JP2007304659A - 特典付与決定方法、特典付与決定システム、サーバ装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

特典付与決定方法、特典付与決定システム、サーバ装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の規則性を保って連続的にアクセスを行ったユーザに特典付与を行い、ウェブサイトへのアクセス数の増大を図る。
【解決手段】サーバ装置がネットワーク上に設けたウェブサイトに端末装置がアクセスする状況に応じて特典付与を行うか否かを判断する。サーバ装置は、予めアクセスの規則性を規定したアクセス周期条件、及びアクセスの連続性を規定したアクセス日数条件を設定し、アクセスに含まれるユーザIDごとにアクセス周期条件及びアクセス日数条件が満たされるか否かを検出する。両条件を満たされることを検出した場合、サーバ装置は、ユーザIDに係るユーザへの特典付与を決定し、特典付与を希望するユーザからのアクセス増加を図る。また、サーバ装置は、アクセス周期条件を満たさないことを検出した場合、検出に係るユーザIDの今までのアクセス回数をリセットする。
【選択図】図8

Description

本発明は、ユーザのアクセス状況が所定の規則性を維持して継続した場合にユーザへの特典付与を決定する特典付与決定方法、特典付与決定システム、サーバ装置、及びコンピュータプログラムに関する。
従来、ネットワークを通じて各事業体が様々なサービスをユーザへ提供している。ネットワークを通じたサービスは、ネットワーク上に設けられたウェブサイトへユーザがアクセスすることが開始点となるため、サービスの提供に関連する特定のウェブサイトへユーザのアクセスを集めることがビジネス面において重要となる。
特定のウェブサイトへアクセスを集めるために従来から様々な工夫が行われている。例えば、特許文献1では、登録されたユーザ端末からのアクセス利用状況に応じて特典情報を付与することが開示されている。また、特許文献2では、オンラインによるサービスの利用回数が多いユーザに対して料金の割引サービス等の特典サービス情報を提供することが開示されている。さらに、特許文献3では、ウェブサイトのホームページに対する閲覧回数が所定の回数に至った場合、特別なサービスを提供する内容が開示されている。
特開2002−216008号公報 特開平10−97584号公報 特開2001−325515号公報
ネットワークに設けたウェブサイトで期間を限定してキャンペーンを行うことがある。このようなキャンペーンをビジネス的に成功させるためにはキャンペーンに関連したウェブサイトへのアクセスを高めることが必須となる。そのため、キャンペーン運営側の事業体は、各ユーザのアクセスが継続的であり、更に一定の規則性を維持してアクセスが行われることを望む。事業体が望むアクセス状況でユーザにアクセス意欲を持たせるためには、所定の規則性を保って継続的にアクセスを行ったユーザへ特典を付与することが考えられる。
上述した特典付与を実際に行う場合に、特許文献1の内容を適用したとしても、特許文献1はアクセス利用状況としてアクセス回数、アクセス頻度、アクセスした合計時間等をサーバ装置が確認するに留まり、所定の規則性(例えば毎日、又は2日に1回など)を保って継続的に(例えば2週間、又は1ヶ月の間など)、ユーザがアクセスを行ったか否かまではサーバ装置で判断できない。また、特許文献2は、判断対象がサービスの利用回数であり、ウェブサイトへのアクセス状況を判断対象にしないため、上述したキャンペーンに利用できない。さらに、特許文献3は、ホームページごとに閲覧回数を管理する内容であるため、登録されたユーザごとにアクセス状況を管理できない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、所定の規則性を保って継続的にアクセスされたか否かをユーザごとに判断することで、ユーザへ特典付与を行えるようにした特典付与決定方法、特典付与決定システム、サーバ装置、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る特典付与決定方法は、サーバ装置へ端末装置がアクセスする状況に基づいて、該端末装置の利用者へ特典を付与することを前記サーバ装置が決定する特典付与決定方法において、前記端末装置は、アクセスするときに、利用者を識別する識別情報を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置のアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを前記識別情報ごとに検出し、アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定することを特徴とする。
また、本発明に係る特典付与決定方法は、サーバ装置へ端末装置がアクセスする状況に基づいて、該端末装置の利用者へ特典を付与することを前記サーバ装置が決定する特典付与決定方法において、前記端末装置は、アクセスするときに、利用者を識別する識別情報を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置のアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象曜日に前記端末装置からアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出し、アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象曜日にアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定することを特徴とする。
さらに、本発明に係る特典付与決定方法は、サーバ装置へ端末装置がアクセスする状況に基づいて、該端末装置の利用者へ特典を付与することを前記サーバ装置が決定する特典付与決定方法において、前記端末装置は、アクセスするときに、利用者を識別する識別情報を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置のアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象時間帯に前記端末装置からアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出し、アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象時間帯にアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定することを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る特典付与決定方法は、アクセス先となる複数のサイトをネットワーク上に設けたサーバ装置へ端末装置がアクセスする状況に基づいて、該端末装置の利用者へ特典を付与することを前記サーバ装置が決定する特典付与決定方法において、前記端末装置は、アクセスするときに、利用者を識別する識別情報を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置のアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ前記複数のサイトで前記端末装置からアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出し、アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ前記複数のサイトでアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定することを特徴とする。
また、本発明に係る特典付与決定方法は、前記サーバ装置は、特典付与を決定した場合、特典付与に係る画面ページを前記端末装置へ送信することを特徴とする。
さらに、本発明に係る特典付与決定方法は、前記サーバ装置は、前記端末装置のアクセス回数を前記識別情報ごとに記憶し、記憶するアクセス回数に対して前記識別情報ごとの検出を行い、前記アクセス周期条件を満たさないことを検出した場合、検出に係る識別情報に対応して記憶するアクセス回数をゼロにリセットすることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る特典付与決定方法は、前記サーバ装置は、前記端末装置のアクセス回数を前記識別情報ごとに記憶し、記憶するアクセス回数に対して前記識別情報ごとの検出を行い、前記アクセス周期条件を満たさないことを検出してから前記端末装置の再アクセスを受けた場合、満たさないことを検出してから再アクセスまでの期間に応じて記憶するアクセス回数を減算し、減算したアクセス回数で再アクセスのときから前記識別情報ごとの検出を行うことを特徴とする。
本発明に係る特典付与決定方法は、外部端末からサーバ装置へのアクセス状況に基づいて、外部端末の利用者への特典付与を前記サーバ装置が決定する特典付与決定方法において、前記サーバ装置は、アクセスを受けたときに外部端末から送信される利用者を識別する識別情報を受信し、アクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを前記識別情報ごとに検出し、アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定することを特徴とする。
本発明に係る特典付与決定システムは、サーバ装置へ端末装置がアクセスする状況に基づいて、該端末装置の利用者へ特典を付与することを前記サーバ装置が決定する特典付与決定システムにおいて、前記端末装置は、前記サーバ装置へアクセスするときに利用者を識別する識別情報を前記サーバ装置へ送信する手段を備え、前記サーバ装置は、前記端末装置のアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るサーバ装置は、外部端末からアクセスを受けたときに利用者を識別する識別情報の受信が可能であり、アクセス状況に基づいて外部端末の利用者への特典付与を決定するサーバ装置において、アクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るサーバ装置は、外部端末からアクセスを受けたときに利用者を識別する識別情報の受信が可能であり、アクセス状況に基づいて外部端末の利用者への特典付与を決定するサーバ装置において、アクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象曜日にアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象曜日にアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係るサーバ装置は、外部端末からアクセスを受けたときに利用者を識別する識別情報の受信が可能であり、アクセス状況に基づいて外部端末の利用者への特典付与を決定するサーバ装置において、アクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象時間帯にアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象時間帯にアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係るサーバ装置は、アクセス先となる複数のサイトをネットワーク上に設けると共に、外部端末からアクセスを受けたときに利用者を識別する識別情報の受信が可能であり、アクセス状況に基づいて外部端末の利用者への特典付与を決定するサーバ装置において、アクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ前記複数のサイトでアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ前記複数のサイトでアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るサーバ装置は、特典付与を決定した場合、特典付与に係る画面ページをアクセス元へ送信する手段を備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係るサーバ装置は、アクセス回数を前記識別情報ごとに記憶する手段を備え、前記検出手段は、記憶するアクセス回数に対して前記識別情報ごとの検出を行うようにしてあり、前記検出手段がアクセス周期条件を満たさないことを検出した場合、検出に係る識別情報に対応して記憶するアクセス回数をゼロにするリセット手段を備えることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係るサーバ装置は、アクセス回数を前記識別情報ごとに記憶する手段を備え、前記検出手段は、記憶するアクセス回数に対して前記識別情報ごとの検出を行うようにしてあり、前記検出手段がアクセス周期条件を満たさないことを検出してから再アクセスを受けた場合、満たさないことを検出してから再アクセスまでの期間に応じて記憶するアクセス回数を減算する手段を備え、前記検出手段は、減算した数値で再アクセスのときから前記識別情報ごとの検出を行うようにしてあることを特徴とする。
本発明に係るサーバ装置は、前記アクセス日数条件は、アクセスを受ける日数が規定してあり、前記アクセス周期条件は、アクセスを受ける日の間隔が規定してあることを特徴とする。
また、本発明に係るサーバ装置は、前記アクセス周期条件は、アクセスを毎日受けることであり、前記アクセス日数条件は、対象期間に対するアクセスを受ける全日数の割合が規定してあることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、外部端末からのアクセスを受けたときに利用者を識別する識別情報の受信が可能なコンピュータに、アクセス状況に基づいて外部端末の利用者への特典付与を決定する処理を行わせるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータをアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段として機能させることを特徴とする。
本発明にあっては、外部端末に相当する端末装置がアクセス時に送信する利用者の識別情報ごとに、サーバ装置で利用者のアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを検出するので、利用者ごとに所定の規則性を保って継続的にアクセスされたかを判断できるようになる。また、アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合、サーバ装置は利用者への特典付与を決定するので、ネットワーク上で行われるキャンペーンにおいてアクセス数を効率的に高める手段として本発明は好適となる。なお、アクセス日数条件に係る内容はサーバ装置の運営側又は利用者側のいずれでも決定可能であり、運営側が決定するときは、上述したキャンペーンの期間を考慮して決定することが好ましい。同様にアクセス周期条件の内容もサーバ装置の運営側又は利用者側のいずれでも適宜決定できる。また、付与する特典の内容は、アクセス日数条件の内容に応じて複数揃えることも可能である。
本発明にあっては、所定の規則性を保って継続的にアクセスが行われたかと云う条件に加えて、所定の曜日にアクセスしたことを検出した場合にサーバ装置が特典付与を決定するので、サーバ装置の運営側でアクセスを高めたい曜日を調整できるようになる。即ち、特典付与の条件として、アクセスすべき曜日が加わるため、利用者は特典を得るためには対象となる曜日にアクセスする必要が生じ、対象となる曜日のアクセス数を増加できる。よって、ネットワーク上でキャンペーンを行った場合でも通常、高いアクセス数を得ることが困難な平日週末の金曜日、又は日曜日と云う曜日でも、一定のアクセス数を得られるようになり、アクセス数の全体的な底上げを行える。
本発明にあっては、所定の規則性を保って継続的にアクセスが行われたかと云う条件に加えて、所定の時間帯にアクセスしたことを検出した場合にサーバ装置が特典付与を決定するので、サーバ装置の運営側でアクセスを高めたい時間帯を調整できるようになる。即ち、特典付与の条件として、アクセスすべき時間帯が加わるため、利用者は特典を得るためには対象となる時間帯にアクセスする必要が生じ、対象となる時間帯のアクセス数を増加できる。従って、一般に高いアクセス数を得ることが困難な平日の午前中の時間帯、日曜日の朝の時間帯などを設定すれば、これらの時間帯でも一定のアクセス数を得られるようになり、アクセス数の増加に結び付けられる。
本発明にあっては、所定の規則性を保って継続的にアクセスが行われたかと云う条件に加えて、複数のサイトへアクセスしたことを検出した場合にサーバ装置が特典付与を決定するので、アクセスを高めたいサイトを複数設けることが可能になる。即ち、特典付与の条件として、複数のサイトへアクセスすべき条件が加わるため、利用者は特典を得るためには各サイトへアクセスする必要が生じ、対象となる各サイトへのアクセス数を増加できる。そのため、所謂ウォークラリーのように複数のサイトを回るようなキャンペーンを行う場合、本発明を用いることでキャンペーンを支援でき、キャンペーン期間中の各サイトへのアクセス数を高めることに貢献できる。
本発明にあっては、特典付与を決定した場合は、特典付与に係る画面ページを送信するので、利用者は端末に表示される画面ページを見て、特典が得られることを確認できると共に、特典を得たことに伴う楽しい気持ちを増長できる。なお、特典付与に係る画面ページは、そのページ自体を特典として特別な画像を載せたものにすることも可能であり、また、特典がネットワークを経由して利用者に提供するものではなく、実際の品物、サービス券等のプレゼント品である場合は、利用者への郵送先を入力する欄を設けた内容にすることも可能である。
本発明にあっては、アクセス回数を識別情報ごとに記憶すると共に、記憶したアクセス回数に対して検出を行うので、アクセス回数と云う数値に基づき確実で簡易な検出処理を行える。また、アクセス周期条件を満たさないことを検出した場合は、アクセス回数がゼロになるので、利用者は特典を得るためには再度、一からアクセスを行う必要が生じ、アクセス数の増大を図れる。
本発明にあっては、アクセス周期条件を満たさないことを検出した場合は、満たさないことを検出したときから再アクセスまでの期間に応じてアクセス回数を減算して、再度、特典付与に対する検出処理が開始されるので、利用者のアクセスに対する意欲を落とすことなくアクセス数の増加を期待できる。即ち、アクセス周期条件を満たさない場合でも、特典付与に対して柔軟な回避条件を設けるので、利用者は再度、アクセスを行う気持ちを保つことができ、結果として全体的なアクセス数の増大を狙える。
本発明にあっては、アクセス日数条件としてアクセスを受ける日数が規定され、アクセス周期条件としてアクセスを受ける日の間隔が規定されるので、特典付与の条件設定が容易になると共に、規則性を保って継続的にアクセスが行われているかを検出しやすくなる。なお、この場合、アクセス周期条件がアクセスの規則性を確認する条件となり、アクセス日数条件がアクセスの継続性を確認する条件になる。例えば、アクセス日数条件として6日が規定され、アクセス周期条件として0日が規定された場合、6日間、毎日アクセスすることが特典を得るための条件になる。また、アクセス日数条件として6日が規定され、アクセス周期条件として1日が規定された場合、2日に1回の割合で計6日分のアクセスすることが特典を得るための条件になる。
本発明にあっては、アクセス周期条件としてアクセスを毎日受けることが規定されると共に、アクセス日数条件として対象期間に対するアクセスを受ける全日数の割合が規定されるので、検出処理を割合に基づいて行うことができ、検出処理の効率化を図れる。この場合、アクセスを連続して受けることが規則性を保つことに該当し、アクセスを受ける全日数が継続性の条件に該当する。また、対象期間としてはキャンペーンを行う期間が該当し、例えば、10日間のキャンペーンの期間中、30パーセント(10日の内、3日間連続する意味)のアクセスを行えば、特典付与の対象になることを規定できる。
本発明にあっては、利用者の識別情報ごとにアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを検出するので、利用者のアクセスが所定の規則性を保って継続的に行われたかを判断でき、キャンペーンでアクセス増加のための特典付与を行うような場合に最適な処理を提供できる。
また、本発明にあっては、特典付与の条件として所定の曜日にアクセスすることが加わるので、アクセスを高めたい曜日を調整できる。
さらに、本発明にあっては、特典付与の条件として所定の時間帯にアクセスすることが加わるので、アクセスを高めたい時間帯を調整できる。
さらにまた、本発明にあっては、特典付与の条件として複数のサイトにアクセスすることが加わるので、複数のサイトへのアクセス数を増加できる。
また、本発明にあっては、特典付与を決定した場合は、特典付与に係る画面ページを送信するので、特典付与を利用者に確実に伝えられると共に、特典付与に係る画面ページを通じて利用者に係る各種情報の収集も行える。
さらに、本発明にあっては、アクセス周期条件を満たさない場合はアクセス回数をゼロにリセットするので、特典付与に対して利用者に再度、一からのアクセスを要求してアクセス数の増大を図れる。
一方、本発明にあっては、アクセス周期条件を満たさない場合、再アクセスまでの期間に応じて今までのアクセス回数を減算することに留めるので、アクセスに対する意欲を利用者が失うことを抑制して、全体的なアクセス数の増大を図れる。
本発明にあっては、アクセス日数条件としてアクセスを受ける日数を規定すると共に、アクセス周期条件としてアクセスを受ける日の間隔を規定するので、アクセスの継続性及び規則性に係る設定を容易に行える。
また、本発明にあっては、特典付与に対する条件を割合で規定するので、規定された割合に基づき検出処理を容易に行える。
図1は、本発明の第1実施形態に係る特典付与決定システム1の全体的な構成を示している。特典付与決定システム1は、ネットワーク上にウェブサイトを構築してサービスを提供するサーバ装置10が、サービスに登録しているユーザのアクセス状況に応じて特典付与を決定するものであり、特に本実施形態では、所定の規則性を維持して連続的にアクセスが行われた場合に特典付与を決定することを特徴とする。なお、本実施形態のサーバ装置10は、登録ユーザへのサービスとして楽曲データの配信サービスを行っている。以下、特典付与決定システム1に係る携帯端末装置3及びサーバ装置10を順次説明する。
図2は、サービスに登録したユーザ(利用者)が有する携帯端末装置3の内部構成を示すブロック図である。携帯端末装置3は、無線通信が可能な通信情報処理装置に相当し、各種制御処理を行うCPU3aに、通信部3b、RAM3c、ROM3d、表示用インタフェース3e、操作部インタフェース3f、音出力処理部3g、及び記憶部3hを内部バス3iで接続した構成になっている。
通信部3bは、図1に示す多数の中継基地局2A、2B・・・と無線通信を行い、ネットワークNWに接続された様々な機器とデータを送受信し、CPU3aの制御指示に基づき所定の通信先と通信を行う。本実施形態では図1のサーバ装置10にアクセスして、サーバ装置10が構築するウェブサイトに係る画面ページを受信すると共に、ウェブサイトのサービスに関連して各種データ(例えば、ユーザID)をサーバ装置10へ送信する手段として機能する。RAM3cはCPU3aの処理に従うデータ及びフォルダ等を一時的に記憶し、ROM3dはCPU3aが行う基本的な処理内容を規定したプログラム等を予め記憶している。
また、表示用インタフェース3eは、携帯端末装置3の筐体外面に配置される表示パネル部4と接続され、サーバ装置10から送信される各種画面データに対する表示処理を行って表示パネル4に図6、7等に示す各画面ページ30、31等を表示する。操作部インタフェース3fは、携帯端末装置3の筐体表面に設けられた多数の操作キーからなる操作部5と接続され、操作部5でユーザから操作を受け付けて、表示パネル4で表示される各画面ページ30、31等における項目の選択などを行えるようにしている。音出力処理部3gは、スピーカ6が接続されており、ダウンロードした楽曲データをCPU3aの制御指示に基づき再生処理を行ってスピーカ6から再生音を出力する。
さらに記憶部3hは、各種プログラム及びデータ等を記憶し、本実施形態ではプログラムとして、携帯端末装置3のCPU3aが行う処理内容を規定した端末プログラム7、及びサーバ装置10が提供するサービスに対して登録することによりサーバ装置10から付与されたユーザ識別用のユーザID8(識別情報に相当)を記憶する。なお、記憶部3hは、ネットワークNWを通じてダウンロードした楽曲データ9等も記憶する。
記憶部3hに記憶される端末プログラム7は、携帯端末装置3の基本的な処理内容を規定し、本実施形態ではサーバ装置10へアクセスするときには、記憶するユーザID8を通信部3bからサーバ装置10へ送信することを規定している。また、携帯端末装置3が、サーバ装置10からウェブサイトに係る画面データを受信すると、表示処理を行って表示パネル4に表示すること、また、表示中の画面ページに対して操作部5により選択処理及び入力処理等を受け付けた場合、受け付けた操作内容をサーバ装置10へ送信することなども規定している。
一方、図3は、サーバ装置10の主要な内部構成を示している。サーバ装置10はサービスの運営を行う事業体により管理されており、汎用のサーバコンピュータが適用されている。そのためサーバ装置10は、様々な制御処理を行うMPU11を、内部バス10aを介して通信インタフェース12、RAM13、ROM14、及びハードディスク装置15に接続した構成になっている。
通信インタフェース12は、ネットワークNWを経由して外部の端末装置と各種データ通信を行う通信手段に相当し、例えば、外部端末からアクセスを受けたときにユーザIDを受信する。また、RAM13は、MPU11の処理に伴って生じるデータ及びフォルダ等を一時的に記憶し、ROM14は、MPU11が行う基本的な処理内容を規定したプログラムを予め記憶している。ハードディスク装置15は、サーバ装置10を作動させる上で基本となる処理内容を規定したシステムプログラム20、MPU11が行う本発明に係る処理内容を規定したサーバプログラム21、アクセス回数テーブル22、アクセス日数テーブル23、画面データベース24、楽曲データベース25等を記憶している。
図4は、ハードディスク装置15に記憶されるアクセス回数テーブル22の中身を示している。アクセス回数テーブル22は、サーバ装置10が提供するサービスに登録しているユーザのユーザIDごとに、サーバ装置10が構築するウェブサイトへのアクセス回数、最新(今回)のアクセス日、及び前回のアクセス日を格納したものである。アクセス回数テーブル22の中身は、サーバプログラム21が規定するMPU11の処理により順次更新される。
例えば、ユーザ登録が新たに行われた場合は、新しいユーザIDを発行してユーザの端末装置へ送信すると共に、アクセス回数テーブル22には新しいユーザIDが追加される。また、登録ユーザがサーバ装置10へアクセスした場合、MPU11がアクセスに含まれるユーザIDを検出し、アクセス回数テーブル22において、検出したユーザIDに対応して格納されるアクセス回数の数値に「1」を加えると共に、今回のアクセス日の欄に格納されていた内容を前回のアクセス日の欄にシフトして格納すると共に、今回のアクセス日の欄にアクセスを受けた日付を格納し、各欄の内容を更新する。
また、図5は、ハードディスク装置15に記憶されるアクセス日数テーブル23の内容を示している。アクセス日数テーブル23の左列23aに規定される日数の数値は、アクセス日数条件を示し、ユーザからアクセスを最低「6日」受けなければ、特典が付与されないことを示している。詳しくは、アクセス日数テーブル23は左列23aに、アクセスを受ける日数として「6日」、「10日」、「12日」、「15日」、「18日」、「20日」、「30日」を規定すると共に、右列23bには、各日数に対応して特典の内容(楽曲データの曲数)を規定している。
さらに、図3のハードディスク装置15に記憶される画面データベース24は、サーバ装置10が構築するウェブサイトに含まれる複数のサイトページに応じた画面データが登録されており、このような画面データが、サーバプログラム21で規定されるMPU11の制御処理によりアクセス元の端末に送信されて、図6、7等の各画面ページ30、31等をアクセス元の端末で表示させる。
なお、図6(a)に示す画面ページ30は、サーバ装置10が構築するウェブサイトのトップページに相当し、新曲の内容を確認する第1ボタン、ダウンロードしたい楽曲を検索するための第2ボタン、現在のアクセス回数を確認するための第3ボタンを有すると共に、キャンペーン中である旨を表す文章も記載されている。また、図6(b)はアクセス回数がリセットされたことをユーザに通知する画面ページ31を示す。さらに、図7(a)(b)の各画面ページ32、33は、特典画面ページに相当し、特典付与を決定した場合にサーバ装置10からユーザの端末装置へ送信される特典付与に係る画面データに応じたものである。
図7(a)の画面ページ32は、アクセス日数が6日に到達したときに対応するものであり、図7(b)の画面ページ33はアクセス日数が10日に到達したときに対応するものであり、特典として追加の楽曲データのダウンロードをユーザが希望する場合に選択されるダウンロードボタン32a、33aと、更なるアクセス回数の積み重ねを続ける場合に選択されるカウント継続ボタン32b、33bを有する。なお、図7(a)(b)に示す画面ページ32、33のような特典付与に対応した画面ページは、図示していないが、他の日数分の画面ページ用のデータも存在する。また、図6、7で示す各画面ページ30〜33は一例であり、画面データベース24は、ウェブサイトの他のサイトページ用に画面データも多数含んでいる。
また、図3のハードディスク装置15に記憶される楽曲データベース25は、サーバ装置10が配信する多数の楽曲データを検索可能に格納したものであり、特典となる楽曲データも格納されている。
ハードディスク装置15に記憶されるサーバプログラム21が規定する内容を説明する。サーバプログラム21は、上述したアクセス回数テーブル22の更新等に係る処理、画面データベース24に含まれる各画面データをユーザのアクセスするサイトに対応して適宜アクセス元へ送信する処理、楽曲データベース25に含まれる各楽曲データをユーザの指示及び特典決定等に基づきアクセス元へ送信する処理を規定すると共に、本発明に係る特典付与決定に係る処理も規定している。
先ず、本発明に係る特典付与決定に対してサーバプログラム21は、アクセス周期条件を設定する処理を規定している。この処理は、キャンペーン等の内容を考慮してサービスを運営する事業体が特典を付与するために決定するアクセスを受ける日の間隔を、サーバ装置10に設定するものであり、サーバ装置10の管理者(オペレータ)により設定処理が行われる。なお、設定する間隔は「0日」、「1日」、「2日」等の日単位で行われ、「0日」が設定されたときは特典を得るためユーザは毎日アクセスする必要があり、以下、「1日」が設定されたときは1日おき(2日に1回)、「2日」が設定されたときは2日おき(3日に1回)にアクセスすることを規定する。このようなアクセス周期条件の設定内容はハードディスク装置15に記憶される。
また、サーバプログラム21は、登録ユーザからのアクセスに関して、次のようMPU11用の処理を規定する。アクセスに応じて上述したようにアクセス回数テーブル22を更新した場合、MPU11はアクセスに係るユーザIDの今回のアクセス日と前回のアクセス日を比較して、アクセスを受けた日の間隔を求める。求めた間隔が、予め設定されたアクセス周期条件の間隔(本実施形態では「0日」)を上回るか否かをMPU11は検出し、上回ることを検出した場合(アクセス周期条件を満たさないことを検出した場合に相当)、連続性を保ってアクセスが行われていないと判断して、アクセス回数テーブル22におけるアクセス中のユーザIDのアクセス回数をゼロにリセットする処理を行う。さらに、この場合、リセットした旨をユーザへ伝えるため、図6(b)に示す画面ページ31に応じた画面データをアクセス元の端末装置へ送信する制御をMPU11が行う。
一方、求めた間隔が設定された間隔を上回らない場合、次にMPU11はアクセス中のユーザIDのアクセス回数と、図5のアクセス日数テーブル23の左列23aの各日数(アクセス日数条件の数値)とを比較し、アクセス回数が各日数のいずれかに到達したか否かを検出する。到達したことを検出した場合(アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合に相当)、MPU11はアクセス中のユーザに対して特典を付与することを決定する。
この場合、到達した日数に応じて図7(a)(b)に示すような画面ページ32、33等に応じた画面データをMPU11はアクセス元の端末装置へ送信する制御を行い、ダウンロードボタン32a、33a等の操作指示をリターン信号として受信した場合、アクセス回数をリセットすると共に到達した日数に対応する楽曲数の楽曲データをアクセス元の端末装置へ送信する制御を行う。なお、リターン信号としてカウント継続ボタン32b、33b等の操作指示を受信した場合、アクセス回数をリセットすることなくMPU11はアクセスごとに上述したアクセス周期条件及びアクセス日数条件に対する検出処理を継続する。
また、サーバプログラム21は、上述したような特典付与に係る検出処理を行う検出期間の設定をサーバ装置10のオペレータが行える仕様になっており、本実施形態では、図6(a)に示す画面ページ30で表されるキャンペーンに対応して、1ヶ月間(4/1〜4/末)の期間がキャンペーン前にオペレータにより検出期間として予め設定されている。なお、このような検出期間は、キャンペーンを行う期間に合わせて様々な数値を設定できる。
図8は、特典付与決定システム1が行う特典付与に係る一連の処理手順(特典付与決定方法の内容)を整理した第1フローチャートを示している。第1フローチャートは、図1に示す携帯端末装置3がサーバ装置10へアクセスしてユーザIDを送信した場合のサーバ装置10における処理内容を主に表したものである。以下、この第1フローチャートに基づき特典付与決定方法の内容を説明する。
先ず、サーバ装置10は、携帯端末装置3からのアクセスを受けたか否かを判断する(S1)。まだ、アクセスが届かない場合(S1:NO)、サーバ装置10はアクセス待ちとなり、アクセスを受けた場合(S1:YES)、アクセスに伴い送信されたユーザIDを受信し、アクセス回数テーブル22におけるユーザIDの対応内容を更新する(S2)。なお、更新の具体的な内容はアクセス回数に「1」を加えること、今回のアクセス日の内容を前回のアクセス日の欄にシフトすること、現在の日付を今回のアクセス日の欄に格納することである。
次に、サーバ装置10は、更新した今回と前回のアクセス日の間隔(アクセス状況に相当)が、アクセス周期条件を満たすか否か、即ち、設定された間隔(0日)を上回るか否かを検出する(S3)。今回と前回のアクセス日の間隔が設定された間隔を上回る場合、即ち、アクセス周期条件を満たさないことを検出した場合(S3:NO)、サーバ装置10はアクセス回数テーブル22において、アクセス中のユーザIDに対応するアクセス回数をリセットし(S9)、図6(b)のリセット通知の画面ページ31に応じた画面データを携帯端末装置3へ送信する(S10)。その後は、キャンペーンの期間(検出期間)が経過したか否かを判断する段階(S8)へ処理が進む。
一方、アクセス周期条件を満たすことを検出した場合(S3:YES)、サーバ装置10は、アクセス回数(アクセス状況に相当)がアクセス日数条件を満たすか否か、即ちアクセス回数がアクセス日数テーブル23の左列23aに挙げられた各日数のいずれかに到達したか否かを検出する(S4)。アクセス回数がアクセス日数条件を満たさず、挙げられた各日数に達しない場合(S4:NO)、最初の段階(S1)へ戻り処理を続行する。また、挙げられた日数に達し、アクセス日数条件を満たすことを検出した場合(S4:YES)、サーバ装置10はアクセス中のユーザIDのユーザに特典を付与することを決定し(S5)、到達した日数に応じた画面ページ(図7(a)(b)参照)に応じた画面データを携帯端末装置3へ送信する。
携帯端末装置3では、図7(a)(b)に示す画面ページ32、33を表示して、ユーザの判断により特典を得ることをサーバ装置10へ伝えるダウンロードボタン32a、33a等の操作、又はアクセス回数の積み重ねの継続を伝えるカウント継続ボタン32b、33b等の操作がなされたことを含むリターン信号がサーバ装置10へ返送されることになる。
サーバ装置10は、携帯端末装置3から返送されたリターン信号の内容を判断し(S6)、カウント継続ボタン32b、33b等の操作がなされたことをリターン信号が含む場合(S6:継続)、最初の処理段階(S1)へ戻り処理を続行する。また、リターン信号がダウンロードボタン32a、33a等の操作がなされたことを含む場合(S6:ダウンロード)、サーバ装置10は、図5のアクセス日数テーブル23の右行23bを参照して、到達した日数に応じた曲数分の楽曲データを特典として携帯端末装置3へ配信すると共に、配信した携帯端末装置3のユーザに係るユーザIDに対応したアクセス回数をリセットする(S7)。
最後に、サーバ装置10は、MPU11のカレンダー機能を利用して、予め設定されたキャンペーンの対象期間に相当する検出期間が経過しているか否かを判断する(S8)。検出期間を経過していない場合(S8:NO)、サーバ装置10は最初の処理段階(S1)へ戻り処理を続行する一方、検出期間を経過している場合(S8:YES)、処理を終了する。
よって、第1実施形態においては上述した処理が行われるので、所定の規則性を保って継続的にアクセスをしたユーザへ確実に特典を付与することが可能となり、ウェブサイトのキャンペーン期間中にアクセスを高めることを望む事業体に対して好適なソリューションを提供できる。なお、第1実施形態は、上述した説明内容に限定されるものではなく種々の変形例の適用が可能である。例えば、ユーザが使用する端末装置は、図1に示すような携帯型に限定されるものではなく、サーバ装置10へアクセスできる通信端末装置であれば、その形態は問わない。また、図5のアクセス日数テーブル23に示す日数(アクセス日数条件の内容に相当)、及びアクセス周期条件のアクセス日の間隔に対する上述した説明での数値は、あくまで一例であり、実際の適用状況に応じて事業体が望む数値を適宜設定可能である。
さらに、図5のアクセス日数テーブル23で示した特典の内容(楽曲データ)も一例であり、他の種類の特典(画像データ、ネットワーク上で使用できるポイントなど)を勿論適用可能であり、さらには、ネットワークを通じて配信できるもの以外に実際に郵送等でユーザへ付与する現実の品物、チケット等を特典にすることも可能である。このように郵送等でユーザに付与するものを特典とする場合で、ユーザの登録内容に住所等を含まないときは、図9(a)に示す住所の入力欄35aを有する画面ページ35を特典付与に係る画面ページ(特典画面ページ)としてユーザの携帯端末装置3へ送信する。
さらにまた、特典画面ページ(図7(a)(b)、図9(a)参照)へのアクセス権が無くなった場合(アクセスできない場合)は、図9(b)に示す画面ページ36をユーザの携帯端末装置3へ送信し、特典画面ページへアクセスできない旨(特典画面ページへアクセスできる条件に到達していない旨)を明確にユーザへ伝えて、ユーザのアクセス意欲を奮い立たせるようにしてもよい。
図9(b)の画面ページ36は、図8の第1フローチャートのS10の段階で、図6(b)のリセット通知の画面ページ31の替わりに携帯端末装置3へ送信してもよく、また、図9(b)の画面ページ36の送信後は、最初の段階(S1)へ戻るように処理手順を変更することも可能である。さらに、第1フローチャートのS4の段階で、アクセス回数がアクセス日数条件を満たさない場合(S4:NO)、図9(b)の画面ページ36をユーザの携帯端末装置3へ送信してから、最初の段階(S1)へ戻るようにしてもよい。
また、図5に示すアクセス日数テーブル23の代わりに、図10に示すアクセス割合テーブル26を用いてアクセス日数条件を満たすか否かを検出するようにしてもよい。図10のアクセス割合テーブル26を用いる場合、アクセス周期条件はアクセスを受ける日の間隔を0日としてアクセスを毎日受けるように設定する。アクセス割合テーブル26の左行26aに挙げられた30パーセント、40パーセント等の数値は、図8のフローチャートのような処理を行う検出期間(キャンペーン期間に相当することもあり)に対するアクセスを受ける全日数の割合を意味し、例えば、キャンペーン期間が10日間の場合で割合が30パーセントであれば、計3日アクセスを受けることを意味し、キャンペーン期間が10日間の場合で割合が40パーセントであれば、計4日アクセスを受けることを意味する。
よって、図10のアクセス割合テーブル26を用いるときは、割合の数値がアクセス日数条件に該当する。そのため、図8のフローチャートにおけるS4の段階では、サーバ装置10のMPU11が予め設定された検出期間に対する図4のアクセス回数テーブル22に格納されたアクセス回数の割合をMPU11が求め、求めた割合が図10のアクセス割合テーブル26の左行26aに挙げられた各割合に到達したか否かで、アクセス日数条件を満たすか否かを検出することになる。
また、図8のフローチャートにおいて、アクセス周期条件を満たさない場合(S3:NO)、サーバ装置10はアクセス回数をリセットするが(S9)、リセットする代わりに、アクセス周期条件を満たさないことを検出してから再度、ユーザからのアクセスをサーバ装置10が受けたときは、アクセス周期条件を満たさないことを検出してから再アクセスまでの期間に応じて、今までのアクセス回数を減算することに留めてもよい。
この場合、減算する日数は、適宜決めることが可能であり、例えば、アクセス周期条件としてアクセス日の間隔が0日である場合に、1日の間隔を開けて再アクセスがあったときは、1日の2倍の2日を、アクセス日数テーブル22で格納されているアクセス回数から減算する処理をMPU11が行う。そして、その減算したアクセス回数で再アクセスのときから図8に示すフローチャートに係る処理(ユーザIDごとの各条件に対する検出処理)をMPU11が開始する。このようにすることで、ユーザがアクセスする意欲を失うことを防止でき、結果としてアクセス回数を全体的に増加することが期待できる。
また、図8のフローチャートに基づく処理により特典付与を行うキャンペーンを、時期を相異して複数回行う場合、各時期のいずれでも特典を付与したユーザには、さらに追加で別の特典を付与するように処理内容を発展させることも可能である。例えば、図11(a)に示すように、4月に第1キャンペーンを行うと共に、その年の10月に第2キャンペーンを行い、両方のキャンペーンで特典を付与されたユーザには、更に追加の特典を付与するようなサービスを行って、全体としてのアクセス数を増大させる工夫を行ってもよい。
このようなキャンペーンを行う場合、サーバ装置10は図11(b)に示す変形例のアクセス回数テーブル22′を用いて、ユーザIDごとに両方のキャンペーンで特典が付与されたかを検出することになる。即ちアクセス回数テーブル22′は、図4のアクセス回数テーブル22に比べて、右側に第1キャンペーンに対する4月からの第1期間での特典付与を確認する第1期間行22a′、及び10月からの第2期間での特典付与を確認する第2期間行22b′が追加されている。また、サーバ装置10のMPU11は、各キャンペーンで特典を付与したユーザIDに対して、各行22a′、22b′に「1」を入れる制御処理(フラグを立てる処理)をサーバプログラム21の規定に基づき行う。なお、デフォルトでは、各行22a′、22b′の中身は「0」になっている。
MPU11は、両行22a′、22b′で「1」になっているユーザIDが存在するかを検出し、該当するユーザIDに追加の特典を付与することを決定する。このようにすることで、複数のキャンペーンでの特典付与者を優遇し、登録ユーザのアクセス意欲を更に高めることができる。
図12は、本発明の第2実施形態に係る特典付与決定方法の処理手順を表した第2フローチャートを示している。本発明の第2実施形態は、特典付与の条件として、第1実施形態のアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことに追加して、さらに対象曜日にアクセスを受けたか否かを検出すること(S24)が特徴である。このような第2実施形態の特典付与決定方法を行う特典付与決定システム(サーバ装置、端末装置等)のハード的な構成は、アクセス回数テーブル22を除いて、第1実施形態と同様であるため、以下の第2実施形態では、第1実施形態と同様の符号を用いて説明する。
第2実施形態のサーバ装置10が図12の第2フローチャートの処理を行うために、サーバプログラム21は、アクセスの有無を検出する対象曜日を予めオペレータが設定できる仕様になっている。アクセス数の落ち込みを防ぐ観点では、対象曜日としては、アクセス数が他の曜日と比べて低いことが多い、日曜日、又は金曜日等を設定することが好適である。
また、図13は、第2実施形態で使用されるアクセス回数テーブル42の内容を示している。アクセス回数テーブル42は、図4のアクセス回数テーブル22に比べて、右側に対象曜日の曜日行42aが追加されており、サーバ装置10のMPU11は、アクセス回数テーブル42の更新段階(S21)で自身のカレンダー機能を利用して対象曜日にアクセスを受けたか否かを判断し、対象曜日にアクセスを受けたときは、アクセスしたユーザIDに対応する曜日行42aに「1」を入れる処理をサーバプログラム21の規定に基づき行う。なお、デフォルトでは曜日行42aの中身は「0」になっている。
よって、図12の第2フローチャートは、S24の段階で対象曜日にアクセスを受けたか否かをMPU11が検出することが入っていることが特徴であり、S24の段階及び上述したアクセス回数テーブル42の更新段階(S21)を除く他の段階S20〜S30での処理内容は、基本的に第1実施形態と同様である。また、MPU11は、図13のアクセス回数テーブル42の曜日行42aの内容に基づき検出を行い、曜日行42aが「0」であり、対象曜日にアクセスを受けていないことを検出した場合(S24:NO)、最初の処理段階(S20)へ戻り、曜日行42aが「1」であり、対象曜日にアクセスを受けたことを検出した場合(S24:YES)、特典付与を決定する(S25)。
なお、第2実施形態においても、第1実施形態で述べた各変形例の適用が可能である。また、図12の第2フローチャートにおいて、対象曜日にアクセスを受けていないことを検出した場合(S24:NO)、第1実施形態で説明した図9(b)の特典画面ページへアクセスできない旨を記載した画面ページ36をユーザの携帯端末装置3へ送信してから、最初の段階(S20)へ戻るようにしてもよい。さらに、対象曜日にアクセスを受けたか否かを検出する第2実施形態特有の処理は、第1実施形態の追加的な内容にすることも可能であり、詳しくは、第1実施形態の処理を単独で行った上、第1実施形態で特典を付与したユーザに更に追加の特典を付与する否かを判断するために、第2実施形態特有の処理を行い、対象曜日にアクセスを受けたことを検出した場合に、そのユーザへ追加の特典を付与することをMPU11が決定するようにしてもよい。
図14は、本発明の第3実施形態に係る特典付与決定方法の処理手順を表した第3フローチャートを示している。本発明の第3実施形態は、特典付与の条件として、第1実施形態のアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことに追加して、さらに対象時間帯にアクセスを受けたか否かを検出することが特徴である。このような第3実施形態の特典付与決定方法を行う特典付与決定システム(サーバ装置、端末装置等)のハード的な構成は、アクセス回数テーブル22を除いて、第1実施形態と同様であるため、以下の第3実施形態では、第1実施形態と同様の符号を用いて説明する。
第3実施形態のサーバ装置10が図14の第3フローチャートの処理を行うために、サーバプログラム21は、アクセスの有無を検出する対象時間帯を予めオペレータが設定できる仕様になっている。アクセス数の落ち込みを防ぐ観点では、対象時間帯としては、午前中の7時から10時等を設定することが好適である。
また、図15は、第3実施形態で使用されるアクセス回数テーブル52の内容を示している。アクセス回数テーブル52は、図4のアクセス回数テーブル22に比べて、右側に対象時間帯の時間帯行52aが追加されており、サーバ装置10のMPU11は、アクセス回数テーブル52の更新段階(S41)で自身の時計機能を利用して対象時間帯にアクセスを受けたか否かを判断し、対象時間帯にアクセスを受けたときは、アクセスしたユーザIDに対する時間帯行52aに「1」を入れる処理をサーバプログラム21の規定に基づき行う。なお、デフォルトでは時間帯行52aの中身は「0」になっている。
よって、図15の第3フローチャートは、S44の段階で対象曜日にアクセスを受けたか否かをMPU11が検出することが入っていることが特徴であり、このS44の段階及び上述したアクセス回数テーブル52の更新段階(S41)を除く他の段階S40〜S50での処理内容は、基本的に第1実施形態と同様である。また、MPU11は、図15のアクセス回数テーブル52の時間帯行52aの内容に基づき検出を行い、時間帯行52aが「0」であり、対象時間帯にアクセスを受けていないことを検出した場合(S44:NO)、最初の処理段階(S40)へ戻り、時間帯行52aが「1」であり、対象時間帯にアクセスを受けたことを検出した場合(S44:YES)、特典付与を決定する(S45)。
なお、第3実施形態においても、第1実施形態及び第2実施形態で述べた各変形例の適用が可能である。また、図14の第3フローチャートにおいて、対象時間帯にアクセスを受けていないことを検出した場合(S44:NO)、第1実施形態で説明した図9(b)の特典画面ページへアクセスできない旨を記載した画面ページ36をユーザの携帯端末装置3へ送信してから、最初の段階(S40)へ戻るようにしてもよい。さらに、第3実施形態の内容は、第2実施形態と組み合わせて対象曜日で且つ対象時間帯にアクセスを受けた場合に特典付与を決定するようにしてもよい。
図16は、本発明の第4実施形態に係る特典付与決定方法の処理手順を表した第4フローチャートを示している。本発明の第4実施形態は、特典付与の条件として、第1実施形態のアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことに追加して、さらに複数のウェブサイトでアクセスを受けたか否かを検出することが特徴である。このような第4実施形態の特典付与決定方法を行う特典付与決定システム(サーバ装置、端末装置等)のハード的な構成は、サーバ装置が複数のウェブサイトを設けていること、及びアクセス回数テーブル22を除いて、第1実施形態と同様であるため、以下の第4実施形態では、第1実施形態と同様の符号を用いて説明する。
第4実施形態のサーバ装置10は、サービス内容の相異する3種類のウェブサイトをネットワーク上にアクセス可能に構築しており、1つ目のウェブサイトは楽曲データの配信サービスを行うものであり、2つ目のウェブサイトは画像データの配信サービスを行うものであり、3つ目のウェブサイトはゲームデータの配信サービスを行うものである。
また、図17は、第4実施形態で使用されるアクセス回数テーブル62の内容を示している。アクセス回数テーブル62は、図4のアクセス回数テーブル22に比べて、右側に上述した3種類のウェブサイトに対する第1サイト行62a、第2サイト行62b、及び第3サイト行62cが追加されており、サーバ装置10のMPU11は、アクセス回数テーブル52の更新段階(S61)で、アクセスしたウェブサイトに応じた各サイト行62a〜62cに「1」を入れる処理をサーバプログラム21の規定に基づき行う。なお、デフォルトでは各サイト行62a〜62cの中身は「0」になっている。
図16の第4フローチャートは、S64の段階で対象となる3種類のウェブサイトの全てでアクセスを受けたか否かをMPU11が検出することが入っていることが特徴である。また、アクセス周期条件を満たすか否かの検出段階(S62)及びアクセス日数条件を満たすか否かの検出段階(S63)は、アクセス回数テーブル62の内容に基づき行われる。上述したS61、S64の段階を除く他の段階S60〜S50での処理内容は、基本的に第1実施形態と同様である。また、MPU11は、図17のアクセス回数テーブル62の各サイト行62a〜62cの内容に基づき検出を行い、各サイト行62a〜62cのいずれかが「0」であり、3種類全てのウェブサイトでアクセスを受けていないことを検出した場合(S64:NO)、最初の処理段階(S60)へ戻り、全サイト行62a〜62cが「1」であり、3種類全てのウェブサイトでアクセスを受けたことを検出した場合(S64:YES)、特典付与を決定する(S65)。
なお、第4実施形態においても、第1実施形態から第3実施形態で述べた各変形例の適用が可能である。また、図16の第4フローチャートにおいて、全サイトでアクセスを受けていないことを検出した場合(S64:NO)、第1実施形態で説明した図9(b)の特典画面ページへアクセスできない旨を記載した画面ページ36をユーザの携帯端末装置3へ送信してから、最初の段階(S60)へ戻るようにしてもよい。さらに、第4実施形態の内容は、第2実施形態単独、若しくは又は第2実施形態及び第3実施形態と組み合わせて特典付与に係る処理を行うことも可能である。
本発明の第1実施形態に係る特典付与決定システムの全体的な構成を示す概略図である。 携帯端末装置の内部構成を示すブロック図である。 サーバ装置の内部構成を示すブロック図である。 アクセス回数テーブルを示す図表である。 アクセス日数テーブルを示す図表である。 (a)はトップページに応じた画面ページの概略図、(b)はアクセス回数をリセットした旨を通知する画面ページの概略図である。 (a)は特典付与を通知する画面ページの概略図、(b)は特典付与を通知する別の画面ページの概略図である。 第1実施形態の特典付与決定方法の処理手順を示す第1フローチャートである。 (a)はユーザの住所入力を受け付ける画面ページの概略図、(b)は特典画面ページへアクセスできない旨をユーザへ伝える画面ページの概略図である。 アクセス割合テーブルを示す図表である。 (a)は相異する期間で複数のキャンペーンを行うことを示すタイムチャートであり、(b)は変形例のアクセス回数テーブルを示す図表である。 本発明の第2実施形態に係る特典付与決定方法の処理手順を示す第2フローチャートである。 第2実施形態に係るアクセス回数テーブルを示す図表である。 本発明の第3実施形態に係る特典付与決定方法の処理手順を示す第3フローチャートである。 第3実施形態に係るアクセス回数テーブルを示す図表である。 本発明の第4実施形態に係る特典付与決定方法の処理手順を示す第4フローチャートである。 第4実施形態に係るアクセス回数テーブルを示す図表である。
符号の説明
1 特典付与決定システム
3 携帯端末装置
3a CPU
8 ユーザID
10 サーバ装置
11 MPU
15 ハードディスク装置
21 サーバプログラム
22、22′、42、52、62 アクセス回数テーブル
23 アクセス日数テーブル
26 アクセス割合テーブル
NW ネットワーク

Claims (19)

  1. サーバ装置へ端末装置がアクセスする状況に基づいて、該端末装置の利用者へ特典を付与することを前記サーバ装置が決定する特典付与決定方法において、
    前記端末装置は、
    アクセスするときに、利用者を識別する識別情報を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置のアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを前記識別情報ごとに検出し、
    アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定することを特徴とする特典付与決定方法。
  2. サーバ装置へ端末装置がアクセスする状況に基づいて、該端末装置の利用者へ特典を付与することを前記サーバ装置が決定する特典付与決定方法において、
    前記端末装置は、
    アクセスするときに、利用者を識別する識別情報を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置のアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象曜日に前記端末装置からアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出し、
    アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象曜日にアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定することを特徴とする特典付与決定方法。
  3. サーバ装置へ端末装置がアクセスする状況に基づいて、該端末装置の利用者へ特典を付与することを前記サーバ装置が決定する特典付与決定方法において、
    前記端末装置は、
    アクセスするときに、利用者を識別する識別情報を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置のアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象時間帯に前記端末装置からアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出し、
    アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象時間帯にアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定することを特徴とする特典付与決定方法。
  4. アクセス先となる複数のサイトをネットワーク上に設けたサーバ装置へ端末装置がアクセスする状況に基づいて、該端末装置の利用者へ特典を付与することを前記サーバ装置が決定する特典付与決定方法において、
    前記端末装置は、
    アクセスするときに、利用者を識別する識別情報を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置のアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ前記複数のサイトで前記端末装置からアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出し、
    アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ前記複数のサイトでアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定することを特徴とする特典付与決定方法。
  5. 前記サーバ装置は、
    特典付与を決定した場合、特典付与に係る画面ページを前記端末装置へ送信する請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の特典付与決定方法。
  6. 前記サーバ装置は、
    前記端末装置のアクセス回数を前記識別情報ごとに記憶し、記憶するアクセス回数に対して前記識別情報ごとの検出を行い、
    前記アクセス周期条件を満たさないことを検出した場合、検出に係る識別情報に対応して記憶するアクセス回数をゼロにリセットする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の特典付与決定方法。
  7. 前記サーバ装置は、
    前記端末装置のアクセス回数を前記識別情報ごとに記憶し、記憶するアクセス回数に対して前記識別情報ごとの検出を行い、
    前記アクセス周期条件を満たさないことを検出してから前記端末装置の再アクセスを受けた場合、満たさないことを検出してから再アクセスまでの期間に応じて記憶するアクセス回数を減算し、
    減算したアクセス回数で再アクセスのときから前記識別情報ごとの検出を行う請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の特典付与決定方法。
  8. 外部端末からサーバ装置へのアクセス状況に基づいて、外部端末の利用者への特典付与を前記サーバ装置が決定する特典付与決定方法において、
    前記サーバ装置は、
    アクセスを受けたときに外部端末から送信される利用者を識別する識別情報を受信し、
    アクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを前記識別情報ごとに検出し、
    アクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定することを特徴とする特典付与決定方法。
  9. サーバ装置へ端末装置がアクセスする状況に基づいて、該端末装置の利用者へ特典を付与することを前記サーバ装置が決定する特典付与決定システムにおいて、
    前記端末装置は、
    前記サーバ装置へアクセスするときに利用者を識別する識別情報を前記サーバ装置へ送信する手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置のアクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、
    該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段と
    を備えることを特徴とする特典付与決定システム。
  10. 外部端末からアクセスを受けたときに利用者を識別する識別情報の受信が可能であり、アクセス状況に基づいて外部端末の利用者への特典付与を決定するサーバ装置において、
    アクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、
    該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  11. 外部端末からアクセスを受けたときに利用者を識別する識別情報の受信が可能であり、アクセス状況に基づいて外部端末の利用者への特典付与を決定するサーバ装置において、
    アクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象曜日にアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、
    該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象曜日にアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  12. 外部端末からアクセスを受けたときに利用者を識別する識別情報の受信が可能であり、アクセス状況に基づいて外部端末の利用者への特典付与を決定するサーバ装置において、
    アクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象時間帯にアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、
    該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ対象時間帯にアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  13. アクセス先となる複数のサイトをネットワーク上に設けると共に、外部端末からアクセスを受けたときに利用者を識別する識別情報の受信が可能であり、アクセス状況に基づいて外部端末の利用者への特典付与を決定するサーバ装置において、
    アクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ前記複数のサイトでアクセスを受けたか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、
    該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たし且つ前記複数のサイトでアクセスを受けたことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  14. 特典付与を決定した場合、特典付与に係る画面ページをアクセス元へ送信する手段を備える請求項10乃至請求項13のいずれか1つに記載のサーバ装置。
  15. アクセス回数を前記識別情報ごとに記憶する手段を備え、
    前記検出手段は、記憶するアクセス回数に対して前記識別情報ごとの検出を行うようにしてあり、
    前記検出手段がアクセス周期条件を満たさないことを検出した場合、検出に係る識別情報に対応して記憶するアクセス回数をゼロにするリセット手段を備える請求項10乃至請求項14のいずれか1つに記載のサーバ装置。
  16. アクセス回数を前記識別情報ごとに記憶する手段を備え、
    前記検出手段は、記憶するアクセス回数に対して前記識別情報ごとの検出を行うようにしてあり、
    前記検出手段がアクセス周期条件を満たさないことを検出してから再アクセスを受けた場合、満たさないことを検出してから再アクセスまでの期間に応じて記憶するアクセス回数を減算する手段を備え、
    前記検出手段は、減算した数値で再アクセスのときから前記識別情報ごとの検出を行うようにしてある請求項10乃至請求項14のいずれか1つに記載のサーバ装置。
  17. 前記アクセス日数条件は、アクセスを受ける日数が規定してあり、
    前記アクセス周期条件は、アクセスを受ける日の間隔が規定してある請求項10乃至請求項16のいずれか1つに記載のサーバ装置。
  18. 前記アクセス周期条件は、アクセスを毎日受けることであり、
    前記アクセス日数条件は、対象期間に対するアクセスを受ける全日数の割合が規定してある請求項10乃至請求項16のいずれか1つに記載のサーバ装置。
  19. 外部端末からのアクセスを受けたときに利用者を識別する識別情報の受信が可能なコンピュータに、アクセス状況に基づいて外部端末の利用者への特典付与を決定する処理を行わせるためのコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータを
    アクセス状況がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすか否かを前記識別情報ごとに検出する検出手段と、
    該検出手段がアクセス日数条件及びアクセス周期条件を満たすことを検出した場合、検出した識別情報に係る利用者への特典付与を決定する決定手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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