JP2007301033A - プレフィルドシリンジのブリスター包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンジの装着性及び取り外し性の調和を図り、シリンジの破損防止を確保したブリスター包装体を提供すること。
【解決手段】シリンジが収容されるよう絞り形状に成形された収納部を備えた容器本体に、蓋材がシールされてなるブリスター包装体であって、
前記収納部に、シリンジ本体をアンダーカットとして嵌合するアンダー部を設け、
該アンダー部の開口部の幅を、前記シリンジ胴体の径より僅かに小さなものとし、
アンダー部に嵌合するシリンジの胴体部分に接触抵抗性を有する部材を設けたこと、
を特徴とするシリンジの脱落防止を確保したシリンジのブリスター包装体である。
【選択図】図2

Description

本発明は、予め薬液が充填されているいわゆるプレフィルドシリンジを収納するブリスター包装体に関する。
予め薬液を充填したシリンジ、いわゆるプレフィルドシリンジが知られている。このプレフィルドシリンジは、バレル(注射外筒)と、このバレルに挿入されるガスケットと、このガスケットに連結されたプランジャー(押し子)とを備え、バレル先端の注射針等の装着ノズルにキャップが取り付けられ、バレルとガスケットとにより囲まれる空間部に薬液等が収納されているシリンジであり、薬液を吸い取る作業を無くし、また薬剤の取り違えがないことから、近年多用されているものである。
このプレフィルドシリンジは、一般的には、バレルに薬液を充填した後、ガスケットを打栓して、次いで打栓されたガスケットにプランジャーロッドをネジ嵌合により組み立てられており、かくして組み立てられたプレフィルドシリンジは、落下等からの衝撃、或いは隣り合ったシリンジとの衝突からの衝撃を緩和するために、その一つ一つがトレー包装(ブリスター包装)されて流通に供されている。
かかるブリスター包装(ブリスターパック)は、輸送時の振動によるシリンジの緩み、プランジャーロッドの外れを防止し、また、シリンジの衝撃による破損防止を目的に用いられているものであり、一般的に、プレフィルドシリンジを全長方向に、アンダーカットとして嵌合固定するように保持する絞り形状、すなわちアンダー部を有する収納容器が用いられている(例えば、特許文献1または特許文献2等)。
そのために、収納容器としては、プレフィルドシリンジを嵌合、固定保持するために形状が崩れ得ない程度の硬度を有するプラスチック製のシート、フィルムを用いて絞り形状として構成され、プレフィルドシリンジを収納した容器の開口部を、剥離可能な封止部材である蓋材、例えば封止フィルムにより封止している。
通常、この絞り形状の収納容器にプレフィルドシリンジを固定保持するに当たっては、収納容器にアンダー部、すなわち、プレフィルドシリンジのシリンジ胴部をアンダーカットとして、該胴部を嵌合してシリンジを当接収納するアンダー部を形成する絞り形状突起部が設けられており、そのアンダー部にシリンジ胴部が嵌合され、固定保持する手段が採用されている。
この場合、アンダー部に嵌合されたシリンジ胴部は、ブリスター包装されたプレフィルドシリンジの輸送時の揺れにより簡単にアンダー部から脱落しないように、アンダー部として設けられた開口部、すなわちシリンジ胴部の挿入口の幅がシリンジ胴部の径よりもかなり小さなものとされている。したがって、ブリスター包装の収納部にプレフィルドシリンジを固定保持(装着)する場合には、大きな力が必要とされていた。
この装着時の大きな力は、そのままブリスターパックからプレフィルドシリンジの取り外す際にも必要とされ、その結果、ブリスターパックからプレフィルドシリンジを取り外し難い状態となり、取り外しに関する利便性が損なわれていた。また、取り外し難い故に、時としてプレフィルドシリンジが手から抜け落ちる事態が発生し、床面への脱落によるシリンジ破損が発生していた。
この点を防止するためには、アンダー部の開口部の幅をシリンジ胴部の径に比較してその差を僅かなものとすればよい。しかしながら、その場合には、逆にアンダー部からシリンジ胴部が容易に抜けるものとなり、ブリスター包装されたプレフィルドシリンジが輸送時の揺れ等によりアンダー部から外れてしまう問題がある。
また、このアンダー部からシリンジ胴部が容易に抜けてしまう事態は、ブリスターパック自体の床面への落下事故に際して、特に大きな問題とされる。すなわちプレフィルドシリンジが床面に対する落下衝撃により亀裂・破損の発生し易い部分は、シリンジ胴部の先端部分、すなわち肩部であり、落下衝撃によりブリスター包装されたシリンジがアンダー部から外れた結果、シリンジ肩部が床面と衝突することに起因するものである。
さらに、アンダー部からシリンジの外れの容易性は、シリンジの素材にも起因するものであった。すなわち、シリンジ素材としては、柔軟性のない材料、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、ポリカーボネート、環状ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド系樹脂のような硬質樹脂材料、或いはガラス等が使用されており、したがって、シリンジ胴部の表面は滑りやすいものであり、アンダー部から容易に脱落してしまうものであった。
これらの問題は、薬液を充填されていないシリンジ容器でも同様に生じていた。
このように、シリンジのブリスターパックにおける収納に際して、その装着性と取り外し性の調和を図り、シリンジの破損防止を確保したブリスターパックについての検討が積極的になされていないのが現状であった。
特開2001−104475号公報 特開平11−155948号公報
したがって本発明は、上記の現状を鑑み、シリンジのブリスター包装において、シリンジ胴部を絞り形状を有する収納容器のアンダー部へ嵌合するに当たって、その装着性及び取り外し性の調和を図り、シリンジの破損防止を確保したブリスター包装体を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するための、基本的構成である請求項1に記載の本発明は、シリンジが収容されるよう絞り形状に成形された収納部を備えた容器本体に、蓋材がシールされてなるブリスター包装体であって、
前記収納部に、シリンジ本体をアンダーカットとして嵌合するアンダー部を設け、
該アンダー部の開口部の幅を、前記シリンジ胴部の径より僅かに小さなものとし、
アンダー部に嵌合するシリンジの胴体部分に接触抵抗性を有する部材を設けたこと、
を特徴とするシリンジの脱落防止を確保したシリンジのブリスター包装体である。
より具体的な請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、シリンジ胴部の径が、アンダー部の開口部の幅より、0.5〜2mm大きいこと、すなわちアンダー部の開口部の幅をシリンジ胴部の径より僅かに小さなものとすることを特徴とするシリンジのブリスター包装体である。
さらに具体的な本発明は、接触抵抗性を有する部材が、シリンジラベル、粘着シート、またはエラストマー性シートであり、さらにそれらの表面にアクリル系粘着剤である接触抵抗剤を塗布したものからなる上記のシリンジのブリスター包装体である。
本発明が提供するシリンジのブリスター包装体は、シリンジのブリスターパックのアンダー部への装着時の挿入力(装着力)を小さなものとすると共に、取り外し時における力をそれより大きくすることができる。その結果、ブリスターパックの製造作業においては小さな力でシリンジ装着が可能となる一方、ブリスターパックの落下時にシリンジがアンダー部より外れにくいものであり、したがってシリンジの破損を防止しうる利点を有している。
また、ブリスターパックにおけるアンダー嵌合部を従来のものと比較して小さくすることが可能となることから、製造作業効率,成形効率が向上する。
その結果、特殊仕様のブリスター成形装置を使用せず、成形サイクルの短縮化が可能となる。また、アンダー嵌合部を小さく成形することでブリスターパックの材質の制約に選択性の幅が広がり、総合的に低コストなブリスター包装体の提供が可能となる。
以下に、本発明の詳細について、図面を参照にしながら説明する。
なお、以下はシリンジとしてプレフィルドシリンジを例に挙げ説明するが、薬液を充填されていないシリンジでも同様である。
図1は、本発明の実施例に基づくプレフィルドシリンジを収納したブリスター包装体より蓋材である封止フィルムを剥離した状態を示した平面概略図である。
すなわち、本発明が提供するプレフィルドシリンジを収納したブリスター包装体(ブリスターパック)1は、プレフィルドシリンジ3が嵌着収容されるよう絞り形状に作成された収納部10を備えた容器本体21に、蓋材である例えば封止フィルム(図示せず)がシールされてなるものであって、かかるブリスター包装体1のシリンジ収容部10は、プレフィルドシリンジの先端部31及びシリンジの基端胴部32の2箇所において嵌着収納する絞り形状アンダー部11及び12が形成されており、それぞれの該絞り形状アンダー部11、12にシリンジ先端部31及びシリンジ基端部の胴部32が嵌着収納(装着)されている。なお、22は、ブリスター包装体に対する蓋材である例えば封止フィルム101(図示せず)をシールするシール部である。
なお、本実施例においてはアンダー部11及び12は、プレフィルドシリンジの先端部31及びシリンジの基端胴部32の2箇所を嵌着収納するよう形成されているが、アンダー部の形成箇所はこれに限定されず、シリンジ3を保持するに適した箇所に適宜形成させることができる。
また、アンダー部の数は特に制限されるものではなく、プレフィルドシリンジを全長方向の一箇所に幅広く形成させたものであってもよい。
本実施例における本発明のブリスター包装体1は、プレフィルドシリンジ3の胴部をアンダーカットとして嵌合するアンダー部11及び12を設け、そのアンダー部の開口部の幅を、前記シリンジ胴体の径より僅かに小さなものとし、その上で、アンダー部に嵌合するシリンジの胴体部分の少なくともアンダー部の開口部に当接する箇所に、アンダー部の開口部の面との接触抵抗性を有する部材40を設けたものであり、その接触抵抗性により、アンダー部の開口部の径と、シリンジ胴体の径の差が小さなものであっても、アンダー部からシリンジの脱落が防止されていることとなる。
なお、プレフィルドシリンジ3は、バレル(注射外筒)5と、このバレルに挿入されるガスケット(図示せず)と、このガスケットに連結されたプランジャー(押し子)6とを備え、バレル先端の注射針等の装着ノズル7にキャップ8が取り付けられており、バレル内に薬液100(図示せず)等が充填されている。
本実施例におけるアンダー部におけるシリンジ胴部の嵌着保持(装着)の状態を、シリンジ先端部31のA−A線の拡大断面図として、第2図に示した。
すなわち本発明が提供するブリスター包装体1において、プレフィルドシリンジ3を収納する収納部10においては、特にシリンジ先端部31を嵌着収納するアンダー部11にあっては、その開口部の幅(a)は、シリンジ胴部の径(b)より僅かに小さなものとされている。すなわち、シリンジ胴部の径(b)と開口部の幅(a)との差(c)は小さなものである。
本発明にあっては、その開口部の幅とシリンジ胴部の径の差(c)が、0.5〜2mmの範囲程度の範囲内にあればよい。
この寸法の差が大きいものであれば、シリンジのアンダー部からの脱落は防止しうるものの、アンダー部への装着、取り外しに大きな力が必要となり、好ましいものではない。
通常、この差(c)が小さなものであると、アンダー部11に嵌着保持されたシリンジ3は、容易にアンダー部11から抜け出てしまうが、本発明においては、アンダー部11に嵌合するシリンジ3の胴体部分の少なくともアンダー部の開口部に当接する箇所15に、アンダー部の開口部の面との接触抵抗性を有する部材40を設けることにより、シリンジの外れ易さを防いでいる。
本実施例においては、この接触抵抗性を有する部材40としてシリンジ3の胴部全体をシールするラベル40が当該接触抵抗性を有する部材となる。
そのような接触抵抗性を有する部材としては、本実施例のラベルに限定されず、例えば粘着シート、エラストマー性シート、すべり止めゴムシート、塩化ビニールシート等を挙げることができ、また、ラベル表面に接触抵抗剤(例えば、粘着剤としてアクリル系、ゴム系、シリコン系、ウレタン系、オレフィン系等、またはノンスリップ剤としてアクリル系のノンスリップニス、アクリルウレタン系インキ等)を塗布したものを用いることができる。
また、接触抵抗性を有する部材40は、本実施例のように、アンダー部11とシリンジ3の接触面全体に設けたものでなく、少なくともアンダー部11の開口部に当接する箇所15に対応する、シリンジ3の胴部の相当箇所に設けたものであればよい。
そのように構成することにより、シリンジ3胴部の他の部分は滑らかなものとなっていることから、アンダー部11への装着性は良好なものであり、一旦アンダー部11にシリンジ胴部が嵌着保持された場合には、アンダー部11の開口部に当接する箇所15に付与されたシリンジとの接触抵抗性により、脱落が防止されることとなる。
その点を、図3に示した模式図により説明する。
図3の(I)は、アンダー部11にプレフィルドシリンジ3が嵌着されるステップにおける嵌着開始時の状態を模式的に示したものである。この場合にあっては、シリンジ3の胴部には、アンダー部11の開口部に当接する箇所15に対応する、シリンジ3の胴部の相当箇所に接触抵抗性を有する部材40として、例えば粘着テープが設けられている。
この状態ではアンダー部11の開口部を押し広げ、シリンジ胴部への嵌着が開始されるが、粘着テープが貼られていない未貼着部は、シリンジ胴部の径(b)と開口部の幅(a)との差(c)が小さなものであること、及びシリンジ胴部表面の滑らかさにより容易に小さな力でアンダー部に挿入していくことができる。
図3の(II)は、アンダー部11にプレフィルドシリンジ3が嵌着されるステップにおける、嵌着途中の段階の状態を模式的に示したものであり、上記の図3の(I)の状態がより進んだ状態である。
図3の(III)は、アンダー部11にプレフィルドシリンジ3が嵌着されるステップにおける、嵌着が完了した段階の状態を模式的に示したものである。
この段階において、シリンジ3胴部はアンダー部11への嵌着が完了し、その状態において、接触抵抗性を有する部材40である粘着テープを介して、シリンジ3とアンダー部11は固定され、シリンジ胴部の径(b)と開口部の幅(a)との差(c)が小さなものであっても、その固定によりアンダー部からの脱落が防止され、その結果シリンジの破損の発生を防止し得ることとなる。
以上のように、本発明が提供するシリンジのブリスター包装においては、シリンジ胴部を絞り形状を有する収納容器のアンダー部へ嵌着するに当たって、その装着性及び取り外し性の調和を図り、シリンジの破損発生の防止を確保したものであるが、その点を以下の試験例により示す。
試験例:ブリスターパックのアンダー部に対するプレフィルドシリンジの装着性及び取り外し性の検討
環状ポリオレフィン樹脂をシリンジ素材とする充填用量20mLのプレフィルドシリンジ(バレルの胴部の径:22mm、シリンジバレルの肉厚:1mm)に、生理食塩水を20mL充填し、上記の実施例に基づくブリスターパックのアンダー部への装着/取り外しを行い、その強度を測定した。
アンダー部の開口部として、シリンジ胴部の径(b)と開口部の幅(a)との差(c)がそれぞれ1.5mm及び2mmのものを作成し、シリンジの嵌着部分には、接触抵抗性を有する部材として、表中に記載のラベルをシールした。
なお、試験は、各シリンジについて3回行った。
その結果を下記表1中にまとめて示した。
Figure 2007301033
*1:50μmテープ(表面PETの粘着テープ)
*2:230μmテープ(表面PETの粘着テープ)
*3:240μmノンスリップコート(表面にウレタンインキをコートした粘着テープ)
*4:240μm両粘着テープ(表面に粘着剤をコートした両粘着テープ)
*5:280μm両粘着テープ(表面に粘着剤をコートした両粘着テープ)
以上に示した結果から判明するように、プレフィルドシリンジのブリスター包装において、アンダー部へシリンジを嵌着するに当たって、その装着性及び取り外し性の両強度のバランスが図れていることが理解される。
特に、検体G(接触抵抗性部材をアンダー部の開口部に当接する箇所のみの両サイドに設けたもの)にあっては、嵌着時の強度を小さくし、取り外し時の強度を大きくすることによって、嵌着の容易性と落下時の外れにくさが確保され、破損の発生を防止しうるものであった。
以上に記載したように、本発明が提供するシリンジのブリスター包装体は、ブリスターパックのアンダー部へのシリンジの装着時の挿入力(嵌着力)を小さなものとすると共に、取り外し時における力をそれより大きくすることができる。
したがってそれにより、シリンジの破損防止が図れるものである。
本発明の実施例に基づくプレフィルドシリンジを収納したブリスター包装体より蓋材である封止フィルムを剥離した状態を示した平面概略図である。 図1のA−A線の拡大断面図である。 アンダー部にプレフィルドシリンジが嵌着される状態を模式的に示した図である。(I)は嵌着開始時の状態を、(II)は嵌着途中の状態を、(III)は嵌着が完了した段階の状態を示したものである。
符号の説明
1 ブリスター包装体
10 収容部
11 アンダー部
12 アンダー部
15 開口部当接面
21 容器本体
22 シール部
31 シリンジ先端部
32 シリンジ基端部
33 シリンジ肩部
40 接触抵抗性部材
100 薬液

Claims (5)

  1. シリンジが収容されるよう絞り形状に成形された収納部を備えた容器本体に蓋材がシールされてなるブリスター包装体であって、
    前記収納部に、シリンジ本体をアンダーカットとして嵌合するアンダー部を設け、
    該アンダー部の開口部の幅を、前記シリンジ胴部の径より僅かに小さなものとし、
    アンダー部に嵌合するシリンジの胴体部分に接触抵抗性を有する部材を設けたこと、
    を特徴とするシリンジの脱落防止を確保したシリンジのブリスター包装体。
  2. シリンジ胴部の径が、アンダー部の開口部の幅より、0.5〜2mm大きいことを特徴とする請求項1に記載のシリンジのブリスター包装体。
  3. 接触抵抗性を有する部材が、シリンジラベル、粘着シート、またはエラストマー性シートである請求項1または2に記載のシリンジのブリスター包装体。
  4. 接触抵抗性を有する部材が、シリンジラベル、粘着シート、またはエラストマー性シートの表面に接触抵抗剤を塗布したものからなるものである請求項1、2または3に記載のシリンジのブリスター包装体。
  5. 接触抵抗剤が、アクリル系粘着剤である請求項4に記載のシリンジのブリスター包装体。
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