JP2007310547A - 紙葉類取扱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を向上して窓口対応者の満足度を向上させることができる紙葉類取引装置を提供する。
【解決手段】窓口端末装置と紙葉類搬送装置2で構成する紙葉類取扱装置に、収集する紙葉類の種類を特定する金種指定部と、前記入金口5に投入された全ての紙葉類を処理しても前記金種指定部で特定された種類の紙葉類が枚数Mに達していない場合に不足分の紙葉類を収納部23a〜23dから補充するか否かを選択許容する補充指定部と、収集する紙葉類の枚数を計数する搬送処理主制御部とを備え、搬送処理主制御部を、前記補充指定部で補充が選択され、前記金種指定部で特定された紙葉類が前記枚数Mに達していない場合に、紙葉類を前記収納部23a〜23dから補充する補充出金処理を実行する構成とした。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば金融機関等の窓口で窓口対応者に使用されるような紙葉類取引装置に関する。
従来、金融機関の窓口には、窓口対応者の使用する端末が設置されており、この端末に接続して紙葉類取扱装置が設置されている。この紙葉類取扱装置は、紙葉類の入金、出金および整理を行うことができる。
このような紙葉類取扱装置による紙葉類の整理業務に関して、入金口に投入された紙葉類を規定の枚数ごとに収集し、規定の枚数に満たない場合は装置内に収納されている紙葉類から払い出して補充をする紙幣処理装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、この紙幣処理装置は、入金口に投入された紙葉類が予め定められた規定数に満たなければ、必ず装置内の紙葉類を補充して規定数に揃えるものであった。このため、単に混合紙幣を種類毎に分類したいような場合には適していなかった。
詳述すると、例えば規定枚数より多い枚数の紙葉類を収集したい場合、窓口対応者は紙葉類の整理処理を複数回指示しなければならなかった。
また、規定数より少ない枚数の紙葉類を収集したい場合、窓口対応者は、紙幣処理装置から取り出した規定数の紙葉類から、余剰分の紙葉類を抜き取らなければならなかった。
また、上述の紙幣処理装置は、顧客から預かった紙幣を計数するような場合であっても、入金口に投入された顧客の紙幣が規定数に満たなければ、装置内の紙葉類を補充してしまう。従って、窓口対応者の行う種々の業務に対応するためには適切ではなかった。つまり、金融機関にて行う業務では、顧客から預かった紙幣と、金融機関の紙幣を混ぜてはいけないという決まりがあるが、上述の紙幣処理装置は顧客から預かった紙幣と金融機関の紙幣である装置内の紙幣を混合してしまうものであった。
特開平8−96216号公報
この発明は、上述の問題に鑑み、利便性を向上して窓口対応者の満足度を向上させることができる紙葉類取引装置を提供することを目的とする。
この発明は、紙葉類の投入を受け付ける入金口と、紙葉類を払い出す出金口と、紙葉類の種類を識別する識別部と、上記識別部で識別した紙葉類を一時的に収納する一時保留部と、紙葉類を返却する返却口と、紙葉類を収納する収納部と、上記入金口と上記出金口と上記識別部と上記一時保留部と上記返却口と上記収納部との間で紙葉類を搬送する搬送路とを備えた紙葉類取扱装置であって、収集する紙葉類の種類を特定する種類特定手段と、前記入金口に投入された全ての紙葉類を処理しても前記種類特定手段で特定された種類の紙葉類が所定枚数に達していない場合に不足分の紙葉類を前記収納部から補充するか否かを選択許容する補充選択手段と、収集する紙葉類の枚数を計数する計数手段と、前記補充選択手段で補充が選択され、前記種類特定手段で特定された紙葉類が前記所定枚数に達していない場合に、紙葉類を前記収納部から補充する補充手段とを備えた紙葉類取扱装置であることを特徴とする。
この発明により、利便性を向上して金融機関の窓口対応者の満足度を向上させることができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である紙葉類取扱装置の構成図である。この実施例では、紙葉類として紙幣を使用する場合について説明する。
1は窓口対応者が顧客情報や取引情報などを扱うための窓口端末装置である。この窓口端末装置1は、CRTや液晶ディスプレイ等で構成される表示部、キーボードやマウス等で構成される入力部、通信線3で接続された紙葉類搬送装置2と通信する通信部、CPU等で構成される制御部、およびハードディスク等で構成される記憶部が備えられている。
2は紙葉類や小切手などの紙葉類の払い出しや預け入れや分類を行う紙葉類搬送装置である。この紙葉類搬送装置2は、通信線3によって2台の窓口端末装置1と接続されており、この窓口端末装置1と紙葉類搬送装置2で紙葉類取扱装置が構成されている。
4は紙葉類の預け入れや整理を開始する際に窓口対応者が押下するスタートボタン、5は窓口対応者が紙葉類の預け入れや分類をする際に紙葉類搬送装置2内に紙葉類を取り込むための入金口、6は窓口対応者が紙葉類を払い出す際に紙葉類搬送装置2内から紙葉類を取り出すための出金口、7は預け入れや分類の際に発生したリジェクト券を窓口対応者に返却するための返却口である。さらに、8は紙葉類搬送装置2の占有状況を窓口対応者に通知するための占有ランプである。
図2は、紙葉類搬送装置2の概略図を示す。
21は計数した紙葉類を一時的に集積する一時保留部、22は紙葉類を識別する識別部、23a〜23dは紙葉類を種類別に集積する収納部、24は識別部22によってリジェクトされた紙葉類を収納する回収部、25は入金口5、識別部22、一時保留部21、出金口6、返却口7をループして紙葉類を搬送する上部搬送路、26は上部搬送路25から収納部23a〜23d及び回収部24の上を経由して再び上部搬送路25へと紙葉類を搬送する下部搬送路、27は入金口5から上部搬送路25へと紙葉類を搬送する入金口搬送路、28は上部搬送路25から出金口6へと紙葉類を搬送する出金口搬送路、29は上部搬送路25から返却口7へと紙葉類を搬送する返却口搬送路、30は上部搬送路25から一時保留部21へと紙葉類を搬送する一時保留部収納搬送路、31は一時保留部21から上部搬送路25へと紙葉類を搬送する一時保留部繰出搬送路、32a〜32dは下部搬送路26から収納部23a〜23dへと紙葉類を搬送する収納部収納搬送路、33a〜33dは収納部23a〜23dから下部搬送路26へと紙葉類を搬送する収納部繰出搬送路、34は下部搬送路26から回収部24へと紙葉類を搬送する回収部搬送路、35は紙葉類が通過するのを検知する通過センサ、36は紙葉類を搬送する方向を切換えるゲート、37は入金口5に紙葉類があるか否かを検知する入金口紙葉類検知センサ、38は出金口6に紙葉類があるか否かを検知する出金口紙葉類検知センサ、39は返却口7に紙葉類があるか否かを検知する返却口紙葉類検知センサである。
図3は、紙葉類搬送装置2の制御ブロック図を示す。
紙葉類搬送装置2の制御部は、業務処理部2a、搬送処理部2bから構成される。101は2台の窓口端末装置1の排他制御や各部位を制御する業務処理主制御部、102は窓口端末装置1との通信を制御する上位通信制御部、103はボタン制御部、104はブザー制御部、105はランプ制御部、106は表示器制御部、107は搬送処理部2bとの通信を制御する下位通信制御部、108は時計の制御を行う時計制御部、109は業務処理部2aの設定情報を記憶するための記憶部である。
また、110は紙葉類の搬送を制御する搬送処理主制御部、111は業務処理部2aとの通信を制御する上位通信制御部、112はセンサ制御部、113はゲート制御部、114は搬送モータ制御部、115は搬送路移動量計数部、116は紙葉類の判別を行う識別処理部、117は入金口制御部、118は出金口制御部、119は収納庫制御部、120は一時保留庫制御部、121は搬送処理部2bの設定情報を記憶するための記憶部である。
図4(A)は窓口端末装置1に表示する業務メニュー画面210の画面イメージ図を示し、図4(B)は窓口端末装置1に表示する整理業務メニュー画面220の画面イメージ図を示し、図5は窓口端末装置1に表示する処理結果画面230の画面イメージ図を示す。
図4(A)に示す業務メニュー画面210には、複数の業務メニューボタン211が設けられている。この業務メニューボタン211は、「入金業務」、「出金業務」、「補充業務」、「回収業務」、および「整理業務」の5つのボタンで構成されている。業務メニューボタン211のうちマウスカーソルCによって「整理業務」が選択されると、図4(B)に示す整理業務メニュー画面220に移行する。
図4(B)に示す整理業務メニュー画面220には、種類特定手段および種類指定手段としての金種指定部221、枚数指定手段としての枚数指定部222、搬送先特定手段としての搬送先指定部223、補充選択手段としての補充指定部224、処理開始ボタン225、およびキャンセルボタン226が設けられている。
金種指定部221は、1万円、5千円、1千円といった複数の金種のうちどの金種Aの紙葉類を収集するか選択指定させるコンボボックスである。
枚数指定部222は、金種指定部221で指定された金種Aの紙葉類を収集する枚数M(所定枚数)を入力指定させるテキストボックスである。なお、枚数の指定は省略することができる。省略された場合、紙葉類搬送装置2の業務処理部2aの記憶部109に記憶されている初期値(例えば100枚)を収集枚数Mとすればよい。
搬送先指定部223は、金種指定部221で指定された金種の紙葉類を枚数指定部222で指定された枚数分だけ搬送する搬送先を、出金口6と一時保留部21のいずれにするか選択指定させるコンボボックスである。なお、この実施例では、搬送先を出金口6と一時保留部21の2種類から選択できる構成としているが、出金口6と一時保留部21と返却口7の3種類から選択できる構成にしてもよい。
補充指定部224は、入金口5に投入された紙葉類を全て処理しても、金種指定部221で指定された金種の紙葉類が枚数指定部222で指定された枚数だけ集まらなかった場合に、収納部23a〜23dから金種指定部221で指定された金種の紙葉類を補充するか否か選択させるチェックボックスである。
処理開始ボタン225は、マウスカーソルCで選択されると、金種指定部221で指定された金種の紙葉類を搬送先指定部223に搬送し、枚数指定部222で指定された枚数まで収集できなかった場合に補充指定部224で収納部23a〜23dから紙葉類を補充する処理を実行する開始トリガとなる。
キャンセルボタン226は、マウスカーソルCで選択されると整理業務メニュー画面220を終了して業務メニュー画面210に戻るボタンである。
図5に示す処理結果画面230には、処理結果表示部231、次の整理へボタン232、および整理業務終了ボタン233が設けられている。
処理結果表示部231は、処理した金種(金種指定部221で指定された金種)、1束の枚数(枚数指定部222で指定された枚数)、束数、入金口からの繰り出し枚数、補充枚数(収納部23a〜23dから補充した紙葉類の枚数)、および返却紙葉類の枚数を表示する。
次の整理へボタン232は、マウスカーソルCで選択されると整理業務メニュー画面220に戻り、次の整理業務に移行する。
整理業務終了ボタン233は、マウスカーソルCで選択されると整理業務を終了し、業務メニュー画面210に戻る。
図6〜図9は、窓口端末装置1と紙葉類搬送装置2の動作を示す動作フロー図であり、窓口対応者が収集したい紙葉類1種類と、収集する枚数と、搬送先と、不足分を補充するか否かを指定し、入金口5に投入した紙葉類の束から、指定した紙葉類を収集する場合の動作を示す。
図6は、紙葉類の整理処理の開始を指示する処理の動作フロー図である。
窓口端末装置1は、表示部に図4(A)に示した業務メニュー画面210や図4(B)に示した整理業務メニュー画面220を表示し、窓口対応者による「金種、枚数、搬送先補充出金有無」の指定入力(ステップS1)を受け付けるまで待機する。
以降の説明では、例として「収集したい紙葉類の金種Aを万円、収集したい枚数Mを100枚、搬送先Pを出金口6、補充出金有り(指定した枚数に満たない場合は収納部23a〜23dから補充出金を行う)」を指定したものとする。
この指定を受け付けると、窓口端末装置1は、「万円100枚を出金口6に収集し補充出金する」整理処理を開始させる整理処理指示を、通信線3を介して紙葉類搬送装置2に送信する(ステップS2)。
紙葉類搬送装置2の業務処理主制御部101は、整理処理の開始指示を受信すると、整理処理が可能か否かを判定し、可能であれば占有ランプ8を点灯するようランプ制御部105に指示し、下位通信制御部107を介して搬送処理主制御部110に「万円100枚を出金口6に収集し補充出金する」整理処理を指示する。
窓口対応者によって紙葉類(例えば種類の混在する紙葉類の束)が紙葉類搬送装置2の入金口5に投入されると(ステップS3)、業務処理主制御部101は、入金口紙葉類検知センサ37により入金口5に紙葉類が投入されたことを検知する(ステップS4)。紙葉類の束を入金口5に投入するタイミングについては、ステップS1で窓口対応者が窓口端末装置1で「整理業務」を選択する前に、あらかじめ紙葉類の束を入金口5に投入しても良い。
窓口対応者によって紙葉類搬送装置2のスタートボタン4が押下されると(ステップS5)、業務処理主制御部101は、整理処理の開始通知ありと判定する(ステップS6)。この整理処理の開始を通知すると、業務処理主制御部101は、下位通信制御部107を介して搬送処理主制御部110に紙葉類の搬送の開始を指示する。
なお、整理処理の開始を業務処理主制御部101に通知する方法として、窓口対応者がスタートボタン4を押下する方法だけでなく、窓口対応者が窓口端末装置1を介して通知する方法などもある。また、開始の通知を受けなくても、入金口紙葉類検知センサ37が紙葉類を検知してから一定時間経過した後に自動的に整理処理を開始してもよい。
図7は、入金口5に投入された紙葉類の束を種類に応じて振り分けて搬送する処理の動作フロー図である。
搬送処理主制御部110は、搬送モータ制御部114に対し各搬送路25〜34を動作させる指示をする(ステップS7)。
搬送処理主制御部110は、入金口制御部117に対し入金口5から紙葉類を繰出す指示をする(ステップS8)。
識別処理部116は、識別部22を通過する紙葉類の識別を行い、搬送処理主制御部110に識別結果を通知する(ステップS9)。
識別結果が金種指定部221で指定された金種A(この実施例では万円)である場合(ステップS9:YES)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に対し紙葉類を搬送先指定部223で指定された搬送先P(この実施例では出金口6)に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する(ステップS10)。このとき、搬送処理主制御部110は、計数手段としても機能し、搬送先P(出金口6)に搬送した紙葉類の枚数を記憶部121に記憶する。
識別結果が金種Aではない(この実施例では万円以外、または不明券である)場合(ステップS9:NO)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に、紙葉類を返却口7に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する(ステップS11)。
センサ制御部112は、入金口紙葉類検知センサ37が入金口5に紙葉類を検知しているか否かを搬送処理主制御部110に通知する(ステップS12)。
入金口5に紙葉類がある場合(ステップS12:YES)、搬送処理主制御部110は、記憶部121に記憶している搬送枚数を参照し、搬送先P(出金口6)に金種A(万円)の紙葉類を枚数指定部222で指定された枚数M(この実施例では100枚)搬送したか否かを判定する(ステップS13)。
搬送先Pに搬送した枚数が枚数Mに満たない場合(ステップS13:NO)、ステップS8に戻り入金口5から次の紙葉類を繰出す。
搬送先Pに搬送した枚数が枚数Mに到達した場合(ステップS13:YES)、センサ制御部112は、各搬送路25〜34に紙葉類がないことを確認し、搬送処理主制御部110に通知する。搬送処理主制御部110は、センサ制御部112からの通知を受けると、搬送モータ制御部114に対し各搬送路25〜34の停止を指示する(ステップS14)。
紙葉類搬送装置2は、窓口対応者が搬送先P(出金口6)返却口7から紙葉類を抜き取るのを待つ。出金口紙葉類検知センサ38および返却口紙葉類検知センサ39が紙葉類なしを検知すると、センサ制御部112は搬送処理主制御部110に対し紙葉類抜き取り完了を通知する(ステップS15)。搬送処理主制御部110が紙葉類抜き取り完了の通知を受けると、ステップS7に戻り、紙葉類搬送装置2は次の100枚の収集を開始する。
ステップS12において入金口紙葉類検知センサ37が入金口5に紙葉類なしを検知した場合、搬送処理主制御部110は次に説明する補充出金処理を行う。この補充出金処理を実行する搬送処理主制御部110は、補充手段として機能する。
図8は補充出金処理の動作フロー図である。
搬送処理主制御部110は、補充出金が指示されているか否かを判定する(ステップS16)。
補充出金が指示されている場合(ステップS16:YES)、搬送処理主制御部110は記憶部121に記憶している搬送枚数を参照し、出金口6に金種Aの紙葉類(万円)の補充出金が必要か否かを判定する(ステップS17)。
搬送先Pに補充が必要な場合(ステップS17:YES)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に対し紙葉類を収納部23(23a〜23d)から搬送先P(出金口6)に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示し、収納部制御部119に対し金種A(万円)が収納されている収納部23(たとえば収納部23a)から紙葉類を繰出すよう指示する。このとき、識別処理部116は、識別部22を通過する紙葉類の識別を行い、搬送処理主制御部110に識別結果を通知する。識別結果が金種Aである場合、紙葉類をそのまま搬送して搬送先P(万円)に補充する(ステップS18)。識別結果が不明券である場合、搬送処理主制御部110はゲート制御部113に、紙葉類を回収部24に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する。
搬送先Pへの金種Aの紙葉類の補充出金が完了すると、センサ制御部112は、各搬送路25〜34に紙葉類がないことを確認し、搬送処理主制御部110に通知する。搬送処理主制御部110は、センサ制御部112からの通知を受けると、搬送モータ制御部114に対し各搬送路25〜34の停止を指示する(ステップS19)。
図9は搬送終了後の動作フロー図である。
紙葉類搬送装置2は、窓口対応者によって出金口6および返却口7の紙葉類が抜き取られるまで待機する(ステップS20)。
窓口対応者によって紙葉類搬送装置2の出金口6および返却口7から紙葉類が抜き取られると(ステップS21)、搬送処理主制御部110は、上位通信制御部111を介して業務処理主制御部101に「整理処理終了」を送信する。この「整理処理終了」を受信した業務処理主制御部101は、上位通信制御部102および通信線3を介して、窓口端末装置1に「整理処理終了」を送信する(ステップS22)。
窓口端末装置1は、整理処理が終了したことを窓口対応者に通知するために、図5に示した「整理処理成功」の表示を行う(ステップS23)。
窓口対応者によって窓口端末装置1で「整理業務終了」が入力されると(ステップS24)、窓口端末装置1は、通信線3を介して紙葉類搬送装置2に「整理業務終了」を送信する(ステップS25)。
業務処理主制御部101は、装置占有ランプ8を消灯するようランプ制御部105に指示する。紙葉類搬送装置2は次の指示待ちの状態となる(ステップS26)。
以上の構成および動作により、窓口対応者が整理業務の都度、収集したい金種、収集枚数、搬送先、補充出金の有無を指定することができ、種々の整理業務内容に柔軟に対応して処理を実行できる。
すなわち、複数金種が混合している混合紙葉類群から特定の金種Aの紙葉類を取り出したい窓口対応者は、混合紙葉類を入金口5に投入し、金種指定部221で金種Aを指定し、補充指定部224でチェックせず補充出金無しを指定すれば、指定した金種Aのみが混合紙葉類から抽出されて搬送先P(例えば出金口6)に搬送され、出金口6から目的の金種Aの紙葉類を入手できる。
このとき、入金口5に投入された紙葉類(例えば顧客の紙葉類)と、収納部23a〜23d(銀行の紙葉類)とが混ざることはないため、顧客の紙葉類と銀行の紙葉類が入れ替わるといったことを確実に防止できる。またこのとき、搬送先P(例えば出金口6)に搬送した金種Aの紙葉類の枚数が処理結果画面230の処理結果表示部231に表示されるため、窓口対応者は、仕分けされた金種Aの紙葉類が何枚あるかを容易に把握できる。
また、特定の金種Aの紙葉類を特定枚数Mだけ必要な窓口対応者は、混合紙葉類あるいは1金種の紙葉類を入金口5に投入し、金種指定部221で金種Aを指定し、枚数指定部222で枚数Mを指定し、補充指定部224でチェックして補充出金有りを指定すれば、金種Aの紙葉類を枚数Mだけ束ねた札束を取得できる。このときも、搬送先P(例えば出金口6)に搬送した金種Aの紙葉類の枚数が処理結果画面230の処理結果表示部231に表示されるため、窓口対応者は、仕分けされた金種Aの紙葉類が何枚あるかを容易に把握できる。
また、搬送先Pを指定することができるため、窓口対応者は、指定した搬送先Pから目的の金種Aの紙葉類を取り出すことができ、取り出し操作をスムーズに行うことができる。
また、従来のように、必要な枚数が揃うまで整理処理を繰り返し実行する手間、および、収集した紙葉類の束から余剰分を窓口対応者が手作業で取り除く手間を省くことができる。
実施例2として、複数種類の紙葉類の分類を行うことができる紙葉類取扱装置について説明する。
この実施例2の紙葉類取扱装置における窓口端末装置1および紙葉類搬送装置2のハードウェア構成は、実施例1と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
図10(A)は窓口端末装置1に表示する整理業務メニュー画面220の画面イメージ図を示し、図10(B)は窓口端末装置1に表示する処理結果画面230の画面イメージ図を示す。
図10(A)に示す整理業務メニュー画面220には、金種指定部221、枚数指定部222、搬送先指定部223、および補充指定部224が2つずつ設けられており、処理開始ボタン225、およびキャンセルボタン226が設けられている。
金種指定部221は、収集したい2種類の金種AおよびBの指定を許容する。
枚数指定部222は、各金種A,Bの収集したい枚数MおよびNの指定を許容する。
搬送先指定部223は、各金種A,Bを搬送したい搬送先PおよびQの指定を許容する。
このように、2種類の金種について指定できること以外は、実施例1の整理業務メニュー画面220と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
図10(B)に示す処理結果画面230には、処理結果表示部231、次の整理へボタン232、および整理業務終了ボタン233が設けられている。
この処理結果画面230は、指定された2種類の金種A,Bについての処理結果を処理結果表示部231に表示する点以外は、実施例1と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
図11〜図14は、窓口端末装置1と紙葉類搬送装置2の動作を示す動作フロー図であり、窓口対応者が収集したい紙葉類2種類と、収集するそれぞれの枚数と、それぞれの搬送先と、それぞれ不足分を補充するか否かを指定し、入金口5に投入した紙葉類の束から、指定した紙葉類を収集する場合の動作を示す。
図11は、紙葉類の整理処理の開始を指示する処理の動作フロー図である。
窓口端末装置1は、表示部に実施例1の図4(A)に示した「業務メニュー」画面や図10(A)に示した「整理業務メニュー」画面を表示し、窓口対応者による「金種、枚数、搬送先補充出金有無」の指定入力(ステップS31)を受け付けるまで待機する。
以降の説明では、例として「収集したい紙葉類の金種Aを万円、金種Bを千円、収集したい枚数M(所定枚数)を50枚、枚数N(所定枚数)を50枚、搬送先Pを出金口6、搬送先Qを一時保留部21、金種A、Bともに補充出金有り(指定した枚数に満たない場合は収納部23a〜23dから補充出金を行う)」を指定したものとする。
この指定を受け付けると、窓口端末装置1は、「万円50枚を出金口6に収集し補充出金する、千円50枚を一時保留部21に収集し補充出金する」整理処理を開始させる整理処理指示を、通信線3を介して紙葉類搬送装置2に送信する(ステップS32)。
紙葉類搬送装置2の業務処理主制御部101は、整理処理の開始指示を受信すると、整理処理が可能か否かを判定し、可能であれば占有ランプ8を点灯するようランプ制御部105に指示し、下位通信制御部107を介して搬送処理主制御部110に「万円50枚を出金口6に収集し補充出金する、千円50枚を一時保留部21に収集し補充出金する」整理処理を指示する。
窓口対応者が種類の混在する紙葉類の束を紙葉類搬送装置2の入金口5に投入すると(ステップS33)、業務処理主制御部101は、入金口紙葉類検知センサ37により入金口5に紙葉類が投入されたことを検知する(ステップS34)。紙葉類の束を入金口5に投入するタイミングについては、ステップS31で窓口対応者が窓口端末装置1で「整理業務」を選択する前に、あらかじめ紙葉類の束を入金口5に投入しても良い。
窓口対応者が紙葉類搬送装置2のスタートボタン4を押下すると(ステップS35)、業務処理主制御部101は、整理処理の開始通知ありと判定する(ステップS36)。この整理処理の開始を通知すると、業務処理主制御部101は、下位通信制御部107を介して搬送処理主制御部110に紙葉類の搬送の開始を指示する。
なお、整理処理の開始を業務処理主制御部101に通知する方法として、窓口対応者がスタートボタン4を押下する方法だけでなく、窓口対応者が窓口端末装置1を介して通知する方法などもある。また、開始の通知を受けなくても、入金口紙葉類検知センサ37が紙葉類を検知してから一定時間経過した後に自動的に整理処理を開始してもよい。
図12は、入金口5に投入された紙葉類の束を金種に応じて振り分けて搬送する処理の動作フロー図である。
搬送処理主制御部110は、搬送モータ制御部114に対し各搬送路25〜34を動作させる指示をする(ステップS37)。
搬送処理主制御部110は、入金口制御部117に対し入金口5から紙葉類を繰出す指示をする(ステップS38)。
識別処理部116は、識別部22を通過する紙葉類の識別を行い、搬送処理主制御部110に識別結果を通知する(ステップS39)。
識別結果が金種A(この実施例では万円)である場合(ステップS39:金種A)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に対し紙葉類を搬送先P(この実施例では出金口6)に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する(ステップS40)。このとき、搬送処理主制御部110は、計数手段としても機能し、搬送先P(出金口6)に搬送した紙葉類の枚数を記憶部121に記憶する。
識別結果が金種B(この実施例では千円)である場合(ステップS30:金種B)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に対し紙葉類を搬送先Q(この実施例では一時保留部21)に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する(ステップS41)。このとき、搬送処理主制御部110は、計数手段としても機能し、搬送先Q(一時保留部21)に搬送した紙葉類の枚数を記憶部121に記憶する。
識別結果が金種A(万円)以外かつ金種B(千円)以外(例えば5千円や不明券など)の場合(ステップS39:その他)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に、紙葉類を返却口7に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する(ステップS42)。
センサ制御部112は、入金口紙葉類検知センサ37が入金口5に紙葉類を検知しているか否かを搬送処理主制御部110に通知する(ステップS43)。
入金口5に紙葉類がある場合(ステップS43:YES)、搬送処理主制御部110は、記憶部121に記憶している搬送枚数を参照し、搬送先P(出金口6)に金種Aの紙葉類(万円)を枚数M(50枚)搬送したか否かを判定する(ステップS44)。
搬送先P(出金口6)に搬送した枚数が枚数M(50枚)に満たない場合(ステップS44:NO)、一時保留部21がフルでなけれな(ステップS47:NO)、ステップS38に戻り入金口5から次の紙葉類を繰出する。一時保留部21がフルであれば(ステップS47:YES)、搬送処理主制御部110は、中断処理を実行する(ステップS48)。
この中断処理では、業務処理主制御部101が、出金口6の紙葉類が枚数Mに満たない枚数不足通知、および出金口6の全ての紙葉類を窓口対応者に一旦抜き取らせる紙葉類抜き取り指示通知を窓口端末装置1に送信し、窓口端末装置1が枚数不足通知および紙葉類抜き取り指示通知を表示部に表示する。窓口対応者によって出金口6の全紙葉類が抜き取られたことを検知すると、業務処理主制御部101は、一時保留部21(搬送先Q)に収集している紙葉類を枚数N(50枚)だけ(枚数Nに満たない場合は全て)出金口6に搬送する。そして、この抜き取り検知と出金口6への搬送を、一時保留部21に保留している紙葉類が無くなるまで繰り返す。
搬送先P(出金口6)に搬送した枚数が枚数M(50枚)に到達した場合(ステップS44:YES)、センサ制御部112は、各搬送路25〜34に紙葉類がないことを確認し、搬送処理主制御部110に通知する。搬送処理主制御部110は、センサ制御部112からの通知を受けると、搬送モータ制御部114に対し各搬送路25〜34の停止を指示する(ステップS45)。
紙葉類搬送装置2は、窓口対応者によって出金口6および返却口7から紙葉類が抜き取られるのを待つ。出金口紙葉類検知センサ38および返却口紙葉類検知センサ39が紙葉類なしを検知すると、センサ制御部112は搬送処理主制御部110に対し紙葉類抜き取り完了を通知する(ステップS46)。
このとき、搬送先Q(一時保留部21)の金種Bの紙葉類(千円)を枚数N(50枚)単位で取り出すことができるならば、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113および搬送モータ制御部114および一時保留部制御部120に対し、一時保留部21の金種Bの紙幣(千円)を枚数N(50枚)単位で出金口6に搬送するよう指示する。窓口対応者が出金口6の千円を抜き取り、出金口紙葉類検知センサ38が紙葉類なしを検知すると、センサ制御部112は搬送処理主制御部110に対し出金口6の紙葉類が抜き取られたことを通知する。搬送処理主制御部110が紙葉類抜き取り完了の通知を受けると、ステップS37に戻り、紙葉類搬送装置2は次の枚数M,N(50枚)の収集を開始する。
入金口紙葉類検知センサ37が入金口5に紙葉類なしを検知した場合(ステップS43:NO)、次に説明する補充出金処理を行う。
図13は、補充出金処理の動作フロー図である。この補充出金処理を実行する搬送処理主制御部110は、補充手段として機能する。
搬送処理主制御部110は、金種A(万円)の補充出金が指示されているか否かを判定する(ステップS49)。
金種A(万円)の補充出金が指示されている場合(ステップS49:YES)、搬送処理主制御部110は、記憶部121に記憶している金種A(万円)の搬送枚数を参照し、搬送先P(出金口6)に金種A(万円)の補充出金が必要か否かを判定する(ステップS50)。
搬送先P(出金口6)に補充が必要な場合(ステップS50:YES)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に対し紙葉類を収納部23から搬送先P(出金口6)に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示し、収納部制御部119に対し金種Aの紙葉類(万円)が収納されている収納部(たとえば収納部23a)から紙葉類を繰出すよう指示する。識別処理部116は、識別部22を通過する紙葉類の識別を行い、搬送処理主制御部110に識別結果を通知する。識別結果が金種A(万円)である場合、搬送処理主制御部110は紙葉類をそのまま搬送して搬送先P(万円)に補充する(ステップS51)。識別結果が金種A(万円)以外である場合、搬送処理主制御部110はゲート制御部113に、紙葉類を回収部24に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する。
搬送処理主制御部110は、金種B(千円)の補充出金が指示されているか否かを判定する(ステップS52)。
金種B(千円)の補充出金が指示されている場合(ステップS52:YES)、搬送処理主制御部110は、記憶部121に記憶している金種B(千円)の搬送枚数を参照し、搬送先Q(一時保留部21)に金種B(千円)の補充出金が必要か否かを判定する(ステップS53)。
搬送先Q(一時保留部21)に補充が必要な場合(ステップS53:YES)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に対し紙葉類を収納部23から搬送先Q(一時保留部21)に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示し、収納部制御部119に対し金種B(千円)が収納されている収納部(たとえば収納部23c)から紙葉類を繰出すよう指示する。識別処理部116は、識別部22を通過する紙葉類の識別を行い、搬送処理主制御部110に識別結果を通知する。識別結果が金種B(千円)である場合、搬送処理主制御部110は紙葉類をそのまま搬送して搬送先Q(一時保留部21)に補充する(ステップS54)。識別結果が金種B(千円)以外である場合、搬送処理主制御部110はゲート制御部113に、紙葉類を回収部24に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する。
金種A(万円)および金種B(千円)の補充出金が完了すると、センサ制御部112は、各搬送路25〜34に紙葉類がないことを確認し、搬送処理主制御部110に通知する。搬送処理主制御部110は、センサ制御部112からの通知を受けると、搬送モータ制御部114に対し各搬送路25〜34の停止を指示する(ステップS55)。
図14は、搬送終了後の動作フロー図である。
紙葉類搬送装置2は、出金口6および返却口7の紙葉類が抜き取られるのを待つ(ステップS56)。
窓口対応者によって紙葉類搬送装置2の出金口6および返却口7から全ての紙葉類が抜き取られると(ステップS57)、これを検出した紙葉類搬送装置2は、搬送先Q(一時保留部21)の金種B(千円)を枚数N(50枚単位)で出金口6に搬送し、搬送した金種B(千円)が抜き取られるのを待つ(ステップS58)。
窓口対応者によって紙葉類搬送装置2の出金口6の金種B(千円)が抜き取られると(ステップS59)、これを検知した紙葉類搬送装置2は、搬送先Q(一時保留部21)の金種B(千円)が無くなるまで、ステップS58〜S59を繰り返す。
搬送処理主制御部110は、上位通信制御部111を介して業務処理主制御部101に「整理処理終了」を送信し、業務処理主制御部101は、上位通信制御部102および通信線3を介して、窓口端末装置1に「整理処理終了」を送信する(ステップS60)。
窓口端末装置1は、整理処理が終了したことを窓口対応者に通知するために、図10(B)に示した「整理処理成功」の表示を行う(ステップS61)。
窓口対応者によって「整理業務終了」が入力(整理業務終了ボタン233が押下)されると(ステップS62)、これを検知した窓口端末装置1は、通信線3を介して紙葉類搬送装置2に「整理業務終了」を送信する(ステップS63)。
業務処理主制御部101は、装置占有ランプ8を消灯するようランプ制御部105に指示し、紙葉類搬送装置2は次の指示待ちの状態となる(ステップS64)。
以上の動作により、窓口対応者が整理業務の都度、収集したい金種、収集枚数、搬送先、補充出金の有無を指定することができ、実施例1と同一の効果を得ることができる。
さらに、この実施例2では、2種類の金種を指定できるため、一度の処理で2種類の金種を収集することができ、混合紙幣を処理する際に効率よく収集できる。
また、指定する2種類の金種についてそれぞれ枚数および搬送先を個別に設定できるため、目的に応じて種々の収集を行うことができ、窓口対応者の要求に柔軟に対応できる。
実施例3として、紙葉類搬送装置2の識別部22の識別結果によって収集する紙葉類の金種を決定するオートモードを行うことができる紙葉類取扱装置について説明する。この実施例では、識別部22が最初に識別した紙葉類を収集するように設定した場合について説明する。
この実施例3の紙葉類取扱装置における窓口端末装置1および紙葉類搬送装置2のハードウェア構成は、実施例1と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
図15は、窓口端末装置1に表示する整理業務メニュー画面220の画面イメージ図を示す。
金種指定部221は、収集する紙葉類の金種A(1万円、5千円または1千円)か、オートモードかを選択指定させるコンボボックスである。
他の構成は、図4(B)に示した実施例1の整理業務メニュー画面220と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
図16〜図17は、窓口端末装置1と紙葉類搬送装置2の動作を示す動作フロー図であり、窓口対応者が、収集する枚数と、搬送先と、不足分を補充するか否かを指定し、入金口5に投入した紙葉類の束から、指定した紙葉類を収集する場合の動作を示す。
図16は、紙葉類の整理処理の開始を指示する処理の動作フロー図である。
窓口対応者によって窓口端末装置1に表示される業務メニュー画面210から「整理業務」が選択されると、窓口端末装置1は、図15に示した整理業務メニュー画面220を表示する。
窓口対応者によって整理業務メニュー画面220から、収集したい紙葉類の金種A(この実施例ではオートモード)、収集したい枚数M、搬送先P、指定した枚数に満たない場合に収納部23a〜23dからの補充出金をするか否かが指定され、処理開始ボタンが押下されると(ステップS71)、窓口端末装置1はオートモードを開始する。
なお、枚数の指定は省略することもでき、この場合、紙葉類搬送装置2の業務処理部2aの記憶部109に記憶されている初期値(例えば100枚)を収集枚数とする。以降の説明では、例として「オートモード収集、収集したい枚数Mを100枚、搬送先Pを出金口6、補充出金有り(指定した枚数に満たない場合は収納部23a〜23dら補充出金を行う)」が指定されたものとする。
窓口端末装置1は、通信線3を介して、「オートモードで100枚を出金口6に収集し補充出金する」整理処理を開始することを紙葉類搬送装置2に送信する(ステップS72)。
紙葉類搬送装置2の業務処理主制御部101は、整理処理の開始指示を受信すると整理処理が可能か否かを判定し、可能であれば占有ランプ8を点灯するようランプ制御部105に指示し、下位通信制御部107を介して搬送処理主制御部110に「オートモードで100枚を出金口6に収集し補充出金する」整理処理を指示する。
窓口対応者によって種類の混在する紙葉類の束が紙葉類搬送装置2の入金口5に投入されると(ステップS73)、業務処理主制御部101は、入金口紙葉類検知センサ37により入金口5に紙葉類が投入されたことを検知する(ステップS74)。紙葉類の束を入金口5に投入するタイミングについては、ステップS71で窓口対応者が窓口端末装置1で「整理業務」を選択する前に、あらかじめ紙葉類の束を入金口5に投入しても良い。
窓口対応者によって紙葉類搬送装置2のスタートボタン4が押下されると(ステップS75)、業務処理主制御部101は、整理処理の開始通知ありと判定する(ステップS76)。この整理処理の開始を通知すると、業務処理主制御部101は、下位通信制御部107を介して搬送処理主制御部110に紙葉類の搬送の開始を指示する。
なお、整理処理の開始を業務処理主制御部101に通知する方法として、窓口対応者がスタートボタン4を押下する方法だけでなく、窓口対応者が窓口端末装置1を介して通知する方法などもある。また、開始の通知を受けなくても、入金口紙葉類検知センサ37が紙葉類を検知してから一定時間経過した後に自動的に整理処理を開始してもよい。
図17は、識別部22の識別結果から出金口6に収集する紙葉類を決定する処理の動作フロー図である。
搬送処理主制御部110は、搬送モータ制御部114に対し各搬送路25〜34を動作させる指示をする(ステップS77)。
搬送処理主制御部110は、入金口制御部117に対し入金口5から紙葉類を繰出す指示をする(ステップS78)。
識別処理部116は、識別部22を通過する紙葉類の識別を行い、搬送処理主制御部110に識別結果を通知する(ステップS79)。
識別結果が紙葉類搬送装置2で取扱可能な金種Aの場合(ステップS79:YES)、搬送処理主制御部110は、種類特定手段および識別順種類決定手段として機能し、金種Aを搬送先P(出金口6)に収集する金種に設定する(ステップS80)。
搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に対し紙葉類を搬送先P(出金口6)に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する。このとき、搬送処理主制御部110は、計数手段としても機能し、搬送先P(出金口6)に搬送した紙葉類の枚数を記憶部121に記憶する(ステップS81)。
搬送処理主制御部110が搬送先P(出金口6)に収集する紙葉類の金種Aを決定した後の動作は、実施例1のステップs12〜s15(図7参照)に示したように、窓口対応者が収集する金種Aを窓口端末装置2から入力した場合と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
識別結果が紙葉類搬送装置2で取扱不可の金種の場合または不明券である場合(ステップs79:NO)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に、紙葉類を返却口7に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する(ステップS82)。
センサ制御部112は、入金口紙葉類検知センサ37が入金口5に紙葉類を検知しているか否かを搬送処理主制御部110に通知する。入金口5に紙葉類がある場合(ステップS83:YES)、ステップS78に戻り入金口5から次の紙葉類を繰出す。
入金口5に紙葉類がない場合(ステップS83:NO)、紙葉類搬送装置2は、返却口7の紙葉類抜取待ちをする(ステップS84)。窓口対応者による返却口7の紙葉類の抜き取りを検知すると、紙葉類搬送装置2は、上位通信制御部102および通信線3を介して整理処理の終了を送信する。窓口端末装置1は、整理処理の終了を受信すると結果を表示し、整理業務を終了する。
以上の動作により、実施例1と同一の効果を得ることができると共に、オートモードにて識別部22が最初に識別した金種を収集する紙葉類とすることで、収集する紙葉類の金種Aを窓口対応者が入力する手間を省くことができる。
実施例4として、収集する紙葉類の金種を、紙葉類搬送装置2の識別部22が識別した順番に設定するオートモードについて説明する。
この実施例4の紙葉類取扱装置における窓口端末装置1および紙葉類搬送装置2のハードウェア構成は、実施例1と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
図18は、窓口端末装置1に表示する整理業務メニュー画面220の画面イメージ図を示す。
金種指定部221は、収集する紙葉類の金種A(1万円、5千円または1千円)か、オートモードかを選択指定させるコンボボックスである。
他の構成は、図10(A)に示した実施例1の整理業務メニュー画面220と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
図19〜図20は、整理業務において収集する紙葉類の金種を識別部2の識別結果によって決定する場合の処理の動作フロー図である。
図19は紙葉類の整理処理の開始を指示する処理の動作フロー図である。
窓口対応者によって窓口端末装置1に表示する「業務メニュー」画面から「整理業務」が選択され、「整理業務」が選択されると、窓口端末装置1は、図18に示した整理業務メニュー画面220を表示する。
窓口対応者によって整理業務メニュー画面220から、収集したい紙葉類の金種AおよびB、収集したい枚数MおよびN、搬送先PおよびQ、指定した枚数に満たない場合に収納部23a〜23dからの補充出金をするか否かが指定され、処理開始ボタンが押下されると(ステップS91)、窓口端末装置1はオートモードを開始する。
なお、枚数の指定は省略することもでき、この場合、紙葉類搬送装置2の業務処理部2aの記憶部109に記憶されている初期値(例えば50枚)を収集枚数とする。以降の説明では、例として「収集する2金種をオートモードで決定、収集したい枚数Mを50枚、Nを50枚、搬送先Pを出金口6、Qを一時保留部21、2金種とも補充出金有り(指定した枚数に満たない場合は2金種とも収納部23a〜23dから補充出金を行う)」を指定したものとする。
窓口端末装置1は、通信線3を介して、「オートモードで50枚を出金口6に収集し補充出金する、オートモードで50枚を一時保留部21に収集し補充出金する」整理処理を開始することを紙葉類搬送装置2に送信する(ステップS92)。紙葉類搬送装置2の業務処理主制御部101は、整理処理の開始指示を受信すると整理処理が可能か否かを判定し、可能であれば占有ランプ8を点灯するようランプ制御部105に指示し、下位通信制御部107を介して搬送処理主制御部110に「オートモードで50枚を出金口6に収集し補充出金する、オートモードで50枚を一時保留部21に収集し補充出金する」整理処理を指示する。
窓口対応者によって種類の混在する紙葉類の束が紙葉類搬送装置2の入金口5に投入されると(ステップS93)、業務処理主制御部101は、入金口紙葉類検知センサ37により入金口5に紙葉類が投入されたことを検知する(ステップS94)。紙葉類の束を入金口5に投入するタイミングについては、ステップS91で窓口対応者が窓口端末装置1で「整理業務」を選択する前に、あらかじめ紙葉類の束を入金口5に投入しても良い。
窓口対応者によって紙葉類搬送装置2のスタートボタン4が押下されると(ステップS95)、業務処理主制御部101は、整理処理の開始通知ありと判定する(ステップS96)。この整理処理の開始を通知すると、業務処理主制御部101は、下位通信制御部107を介して搬送処理主制御部110に紙葉類の搬送の開始を指示する。
図20は、識別部22の識別結果から出金口6および一時保留部21に収集する紙葉類を決定する処理の動作フロー図である。
搬送処理主制御部110は、搬送モータ制御部114に対し各搬送路25〜34を動作させる指示をする(ステップS97)。
搬送処理主制御部110は入金口制御部117に対し入金口5から紙葉類を繰出す指示をする(ステップS98)。
識別処理部116は、識別部22を通過する紙葉類の識別を行い、搬送処理主制御部110に識別結果を通知する(ステップS99)。
識別結果が紙葉類搬送装置2で取扱可能な金種の場合(ステップS99:YES)、搬送処理主制御部110は、種類特定手段および識別順種類決定手段として機能し、識別した紙葉類の金種を搬送先P(出金口6)に収集する金種Aに設定する(ステップS100)。
搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に対し紙葉類を搬送先P(出金口6)に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する。このとき、搬送処理主制御部110は、計数手段としても機能し、搬送先P(出金口6)に搬送した紙葉類の枚数を記憶部121に記憶する(ステップS101)。
識別結果が紙葉類搬送装置2で取扱不可の金種の場合または不明券である場合(ステップS99:NO)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に、紙葉類を返却口7に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する(ステップS102)。
センサ制御部112は、入金口紙葉類検知センサ37が入金口5に紙葉類を検知しているか否かを搬送処理主制御部110に通知する。
入金口5に紙葉類がある場合(ステップS103:YES)、ステップS98に戻り、入金口5から次の紙葉類を繰出す。
入金口5に紙葉類がない場合(ステップS103:NO)、紙葉類搬送装置2は、返却口7の紙葉類抜取待ちをし、窓口対応者によって返却口7の紙葉類が抜き取られると、紙葉類搬送装置2は上位通信制御部102および通信線3を介して整理処理の終了を送信する(ステップS104)。窓口端末装置1は整理処理の終了を受信すると結果を表示し、整理業務を終了する。
搬送先P(出金口6)に収集する紙葉類の金種Aが決定(前記ステップS100〜S101)した後、センサ制御部112は、入金口紙葉類検知センサ37が入金口5に紙葉類を検知しているか否かを搬送処理主制御部110に通知する(ステップS105)。
入金口5に紙葉類がある場合(ステップS105:YES)、入金口5から次の紙葉類を繰出す(ステップS106)。
識別処理部116は、識別部22を通過する紙葉類の識別を行い、搬送処理主制御部110に識別結果を通知する(ステップS107)。
識別結果が金種Aの紙葉類である場合(ステップS107:金種A)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に対し紙葉類を搬送先P(出金口6)に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する。このとき、搬送処理主制御部110は、計数手段としても機能し、搬送先P(出金口6)に搬送した紙葉類の枚数を記憶部121に記憶する(ステップS108)。
識別結果が紙葉類搬送装置2で取扱可能な種類かつ金種A以外の場合(ステップS107:金種A以外の取扱金種)、搬送処理主制御部110は、種類特定手段および識別順種類決定手段として機能し、当該種類を金種Bの紙葉類として搬送先Q(一時保留部21)に収集する種類に設定する(ステップS109)。
搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に対し紙葉類を搬送先Q(一時保留部21)に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する。このとき、搬送処理主制御部110は、計数手段としても機能し、一時保留部21に搬送した紙葉類の枚数を記憶部121に記憶する(ステップS110)。
搬送処理主制御部110が搬送先P(出金口6)に収集する金種Aの紙葉類および搬送先Q(一時保留部21)に収集する金種Bの紙葉類を決定した後の動作(ステップS110以降の動作)は、ステップS56〜S64に示したとおり、窓口対応者が収集する金種Aおよび金種Bを窓口端末装置1から入力した場合と同様である。
前記ステップS107で識別結果が紙葉類搬送装置2で取扱不可の種類の場合または不明券である場合(ステップS107:取扱金種以外)、搬送処理主制御部110は、ゲート制御部113に、紙葉類を返却口7に搬送するようにゲート36を切り替えるよう指示する(ステップS111)。
センサ制御部112は、入金口紙葉類検知センサ37が入金口5に紙葉類を検知しているか否かを搬送処理主制御部110に通知する(ステップS112)。
入金口5に紙葉類がある場合(ステップS112:YES)、搬送処理主制御部110は搬送先P(出金口6)に金種Aが枚数M(50枚)あるか否かを判定する(ステップS113)。
搬送先P(出金口6)に金種Aが枚数M(50枚)ある場合(ステップS113:YES)、センサ制御部112は、各搬送路25〜34に紙葉類がないことを確認し、搬送処理主制御部110に通知する。搬送処理主制御部110は、センサ制御部112からの通知を受けると、搬送モータ制御部114に対し各搬送路25〜34の停止を指示する(ステップS114)。
紙葉類搬送装置2は、搬送先P(出金口6)に搬送した紙葉類が抜き取られるのを待ち(ステップS115)、搬送処理主制御部110は、搬送モータ制御部114に対し各搬送路25〜34を動作させる指示をし(ステップS116)、ステップS106に戻る。
ステップS105またはS112において入金口5に紙葉類がない場合(ステップS105:NO,またはステップS112:NO)、紙葉類搬送装置2は、搬送先P(出金口6)に搬送した紙葉類の補充出金を必要に応じて行い、窓口対応者により紙葉類取扱装置2から紙葉類が抜き取られるまで待機する。紙葉類が抜き取られた後、窓口対応者によって窓口端末装置1から「整理業務終了」が入力され、整理業務を終了する(ステップS117)。
以上の動作により、実施例1と同一の効果を得ることができると共に、オートモードにて識別部22が最初に識別した取り扱い可能な金種を第1の収集する金種Aとし、次に識別した取り扱い可能な金種を第2の収集する金種Bすることで、収集する紙葉類の金種A、Bを窓口対応者が入力する手間を省くことができる。
なお、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
紙葉類取扱装置の構成図。 紙葉類搬送装置の概略図。 紙葉類搬送装置の制御ブロック図。 業務メニュー画面と整理業務メニュー画面の画面イメージ図。 処理結果画面の画面イメージ図。 紙葉類の整理処理の開始を指示する処理の動作フロー図。 紙葉類を種類に応じて振り分けて搬送する処理の動作フロー図。 紙葉類を補充出金する補充出金処理の動作フロー図。 搬送終了後の動作フロー図。 実施例2の整理業務メニュー画面および処理結果画面の画面イメージ図。 実施例2の紙葉類の整理処理の開始を指示する処理の動作フロー図。 実施例2の紙葉類を振り分けて搬送する処理の動作フロー図。 実施例2の紙葉類を補充出金する補充出金処理の動作フロー図。 実施例2の搬送終了後の動作フロー図。 実施例3の整理業務メニュー画面の画面イメージ図。 実施例3の紙葉類の整理処理の開始を指示する処理の動作フロー図。 実施例3の収集する紙葉類を決定する処理の動作フロー図。 実施例4の整理業務メニュー画面の画面イメージ図。 実施例4の紙葉類の整理処理の開始を指示する処理の動作フロー図。 実施例4の収集する紙葉類を決定する処理の動作フロー図。
符号の説明
1…窓口端末装置、2…紙葉類搬送装置、5…入金口、6…出金口、7…返却口、21…一時保留部、22…識別部、23a〜23d…収納部、25〜34…各種搬送路、110…搬送処理主制御部、221…金種指定部、222…枚数指定部、223…搬送先指定部、224…補充指定部、M,N…枚数、P,Q…搬送先

Claims (5)

  1. 紙葉類の投入を受け付ける入金口と、紙葉類を払い出す出金口と、紙葉類の種類を識別する識別部と、上記識別部で識別した紙葉類を一時的に収納する一時保留部と、紙葉類を返却する返却口と、紙葉類を収納する収納部と、上記入金口と上記出金口と上記識別部と上記一時保留部と上記返却口と上記収納部との間で紙葉類を搬送する搬送路とを備えた紙葉類取扱装置であって、
    収集する紙葉類の種類を特定する種類特定手段と、
    前記入金口に投入された全ての紙葉類を処理しても前記種類特定手段で特定された種類の紙葉類が所定枚数に達していない場合に不足分の紙葉類を前記収納部から補充するか否かを選択許容する補充選択手段と、
    収集する紙葉類の枚数を計数する計数手段と、
    前記補充選択手段で補充が選択され、前記種類特定手段で特定された紙葉類が前記所定枚数に達していない場合に、紙葉類を前記収納部から補充する補充手段とを備えた
    紙葉類取扱装置。
  2. 紙葉類を収集する枚数を指定許容する枚数指定手段を備えた
    請求項1記載の紙葉類取扱装置。
  3. 前記種類特定手段を、収集する紙葉類の種類の指定を許容する種類指定手段で構成した
    請求項1または2記載の紙葉類取扱装置。
  4. 前記種類特定手段を、前記識別部で識別した紙葉類の種類の順番に基づいて収集する紙葉類の種類を決定する識別順種類決定手段で構成した
    請求項1または2記載の紙葉類取扱装置。
  5. 収集する紙葉類の搬送先を特定する搬送先特定手段を備えた
    請求項1から4のいずれか1つに記載の紙葉類取扱装置。
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