JP2007309133A - 制御弁 - Google Patents

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Fumimasa Okabe
文聖 岡部
Koichi Shimada
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Abstract

【課題】限られたリフト量で最大開弁面積を大きくしつつも小さいリフト量領域では微妙な開度調整が可能な可変容量圧縮機の制御弁の提供を図る。
【解決手段】可変容量圧縮機の制御弁80であって、給気通路の一部を構成する弁孔82bを有する弁座83と、前記弁座83に対して接離自在に設けられ前記弁座83に対するリフト量dに応じて開弁面積Sを変更する弁体84と、を備える。弁体84のリフト量増加Δdに対する開弁面積増加率ΔS/Δdは、所定のリフト量d1において変曲点Xを備えて、前記所定のリフト量d1以下での開弁面積増加率ΔS1/Δdよりも前記所定のリフト量d1以上での開弁面積増加率ΔS2/Δdが大きくなっている。
【選択図】図8

Description

本発明は、可変容量圧縮機に用いられる制御弁に関する。
冷凍サイクルに介装される圧縮機には、吐出容量を調整できる可変容量圧縮機がある。この種の可変容量圧縮機は、吐出容量を調整するための容量制御機構を備え、例えば容量制御機構は、吐出室の圧力をクランク室に導入する給気通路と、クランク室の圧力を吸入室に導出する抽気通路と、給気通路の途中に介在されて該給気通路を開閉する制御弁と、を備えて構成されている。制御弁により、給気通路の開度が変更されると、吐出室からクランク室に導入される高圧冷媒量が変化し、クランク室圧力が変化する。これにより、ピストンの前後圧力差(つまりピストンの上死点側の吸入室の圧力とピストンの下死点側のクランク室の圧力との差圧)が変化するので、ピストンストロークが変わって、吐出量が変わることとなる(例えば特許文献1参照)。
なお、制御弁には、自立式(機械式)と外部制御式(例えば電磁式)とがあるが、特許文献1では外部制御式の制御弁が開示されている。
特開平5−96913号
ここで、冷凍サイクルは夏期、冬季に関わらず利用され、例えば冬季にはクーラとしてではなく主に除湿を目的として利用される。
このような冷凍サイクルは、モリエル線図から理解されるように、夏季など冷房負荷が大きい場合には、冷凍サイクルを循環する冷媒流量が増えるとともに冷凍サイクルの高圧圧力と低圧圧力との圧力差が大きくなる一方で、冬季などの冷房負荷が小さい場合には、冷凍サイクルを循環する冷媒流量が減るとともに冷凍サイクルの高圧圧力と低圧圧力との圧力差が小さくなる。
このように冷凍サイクルの高圧圧力と低圧圧力との圧力差が大きくなる夏期には、圧縮機の吸入室圧と吐出室圧との圧力差が大きくなるため、可変容量圧縮機の制御弁は、給気通路を小さな開弁面積で微少に開度調整するだけで、クランク室圧を大きく変化させて最大容量運転から最小容量運転までの全領域に亘って吐出容量を変更できる。
一方、冷凍サイクルの高圧圧力と低圧圧力との圧力差が小さくなる冬季には、圧縮機の吸入室圧と吐出室圧との圧力差が小さくなるため、可変容量圧縮機の制御弁は、給気通路を小さな開度で微少に調整しただけでは、クランク室圧を大きく変化させることができずに、クランク室と吸入室との圧力差が十分に得られないため、最大容量運転になりやすいが逆に最小容量運転にすることが困難となる。このように冬季などの冷房負荷が小さいときに可変容量圧縮機を最小容量運転に抑えることができないと、エバポレータに必要以上の冷媒が循環してエバポレータの外表面が凍結してしまう虞がある。
ここで、最大開弁面積を大きくすればこのような問題を解消できる思われるが、限られた弁体のリフト量で最大開弁面積を大きくすべく弁孔の通路断面積を大きくしてしまうと、微少なリフト量の変化でも急激に開弁面積が変化するため、吸入室圧と吐出室圧との圧力差が大きい夏期などの条件下では、急激なクランク室圧の変動が発生してしまい容量制御がオーバーシュートしやすくなる可能性がある。
本発明は、このような事情を考慮し、限られたリフト量で最大開弁面積を大きくしつつも小さいリフト量領域では微少な開度調整が可能な可変容量圧縮機の制御弁の提供を目的とする。
請求項1の発明は、吐出室とクランク室とを連通する給気通路の開度を調整してクランク室圧と吸入室圧との差圧を調整することで、ピストンストロークを変更して吐出容量を変更する可変容量圧縮機の制御弁であって、前記給気通路の一部を構成する弁孔を有する弁座と、前記弁座に対して接離自在に設けられ前記弁座に対するリフト量に応じて開弁面積を変更する弁体と、を備え、前記弁体のリフト量増加に対する開弁面積増加率は、所定のリフト量において変曲点を備えて前記所定のリフト量以下での開弁面積増加率よりも前記所定のリフト量以上での開弁面積増加率が大きいことを特徴とする。
請求項2の発明は、吐出室とクランク室とを連通する給気通路の開度を調整してクランク室圧と吸入室圧との差圧を調整することで、ピストンストロークを変更して吐出容量を変更する可変容量圧縮機の制御弁であって、前記給気通路の途中に形成された弁孔を有する弁座と、前記弁座に対して接離自在に設けられ前記弁座に対するリフト量に応じて開弁面積を変更する弁体と、を備え、前記弁体は、その外周面が、球状の一般面と、前記弁孔側において前記球状一般面から面取りされた面取部と、を有するボール弁として構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、吐出室とクランク室とを連通する給気通路の開度を調整してクランク室圧と吸入室圧との差圧を調整することで、ピストンストロークを変更して吐出容量を変更する可変容量圧縮機の制御弁であって、前記抽気通路の一部を構成する弁孔を有する弁座と、前記弁座に対して接離自在に設けられ前記弁座に対するリフト量に応じて弁孔の開度を変更する弁体と、を備え、前記弁体は、前記弁孔側ほど先窄まりになるテーパ状の一般面と、前記弁孔側に前記一般面から面取りされた面取部と、を備えたテーパ弁であり、前記弁体の一般面と面取部との境界から前記一般面の法線方向に延びる仮想線が、前記弁孔の内周面上を移動する範囲を超えて、前記開口端面上の移動する範囲まで到達するように設定されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、弁体のリフト量増加に対する開弁面積増加率(開口面積増加率)は、所定のリフト量において変曲点を備えて、前記所定のリフト量以下での範囲よりも前記所定のリフト量以上での範囲が大きくなっている。
そのため、所定のリフト量以下の小さい開度範囲(第1の制御範囲)では、微少な開度調整が可能となる一方、所定のリフト量以上の大きい開度範囲(第2の制御範囲)では、所定のリフト量以下よりも急速な開度調整ができ、限られた最大リフト量での最大開弁面積が大きくなる。つまり請求項1の発明によれば、限られたリフト量で最大開弁面積を大きくしつつも小さなリフト量領域では微少な開度調整が可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、前記弁体は、球状の一般面と面取部とを有するボール弁として構成されているため、所定のリフト量以下では、弁体の一般面と弁孔の開口端縁との間の最接近部分によって開弁面積が規定されることとなり、面取部を備えない従来のボール弁と同一の開弁面積となる。一方、所定のリフト量以上では、弁体の一般面と面取部との境界と、弁孔の開口端縁と、の間で開弁面積が規定され、面取部を備えない従来のボール弁よりも開弁面積が大きくなるし、所定のリフト量以下よりも急速に開弁面積を大きくできる。
つまり、請求項2の発明によれば、請求項1と同様の構造(つまり、弁体のリフト量増加に対する開弁面積増加率は、所定のリフト量において変曲点を備えて前記所定のリフト量以下での開弁面積増加率よりも前記所定のリフト量以上での開弁面積増加率が大きくなる構造)となる。結果、簡素な構造で、請求項1と同様の効果を得ることができる。
請求項3の発明によれば、弁体は、弁孔側ほど先窄まりになるテーパ状の一般面と、弁孔側に前記一般面から面取りされた面取部と、を備えた裁頭円錐形のテーパ弁であり、弁体の一般面と面取部との境界から前記一般面の法線方向に延びる仮想線が、弁孔の内周面上を移動する範囲を超えて、弁孔の開口端面上の移動する範囲まで到達するように前記弁体の最大リフト量が設定されている。
そのため、所定のリフト量以下では、弁体のテーパ状の一般面と弁孔の開口端縁との間の最接近部分によって開弁面積が規定されることとなり、その開弁面積は通常のテーパ弁と同一の開弁面積となる。一方、所定のリフト量以上では、弁体のテーパ状の一般面と面取部との境界と、弁孔の開口端縁と、の間で開弁面積が規定されることとになり、通常のテーパ弁よりも開弁面積が大きくなるし、また所定のリフト量以下よりもリフト量の増加に対する開弁面積の増加率も大きくなる。
つまり、請求項3の発明によれば、請求項1と同様の構造(つまり、弁体のリフト量増加に対する開弁面積増加率が、所定のリフト量において変曲点を備えて前記所定のリフト量以下での開弁面積増加率よりも前記所定のリフト量以上での開弁面積増加率が大きくなる構造)となる。結果、簡素な構造で、請求項1と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の実施形態の可変容量圧縮機の制御弁を図面を参照しつつ説明する。
第1実施形態
図1〜8を参照しつつ第1実施形態を説明する。
まず、制御弁の詳しい構成を説明する前に、可変容量圧縮機の構成について図1を参照しつつ説明する。
本実施形態の可変容量圧縮機1は、冷凍サイクルに介装され、冷凍サイクルのエバポレータで気化した低温低圧の冷媒を吸入して断熱圧縮したのちこの圧縮した高温高圧の冷媒をコンデンサに向けて吐出するものである。
この可変容量圧縮機1は、円周方向に複数の等間隔に配置されたシリンダボア3を有するシリンダブロック2と、該シリンダブロック2の前端面に接合され該シリンダブロック2との間にクランク室5を形成するフロントヘッド4と、シリンダブロック2の後端面にバルブプレート9を介して接合され吸入室7および吐出室8を形成するリアヘッド6と、を備えている。これらシリンダブロック2とフロントヘッド4とリアヘッド6とは、複数のスルーボルトBによって締結固定され、圧縮機のハウジングを構成している。
バルブプレート9は、シリンダボア3と吸入室7とを連通する吸入孔11と、シリンダボア3と吐出室8とを連通する吐出孔12と、を備えている。
バルブプレート9のシリンダブロック2側には、吸入孔11を開閉するリード弁式の吸入弁(図示せぬ)が設けられ、一方、バルブプレート9のリアヘッド6側には、吐出孔12を開閉するリード弁式の吐出弁(図示せぬ)が設けられている。
シリンダブロック2およびフロントヘッド4の中心の支持孔17、14には軸受18、15を介して駆動軸10が軸支され、この駆動軸10がクランク室5内で回転自在となっている。この駆動軸10の前端はフロントヘッド4から支持孔14を通じてハウジング外へ突出しており、この突出端には電磁クラッチ61を内蔵するプーリ60が取り付けられている。このプーリ60は図示せぬベルトを介して外部駆動源(例えば車両エンジンなど)と連結され、電磁クラッチ61がON状態で外部駆動源の駆動力を駆動軸10の回転に変換する。
クランク室5内には、駆動軸10の回転を、シリンダボア3内に摺動自在に配置されたピストン29の往復動に変換する変換機構20が設けられている。
変換機構20は、駆動軸10に固定され駆動軸10と一体的に回転するドライブプレート21と、駆動軸10に軸方向に摺動自在に装着されたスリーブ22と、スリーブ22に設けられたピン23を中心に傾動自在に連結された斜板24と、ドライブプレート21と斜板24とを連結して斜板24をドライブプレート21と一体的に回転させる連結部40と、斜板24にラジアル軸受36およびスラスト軸受37を介して装着されたソケットプレート26と、クランク室5内に固定されてソケットプレート26を軸方向に摺動自在に支持して非回転に規制する規制プレート35と、ソケットプレート26とピストン29とを連結するピストンロッド30と、を備えて構成されている。
駆動軸10を回転すると、斜板24が回転しつつその傾斜角に応じて駆動軸10の軸線方向に揺動する。これによりソケットプレート26が非回転で且つ駆動軸10の軸線方向に揺動する。ソケットプレート26の揺動は、ピストンロッド30を介してピストン29に伝達され、これによりピストン29がシリンダボア3内で往復運動する。すると、吸入室7の冷媒が、シリンダボア3へ吸入されて圧縮されたのち、吐出室8へ吐出される。
ここで、斜板24およびこれに装着されたソケットプレート26は、スリーブ22のスライド位置に対応して駆動軸10に対する傾斜角が変更されるようになっている。より具体的には、スリーブ22がリターンスプリング52に抗してシリンダブロック2側に近接移動すると、斜板24およびソケットプレート26の傾斜角が小さくなり、逆にスリーブ22がリターンスプリング51に抗してシリンダブロック2から離れる方向に移動すると、斜板24およびソケットプレート26の傾斜角が大きくなる。
このようにソケットプレート26の駆動軸10に対する傾斜角が変化すると、ピストンストロークが変化し、圧縮機の吐出量が変化する。
ここで本実施形態では、圧縮機の吐出量を制御するための容量制御機構が設けられている。この容量制御機構は、クランク室5と吸入室7とを連通する抽気通路71(図1中矢示で示す)と、クランク室5と吐出室8とを連通する給気通路72(図1中矢示で示す)と、給気通路72の開度を調整する制御弁80と、を備えて構成されている。制御弁80によって、給気通路72の開度が変更されると、給気通路72を通じて吐出室8からクランク室5に導入される冷媒量が変化し、クランク室圧Pcが変化する。これによりクランク室圧Pc(ピストンの背面圧)と吸入室圧Ps(ピストンの前面圧)との圧力バランスが変化して、ピストンストロークが変化する。
以下、制御弁80の構成を図2、3を参照しつつ詳しく説明する。
本実施形態の制御弁80は自立式(機械式)の制御弁である。なお、本発明は外部制御式(例えば電磁式)の制御弁にも適用できるし、自立式と外部制御式とを組み合わせた制御弁にも適用できる。
図2は制御弁80の閉弁時の状態を示し、図3は制御弁80の開弁時の状態を示している。
制御弁80は、制御弁80のハウジングを構成するケース81を備える。ケース81は、第1ケース81aおよび第2ケース81bおよびキャップ81cが組み合わされて構成されている。
ケース81内には、上述の給気通路72の一部を構成する通路82が設けられている。通路82の一方の開口端(第1ポート97)は、吐出室8に連通する一方、通路82の他方の開口端(第2ポート98)は、クランク室5に連通している。通路82の途中には、弁孔82bを画成する弁座83が設けられている。通路82のうち弁座83の上流側82aは、ボール弁84を配置する弁室82aとして構成され、この弁室82aには、弁座83に接離自在なボール弁84と、ボール弁84を弁座83に向けて付勢する(つまり閉弁方向に向けて付勢する)付勢手段としてのコイルスプリング(スプリング)91と、が配置されている。
また、ケース81内には、弁座83の弁孔82bの延長線上に貫通形成されたスライド嵌合孔86と、このスライド嵌合孔86に連通する感圧室88と、が設けられている。スライド嵌合孔86内にはシャフト85がスライド自在に嵌合されており、このシャフト85は、その一端が弁孔82bを貫通して弁室82a内に収容されたボール弁84と接触するとともにその他端がスライド嵌合孔86を貫通して感圧室88内に配置された感圧部87と連結されている。
感圧部87は、ベローズとして構成され、感圧室88内の圧力変動によりシャフト85の軸方向(つまり、弁体の開閉方向)に向けて伸縮するようになっている。この例では、感圧室88が第3ポート99を通じて吸入室7に連通しているため、ベローズ87は、吸入室7の圧力変動に応じて伸縮することとなり、より具体的には感圧室88つまり吸入室7の圧力Psが高くなると閉弁方向に移動させ、逆に感圧室88つまり吸入室7の圧力Psが低くなると開弁方向に移動させるようになっている。
なお、ボール弁84には、上述したボール弁84を閉弁方向に向けて付勢するコイルスプリング91以外に、ボール弁84を閉弁方向に向けて付勢するコイルスプリング92と、ボール弁84を開弁方向に向けて付勢するコイルスプリング93と、から付勢力が付与されている。
このような構成により、圧縮機の吐出容量は以下のように制御される。つまり、エバポレータを通風する空気温度が高くなると(エバポレータが受ける熱負荷が大きくなると)、冷凍サイクルの低圧圧力つまり圧縮機の吸入圧Psが高くなるので、これを受けてベローズ87が縮んでボール弁84が閉弁方向に移動してボール弁84のリフト量が小さくなる。すると、弁体84の開弁面積が減少するので、吐出室8から給気通路72を通じてクランク室5に供給される高圧冷媒量が減ってクランク室5内の圧力Pcが低くなり、ピストンの前後圧力差(吸入室圧とクランク室圧との差圧)が大きくなる。結果、ピストンストロークが大きくなり、圧縮機の吐出容量が増えるので、エバポレータで受ける熱負荷に応じた冷媒流量が冷凍サイクル内を循環することになり、この状態で冷凍サイクルが安定する。
反対に、エバポレータを通風する空気温度が低くなると(エバポレータが受ける熱負荷が小さくなると)、冷凍サイクルの低圧圧力つまり圧縮機の吸入圧Psが低くなるので、これを受けてベローズ87が延びてボール弁84が開弁方向に移動してボール弁84のリフト量が大きくなる。すると、開弁面積が増加するので、吐出室8から給気通路72を通じてクランク室5に供給される高圧冷媒の流量が増えて、クランク室5内の圧力Pcが大きくなり、ピストンの前後圧力差(吸入室圧とクランク室圧との差圧)が大きくなる。結果、ピストンストロークが小さくなり、圧縮機の吐出容量が減るので、エバポレータで受ける熱負荷に応じた冷媒流量が冷凍サイクル内を循環することになり、この状態で冷凍サイクルが安定する。
このようにこの実施形態では制御弁80は、Ps感圧部を有する構造により、冷凍サイクルのエバポレータが受ける冷房負荷に見合った冷媒流量を冷凍サイクルに流すように動作する。
次に、本実施形態の制御弁80の弁体84の構造と、弁体84のリフト量dによる開弁面積S(図中クロスハッチングで示す)の変化を、図4〜7を参照しつつ説明する。図4〜図7は制御弁80の弁座83およびこれに接離する弁体84の周辺の構造を示す拡大断面図であって、図4は閉弁時を示し、図5は所定のリフト量d1以下での開弁状態を示し、図6は所定のリフト量d1での開弁状態を示し、図7は所定のリフト量d1以上での開弁状態を示す。
本実施形態の制御弁80の弁体84は、上述のように略球体状のボール弁である。このボール弁84の外周面は、図4〜7に示すように、球状の一般面101から面取りされた面取部103を備えて構成されている。面取部103は、弁体84の接離方向つまりシャフト85の軸方向に沿って弁座側(閉弁側)に設けられており、弁体84の接離方向に対して直交する平面として構成されている。
そのため、弁体のリフト量dが所定のリフト量d1以下の第1の制御範囲(つまり閉弁位置から所定のリフト量d1までの範囲)では、図5に示すように、弁体84の一般面101と、弁孔82bの開口端縁112と、の間の最接近部分によって開弁面積Sが規定されることとなり、面取部を備えない従来のボール弁と同一の開弁面積Sとなる。
一方、所定のリフト量d1以上の第2の制御範囲(つまり所定のリフト量d1から最大リフト量までの範囲)では、図7に示すように、弁体84の一般面101と面取部103との境界(角部)102と、弁孔82の開口端縁112と、の間で開弁面積Sが規定されることなる。そのため、面取部を備えない従来のボール弁の開弁面積(図7中の太線で示す)より大きな開弁面積Sとなり、この範囲では、所定のリフト量d1以下よりも急速に開弁面積が大きくなる。
このリフト量dと開弁面積Sとの関係をグラフに表すと、図8に示すようになっている。具体的には、弁体のリフト量増加Δdに対する開弁面積増加率ΔS/Δdは、図8に示すように、所定のリフト量d1において変曲点Xを備えている。そして、この変曲点Xを境にして、前記所定のリフト量d1以下での開弁面積増加率ΔS1/Δdよりも、前記所定のリフト量d1以上での開弁面積増加率ΔS2/Δdが大きくなっている。結果、本実施形態では、面取部を備えないボール弁よりも、最大リフト量における開弁面積Smax(つまり最大開弁面積Smax)が大きくなる。
ここで、弁体84の一般面101と面取部103との境界102から前記一般面101の法線方向に延びる仮想線L1の動きに注目すると、この仮想線L1は、弁体84のリフト量dを大きくしていく際に(図4→図5→図6→図7参照)、以下のような動きをする。
まず、閉弁位置(図4)から所定のリフト量d1(図6)までは、仮想線L1は、図5に示す如く弁孔82bの内周面111上を移動する。そしてリフト量dが所定のリフト量d1になると(図6)、前記仮想線L1は、弁孔82bの開口端縁112(つまり弁孔82bの内周面111と弁孔82bの開口端面113(=弁座面113)との境界112)上を通る。そして、さらにリフト量dが大きくなり、弁体84のリフト量dが所定のリフト量d1を超えると(図7)、前記仮想線L1は、弁孔82bの開口端面113に乗り上げて、図示せぬ最大リフト量までは開口端面113上を移動する。
つまり、弁体84のリフト量dが大きくなるに従って、前記仮想線L1が、弁孔82bの内周面111上を移動する第1の制御範囲を超えて、弁孔82bの開口端面113の移動する第2の制御範囲まで到達するように、少なくとも弁体84の面取部103の位置が設定されている。
本実施形態はこのような構造により、冷房負荷が大きいために吸入室圧Psと吐出室圧Pdとの差圧が大きくなる条件下では、小さい開弁面積で微少に開度調整できる。逆に冷房負荷が小さいために吸入室圧Psと吐出室圧Pdとの差圧が小さくなる条件下では、従来よりも大きい最大開弁面積を利用して、より確実に可変容量圧縮機を最小容量運転にすることでエバポレータの凍結を防止できる。
以上のように本実施形態によれば、冷房負荷が大きくため吸入室圧Psと吐出室圧Pdとの差圧が大きくなる条件下(例えば夏期)でも、冷房負荷が小さいため吸入室圧Psと吐出室圧Pdとの差圧が小さくなる条件下(例えば冬季)でも、適切な容量制御が可能となる。
次に本実施形態の可変容量圧縮機1の制御弁80の効果をまとめる。
(1)本実施形態によれば、弁体84のリフト量増加Δdに対する開弁面積増加率ΔS/Δdは、所定のリフト量d1において変曲点Xを備えて、前記所定のリフト量d1以下での開弁面積増加率ΔS1/Δdよりも、前記所定のリフト量d1以上での開弁面積増加率ΔS2/Δdが大きくなっている。
そのため、所定のリフト量d1以下の小さい開度範囲(第1の制御範囲)では、微少な開度調整が可能となる一方で、所定のリフト量d1以上の大きい開度範囲(第2の制御範囲)では、所定のリフト量d1以下よりも急速な開度調整ができ、限られた最大リフト量での最大開弁面積Smaxが大きくなる(図8参照)。
結果、冷房負荷が大きいために吸入室圧Psと吐出室圧Pdとの差圧が大きくなる条件下では、給気通路72を小さい開度範囲で微少に調整でき、逆に冷房負荷が小さいために吸入室圧Psと吐出室圧Pdとの差圧が小さくなる条件下では、従来よりも大きくなった最大開弁面積Smaxを利用して、より確実に最小容量運転にして、エバポレータの凍結を防止することができる。
(2)また、本実施形態によれば、弁体84は、その外周面が、球状の一般面101と、弁孔82b側において球状一般面101から面取りされた面取部103と、を有するボール弁84として構成されている。
これにより、所定のリフト量d1以下では、弁体84の一般面101と弁孔82bの開口端縁112との間の最接近部分によって開弁面積Sが規定されることとなり、面取部を備えない従来のボール弁と同一の開弁面積Sとなるため、微少な開度調整が可能となる。一方、所定のリフト量d1以上では、弁体84の一般面101と面取部103との境界(角部)102と、弁孔82bの開口端縁112と、の間で開弁面積Sが規定されることとなり、面取部を備えない従来のボール弁よりも開弁面積が大きくなるとともに、所定のリフト量d1以下よりも急速に開弁面積を大きくできる。結果、簡素な構造で、(1)と同様の作用効果が得られる。
第2実施形態
次に第2実施形態を図9〜図13を参照つつ説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同一符号を付して構成およびその作用効果の説明を省略する。
第2実施形態では、弁体がテーパ弁120である点で、弁体がボール弁84である第1実施形態と異なっている。より具体的には、第2実施形態の弁体120は、弁体120の接離方向に沿って弁座83側ほど先窄まりになるテーパ状の一般面121と、弁座83側において一般面121から面取りされた面取部123と、を備えた裁頭円錐形のテーパ弁120である(図11〜図13参照)。
そして、この第2実施形態では、図11→図12→図13に示すように、弁体120のリフト量dを大きくするに従って、弁体120の一般面121と面取部123との境界(角部)122から一般面121の法線方向に延びる仮想線L1が、弁孔82bの内周面111上を移動する第1の制御範囲を超えて、弁孔82bの開口端面113上の移動する第2の制御範囲まで到達するように、弁体120の面取部123の位置が設定されている。別の言い方をすれば、閉弁時に弁体120が弁孔82b内に入り込む量が従来のテーパ弁に比べて小さくなっている。
そのため、所定のリフト量d2以下では、弁体120のテーパ状の一般面121と、弁孔82bの開口端縁112と、の間の最接近部分によって、開弁面積Sが規定されることとなり、従来のテーパ弁と同一の開弁面積となる。一方、所定のリフト量d2以上では、弁体120のテーパ状の一般面121と面取部123との境界122と、弁孔82bの開口端縁112と、の間で開弁面積Sが規定されることとなり、従来のテーパ弁の開弁面積(図13中太線で示す)よりも開弁面積S(図13中クロスハッチングで示す)が大きくなる。つまり、第1実施形態と同様に、前記所定のリフト量d2以上でのリフト量の増加に対する開弁面積増加率ΔS2/Δdが、所定のリフト量d2以下での開弁面積増加率ΔS1/Δdよりも大きくなる(第1実施形態の図8のグラフ参照)。結果、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、第2実施形態の弁体120は裁頭円錐形のテーパ弁120であるため、簡素な構造で、上記効果を得ることができる。
変形例
なお、上述の第1、第2実施形態の制御弁80、120は、弁体84、120とシャフト85とは別体で形成されており、弁体84、120を挟んでシャフト85とは逆側に、弁体84、120と一体に設けられたガイド棒95と、ケース81に設けられガイド棒95を摺動自在に支持するガイド孔96と、を備えている。つまり、弁体84、120と一体に設けられたガイド棒95が、ケース81に設けられたガイド孔96に摺動自在に支持されている。
そのため、弁体84、120がシャフト85と一体に構成されていなくとも、開弁時に弁孔82bを流通する流体の流れの影響を受けて弁体84、120が暴れてしまうことを防止できるようになっている。結果、開弁時におけるボール弁84の回転や異常挙動を防止でき、ボール弁84の摩耗を抑えることができる。
しかしながら、本発明では、図14、15に示す変形例のように、弁体84、120とシャフト85とが一体に設けられている構造であってもよい。
また、本発明は上述の実施形態のみに限定解釈されるべきではなく、以下のような変更が可能である。
例えば上述の実施形態では、自立式の制御弁について説明したが例えば電磁式などの外部制御式の制御弁にも適用できるし、外部制御式と自立式を組み合わせた制御弁にも適用できる。
また上述の実施形態では給気通路72の途中に介在して給気通路72を開閉する、所謂、入れ制御の制御弁80、120について説明したが、抽気通路71の途中に介在して抽気通路71を開閉する、所謂、抜き制御の制御弁にも適用できる。
また本発明は、その他、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で変更可能である。
本発明の第1実施形態の制御弁を用いた可変容量圧縮機を示す断面図。 同制御弁の断面図であって、閉弁時の状態を示す図。 同制御弁の断面図であって、開弁時の状態を示す図。。 同制御弁の要部の拡大断面図であって、弁体の閉弁状態を示す図。 同制御弁の要部の拡大断面図であって、弁体の所定のリフト量以下での開弁状態を示す図。 同制御弁の要部の拡大断面図であって、弁体の所定のリフト量での開弁状態を示す図。 同制御弁の要部の拡大断面図であって、弁体の所定のリフト量以上での開弁状態を示す図。 弁体のリフト量と開弁面積との関係を、面取部を有する弁体を用いた本実施形態と、面取部を有さない弁体を用いた比較例と、で比較したグラフ。 第2実施形態の制御弁の断面図であって、閉弁時の状態を示す図。 同制御弁の断面図であって、開弁時の状態を示す図。 同制御弁の要部の拡大断面図であって、弁体の閉弁状態を示す図。 同制御弁の要部の拡大断面図であって、弁体の所定のリフト量での開弁状態を示す図。 同制御弁の要部の拡大断面図であって、弁体の所定のリフト量以上での開弁状態を示す図。 第1実施形態の変形例を示す制御弁の要部の拡大断面図。 第2実施形態の変形例を示す制御弁の要部の拡大断面図。
符号の説明
1…可変容量圧縮機
5…クランク室
7…吸入室
8…吐出室
71…抽気通路
72…給気通路
80…制御弁
82…通路(給気通路の一部)
82a…弁室
82b…弁孔
83…弁座
84…ボール弁(弁体)
101…ボール弁の一般面
102…境界
103…ボール弁の面取部
111…弁孔の内周面
112…弁孔の開口端縁
113…弁孔の開口端面
120…テーパ弁(弁体)
121…テーパ弁の一般面
122…境界
123…テーパ弁の面取部
Pc…クランク室圧
Ps…吸入室圧
Pd…吐出室圧
L1…仮想線
d…リフト量
d1…所定のリフト量
d2…所定のリフト量
Δd…リフト量増加
S…開弁面積
ΔS/Δd…開弁面積増加率
X…変曲点

Claims (3)

  1. 吐出室とクランク室とを連通する給気通路の開度を調整してクランク室圧と吸入室圧との差圧を調整することで、ピストンストロークを変更して吐出容量を変更する可変容量圧縮機の制御弁(80)であって、
    前記給気通路の一部を構成する弁孔(82b)を有する弁座(83)と、
    前記弁座(83)に対して接離自在に設けられ前記弁座(83)に対するリフト量(d)に応じて開弁面積(S)を変更する弁体(84、120)と、
    を備え、
    前記弁体(84、120)のリフト量増加(Δd)に対する開弁面積増加率(ΔS/Δd)は、所定のリフト量(d1)において変曲点(X)を備えて前記所定のリフト量(d1)以下での開弁面積増加率(ΔS1/Δd)よりも前記所定のリフト量(d1)以上での開弁面積増加率(ΔS2/Δd)が大きいことを特徴とする制御弁(80)。
  2. 吐出室とクランク室とを連通する給気通路の開度を調整してクランク室圧と吸入室圧との差圧を調整することで、ピストンストロークを変更して吐出容量を変更する可変容量圧縮機の制御弁(80)であって、
    前記給気通路の一部を構成する弁孔(82b)を有する弁座(83)と、
    前記弁座(83)に対して接離自在に設けられ前記弁座(83)に対するリフト量(d)に応じて開弁面積(S)を変更する弁体(84)と、
    を備え、
    前記弁体(84)は、その外周面が、球状の一般面(101)と、前記弁孔(82b)側において前記球状一般面(101)から面取りされた面取部(103)と、を有するボール弁(84)として構成されていることを特徴とする制御弁。
  3. 吐出室とクランク室とを連通する給気通路の開度を調整してクランク室圧と吸入室圧との差圧を調整することで、ピストンストロークを変更して吐出容量を変更する可変容量圧縮機の制御弁(80)であって、
    前記給気通路の一部を構成する弁孔(82b)を有する弁座(83)と、
    前記弁座(83)に対して接離自在に設けられ前記弁座(83)に対するリフト量(d)に応じて開弁面積(S)を変更する弁体(120)と、
    を備え、
    前記弁体(120)は、前記弁孔(82b)側ほど先窄まりになるテーパ状の一般面(121)と、前記弁孔(82b)側において前記一般面(121)から面取りされた面取部(123)と、を備えたテーパ弁(120)であり、
    前記弁体の一般面(121)と面取部(123)との境界(122)から前記一般面(121)の法線方向に延びる仮想線(L1)が、前記弁孔(82b)の内周面(111)上を移動する範囲を超えて、前記弁孔(82b)の開口端面(113)上の移動する範囲まで到達するように設定されていることを特徴とする制御弁(80)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017180569A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 株式会社鷺宮製作所 電動弁

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