JP2007305338A - 車両用灯具 - Google Patents

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裕人 徳永
Katsuhiro Murahashi
克広 村橋
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    • F21S45/00Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
    • F21S45/60Heating of lighting devices, e.g. for demisting

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Abstract

【課題】従来の車両用灯具では、前面レンズ(レンズ、光透過カバー)への配線板ヒータ(電熱線、加熱体)の取付や取外や交換が面倒である。
【解決手段】ランプレンズ4に設けられているヒータ5は、ベースフィルム17と、そのベースフィルム17の一面に設けられている接着剤18と、ベースフィルム18の他面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性の線ヒータ19と、から構成されている。この結果、ヒータ5は、フィルムタイプであるから、ランプレンズ4に簡単に取り付けたり取り外したりすることができ、また、ヒータ5の故障時においてヒータ5を簡単に交換することができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、ランプレンズが融雪(解氷、防曇)構造をなす車両用灯具に関するものである。
この種の車両用灯具は、従来からある(たとえば、特許文献1、特許文献2、特許文献3)。以下、従来の車両用灯具について説明する。従来の車両用灯具は、前面レンズと、前記前面レンズにインサート成形や接着剤により接合一体化された配線板ヒータ(ベースフィルムの上に導電箔パターンが印刷されているもの)と、を備えるものである。また、前記の従来の車両用灯具は、レンズと、前記レンズにプリント(もしくは、インサート、挟み込み、接着)された電熱線と、を備えるものである。さらに、従来の車両用灯具は、光透過カバーと、前記光透過カバーに設けられた加熱体(光透過シートに付着されている)と、を備えるものである。
以下、従来の車両用灯具の作用について説明する。配線板ヒータ(電熱線、加熱体)に給電すると、その配線板ヒータ(電熱線、加熱体)が発熱し、その熱により、前面レンズ(レンズ、光透過カバー)に付着した雪や氷や曇りが融かされたり除去されたりする。この結果、前面レンズ(レンズ、光透過カバー)から照射される光の損失を防ぐことができる。特に、光源として、ハロゲンバルブや白熱バルブと比較して、前面レンズ(レンズ、光透過カバー)から照射される光の温度が低い光源、たとえば、LEDなどの半導体型光源やHIDなどの放電灯を使用した車両用灯具においては、効果的である。
ところが、従来の車両用灯具は、前面レンズ(レンズ、光透過カバー)と配線板ヒータ(電熱線、加熱体)とが一体のものであるから、前面レンズ(レンズ、光透過カバー)に配線板ヒータ(電熱線、加熱体)を取り付けたり取り外したりするのが不可能であり、また、配線板ヒータ(電熱線、加熱体)の故障時における配線板ヒータ(電熱線、加熱体)の交換も不可能である。
特開平10−109587号公報 特開2002−150812号公報 特開2002−166778号公報
この発明が解決しようとする問題点は、従来の車両用灯具では、前面レンズ(レンズ、光透過カバー)から配線板ヒータ(電熱線、加熱体)を取り付けたり取り外したりするのが不可能であり、また、配線板ヒータ(電熱線、加熱体)の故障時における配線板ヒータ(電熱線、加熱体)の交換も不可能であるという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、ランプレンズに設けられているヒータが、フィルムと、そのフィルムの一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性のヒータと、フィルムの他面もしくはヒータに設けられている接着剤と、から構成されている、ことを特徴とする。
また、この発明(請求項2にかかる発明)は、ヒータが、フィルムと、そのフィルムの一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性の線ヒータと、フィルムの他面もしくは線ヒータに設けられている接着剤と、から構成されている、ことを特徴とする。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)は、ヒータが、フィルムと、そのフィルムの一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性の線ヒータと、その線ヒータに設けられている接着剤と、フィルムと接着剤との間に設けられている絶縁層と、から構成されている、ことを特徴とする。
さらにまた、この発明(請求項4にかかる発明)は、ヒータが、ベースフィルムと、そのベースフィルムの一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性の線ヒータと、ベースフィルムの他面に設けられている接着剤と、線ヒータをベースフィルムと共に挟み込む保護フィルムと、ベースフィルムと保護フィルムとの間に設けられている絶縁層と、から構成されている、ことを特徴とする。
さらにまた、この発明(請求項5にかかる発明)は、ヒータが、フィルムと、そのフィルムの一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性の膜ヒータと、フィルムの他面もしくは膜ヒータに設けられている接着剤と、から構成されている、ことを特徴とする。
さらにまた、この発明(請求項6にかかる発明)は、ヒータが、ランプレンズのうち光を外部に照射するのに必要な箇所に複数枚設けられている、ことを特徴とする。
さらにまた、この発明(請求項7にかかる発明)は、ヒータがコネクタを介して制御回路に接続されており、この制御回路が温度センサを有する、ことを特徴とする。
さらにまた、この発明(請求項8にかかる発明)は、ヒータがランプレンズの外面に設けられており、このヒータの外面には親水性フィルムもしくは疎水性フィルムが設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、ヒータがフィルムの両面に接着剤と導電性のヒータとを設けてなるフィルムタイプであるから、ランプレンズに簡単に取り付けたりすることができ、また、ヒータの故障時においてヒータを簡単に交換することができる。
また、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、フィルムタイプのヒータをランプレンズに接着剤により簡単に接着することができるので、ITO膜ヒータ生成と比較して、真空蒸着機などの大型設備やタクトの長い蒸着工程が不要であり、その分、製造コストを安価にすることができる。
さらに、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、フィルムタイプのヒータの形状や寸法を汎用性のあるものとすることが簡単であり、しかも、フィルムタイプのヒータの形状や寸法を汎用性のあるものとすることにより、種々様々の車両用部品の部品に使用することができる。
さらにまた、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、フィルムタイプのヒータをランプレンズに接着剤により接着するものであるから、ヒータ有り無しのランプレンズの製造管理において、作り分けが容易であり、製造ラインや在庫管理などを簡素化することができる。
さらにまた、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、導電性のヒータが線ヒータであるから、その線ヒータの線パターンを意匠線として兼用することができ、ランプレンズの意匠上の効果を向上させることができる。
さらにまた、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、フィルムと、接着剤と、導電性の線ヒータと、からなるヒータの製造が簡単であるから、種々様々なランプレンズに設ける種々様々な導電性の線ヒータの線パターンのニーズ(設計やデザイン)に迅速にかつ簡単に対応することができる。
さらにまた、この発明(請求項3にかかる発明)の車両用灯具は、ヒータにおいて、フィルムと接着剤との間に導電性の線ヒータを挟み込みかつ絶縁層を設けたものであるから、導電性の線ヒータを電気的に絶縁して線ヒータの短絡などを確実に防止することができ、かつ、線ヒータを外からの衝撃から確実に保護することができる。
さらにまた、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用灯具は、ヒータにおいて、ベースフィルムと保護フィルムとの間に導電性の線ヒータを挟み込みかつ絶縁層を設けたものであるから、導電性の線ヒータを電気的に絶縁して線ヒータの短絡などを確実に防止することができ、かつ、線ヒータを外からの衝撃から確実に保護することができる。
さらにまた、この発明(請求項5にかかる発明)の車両用灯具は、導電性のヒータが膜ヒータであるから、ヒータがさらに取り扱い易くなり、しかも、膜ヒータとして透明な膜ヒータを使用することにより、ランプレンズの配光上の影響や光学的影響などがない。
さらにまた、この発明(請求項6にかかる発明)の車両用灯具は、フィルムタイプの複数枚のヒータをランプレンズのうち光を外部に照射するのに必要な箇所に設けるものであるから、ランプレンズにヒータをランプレンズの曲面や形状や大型サイズに十分に追従して設けることができる。
さらにまた、この発明(請求項7にかかる発明)の車両用灯具は、ヒータをコネクタを介して制御回路に接続することにより、ヒータのみを交換することができ、制御回路をそのまま使用することができ、省資源に貢献することができる。また、この発明(請求項6にかかる発明)の車両用灯具は、制御回路に温度センサを設けるので、融雪、解氷、防曇などの必要なときにヒータを発熱させることができ、省電力化を図ることができ、省エネルギーに貢献することができる。
さらにまた、この発明(請求項8にかかる発明)の車両用灯具は、ランプレンズの外面に設けられているヒータの外面に親水性フィルムもしくは疎水性フィルムを設けるので、ヒータの熱作用と親水性フィルムの親水作用もしくは疎水性フィルムの疎水作用との相乗作用により、ランプレンズに付着した雪や氷や曇りを融かしたり除去したりする効果(融雪、解氷、防曇効果)がさらに向上される。
以下に、この発明にかかる車両用灯具の実施例のうちの3例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1〜図5は、この発明にかかる車両用灯具の実施例1を示す。以下、この実施例1にかかる車両用灯具の構成について説明する。この実施例1にかかる車両用灯具は、所定の配光パターン、たとえば、すれ違い用の配光パターンを照射する自動車用のヘッドランプ1L、1Rである。前記ヘッドランプ1L、1Rは、図1に示すように、自動車Cの前部の左右両側にそれぞれ装備されている。以下、左側のヘッドランプ1Lについて説明する。なお、右側のヘッドランプ1Rは、左側のヘッドランプ1Lの構造とほぼ左右逆である。
前記ヘッドランプ1Lは、図2および図5に示すように、5個のランプユニット2と、ランプハウジング3と、ランプレンズ4と、ヒータ5と、を備えるものである。前記ランプハウジング3と前記ランプレンズ4とにより、灯室7が区画されている。前記灯室7内には、前記5個のランプユニット2が上下2段に(この例では、上段に2個、下段に3個)それぞれ配置されている。なお、図5のランプレンズ4には、5個のランプユニット2が正面視に対応する位置に二点鎖線で図示されている。
前記ランプユニット2は、光を前記ランプレンズ4を通して外部に照射する光照射部を構成するものである。前記ランプユニット2は、所定の配光パターン、この例では、すれ違い用の配光パターンを照射(放射、出射)するものである。前記ランプユニット2は、図4に示すように、プロジェクタタイプであって、ユニット構造をなす。前記ランプユニット2は、上側リフレクタ8および下側リフレクタ9と、反射面10およびシェード11と、半導体型光源12と、投影レンズ(凸レンズ、集光レンズ)13と、ヒートシンク部材14と、から構成されている。
前記ランプユニット2は、ホルダ部材15を介して前記ランプハウジング3に取り付けられている。前記ランプハウジング3には、ヒートシンク部材16が設けられている。前記ランプハウジング3側のヒートシンク部材16と、前記ランプユニット2側のヒートシンク部材14とは、前記ホルダ部材15および前記ランプハウジング3を介して接続されている。これにより、前記半導体型光源12において発生する熱は、前記ヒートシンク部材14、前記ホルダ部材15、前記ランプハウジング3、前記ヒートシンク部材16を介して外部に放出される。
前記半導体型光源12は、たとえば、LED、EL(有機EL)などの自発光半導体型光源(この実施例1ではLED)を使用する。このために、前記半導体型光源12自体においては熱が発生するが、前記半導体型光源12からの光には熱がほとんど発生しない。これにより、前記ランプレンズ4には、雪や氷や曇りが付着し易い。
前記ランプレンズ4は、ほぼ素通しのレンズであって、いわゆるアウターカバー(アウターレンズ)である。前記ランプレンズ4は、この例では、たとえばPC(ポリカーボネート)などの合成樹脂から成形されている。また、前記ランプレンズ4は、縦断面(垂直断面)において、上から下にかけて後方から前方にスラント(傾斜)している。なお、前記ランプレンズ4の材質がPCの場合、前記ランプレンズ4の耐熱温度は約130°Cである。
前記ヒータ5は、前記ランプレンズ4の外面に設けられており、発生する熱で前記ランプレンズ4に付着した雪や氷や曇りを融かしたり除去したりするものである。前記ヒータ5は、図3(A)に示すように、ベースフィルムとしてのフィルム(以下、「ベースフィルム」と称する)17と、前記ベースフィルム17の一面に設けられている接着剤18と、前記ベースフィルム17の他面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性の線ヒータ19と、前記線ヒータ19を前記ベースフィルム17と共に挟み込む保護フィルムとしてのフィルム(以下、「保護フィルム」と称する)20と、前記ベースフィルム17と前記保護フィルム20との間に設けられているレジストなどの絶縁層21と、から構成されている。または、前記ヒータ5は、図3(B)に示すように、ベースフィルムおよび保護フィルムとしてのフィルム(以下、「ベース保護フィルム」と称する)17′と、前記ベース保護フィルム17′の一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性の線ヒータ19と、前記線ヒータ19を前記ベース保護フィルム17′と共に挟み込む接着剤18と、前記ベース保護フィルム17′と前記接着剤18との間に設けられているレジストなどの絶縁層21と、から構成されている。また、前記ヒータ5は、光透過性のものが好ましい。
前記ベースフィルム17および前記保護フィルム20および前記ベース保護フィルム17′は、透明なたとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)などの合成樹脂製のフィルムからなる。図3(B)に示す前記ベース保護フィルム17′または図3(A)に示す前記保護フィルム20は、親水性フィルムもしくは疎水性フィルムを使用しても良い。
前記ベースフィルム17の他面(図3(A)参照)または前記ベース保護フィルム17′一面(図3(B)参照)には、前記線ヒータ19が線パターンに形成されている。前記線ヒータ19の線パターンは、この例では、図5に示すように、相互にほぼ平行である上下4本の横線を左右にジグザグに連続する線パターンである。上下2本の横線から縦線が連続して2個の端末部が形成されている。前記線ヒータ19は、この例では、ニクロム線からなる。前記線ヒータ19は、電流が供給されることにより、電気抵抗により発熱するものである。
前記ベースフィルム17と前記保護フィルム20との間(図3(A)参照)または前記ベース保護フィルム17′と前記接着剤18との間(図3(B)参照)には、前記レジストなどの絶縁層21が設けられている。前記絶縁層21は、前記線ヒータ19を電気的に絶縁するものであって、この例では、ウレタン系やアクリル系の接着剤などからなる。
前記の構成からなる前記ヒータ5の接着剤18を前記ランプレンズ4の外面に接着して、前記ヒータ5の線パターン状の前記線ヒータ19を前記ランプレンズ4の外面に転写する。この結果、この例では、2枚の前記ヒータ5が、図2および図5に示すように、前記ランプレンズ4の外面うち前記ランプユニット2からの光を外部に照射するのに必要な箇所(2箇所)に設けられることとなる。
前記ヒータ5は、ハーネス25、29およびコネクタ27、28を介して制御部としての制御回路30に接続されている。すなわち、前記ランプレンズ4の外面に設けられている前記ヒータ5の前記線ヒータ19には、前記線ヒータ19の2個の端末部と一体の給電パターン部(図示せず)あるいは電極(図示せず)、レンズ側の前記ハーネス25および前記コネクタ27などの組み合わせから構成される給電部が設けられている。レンズ側の前記ハーネス25は、ハーネスガイド26を介して前記ランプレンズ4にガイドされている。また、前記給電部は、前記線ヒータ19に電流を供給するものである。前記給電部は、前記ランプレンズ4の意匠への影響や配光上の影響や光学的影響などが小さい箇所に設けられている。一方、前記制御回路30は、温度センサ(図示せず)を有する。前記温度センサは、前記ヒータ5の温度を検出してその検出信号を前記制御回路30に出力するものである。前記制御回路30は、前記温度センサからの出力信号に基づいて、前記ヒータ5の発熱温度が所定の温度(約60°C)に達しているか否かを判断して、達していると判断した時点で前記ヒータ5への電流供給を遮断するものである。前記制御回路30には、回路側の前記ハーネス29が接続されている。前記ハーネス29には、回路側の前記コネクタ28が接続されている。レンズ側の前記コネクタ27と回路側の前記コネクタ28とを着脱可能に接続することにより、前記ヒータ5は、前記制御回路30に接続される。
前記ヒータ5の前記線ヒータ19は、前記給電部を介して、手動スイッチ(図示せず)またはおよび自動スイッチ(図示せず)に接続されている。前記手動スイッチは、手動により、前記線ヒータ19への電流供給をオンしたりオフしたりするものである。前記自動スイッチは、自動的に、前記線ヒータ19への電流供給をオンしたりオフしたりするものである。
前記自動スイッチは、制御部としての前記制御回路30と、温度センサや光センサなどの検出部と、から構成されている。前記検出部は、自動車Cの周囲環境、たとえば、自動車Cの外の温度や前記ランプレンズ4から照射される光などを検出してその検出信号を前記制御回路30に出力する。前記制御回路30は、前記検出部からの検出信号に基づいて前記ランプレンズ4に雪や氷や曇りなどが付着しているか否か、あるいは、前記ランプレンズ4に雪や氷や曇りなどが付着する程度の温度か否かを判断する。そして、前記制御回路30は、前記ランプレンズ4に雪や氷や曇りなどが付着している、あるいは、前記ランプレンズ4に雪や氷や曇りなどが付着する程度の温度であると判断すると、前記給電部を介して前記線ヒータ19に電流を供給する。一方、前記制御回路30は、前記ランプレンズ4に雪や氷や曇りなどが付着していない、あるいは、前記ランプレンズ4に雪や氷や曇りなどが付着する程度の温度でないと判断すると、前記給電部を介して前記線ヒータ19への電流供給を遮断する。
前記線ヒータ19の1個の端末部には、温度制御部(図示せず)が設けられている。前記温度制御部は、前記線ヒータ19の発熱温度を制御するものである。前記温度制御部としては、たとえば、PTCサーミスターを使用する。このPTCサーミスターは、温度が上昇すると抵抗値が高くなって所定の抵抗値に達すると電流が流れなくなる特性を有するものである。たとえば、前記ランプレンズ4の材質がPCの場合、前記ランプレンズ4の耐熱温度は約130°Cであるから、前記線ヒータ19の発熱温度が約60°C付近に達した時点で電流が流れなくなる抵抗特性を有するPTCサーミスターを前記温度制御部として使用する。なお、前記制御回路30の温度センサと、前記温度制御部とは、少なくともいずれか一方を設け、他方を省略しても良い。
この実施例1にかかる車両用灯具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
5個のランプユニット2の半導体型光源12をそれぞれ点灯する。すると、5個のランプユニット2の半導体型光源12からの光が上側リフレクタ8の反射面10で反射され、その反射光の一部が下側リフレクタ9のシェード11によりカットオフされ、残りの反射光が投影レンズ13およびランプレンズ4を透過して外部にカットオフラインを有する所定の配光パターン、すなわち、すれ違い用の配光パターンで照射される。このすれ違い用の配光パターンのカットオフラインは、シェード11のエッジにより形成される。また、シェード11に反射面を設けることにより、反射面10からの反射光であってシェード11の反射面で反射された反射光を利用することができる。
ここで、ランプレンズ4に設けられているヒータ5の線ヒータ19は、ニクロム線の線状のパターンからなるので、光がランプレンズ4を透過する際に、光の損失や配光の影響などを最小限に抑えることができる。
そして、半導体型光源12からの光には熱がほとんど発生しないので、ランプレンズ4には、雪や氷や曇りが付着し易い。この場合、手動スイッチまたはおよび自動スイッチにより、制御回路30を介してランプレンズ4に転写により設けられている線ヒータ5に電流が供給される。
制御回路30を介してヒータ5の線ヒータ19に電流が供給されると、線ヒータ19の電気抵抗により、線ヒータ19が発熱する。この線ヒータ19の発熱作用により、ランプレンズ4が暖められ、ランプレンズ4に雪や氷や曇りが付着するのが防止され、あるいは、ランプレンズ4に付着している雪や氷や曇りが融かされたり除去されたりする。この結果、ランプレンズ4から照射される光の損失を防ぐことができる。
線ヒータ19の発熱作用中において、この線ヒータ19の発熱温度が所定温度に達すると、温度制御部の温度制御作用により、線ヒータ19への電流供給が制御され、線ヒータ19の発熱温度が所定温度付近に保持される。この結果、耐熱温度が比較的低い樹脂製のランプレンズ4を過熱から保護することができる。
ランプレンズ4に雪や氷や曇りが付着するのが防止され、また、ランプレンズ4に付着した雪や氷や曇りが融かされたり除去されたりしたところで、手動スイッチまたはおよび自動スイッチ(制御回路30の温度センサ)により、ランプレンズ4に設けられているヒータ5の線ヒータ19への電流供給が遮断される。
5個のランプユニット2の半導体型光源12がそれぞれ点灯中において、半導体型光源12において発生する熱は、ランプユニット2のヒートシンク部材14、ホルダ部材15、ランプハウジング3、ヒートシンク部材16を介して外部に放出される。
この実施例1にかかる車両用灯具は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例1にかかる車両用灯具は、ヒータ5が、図3(A)に示すように、ベースフィルム17と、接着剤18と、導電性の線ヒータ19と、保護フィルム20と、レジストなどの絶縁層21と、から構成されているフィルムタイプである。または、ヒータ5が、図3(B)に示すように、ベース保護フィルム17′と、接着剤18と、導電性の線ヒータ19と、レジストなどの絶縁層21と、から構成されているフィルムタイプである。このために、この実施例1にかかる車両用灯具は、ランプレンズ4に簡単に取り付けたり取り外したりすることができ、また、ヒータ5の故障時においてヒータを簡単に交換することができる。
また、この実施例1にかかる車両用灯具は、フィルムタイプのヒータ5をランプレンズ4に接着剤18により簡単に接着することができるので、ITO膜ヒータ生成と比較して、真空蒸着機などの大型設備やタクトの長い蒸着工程が不要であり、その分、製造コストを安価にすることができる。
さらに、この実施例1にかかる車両用灯具は、フィルムタイプのヒータ5の形状や寸法を汎用性のあるものとすることが簡単であり、しかも、フィルムタイプのヒータ5の形状や寸法を汎用性のあるものとすることにより、種々様々の車両用部品の部品に使用することができる。
さらにまた、この実施例1にかかる車両用灯具は、フィルムタイプのヒータ5をランプレンズ4に接着剤18により接着するものであるから、ヒータ5の有り無しのランプレンズ4の製造管理において、作り分けが容易であり、製造ラインや在庫管理などを簡素化することができる。
さらにまた、この実施例1にかかる車両用灯具は、ヒータ5の導電性のヒータが線ヒータ19であるから、その線ヒータ19の線パターンを意匠線として兼用することができ、ランプレンズ4の意匠上の効果を向上させることができる。
さらにまた、この実施例1にかかる車両用灯具は、ベースフィルム17と、接着剤18と、線ヒータ19と、保護フィルム20と、絶縁層21と、からなるヒータ5(図3(A)参照)、または、ベース保護フィルム17′と、接着剤18と、線ヒータ19と、絶縁層21と、からなるヒータ5(図3(B)参照)の製造が簡単であるから、種々様々なランプレンズ4に設ける種々様々な導電性の線ヒータ19の線パターンのニーズ(設計やデザイン)に迅速にかつ簡単に対応することができる。
さらにまた、この実施例1にかかる車両用灯具は、ヒータ5において、ベースフィルム17と保護フィルム20との間(図3(A)参照)、または、ベース保護フィルム17′と接着剤18との間(図3(B)参照)に導電性の線ヒータ19を挟み込みかつ絶縁層21を設けたものであるから、導電性の線ヒータ19を電気的に絶縁して線ヒータ19の短絡などを確実に防止することができ、かつ、線ヒータ19を外からの衝撃から確実に保護することができる。
さらにまた、この実施例1にかかる車両用灯具は、フィルムタイプの複数枚、この例では、2枚のヒータ5、5をランプレンズ4のうちランプユニット2からの光を外部に照射するのに必要な箇所に設けるものであるから、ランプレンズ4にヒータ5をランプレンズ4の曲面や形状や大型サイズに十分に追従して設けることができる。
さらにまた、この実施例1にかかる車両用灯具は、ヒータ5をコネクタ27、28を介して制御回路30に接続することにより、ヒータ5およびヒータ側のハーネス25およびコネクタ27を交換することができ、制御回路30および制御回路側のコネクタ28およびハーネス29をそのまま使用することができ、省資源に貢献することができる。また、この実施例1にかかる車両用灯具は、制御回路30に温度センサを設けるので、融雪、解氷、防曇などの必要なときにヒータ5を発熱させることができ、省電力化を図ることができ、省エネルギーに貢献することができる。
さらにまた、この実施例1にかかる車両用灯具は、ランプレンズ4の外面に設けられているヒータ5の外面の保護フィルム20(図3(A)参照)またはベース保護フィルム17′(図3(B)参照)として親水性フィルムもしくは疎水性フィルムを使用するので、ヒータ5の熱作用と、親水性フィルム(保護フィルム20またはベース保護フィルム17′)の親水作用もしくは疎水性フィルム(保護フィルム20またはベース保護フィルム17′)の疎水作用と、の相乗作用により、ランプレンズ4に付着した雪や氷や曇りを融かしたり除去したりする効果(融雪、解氷、防曇効果)がさらに向上される。
図6および図7は、この発明にかかる車両用灯具の実施例2を示す。図中、図1〜図5と同符号は、同一のものを示す。以下、この実施例2にかかる車両用灯具について説明する。
この実施例2にかかる車両用灯具は、図6および図7に示すように、ヒータ6が上下6本の横線を左右にジグザグに連続する線パターンからなる線ヒータ19からなるものであって、ランプレンズ4の外面に1枚設けられているものである。すなわち、前記の実施例1にかかる車両用灯具は、2枚のヒータ5、5がランプレンズ4に設けられているのに対して、この実施例2にかかる車両用灯具は、1枚のヒータ6がランプレンズ4に設けられているものである。前記ヒータ6は、前記の実施例1のヒータ5と同様に、手動スイッチ(図示せず)またはおよび自動スイッチ(図示せず)に接続されている。すなわち、前記ヒータ6は、前記の実施例1のヒータ5(図5参照)と同様に、ハーネス(図示せず)およびコネクタ(図示せず)を介して制御回路(図示せず)および電源(図示せず)に接続されている。また、前記ヒータ6は、前記の実施例1のヒータ5と同様に、外面の保護フィルムまたはベース保護フィルムとして水性フィルムもしくは疎水性フィルムを使用する。
この実施例2にかかる車両用灯具は、以上のごとき構成からなるので、前記の実施例1にかかる車両用灯具とほぼ同様の作用効果を達成することができる。特に、この実施例2にかかる車両用灯具は、1枚のヒータ6をランプレンズ4に設けるものであるから、ヒータ6のランプレンズ4への取付や交換などがさらに簡単である。
図8および図9は、この発明にかかる車両用灯具の実施例3を示す。図中、図1〜図7と同符号は、同一のものを示す。以下、この実施例3にかかる車両用灯具について説明する。
この実施例3にかかる車両用灯具は、図8および図9(A)に示すように、ヒータ22が、ベースフィルム17と、前記ベースフィルム17の一面に設けられている接着剤18と、前記ベースフィルム17の他面に設けられていて電流が供給されることにより発熱するたとえば透明な導電性の膜ヒータ23と、前記膜ヒータ23を前記ベースフィルム17と共に挟み込む保護フィルム20と、から構成されているものである。または、図9(B)に示すように、ヒータ22が、ベース保護フィルム17′と、前記ベース保護フィルム17′の一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱するたとえば透明な導電性の膜ヒータ23と、前記膜ヒータ23に設けられている接着剤18と、から構成されているものである。すなわち、前記の実施例1、2にかかる車両用灯具のヒータ5、6の導電性のヒータが線ヒータ19からなるものであるのに対して、この実施例3にかかる車両用灯具のヒータ22の導電性のヒータが透明な膜ヒータ23からなるものである。外面の保護フィルム20またはベース保護フィルム17′として水性フィルムもしくは疎水性フィルムを使用する。
前記膜ヒータ23のたとえば上下両端部には、帯状の電極24、24がそれぞれ設けられている。前記電極24、24は、ランプレンズ4のうち、前記ランプユニット2から照射される光の影響が小さい箇所、かつ、前記ランプレンズ4の意匠への影響が小さい箇所に設けられている。前記電極24、24は、前記の実施例1(図5参照)と同様に、ハーネス(図示せず)およびコネクタ(図示せず)を介して制御回路(図示せず)および電源(図示せず)に接続されている。前記ヒータ22は、前記の実施例1、2のヒータ5、6と同様に、手動スイッチ(図示せず)またはおよび自動スイッチ(図示せず)に接続されている。
この実施例3にかかる車両用灯具は、以上のごとき構成からなるので、前記の実施例1、2にかかる車両用灯具とほぼ同様の作用効果を達成することができる。特に、この実施例3にかかる車両用灯具は、導電性のヒータ22が膜ヒータ23であるから、ヒータ22がさらに取り扱い易くなり、しかも、意匠性の問題も少ない。
以下、前記の実施例1〜3以外の例について説明する。前記の実施例1〜3においては、ヒータ5、6、22をランプレンズ4の外面に設けるものである。ところが、この発明においては、ヒータ5、6、22をランプレンズ4の外面もしくは内外両面に設けても良い。
また、前記の実施例1〜3においては、ヒータ5、6、22がほぼ全部に亘ってほぼ均一の温度で発熱するものである。ところが、この発明においては、ヒータ5、6、22に高温発熱部と低温発熱部とを形成しても良いし、また、ヒータ5、6、22に発熱部と無発熱部とを形成しても良いし、さらに、線ヒータ19の線パターンの密疎により高温発熱部と低温発熱部とを形成しても良い。このとき、高温発熱部や発熱部をランプレンズ4の上部に設けることにより、ランプレンズ4の上部に付着している雪や氷が集中加熱されて融かされてランプレンズ4の表面上を滑る。この融かされた雪や氷の滑り現象(いわゆる、雪崩現象)により、ランプレンズ4の中間部から下部にかけて付着している雪や氷は、融かされて滑ってきた雪や氷の荷重でランプレンズ4の表面上を滑ったりランプレンズ4の表面上から落とされたりする。この結果、ランプレンズ4の表面から雪や氷が除去されて、ランプレンズ4から照射される光の損失を防ぐことができる。また、疎の線パターンにより、配光への影響を最小限に抑えることができる。
さらに、前記の実施例1〜3は、自動車Cのヘッドランプ1L、1Rのランプレンズ4に使用した例を説明するものである。ところが、この発明においては、自動車Cのヘッドランプ1L、1R以外の車両用灯具、たとえば、ストップランプなどの信号灯、カーブランプなどの照明灯、フロントコンビネーションランプ、リアコンビネーションランプなどのランプレンズに使用しても良い。
さらにまた、前記の実施例1〜3においては、光を前記ランプレンズ4を通して外部に照射する光照射部として、半導体型光源12を光源とするプロジェクタタイプのランプユニット2について説明するものである。ところが、この発明においては、光照射部として、前記のランプユニット2以外の光照射部、たとえば、光源が半導体型光源やHIDなどの放電灯やハロゲンバルブや白熱バルブであって、プロジェクタタイプや反射タイプや直射タイプのランプユニットであっても良いし、あるいは、プロジェクタタイプや反射タイプや直射タイプの車両用灯具において、半導体型光源やHIDなどの放電灯やハロゲンバルブや白熱バルブの光源、および、その光源と反射面との組み合わせのものであっても良い。
この発明にかかる車両用灯具の実施例1を示し、自動車のヘッドランプに使用されている状態の説明図である。 同じく、ヘッドランプの垂直断面図(縦断面図)である。 同じく、ヒータの断面図である。 同じく、ヘッドランプに使用されているランプユニットの垂直断面図(縦断面図)である。 同じく、ヘッドランプに使用されているランプレンズを示す斜視図である。 この発明にかかる車両用灯具の実施例2を示す自動車のヘッドランプの垂直断面図(縦断面図)である。 同じく、ヘッドランプに使用されているランプレンズを示す斜視図である。 この発明にかかる車両用灯具の実施例3を示す自動車のヘッドランプのランプレンズの斜視図である。 同じく、ヒータの一部断面図である。
符号の説明
C 自動車
CL カット箇所
1L、1R ヘッドランプ(車両用灯具)
2 ランプユニット
3 ランプハウジング
4 ランプレンズ
5 ヒータ
6 ヒータ
7 灯室
8 上側リフレクタ
9 下側リフレクタ
10 反射面
11 シェード
12 半導体型光源(LED)
13 投影レンズ
14 ヒートシンク部材
15 ホルダ部材
16 ヒートシンク部材
17 ベースフィルム
17′ ベース保護フィルム
18 接着剤
19 導電性の線ヒータ
20 保護フィルム
21 絶縁層
22 ヒータ
23 導電性の膜ヒータ
24 電極
25 ハーネス
26 ハーネスガイド
27 コネクタ
28 コネクタ
29 ハーネス
30 制御回路

Claims (8)

  1. ランプレンズが融雪構造をなす車両用灯具において、
    灯室を区画するランプハウジングおよび前記ランプレンズと、
    前記灯室内に配置されており、光を前記ランプレンズを通して外部に照射する光照射部と、
    前記ランプレンズに設けられており、発生する熱で前記ランプレンズに付着した雪や氷や曇りを融かしたり除去したりするヒータと、
    を備え、
    前記ヒータは、フィルムと、前記フィルムの一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性のヒータと、前記フィルムの他面もしくは前記ヒータに設けられている接着剤と、から構成されている、
    ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記ヒータは、フィルムと、前記フィルムの一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性の線ヒータと、前記フィルムの他面もしくは前記線ヒータに設けられている接着剤と、から構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記ヒータは、フィルムと、前記フィルムの一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性の線ヒータと、前記線ヒータに設けられている接着剤と、前記フィルムと前記接着剤との間に設けられている絶縁層と、から構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  4. 前記ヒータは、ベースフィルムと、前記ベースフィルムの一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性の線ヒータと、前記ベースフィルムの他面に設けられている接着剤と、前記線ヒータを前記ベースフィルムと共に挟み込む保護フィルムと、前記ベースフィルムと前記保護フィルムとの間に設けられている絶縁層と、から構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  5. 前記ヒータは、フィルムと、前記フィルムの一面に設けられていて電流が供給されることにより発熱する導電性の膜ヒータと、前記フィルムの他面もしくは前記膜ヒータに設けられている接着剤と、から構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  6. 前記ヒータは、前記ランプレンズのうち光を外部に照射するのに必要な箇所に複数枚設けられている、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  7. 前記ヒータは、コネクタを介して制御回路に接続されており、前記制御回路は、温度センサを有する、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  8. 前記ヒータは、前記ランプレンズの外面に設けられており、前記ヒータの外面には、親水性フィルムもしくは疎水性フィルムが設けられている、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用灯具。
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