
まず、ステップS31からステップS36までの処理は、プリンタの処理と変わらない。液晶プロジェクタは、その後ステップS37で、読み取った内容をいつでも投影できる旨のスタンバイ表示を行う。この表示は、液晶プロジェクタに設けられたディスプレイなどで行えばよい。また、スタンバイ表示用のLEDなどを点滅させればよい。ステップS38で、投影指示の入力を待つ。投影指示の入力があれば、ステップS39に進み、読み取った管理情報から画像データを生成する。そして、ステップS40で、その内容を投影する。従って、ユーザは、メモリ素子を液晶プロジェクタに装着すると、その内容を直ちに表示し、特に印刷をすることなくメモリ素子の内容を確認できる。液晶プロジェクタの立ち上げが非常に高速になったので、パーソナルコンピュータなどを利用する場合に比べて速やかに内容を確認できる。この実施例では、印刷用紙の代わりにスクリーンにメモリ素子の管理情報を出力するが、その他の処理はプリンタの場合と全く同様である。
なお、上記のプリンタや液晶プロジェクタのインタフェースは、USBインタフェース等の各種有線インタフェースでもよいし、ブルートゥース等の各種無線インタフェースでも構わない。メモリ素子は、デジタルカメラやデジタルオーディオプレイヤ、ボイスレコーダ等の記憶素子、DVD装置やビデオレコーダ装置の記録メディア等を含む。いずれも、メモリ素子自体に管理情報を表示したり印刷する機能がないか、あるいは機能が不十分なものが対象としてふさわしい。データファイルは、こうした記憶装置に記憶された、文書、画像、音楽等の任意のコンテンツである。ディレクトリや属性データにより、メモリ素子に記憶されたデータファイルの種類や内容を確認できる。印刷データに変換処理するのは、管理情報の全部でも一部でもよい。印刷データの形式は任意である。
上記のプリンタ等の演算処理装置で実行されるコンピュータプログラムは、機能ブロックで図示した単位でモジュール化されてもよいし、複数の機能ブロックを組み合わせて一体化されてもよい。また、上記のコンピュータプログラムは、既存のアプリケーションプログラムに組み込んで使用してもよい。本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の情報処理装置にインストールして利用することができる。
10 メモリ素子、11 コネクタ、12 オーディオ再生回路、13 制御部、14 データファイル、15 USBインタフェース、16 電源、20 プリンタ、21 バスライン、25 演算処理装置、30 記憶装置、22 USBインタフェース、35 操作パネル、36 ディスプレイ、37 プリンタインタフェース、26 管理情報読み取り手段、27 印刷制御手段、28 情報選択手段、29 プリントエンジン、31 管理情報、32 素子データベース、33 プリントバッファ。
Claims (8)
- インタフェースを介して接続されたメモリ素子に記憶されたデータファイルの、ディレクトリと属性データを含む管理情報を読み取る管理情報読み取り手段と、
前記管理情報を印刷データに変換処理する印刷制御手段と、
前記印刷データを印刷するプリントエンジンとを備えたことを特徴とするプリンタ。 - 請求項1に記載のプリンタにおいて、
前記管理情報読み取り手段が読み取った管理情報を表示するディスプレイと、
前記ディスプレイに表示された前記管理情報の全部又は一部を選択して、前記変換処理の対象にする情報選択手段、
とを備えたことを特徴とするプリンタ。 - 請求項1又は2に記載のプリンタにおいて、
前記メモリ素子の機種情報と前記管理情報の読み取り手順とを対応付けた素子データベースを備え、
前記管理情報読み取り手段は、インタフェースを介して前記メモリ素子と接続をしたときに、当該メモリ素子から前記機種情報を読み取って、前記素子データベースを参照して前記管理情報の読み取り手順を使用し、該当する管理情報を読み取るものであることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載のプリンタにおいて、
前記印刷データに、前記メモリ素子から読み取った管理情報に含まれる、前記メモリ素子に内蔵された電源の状態を示す情報を含めることを特徴とするプリンタ。 - メモリ素子がインタフェースを介して接続されているときに、当該メモリ素子に記憶されたデータファイルの、ディレクトリと属性データを含む管理情報を読み取る管理情報読み取り手段と、
前記管理情報を画像データに変換処理する表示制御手段と、
前記表示制御手段の出力する画像データを投影して表示する表示装置を備えたことを特徴とする液晶プロジェクタ装置。 - コンピュータを、
インタフェースを介して接続されたメモリ素子に記憶されたデータファイルの、ディレクトリと属性データを含む管理情報を読み取る管理情報読み取り手段と、
前記管理情報を印刷データに変換処理する印刷制御手段と、
前記印刷データを印刷するプリントエンジン、
として機能させるプリンタ制御プログラム。 - コンピュータを、
インタフェースを介して接続されたメモリ素子に記憶されたデータファイルの、ディレクトリと属性データを含む管理情報を読み取る管理情報読み取り手段と、
前記管理情報を印刷データに変換処理する印刷制御手段と、
前記印刷データを印刷するプリントエンジン、
として機能させるプリンタ制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。 - 管理情報読み取り手段が、インタフェースを介して接続されたメモリ素子に記憶されたデータファイルの、ディレクトリと属性データを含む管理情報を読み取るステップと、
印刷制御手段が、前記管理情報を印刷データに変換処理するステップと、
プリントエンジンが、前記印刷データを印刷するステップと、
を含むプリンタ制御方法。
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