JP2007307029A - コーヒー沸かし器 - Google Patents
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Abstract
【課題】貯湯手段の上部蓋に水滴が付着しにくく、見栄えの良いコーヒー沸かし器を提供する。
【解決手段】水容器2と、前記水容器2から供給される水を加熱して湯を供給する加熱手段3と、前記加熱手段3から供給される湯を貯えてサイフォン手段6を用いて間欠的に給湯する貯湯手段4とを備え、前記貯湯手段4の上部蓋5の内面に凹凸加工9を施したもので、上部蓋5の内面に付着する水滴を凹凸で壊して流すことで、水滴の発生を抑え、使用中や使用後に上部蓋5に水滴が付着するのを抑え、見栄えの良いコーヒー沸かし器を提供することができる。
【選択図】図1
【解決手段】水容器2と、前記水容器2から供給される水を加熱して湯を供給する加熱手段3と、前記加熱手段3から供給される湯を貯えてサイフォン手段6を用いて間欠的に給湯する貯湯手段4とを備え、前記貯湯手段4の上部蓋5の内面に凹凸加工9を施したもので、上部蓋5の内面に付着する水滴を凹凸で壊して流すことで、水滴の発生を抑え、使用中や使用後に上部蓋5に水滴が付着するのを抑え、見栄えの良いコーヒー沸かし器を提供することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、コーヒー粉に、加熱手段で得られた湯を供給することによりコーヒー液を抽出するコーヒー沸かし器に関するものである。
従来の、この種のコーヒー沸かし器で、特に、サイフォン手段により間欠的に湯を供給するようにしたコーヒー沸かし器では、サイフォン手段により間欠的に湯を供給するには、貯湯手段の湯がサイフォン手段を構成する蓋体を越える水位まで加熱手段により一定量の給湯をする必要があり、貯湯手段は、使用者の安全のため半密閉状態に構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
図5は、上記特許文献1に記載された従来のコーヒー沸かし器の断面図である。
図5に示すように、従来のコーヒー沸かし器は、本体1と、水容器2と、加熱手段3と、貯湯手段4と、貯湯手段4の上部蓋5と、サイフォン手段6と、コーヒー抽出室7と、コーヒー保管容器8により構成されている。
特開2004−113816号公報
しかしながら、前記従来のコーヒー沸かし器の構成では、貯湯手段4の上部蓋5の内面は、貯湯手段4に貯まる湯や加熱手段3から発生する水蒸気により曇り、結露が水滴となって貯まりやすく、使用中にサイフォン手段6の中が見えず、又、使用後にも付着する水滴で見栄えが悪いという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、貯湯手段の上部蓋の内面に水滴が付着するのを抑えて、使用中や使用後にも見栄えの良いコーヒー沸かし器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するため、本発明のコーヒー沸かし器は、水容器と、前記水容器から供給される水を加熱して湯を供給する加熱手段と、前記加熱手段から供給される湯を貯えてサイフォン手段を用いて間欠的に給湯する貯湯手段とを備え、前記貯湯手段の上部蓋の内面に凹凸加工を施したもので、上部蓋の内面に付着する水滴を凹凸で壊して流すことで、水滴の発生を抑え、使用中や使用後に上部蓋に水滴が付着するのを抑え、見栄えの良いコーヒー沸かし器を提供することができる。
本発明のコーヒー沸かし器は、使用中や使用後に貯湯手段の上部蓋に水滴が付着しないので、見栄えが良い。
第1の発明は、水容器と、前記水容器から供給される水を加熱して湯を供給する加熱手段と、前記加熱手段から供給される湯を貯えてサイフォン手段を用いて間欠的に給湯する貯湯手段とを備え、前記貯湯手段の上部蓋の内面に凹凸加工を施したもので、上部蓋の内面に付着する水滴を凹凸で壊して流すことで、水滴の発生を抑え、使用中や使用後に上部蓋に水滴が付着するのを抑え、見栄えの良いコーヒー沸かし器を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の上部蓋の内面に放射状の溝を設けたもので、水滴や壊れた水滴の水が、上部蓋の内面から下方に流れやすくなり、貯湯手段の上部蓋に水滴が付着するのをより抑えることができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の上部蓋の内面に角錐状の凸部を設けたもので、貯湯手段の上部蓋の内面に付着する水滴を凸部が壊して流すことで、水滴の発生を抑えることができる。
第4の発明は、特に、第1の発明の上部蓋の内面にランダムなエンボス加工を施したもので、万一水滴が残った場合でも、エンボス加工のため貯湯手段の上部蓋に水滴が付着したのを判らなくさせることができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の上部蓋の内面に親水処理を施したもので、親水処理により水が広がろうとするので、水滴が形成されるのをより確実に防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の断面図である。
図1において、1はコーヒー沸かし器の本体で、水を投入するための水容器2が設置されている。水容器1の底には逆止弁10があり、これは、本体1下部の電気ヒーター等からなる加熱手段3、加熱された水を本体1の上方に導く昇水パイプ11、本体1上方の貯湯手段4に連絡されている。貯湯手段4の内部には、サイフォン現象により一定量の湯を間欠的に外部に供給するサイフォン手段6が設けられている。貯湯手段4から湯を外部に給湯する給湯口12は、貯湯手段4の下に設けられており、給湯口12の下方には、活性炭等で構成され、お湯の水質を良化する水質良化装置13と、散湯装置14及びコーヒー抽出室7が設けられている。
そして、コーヒー抽出室7で抽出されたコーヒー液は、下方に配された保管容器8に貯えられる。貯湯手段4は、分離可能な上部蓋5と下部容器15により構成されており、上部蓋5の内面には微細な凹凸加工9及び親水処理が施されている。
以上のように構成されたコーヒー沸かし器について、以下その動作、作用を説明する。
水容器2に投入された水は、逆止弁10を通過して、電気ヒーター等からなる加熱手段3に流入する。加熱手段3により加熱された水は沸騰して湯となり、その蒸気圧で加熱手段3から昇水パイプ11を昇り、貯湯手段4に注がれる。貯湯手段4に、一定量の湯が溜まると、サイフォン手段6から給湯口12に送られる。給湯口12から出たお湯は、水質良化装置13を通り、散湯装置14によりコーヒー抽出室7に供給され、抽出されたコーヒー液が保管容器8に貯えられる。
抽出中に貯湯手段4に貯まった湯から発生する水蒸気や抽出終了時に加熱手段3から発生する水蒸気は、貯湯手段4の上部蓋5の内面に水滴となって貯まるが、上部蓋5の内面に施された凹凸加工9により水滴が破壊される。また、上部蓋5の内面には親水処理がされているので水滴がより付着しにくくなっている。
以上のように、本実施の形態によれば、貯湯手段4の上部蓋5の内面に施された凹凸加工9により水滴が破壊されるので、貯湯手段4に水滴が付着せず、見栄えの良い状態を保つ事ができる。また、上部蓋5の内面には親水処理がされているので水滴がより付着しにくく、より確実に見栄えの良い状態を保つ事ができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の上部蓋の断面図である。なお、上記第1の実施の形態と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図2は、本発明の第2の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の上部蓋の断面図である。なお、上記第1の実施の形態と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態は、図2に示すように、貯湯手段4の上部蓋5の内面の天面から下方にかけて放射状に複数の溝16を施したもので、放射状の溝16により水滴が、貯湯手段4の下部容器15に容易に流れ落ちるので、上部蓋5に水滴が付着せず、見栄えの良い状態を保つ事ができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の上部蓋の断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図3は、本発明の第3の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の上部蓋の断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態は、図3に示すように、貯湯手段4の上部蓋5の内面に錐状の凸部17を施したもので、この錐状の凸部17により、上部蓋5の内面に付着する水滴を壊して流すことで水滴の発生を抑え、貯湯手段4を見栄えの良い状態に保つ事ができる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の第4の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の上部蓋の断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図4は、本発明の第4の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の上部蓋の断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態では、図4に示すように、貯湯手段4の上部蓋5の内面にエンボス加工18を施したもので、エンボス加工18により、上部蓋5の内面に付着する水滴が残った場合でも分かりにくくなり、貯湯手段4の見栄えを悪くするのを防止する事ができる。
以上のように、本発明にかかるコーヒー沸かし器は、貯湯手段4の上部蓋5の内面への水滴の付着が防止され、見栄えが向上するもので、コーヒー沸かし器に限らず、蒸し調理器など、のぞき窓が付いた各種調理器、機器にも適用できる。
1 本体
2 水容器
3 加熱手段
4 貯湯手段
5 上部蓋
6 サイフォン手段
9 凹凸加工
16 溝
17 凸部
18 エンボス加工
2 水容器
3 加熱手段
4 貯湯手段
5 上部蓋
6 サイフォン手段
9 凹凸加工
16 溝
17 凸部
18 エンボス加工
Claims (5)
- 水容器と、前記水容器から供給される水を加熱して湯を供給する加熱手段と、前記加熱手段から供給される湯を貯えてサイフォン手段を用いて間欠的に給湯する貯湯手段とを備え、前記貯湯手段の上部蓋の内面に凹凸加工を施した事を特徴とするコーヒー沸かし器。
- 上部蓋の内面に放射状の溝を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコーヒー沸かし器。
- 上部蓋の内面に角錐状の凸部を設けた事を特徴とする請求項1に記載のコーヒー沸かし器。
- 上部蓋の内面にランダムなエンボス加工を施した請求項1に記載のコーヒー沸かし器。
- 上部蓋の内面に親水処理を施した事を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコーヒー沸かし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006137550A JP2007307029A (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | コーヒー沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006137550A JP2007307029A (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | コーヒー沸かし器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007307029A true JP2007307029A (ja) | 2007-11-29 |
Family
ID=38840441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006137550A Pending JP2007307029A (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | コーヒー沸かし器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007307029A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019205765A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | タイガー魔法瓶株式会社 | コーヒーメーカー |
-
2006
- 2006-05-17 JP JP2006137550A patent/JP2007307029A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019205765A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | タイガー魔法瓶株式会社 | コーヒーメーカー |
JP7121266B2 (ja) | 2018-05-30 | 2022-08-18 | タイガー魔法瓶株式会社 | コーヒーメーカー |
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