JP2007301865A - ハニカムコア成形シートの製造方法、金型 - Google Patents
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Abstract
【課題】金型に設ける各成形領域の寸法をシート素材の肉厚を考慮した上で設定し、折畳工程において無理な曲げ力が作用することを防止し好適に折畳可能なハニカムコア成形シートの製造方法を提供する。
【解決手段】金型たる真空成形ロール4にシート素材3を密着させて、単位コア1aを半割した第1半割部21及び第2半割部22と、第1半割部21と第2半割部22との一端同士を接続し且つ単位コア1aの一方の端面に折り重なる第1被覆部23と、第2半割部22及び隣接する次点の単位コア1aの第1半割部21の他端同士を接続し且つ単位コア1aの他方の端面に折り重なる第2被覆部24とを備えたハニカムコア成形シート2の製造方法において、真空成形ロール4に設けた第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法「L」を、√3E+4t≦L≦√3E+6t(E:単位コア1aの一辺の長さ、t:シート素材3の厚み寸法)を満たす値に設定した。
【選択図】図8
【解決手段】金型たる真空成形ロール4にシート素材3を密着させて、単位コア1aを半割した第1半割部21及び第2半割部22と、第1半割部21と第2半割部22との一端同士を接続し且つ単位コア1aの一方の端面に折り重なる第1被覆部23と、第2半割部22及び隣接する次点の単位コア1aの第1半割部21の他端同士を接続し且つ単位コア1aの他方の端面に折り重なる第2被覆部24とを備えたハニカムコア成形シート2の製造方法において、真空成形ロール4に設けた第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法「L」を、√3E+4t≦L≦√3E+6t(E:単位コア1aの一辺の長さ、t:シート素材3の厚み寸法)を満たす値に設定した。
【選択図】図8
Description
本発明は、ハニカムコアを展開したハニカムコア成形シートを製造する方法、及び当該ハニカムコア成形シートを製造する際に使用される金型に関するものである。
近時、軽量でありながら適度な剛性を有し、自動車の内装材や断熱材等として適用可能な構造体として、略正六角柱状をなす複数の単位コアをハニカム状に配設してなるハニカムコア(はちの巣構造体)が注目されており、このような機械的物性に優れたハニカムコアを帯状のシート素材から切り目を入れることなく製造する技術も考えられている(特許文献1参照)。
特許文献1には、帯状のシート素材から形成したハニカムコア成形シートを適宜の手段で折り畳むことによりハニカムコアを製造する態様が開示されている。
具体的には、単位コアを半割した立体形状をなす第1半割部と、第1半割部と共同して単位コアを形成する第2半割部と、第1半割部と第2半割部との一端同士を接続し且つ単位コアの一方の端面に折り重なる第1被覆部と、第2半割部及び隣接する次点の単位コアの第1半割部の他端同士を接続し且つ単位コアの他方の端面に折り重なる第2被覆部とを備えたハニカムコア成形シートを、第1半割部と第2半割部とが対向して単位コアを形成するように、各部の境界部位に沿って順次略90度に折り畳むとともに重ね合わせる部位を適宜溶着させることにより、複数の単位コアがハニカム状に配設され且つ両端面をそれぞれ第1被覆部又は第2被覆部で被覆してなるハニカムコアを製造する態様が開示されている。
特表2002−531287号公報
しかしながら、特許文献1記載のものは、ハニカムコア成形シートの製造時に使用する金型については、真空成形ロール又はパンチングロールが好ましいとの示唆はされているものの、金型の具体的な形状や寸法については詳述されていない。そこで、金型(真空成形ロール又はパンチングロール)の外周面にハニカムコア成形シートの各部を成形する各成形領域を設けるにあたり、各成形領域の寸法をシート素材の肉厚を一切考慮せずにハニカムコアの形状にのみ着目して設定し、当該金型に帯状のシート素材を密着させてハニカムコア成形シートを製造した場合、当該ハニカムコア成形シートを各部の境界部位に沿って折り畳む段階において、各部の境界部位に無理な曲げ力が作用し易く、当該境界部位に損傷又は無理な曲げによるひずみが生じ、各境界部位のひずみが集積して製品全体として大きなひずみとなり、結果として、外観を損なうのみならず、本来の強度を発揮することができない実用性に欠けたハニカムコアが製造されるという問題が生じる。
このような問題は、金型の外周面に設ける各成形領域をハニカムコアの形状にのみ着目し、各成形領域の境界部位にシート素材の肉厚を考慮した折り代が確保されていないことに起因するものである。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、金型の外周面に設ける各成形領域の寸法を、シート素材の肉厚を考慮した上で設定することにより、各部の境界部位に折り代を確保し、折り畳み工程において各境界部位に無理な力が作用することを防止して、好適に折り畳むことが可能なハニカムコア成形シートを製造する方法、及びハニカムコア成形シートを製造する際に使用される金型を提供することにある。
すなわち、本発明に係るハニカムコア成形シートの製造方法は、略正六角柱状をなす複数の単位コアをハニカム状に配設してなり且つ各単位コアの両端面をそれぞれ第1被覆部又は第2被覆部で被覆したハニカムコアを帯状のシート素材から製造する工程において、前記シート素材から前記ハニカムコアを展開したハニカムコア成形シートを製造する方法であって、前記シート素材を金型に密着させて、前記単位コアを半割した第1半割部と、当該第1半割部と共同して前記単位コアを形成する第2半割部と、前記第1半割部と前記第2半割部との一端同士を接続し且つ前記単位コアの一方の端面に折り重なる前記第1被覆部と、前記第2半割部及び隣接する次点の単位コアの第1半割部の他端同士を接続し且つ単位コアの他方の端面に折り重なる前記第2被覆部とを少なくとも成形した前記ハニカムコア成形シートを製造する方法であり、前記金型に、前記第1被覆部及び第2被覆部をそれぞれ成形する第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域を少なくとも設け、これら第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法を式〔1〕を満たす値に設定していることを特徴とする。
√3E+4t≦L≦√3E+6t・・・式〔1〕
ここで、Lは第1被覆成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法であり、Eは各単位コアの一辺の長さであり、tはシート素材の厚み寸法である。
√3E+4t≦L≦√3E+6t・・・式〔1〕
ここで、Lは第1被覆成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法であり、Eは各単位コアの一辺の長さであり、tはシート素材の厚み寸法である。
本発明において、第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法のうち、略正六角形状をなす単位コアの対辺距離である「√3E」に加算する「4t〜6t」という値は、製造されるハニカムコア成形シートの第1被覆部及び第2被覆部が、それぞれ何れか一方の端部を第1半割部に連続して設けているとともに、他方の端部を第2半割部に連続して設けているため、これら第1半割部及び第2半割部との各境界部位にそれぞれ「2t〜3t」に相当する折り代を確保するという技術思想に基づいて設定した値である。
このようなものであれば、第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法をシート素材の肉厚を考慮した上で設定し、製造されるハニカムコア成形シートの各被覆部(第1被覆部、第2被覆部)と各半割部(第1半割部、第2半割部)との境界部位に、それぞれシート素材の厚み寸法の2倍から3倍の値に相当する折り代が形成されるため、この折り代によって折り畳む際に各境界部位に無理な力が生じることを回避し、ひずみを生じさせることなく好適に折り畳むことが可能なハニカム成形シートを製造することができ、その結果、各単位コアをハニカム状に整然と配列し本来の強度を発揮するハニカムコアの製造が可能となる。
この場合、第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法は、シート素材がフレキシブル性の高いものであれば√3E+4tに近い値に設定すればよく、一方、フレキシブル性の低いものであれば√3E+6tに近い値に設定すればよい。なお、第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法を、√3E+4tより小さい値に設定した場合には十分な折り代を確保することができず、折畳作業を好適に行うことができないという問題を招来し、一方、√3E+6tより大きい値に設定した場合には折り代を必要以上に確保することになり、折り目部分がごわつき、外観を損なうという不具合が生じる。
このような製造方法に好適に使用され、且つ前記寸法に設定した第1被覆部成形領域及び第2成形領域を設けた金型としては、真空源に接続され且つ前記シート素材を真空吸引可能な真空成形ロール、又は対向する位置に配され且つ前記シート素材を挟み込んでプレス可能な対をなすパンチングロールの少なくとも何れか一方、或いは対向する位置に配され且つ前記シート素材を挟み込んでプレス可能な対をなすプレス板の少なくとも何れか一方が挙げられる。
また、本発明に係る金型は、略正六角柱状をなす複数の単位コアをハニカム状に配設してなり且つ各単位コアの両端面をそれぞれ第1被覆部又は第2被覆部で被覆したハニカムコアを帯状のシート素材から製造する工程において、前記シート素材から前記ハニカムコアを展開したハニカムコア成形シートを製造する際に使用されるものであって、前記ハニカムコア成形シートが、成形される前記単位コアを半割した第1半割部と、当該第1半割部と共同して前記単位コアを形成する第2半割部と、前記第1半割部と前記第2半割部との一端同士を接続し且つ単位コアの一方の端面に折り重なる前記第1被覆部と、前記第2半割部と隣接する次点の単位コアの第1半割部との他端同士を接続し且つ単位コアの他方の端面に折り重なる前記第2被覆部とを備えたものであり、前記第1被覆部及び第2被覆部をそれぞれ成形する第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域を少なくとも設け、これら第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法を式〔1〕を満たす値に設定していることを特徴とする。
√3E+4t≦L≦√3E+6t・・・式〔1〕
ここで、Lは第1被覆成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法であり、Eは各単位コアの一辺の長さであり、tはシート素材の厚み寸法である。
√3E+4t≦L≦√3E+6t・・・式〔1〕
ここで、Lは第1被覆成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法であり、Eは各単位コアの一辺の長さであり、tはシート素材の厚み寸法である。
このような金型を使用することにより、上述した効果、つまり各境界部位に無理な力が生じることを回避し、ひずみを生じさせることなく好適に折り畳むことが可能なハニカム成形シートを製造することができるという効果を得ることができる。
以上説明したように本発明によれば、第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法をシート素材の肉厚を考慮した上で設定しているため、製造されるハニカムコア成形シートの各被覆部(第1被覆部、第2被覆部)と各半割部(第1半割部、第2半割部)との境界部位にそれぞれシート素材の厚み寸法の2倍から3倍の値に相当する折り代が確保され、この折り代の存在により各境界部位に沿って折り畳む作業を適切且つ容易に行うことが可能なハニカムコア成形シートを製造することができる。その結果、このようなハニカムコア成形シートを各境界部位で折り畳んでなるハニカムコアが製品全体としてひずみのない外観に優れたものとなる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るハニカムコア成形シートの製造方法は、シート素材を密着させてハニカムコアを展開したハニカムコア成形シートを製造する際に適用される金型に技術的特徴を有するものであり、以下、第1実施形態〜第3実施形態の各実施形態において、それぞれ異なる金型を適用している。
各実施形態において、ハニカムコア1、及び当該ハニカムコア1を展開したハニカムコア成形シート2は共通のものであり、先ず、これらハニカムコア1及びハニカムコア成形シート2について説明し、その後、各実施形態に係る金型について説明する。
ハニカムコア1は、図1〜図3(図1、図2、及び図3はそれぞれハニカムコア1の斜視図、図2のX方向矢視図、図2のY方向矢視図である)に示すように、略正六角柱状をなす複数の単位コア1aをハニカム状に配設したものであり、単位コア1aの一方の端面を第1被覆部23で被覆するとともに他方の端面を第2被覆部24で被覆したものである。
このようなハニカムコア1を展開したハニカムコア成形シート2は、図4及び図5(図4はハニカムコア成形シート2の部分斜視図であり、図5は図4のa―a線断面図である)に示すように、単位コア1aを半割した立体形状をなす第1半割部21と、第1半割部21と対をなし且つ共同して単位コア1aを形成する第2半割部22と、第1半割部21の一方の端部と第2半割部22の一方の端部とを接続し且つ単位コア1aの一方の端面に折り重なる第1被覆部23と、第2半割部22の他方の端部と隣接する次点の単位コア1aの第1半割部21の他方の端部とを接続し且つ単位コア1aの他方の端面に折り重なる第2被覆部24とを備えたものである。なお、以下では、図4におけるX方向を、ハニカムコア成形シート2の縦断方向として説明する。
第1半割部21は、断面視略台形状をなし、台形の上辺に相当する平面部21aと、この平面部21aの両側縁からそれぞれ斜め下方に傾斜させた対をなす傾斜部21bと、第1被覆部23に連続していない側の端部を閉塞し得るように前記平面部21aに対して略垂直な面をなす台形状の第1端面部21cとを一体に有するものである。そして、この第1半割部21をハニカムコア成形シート2の縦断方向に沿って所定ピッチで複数成形し、隣接する第1半割部21と第1半割部21との間に、各傾斜部21b同士を接続し且つ平面部21aと平行な接続部21dと、第1被覆部23に連続している側の端部を閉塞し得るように接続部21dに対して略垂直な面を有し且つ前記第1端面部21cを反転させた台形状をなす第2端面部21eとを成形している。以下の説明において、このような第1半割部21を縦断方向に所定ピッチで設けた領域を「第1半割部の列領域21X」と称す。
第2半割部22は、第1半割部21と略同一形状をなすものであり、台形の上辺に相当する平面部22aと、この平面部22aの両側縁からそれぞれ斜め下方に傾斜させた対をなす傾斜部22bと、第1被覆部23に連続していない側の端部を閉塞し得るように前記平面部22aに対して略垂直な面をなす台形状の第1端面部22cとを一体に有するものである。そして、この第2半割部22をハニカムコア成形シート2の縦断方向に沿って所定ピッチで複数成形し、隣接する第2半割部22と第2半割部22との間に、各傾斜部22b同士を接続し且つ平面部22aと平行な接続部22dと、第1被覆部23に連続している側の端部を閉塞し得るように接続部22dに対して略垂直な面を有し且つ前記第1端面部22cを反転させた台形状をなす第2端面部22eとを成形している。以下の説明において、このような第2半割部22を縦断方向に所定ピッチで設けた領域を「第2半割部の列領域22X」と称す。
第1被覆部23は、第1半割部21の平面部21a及び第2半割部22の平面部22aと略面一をなし且つハニカムコア成形シート2の縦断方向に沿って延伸する帯状のものである。この第1被覆部23によって第1半割部21の平面部21aと第2半割部22の平面部22aとが相互に接続されるとともに、第1半割部の列領域21X及び第2半割部の列領域22Xにそれぞれ成形した第2端面部21eと第2端面部22eとが相互に接続される。
第2被覆部24は、第2半割部の列領域22Xに形成した接続部22d及び次点の単位コア1aを形成する第1半割部の列領域21Xに形成した接続部21dと略面一をなし且つハニカムコア成形シート2の縦断方向に沿って延伸する帯状のものである。この第2被覆部24によって接続部22d、接続部21d同士が接続されるとともに、第2半割部22の第1端面部22cと次点の単位コア1aを形成する第1半割部21の第1端面部21cとが相互に接続される。
以下、このような形状を有するハニカムコア成形シート2を製造する各方法について詳述する。
〈第1実施形態〉
第1実施形態に係るハニカムコア成形シートの製造方法は、図6に示すように、第1半割部21、第2半割部22、第1被覆部23、及び第2被覆部24を備えたハニカムコア成形シート2を帯状のシート素材3から製造するハニカムコア成形シート製造機Xの一部を構成する金型として、シート素材3を真空吸引可能な真空成形ロール4を適用したものである。
第1実施形態に係るハニカムコア成形シートの製造方法は、図6に示すように、第1半割部21、第2半割部22、第1被覆部23、及び第2被覆部24を備えたハニカムコア成形シート2を帯状のシート素材3から製造するハニカムコア成形シート製造機Xの一部を構成する金型として、シート素材3を真空吸引可能な真空成形ロール4を適用したものである。
真空成形ロール4は、図7(同図は真空成形ロール4の断面を模式的に示す図である)に示すように、円筒状のロール本体41と、ロール本体41を貫通するように設けられ図示しない軸受けに支持されている回転軸42と、バネ等の付勢手段4Sによってロール本体41に向かって付勢され且つ一定の圧力でロール本体41の両端にそれぞれ添接する一対のサイドプレート43とを少なくとも備えたものである。なお、回転軸42を中空とし、この中空を利用してロール本体41を内部から冷却する媒体を循環させ得るようにしている。
ロール本体41は、図7及び図8(図8はロール本体41の外周面の一部展開図を模式的に示す図である)に示すように、外周面に、第1半割部の列領域21X、第2半割部の列領域22X、第1被覆部23、第2被覆部24をそれぞれ成形する第1半割部成形領域411、第2半割部成形領域412、第1被覆部成形領域413、第2被覆部成形領域414を備えたものであり、本実施形態では、それぞれロール本体41の周方向に沿って延伸する第1半割部成形領域411、第1被覆部成形領域413、第2半割部成形領域412、第2被覆部成形領域414をこの順でロール本体41の軸方向に反復して設けている。
第1半割部成形領域411には、第1半割部21の立体形状に相当する形状をなす第1突起部411aを所定ピッチで複数設けている。本実施形態では、複数の第1突起部411aをロール本体41の周方向に沿って所定ピッチで設けている。
また、第2半割部成形領域412には、第2半割部22の立体形状に相当する形状をなす第2突起部412aを所定ピッチで複数設けている。本実施形態では、複数の第2突起部412aをロール本体41の周方向に沿って所定ピッチで設けている。そして、図7のA領域拡大図に示すように、第1突起部411a及び第2突起部412aの少なくとも立ち上がり部(換言すれば各第1突起部411a及び第2突起部412aの根元)に、ロール本体41の径方向に延伸する吸引孔415を設け、これら各吸引孔415を、ロール本体41の一端から他端に亘って形成され両端を開口させた複数の吸引用横孔416に連通させている。本実施形態では、吸引孔415をロール本体41の外周面に設けた小貫通孔によって構成している。これら各吸引孔415が連通する複数の吸引用横孔416は、それぞれロール本体41の軸方向に沿って延伸する略直線状のものであり、これら複数の吸引用横孔416を、ロール本体41の周方向に沿って所定ピッチ離間させて設けている。そして、これら各吸引用横孔416の両端を、それぞれ対応する前記サイドプレート43に設けた真空用ポート43a(いわゆる「バキュームゾーン」)を介して真空源Vに接続し得るように構成し、ロール本体41の回動時に、ロール本体41の軸心方向に沿って真空用ポート43aと連通する位置に来た吸引用横孔416が真空用ポート43aを介して真空源Vに接続され、真空吸引されるようにしている。
第1被覆部成形領域413には、ロール本体41の周方向に沿って延伸し且つ展開した状態では略直方体状をなす突出部413aを設けている。そして、図7のA領域拡大図に示すように、この突出部413aの少なくとも立ち上がり部(換言すれば突出部413aの根元)にも吸引孔415を設けている。
第2被覆部成形領域414は、ロール本体41の周方向に沿って延伸する帯状のものであり、本実施形態ではこの第2被覆部成形領域414をロール本体41の外周面そのものから構成している。
また、図7に示すように、前記各突起部(第1突起部411a、第2突起部412a)の頂部及び突出部413aの頂部の高さ位置をロール本体41の両端部の円周面の高さ位置に略一致させている。これにより真空吸引時の空気の漏洩を防止している。なお、第1突起部411a、第2突起部412a、及び突出部413aは、ロール本体41にそれぞれ個別に取付可能なもの、又はロール本体41に一体に設けたもの何れであってもよい。前者の場合、各部(第1突起部411a、第2突起部412a、突出部413a)をロール本体41に取り付ける態様としては、各部(第1突起部411a、第2突起部412a、突出部413a)の底部にそれぞれアンカーを設け、各アンカーをロール本体41に設けた取付孔に打ち込む態様、又は各部(第1突起部411a、第2突起部412a、突出部413a)の底部にそれぞれねじ部を設け、各ねじ部をロール本体41に設けたねじ孔に螺合する態様が挙げられる。或いは、第1突起部411a又は第2突起部412aを所定ピッチで設けた帯状のプレート体を、ロール本体41の外周面に設けた溝等の取付部にそれぞれ係合させる等して取り付けるようにしてもよい。この場合、プレート体のうち、第1突起部411a又は第2突起部412aの立ち上がり部に、吸引用横孔416に連通し得る小貫通孔又はスリットを設け、これら小貫通孔又はスリットによって吸引孔を形成すればよい。他方、ロール本体41の略全周を被覆し得る単一のプレートに、第1半割部成形領域411、第1被覆部成形領域413、第2半割部成形領域412、第2被覆部成形領域414を設け、このプレートをロール本体41に適宜の手段で取り付けるようにしても構わない。
しかして、本実施形態に係る真空成形ロール4は、第1半割部成形領域411、第2半割部成形領域412、第1被覆部成形領域413、第2被覆部成形領域414の各寸法をシート素材3の厚み寸法を考慮した上で設定している。具体的には、図8に示すように、成形される各単位コア1aの一辺の長さを「E」、単位コア1aの高さ寸法を「T」、シート素材3の厚み寸法を「t」とした場合に、第1突起部411a及び第2突起部412aのうち、底面側の端部の寸法である「m1」、反底面(頂面)側の端部の寸法である「m2」、高さ寸法である「m3」、巾寸法である「m4」、及びピッチ寸法である「m5」を次のようにそれぞれ設定している。
m1=2E−(2/√3)t、
m2=E−(2/√3)t、
m3=(√3E/2)−(t/2)、
m4=T−2t、
m5=E+(2/√3)t、
そして、第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法(換言すれば第1突起部411aと第2突起部412aとの間の寸法)「L」を、以下の式〔1〕を満たす値に設定している。
√3E+4t≦L≦√3E+6t・・・式〔1〕
ここで、第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法「L」のうち、単位コア1aの対辺距離である「√3E」に加算する「4t〜6t」という値は、製造されるハニカム成形シート2の第1被覆部23及び第2被覆部24が、それぞれ何れか一方の端部を第1半割部21に連続して設けているとともに、他方の端部を第2半割部22に連続して設けていることに鑑み、図4に示すハニカムコア成形シート2のうち、第1半割部の列領域21Xと第1被覆部23との境界部位2a、第1被覆部23と第2半割部の列領域22Xとの境界部位2b、第2半割部の列領域22Xと第2被覆部24との境界部位2c、第2被覆部24と第1半割部の列領域21Xとの境界部位2d、これら各境界部位にそれぞれ折り代として2t〜3tに相当する寸法を確保するという技術思想に基づいて設定した値である。第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法は、シート素材3のフレキシブル性によって適宜設定される。具体的には、フレキシブル性が高い素材(換言すれば曲げ易い素材)であれば√3E+4tに近い値に設定すればよく、一方、フレキシブル性が低い素材(換言すれば曲げ難い素材)であれば√3E+6tに近い値に設定すればよい。一例を挙げると、曲げ弾性率が1000〜2000MPaの素材(例えばPE;ポリエチレン)であれば、第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法を√3E+4tに設定することが好ましく、曲げ弾性率が1500〜2000MPaの素材(例えばPP;ポリプロピレン)であれば、第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法を√3E+5tに設定することが好ましく、また、曲げ弾性率が3000〜5000MPaの素材(例えばPET;ポリエチレンテレフタレート、PC;ポリカーボネート)であれば、第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法を√3E+6tに設定することが好ましい。
m1=2E−(2/√3)t、
m2=E−(2/√3)t、
m3=(√3E/2)−(t/2)、
m4=T−2t、
m5=E+(2/√3)t、
そして、第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法(換言すれば第1突起部411aと第2突起部412aとの間の寸法)「L」を、以下の式〔1〕を満たす値に設定している。
√3E+4t≦L≦√3E+6t・・・式〔1〕
ここで、第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法「L」のうち、単位コア1aの対辺距離である「√3E」に加算する「4t〜6t」という値は、製造されるハニカム成形シート2の第1被覆部23及び第2被覆部24が、それぞれ何れか一方の端部を第1半割部21に連続して設けているとともに、他方の端部を第2半割部22に連続して設けていることに鑑み、図4に示すハニカムコア成形シート2のうち、第1半割部の列領域21Xと第1被覆部23との境界部位2a、第1被覆部23と第2半割部の列領域22Xとの境界部位2b、第2半割部の列領域22Xと第2被覆部24との境界部位2c、第2被覆部24と第1半割部の列領域21Xとの境界部位2d、これら各境界部位にそれぞれ折り代として2t〜3tに相当する寸法を確保するという技術思想に基づいて設定した値である。第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法は、シート素材3のフレキシブル性によって適宜設定される。具体的には、フレキシブル性が高い素材(換言すれば曲げ易い素材)であれば√3E+4tに近い値に設定すればよく、一方、フレキシブル性が低い素材(換言すれば曲げ難い素材)であれば√3E+6tに近い値に設定すればよい。一例を挙げると、曲げ弾性率が1000〜2000MPaの素材(例えばPE;ポリエチレン)であれば、第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法を√3E+4tに設定することが好ましく、曲げ弾性率が1500〜2000MPaの素材(例えばPP;ポリプロピレン)であれば、第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法を√3E+5tに設定することが好ましく、また、曲げ弾性率が3000〜5000MPaの素材(例えばPET;ポリエチレンテレフタレート、PC;ポリカーボネート)であれば、第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法を√3E+6tに設定することが好ましい。
このような真空成形ロール4を備えたハニカムコア成形シート製造機Xは、図6に示すように、真空成形ロール4に加えて、主として、シート素材供給装置5と、剥離ロール6と、巻取ロール7とを備えたものである。
シート素材供給装置5は、シート素材3を供給するものであり、例えば、シート素材押出機51と、ダイス52とから構成されたものである。なお、シート素材押出機51を、メイン押出機とサブ押出機とから構成し、ダイス52から2種3層のシート素材3を供給可能としてもよい。
剥離ロール6は、ハニカムコア成形シート2を真空成形ロール4から剥離するものであり、例えば真空成形ロール4に対して接離可能に設けられ、運転時には真空成形ロール4に近接し、停止時(緊急停止時も含む)には真空成形ロール4から離間するものである。なお、剥離ロール6を駆動軸として機能させ、この剥離ロール6の回動に従動して真空成形ロール4が回動するように設定してもよい。
巻取ロール7は、剥離ロール6によって真空成形ロール4から剥離したハニカムコア成形シート2を順次巻き取るものである。
次に、このようなハニカムコア成形シート製造機Xを用いて帯状のシート素材3からハニカムコア成形シート2を製造する方法及び作用について図6等を参照して説明する。
先ず、シート素材供給装置5のダイス52から熱可塑化状態にある膜状のシート素材3が回転する真空成形ロール4に逐次供給され、真空源Vに接続された真空成形ロール4の真空吸引作用によりロール本体41の外周面に設けた第1半割部成形領域411、第1被覆部成形領域413、第2半割部成形領域412、及び第2被覆部成形領域414に対応した凹凸形状を有するハニカムコア成形シート2を連続的に製造する。そして、剥離ロール6によって真空成形ロール4から剥離されたハニカムコア成形シート2は巻取ロール7に巻き取られる。その後、所定の工程(切断工程等)を経て、ハニカムコア成形シート製造機Xに連続的又は非連続的に設けた図示しないハニカムコア製造機によってハニカムコア成形シート2を前記各境界部位2a、2b、2c、2dに沿って順次略90度に折り畳むことにより、第1半割部21と第2半割部22とが対向して単位コア1aを形成するとともに、単位コア1aの一方の端面に第1被覆部23が折り重なり、単位コア1aの他方の端面に第2被覆部24が折り重なったハニカムコア1が製造される(図3参照)。なお、折り畳んだ状態において、第1半割部21の接続部21dと第2半割部22の接続部22dとを面的に重ね合わせ、第1被覆部23と第2半割部22の第2面端部b及び第1半割部21の第2端面部21eとを面的に重ね合わせ、第2被覆部24と第1半割部21の第1端面部21c及び第2半割部22の第1端面部22cとを面的に重ね合わせ、これら重ね合わせた部位を溶接等の適宜の手段によって一体的に固着することにより、堅牢なハニカムコア1となる。
しかして、真空成形ロール4を使用して製造したハニカムコア成形シート2は、前記各境界部位2a、2b、2c、2dにそれぞれシート素材3の厚み寸法(t)の2倍(2t)から3倍(3t)の値に相当する折り代が形成され、これら各境界部位2a、2b、2c、2dに沿って順次略90度に折り畳む際、図9(同図(a)は第1被覆部成形領域413の巾寸法を√3E+4tに設定した真空成形ロール4を使用して製造したハニカムコア成形シート2を境界部位2a、2bに沿って折り畳んだ状態を模式的に示す図であり、同図(b)は第1被覆部成形領域413の巾寸法を√3E+6tに設定した真空成形ロール4を使用して製造したハニカムコア成形シート2を境界部位2a、2bに沿って折り畳んだ状態を模式的に示す図である)に示すように、各境界部位2a、2b、2c、2dに形成した折り代により、これら各境界部位2a、2b、2c、2dに無理な曲げ力が生じることを回避し、各単位コア1aをハニカム状に整然と配列し、ひずみのない剛性に優れたハニカムコア1を製造することが可能となる。
このように、本実施形態に係るハニカムコア成形シート2の製造方法は、第1被覆部成形領域413及び第2被覆部成形領域414の巾寸法「L」を、√3E+4t≦L≦√3E+6tを満たす値に設定しているため、各被覆部成形領域413、414を利用して成形される各被覆部23、24と各半割部21、22との各境界部位2a、2b、2c、2dに、それぞれ単位コア1aの対辺距離である「√3E」に加算したシート素材3の肉厚の2倍から3倍の値に相当する折り代が形成されるため、この折り代の存在により各境界部位2a、2b、2c、2dに沿って折り畳む作業を適切且つ容易に行うことができ、製品全体としてひずみが生じることなく、しかも本来の強度を有効に発揮し得るハニカムコア1を製造することが可能となる。
特に、本実施形態では、金型として真空成形ロール4を適用しているため、シート素材3が熱可塑性樹脂のものである場合、この樹脂製のシート素材3を真空吸引することにより容易且つ適切にハニカムコア成形シート2を製造することができる。
なお、当該実施形態では、第1半割部成形領域411、第2半割部成形領域412、第1被覆部成形領域413、及び第2被覆部成形領域414をそれぞれロール本体41の周方向に沿って設ける態様を例示したが、これに限らず、第1半割部成形領域、第2半割部成形領域、第1被覆部成形領域、及び第2被覆部成形領域をそれぞれロール本体の軸方向に沿って設けても構わない。
〈第2実施形態〉
第2実施形態に係るハニカムコア成形シートの製造方法は、第1半割部21、第2半割部22、第1被覆部23、第2被覆部24を備えたハニカムコア成形シート2を帯状のシート素材3から製造するハニカムコア成形シート製造機AXの一部を構成する金型として、図10に示すように、対向する位置に配され且つシート素材3を挟み込んでプレス可能な対をなすパンチングロールA4a、A4bを適用した点で第1実施形態とは異なるものである。
第2実施形態に係るハニカムコア成形シートの製造方法は、第1半割部21、第2半割部22、第1被覆部23、第2被覆部24を備えたハニカムコア成形シート2を帯状のシート素材3から製造するハニカムコア成形シート製造機AXの一部を構成する金型として、図10に示すように、対向する位置に配され且つシート素材3を挟み込んでプレス可能な対をなすパンチングロールA4a、A4bを適用した点で第1実施形態とは異なるものである。
具体的に、各パンチングロールA4a、A4bは、図10及び図11(図11はパンチングロールA4a、A4bの外周面の一部展開図を模式的に示す図である)に示すように、ロール本体A41の外周面に、第1半割部成形領域A411、第2半割部成形領域A412、第1被覆部成形領域A413、第2被覆部成形領域A414を備えたものである。これら各成形領域A411、A412、A413、A414はそれぞれ前記第1実施形態に示す各成形領域411、412、413、414と同一形状をなし、対応する各部の寸法も同一の値に設定している。よって、第1被覆部成形領域A413及び第2被覆部成形領域A414の各巾寸法「L」を〈√3E+4t≦L≦√3E+6t(Eは各単位コア1aの一辺の長さであり、tはシート素材3の厚み寸法である)〉の条件を満たす値に設定している。
なお、図10に示す各パンチングロールA4a、A4bは、第1半割部成形領域A411、第2半割部成形領域A412、第1被覆部成形領域A413、第2被覆部成形領域A414をそれぞれロール本体A41の周方向に沿って設けたものであり、これら一対のパンチングロールA4a、A4bの軸間距離であるWを、{(D+d)/(2+t)}の値に設定している。ここで、「D」は、ロール本体A41の最大径、すなわち軸を挟んで対向する位置にある第1突起部A411a(又は第2突起部A412a或いは突出部A413a)の頂部間の距離であり、「d」は、ロール本体A41の最小径、すなわち軸を挟んで対向する位置にある第1突起部A411a(又は第2突起部A412a)同士の谷間に相当する底部間の距離である。このような軸間距離に設定することにより、同一形状及び同一寸法を有する一対のパンチングロールA4a、A4bを適用することが可能となる。
これら対をなすパンチングロールA4a、A4bを備えたハニカムコア成形シート製造機AXは、これらパンチングロールA4a、A4bに加えて、シート素材押出機A51及びダイスA52を有するシート素材供給装置A5と、シート素材供給装置A5から供給されたシート素材3を融点以下まで冷却する調温ロールA8とを少なくとも備えたものである。そして、シート素材供給装置A5から供給された熱可塑化状態にある膜状のシート素材3が回転する調温ロールA8により冷却され、引き続きパンチングロールA4a、A4b間に送り出され、これらパンチングロールA4a、A4bのプレス作用により第1半割部成形領域A411、第1被覆部成形領域A413、第2半割部成形領域A412、及び第2被覆部成形領域A414に対応した凹凸形状を有するハニカムコア成形シート2を連続的に製造する。
金型としてこのようなパンチングロールA4a、A4bを適用する利点は、シート素材3として、例えば剛性を高めるために熱可塑性樹脂に無機フィラー等の無機繊維を練り込んだもの等(FRP:繊維強化プラスチック)を採用した場合、このようなシート素材3は溶融時の抗張力が高いが故に第1実施形態に示した真空成形ロール4による真空吸引加工を施すことが不可能又は困難であるが、この種のシート素材3に対してパンチングロールA4a、A4bによって強制的にプレス加工を施すことができ、ハニカムコア成形シート2を製造することが可能である点が挙げられる。
また、シート素材3として金属板を適用する場合、この金属板をパンチングロールA4a、A4bによりプレス加工することによりハニカムコア成形シート2を製造することが可能である。なお、シート素材3として金属板を適用する場合、ハニカムコア成形シート製造機は、前記シート素材供給装置A5に替えてロール状に巻いた金属板を平板状にしてパンチングロールA4a、A4b間に送り出す送出装置を備えたものとなり、前記調温ロールA8は不要となる。
このようなパンチングロールA4a、A4bを金型として適用した場合であっても、前記第1実施形態と同様に、第1被覆部成形領域A413及び第2被覆部成形領域A414の巾寸法「L」を、√3E+4t≦L≦√3E+6tを満たす値に設定しているため、第1被覆部成形領域A413及び第2被覆部成形領域A414を利用して成形されるハニカムコア成形シート2の第1被覆部23、第2被覆部24と第1半割部21、第2半割部22との各境界部位2a、2b、2c、2dに、それぞれ単位コア1aの対辺距離である「√3E」に加算したシート素材3の厚み寸法の2倍から3倍の値に相当する折り代が形成されるため、この折り代の存在により各境界部位2a、2b、2c、2dに沿って折り畳む作業を適切且つ容易に行うことができ、製品全体としてひずみのないハニカムコア1を製造することが可能となる。
なお、対をなすパンチングロールのうち、一方のパンチングロールとして、外周面に設けた各成形領域(第1半割部成形領域、第2半割部成形領域、第1被覆部成形領域、第2被覆部成形領域)の各寸法を前記第1実施形態に示した値に設定したものを適用するとともに、他方のパンチングロールとして、外周面に設けた各成形領域の形状及び寸法を、一方のパンチングロールの各成形領域に嵌合する形状及び寸法に設定したものを適用しても構わない。
〈第3実施形態〉
第3実施形態に係るハニカムコア成形シートの製造方法は、第1半割部21、第2半割部22、第1被覆部23、第2被覆部24を備えたハニカムコア成形シート2を帯状のシート素材3から製造するハニカムコア成形シート製造機BXの一部を構成する金型として、図12に示すように、対向する位置に配され且つ前記シート素材3を挟み込んでプレス可能な対をなすプレス板B4a、B4bを適用した点で上記各実施形態とは異なるものである。
第3実施形態に係るハニカムコア成形シートの製造方法は、第1半割部21、第2半割部22、第1被覆部23、第2被覆部24を備えたハニカムコア成形シート2を帯状のシート素材3から製造するハニカムコア成形シート製造機BXの一部を構成する金型として、図12に示すように、対向する位置に配され且つ前記シート素材3を挟み込んでプレス可能な対をなすプレス板B4a、B4bを適用した点で上記各実施形態とは異なるものである。
具体的に、各プレス板B4a、B4bは、例えば一対のシャフトB4Sに支持され互いに接離する方向に移動可能な一対の基板B4cにそれぞれ設けられたものであり、一方のプレス板B4aに、第1実施形態に係る真空成形ロール4と略同様に第1半割部成形領域B411、第2半割部成形領域B412、第1被覆部成形領域B413、第2被覆部成形領域B414を備えたものである。これら各成形領域B411、B412、B413、B414はそれぞれ前記第1実施形態に示す各成形領域411、412、413、414と同一形状をなし、対応する各部の寸法も同一の値に設定している。よって、第1被覆部成形領域B413及び第2被覆部成形領域B414の各巾寸法「L」を〈√3E+4t≦L≦√3E+6t(Eは各単位コア1aの一辺の長さであり、tはシート素材3の厚み寸法である)〉の条件を満たす値に設定している。
他方のプレス板B4bは、前記一方のプレス板B4aに嵌合する形状、すなわち各成形領域B411、B412、B413、B414の凹凸形状を反転させた立体形状をなす各成形領域を設けたものである。このような対をなすプレス板B4a、B4bによってシート素材3を挟み込んでプレス加工することによりハニカムコア成形シート2が製造される。
このような対をなすプレス板B4a、B4bを用いたいわゆるバッチ式を採用することにより、シート素材3として、樹脂素材を採用した場合は勿論のこと、金属板を採用した場合であっても、対をなすプレス板B4a、B4bによって強制的にプレス加工を施すことによりハニカムコア成形シート2を好適に製造することが可能である。
また、このようなプレス板B4a、B4bを一部に備えたハニカムコア成形シート製造機BXであっても、前記各実施形態と同様に、第1被覆部成形領域B413及び第2被覆部成形領域B414の巾寸法「L」を、√3E+4t≦L≦√3E+6tを満たす値に設定しているため、各被覆部成形領域B413、B414を利用して成形されるハニカムコア成形シート2の各被覆部23、24と各半割部21、22との境界部位2a、2b、2c、2dに、それぞれ単位コア1aの対辺距離である「√3E」に加算したシート素材3の肉厚の2倍から3倍の値に相当する折り代が形成されるため、この折り代の存在により各境界部位2a、2b、2c、2dに沿って折り畳む作業を適切且つ容易に行うことができ、製品全体としてひずみのないハニカムコア1を製造することが可能となる。
以上に詳述した各実施形態に係る金型(真空成形ロール4、パンチングロールA4a、A4b、プレス板B4a、B4b)にシート素材3を密着させて製造したハニカムコア成形シート2を適宜の手段で折り畳んだハニカムコア1は、単体として使用することもできるが、何れか一方の端面又は両端面にバックシート又はライナーシートを貼り合わせることにより二層構造のシート体、又は三層構造のボード体として使用することによって尚一層剛性に優れ、汎用性に富むものとなる。
なお、本発明は、以上に詳述した各実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…ハニカムコア
1a…単位コア
2…ハニカムコア成形シート
21…第1半割部
22…第2半割部
23…第1被覆部
24…第2被覆部
3…シート素材
4…真空成形ロール
413、A413、B413…第1被覆部成形領域
414、A414、B414…第2被覆部成形領域
A4a、A4b…パンチングロール
B4a、B4b…プレス板
1a…単位コア
2…ハニカムコア成形シート
21…第1半割部
22…第2半割部
23…第1被覆部
24…第2被覆部
3…シート素材
4…真空成形ロール
413、A413、B413…第1被覆部成形領域
414、A414、B414…第2被覆部成形領域
A4a、A4b…パンチングロール
B4a、B4b…プレス板
Claims (8)
- 略正六角柱状をなす複数の単位コアをハニカム状に配設してなり且つ各単位コアの両端面をそれぞれ第1被覆部又は第2被覆部で被覆したハニカムコアを帯状のシート素材から製造する工程において、前記シート素材から前記ハニカムコアを展開したハニカムコア成形シートを製造する方法であって、
前記シート素材を金型に密着させて、前記単位コアを半割した第1半割部と、当該第1半割部と共同して前記単位コアを形成する第2半割部と、前記第1半割部と前記第2半割部との一端同士を接続し且つ前記単位コアの一方の端面に折り重なる前記第1被覆部と、前記第2半割部及び隣接する次点の単位コアの第1半割部の他端同士を接続し且つ単位コアの他方の端面に折り重なる前記第2被覆部とを少なくとも成形した前記ハニカムコア成形シートを製造する方法であり、
前記金型に、前記第1被覆部及び第2被覆部をそれぞれ成形する第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域を少なくとも設け、これら第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法を式〔1〕を満たす値に設定していることを特徴とするハニカムコア成形シートの製造方法。
√3E+4t≦L≦√3E+6t・・・式〔1〕
ここで、L:第1被覆成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法、
E:各単位コアの一辺の長さ、
t:シート素材の厚み寸法
である。 - 前記金型が真空源に接続され且つ前記シート素材を真空吸引可能な真空成形ロールである請求項1記載のハニカムコア成形シートの製造方法。
- 前記金型が対向する位置に配され且つ前記シート素材を挟み込んでプレス可能な対をなすパンチングロールの少なくとも何れか一方である請求項1記載のハニカムコア成形シートの製造方法。
- 前記金型が対向する位置に配され且つ前記シート素材を挟み込んでプレス可能な対をなすプレス板の少なくとも何れか一方である請求項1記載のハニカムコア成形シートの製造方法。
- 略正六角柱状をなす複数の単位コアをハニカム状に配設してなり且つ各単位コアの両端面をそれぞれ第1被覆部又は第2被覆部で被覆したハニカムコアを帯状のシート素材から製造する工程において、前記シート素材から前記ハニカムコアを展開したハニカムコア成形シートを製造する際に使用される金型であって、
前記ハニカムコア成形シートが、成形される前記単位コアを半割した第1半割部と、当該第1半割部と共同して前記単位コアを形成する第2半割部と、前記第1半割部と前記第2半割部との一端同士を接続し且つ単位コアの一方の端面に折り重なる前記第1被覆部と、前記第2半割部と隣接する次点の単位コアの第1半割部との他端同士を接続し且つ単位コアの他方の端面に折り重なる前記第2被覆部とを備えたものであり、
前記第1被覆部及び第2被覆部をそれぞれ成形する第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域を少なくとも設け、これら第1被覆部成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法を式〔1〕を満たす値に設定していることを特徴とする金型。
√3E+4t≦L≦√3E+6t・・・式〔1〕
ここで、L:第1被覆成形領域及び第2被覆部成形領域の巾寸法、
E:各単位コアの一辺の長さ、
t:シート素材の厚み寸法
である。 - 真空源に接続され且つ前記シート素材を真空吸引可能な真空成形ロールである請求項5記載の金型。
- 対向する位置に配され且つ前記シート素材を挟み込んでプレス可能な対をなすパンチングロールの少なくとも何れか一方である請求項5記載の金型。
- 対向する位置に配され且つ前記シート素材を挟み込んでプレス可能な対をなすプレス板の少なくとも何れか一方である請求項5記載の金型。
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