JP2007300543A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡単に所望する機能を実行させることができるようにする。
【解決手段】オンスクリーン表示制御部26は、リモートコントローラの既存のボタンに対応するショートカットボタンであって、ユーザにより所定の機能が割り当てられたショートカットボタンからなるショートカットメニューを表示部27に表示させる。受信部22は、リモートコントローラに設けられたショートカットボタンに対応するボタンが操作されたときに送信されてくる制御信号を受信する。処理実行部25は、制御信号により選択されたショートカットボタンに割り当てられている機能を実行する。本発明は、テレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、より簡単に所望する機能を実行させることができるようにした情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
近年、テレビジョン放送は、地上波アナログ放送から地上波デジタル放送に切り替えられつつある。地上波デジタル放送においては、より多くの機能を利用することができるようになり、テレビジョン受像機を遠隔操作するためのリモートコントローラに設けられるボタンの数、およびリモートコントローラにより実行させることのできる機能の数も増加傾向にある。
リモートコントローラに設けられるボタンには、電源の入り切り、音量の調節などを行うときに操作されるボタンのように、どのユーザにも頻繁に操作されるボタンがある一方で、ワイド切り替え、画質の調節、多画面表示などを行うときに操作されるボタンのように、ユーザによってその使用頻度が異なるボタンもある。
リモートコントローラに設けられるボタンの数が増えると、ユーザはリモートコントローラに設けられた多くのボタンから、所望する機能を実行させるためのボタンを探し出さなければならず、操作に時間がかかってしまう恐れがあった。逆に、リモートコントローラに設けられるボタンの数が減ると、リモートコントローラにより実行させることのできる機能の数も減るので、ユーザによっては、自分が頻繁に利用する機能をリモートコントローラによる操作で実行させることができなくなってしまう。
このように、リモートコントローラの操作により実行できる機能の数を増加させるとともに、リモートコントローラをより簡単に操作できるようにすることは困難であった。
そこで、ユーザが表示装置に表示された機能の一覧から所定のボタンに割り当てる機能を選択して登録することによって、表示装置を遠隔操作するためのリモートコントローラに設けられたボタンに所望する機能を割り当てることができるものもある(例えば、特許文献1参照)。この表示装置においては、リモートコントローラに設けられた所定のボタンが操作されると、そのボタンに割り当てられた機能が実行される。また、この表示装置のリモートコントローラの1つのボタンには、複数の機能を組み合わせて割り当てることができるようになされている。
また、表示装置だけでなく、他の装置も遠隔操作することができるリモートコントローラもある。そのようなリモートコントローラは、一般に学習リモートコントローラと称され、リモートコントローラに設けられた各ボタンに、表示装置または他の装置において実行される機能のうちの1つを割り当てることができるようになされている。
特開2000−197162号公報
しかしながら、上述した技術においては、リモートコントローラに設けられた所定のボタンに、ユーザの所望する機能を割り当てることはできるが、ユーザは、どのボタンにどの機能を割り当てたかを記憶しておく必要があり、各ボタンに割り当てられた機能を確認しながら操作することは困難であった。
また、学習リモートコントローラにおいては、ユーザはボタンに所望する機能を割り当てるために煩雑な操作を行わなければならなかった。さらに、学習リモートコントローラにおいては、学習リモートコントローラに装着されている電池が外されると、各ボタンに割り当てた機能を示す情報が消去され、その設定がリセットされてしまうため、ユーザは学習リモートコントローラに装着する電池を交換するたびに、各ボタンに所望の機能を割り当てるための操作を行わなければならなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より簡単に所望する機能を実行させることができるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理装置は、ユーザにより指定された所定の機能が割り当てられたボタン、文字、または画像からなるショートカットメニューの表示を制御する表示制御手段と、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像が選択されて機能が実行されるようにリモートコントローラが操作された場合、前記リモートコントローラから送信されてくる、ボタン、文字、または画像の選択を指示する制御信号を受信する受信手段と、受信された前記制御信号により選択が指示されたボタン、文字、または画像に割り当てられた機能を実行する実行手段とを備える。
前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像には、複数の機能が割り当てられるようにすることができる。
前記表示制御手段には、前記ショートカットメニューにおいて、現在の前記情報処理装置の状態において実行することができない機能が割り当てられているボタン、文字、または画像が、機能が割り当てられている他のボタン、文字、または画像とは異なる表示形式で表示されるように、前記ショートカットメニューの表示を制御させることができる。
情報処理装置には、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像に割り当てられた機能を示す情報を記録する記録手段をさらに設けることができる。
前記表示制御手段には、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像に割り当てることができる機能の一覧の表示をさらに制御させ、前記機能の一覧から選択された機能を、前記ショートカットメニューに表示される指定されたボタン、文字、または画像に割り当てる割り当て手段をさらに設けることができる。
前記表示制御手段には、前記リモートコントローラに設けられたボタンであって、前記ショートカットメニューが表示されていない場合、所定の処理を実行させるときに操作されるボタンのそれぞれに対応するボタン、文字、または画像からなる前記ショートカットメニューの表示を制御させ、前記受信手段には、前記ショートカットメニューが表示されている状態で、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像に対応する前記リモートコントローラに設けられたボタンが操作された場合、前記リモートコントローラから送信されてくる、操作された前記リモートコントローラに設けられたボタンに対応するボタン、文字、または画像の選択を指示する前記制御信号を受信させることができる。
本発明の一側面の情報処理方法またはプログラムは、ユーザにより指定された所定の機能が割り当てられたボタン、文字、または画像からなるショートカットメニューの表示を制御し、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像が選択されて機能が実行されるようにリモートコントローラが操作された場合、前記リモートコントローラから送信されてくる、ボタン、文字、または画像の選択を指示する制御信号の受信を制御し、受信された前記制御信号により選択が指示されたボタン、文字、または画像に割り当てられた機能を実行するステップを含む。
本発明の一側面においては、ユーザにより指定された所定の機能が割り当てられたボタン、文字、または画像からなるショートカットメニューの表示が制御され、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像が選択されて機能が実行されるようにリモートコントローラが操作された場合、前記リモートコントローラから送信されてくる、ボタン、文字、または画像の選択を指示する制御信号が受信され、受信された前記制御信号により選択が指示されたボタン、文字、または画像に割り当てられた機能が実行される。
本発明の一側面によれば、機能を実行させることができる。特に、本発明の一側面によれば、より簡単に所望する機能を実行させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理装置は、ユーザにより指定された所定の機能が割り当てられたボタン、文字、または画像からなるショートカットメニューの表示を制御する表示制御手段(例えば、図1のオンスクリーン表示制御部26)と、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像が選択されて機能が実行されるようにリモートコントローラが操作された場合、前記リモートコントローラから送信されてくる、ボタン、文字、または画像の選択を指示する制御信号を受信する受信手段(例えば、図1の受信部22)と、受信された前記制御信号により選択が指示されたボタン、文字、または画像に割り当てられた機能を実行する実行手段(例えば、図1の処理実行部25)とを備える。
前記表示制御手段には、前記ショートカットメニューにおいて、現在の前記情報処理装置の状態において実行することができない機能が割り当てられているボタン、文字、または画像が、機能が割り当てられている他のボタン、文字、または画像とは異なる表示形式で表示されるように、前記ショートカットメニューの表示を制御させる(例えば、図7のステップS47の処理およびステップS48の処理)ことができる。
情報処理装置には、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像に割り当てられた機能を示す情報を記録する記録手段(例えば、図1の記録部24)をさらに設けることができる。
前記表示制御手段には、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像に割り当てることができる機能の一覧の表示をさらに制御させ(例えば、図5のステップS13の処理)、前記機能の一覧から選択された機能を、前記ショートカットメニューに表示される指定されたボタン、文字、または画像に割り当てる割り当て手段(例えば、図1の制御部23)をさらに設けることができる。
前記表示制御手段には、前記リモートコントローラに設けられたボタンであって、前記ショートカットメニューが表示されていない場合、所定の処理を実行させるときに操作されるボタンのそれぞれに対応するボタン、文字、または画像からなる前記ショートカットメニューの表示を制御し(例えば、図7のステップS48の処理)、前記受信手段には、前記ショートカットメニューが表示されている状態で、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像に対応する前記リモートコントローラに設けられたボタンが操作された場合、前記リモートコントローラから送信されてくる、操作された前記リモートコントローラに設けられたボタンに対応するボタン、文字、または画像の選択を指示する前記制御信号を受信させる(例えば、図10のステップS71の処理)ことができる。
本発明の一側面の情報処理方法またはプログラムは、ユーザにより指定された所定の機能が割り当てられたボタン、文字、または画像からなるショートカットメニューの表示を制御し(例えば、図7のステップS48)、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像が選択されて機能が実行されるようにリモートコントローラが操作された場合、前記リモートコントローラから送信されてくる、ボタン、文字、または画像の選択を指示する制御信号の受信を制御し(例えば、図10のステップS71)、受信された前記制御信号により選択が指示されたボタン、文字、または画像に割り当てられた機能を実行する(例えば、図10のステップS73)ステップを含む。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した表示装置の構成例を示すブロック図である。
表示装置11は、例えばテレビジョン受像機などからなり、入力部21、受信部22、制御部23、記録部24、処理実行部25、オンスクリーン表示制御部26、および表示部27から構成される。また、制御部23と、記録部24、処理実行部25、およびオンスクリーン表示制御部26のそれぞれとは、IIC(Inter Integrated Circuit)バス28−1乃至IICバス28−3のそれぞれにより接続されている。
入力部21は、例えば、ボタン、スイッチなどから構成され、ユーザの操作に応じた制御信号を制御部23に供給する。
受信部22は、表示装置11を遠隔操作するためのリモートコントローラから送信されてきた制御信号を受信して制御部23に供給する。より詳細には、受信部22は、リモートコントローラから送信されてきた光信号である制御信号を受光して電気信号に変換し、電気信号に変換された制御信号を制御部23に供給する。
制御部23は、例えばマイクロプロセッサなどから構成され、表示装置11の全体を制御する。記録部24は、例えば不揮発性メモリなどから構成され、各種のデータ、プログラムなどを記録する。処理実行部25は、表示部27に表示される画像の画質の調整、再生される音声の音量の調整などの各種の処理を実行する。
オンスクリーン表示制御部26は、表示部27への画像の表示を制御する。例えば、オンスクリーン表示制御部26は、ユーザが各種の設定などを行うためのメニュー画面、所定の機能が割り当てられたショートカットボタンからなるショートカットメニューなどを表示部27にオンスクリーン表示させる。
ここで、ショートカットボタンとは、何段階かの操作を行うことにより実行される機能を1度の操作だけで行うためのいわゆるショートカットをいい、このショートカットボタンが選択されると、選択されたショートカットボタンに割り当てられている機能が実行される。
また、オンスクリーン表示制御部26は、例えば図示せぬチューナなどで受信された番組や、表示装置11に接続された他の装置から入力された画像を表示部27に表示させる。
表示部27は、例えば液晶ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどから構成され、オンスクリーン表示制御部26の制御に基づいて、番組やメニュー画面などの画像を表示する。
図2は、図1に示した表示装置11を遠隔操作するときに操作されるリモートコントローラの構成例を示す図である。
リモートコントローラ41には、表示装置11の電源の入り切りを行うときに操作される電源ボタン51、端子やチューナなどからの画像の入力を切り替えるときに操作される入力切替ボタン52、および表示装置11からの音声の出力を抑制するときに操作される消音ボタン53が設けられている。
また、リモートコントローラ41には、チャンネルを選局したりメニューの項目を選択したりするときに操作される数字ボタン54−1乃至数字ボタン54−12が設けられている。これらの数字ボタン54−1乃至数字ボタン54−12のそれぞれには、数字“1”乃至“12”がそれぞれ印字されている。なお、以下、数字ボタン54−1乃至数字ボタン54−12のそれぞれを個々に区別する必要のない場合、単に数字ボタン54と称する。
数字ボタン54の図中、下側には地上波アナログ放送される番組を受信するときに操作されるボタン55、地上波デジタル放送される番組を受信するときに操作されるボタン56、およびメニュー画面を表示させるときに操作されるメニューボタン57が設けられている。
さらに、メニューボタン57の下側には、表示装置11に表示されたカーソルを移動させるときなどに操作される十字ボタン58−1乃至十字ボタン58−4が設けられ、十字ボタン58−1乃至十字ボタン58−4のそれぞれに囲まれる位置には、ボタンの選択を決定するときに操作される決定ボタン59が設けられている。十字ボタン58−2の下には、音量を調節するときに操作される音量ボタン60およびチャンネルを選局するときに操作されるチャンネルボタン61が設けられている。
なお、以下、十字ボタン58−1乃至十字ボタン58−4のそれぞれを個々に区別する必要のない場合、単に十字ボタン58と称する。
ところで、ユーザがリモートコントローラ41の決定ボタン59を操作すると、表示装置11には例えば、図3に示すショートカットメニューが表示される。
図3では、ショートカットメニューには、ショートカットメニューの表示を消去させるときに操作されるボタン91、割り当てられた機能を実行させるときに操作されるショートカットボタン92−1乃至ショートカットボタン92−9(ショートカットボタン92−4乃至ショートカットボタン92−8は図示せず)が表示されている。
ボタン91には、文字“キャンセル”が表示されている。また、ショートカットボタン92−1乃至ショートカットボタン92−9のそれぞれには、各ショートカットボタンを選択するときに操作されるリモートコントローラ41の数字ボタン54に印字された数字、およびショートカットされて実行される機能を示す文字が表示されている。すなわち、ショートカットボタン92−1乃至ショートカットボタン92−3、およびショートカットボタン92−9のそれぞれには、文字“1:ワイド切替”、“2:省電力モード”、“3:ビデオ4”、および“9:消音”が表示されている。
例えば、ショートカットボタン92−1に表示されている文字“1:ワイド切替”における数字“1”は、ショートカットボタン92−1を選択するときに操作される数字ボタン54−1に印字された数字“1”を示しており、文字“ワイド切替”は、表示する画像のアスペクト比を変化させる機能を示している。
したがって、例えば図3に示すショートカットメニューが表示されている状態で、ユーザがリモートコントローラ41の数字ボタン54−1を操作すると、表示装置11はショートカットボタン92−1に割り当てられた機能を実行し、表示している画像のアスペクト比を変化させる。なお、以下、ショートカットボタン92−1乃至ショートカットボタン92−9のそれぞれを個々に区別する必要のない場合、単にショートカットボタン92と称する。
また、ショートカットメニューには、選択されたボタン91またはショートカットボタン92を指示するカーソル93が表示されている。ユーザは、リモートコントローラ41の十字ボタン58を操作することによりカーソル93を移動させて、ボタン91またはショートカットボタン92を選択することもできる。例えば、ユーザがカーソル93を移動させてボタン91を選択し、決定ボタン59を操作することによりその選択の決定を指示すると、ボタン91が選択されてショートカットメニューの表示が消去される。
このように、リモートコントローラ41の既存のボタンの操作により選択できるショートカットボタン92からなるショートカットメニューを表示させることで、リモートコントローラ41に新たにボタンを設けることなく、所望する機能を実行させることができる。換言すれば、リモートコントローラ41に設けられたボタンの数によらず、リモートコントローラ41の操作により任意の数の機能を実行させることができる。
さらに、ユーザがリモートコントローラ41のメニューボタン57を操作して表示装置11にメニュー画面を表示させ、十字ボタン58や決定ボタン59などを操作して、ショートカットボタン92に所定の機能を割り当てるためのショートカット登録画面の表示を指示すると、表示部27には、例えば図4に示すショートカット登録画面が表示される。
ショートカット登録画面の図中、左側には、ショートカットボタン92に所定の機能を割り当てる処理をキャンセルし、ショートカット登録画面の表示を消去するときに操作されるボタン121、機能を割り当てようとするショートカットボタン92を選択するときに操作されるボタン122−1乃至ボタン122−9(ボタン122−4乃至ボタン122−8は図示せず)が表示されている。
ここで、ボタン122−1乃至ボタン122−9のそれぞれは、機能を割り当てるショートカットボタン92として、ショートカットボタン92−1乃至ショートカットボタン92−9のそれぞれを選択するときに操作される。なお、以下、ボタン122−1乃至ボタン122−9のそれぞれを個々に区別する必要のない場合、単にボタン122と称する。
また、ショートカット登録画面の左側には、ボタン121またはボタン122−1乃至ボタン122−9のいずれかを選択するためのカーソル123が表示されている。図4では、カーソル123によりボタン122−1が選択されている。
ショートカット登録画面の図中、右側には、カーソル123により選択されているボタン122により示されるショートカットボタン92に割り当てられた機能を表示する領域124−1乃至領域124−3が設けられており、1つのショートカットボタン92に最大で3つの機能を組み合わせて割り当てることができるようになされている。
領域124−1乃至領域124−3のそれぞれには、文字“ビデオ1”、“なし”、および“なし”が表示されている。ここで、領域124−1における文字“ビデオ1”は、ショートカットボタン92に、1番目に割り当てられる機能として、入力として“ビデオ1”を選択する機能が割り当てられていることを示しており、領域124−2および領域124−3における文字“なし”は、2番目または3番目に割り当てられる機能として、ショートカットボタン92には機能が割り当てられていないことを示している。
したがって、カーソル123により選択されているボタン122−1により示されるショートカットボタン92−1には、入力として“ビデオ1”を選択する機能だけが割り当てられている。なお、以下、領域124−1乃至領域124−3のそれぞれを個々に区別する必要のない場合、単に領域124と称する。
領域124の図中、下側には、ショートカットボタン92に割り当てる機能を追加するときに操作されるボタン125、ショートカットボタン92に割り当てられた機能を削除するときに操作されるボタン126、およびショートカットボタン92に割り当てる機能を選択し直すときに操作されるボタン127が表示されている。ボタン125乃至ボタン127のそれぞれには、文字“機能追加”、“機能削除”、および“リセット”のそれぞれが表示されている。
また、ボタン125乃至ボタン127のそれぞれの下には、ショートカットボタン92に割り当てることができる機能の一覧である機能一覧128が表示されている。機能一覧128における1つの長方形は1つの機能を示しており、それぞれの長方形には機能を示す文字が表示されている。図4の例では、機能一覧128に表示されている機能を示す長方形のそれぞれには、文字“ビデオ1”、“ビデオ2”、“ビデオ3”、“ビデオ4”、“ビデオ5”、“消音”、“ワイド切替”、“画面メモ”、“2画面”、“番組表”、“アナログ”、“デジタル”、“スリープ”、“画面表示”、および“音質切替”のそれぞれが表示されている。
例えば、図4の例において、ショートカットボタン92−1に割り当てる機能として消音機能を追加させる場合、まずユーザは、リモートコントローラ41を操作してカーソル123を移動させ、ボタン122−1を選択させる。そして、ユーザは、リモートコントローラ41を操作して領域124−2およびボタン125を選択し、さらに、機能一覧128から文字“消音”が表示されている長方形を選択する。これにより領域124−2には文字“消音”が表示されて消音機能が追加される。
また、例えば、領域124に表示されている文字“ビデオ1”により示される、入力として“ビデオ1”を選択する機能を、ショートカットボタン92−1に割り当てられる機能から削除する場合、ユーザは、リモートコントローラ41を操作して領域124−1を選択し、さらにボタン126を選択すると、領域124−1には文字“なし”が表示されて、ショートカットボタン92−1にはどの機能も割り当てられていない状態となる。
さらに、例えばショートカットボタン92−1に割り当てる機能を選択し直したい場合、ユーザはリモートコントローラ41を操作してボタン127を選択すると、領域124−1乃至領域124−3のそれぞれには文字“なし”が表示され、ショートカットボタン92−1にはどの機能も割り当てられていない状態となる。
ユーザがリモートコントローラ41を操作して、図4に示したショートカット登録画面の表示を指示すると、リモートコントローラ41から表示装置11にはショートカット登録画面の表示を指示する制御信号が送信される。リモートコントローラ41から表示装置11にショートカット登録画面の表示を指示する制御信号が送信されると、表示装置11は、ショートカット登録画面を表示してショートカットボタン92に機能を割り当てる処理である登録処理を開始する。
以下、図5のフローチャートを参照して、表示装置11による登録処理について説明する。
ステップS11において、受信部22は、リモートコントローラ41から送信されてきた制御信号を受信して制御部23に供給する。
ステップS12において、制御部23は、ショートカットボタン92に割り当てることができる機能のうち、各ショートカットボタン92に既に割り当てられている機能と組み合わせて割り当てることのできない機能を選択不可に設定する。
記録部24には、ショートカットボタン92−1乃至ショートカットボタン92−9のそれぞれに割り当てられている機能を示す情報である機能情報が記録されており、制御部23は表示装置11の電源がオンされると、記録部24から機能情報を取得して、制御部23を構成するRAM(Random Access Memory)などに一時的に記憶する。
例えば、ショートカットボタン92−1に、入力として“ビデオ1”を選択する機能が割り当てられている場合、制御部23は、機能一覧128に表示される機能のうち、入力として“ビデオ1”乃至“ビデオ5”のいずれかを選択する機能、文字“アナログ”が表示されている、入力として地上波アナログ放送される番組を選択する機能、および文字“デジタル”が表示されている、入力として地上波デジタル放送される番組を選択する機能を、ショートカットボタン92−1に割り当てる機能として選択できないように、選択不可に設定する。
このように、制御部23は、記憶している機能情報を参照して、各ショートカットボタン92について、すでに割り当てられている機能と組み合わせて選択できない機能を、選択不可に設定する。そして、制御部23はショートカット登録画面に必要な画像データや情報などをオンスクリーン表示制御部26に供給する。
ステップS13において、オンスクリーン表示制御部26は、制御部23から供給された画像データおよび情報に基づいて表示部27を制御し、表示部27にショートカット登録画面を描画させて表示させる。
これにより、表示部27には、例えば図6に示すショートカット登録画面が表示される。なお、図6において、図4における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は省略する。
図6に示すショートカット登録画面では、カーソル123によりボタン122−1が選択されており、機能一覧128に表示されている機能のうち、ボタン122−1により示されるショートカットボタン92−1に割り当てられている機能に対して選択不可とされている機能が、他の機能とは異なる表示形式で表示されている。
すなわち、図6では、ショートカットボタン92−1には、領域124−1に表示された文字“ビデオ1”により示される、入力として“ビデオ1”を選択する機能が割り当てられている。そして、機能一覧128に示される機能のうち、入力として“ビデオ1”を選択する機能と組み合わせて選択することができない機能を示す文字“ビデオ1”、“ビデオ2”、“ビデオ3”、“ビデオ4”、“ビデオ5”、“アナログ”、および“デジタル”のそれぞれが表示されている長方形に斜線が付されている。
図5のフローチャートの説明に戻り、ショートカット登録画面が表示されると、ステップS14において表示装置11は、ユーザによるリモートコントローラ41の操作に応じてショートカットボタン92への機能の追加または削除を行い、登録処理は終了する。
例えば、図6の例において、ユーザがショートカットボタン92−1に消音機能を追加させるようにリモートコントローラ41を操作すると、リモートコントローラ41から表示装置11には、ショートカットボタン92−1に割り当てる機能として消音機能の追加を指示する制御信号が送信される。
受信部22は、リモートコントローラ41からの制御信号を受信して制御部23に供給し、制御部23は供給された制御信号に基づいて、ショートカットボタン92−1に割り当てる機能として消音機能が追加されるように記憶している機能情報を更新する。そして、制御部23は、更新した機能情報を記録部24に供給して記録させる。
このようにして、表示装置11はショートカット登録画面を表示し、ユーザの操作に応じてショートカットボタン92に所定の機能を割り当てる。
このように、ショートカット登録画面を表示し、ショートカットボタン92にユーザの所望する機能を割り当てることによって、ユーザは、どのショートカットボタン92にどの機能が割り当てられているかを確認しながらショートカットボタン92に所望する機能を割り当てたり、ショートカットボタン92に割り当てる機能を変更したりすることができる。
次に、図7のフローチャートを参照して、表示装置11がユーザの操作に応じてショートカットメニューを表示する処理である表示処理について説明する。この表示処理は、ユーザがリモートコントローラ41の決定ボタン59を操作し、リモートコントローラ41から表示装置11に決定ボタン59が操作された旨の制御信号が送信されると開始される。
ステップS41において、受信部22は、リモートコントローラ41から送信されてきた、決定ボタン59が操作された旨の制御信号を受信して制御部23に供給する。
ステップS42において、制御部23は表示部27にメニュー画面が表示されているか否かを判定する。ステップS42においてメニュー画面が表示されていると判定された場合、ステップS43に進み、表示装置11は操作に応じた処理を行い、表示処理は終了する。
表示部27にメニュー画面が表示されている場合、表示装置11はショートカットメニューを表示せずに、現在、表示部27に表示されているメニュー画面に対して、受信した制御信号に基づく処理を行う。例えば、メニュー画面におけるメニュー項目として、ショートカット登録画面を表示するための項目が選択されている場合、制御部23は、受信した制御信号に基づきメニュー項目の選択を決定し、オンスクリーン表示制御部26は、表示部27にショートカット登録画面を表示させる。
これに対して、ステップS42においてメニュー画面が表示されていないと判定された場合、ステップS44に進み、制御部23は表示部27にショートカットメニューが表示されているか否かを判定する。
ステップS44において、ショートカットメニューが表示されていると判定された場合、ステップS45に進み、オンスクリーン表示制御部26は表示部27を制御して、ショートカットメニューの表示を消去させ、表示処理は終了する。すなわち、表示部27にショートカットメニューが表示されている状態で、ユーザがリモートコントローラ41の決定ボタン59を操作すると、表示されているショートカットメニューは、その表示が消去される。
一方、ステップS44において、ショートカットメニューが表示されていないと判定された場合、ステップS46に進み、制御部23は、表示装置11の現在の状態において、選択できないショートカットボタン92があるか否かを判定する。
例えば、入力として“ビデオ4”が選択されており、ショートカットボタン92−1に入力として“ビデオ4”を選択する機能が割り当てられている場合、入力として“ビデオ4”が選択されている状態において、入力として“ビデオ4”を選択する機能を実行する必要はないので、入力として“ビデオ4”を選択する機能は選択できない機能とされ、選択できないショートカットボタン92があると判定される。
また、例えば、表示部27に2つの番組の画面がそれぞれ表示されており、ショートカットボタン92に表示する画像のアスペクト比を変化させる機能が割り当てられている場合、2つの番組の画面をそれぞれ表示している状態で画像のアスペクト比を変化させることはできないので、選択できないショートカットボタン92があると判定される。
ステップS46において選択できないショートカットボタン92がないと判定された場合、ステップS47の処理はスキップされてステップS48に進む。
これに対してステップS46において選択できないショートカットボタン92があると判定された場合、ステップS47に進み、オンスクリーン表示制御部26は、選択できないショートカットボタン92の描画の準備をする。
例えば、オンスクリーン表示制御部26は、表示装置11の現在の状態で選択することができないショートカットボタン92が他のショートカットボタン92と異なる表示形式で表示されるように描画の前処理を行う。
ステップS47において、選択できないショートカットボタン92の描画の準備がされるか、またはステップS46において選択できないショートカットボタン92がないと判定されると、ステップS48において、オンスクリーン表示制御部26は表示部27を制御して、表示部27にショートカットメニューを描画させて表示させ、表示処理は終了する。
これにより、表示部27には、例えば図3に示したショートカットメニューが表示される。また、例えば、図8に示すショートカットメニューを表示部27に表示するようにしてもよい。
図8に示すショートカットメニューは、割り当てられた機能を実行させるときに操作されるショートカットボタン151−1乃至ショートカットボタン151−4、およびショートカットメニューの表示を消去するときに操作されるキャンセルボタン152からなる。
また、ショートカットメニューには、選択されているショートカットボタン151−1乃至ショートカットボタン151−4、またはキャンセルボタン152を指示するカーソル153が表示されている。図8の例ではカーソル153によりキャンセルボタン152が選択されている。
ショートカットボタン151−1乃至ショートカットボタン151−4およびキャンセルボタン152のそれぞれは、リモートコントローラ41において十字ボタン58−1乃至十字ボタン58−4および決定ボタン59が配置されている位置関係と同じ位置関係で配置されて表示されている。すなわち、ショートカットボタン151−1乃至ショートカットボタン151−4およびキャンセルボタン152のそれぞれは、十字ボタン58−1乃至十字ボタン58−4および決定ボタン59のそれぞれに対応する位置に表示される。
また、ショートカットボタン151−1乃至ショートカットボタン151−4のそれぞれには、ショートカットされて実行される機能を示す文字“ビデオ4”、“消音”、“ワイド切替”、および“省電力モード”のそれぞれが表示され、キャンセルボタン152には文字“キャンセル”が表示されている。
このショートカットメニューにおいては、ショートカットボタン151−1乃至ショートカットボタン151−4のそれぞれに対応する十字ボタン58−1乃至十字ボタン58−4のそれぞれが操作されると、カーソル153が選択されたショートカットボタンを指示するように移動され、ショートカットボタン151−1乃至ショートカットボタン151−4のそれぞれに割り当てられた機能が実行される。
したがって、例えばユーザがリモートコントローラ41の十字ボタン58−1を操作すると、カーソル153がショートカットボタン151−1を指示するように移動されてショートカットボタン151−1が選択され、ショートカットボタン151−1に割り当てられた文字“ビデオ4”により示される機能、すなわち入力として“ビデオ4”を選択する機能が実行される。なお、以下、ショートカットボタン151−1乃至ショートカットボタン151−4のそれぞれを個々に区別する必要のない場合、単にショートカットボタン151と称する。
また、ショートカットメニューが表示されている状態で、ユーザがリモートコントローラ41の決定ボタン59を操作すると、キャンセルボタン152が選択されてショートカットメニューの表示が消去される。このように、図8に示したショートカットメニューにおいては、ショートカットボタン151およびキャンセルボタン152が、それらのボタンを選択するときに操作される十字ボタン58および決定ボタン59と対応する位置に表示されているので、ユーザはリモートコントローラ41のどのボタンを操作すれば、所望するショートカットボタンが選択されるかを容易に知ることができる。
さらに、ショートカットメニューにおいて、表示装置11の現在の状態では選択できないショートカットボタン151がある場合、そのショートカットボタン151は、例えば図9に示すように、他のショートカットボタン151とは異なる表示形式で表示される。なお、図9において、図8における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図9に示すショートカットメニューにおいては、ショートカットボタン151−1に斜線が付されており、他のショートカットボタン151−2乃至ショートカットボタン151−4とは異なる表示形式で表示されている。この場合、ユーザがショートカットボタン151−1に対応する十字ボタン58−1を操作してもカーソル153は移動されず、ショートカットボタン151−1が選択されないようになされている。
なお、図9においては、ショートカットボタン151に機能が割り当てられるようになされているが、ボタンに限らずショートカットメニューを構成する文字、画像などにショートカットされて実行される機能が割り当てられるようにしてもよい。
以上のようにして、表示装置11は、リモートコントローラ41に設けられたボタンに対応するショートカットボタン92からなるショートカットメニューを表示する。
このように、リモートコントローラ41に設けられたボタンに対応するショートカットボタン92からなるショートカットメニューを表示することで、ユーザはリモートコントローラ41に設けられたどのボタンを操作すればどの機能が実行されるかを視覚的に確認しながら操作することができ、より簡単に所望する機能を実行させることができる。
しかも、ショートカットボタン92を選択するときに操作される数字ボタン54は、ショートカットメニューが表示されていないときには、選局などをするときに操作される既存のボタンであるため、所望する機能を実行させるための新たなボタンをリモートコントローラ41に設ける必要がない。したがって、リモートコントローラ41に設けられるボタンの数を減らすことができ、リモートコントローラ41の操作性を向上させることができる。
従来の技術においては、リモートコントローラには割り当てようとする機能の数だけボタンを設けなければならないので、機能を割り当てるために設けられたボタンの数だけ制御信号としての光の発光パターンが必要であった。これに対して、表示装置11では、所望する機能をショートカットして実行させるときに既存のボタンを操作するようにしたので、リモートコントローラ41に新たにボタンを設ける必要がなく、したがって新たな制御信号の発光パターンを必要としない。
表示装置11にショートカットメニューが表示されている状態において、ユーザがリモートコントローラ41を操作してショートカットボタン92を選択して機能の実行を指示すると、リモートコントローラ41から表示装置11には、数字ボタン54が選択された旨の制御信号、すなわちショートカットボタン92の選択を指示する制御信号が送信される。
表示装置11は、リモートコントローラ41から制御信号が送信されてくると、制御信号により選択が指示されたショートカットボタン92に割り当てられた機能を実行する機能実行処理を開始する。以下、図10のフローチャートを参照して、表示装置11による機能実行処理について説明する。
ステップS71において、受信部22は、リモートコントローラ41から送信されてきた制御信号を受信して制御部23に供給する。
ステップS72において、制御部23は、受信部22から供給された制御信号により選択が指示されたショートカットボタン92に割り当てられた機能が、現在の表示装置11の状態で実行可能な機能であるか否かを判定する。すなわち、制御部23は、選択されたショートカットボタン92が、図7のステップS46の処理において、選択できないショートカットボタン92とされたか否かを判定する。
例えば、現在の表示装置11の状態が、入力として“ビデオ4”が選択されている状態であり、入力として“ビデオ4”を選択する機能が割り当てられているショートカットボタン92−1が選択された場合、制御部23は実行可能な機能ではないと判定する。
ステップS72において、実行可能な機能であると判定された場合、制御部23は記憶している機能情報を参照して、受信された制御信号により選択が指示されたショートカットボタン92に割り当てられた機能の実行を処理実行部25に指示し、処理はステップS73に進む。
ステップS73において、処理実行部25は制御部23に指示された機能を実行する。例えば、図3に示したショートカットメニューが表示されている状態で、ユーザが数字ボタン54−9を操作すると、リモートコントローラ41から表示装置11には、数字ボタン54−9により選択されるショートカットボタン92−9の選択を指示する制御信号が送信される。この制御信号が受信されると、制御部23は、記憶している機能情報を参照して、操作された数字ボタン54−9により選択されるショートカットボタン92−9に割り当てられた、音声を消音する機能の実行を処理実行部25に指示する。そして、処理実行部25は、制御部23の指示に基づいて再生している音声を消音する機能を実行する。
なお、より詳細には、制御部23は、ユーザにより指示された機能を実行するためのプログラムが記録されているアドレスを処理実行部25に供給する。処理実行部25は、制御部23から供給されたアドレスに基づいて、制御部23を介して記録部24からプログラムを取得して実行することにより、指示された機能を実行する。
また、ユーザにより選択されたショートカットボタン92に複数の機能が割り当てられている場合、処理実行部25は、選択されたショートカットボタン92に割り当てられている複数の機能を順番に実行する。
ユーザにより指示された機能が実行されると、ステップS74において、オンスクリーン表示制御部26は、表示部27に表示されているショートカットメニューの表示を消去させて、機能実行処理は終了する。
また、ステップS72において、実行可能な機能でないと判定された場合、ステップS75に進み、オンスクリーン表示制御部26は、選択された機能を実行できない旨のメッセージを表示部27に表示させて、機能実行処理は終了する。
この場合、ショートカットボタン92に割り当てられた機能は実行されないので、ショートカットメニューの表示は消去されない。したがって、ユーザがリモートコントローラ41を操作して新たにショートカットボタン92を選択し、機能の実行を指示すると、リモートコントローラ41から表示装置11に制御信号が送信されて機能実行処理が新たに開始される。
また、図9に示したショートカットメニューが表示されている状態で、ステップS72において実行可能な機能ではないと判定された場合、すなわちユーザによりショートカットボタン151−1が選択された場合、ステップS75において、オンスクリーン表示制御部26がメッセージを表示させず、カーソル153が移動されないようにし、機能実行処理が終了されるようにしてもよい。
このようにして、表示装置11は、リモートコントローラ41が操作されてショートカットボタン92が選択されると、選択されたショートカットボタン92に割り当てられた機能を実行する。
このように、選択されたショートカットボタン92に割り当てられた機能を実行することによって、ユーザは、ショートカットボタン92に所望する機能を割り当てておき、所望する機能を実行させるためのショートカットボタン92を選択するという簡単な操作だけで、所望する機能を実行させることができる。
以上のように、リモートコントローラに設けられたボタンの操作により選択できるショートカットボタンからなるショートカットメニューを表示するようにしたので、より簡単に所望する機能を実行させることができる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図11は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。パーソナルコンピュータ301のCPU(Central Processing Unit)311は、ROM(Read Only Memory)312、または記録部318に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM313には、CPU311が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU311、ROM312、およびRAM313は、バス314により相互に接続されている。
CPU311にはまた、バス314を介して入出力インターフェース315が接続されている。入出力インターフェース315には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部316、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部317が接続されている。CPU311は、入力部316から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU311は、処理の結果を出力部317に出力する。
入出力インターフェース315に接続されている記録部318は、例えばハードディスクからなり、CPU311が実行するプログラムや各種のデータを記録する。通信部319は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
また、通信部319を介してプログラムを取得し、記録部318に記録してもよい。
入出力インターフェース315に接続されているドライブ320は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア331が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記録部318に転送され、記録される。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、図11に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスクを含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア331、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM312や、記録部318を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインターフェースである通信部319を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
表示装置の構成例を示すブロック図である。 リモートコントローラの構成例を示す図である。 ショートカットメニューの表示例を示す図である。 ショートカット登録画面の表示例を示す図である。 登録処理を説明するフローチャートである。 ショートカット登録画面の表示例を示す図である。 表示処理を説明するフローチャートである。 ショートカットメニューの表示例を示す図である。 ショートカットメニューの表示例を示す図である。 機能実行処理を説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11 表示装置, 22 受信部, 23 制御部, 24 記録部, 26 オンスクリーン表示制御部, 27 表示部, 41 リモートコントローラ, 92−1乃至92−9,92 ショートカットボタン

Claims (8)

  1. ユーザにより指定された所定の機能が割り当てられたボタン、文字、または画像からなるショートカットメニューの表示を制御する表示制御手段と、
    前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像が選択されて機能が実行されるようにリモートコントローラが操作された場合、前記リモートコントローラから送信されてくる、ボタン、文字、または画像の選択を指示する制御信号を受信する受信手段と、
    受信された前記制御信号により選択が指示されたボタン、文字、または画像に割り当てられた機能を実行する実行手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像には、複数の機能が割り当てられている
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記ショートカットメニューにおいて、現在の前記情報処理装置の状態において実行することができない機能が割り当てられているボタン、文字、または画像が、機能が割り当てられている他のボタン、文字、または画像とは異なる表示形式で表示されるように、前記ショートカットメニューの表示を制御する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像に割り当てられた機能を示す情報を記録する記録手段をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像に割り当てることができる機能の一覧の表示をさらに制御し、
    前記機能の一覧から選択された機能を、前記ショートカットメニューに表示される指定されたボタン、文字、または画像に割り当てる割り当て手段をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記リモートコントローラに設けられたボタンであって、前記ショートカットメニューが表示されていない場合、所定の処理を実行させるときに操作されるボタンのそれぞれに対応するボタン、文字、または画像からなる前記ショートカットメニューの表示を制御し、
    前記受信手段は、前記ショートカットメニューが表示されている状態で、前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像に対応する前記リモートコントローラに設けられたボタンが操作された場合、前記リモートコントローラから送信されてくる、操作された前記リモートコントローラに設けられたボタンに対応するボタン、文字、または画像の選択を指示する前記制御信号を受信する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. ユーザにより指定された所定の機能が割り当てられたボタン、文字、または画像からなるショートカットメニューの表示を制御し、
    前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像が選択されて機能が実行されるようにリモートコントローラが操作された場合、前記リモートコントローラから送信されてくる、ボタン、文字、または画像の選択を指示する制御信号の受信を制御し、
    受信された前記制御信号により選択が指示されたボタン、文字、または画像に割り当てられた機能を実行する
    ステップを含む情報処理方法。
  8. ユーザにより指定された所定の機能が割り当てられたボタン、文字、または画像からなるショートカットメニューの表示を制御し、
    前記ショートカットメニューに表示されているボタン、文字、または画像が選択されて機能が実行されるようにリモートコントローラが操作された場合、前記リモートコントローラから送信されてくる、ボタン、文字、または画像の選択を指示する制御信号の受信を制御し、
    受信された前記制御信号により選択が指示されたボタン、文字、または画像に割り当てられた機能を実行する
    ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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