JP2007303587A - ハブユニット軸受の内輪およびその製造方法 - Google Patents

ハブユニット軸受の内輪およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ハブユニット軸受の内輪として、泥水が侵入する等の腐食環境下で遅れ破損が生じず、耐久性が高いものを提供する。
【解決手段】SUJ2からなる素材を所定形状に加工した後、内輪軌道面10aと、ハブ12の凹周部14に外嵌される内周面10bに対して、軸方向の内輪軌道面10aが形成されている位置よりハブの先端側となる部分(図2でラインLより右側の部分、先端部)10cを除いた範囲で、高周波焼入れを行う。内輪軌道面10aの表層部Aの硬さと、内周面10bの先端部10cを除いた範囲の表層部Bの硬さをHRC54〜65とし、先端部10cの硬さをHRC40以下にする。
【選択図】図2

Description

この発明は、内側部材(車輪側部材を固定するフランジが、車軸を内嵌するハブに一体化され、前記ハブの外周面のフランジ側の端部に内輪軌道が形成され、前記外周面のフランジとは反対側の端部に凹周部が形成された部材)と、外側部材(車体側部材を固定するフランジが外輪に一体に形成された部材)と、内輪(内輪軌道を有し、内周面が前記凹周部に外嵌され、前記ハブの先端部をかしめることで、内側部材に固定されている部材)と、転動体と、を備えたハブユニット軸受に関する。
近年、自動車の燃費を向上するために、軽量化を目的とした車輪支持用軸受のユニット化が進んでいる。
図1は、ユニット化された車輪支持用軸受(ハブユニット軸受)の一例を示す断面図である。このユニットは、内側部材1と、内輪10と、外側部材2と、玉(転動体)3と、保持器4とで構成され、玉3が転動する軌道を二列備えている。
内側部材1は、軌道11aを有する内輪11、車軸を内嵌するハブ12、および車輪側部材8を固定するフランジ13が一体化されたものである。内輪10は、軌道10aを有し、内側部材1のフランジ13とは反対側の端部に設けた凹周部14に外嵌され、ハブ12の先端部12aをかしめることで固定されている。これらの軌道11a,10aが二列の内輪軌道を成している。
外側部材2は、二列の軌道21a,21bを有する外輪21と、車体の懸架装置(車体側部材)を固定するボルト穴22aが形成されたフランジ22とが一体に形成されたものである。
駆動輪側のハブユニット軸受では、等速ジョイントの軸をハブ12の先端部12a側から入れて、その先端をハブ12の基端部12bから突出させ、基端部12bでナットを締めるが、この場合には、内輪10の内側部材1への固定方法として、上述のように、ハブ12の先端部12aをかしめる方法を採用することで高い信頼性を確保することができる(例えば、下記の特許文献1を参照)。
このような複雑な形状を有する内側部材(フランジおよびハブ付き内輪)1および外側部材(フランジ付き外輪)2は、従来、0.5質量%程度の炭素を含有する中炭素鋼(S53C等)からなる素材を用い、熱間鍛造で所定形状に加工した後、軌道面の表層部を高周波焼入れにより硬化させ、次いで旋削、穿孔、研削等を行うことで製造されている。
一方、内輪10は、例えば、下記の特許文献2に記載されているように、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなる素材を用い、旋削により所定形状に加工した後、ずぶ焼きおよび焼戻しを行うことで製造され、硬さは表面から芯部までHRC54〜64とされている。ハブユニット軸受は、シール5を設けることで泥水などが内部に浸入することを防いでいるが、シール5が破損した場合、上述の方法で得られた内輪10は腐食されるだけでなく、鋼組織の内部に水素が侵入すると、腐食ピットを起点とした遅れ破壊を生じる可能性がある。
この遅れ破損に関連した記載としては、下記の特許文献2に、ハブ12の先端部12aをかしめる際に、内輪10の内周面が押し広げられることで内輪10にフープ応力が発生することと、このフープ応力による打ち傷などを起点としたクラックの発生(遅れ破損の発生)を防止するために、内輪10のフープ応力を300MPa以下に規制することが記載されている。
特開2003−156054号公報 特開2005−140181号公報
しかしながら、内輪10のフープ応力を300MPa以下に規制すると、ハブ12の先端部12aをかしめることによる内輪10の固定が不十分となり、予圧が不足したり、クリープが発生したりする恐れがある。
本発明は、このようなハブユニット軸受の内輪として、フープ応力を300MPa以下に規制しなくても、泥水が侵入する等の腐食環境下で遅れ破損が生じず、耐久性が高いものを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車輪側部材を固定するフランジが、車軸を内嵌するハブに一体化され、前記ハブの外周面のフランジ側の端部に内輪軌道が形成され、前記外周面のフランジとは反対側の端部に凹周部が形成された内側部材と、内周面が車体側部材を固定するフランジが外輪に一体に形成された外側部材と、内輪軌道を有し、前記凹周部に外嵌され、前記ハブの先端部をかしめることで、前記内側部材に固定されている内輪と、転動体と、を備えたハブユニット軸受を構成する前記内輪であって、高炭素クロム軸受鋼(SUJ1〜SUJ5)または機械構造用炭素鋼(S53C、S55C、S58C等)からなり、内輪軌道が形成されている位置より軸方向でハブの先端側となる部分の硬さはHRC40以下であり、前記内輪軌道面の表面硬さと、前記部分を除いた範囲での前記内周面の表面硬さは、HRC54〜65であることを特徴とするハブユニット軸受の内輪を提供する。
本発明のハブユニット軸受の内輪によれば、内輪軌道が形成されている位置より軸方向でハブの先端側となる部分(ハブがかしめ固定される側の端部)の硬さがHRC40以下であるため、泥水などの影響で腐食が発生しても、腐食ピットを起点とした遅れ破壊が生じ難い。
また、内輪軌道面の表面硬さと、前記部分を除いた範囲での前記内周面の表面硬さがHRC54〜65であるため、内輪軌道面に剥離が発生し難く、内周面とハブの凹周部との間に、フレッチングによる摩耗が生じ難い。
本発明のハブユニット軸受の内輪は、高炭素クロム軸受鋼または機械構造用炭素鋼からなる素材を所定形状に加工した後、内輪軌道面に対してと、前記内周面の、軸方向の内輪軌道が形成されている位置よりハブの先端側となる部分を除いた範囲に対して、高周波焼入れを行って、前記内輪軌道面の表面硬さおよび前記内周面の前記範囲での表面硬さをHRC54〜65とし、前記部分の硬さはHRC40以下とすることで得られる。
この方法によれば、高炭素クロム軸受鋼または機械構造用炭素鋼からなる素材を用い、高周波焼入れで部分的に表面を硬化させるため、各部で必要な硬さを低コストで実現できる。
なお、使用する鋼中の酸素含有率は、非金属介在物を低減させる観点から15ppm以下であることが好ましく、12ppm以下であることがより好ましい。また、硫黄含有率は、非金属介在物を低減させる観点から0.02質量%以下であることが好ましく、0.008質量%以下であることがより好ましいが、切削性の観点からは0.003質量%以上であることが好ましい。
本発明のハブユニット軸受の内輪によれば、泥水が侵入する等の腐食環境下で遅れ破損が生じず、耐久性が高いものとなり、フープ応力を300MPa以下に規制する必要がないため、ハブの先端部を十分な圧力でかしめ固定することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1のハブユニット軸受の内輪10を以下の方法で作製した。図2は、図1の部分拡大図であって、内輪10と、内側部材1を構成するハブ12の内輪10が固定されている部分を示す。
No. 1とNo. 2では、SUJ2からなる素材を所定形状に加工した後、内輪軌道面10aと、ハブ12の凹周部14に外嵌される内周面10bに対して、軸方向の内輪軌道面10aが形成されている位置よりハブ12の先端側となる部分(図2でラインLより右側の部分。以下、「先端部」と称する。)10cを除いた範囲で、高周波焼入れを行った。高周波焼入れ条件は、周波数40kHz、電流10A、電圧10kV、加熱温度900〜950℃とした。
これにより、内輪軌道面10aの表層部Aの硬さを、No. 1でHRC62、No. 2でHRC64とし、内周面10bの先端部10cを除いた範囲の表層部Bの硬さをHRC61とした。また、先端部10cの硬さは、No. 1でHRC28、No. 2でHRC40であった。
No. 3とNo. 4では、S53Cからなる素材を所定形状に加工した後、内輪軌道面10aと、ハブ12の凹周部14に外嵌される内周面10bに対して、先端部10cを除いた範囲で、No. 1と同じ条件にて高周波焼入れを行った。
これにより、No. 3では、内輪軌道面10aの表層部Aの硬さをHRC58とし、内周面10bの先端部10cを除いた範囲の表層部Bの硬さをHRC58とした。また、先端部10cの硬さはHRC18であった。No. 4では、内輪軌道面10aの表層部Aの硬さをHRC54とし、内周面10bの先端部10cを除いた範囲の表層部Bの硬さをHRC54とした。また、先端部10cの硬さはHRC20であった。
No. 5では、S53Cからなる素材を所定形状に加工した後、内輪軌道面10aに対して、No. 1と同じ条件にて高周波焼入れを行った。これにより、内輪軌道面10aの表層部Aの硬さをHRC59とした。先端部10cおよび内周面10bの表層部の硬さはHRC20であった。
No. 6では、SUJ2からなる素材を所定形状に加工した後、全面に対して、No. 1と同じ条件にて高周波焼入れを行った。これにより、内輪10の全表層部の硬さをHRC60とした。
No. 7では、S53Cからなる素材を所定形状に加工した後、全面に対して、No. 1と同じ条件にて高周波焼入れを行った。これにより、内輪10の全表層部の硬さをHRC58とした。
No. 8では、SUJ2からなる素材を所定形状に加工した後、840℃に0.5時間保持した後に油焼入れをする「ずぶ焼き」と、180℃に2時間保持する焼戻しを行った。これにより、内輪10の全体の硬さをHRC60とした。
このようにして得られたNo. 1〜8の内輪10を用い、図1のハブユニット軸受を組み立てて、下記の方法で、腐食性溶液に浸漬する試験と回転試験を行った。その結果を下記の表1に示す。なお、内側部材1を構成するハブ12の先端部12aの硬さをHRC25以下とし、この先端部12aを径方向外側に塑性変形させることにより、内輪10をハブ12の凹周部14にかしめ固定した。
<腐食性溶液に浸漬する試験>
ハブユニット軸受を、図3に示すように、内側部材1のハブ12の先端部12a側を下にして、ハブ12の先端部12aと内輪10の先端部10aを、容器6内の液体7に浸漬させて配置する。液体7の水位は、玉3の直下の位置とする。この液体7は、濃度が20質量%のチオシアン酸アンモニウム水溶液であり、液温を50℃にした。
そして、内輪10に割れ(軸方向に破断)が生じるまでの浸漬時間を測定した。また、160時間経過しても割れが生じない場合には、試験を終了して「割れが発生しない」と判断した。なお、この試験で内輪に割れが発生しないことは、内輪に遅れ破損が発生し難いことを意味する。
<回転試験>
No. 1〜5のハブユニット軸受を試験機に取り付け、ラジアル荷重5000N、アキシャル荷重3500N、回転速度1000min-1の条件で、1000万回転に至るまで回転させた。その後、試験機からハブユニット軸受を取り外して分解し、内輪10の内周面10bおよび軌道面10aに、摩耗発生などの損傷が発生しているかどうかを調べた。
Figure 2007303587
以上の結果から、本発明の実施例に相当するNo. 1〜4の内輪10は、腐食性溶液への浸漬試験で割れが生じることがなく、これらの内輪10を用いたハブユニット軸受による回転試験の結果も、損傷が発生せず、良好であった。
これに対して、No. 5の内輪10は、内周面10bに高周波焼入れをしていないため、表層部Bの硬さがHRC20と低く、この内輪10を用いたハブユニット軸受による回転試験時に、内輪10の内周面10bにフレッチングによる摩耗が生じた。また、No. 6〜8の内輪10は、先端部10cの硬さがHRC58〜60と硬いため、26〜45時間の浸漬で割れが発生した。
実施形態で作製したハブユニット軸受を示す断面図である。 図1の部分拡大図であって、内輪と、内側部材を構成するハブの内輪が固定されている部分を示す。 実施形態で行った腐食性溶液への浸漬試験の状態を示す図である。
符号の説明
1 内側部材
10 ハブと別体の内輪
10a 内輪軌道
10b 内輪の内周面
10c 内輪の先端部
11 ハブと一体の内輪
11a 内輪軌道
12 ハブ
12a ハブの先端部
12b ハブの基端部
13 フランジ
13a フランジのボルト穴
13b フランジの薄肉部
14 内輪を嵌める凹周部
2 外側部材
21 外輪
21a 軌道溝
21b 軌道溝
22a 懸架装置(車体側部材)を固定するボルト穴
22 フランジ
3 玉(転動体)
4 保持器
5 シール
6 容器
7 液体
8 車輪側部材

Claims (2)

  1. 車輪側部材を固定するフランジが、車軸を内嵌するハブに一体化され、前記ハブの外周面のフランジ側の端部に内輪軌道が形成され、前記外周面のフランジとは反対側の端部に凹周部が形成された内側部材と、
    車体側部材を固定するフランジが外輪に一体に形成された外側部材と、
    内輪軌道を有し、内周面が前記凹周部に外嵌され、前記ハブの先端部をかしめることで、前記内側部材に固定されている内輪と、
    転動体と、
    を備えたハブユニット軸受を構成する前記内輪であって、
    高炭素クロム軸受鋼または機械構造用炭素鋼からなり、
    内輪軌道が形成されている位置より軸方向でハブの先端側となる部分の硬さはHRC40以下であり、
    内輪軌道面の表面硬さと、前記部分を除いた範囲での前記内周面の表面硬さは、HRC54〜65であることを特徴とするハブユニット軸受の内輪。
  2. 車輪側部材を固定するフランジが、車軸を内嵌するハブに一体化され、前記ハブの外周面のフランジ側の端部に内輪軌道が形成され、前記外周面のフランジとは反対側の端部に凹周部が形成された内側部材と、
    車体側部材を固定するフランジが外輪に一体に形成された外側部材と、
    内輪軌道を有し、内周面が前記凹周部に外嵌され、前記ハブの先端部をかしめることで、前記内側部材に固定されている内輪と、
    転動体と、
    を備えたハブユニット軸受を構成する前記内輪の製造方法であって、
    高炭素クロム軸受鋼または機械構造用炭素鋼からなる素材を所定形状に加工した後、内輪軌道面に対してと、前記内周面の、軸方向の内輪軌道が形成されている位置よりハブの先端側となる部分を除いた範囲に対して、高周波焼入れを行うことにより、前記内輪軌道面の表面硬さおよび前記内周面の前記範囲での表面硬さをHRC54〜65とし、前記部分の硬さはHRC40以下とすることを特徴とするハブユニット軸受の内輪の製造方法。
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JP2013154697A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Ntn Corp 車輪用軸受装置およびその製造方法

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