JP2007301448A - 籾摺精米設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】籾摺精米設備は、籾を籾摺処理する籾摺機(14)と、この籾摺機(14)により籾摺された処理米を精白処理する精米機(16)と、精米機(16)の精白度を制御する制御部とを備えて構成され、前記制御部は、精米作業終了間際の信号を検出すると、終了までの間、精米機(16)の精白度を上げるよう制御するものである。
【選択図】図1
Description
籾摺精米設備は、その一構成例についてのシステム展開図を図1に示すように、投入された穀粒を受ける投入ホッパ12と穀粒の取出が可能な白米タンク13が客室に臨んで設けられるほか、上記投入ホッパ12から受けた穀粒を上位排出する第1昇降機14eと、この第1昇降機14eから受けた穀粒を籾摺ロール14aによって籾摺りする籾摺機14と、この籾摺機14から受けた穀粒中の異物を振動選別するために選米出口15bと残米出口15cを前後端に配置した異物選別機15と、その選米出口15bから受けた穀粒を上位排出する第2昇降機16eと、この第2昇降機16eから玄米タンク16tに受けた穀粒を精米して上記白米タンク13に供給する精米機16と、これらを統括制御する制御部等から構成される。
上記構成の籾摺精米設備の運転制御は、図4の見取図に示す操作部11aに従い、投入コインがコイン処理部11bで処理され、餅利用時は餅ボタン11cを押し、「上白」「標準」「8ぶ」の中から好みの白度を選択する白度ボタン11dにより対応の精米処理が設定されて籾摺精米設備が起動される。
処理するべき籾全量について籾摺精米が終了に近づいた時点においては、制御部が籾摺精米終了間際であることを検出する信号に基づき所定時間の経過後に精米機が停止して籾摺精米設備の全ての装置が停止するまでの間、チャージタンク16cの一時貯留の初期精白処理米を含めて所定時間の精米処理を経た後に白米タンク13に全量を排出する。この時、精米機16の精白度は、玄米投入時は一定のままであるが、籾投入時は精白度を更に上げて稼動制御する。籾摺精米終了間際であることの検出は、投入ホッパ12の穀粒センサ12bのオフの検出によって判定し、また、玄米タンク下限センサ16bがオフ、コイン処理部11bにおける籾摺精米処理料金の全引去りの検出によって判定してもよい。
次に、籾摺精米設備を起動する際の米種判別に伴う制御処理について説明する。
投入ホッパ12の米種センサ12dによる籾・玄米の米種判別手段を備える籾摺精米設備において、その処理手順図を図5に示すように、利用者が白度ボタン11dを選択する前にその判別ができない場合(S1,S1a)は、ぶ搗き選択を可能として籾摺精米設備を起動(S2〜S5)し、「ぶ搗き」が選択されていても起動後の所定時間経過後の判別処理(S6)により籾の判別がされれば精米白度を「標準」に強制変更(S7)するとともに、対応のランプ表示をするように制御処理を構成する。
米種判別により籾と判別された場合は、玄米と異なる白度制御を行う。白度調節のための精白圧力については、例えば、圧力ゼロから最高圧までの精米圧力の設定位置を0〜15の範囲とした場合に、玄米の白度処理は、上白、標準、8ぶ、5ぶの各白度についてそれぞれ12,10,9,7の精米位置による圧力設定とし、これに対して、籾の白度処理は、上白、標準、8ぶ、5ぶの各白度についてそれぞれ13,12,10,9の精米位置による高めの圧力設定とする。
利用者がぶ搗きの白度選択をし、投入された米種が籾と判別されて籾摺精米設備が起動された後に少量処理であることが判別された場合は、少量の籾の籾摺精米によって白米中に籾の混入が比較的多くなるので、そのような事態を防止するために以下のように制御処理を行う。
次に、センサ異常時の籾摺精米設備の制御について説明する。
籾摺精米設備の起動後の所定時間以内に精米機上部の玄米タンク16tの満量を検知する玄米タンク満量センサ16fがオンした場合はそのセンサ信号によるインターロックを解除して処理を続行する。このように運転制御することにより、センサ異常による運転停止を回避して処理が続行され、故障停止回数を減らすことができる。
次に、玄米切換部の構成について説明する。
玄米切換装置14cは電動切換弁により構成され、昇降機投げ口14hから石抜機15に案内する穀粒を客室3側に戻す際に切換え制御される。従来、玄米切換装置14cと昇降機投げ口14hとは個別に構成され、昇降機投げ口14hに点検口を備え、ボルト締結のフランジ接続により複雑に構成され、また、メンテナンスの際は個々の取付け、取外し、および切換弁の軸合わせのために多くの工数を要していた。
次に、糠取出部の構成について説明する。
糠取出部16pは、その内部透過斜視図を図7に示すように、客室3に臨んで糠の移送ダクト16dを連通して構成し、そのまわりを囲んでフード16hを設ける。フード16hの底部は糠が通過可能な透過型に形成し、こぼれた糠が機械室内に入るように構成する。このように構成することにより、糠取出部16pに利用者が袋Bをセットして糠を持ち帰る際に糠がこぼれても客室3側に散乱することがなく、客室内の美化を保つことができる。
3 客室
11a 操作部
11b コイン処理部
12 投入ホッパ
12b 穀粒センサ
13 白米タンク
14 籾摺機
14e 昇降機
15 異物選別機(石抜機)
16 精米機
16a 排出路
16b 玄米タンク下限センサ
16c チャージタンク
16e 昇降機
16j 切替弁
16t 玄米タンク
Claims (2)
- 籾を籾摺処理する籾摺機(14)と、この籾摺機(14)により籾摺された処理米を精白処理する精米機(16)と、精米機(16)の精白度を制御する制御部とを備える籾摺精米設備において、
前記制御部は、精米作業終了間際の信号を検出すると、終了までの間、精米機(16)の精白度を上げるよう制御することを特徴とする籾摺精米設備。 - 籾又は玄米を投入する投入ホッパ(12)と、籾を籾摺処理する籾摺機(14)と、この籾摺機(14)により籾摺された処理玄米あるいは投入ホッパ(12)に投入した玄米を精白処理する精米機(16)と、該精米機(16)から排出通路に排出された精白米を白米タンク(13)に排出するかチャージタンク(16c)に排出するかを切替え可能に構成する排出路(16a)と、前記投入ホッパ(12)に籾を投入した場合には籾摺精米作業を行うとともに前記投入ホッパ(12)に玄米を投入した場合には玄米精米作業を行うよう制御する制御部とを備える籾摺精米設備において、
前記精米機(16)の精米作業の初期に前記排出路(16a)に排出された精白米は前記チャージタンク(16c)に貯留し、前記制御部が精米作業終了間際の信号を検出すると前記チャージタンク(16c)に貯留した精白米を再度前記精米機(16)に供給して精白処理する構成とし、前記チャージタンク(16c)に貯留する精白米の量は前記籾摺精米作業時が前記玄米精米作業時より多くなるよう前記排出路(16a)の切替え制御する構成としたことを特徴とする籾摺精米設備。
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JPS62110752A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-21 | 株式会社 山本製作所 | 定量精米方法 |
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JP2005262102A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Iseki & Co Ltd | 自動精米装置 |
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2006
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