JP2007304562A - 表示装置用保護部材製造方法とその装置およびこれを利用した表示装置製造方法 - Google Patents

表示装置用保護部材製造方法とその装置およびこれを利用した表示装置製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007304562A
JP2007304562A JP2007033227A JP2007033227A JP2007304562A JP 2007304562 A JP2007304562 A JP 2007304562A JP 2007033227 A JP2007033227 A JP 2007033227A JP 2007033227 A JP2007033227 A JP 2007033227A JP 2007304562 A JP2007304562 A JP 2007304562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective
panel
cushion
polarizing plate
display panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007033227A
Other languages
English (en)
Inventor
Byoung-Hun Lee
秉 訓 李
Ho-Min Kang
鎬 民 姜
Hee-Young Park
喜 英 朴
Shoshun Ri
承 俊 李
Jeong-Ho Hwang
▲ジョン▼ 護 黄
Sung-Min Kim
成 敏 金
Seitaku Sai
成 澤 催
Ho-Jeong Kang
鎬 正 姜
Shoshoku Gen
鍾 植 玄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020060102581A external-priority patent/KR20070109772A/ko
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2007304562A publication Critical patent/JP2007304562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F2201/00Constructional arrangements not provided for in groups G02F1/00 - G02F7/00
    • G02F2201/50Protective arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53539Means to assemble or disassemble including work conveyor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】表示装置用保護部材製造方法とその装置及びこれを利用した表示装置製造方法を提供する。
【解決手段】表示装置用保護部材製造方法は、まず、保護パネルと保護クッションとを地面に対して垂直に配置し、保護クッションを保護パネルに密着させ、保護クッションを保護パネルに付着する。これによって、表示装置用保護部材製造方法は保護パネルと保護クッションとの間に異物が介されることを防止することができるため、製品の収率及び表示装置の表示特性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は表示装置用保護部材製造方法及びその装置に関するものである。
一般的に液晶表示装置は画像を表示する液晶表示パネル及び液晶表示パネルに光を提供するバックライトアセンブリを含む。液晶表示パネルは上部には液晶表示パネルを保護する保護パネルが具備される。保護パネルと液晶表示パネルとの間には衝撃を吸収する保護クッションが介される。保護クッションは一面に接着剤が塗布されて保護パネルに付着する。
保護クッションを保護パネルに付着する過程は、まず、保護クッションを作業ステージに配置した後、保護パネルを保護クッションに密着させて保護パネルに保護クッションを付着する。ここで、保護クッションは接着剤が塗布された接着面が地面に対して平行に配置され、保護パネルは保護クッションと向き合うように配置される。このように、保護クッションの接着面が地面に対して平行に配置されるため、工程過程において異物が保護クッションの接着面に容易に付着する恐れがある。
また、保護クッションを付着する過程は保護パネルと保護クッションとの間に気泡が発生を防止するために保護パネルの第1端部から第1端部と対向する第2端部に向かって進行しながら保護パネルを保護クッションに密着する。ここで、保護パネルを保護クッション側に加圧して保護クッションに密着させるため、保護パネルが瞬間的に曲がる。このように、保護クッションを付着する間、保護パネルが変形されるため、保護パネルが損傷されてしまう。特に、保護パネルの柔軟性が低く、かつ衝撃に弱い物質、例えば、ガラスのような材質からなれば、保護クッションを付着する過程において保護パネルが割れることがある。
一方、保護クッションと液晶表示パネルとの間には偏光板が介在する。偏光板の第1面は液晶表示パネルに付着し、第2面は保護クッションに付着する。偏光板を液晶表示パネルに付着する工程及び保護パネルを液晶表示パネルに付着する工程は、液晶表示パネル、偏光板及び保護パネルを地面に対して平行に配置して行われる。これによって、付着過程において異物が偏光板の一面に具備された粘着層に付着する。このため、製品の収率が低下してしまう。
韓国公開特許1999-74961号公報
本発明の目的は製品の収率を向上させることができる表示装置用保護部材製造方法を提供することにある。
また、本発明の目的は前記の表示装置用保護部材製造方法による表示装置用保護部材製造装置を提供することにある。
また、本発明の目的は前記の表示装置用保護部材製造方法を利用した表示装置製造方法を提供することにある。
発明1は、画像を表示する表示パネルを保護するための保護パネルを地面に対して垂直に立てる段階と、前記表示パネルと前記保護パネルとの間に介されて衝撃を吸収する保護クッションを前記保護パネルと向き合うように配置する段階と、前記保護パネル及び前記保護クッションが前記地面に対して垂直に配置された状態で前記保護クッションを前記保護パネルに付着する段階とを含むことを特徴とする表示装置用保護部材製造方法を提供する。
保護パネル及び保護クッションは地面に対して垂直に配置された状態で、保護クッションが保護パネルに付着される。保護パネル及び保護クッションが互いに隣接する接触面に異物が付着することを防止することができる。つまり、保護パネル及び保護クッションを地面に対して垂直に配置することで、例えば舞い上がった埃、塵等が重力により保護パネル及び保護クッションに降り積もるとしても、重力に対して概ね垂直をなす面の面積が小さく異物の付着量を減らすことができる。これにより、保護パネルと保護クッションとの間に異物が介在されることを防止し、製品の収率及び表示装置の表示特性を向上させることができる。
発明2は、発明1において、前記保護クッションを付着する段階は、前記保護クッションを前記保護パネルから適正距離に離隔させ、前記保護クッションを前記保護パネルのクッション領域に対応して配置する段階と、前記保護クッションの第1端部から前記第1端部と対向する第2端部に進行して前記クッション領域に前記保護クッションを密着させる段階とを含むことを特徴とする。
発明3は、発明2において、前記保護クッションを密着させる段階は、前記保護クッションの前記第1端部にローラを配置する段階と、前記ローラを前記保護クッションの前記第1端部から前記第2端部に移動させて前記保護クッションを前記保護パネルに密着させる段階とを含むことを特徴とする。
ローラは、保護パネルと保護クッションとの間に気泡が形成されることを防止する。
発明4は、発明3において、前記ローラが前記保護クッションの第1端部と前記第2端部との間に位置する時、前記保護クッションは前記保護パネルから約4°に傾くことを特徴とする。
勾配が前述のように4°であると、気泡が入り込まないようにスムーズに、保護クッション及び保護パネルを密着させることができる。
発明5は、発明1において、前記保護パネルを配置する段階は、真空を利用して前記保護パネルを第1真空パッドに付着する段階と、前記第1真空パッドを前記地面に対して垂直に立てる段階とを含むことを特徴とする。
発明6は、発明5において、前記保護クッションを配置する段階は、前記真空を利用して前記保護クッションを第2真空パッドに付着する段階と、前記第2真空パッドを前記地面に対して垂直に立てる段階と、前記第2真空パッドを前記第1真空パッドと向き合うように配置する段階とを含むことを特徴とする。
発明7は、発明1において、前記保護クッションを付着する段階の以前に、前記保護パネルをプラズマを利用して洗浄する段階をさらに含むことを特徴とする。
保護パネルを洗浄することで、保護パネルに異物が付着した状態で保護クッションを付着した時に生じる、異物による染みを防止することができる。よって、表示装置の表示特性を向上することができる。
発明8は、画像を表示する表示パネルを保護する保護パネルを地面に対して垂直に立てる段階と、前記表示パネルと前記保護パネルとの間に介されて衝撃を吸収する保護クッションを前記保護パネルと向き合うように配置する段階と、前記保護クッションを前記保護パネルから適正距離に離隔させながら前記保護パネルのクッション領域に対応して配置する段階と、前記保護クッションの第1端部にローラを配置する段階と、前記ローラを前記保護クッションの前記第1端部から前記第1端部と対向する第2端部側に移動させて前記保護クッションを前記保護パネルに付着する段階とを含むことを特徴とする表示装置用保護部材製造方法を提供する。
発明9は、画像を表示する表示パネルを保護する保護パネルを真空を利用してピックアップし、前記保護パネルを前記地面に対して垂直に立てる第1真空パッドと、前記表示パネルと前記保護パネルとの間に介されて衝撃を吸収する保護クッションを前記真空を利用してピックアップし、前記保護クッションを前記地面に対して垂直に立てる第2真空パッドと、回転軸が前記地面に対して垂直に配置され、一方向に回転しながら前記第2真空パッドから前記保護クッションを分離して前記保護パネルに付着するローラとを含むことを特徴とする表示装置用保護部材製造装置を提供する。
第1真空パッドは、保護パネルを地面に対して垂直に配置し、保護パネルに異物が付着するのを阻止し、保護パネルの汚染を最小化することができる。第2真空パッドは、保護クッションを地面に対して垂直に配置し、保護クッションに異物が付着することを阻止し、保護クッションの汚染を最小化することができる。
発明10は、発明9において、前記第1真空パッドは前記真空を利用して前記保護パネルを吸着する多数の第1吸入口が形成されたことを特徴とする。
発明11は、発明9において、前記第2真空パッドは前記真空を利用して前記保護クッションを吸着する多数の第2吸入口が形成されたことを特徴とする。
発明12は、発明9において、前記第1真空パッドは前記保護クッションが前記保護パネルに付着する間、前記第2真空パッドから一定の距離に離隔されることを特徴とする。
発明13は、偏光板の第1面をプラズマ処理して前記偏光板の第1面に第1凹凸パターンを形成する段階と、前記第1凹凸パターンの上面に粘着層を蒸着する段階と、前記偏光板を地面に対して垂直に立てる段階と、画像を表示する表示パネルを前記地面に対して垂直に立てる段階と、前記偏光板と前記表示パネルが前記地面に対して垂直に配置された状態で前記偏光板を前記表示パネルに固定するように前記粘着層を前記表示パネルに付着する段階とを含むことを特徴とする表示装置製造方法を提供する。
表示パネルが地面に対して垂直に立てられるため、表示パネルの偏光板との接触面に異物が付着することを防止することができる。
また、偏光板に第1凹凸パターンが形成されることによって、偏光板と粘着層との接触面積が増加するため、粘着層との結合力が向上する。具体的に、偏光板の表面をプラズマ処理して第1凹凸パターンを形成すれば、粘着層との接触面積が増加し、偏光板の表面自由エネルギーが増加する。これによって、偏光板と粘着層との結合力が向上し、偏光板と粘着層との間に異物または気泡が形成されることを防止する。
発明14は、発明13において、前記第1凹凸パターンは前記偏光板の第1面に提供されたプラズマによって前記偏光板が還元されて形成されることを特徴とする。
発明15は、発明13において、前記偏光板を垂直に立てる段階の以前に、前記第1面と向き合う前記偏光板の第2面を前記プラズマ処理して前記偏光板の第2面に第2凹凸パターンを形成する段階をさらに含むことを特徴とする。
発明16は、発明15において、前記第2凹凸パターンは前記偏光板の第2面に提供されたプラズマによって前記偏光板が還元されて形成されることを特徴とする。
発明17は、発明15において、前記プラズマ処理は常圧状態で行われることを特徴とする。
発明18は、発明15において、前記偏光板を付着する段階の以後に、保護パネルと前記表示パネルとを結合する段階をさらに含むことを特徴とする。
発明19は、発明18において、前記保護パネルと前記表示パネルとを結合する段階の以前に、前記保護パネルと前記表示パネルとの間に介されて衝撃を吸収する保護クッションを前記保護パネルに付着する段階をさらに含むことを特徴とする。
発明20は、発明19において、前記保護パネルと前記表示パネルとを結合する段階は、前記表示パネルを前記地面に対して垂直に配置する段階と、前記表示パネルと向き合うように前記保護パネルを前記地面に対して垂直に配置する段階と、前記表示パネルと前記保護パネルが垂直に配置された状態で前記保護クッションを前記偏光板の第2面に付着させる段階とを含むことを特徴とする。
保護パネル及び表示パネルは地面に対して垂直に配置された状態で、 保護パネルが表示パネルに付着される。これにより、偏光板と保護クッションとの間に異物が介在されることを防止し、製品の収率及び表示装置の表示特性を向上させることができる。
偏光板の第2面には第2凹凸パターンが形成されており、これにより偏光板と保護クッションとの結合力を高めることができる。
発明21は、発明20において、前記保護パネルと前記表示パネルは真空状態のチャンバの中で結合することを特徴とする。
真空状態で偏光板と液晶表示パネルとの結合工程が行われるため、偏光板と前記液晶表示パネルとの間に異物及び気泡が形成されることを防止する。
発明22は、発明21において、前記チャンバの中の真空圧は10−3ないし500Torrであることを特徴とする。
発明23は、画像を表示する表示パネルを真空を利用してピックアップし、前記表示パネルを前記地面に対して垂直に立てる第1真空パッドと、偏光板を前記真空を利用してピックアップし、前記偏光板を前記地面に対して垂直に立てる第2真空パッドと、回転軸が前記地面に対して垂直に配置され、一方向に回転しながら前記第2真空パッドから前記偏光板を分離して前記表示パネルに付着するローラと、を含むことを特徴とする表示装置製造装置を提供する。
第1真空パッドは、 表示パネル を地面に対して垂直に配置し、 表示パネル に異物が付着するのを阻止し、 表示パネル の汚染を最小化することができる。第2真空パッドは、 偏光板を地面に対して垂直に配置し、 偏光板に異物が付着することを阻止し、 偏光板の汚染を最小化することができる。また、ローラは、 表示パネル と 偏光板との間に気泡が形成されることを防止する。 発明24は、発明23において、前記第2真空パッドは保護クッションが付着した保護パネルをピックアップして前記保護パネルを地面に対して垂直に立て、前記ローラは前記第2真空パッドから前記保護パネルを分離して前記表示パネルに付着した前記偏光板に前記保護クッションを付着することを特徴とする。
発明25は、外部から提供される光を利用して画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの一面に具備されて前記外部から提供される光または前記表示パネルから出射される光を偏光して出射し、前記表示パネルと隣接した第1面に第1凹凸パターンが形成された偏光板と、前記偏光板の第1面に付着し、前記偏光板を前記表示パネルに付着させる粘着層とを含むことを特徴とする表示装置を提供する。
発明26は、発明25において、前記表示パネルの上部に具備されて前記表示パネルを保護する保護パネルと、前記保護パネルの一面に付着し、前記保護パネルと前記表示パネルとの間に介されて衝撃を吸収する保護クッションとをさらに含むことを特徴とする。
発明27は、発明26において、前記偏光板は前記第1面と向き合う第2面に形成された第2凹凸パターンをさらに具備し、前記保護クッションは前記偏光板の第2面に付着することを特徴とする。
上述の本発明によれば、収率を向上させることができる表示装置用保護部材製造方法を提供することができる。
以下、添付の図面を参照して本発明をより詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態による表示装置用保護部材製造装置を示した図面であり、図2は本発明に適用される保護部材と液晶表示パネルの結合関係を示した分解斜視図である。
図1及び図2参照すれば、表示装置用保護部材製造装置100では、液晶表示パネル210を保護するための保護パネル220に、衝撃を吸収する保護クッション230を付着する。前記保護パネル220は前記液晶表示パネル210の画像が表示される表示面をカバーして、前記液晶表示パネル210の損傷、例えば、スクラッチ、割れなどを防止する。
以下、図2ないし図4を参照して保護パネル220及び保護クッション230の構造に対して簡略に説明する。
図3は図2に示した保護パネルを示す斜視図であり、図4は図2に示した保護クッションを示した斜視図であり、図5は図2の切断線I−I’に沿って切断した断面図である。
図2及び図3を参照すれば、前記保護パネル220は前記液晶表示パネル210の画像が表示される表示面上に具備されて前記液晶表示パネル210を保護する。前記保護パネル220は光を透過させる透明な材質からなる基板である。特に、前記保護パネル220は外部衝撃を吸収し、前記液晶表示パネル210との距離を一定に維持するために弾性がほとんどない材質からなる。前記保護パネル220の一面には前記保護パネル220を保護する第1保護フィルム240が付着する。
図4及び図5を参照すれば、前記保護クッション230は前記保護パネル220と前記液晶表示パネル210との間に介在されて前記保護パネル220から前記液晶表示パネル210に加えられる衝撃を吸収する。すなわち、前記保護パネル220は外部の衝撃から前記液晶表示パネル210を保護するために前記液晶表示パネル210から所定の距離に離隔されて位置する。前記保護クッション230はこのような衝撃を吸収するため、前記液晶表示パネル210と前記保護パネル220間の間隔を最小化する。
前記保護クッション230はベースフィルム231及び前記ベースフィルム231の上面に形成された接着部材233を具備する。前記ベースフィルム231は光を透過させる透明な合成樹脂、例えば、ポリメチルメタクリレート(Poly Methyl Methacrylate : PMMA)からなり、前記外部衝撃を吸収する。前記接着部材233は前記ベースフィルム231の一面に具備されて前記ベースフィルム231と前記保護パネル220を結合する。すなわち、前記接着部材233は前記保護パネル220と前記ベースフィルム231との間に介在されて前記ベースフィルム231を前記保護パネル220に付着する。
前記接着部材233の一面には前記接着部材233の異物付着を防止する第2保護フィルム250が付着する。前記第2保護フィルム250は前記保護クッション230が前記保護パネル220に付着する前に前記接着部材233から除去される。
再度、図1及び図2を参照すれば、前記表示装置用保護部材製造装置100はパネル収納部110、第1真空パッド120、第1保護フィルム除去部130、プラズマ洗浄部140、クッション収納部150、第2真空パッド160、第2保護フィルム除去部170、ローラ180及びセット収納部190を含む。
前記パネル収納部110は前記保護パネル220を少なくとも一つ収納し、前記収納された保護パネル220を移送する。ここで、前記保護パネル220は前記第1保護フィルム240(図3参照)が付着した状態で前記パネル収納部110に収納される。
図6は図1に示した表示装置用保護部材製造装置を示す斜視図であり、図7は図6に示した第1真空パッドを示す斜視図である。
図6及び図7参照すれば、前記第1真空パッド120は真空を利用して前記パネル収納部110から前記保護パネル220をピックアップする。前記第1真空パッド120は前記保護パネル220が付着する面に前記保護パネル220を吸着する多数の第1吸入口121が形成される。前記保護パネル220は前記第1保護フィルム240(図3参照)が付着した面と対向する面が前記第1真空パッド120と隣接する。
前記第1真空パッド120は作業テーブル300に連結され、前記作業テーブル300は一方向に回転して前記第1真空パッド120の位置を調節するようなテーブルからなる。前記第1真空パッド120では、地面に対する前記多数の第1吸入口121が形成された面の勾配が調節される。例えば、前記第1真空パッド120と前記作業テーブル300をヒンジにより連結して、前記第1真空パッド120の勾配を調節する。
このように、前記第1真空パッド120は前記地面に対する勾配が調節されるため、前記保護パネル220を前記地面に対して垂直に配置することができる。このように、前記第1真空パッド120は、保護パネル220を地面に対して垂直に配置し、前記保護パネル220に異物が付着するのを阻止し、保護パネル220の汚染を最小化することができる。
図1及び図6を参照すれば、前記第1保護フィルム除去部130は前記第1真空パッド120に付着した前記保護パネル220から前記第1保護フィルム240(図3参照)を除去する。すなわち、前記保護パネル220は前記第1保護フィルム240が付着した状態で前記第1真空パッド120に付着する。前記作業テーブル300が一方向に回転して前記保護パネル220が付着した前記第1真空パッド120が前記第1保護フィルム除去部130側に移動すれば、前記第1保護フィルム除去部130は前記保護パネル220から前記第1保護フィルム240を分離する。
前記プラズマ洗浄部140は前記第1保護フィルム240が除去された前記保護パネル220の表面を洗浄する。すなわち、前記保護パネル220に異物が付着した状態で前記保護クッション230を付着すれば、前記異物が染みとして認知されて表示装置の表示特性が低下する。これを防止するために前記プラズマ洗浄部140はプラズマを利用して前記保護パネル220の前記保護クッション230が付着する面を洗浄する。前記プラズマを利用して対象物を洗浄する方法では前記対象物表面の異物をプラズマ内に存在する活性粒子と反応させて除去する方法及び前記対象物の表面に高エネルギーイオンを衝突させて前記異物を除去する方法がある。
一方、前記保護クッション230は前記クッション収納部150に収納される。前記クッション収納部150は前記第2保護フィルム250(図4参照)が付着した前記保護クッション230を少なくとも一つ収納する。
図8は図6に図示された第2真空パッド及びローラを示す斜視図である。
図6及び図8を参照すれば、前記第2真空パッド160は前記真空を利用して前記クッション収納部150から前記保護クッション230をピックアップする。前記第2真空パッド160は前記保護クッション230が付着する面に前記保護クッション230を吸着する多数の第2吸入口161が形成される。ここで、前記第2真空パッド160は前記保護クッション230の前記ベースフィルム231と隣接する。
前記第2真空パッド160では、前記地面に対する前記多数の第2吸入口161が形成された面の勾配が調節される。これによって、前記第2真空パッド160に付着した前記保護クッション230は、前記第2真空パッド160の勾配に応じて前記地面に対する勾配が調節される。
このように、前記第2真空パッド160は前記地面に対する勾配が調節されるため、前記保護クッション230を前記地面に対して垂直に配置することができる。このように、前記第2真空パッド160は、前記保護クッション230を前記地面に対して垂直に配置し、前記保護クッション230に異物が付着することを阻止し、前記保護クッション230の汚染を最小化することができる。
再び、図1及び図6を参照すれば、前記第2保護フィルム除去部170は前記保護クッション230に付着した前記第2保護フィルム250(図4参照)を除去する。すなわち、前記第2真空パッド160は前記第2保護フィルム250が付着した前記保護クッション230をピックアップする。前記第2保護フィルム除去部170は前記第2真空パッド160に付着した前記保護クッション230から前記第2保護フィルム250を分離する。
前記ローラ180は、その回転軸が前記地面に対して垂直に配置されており、前記第2真空パッド160の一側に配置されて前記保護クッション230を前記保護パネル220に付着する。すなわち、前記ローラ180は、一方向に回転して前記保護クッション220の第1端部230aから前記第1端部230aと対向する第2端部230bに向かって進行しながら、前記保護クッション220を前記第2真空パッド160から分離し、前記保護クッション230を前記保護パネル220側に密着させて前記保護クッション230を前記保護パネル220に付着する。ここで、前記保護クッション230は前記保護パネル220より柔軟性が高いフィルムからなるので、前記保護パネル220より変形が容易である。これによって、前記表示装置用保護部材の製造装置100では、前記保護クッション230を付着する過程において前記保護パネル220の損傷を防止することができるため、製品の収率を向上させることができる。
前記ローラ180が前記保護クッション230を前記保護パネル220に付着する過程は後述する図12及び図13で具体的に説明する。
一方、前記保護クッション230が付着した前記保護パネル220は、前記セット収納部190に収納される。すなわち、前記保護パネル220に前記保護クッション230が付着すれば、前記第1真空パッド120は、前記保護クッション230が付着した前記保護パネル220を移送ベルト(図示しない)に移送する。前記移送ベルトは前記保護パネル220を前記セット収納部190に移送し、前記セット収納部190は前記保護パネル220を少なくとも一つ以上積載する。また、前記セット収納部190は前記保護クッション230が付着した前記保護パネル220を外部に移送する。
以下、図面を参照して前記保護パネル220に前記保護クッション230を付着する方法を具体的に説明する。
図9は本発明の一実施形態による表示装置用保護部材製造方法を示すフローチャートである。
図1、図2及び図9を参照すれば、前記第1真空パッド120は前記パネル収納部110に収納された前記保護パネル220をピックアップし、前記保護パネル220を前記地面に対して垂直に立てる(段階S110)。前記保護パネル220を配置する過程は後述する図10で具体的に説明する。
前記第2真空パッド160は前記クッション収納部150に収納された前記保護クッション230をピックアップし、前記保護クッション230を前記保護パネル220と向き合うように配置する(段階S120)。前記保護クッション230を配置する過程は後述する図11で具体的に説明する。
前記保護パネル220及び前記保護クッション230が垂直に配置された状態で、前記ローラ180は一方向に回転して前記保護クッション230を前記保護パネル220に付着する(段階S130)。前記保護クッション230を付着する過程は後述する図12で具体的に説明する。
引き続き、前記セット収納部190は前記保護クッション230が付着した前記保護パネル220を収納して移送する(段階S140)。
このように、前記表示装置用保護部材製造装置100は前記保護パネル220及び前記保護クッション230を前記地面に対して垂直に配置して前記保護クッション230を前記保護パネル220に付着する。これによって、前記表示装置用保護部材製造装置100は前記保護パネル220と前記保護クッション230が互いに隣接する接触面に異物が付着することを防止することができるため、表示装置の表示特性を向上させることができる。つまり、保護パネル220及び保護クッション230を前記地面に対して垂直に配置することで、例えば舞い上がった埃、塵等が重力により保護パネル220及び保護クッション230等に降り積もるとしても、重力に対して概ね垂直をなす面の面積が小さく異物の付着量を減らすことができる。
図10は図9に示した保護パネルを配置する過程を示すフローチャートである。
図1、図6及び図10を参照すると、まず、前記第1真空パッド120は前記真空を利用して前記パネル収納部110に収納された前記保護パネル220を吸着する(段階S111)。
続いて、前記第1真空パッド120が前記地面に対して垂直に配置される。これによって、前記第1真空パッド120に付着した前記保護パネル220が前記地面に対して垂直に配置される(段階S113)。
前記第1保護フィルム除去部130は前記保護パネル220に付着した前記第1保護フィルム240(図3参照)を除去する(段階S115)。
前記プラズマ洗浄部140は前記第1保護フィルム240が除去された前記保護パネル220を前記プラズマを利用して洗浄する(段階S117)。ここで、前記保護パネル220は前記プラズマ洗浄部140によって洗浄された面に前記保護クッション230が付着する。
図11は図9に示した保護クッションを配置する過程を示すフローチャートである。
図1、図6及び図11を参照すると、まず、前記第2真空パッド160は前記真空を利用して前記クッション収納部150に収納された前記保護クッション230をピックアップする(段階S121)。
次に、前記第2真空パッド160が前記地面に対して垂直に配置される。これによって、前記第2真空パッド160に垂直に付着した前記保護クッション230が前記地面に対して垂直に配置される(段階S123)。
前記第2保護フィルム除去部170は前記第2真空パッド160に付着した前記保護クッション230から前記第2保護フィルム250を除去する(段階S125)。
前記第2真空パッド160を前記第1真空パッド120と互いに向き合うように配置する。これによって、前記保護パネル220と前記保護クッション230が互いに向き合って配置される(段階S127)。ここで、前記保護パネル220及び前記保護クッション230は前記地面に対して垂直に配置され、前記保護クッション230は前記保護パネル220から所定の距離に離隔されて配置される。
図12は図9に示した保護クッションを付着する過程を示すフローチャートであり、図13は図6に示した保護クッションを保護パネルに付着する工程を示す平面図である。図13は図6に図示された前記第1真空パッド120、前記第2真空パッド160及び前記ローラ180を上側から見た平面図である。
図12及び図13を参照すると、まず、前記保護パネル220及び前記保護クッション230が垂直に配置された状態で、前記第2真空パッド160は位置を調節して前記保護クッション230を前記保護パネル220のクッション領域CAに対応するように配置する(段階S131)。ここで、前記保護パネル220の前記クッション領域CAは前記保護クッション230が付着する領域である。
次に、前記ローラ180を前記第2真空パッド160の一側、すなわち、前記保護クッション230の第1端部230a側に配置する(段階S133)。
次に、前記ローラ180を一方向に回転させて前記保護クッション230を前記保護パネル220に密着させる(段階S135)。すなわち、前記ローラ180は一方向に回転しながら前記保護クッション230の前記第1端部230aから前記第2端部230bに移動しながら前記保護クッション230を前記保護パネル220に密着させる。これによって、前記ローラ180は、端部から順に気泡を除去するように保護クッション230と保護パネル220とを密着させるため、前記保護パネル220と前記保護クッション230との間に気泡が形成されることを防止することができる。
ここで、前記ローラ180は前記保護クッション230と前記第2真空パッド160との間を通過する。これによって、前記保護クッション230が前記第2真空パッド160から分離される。前記ローラ180は前記保護クッション230を前記第2真空パッド160から分離させ、前記保護クッション230を前記保護パネル220に密着させる。
すなわち、前記ローラ180は前記保護クッション230を前記第2真空パッド160から分離し、同時に前記保護クッション230を前記保護パネル220側に加圧して前記保護パネル220に密着する。ここで、前記保護クッション230の前記接着部材233が前記保護パネル220に密着されるため、前記保護クッション230が前記保護パネル220に付着する。
これによって、前記保護クッション230は前記ローラ180によって前記第2真空パッド160から分離された部分が前記保護パネル220に付着し、前記第2真空パッド160から分離されない部分は前記第2真空パッド160に付着する。このように、前記保護クッション230は前記保護パネル220に付着する過程において一部分は前記第2真空パッド160に付着し、残りの一部分は前記保護パネル220に付着する。これによって、前記保護クッション230は前記保護パネル220に付着する過程において一時的にしなる。
ここで、前記第2真空パッド160は前記第1真空パッド120から適正距離に離隔されて前記ローラ180が移動することができる十分な空間を確保し、前記保護クッション230が前記保護パネル220に安定的に付着しない状態で前記第2真空パッド160から分離されることを防止する。
この実施形態において、前記保護クッション230が前記保護パネル220に付着する過程において前記保護クッション230が一時的にしなる時、前記保護パネル220に対する前記保護クッション230の勾配(θ)は約4°であるが、前記保護クッション230の勾配(θ)は前記真空による前記第1及び第2真空パッド120、160の吸入力及び前記ローラ180の直径によって変更されることができる。勾配が前述のように4°であると、気泡が入り込まないようにスムーズに、保護クッション230及び保護パネル220を密着させることができる。
ここで、前記保護パネル220に対する前記保護クッション230の勾配(θ)は前記第1真空パッド120と前記第2真空パッド160の距離によって調節される。
このように、前記ローラ180は前記保護クッション230を加圧して前記保護パネル220に付着する。前記保護クッション230は前記保護パネル220よりも柔軟性が高いフィルムからなるため、前記保護パネル220より変形が容易である。従って、前記表示装置用保護部材製造装置100は前記保護クッション230を付着する過程において前記保護パネル220の損傷を防止することができるため、製品の収率を向上させることができる。
図14は本発明の一実施形態による液晶表示装置を示した分解斜視図であり、図15は図14のII−II’に沿って切断した断面図である。
図14及び図15を参照すれば、本発明の液晶表示装置400は液晶表示パネル210、保護パネル220、 偏光板410、粘着層420及び保護クッション430を含む。この実施形態において、前記液晶表示パネル210と前記保護パネル220は図2示した液晶表示パネル210及び保護パネル220と同一の構成を有することから、参照番号を併記し、その重複された説明は省略する。
前記液晶表示パネル210は互いに向き合って結合した二つの基板211、212及び前記二つの基板211、212との間に介された液晶層(図示しない)を具備する。前記液晶層は前記二つの基板211、212に形成された電界によって光の透過率を調節して画像を表示する。前記保護パネル220は前記液晶表示パネル210の前記画像が表示される表示面をカバーして前記液晶表示パネル210の損傷を防止する。
前記偏光板410は前記液晶表示パネル210の表示面に具備され、前記液晶表示パネル210か出射される光を偏光する。前記粘着層420は前記偏光板410と前記液晶表示パネル210との間に介されて前記偏光板410を前記液晶表示パネル210に付着する。前記偏光板410は前記液晶表示パネル210と接した第1面に前記粘着層420との結合力を向上させる第1凹凸パターン411が形成される。すなわち、前記偏光板410は前記第1凹凸パターン411によって前記粘着層420との接触面積が増加するため、前記粘着層420との結合力が向上する。
図示しないが、前記液晶表示装置400は前記液晶表示パネル210の下面に別途の偏光板をさらに具備する。前記液晶表示パネル210の下面に付着した偏光板は前記表示面に付着した偏光板410と同様に前記液晶表示パネル210と隣接する面に前記第1凹凸パターン411が形成されることもできる。
前記偏光板410と前記保護パネル220との間には前記保護クッション430が介される。前記保護クッション430はベースフィルム231、前記ベースフィルム231の上面に形成された第1接着部材233及び前記ベースフィルム231の下面に形成された第2接着部材431を含む。この実施形態において、前記ベースフィルム231と前記第1接着部材233は、図5に示したベースフィルム231及び接着部材233と同一の構成を有するため、参照番号を併記し、その重複された説明は省略する。
前記第1接着部材233は前記保護パネル220と前記ベースフィルム231との間に介されて前記ベースフィルム231を前記保護パネル220に付着し、前記第2接着部材431は前記ベースフィルム231と前記偏光板410との間に介されて前記ベースフィルム231を前記偏光板410に付着する。これによって、前記液晶表示パネル210と前記保護パネル220が互いに結合する。
前記偏光板410は、前記第2接着部材431と隣接する第2面に前記第2接着部材431との結合力を向上させる第2凹凸パターン412が形成される。すなわち、前記偏光板410は前記第2凹凸パターン412によって前記第2接着部材431との接触面積が増加するため、前記第2接着部材431との結合力が向上する。
以下、図面を参照して前記液晶表示装置400の製造過程を具体的に説明する。
図16は本発明の一実施形態による液晶表示装置製造方法を示すフローチャートである。
図15及び図16を参照すれば、まず、前記偏光板410の第1面に前記第1凹凸パターン411を形成し(段階S210)、前記偏光板410の第2面に前記第2凹凸パターン412を形成する(段階S220)。前記第1凹凸パターン411を形成する過程は後述する図17ないし図19で具体的に説明する。なお、第1凹凸パターン411及び第2凹凸パターン412の形成順は順不同である。
前記第1凹凸パターン411が形成された前記偏光板410の第1面に前記粘着層420を付着した後(段階S230)、前記偏光板410を前記液晶表示パネル210に付着する(段階S240)。本発明の一例として、前記偏光板410を前記液晶表示パネル210に付着する工程は図1に示した表示装置用保護部材製造装置100によって行われ、前記偏光板410を付着する過程は後述する図22及び図23で具体的に説明する。
次に、前記保護パネル220を前記液晶表示パネル210に結合させる(段階S250)。本発明の一例として前記保護パネル220と前記液晶表示パネル210とを結合する工程は図1に示した表示装置用保護部材製造装置100によって行われ、前記保護パネル220と前記液晶表示パネル210の結合過程は後述する図24で具体的に説明する。
図17は図15に示した偏光板を製造する偏光板製造装置を示す平面図である。
図15及び図17を参照すれば、偏光板製造装置500は一方向に回転する回転ステージ510、多数のピックアップ部520、530、540、550、第1カセット560、プラズマ処理部570、粘着層付着部580及び第2カセット590を含む。
前記ピックアップ部520、530、540、550は前記回転ステージ510に結合した第1ないし第4ピックアップ部520、530、540、550からなり、前記第1ないし第4ピックアップ部520、530、540、550は互いに離隔されて位置する。前記第1ないし第4ピックアップ部520、530、540、550は前記回転ステージ510のエッジ部分に位置し、2個ずつ互いに向き合うように配置される。前記第1ないし第4ピックアップ部520、530、540、550は真空圧を利用して前記第1カセット560から前記偏光板410をピックアップする。ここで、前記第1カセット560には前記第1及び第2凹凸パターン411、412が形成される以前の状態の偏光板410が収納される。
本発明の一例として、前記第1ないし第4ピックアップ部520、530、540、550のそれぞれは図6に示した第1真空パッド120と同一の構造を有する。したがって、これに対する具体的な説明は省略する。
前記回転ステージ510の外側には前記第1カセット560、前記プラズマ処理部570、前記粘着層付着部580及び前記第2カセット590が互いに離隔されて位置し、前記回転ステージ510は前記第1カセット560、前記プラズマ処理部570、前記粘着層付着部580及び前記第2カセット590によって定義される領域の中に位置する。前記プラズマ処理部570は前記偏光板410をプラズマ処理して前記第1及び第2凹凸パターン411、412を形成し、前記粘着層付着部580は前記第1及び第2凹凸パターン411、412が形成された偏光板410に前記粘着層420を付着し、前記第2カセット590は前記粘着層420が付着した前記偏光板410を収納する。
例えば、前記第1ピックアップ部520が前記第1カセット560から前記偏光板410をピックアップすれば、前記回転ステージ510を回転させて前記第1ピックアップ部520と前記プラズマ処理部570が向き合うように配置する。前記プラズマ処理部570が前記偏光板410に前記第1及び第2凹凸パターン411、412を形成すれば、前記回転ステージ510を回転させて前記第1ピックアップ部520を前記粘着層付着部580側に移動させ、前記粘着層付着部580は前記第1ピックアップ部520に付着した前記偏光板410に前記粘着層420を付着する。再び、前記回転ステージ510を回転させて前記第1ピックアップ部520を前記第2カセット590側に移動させ、前記第1ピックアップ部520は前記偏光板410を前記第2カセット590に安着させる。
以下、図面を参照して前記プラズマ処理部570によって前記第1及び第2凹凸パターンを形成する過程を具体的に説明する。
図18は図15に示した偏光板に第1凹凸パターンを形成する工程を示す図面であり、図19は図15に示した偏光板がプラズマ処理されて第1凹凸パターンが形成される原理を示す図面である。
図17ないし図19を参照すれば、前記プラズマ処理部570はプラズマPを発生するスリット部571と前記スリット部571にプラズマガスを提供するガス供給管573とを含む。図示しないが、前記スリット部571は前記プラズマガスを前記プラズマPに形成するための電圧が印加される電極を具備している。ここで、前記プラズマガスは窒素、アルゴン、酸素、空気などを含む。前記ガス供給管573から提供された前記プラズマガスは前記電極が離隔された空間の間に流入され、前記電極に印加された電圧によって前記プラズマPが発生する。
前記スリット部571は前記第1ないし第4ピックアップ部520、530、540、550のうちのいずれか一つと向き合い、前記スリット部571から発生された前記プラズマPは前記スリット部571と向き合うピックアップ部に提供される。一例として、前記スリット部571が前記第1ピックアップ部520と向き合う場合、前記スリット部571から発生された前記プラズマPは前記第1ピックアップ部520に吸着された偏光板410に提供される。前記スリット部571は前記偏光板410の第1端部から前記第1端部と向き合う第2端部に移動しながら前記プラズマPを前記偏光板410に提供する。この時、前記スリット部571は前記偏光板410との距離を一定に維持する。
前記偏光板410は前記スリット部571と隣接する面が前記プラズマ処理されて該当の面に凹凸パターンが形成される。例えば、前記偏光板410の第1面が前記スリット部571によって前記プラズマ処理されれば、前記第1凹凸パターン411(図15参照)が形成される。本発明の一例として、前記第1及び第2凹凸パターン411、412(図15参照)を形成するための前記偏光板410のプラズマ処理は常圧状態で行われる。
具体的に、前記偏光板410はポリメチルメタクリルレート(Poly Methyl Methacrylate : PMMA)のように樹脂材質からなり、炭素を含む。図19に示したように、前記スリット部571から前記プラズマPが前記偏光板410の第1面に提供されれば、前記偏光板410の第1面の炭素及び水素と前記プラズマPの酸素が結合する。
前記プラズマ処理が完了されれば、前記偏光板410の炭素と前記プラズマPの酸素が反応して二酸化炭素が形成されるか、前記偏光板410を形成する炭素と前記プラズマPの酸素との結合が切れ、これによって、前記偏光板410の第1面が活性化される。前記偏光板410の炭素が前記プラズマPの酸素と結合して前記二酸化炭素に還元された部分RAは除去され、前記プラズマP酸素との結合が切れた部分SAは除去されないので、前記第1凹凸パターン411(図15参照)が形成される。ここで、前記プラズマP酸素との結合が切れた部分SAは外部物質との結合力が増加するので、前記粘着層420(図15参照)との結合力が向上し、前記偏光板410と前記粘着層420と間の結合力が向上する。
このように、前記偏光板410の表面をプラズマ処理して前記第1凹凸パターン411を形成すれば、前記粘着層420との接触面積が増加し、前記偏光板410の表面自由エネルギーが増加する。これによって、前記偏光板410と前記粘着層420との結合力が向上し、前記偏光板410と前記粘着層420との間に異物または気泡が形成されることを防止する。
一方、前記第2凹凸パターン412は前記第1凹凸パターン411と同様に前記偏光板410の第2面を前記プラズマ処理して形成する。この実施形態において、前記第2凹凸パターン412を形成する過程は前記第1凹凸パターン411の形成過程と同一であるので、以下、前記第2凹凸パターン412の形成過程に対する具体的な説明は省略する。
図20はプラズマ処理されたフィルムの水滴との接触角度を示すグラフである。
図20では、窒素ガス流量が増加してプラズマ処理量が増加するにつれて、水滴LDのフィルムFLの表面に対する接触角度が減少することが示されている。このように、図20に示されるように、樹脂材質からなるフィルムFLの表面をプラズマ処理すれば、前記フィルムFLの表面と前記水滴LD間の接触角度が減少する。これによって、前記フィルムFLと前記水滴LDが互いに接触される面積が増加する。すなわち、プラズマと前記フィルムFLとの反応を通じて前記フィルムFLの表面自由エネルギーが増加するので、前記水滴LDと前記フィルムFLの接触面積が増加して前記水滴LDと前記フィルムFL間の密着力が向上する。このように、前記偏光板410(図15参照)のような樹脂材質のフィルムは表面がプラズマ処理されれば、表面自由エネルギーが増加して外部物質との密着力が向上する。
ここで、前記外部物質との密着程度は前記プラズマ処理の時、利用される窒素ガスの流量によって変わる。すなわち、前記窒素ガスの流量が増加すれば増加するほど前記フィルムFLの表面と前記水滴LDが互いに接触される面積が増加する。
図21はプラズマ処理時間による表面エネルギー変化を示すグラフである。
図21を参照すれば、図21は極性を有する第1物質PMと極性を有しない第2物質NPM及び自由エネルギーを有する第3物質FEM別に表面自由エネルギー量とプラズマ処理時間との関係を示す。具体的には、前記第1ないし第3物質PM、NPM、FEMは0秒から約30秒までは表面自由エネルギーが急激に増加するが、約60秒以後からは表面自由エネルギーが小幅上昇または減少する。
このように、表面自由エネルギーはプラズマ処理時間が適正時間を超過すれば、その量の変化がほとんどない。したがって、前記第1及び第2凹凸パターン411、412(図15参照)形成の時、前記偏光板410(図15参照)の第1及び第2面をそれぞれ約30秒ないし約60秒の間プラズマ処理する。
図22は図16に示した液晶表示パネルと偏光板の結合過程を示すフローチャートであり、図23は図14に示した偏光板を液晶表示パネルに付着する工程を示す平面図である。
図1、図22及び図23を参照すると、まず、前記表示装置用保護部材製造装置100の第1真空パッド120が真空を利用して前記液晶表示パネル210をピックアップする(段階S241)。
前記液晶表示パネル210が吸着された前記第1真空パッド120を地面に対して垂直に配置させて前記液晶表示パネル210を前記地面に対して垂直に配置する(段階S242)。
前記表示装置用保護部材製造装置100の第2真空パッド160が前記粘着層420が付着した前記偏光板410を真空を利用してピックアップする(段階S243)。この時、前記第2真空パッド160は前記粘着層420が付着していない前記偏光板410の第2面を吸着する。
前記偏光板410が吸着された前記第2真空パッド160を前記第1真空パッド120と向き合うように前記地面に対して垂直に配置させて前記偏光板410を前記液晶表示パネル210と向き合うように垂直に配置する(段階S244)。
前記液晶表示パネル210と前記偏光板410が垂直に配置された状態で前記表示装置用保護部材製造装置100のローラ180を前記偏光板410の第1端部410aに配置させる(段階S245)。
前記ローラ180が回転しながら前記第1端部410aから前記偏光板410の第2端部410bに移動して前記偏光板410を前記第2真空パッド160から分離すると同時に前記液晶表示パネル210に密着させる(段階S246)。これによって、前記偏光板410が前記液晶表示パネル210に付着する。
本発明の一例として、前記偏光板410と前記液晶表示パネル210の結合工程が行われる間に前記偏光板410と前記液晶表示パネル210の結合工程が行われるチャンバ500の内部は真空状態を維持する。この時、前記チャンバ500の内部の真空圧は約10−3ないし500Torrである。
このように、前記偏光板410と前記液晶表示パネル210は前記地面に対して垂直に配置された状態で付着し、真空状態で前記偏光板410と前記液晶表示パネル210との結合工程が行われる。これによって、前記偏光板410と前記液晶表示パネル210との間に異物及び気泡が形成されることを防止する。
図24は図16に示した液晶表示パネルと保護パネルの結合過程を示したフローチャートである。
図1、図15及び図24を参照すると、まず、前記第1真空パッド120が前記偏光板410が付着した前記液晶表示パネル210を真空を利用してピックアップする(段階S251)。
前記液晶表示パネル210が吸着された前記第1真空パッド120を地面に対して垂直に配置させて前記液晶表示パネル210を前記地面に対して垂直に配置する(段階S252)。
前記第2真空パッド160が前記保護クッション430が付着した前記保護パネル220を真空を利用してピックアップする(段階S253)。
前記保護パネル220が吸着された前記第2真空パッド160を前記第1真空パッド120と向き合うように前記地面に対して垂直に配置させて前記保護パネル220を前記液晶表示パネル210と向き合うように垂直に配置する(段階S254)。
前記液晶表示パネル210と前記偏光板410が垂直に配置された状態で前記ローラ180を前記保護パネル220の一端部に配置させる(段階S255)。
前記ローラ180を回転させて前記保護パネル220を前記第2真空パッド160から分離すると同時に前記液晶表示パネル210に密着させる(段階S256)。これによって、前記保護パネル220が前記液晶表示パネル210と結合する。
以上、実施形態を参照して説明したが、該当技術分野の熟練された当業者は特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができるのを理解できるであろう。
本発明の一実施形態に係わる表示装置用保護部材製造装置を示す図面である。 本発明に適用される保護部材と液晶表示パネルとの結合関係を示した分解斜視図である。 図2に示した保護パネルを示す斜視図である。 図2に示した保護クッションを示した斜視図である。 図2のI‐I'に沿って切断した断面図である。 図1に示した保護部材製造装置を示す斜視図である。 図6に示した第1真空パッドを示す斜視図である。 図6に示した第2真空パッド及びローラを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係わる表示装置用保護部材製造方法を示すフローチャートである。 図9に示した保護パネルを配置する過程を示すフローチャートである。 図9に示した保護クッションを配置する過程を示すフローチャートである。 図9に示した保護クッションを付着する過程を示すフローチャートである。 図6に示した保護クッションを保護パネルに付着する工程を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係わる液晶表示装置を示す分解斜視図である。 図14のII‐II'に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態に係わる液晶表示装置製造方法を示すフローチャートである。 図15に示した偏光板を製造する偏光板製造装置を示す平面図である。 図15に示した偏光板に第1凹凸パターンを形成する工程を示す図である。 図15に示した偏光板がプラズマ処理されて第1凹凸パターンが形成される原理を示す図である。 プラズマ処理されたフィルムの水滴との接触角度を示すグラフである。 プラズマ処理時間に係わる表面エネルギー変化を示すグラフである。 図16に示した液晶表示パネルと偏光板の結合過程を示すフローチャートである。 図14に示した偏光板を液晶表示パネルに付着する工程を示す平面図である。 図16に示した液晶表示パネルと保護パネルの結合過程を示すフローチャートである。
符号の説明
100 表示装置用保護部材製造装置
110 パネル収納部
120 第1真空パッド
130 第1保護フィルム除去部
140 プラズマ洗浄部
150 クッション収納部
160 第2真空パッド
170 第2保護フィルム除去部
180 ローラ
190 セット収納部
210 液晶表示パネル
220 保護パネル
230 保護クッション

Claims (27)

  1. 画像を表示する表示パネルを保護するための保護パネルを地面に対して垂直に立てる段階と、
    前記表示パネルと前記保護パネルとの間に介されて衝撃を吸収する保護クッションを前記保護パネルと向き合うように配置する段階と、
    前記保護パネル及び前記保護クッションが前記地面に対して垂直に配置された状態で前記保護クッションを前記保護パネルに付着する段階とを含むことを特徴とする表示装置用保護部材製造方法。
  2. 前記保護クッションを付着する段階は、
    前記保護クッションを前記保護パネルから適正距離に離隔させ、前記保護クッションを前記保護パネルのクッション領域に対応して配置する段階と、
    前記保護クッションの第1端部から前記第1端部と対向する第2端部に進行して前記クッション領域に前記保護クッションを密着させる段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置用保護部材製造方法。
  3. 前記保護クッションを密着させる段階は、
    前記保護クッションの前記第1端部にローラを配置する段階と、
    前記ローラを前記保護クッションの前記第1端部から前記第2端部に移動させて前記保護クッションを前記保護パネルに密着させる段階とを含むことを特徴とする請求項2に記載の表示装置用保護部材製造方法。
  4. 前記ローラが前記保護クッションの第1端部と前記第2端部との間に位置する時、前記保護クッションは前記保護パネルから約4°に傾くことを特徴とする請求項3に記載の表示装置用保護部材製造方法。
  5. 前記保護パネルを配置する段階は、
    真空を利用して前記保護パネルを第1真空パッドに付着する段階と、
    前記第1真空パッドを前記地面に対して垂直に立てる段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置用保護部材製造方法。
  6. 前記保護クッションを配置する段階は、
    前記真空を利用して前記保護クッションを第2真空パッドに付着する段階と、
    前記第2真空パッドを前記地面に対して垂直に立てる段階と、
    前記第2真空パッドを前記第1真空パッドと向き合うように配置する段階とを含むことを特徴とする請求項5に記載の表示装置用保護部材製造方法。
  7. 前記保護クッションを付着する段階の以前に、
    前記保護パネルをプラズマを利用して洗浄する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置用保護部材製造方法。
  8. 画像を表示する表示パネルを保護する保護パネルを地面に対して垂直に立てる段階と、
    前記表示パネルと前記保護パネルとの間に介されて衝撃を吸収する保護クッションを前記保護パネルと向き合うように配置する段階と、
    前記保護クッションを前記保護パネルから適正距離に離隔させながら前記保護パネルのクッション領域に対応して配置する段階と、
    前記保護クッションの第1端部にローラを配置する段階と、
    前記ローラを前記保護クッションの前記第1端部から前記第1端部と対向する第2端部側に移動させて前記保護クッションを前記保護パネルに付着する段階とを含むことを特徴とする表示装置用保護部材製造方法。
  9. 画像を表示する表示パネルを保護する保護パネルを真空を利用してピックアップし、前記保護パネルを前記地面に対して垂直に立てる第1真空パッドと、
    前記表示パネルと前記保護パネルとの間に介されて衝撃を吸収する保護クッションを前記真空を利用してピックアップし、前記保護クッションを前記地面に対して垂直に立てる第2真空パッドと、
    回転軸が前記地面に対して垂直に配置され、一方向に回転しながら前記第2真空パッドから前記保護クッションを分離して前記保護パネルに付着するローラとを含むことを特徴とする表示装置用保護部材製造装置。
  10. 前記第1真空パッドは前記真空を利用して前記保護パネルを吸着する多数の第1吸入口が形成されたことを特徴とする請求項9に記載の表示装置用保護部材製造装置。
  11. 前記第2真空パッドは前記真空を利用して前記保護クッションを吸着する多数の第2吸入口が形成されたことを特徴とする請求項9に記載の表示装置用保護部材製造装置。
  12. 前記第1真空パッドは前記保護クッションが前記保護パネルに付着する間、前記第2真空パッドから一定の距離に離隔されることを特徴とする請求項9に記載の表示装置用保護部材製造装置。
  13. 偏光板の第1面をプラズマ処理して前記偏光板の第1面に第1凹凸パターンを形成する段階と、
    前記第1凹凸パターンの上面に粘着層を蒸着する段階と、
    前記偏光板を地面に対して垂直に立てる段階と、
    画像を表示する表示パネルを前記地面に対して垂直に立てる段階と、
    前記偏光板と前記表示パネルが前記地面に対して垂直に配置された状態で前記偏光板を前記表示パネルに固定するように前記粘着層を前記表示パネルに付着する段階とを含むことを特徴とする表示装置製造方法。
  14. 前記第1凹凸パターンは前記偏光板の第1面に提供されたプラズマによって前記偏光板が還元されて形成されることを特徴とする請求項13に記載の表示装置製造方法。
  15. 前記偏光板を垂直に立てる段階の以前に、
    前記第1面と向き合う前記偏光板の第2面を前記プラズマ処理して前記偏光板の第2面に第2凹凸パターンを形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の表示装置製造方法。
  16. 前記第2凹凸パターンは前記偏光板の第2面に提供されたプラズマによって前記偏光板が還元されて形成されることを特徴とする請求項15に記載の表示装置製造方法。
  17. 前記プラズマ処理は常圧状態で行われることを特徴とする請求項15に記載の表示装置製造方法。
  18. 前記偏光板を付着する段階の以後に、
    保護パネルと前記表示パネルとを結合する段階をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の表示装置製造方法。
  19. 前記保護パネルと前記表示パネルとを結合する段階の以前に、
    前記保護パネルと前記表示パネルとの間に介されて衝撃を吸収する保護クッションを前記保護パネルに付着する段階をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の表示装置製造方法。
  20. 前記保護パネルと前記表示パネルとを結合する段階は、
    前記表示パネルを前記地面に対して垂直に配置する段階と、
    前記表示パネルと向き合うように前記保護パネルを前記地面に対して垂直に配置する段階と、
    前記表示パネルと前記保護パネルが垂直に配置された状態で前記保護クッションを前記偏光板の第2面に付着させる段階とを含むことを特徴とする請求項19に記載の表示装置製造方法。
  21. 前記保護パネルと前記表示パネルは真空状態のチャンバの中で結合することを特徴とする請求項20に記載の表示装置製造方法。
  22. 前記チャンバの中の真空圧は10−3ないし500Torrであることを特徴とする請求項21に記載の表示装置製造方法。
  23. 画像を表示する表示パネルを真空を利用してピックアップし、前記表示パネルを前記地面に対して垂直に立てる第1真空パッドと、
    偏光板を前記真空を利用してピックアップし、前記偏光板を前記地面に対して垂直に立てる第2真空パッドと、
    回転軸が前記地面に対して垂直に配置され、一方向に回転しながら前記第2真空パッドから前記偏光板を分離して前記表示パネルに付着するローラと、を含むことを特徴とする表示装置製造装置。
  24. 前記第2真空パッドは保護クッションが付着した保護パネルをピックアップして前記保護パネルを地面に対して垂直に立て、前記ローラは前記第2真空パッドから前記保護パネルを分離して前記表示パネルに付着した前記偏光板に前記保護クッションを付着することを特徴とする請求項23に記載の表示装置製造装置。
  25. 外部から提供される光を利用して画像を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの一面に具備されて前記外部から提供される光または前記表示パネルから出射される光を偏光して出射し、前記表示パネルと隣接した第1面に第1凹凸パターンが形成された偏光板と、
    前記偏光板の第1面に付着し、前記偏光板を前記表示パネルに付着させる粘着層とを含むことを特徴とする表示装置。
  26. 前記表示パネルの上部に具備されて前記表示パネルを保護する保護パネルと、
    前記保護パネルの一面に付着し、前記保護パネルと前記表示パネルとの間に介されて衝撃を吸収する保護クッションとをさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の表示装置。
  27. 前記偏光板は前記第1面と向き合う第2面に形成された第2凹凸パターンをさらに具備し、前記保護クッションは前記偏光板の第2面に付着することを特徴とする請求項26に記載の表示装置。
JP2007033227A 2006-05-12 2007-02-14 表示装置用保護部材製造方法とその装置およびこれを利用した表示装置製造方法 Pending JP2007304562A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20060043075 2006-05-12
KR1020060102581A KR20070109772A (ko) 2006-05-12 2006-10-20 표시장치용 보호부재 제조 방법과 그 장치 및 이를 이용한표시장치 제조 방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007304562A true JP2007304562A (ja) 2007-11-22

Family

ID=38838498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007033227A Pending JP2007304562A (ja) 2006-05-12 2007-02-14 表示装置用保護部材製造方法とその装置およびこれを利用した表示装置製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20080062520A1 (ja)
JP (1) JP2007304562A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010110087A1 (ja) * 2009-03-24 2010-09-30 旭硝子株式会社 電子デバイスの製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120092580A1 (en) * 2010-10-13 2012-04-19 Microsoft Corporation Controlling spacing between display and reinforcement layer

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI225499B (en) * 1999-04-15 2004-12-21 Konishiroku Photo Ind Protective film for polarizing plate
US6857627B2 (en) * 2001-10-23 2005-02-22 Micron Technology, Inc. Inflatable bladder with suction for supporting circuit board assembly processing
TWI225551B (en) * 2002-04-18 2004-12-21 Nitto Denko Corp Polarization plate having optical compensation function and liquid crystal display device using the same
US20050068476A1 (en) * 2003-05-26 2005-03-31 Masato Okabe Polarizing plate, liquid crystal display using the same and method for manufacturing polarizing plate
US7749348B2 (en) * 2003-09-30 2010-07-06 Nitto Denko Corporation Method for manufacturing polarizing plate, polarizing plate, optical film and image viewing display
KR101237182B1 (ko) * 2004-12-21 2013-03-04 코닝 인코포레이티드 편광 제품 및 이의 제조방법
US7630022B1 (en) * 2005-09-20 2009-12-08 Thomas Baur Advanced liquid crystal tunable filters and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010110087A1 (ja) * 2009-03-24 2010-09-30 旭硝子株式会社 電子デバイスの製造方法
JPWO2010110087A1 (ja) * 2009-03-24 2012-09-27 旭硝子株式会社 電子デバイスの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20080062520A1 (en) 2008-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100719622B1 (ko) 필름 보호막 박리장치
KR101888158B1 (ko) 평판표시소자의 박형 유리기판의 합착라인 및 합착방법
CN101881901B (zh) 一种液晶显示器的生产线
US20090139662A1 (en) Separating device
WO2006121988A3 (en) Method for manufacturing liquid crystal display devices and devices manufactured thereby
TWI407522B (zh) 基板處理裝置及其清潔模組
JP4416108B2 (ja) 半導体ウェーハの製造方法
KR101332474B1 (ko) 클리닝 부재, 클리닝 기능 부착 반송 부재, 및 기판 처리장치의 클리닝 방법
JP2007304562A (ja) 表示装置用保護部材製造方法とその装置およびこれを利用した表示装置製造方法
KR20210137343A (ko) 표시 장치의 제조 장치 및 표시 장치의 제조 방법
JP2007162063A (ja) スパッタ装置および基板搬送用キャリア
JP2008096530A (ja) 光学フィルム貼付け方法、光学フィルム貼付け装置、及び表示用パネルの製造方法
CN107611057B (zh) 用于处理基板的装置和使用该装置的显示设备
KR20070109772A (ko) 표시장치용 보호부재 제조 방법과 그 장치 및 이를 이용한표시장치 제조 방법
JP5073309B2 (ja) フィルム除去方法およびフィルム除去装置
JP2004276131A (ja) 真空チャック
FR2895693A1 (fr) Appareil de collage de substrat pour un panneau d'affichage a cristaux liquides.
CN115383616B (zh) 研磨装置、研磨方法及硅片
JP2015202997A (ja) 基板、基板製造システム、剥離装置、基板製造方法および剥離方法
JP2010149965A (ja) 保護フィルム剥離装置および保護フィルム剥離方法
TWI448358B (zh) 研磨設備與液晶顯示裝置之研磨方法
JP2005238109A (ja) 基板洗浄装置、基板洗浄方法及び電気光学装置の製造方法
JP2008305951A (ja) 物品の固定ジグ
CN111136575A (zh) 基底支撑装置和使用该基底支撑装置抛光基底的方法
JP2003233079A (ja) 液晶表示装置の製造方法