JP2007304955A - 個体特定システム及びセキュリティシステム - Google Patents

個体特定システム及びセキュリティシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2007304955A
JP2007304955A JP2006133957A JP2006133957A JP2007304955A JP 2007304955 A JP2007304955 A JP 2007304955A JP 2006133957 A JP2006133957 A JP 2006133957A JP 2006133957 A JP2006133957 A JP 2006133957A JP 2007304955 A JP2007304955 A JP 2007304955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
individual
walking
unit
natural vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006133957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4927441B2 (ja
Inventor
Masanao Kato
正直 加藤
Eiji Mimura
英二 三村
Toshio Momen
俊男 木綿
Tomoyuki Sawayama
智之 澤山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP2006133957A priority Critical patent/JP4927441B2/ja
Publication of JP2007304955A publication Critical patent/JP2007304955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4927441B2 publication Critical patent/JP4927441B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】カメラ方式のように被監視ストレスをユーザに与えることなく、個体識別までを行うことができる個体特定システムを提供する。
【解決手段】システムは、室内空間の歩行面に与えられる振動を検出する超音波振動センサ2と、登録された個体について、前記歩行面を歩行したときに発生する固有振動パターンから得られる固有振動情報を前記個体毎に予め記憶する固有振動情報記憶部321と、超音波振動センサ2により検出された振動パターンから得られる振動情報と、前記固有振動情報とを照合することで、個体を特定する照合処理を行うデータ照合部323とを具備する。測定により取得された振動情報と予め記憶されている固有振動情報とが一致しない場合、通報信号生成部324よりセキュリティセンターへ向けた通報信号が生成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、室内空間の歩行面に与えられる振動情報に基づいて、個人識別或いは人と動物との識別を行うようにした個体特定システム、及びこれを用いたセキュリティシステムに関するものである。
室内空間において人の存在の有無を検知するシステムとしては、赤外線人感センサを用いたシステムが汎用されている。このシステムは、赤外線人感センサを適所に配置し、人体が発生する赤外線をセンシングするものである。また、人の存在の有無だけでなく、個人特定までを行うシステムとしては、専らビデオカメラ等により取得される画像情報に基づくものが一般的である。
ところで、各種の計測分野において振動センサが利用されている。この振動センサの一つとして、例えば特許文献1には、超音波振動子を用いた超音波振動センサが開示されている。この超音波振動センサは、所定の容器内に液面を有するように密封された液体と、この液体に対して超音波を送信し前記液面で反射された超音波を受信する超音波振動子とを備え、振動による液面のゆらぎに起因する超音波受信量の変化に基づき振動を検知するものである。また、特許文献2には、このような超音波振動センサをベッドに設置し、ベッド上の被験者の状態を振動情報として感知するシステムが開示されている。
特開2003−315030号公報 特開2004−216006号公報
上記の赤外線人感センサを用いたシステムでは、不在時における侵入者の検知用途には適しているものの、個人の特定までは行うことができない。また、人間とペット等の動物との判別が行い難く、赤外線人感センサを用いたセキュリティシステムでは、室内飼育されているペットを外部侵入者と誤判定する不具合が度々生じている。一方、ビデオカメラ等を用いるシステムでは、目視乃至は画像処理により個体特定まで行うことができるが、概してコスト高となる。また、居住空間にビデオカメラが設置されることに対して、ユーザが抵抗感、圧迫感を抱くことが多々ある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、カメラ方式のように被監視ストレスをユーザに与えることなく、個体識別までを行うことができる個体特定システム、及びこれを用いたセキュリティシステムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る個体特定システムは、室内空間の歩行面に与えられる振動を検出する振動検出手段と、所定の個体について、前記歩行面を歩行したときに発生する固有振動パターンから得られる固有振動情報を前記個体毎に予め記憶する記憶手段と、前記振動検出手段により検出された振動パターンから得られる振動情報と、前記記憶手段に記憶されている固有振動情報とを照合することで、個体を特定する照合処理を行う照合手段とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、所定の個体についての固有振動パターンから得られる固有振動情報が記憶手段に予め格納される。人の歩き方には、各々個性(癖)がある。勿論、人と動物とは歩行パターンが異なる。すなわち、各々の歩行により発生する振動には各個体に固有の振動紋(固有振動パターン)があり、該固有振動パターンから個体識別に有意な固有振動情報を抽出して記憶しておくことで、かかる情報を個体識別に用いることができる。従って、振動検出手段により検出された歩行面の振動パターンから得られる振動情報と前記固有振動情報との照合を照合手段にて行い、例えば両情報の一致度合いに基づいて個体の特定を行うことが可能となる。
上記構成において、前記固有振動情報には、歩行面に対する足の着地時に生じる衝撃力の相違に関する指標が含まれることが望ましい(請求項2)。着地衝撃力には、個体の体重、年齢、性別或いは性格に起因する個性が表出し易い。従って、この構成によれば、個体識別に有意な固有振動情報が抽出し易くなる。
また、上記構成において、前記固有振動情報には、歩行面に対する足の着地時に生じる衝撃力の相違に関する第1の指標と、歩行速度が変化した場合における前記第1の指標の変化度合いに関する第2の指標とが含まれることが望ましい(請求項3)。上述の着地衝撃力(第1の指標)が、歩行速度によってどのように変化するか(第2の指標)についても、個体の個性が表出し易い。従って、この構成によれば、着地衝撃力のみに依存するよりも一層個体識別に有意な固有振動情報が抽出し易くなる。
上記いずれかの構成において、前記振動検出手段が、所定の容器内に液面を有するように密封された液体と、この液体に対して超音波を送信し前記液面で反射された超音波を受信する超音波送受信器とを含むことが望ましい(請求項4)。この構成によれば、歩行面の振動に伴い容器内の液面が揺らぎ、その揺らぎ度合いが超音波反射量の変動として検知される。
本発明の請求項5に係るセキュリティシステムは、室内空間の歩行面に与えられる振動を検出する振動検出手段と、予め登録された個体について、前記歩行面を歩行したときに発生する固有振動パターンから得られる固有振動情報を前記個体毎に記憶する記憶手段と、前記振動検出手段により検出された振動パターンから得られる振動情報と、前記記憶手段に記憶されている固有振動情報とを照合することで、予め登録された個体であるか否かを判定する処理を行う判定手段と、前記判定手段により、予め登録された個体ではないと判定された場合に、所定の通報信号を生成して発信する通報手段とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、予め登録された個体について、各々固有振動パターンから得られた固有振動情報が、その個体識別用に用いられる。振動検出手段により歩行面の振動が検出されたときに、その振動パターンから得られる振動情報と前記固有振動情報とを照合することで、当該振動発生主が予め登録された個体のものであるか否かが判定される。そして、検出された振動情報と予め登録された固有振動情報とが一致しない場合、通報手段により所定のセキュリティセンター等に向けた通報信号が発信される。
請求項1に係る個体特定システムによれば、個体が歩行面を歩行したときに発生する固有振動パターンから得られる固有振動情報を用いて個体の特定を行うことができる。従って、被監視ストレスを与えがちなビデオカメラ等を用いることなく、例えば住人と外部侵入者、或いはペット等の動物と外部侵入者との判別を常時行うことができる。
請求項2に係る個体特定システムによれば、個性が表出し易い着地衝撃力に関する指標が固有振動情報に含まれるので、個人の特定精度を向上させることができる。
請求項3に係る個体特定システムによれば、個性が表出し易い着地衝撃力に関する指標、並びに歩行速度に対応付けた着地衝撃力の変化に関する指標が固有振動情報に含まれるので、個人の特定精度をより一層向上させることができる。
請求項4に係る個体特定システムによれば、液体と超音波送受信器とを用いた簡易な構造の振動検出手段により、歩行面に与えられる振動を高感度に測定することができるので、個人の特定精度の向上、並びにシステムのコストダウンを図ることができる。
請求項5に係るセキュリティシステムによれば、ビデオカメラ等を用いることなく、例えば住人と外部侵入者、或いはペット等の動物と外部侵入者との判別を常時行うことができる。従って、住人等に被監視ストレスを与えることなく、誤通報の発生度合いが低いホームセキュリティシステムを構築することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき説明する。
図1は、本発明に係るセキュリティシステム(個体特定システム)Sの全体構成の一例を示す模式図、図2は、セキュリティシステムSの構成を簡易的に示すブロック図である。これらの図に示すように、本実施形態に係るセキュリティシステムSは、住宅の居室1(室内空間)における床面10(歩行面)の適所に配置される超音波振動センサ2(振動検出手段)と、超音波振動センサ2の動作制御、データ処理及びセキュリティセンターとの通信機能等を備えるコントロールユニット3とから構成されている。なお、ここでは居室1の床面10を対象とした例を示しているが、住宅の廊下や玄関、オフィスのフロア等、各種の歩行面を対象としても良い。
超音波振動センサ2は、床面10の表面、若しくは床面10の表面付近に埋め込まれるように配置され、床面10の(歩行)振動に応じた電圧信号を発生する。コントロールユニット3は、居室1の壁面等に配置され、超音波振動センサ2と有線又は無線で電気的に接続されると共に、図略のセキュリティセンター等とインターネット等の通信回線を介して通信可能に接続されている。
コントロールユニット3は、図2に示すように、内部構成としてセンサ制御部31、判定処理部32、操作部33及び表示部34を含んでいる。センサ制御部31は、超音波振動センサ2による振動測定動作を制御すると共に、超音波振動センサ2が発生する振動に応じた電圧信号を受信して記録する。判定処理部32は、超音波振動センサ2により検出された振動パターンから得られる振動情報と、予め記憶されている登録されたユーザ(個体)が床面10を歩行したときに発生する固有振動パターンから得られる固有振動情報とを照合して、検出された振動パターンが登録されたユーザのものであるか否かの判定を行う。操作部33は、ボタンやタッチキー等からなり、ユーザからの必要な設定情報の入力、操作情報の入力を受け付ける。表示部34は、液晶パネル等からなり、操作画面や必要なメッセージ情報等を表示する。
図3は、超音波振動センサ2、センサ制御部31及び判定処理部32の詳細構成を示すブロック図である。超音波振動センサ2は、図3に断面構造を示しているように、液体収容空間210を備える筒状の密閉容器21と、該密閉容器21の底部付近(液体収容空間210の底板21B)に配置された超音波振動子22と、液体収容空間210に貯留される超音波伝播性の液体23(例えば水や有機溶媒、或いはこれらの混合溶液)とを備えて構成されている。なお、超音波振動センサ2は、密閉容器21の天板面21Fが床面10の表面材(化粧板)等の裏面(例えばフローリング貼りの場合はフローリング板の裏面)に接するように、取り付け金具などを用いて固定されることが望ましい。
超音波振動子22は、圧電素子等からなり、後述するセンサ制御部31の超音波送受信部311(パルス発信部312)から与えられるパルス電圧により送信超音波22aを発信する。この送信超音波22aは、液体23の液表面23Fに向けて発信され、該液表面23Fにて反射された受信超音波22bが超音波振動子22にて受信されるようになっている。受信された受信超音波22bは、超音波振動子22により電圧信号に変換され、超音波送受信部311(パルス受信部313)へ送信される。
図4は、超音波振動センサ2による振動検出原理を示す説明図である。ユーザの歩行により床面10が振動すると、その振動は密閉容器21に伝播し、これにより図4(a)に示すように、密閉容器21に収容されている液体23の液表面23Fが揺れることになる。液表面23Fが平静である場合(図3参照)、送信超音波22aは平面反射されることからその大部分は受信超音波22bとして所定時間(超音波振動子22から液表面23Fまでの距離で定まる時間)後に超音波振動子22にて受信される。しかし、図4(a)に示すように液表面23Fに床面振動が伝わり波動が生じると送信超音波22aは散乱的に反射されることから、所定時間後に超音波振動子22で受信される受信超音波22bの量が少なくなる(受信超音波22bが超音波振動子22へ到来するピーク時間にずれが生じる、と言うこともできる)。
例えば、図4(b)〜(d)に示すように、ある時刻t1〜t3において液表面23Fが図示するように揺動した場合(或いは、同時刻において送信超音波22aが反射するスポットを部分的に見た場合に図4(b)〜(d)のように液表面23Fの角度が異なる場合)、送信超音波22aはそれぞれの時刻t1〜t3に応じた傾きを持つ液表面23Fにより異なる方向へ反射され、その受信超音波22b−1〜22b−3はそのまま超音波振動子22へは入射されないこととなる。このことは、液表面23Fの揺動が激しいほど、つまり床面10の振動レベルが大きいほど顕著になる。従って、送信超音波22aを送信して所定時間後に受信される受信超音波22bに由来する電圧信号をモニターすることにより、床面10の振動レベルを知見することができる。
図3に戻って、センサ制御部31は、超音波送受信部311、A/D変換部314、測定制御部315及びデータバッファ316を備えて構成されている。超音波送受信部311は、超音波振動子22との間で信号ケーブル24を介してパルス電圧の送受信を行うもので、パルス発信部312と、パルス受信部313とを備えている。
パルス発信部312は、電源回路(パルス発生回路)を備え、所定の時間間隔(例えば20ms)でパルス電圧を生成して超音波振動子22に供給する。これにより超音波振動子22は、例えば20ms毎に前記送信超音波22aを発信することになる。パルス受信部313は、高周波受信回路等からなり、所定のサンプリング時間(例えば20ms)に超音波振動子22が受信した受信超音波22bに由来する電圧信号(パルス電圧)を受信する。このパルス受信部313で受信される電圧信号は、床面10の振動レベルに応じたアナログ電圧信号である。なお、パルス発信部312及びパルス受信部313のパルス送信、受信タイミングは、後述の測定制御部315により制御される。
A/D変換部314は、パルス受信部313で受信された前記アナログ電圧信号をデジタル信号(振動レベルデータ)に変換する。このデジタル信号は、データバッファ316へ入力される。
測定制御部315は、パルス発信部312に所定の時間間隔でパルス発信信号を与える。これを受けてパルス発信部312は前述のパルス電圧を超音波振動子22に供給する。また測定制御部315は、パルス受信部313に受信許可信号を与え、受信超音波22bに由来する電圧信号を受信させる。そして、この受信タイミングに合わせてA/D変換部314にA/D変換処理を実行させ、受信した電圧信号をデジタル信号に変換させる。
データバッファ316は、RAM(Random Access Memory)等からなり、A/D変換部314から入力されるデジタル信号を一時的に格納するものである。このデータバッファ316に所定のデータ量が蓄積されると、測定制御部315は、判定処理部32へデータ転送させる。
判定処理部32は、固有振動情報記憶部321(記憶手段)、比較データ生成部322、データ照合部323(照合手段;判定手段)、通報信号生成部324(通報手段)及び通信部325を備えて構成されている。
固有振動情報記憶部321は、登録されたユーザについて、事前に当該床面10をユーザが歩行したときに発生する固有振動パターンを採取し、その固有振動パターンから得られる所定の固有振動情報を、ユーザ毎のコード情報に関連付けて記憶する。なお、上記固有振動パターンは、実際に使用される超音波振動センサ2が床面10に設置された状態でユーザに歩行を行わせ、そのときに超音波振動センサ2から得られる出力に基づいてユーザ毎に取得される。
ここで、固有振動パターンから得られる固有振動情報の事例について説明する。本事例では、固有振動情報として、床面10に対する足の着地時に生じる衝撃力の相違に関する第1の指標と、歩行速度が変化した場合における前記第1の指標の変化度合いに関する第2の指標とを説明する。第1の指標で扱う着地衝撃力は、個体の体重、年齢、性別或いは性格に起因する個性が表出し易いパラメータである。また、着地衝撃力が、歩行速度によってどのように変化するか(第2の指標)についても、個体の個性が表出し易い。従って、これらの指標を用いることで、個体識別の精度を向上させることができる。
図5〜図11は、5人の被験者(ユーザ)について、各自の固有振動パターンから上記第1の指標及び第2の指標を取得するプロセスを説明するための図である。図5は、固有振動パターンを取得した条件を示すレイアウト図である。ここでは、二個の超音波振動センサを用い、一つを床面10の略中央部に中央センサ2aとして配置し、他の一つを、居室1を区画する壁面11の近くに壁側センサ2bとして配置した。図中の「START」から始まり「END」で終わる線分は、被験者の歩行コースを示している。また、図中の寸法線の単位は、mmである。
図6〜図8は、5人の被験者(1)〜(5)が床面10の歩行コースを実際に歩行したときに、中央センサ2aから得られた歩行振動データ(振動強度信号の時間変化データ)を同じ時間軸上に表したグラフである。このデータは、床面10をフローリング貼りとし、被験者がそのフローリング面を裸足で歩行したときのデータである。なお、縦軸の高さは信号の強度レベルが高いことを示すものではなく、比較を容易とするために被験者(1)〜(5)のデータを縦軸方向に並べて表示している。
図6は、被験者が歩行コースを通常歩行のペースで歩行したときに取得された歩行振動データ、図7は、歩行コースを通常歩行のペースで歩行しつつ、途中で一旦停止したときに取得された歩行振動データ、図8は、歩行コースを早歩き歩行のペースで歩行したときに取得された歩行振動データである。これらのグラフから明らかな通り、被験者(1)〜(5)の各々の歩行振動データには、振幅の大きさや波形パターン等において相違がある。すなわち、被験者(1)〜(5)の各々は、床面10を歩行した場合において固有振動パターンを有していることがわかる。
例えば、被験者(1)については比較的大きな振幅の歩行振動データが得られていることから、被験者(1)は床面10に対する足の着地時に生じる衝撃力が大きい固有振動パターンを有していると言える。逆に被験者(5)は、振幅が小さい歩行振動データが得られており、着地衝撃力が小さい固有振動パターンを有している。つまり、中央センサ2aにおいて検出された歩行振動データのピーク強度に顕著な個性が表出しており、前記第1の指標が有用な指標であることがわかる。さらに、図9〜図11に基づいて次に説明するように、前記ピーク強度と歩行速度との関係(第2の指標)にも顕著な個性が表出している。
本事例では、前記ピーク強度は、中央センサ2aにおいて検出された歩行振動データのピーク強度を平均値である平均ピーク信号強度を用いるものとし、歩行速度は、歩行コース上の歩行所要時間から導かれる平均歩行速度を用いるものとした。
平均歩行速度を求めるに際しては、歩行コース上に歩行所要時間を求めるための基準ポイントが設定される。本事例ではこの基準ポイントを、歩行コース上における壁側センサ2bへの最接近点とした。該最接近点は、基準被験者が歩行を行ったときに中央センサ2aと壁側センサ2bとで各々検出された歩行振動データのピーク値高さの比率を求め、壁側センサ2bのピーク値高さ比が最も大きくなった地点として検出することができる。そして、平均歩行速度は、スタート地点から前記最接近点までの距離と、スタート時刻から最接近点が検出された時刻までの時間とから求めることができる。
図9は、平均歩行速度の算出概念を示すグラフである。このグラフには、ある被験者の歩行時に、中央センサ2aで取得された第1の振動データ曲線41と、壁側センサ2bで取得された第2の振動データ曲線42とが、同一時間軸に描かれている。なお、これら振動データ曲線41、42は、図6〜図8に示したような歩行振動データに対してフィルタリング処理を施した後のものである。図中に丸印を付しているように、振動データ曲線41、42にはピーク値41P、42Pが存在している。これらピーク値41P、42Pは、被験者の足が床面10に着地したときの衝撃振動に対応する。
かかるグラフに基づけば、被験者が第1歩を踏み出したタイミングt0は、第1の振動データ曲線41において最初に検知されるピーク値41Fから逆算すれば求めることができる。一方、壁側センサ2bへの最接近点に達したタイミングt1は、第1の振動データ曲線41のピーク値41Pと、第2の振動データ曲線42のピーク値42Pとのピーク値高さの比率であるピーク強度比曲線43(ピーク値42P/ピーク値41P)から求めることができる。すなわち、被験者が壁側センサ2bへ最接近すると、壁側センサ2bで検出される信号強度が最も強くなり、ピーク値42P/ピーク値41Pの値もピークを迎えるからである。従って、ピーク強度比曲線43のピーク値43maxが観測された時刻を最接近点に達したタイミングt1と扱うことができる。
上記の第1歩タイミングt0から最接近点に達したタイミングt1までの時間差から、歩行所要時間txを求めることができる。そして、求められた歩行所要時間txを、スタート地点から前記最接近点での距離で除算することで、平均歩行速度を算出することができる。
また、平均ピーク信号強度は、例えば歩行所要時間txの期間中において、第1の振動データ曲線41に発現したピーク値41Pの合算値を、歩数(ピーク値41Pの数)で除算することで求めることができる。
図10は、被験者(1)、(3)、(5)について、平均ピーク信号強度と平均歩行速度との関係を示したグラフである。このグラフは、各被験者に図5に示した歩行コースを10回ずつ歩行させ、各回で算出された平均ピーク信号強度と平均歩行速度との関係をプロットしたものである。なお、このグラフを求めるデータ処理では、平均歩行速度を歩行所要時間txの逆数として求めた無次元の量として扱っている。図10中、○印のプロットは被験者(1)、×印のプロットは被験者(3)、△印のプロットは被験者(5)についてのプロットである。また、フィット直線51、52、53は、各人のプロット群を最小自乗法によりフィッテング処理して求めた直線である。
図10から明らかなように、個人差として平均ピーク信号強度の絶対値の違いが表出している(第1の指標)。平均ピーク信号強度は、足の床面10への着地衝撃力の指標であるため、被験者において体格的格差があれば、個人差として表れ易い。また、小動物等の歩行により検出される平均ピーク信号強度は、明らかに人に比べて小さいものとなるため、人の歩行とペット等の歩行との区別は比較的容易に行うことができる。
また、図10からは、平均歩行速度が変化した場合に平均ピーク信号強度がどのように変化するかという特性(第2の指標)にも個人差が有ることが、フィット直線51、52、53から伺える。通常、歩行速度が増加すると足の着地衝撃力も増加すると考えられる。被験者(1)についてのフィット直線51は、この典型例をよく示している。しかし、被験者(3)についてのフィット直線52に表出しているように、歩行速度が変化した場合でも平均ピーク信号強度がほとんど変化しない個体も存在する。さらに、各被験者のプロット群が集中する領域自体にも個人差が有ることがわかる。
図11は、以上のような平均ピーク信号強度と平均歩行速度との関係に基づいた個人同定の結果を示すグラフである。すなわち図11は、被験者(1)〜(5)の10回の歩行データ測定結果に基づき、横軸に平均ピーク信号強度をとり、縦軸に平均ピーク信号強度と平均歩行速度との比をとって、被験者(1)〜(5)の相違を表したものである。ここで、平均ピーク信号強度と平均歩行速度との比は、図10で説明したフィット直線51、52、53(被験者(2)、(4)についても同様な手法でフィット直線を求めた)の傾き値である。
そして、グラフに描かれている楕円61〜65が、各被験者(1)〜(5)の同定領域である。これら楕円61〜65の横軸で示されるデータのばらつきは、各自のフィット直線からのずれの標準偏差を示している。また、楕円61〜65の横軸で示される平均ピーク信号強度のばらつきは、10回の測定データを平均処理した際の標準偏差を示している。例えば被験者(1)について導出された楕円61では、その縦軸612がフィット直線51からのずれの標準偏差であり、横軸611が平均ピーク信号強度を平均処理した際の標準偏差である。
以上の通り、10回の歩行データ測定結果から求められた平均ピーク信号強度及び平均歩行速度(固有振動パターンから得られる固有振動情報)から、図11に示した楕円61〜65の領域で個人の同定を行うことができる。従って、楕円61〜65の領域情報を事前に取得しておき、当該セキュリティシステムSが動作しているときに検出された振動パターンから平均ピーク信号強度及び平均歩行速度を求め、楕円61〜65の領域情報と合致するか否かを判定することで、被験者(1)〜(5)の誰に相当するかの特定、さらに被験者(1)〜(5)とそれ以外の人若しくは動物との判別を行うことが可能となる。従って、固有振動情報記憶部321には、予め取得された上記のような楕円61〜65の領域情報が、固有振動情報として記憶される。
図3に戻って、比較データ生成部322は、データバッファ316に蓄積された測定データから、固有振動情報記憶部321に格納されている固有振動情報と比較するための比較データを生成する。例えば、図11に示したような楕円61〜65の領域情報が固有振動情報記憶部321に格納されている場合は、測定データから平均ピーク信号強度及び平均歩行速度を比較データとして求める演算を行う。
データ照合部323は、比較データ生成部322で生成された比較データと、固有振動情報記憶部321に格納されている固有振動情報とを照合し、超音波振動センサ2で検出された振動パターンが予め登録された個体のものであるか否かを判定する処理を行う。例えば、登録された個体が上記被験者(1)〜(5)であるとき、楕円61〜65の領域情報で特定されるいずれかのエリアに収まるような座標を形成する、平均ピーク信号強度及び平均歩行速度が検出されたか否かの判定を行う。
通報信号生成部324は、データ照合部323により、検出された振動パターンが予め登録された個体のものでないと判定された場合に、セキュリティセンターに向けた所定の通報信号を生成する。これに加えて、或いはセキュリティセンターに代えて、登録された個体に保有されている携帯電話等のモバイル端末機に向けた通報信号を生成するようにしても良い。
通信部325は、インターネット等の通信網を介してセキュリティセンターとデータ通信を行う機能部であり、通報信号生成部324で生成された通報信号をセキュリティセンターに備えられているサーバ装置等へ送信する。
続いて、本発明にかかるセキュリティシステムSの動作について説明する。図12は、センサ制御部31による歩行振動データの測定動作を示すフローチャートである。測定が開始されると、タイマー部(図3では図略)が機能し、サンプリング周期であるか否かが確認される(ステップS11)。このサンプリング周期は、例えば10ms〜50ms程度に設定される。
サンプリング周期が到来すると(ステップS11でYES)、測定制御部315から与えられる制御信号に応じて、超音波送受信部311のパルス発信部312からパルス電圧が超音波振動子22に供給される(ステップS12)。このパルス電圧を受けて超音波振動子22は、密閉容器21に収容されている液体23(液表面23F)に向けて送信超音波22aを発信する。該送信超音波22aは、液表面23Fで反射され、超音波振動子22にて受信される。続いて、測定制御部313からパルス受信部313に受信許可信号が与えられ、超音波振動子22が受信した受信超音波22bに由来するアナログ電圧信号がパルス受信部313で受信される(ステップS13)。
パルス受信部313で受信されたアナログ電圧信号は、A/D変換部314によりデジタル信号(振動レベルデータ)に変換される(ステップS14)。そして、この振動レベルデータは、データバッファ316に時刻に関連付けて記録される(ステップS15)。続いて、測定の終了指令があったか否かが確認され(ステップS16)、測定終了指令がない場合は(ステップS16でNO)、ステップS11に戻って処理が繰り返される。一方、測定終了指令があった場合は(ステップS16でYES)、測定動作が終了される。
次に、図13は、判定処理部32における照合処理動作を示すフローチャートである。処理が開始されると、データバッファ316に一時的に格納されている時刻に関連付けられた振動レベルデータが読み出される(ステップS21)。そして、比較データ生成部322により、検出された振動レベルデータに基づき所定の比較データ(振動情報)が生成される(ステップS22)。この比較データは、例えば上述のように平均ピーク信号強度及び平均歩行速度に基づいて生成される。
続いて、データ照合部323により、ステップS22で生成された比較データと、固有振動情報記憶部321に格納されている固有振動情報とが照合される(ステップS23)。そして、ステップS23の照合の結果に基づいて、照合対象とされた比較データが予め登録された個体のものであるか否かが判定される(ステップS24)。例えば、図11に示した個人同定用の楕円61〜65の領域情報が固有振動情報として固有振動情報記憶部321に格納されている場合は、生成された比較データから得られる平均ピーク信号強度−平均歩行速度の特性が、いずれかの楕円61〜65領域に収まるものであるか否かが判定される。
照合の結果、登録された個体のものでは無いと判定された場合(ステップS24でNO)、所定の通報条件を満足しているか否かが確認される(ステップS25)。ここでの確認事項は、例えばセキュリティセンターへ通報するモードが設定されているか否かである。例えば、ユーザが在宅しており通報モードが解除されている場合や、居室1内に向けて警報音を発生するモードのみが設定されている場合等には、通報条件を満足しないと扱うことができる。
所定の通報条件を満足している場合(ステップS25でYES)、通報信号生成部324により通報信号が生成される(ステップS26)。そして、通信部325によりセキュリティセンターへ向けて前記通報信号が送信される(ステップS27)。或いは、ユーザが保有している携帯電話等のモバイル端末へ向けて前記通報信号が送信される。
その後、ホームセキュリティの解除指示が与えられているか否かが確認され(ステップS28)、解除指示が与えられた場合(ステップS28でYES)、処理が終了される。一方、解除指示が与えられていない場合(ステップS28でNO)、ステップS21へ戻って処理が繰り返される。また、ステップS24の照合の結果、登録された個体のものであると判定された場合(ステップS24でYES)、或いはステップS25で所定の通報条件を満足していないと判定された場合(ステップS25でNO)は、通報は行われず、ステップS28の処理へスキップされる。
本実施形態に係るセキュリティシステム(個体特定システム)Sによれば、例えば被験者(1)〜(5)が歩行面を歩行したときに発生する固有振動パターンから得られる固有振動情報を用いて、前記被験者(1)〜(5)の判別、さらにはこれら被験者と第三者とを判別することができる。従って、被監視ストレスを与えがちなビデオカメラ等を用いることなく、例えば住人と外部侵入者、或いはペット等の動物と外部侵入者との判別を常時行うことができる。さらに、個性が表出し易い着地衝撃力に関する指標、並びに歩行速度に対応付けた着地衝撃力の変化に関する指標が固有振動情報に含まれるので、個人の特定精度をより一層向上させることができる。従って、住人等に被監視ストレスを与えることなく、誤通報の発生度合いが低いホームセキュリティシステムを構築することができる。
以上、本発明にかかるセキュリティシステムSの実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば下記[1]〜[3]のような変形実施形態を採ることもできる。
[1]上述の実施形態では、振動検出手段として超音波振動センサ2を用いた例について説明したが、振動検出手段は床面10(歩行面)の歩行振動を検知できるものであれば特に制限はなく、例えば角速度センサ等も用いることができる。また、超音波振動センサ2の床面10への設置個数も、室内の広さ、床面の材質等に応じて適宜な個数を選択すればよい。
[2]上記実施形態では、固有振動情報として平均ピーク信号強度及び平均歩行速度を用いる例を示した。これに加えて、或いはこれに替えて、一歩の時間間隔、一歩の時間間隔のばらつき、歩幅、歩行停止後の歩き始めにおける一歩目と二歩目との時間間隔の比率等も固有振動情報として用いるようにしても良い。或いは、平均ピーク信号強度のみに基づいて、照合処理を行うようにしても良い。
[3]上述の実施形態では、本発明に係る個人特定システムをホームセキュリティ用途に適用した例を説明した。本発明が適用される用途はこれに限定されるものではなく、例えば歩行振動紋に基づく個人認証システム、歩行癖と所定の健康診断情報、歩行能力情報などとを関連付けたメディカルシステム等にも適用することができる。
本発明に係るセキュリティシステム(個体特定システム)Sの全体構成の一例を示す模式図である。 セキュリティシステムSの構成を簡易的に示すブロック図である。 超音波振動センサ、センサ制御部及び判定処理部の詳細構成を示すブロック図である。 超音波振動センサによる振動検出原理を示す説明図である。 被験者について、固有振動パターンを取得した条件を示すレイアウト図である。 被験者が歩行コースを通常歩行のペースで歩行したときに取得された歩行振動データを示すグラフである。 被験者が歩行コースを通常歩行のペースで歩行しつつ、途中で一旦停止したときに取得された歩行振動データを示すグラフである。 被験者が歩行コースを早歩き歩行のペースで歩行したときに取得された歩行振動データを示すグラフである。 平均歩行速度の算出概念を示すグラフである。 特定の被験者について検出された、平均ピーク信号強度と平均歩行速度との関係を示したグラフである。 平均ピーク信号強度と平均歩行速度との関係に基づいた個人同定の結果を示すグラフである。 センサ制御部31による歩行振動データの測定動作を示すフローチャートである。 判定処理部32における照合処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 居室(室内空間)
10 床面
2 超音波振動センサ(振動検出手段)
3 コントロールユニット
31 センサ制御部
32 判定処理部
321 固有振動情報記憶部(記憶手段)
322 比較データ生成部
323 データ照合部(照合手段;判定手段)
324 通報信号生成部(通報手段)
325 通信部
S セキュリティシステム(個体特定システム)

Claims (5)

  1. 室内空間の歩行面に与えられる振動を検出する振動検出手段と、
    所定の個体について、前記歩行面を歩行したときに発生する固有振動パターンから得られる固有振動情報を前記個体毎に予め記憶する記憶手段と、
    前記振動検出手段により検出された振動パターンから得られる振動情報と、前記記憶手段に記憶されている固有振動情報とを照合することで、個体を特定する照合処理を行う照合手段と
    を具備することを特徴とする個体特定システム。
  2. 前記固有振動情報には、歩行面に対する足の着地時に生じる衝撃力の相違に関する指標が含まれることを特徴とする請求項1に記載の個体特定システム。
  3. 前記固有振動情報には、歩行面に対する足の着地時に生じる衝撃力の相違に関する第1の指標と、歩行速度が変化した場合における前記第1の指標の変化度合いに関する第2の指標とが含まれることを特徴とする請求項1に記載の個体特定システム。
  4. 前記振動検出手段が、所定の容器内に液面を有するように密封された液体と、この液体に対して超音波を送信し前記液面で反射された超音波を受信する超音波送受信器とを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の個体特定システム。
  5. 室内空間の歩行面に与えられる振動を検出する振動検出手段と、
    予め登録された個体について、前記歩行面を歩行したときに発生する固有振動パターンから得られる固有振動情報を前記個体毎に記憶する記憶手段と、
    前記振動検出手段により検出された振動パターンから得られる振動情報と、前記記憶手段に記憶されている固有振動情報とを照合することで、予め登録された個体であるか否かを判定する処理を行う判定手段と、
    前記判定手段により、予め登録された個体ではないと判定された場合に、所定の通報信号を生成して発信する通報手段と
    を具備することを特徴とするセキュリティシステム。
JP2006133957A 2006-05-12 2006-05-12 個体特定システム及びセキュリティシステム Expired - Fee Related JP4927441B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006133957A JP4927441B2 (ja) 2006-05-12 2006-05-12 個体特定システム及びセキュリティシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006133957A JP4927441B2 (ja) 2006-05-12 2006-05-12 個体特定システム及びセキュリティシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007304955A true JP2007304955A (ja) 2007-11-22
JP4927441B2 JP4927441B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=38838817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006133957A Expired - Fee Related JP4927441B2 (ja) 2006-05-12 2006-05-12 個体特定システム及びセキュリティシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4927441B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123349A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Mitsubishi Electric Corp 情報表示処理装置
WO2014156083A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 日本電気株式会社 振動分類システム、振動判定装置、振動判定条件設定装置、振動分類方法、及び可読媒体
KR101880856B1 (ko) * 2017-08-01 2018-07-20 정은철 방범 장치 및 이를 포함하는 방범 시스템
WO2020202694A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 日本電気株式会社 監視システム、監視装置、監視方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体
JP2021015657A (ja) * 2017-11-02 2021-02-12 Necソリューションイノベータ株式会社 歩行振動解析システム、歩行振動解析方法、及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54134500A (en) * 1978-04-10 1979-10-18 Nippon Jiyouhou Kenkiyuu Senta Egress and ingress control system for secret room
JPH0249879A (ja) * 1988-08-12 1990-02-20 Itoki Kosakusho Co Ltd 入室管理システム
JP2000193520A (ja) * 1998-12-11 2000-07-14 Oki Electric Ind Co Ltd 動物の個体識別装置
JP2003315030A (ja) * 2002-04-22 2003-11-06 Kinden Corp 超音波計測センサ、超音波計測装置及び被計測対象の状態計測方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54134500A (en) * 1978-04-10 1979-10-18 Nippon Jiyouhou Kenkiyuu Senta Egress and ingress control system for secret room
JPH0249879A (ja) * 1988-08-12 1990-02-20 Itoki Kosakusho Co Ltd 入室管理システム
JP2000193520A (ja) * 1998-12-11 2000-07-14 Oki Electric Ind Co Ltd 動物の個体識別装置
JP2003315030A (ja) * 2002-04-22 2003-11-06 Kinden Corp 超音波計測センサ、超音波計測装置及び被計測対象の状態計測方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123349A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Mitsubishi Electric Corp 情報表示処理装置
WO2014156083A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 日本電気株式会社 振動分類システム、振動判定装置、振動判定条件設定装置、振動分類方法、及び可読媒体
KR101880856B1 (ko) * 2017-08-01 2018-07-20 정은철 방범 장치 및 이를 포함하는 방범 시스템
JP2021015657A (ja) * 2017-11-02 2021-02-12 Necソリューションイノベータ株式会社 歩行振動解析システム、歩行振動解析方法、及びプログラム
JP7074299B2 (ja) 2017-11-02 2022-05-24 Necソリューションイノベータ株式会社 歩行振動解析システム、歩行振動解析方法、及びプログラム
WO2020202694A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 日本電気株式会社 監視システム、監視装置、監視方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体
JPWO2020202694A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08
CN113678178A (zh) * 2019-03-29 2021-11-19 日本电气株式会社 监视系统、监视设备、监视方法和非暂时性计算机可读介质
EP3951726A4 (en) * 2019-03-29 2022-11-16 NEC Corporation MONITORING SYSTEM, MONITORING DEVICE, MONITORING METHOD AND NON-TRANSITORY COMPUTER READABLE MEDIA
JP7243814B2 (ja) 2019-03-29 2023-03-22 日本電気株式会社 監視システム、監視装置、監視方法、及びプログラム
CN113678178B (zh) * 2019-03-29 2023-05-05 日本电气株式会社 监视系统、监视设备、监视方法和非暂时性计算机可读介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4927441B2 (ja) 2012-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6549591B2 (ja) モニタリングのための方法およびシステム
US8115641B1 (en) Automatic fall detection system
JP4927441B2 (ja) 個体特定システム及びセキュリティシステム
CN101261759B (zh) 检测人类入侵者的传感器和安全系统
US20060129308A1 (en) Management and navigation system for the blind
FI123062B (fi) Menetelmä ja järjestelmä valvontaan
JP2009098098A (ja) 超音波レーダによる人体検知システム
KR20180130108A (ko) 모니터링을 위한 방법 및 시스템
KR20190003597A (ko) 모니터링을 위한 센서 및 시스템
US20160220079A1 (en) Interactive potty chair
EP1661097B1 (en) Method and arrangement for observation
JP4543214B2 (ja) 超音波位置計測装置
WO2016126481A1 (en) System to determine events in a space
WO2020170504A1 (ja) 便器装置
US20130063263A1 (en) Self-contained detection method and device
US20190197867A1 (en) Sensor system and method
JP5845372B1 (ja) 健康状態監視システム
JP2019170234A (ja) 駆除剤噴霧装置、駆除剤噴霧方法及びプログラム
KR102520877B1 (ko) 공동주택 건축물의 계단 안전 시스템 및 그 시공방법
JP6867527B2 (ja) 危急状況判断装置
JP5353331B2 (ja) 位置検出システム及び位置検出システムの制御方法
JP4937015B2 (ja) 小動物検出装置および方法
KR20230077914A (ko) 센서를 이용한 층간소음 알림시스템
Mahajan et al. AN INTEGRATED ULTRASONIC SENSOR BASED SMART CANE FOR ASSISTING THE VISUALLY IMPAIRED.
JP2007252848A (ja) 生体情報検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120209

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees